【大寒波ドキュメント・後半】大寒波の置きみやげ 2016年1月25日
40~50年に一度の寒波の影響は強大で、24日には石垣島とその周辺離島を結ぶフェリーが全便欠航となりました。冬場に全便欠航するなんて記憶にありません。
もちろん風車のツアーも中止です。お客様にとっては残念な結果になりましたが、波浪警報も発令されていたので仕方ないかもしれませんね。
昨日に引き続き、大寒波が到来した西表島の様子をご紹介します。
◆1月24日 早朝の浜辺を歩く
これまでも寒波が来る度に「寒さのため魚が砂浜に打ち上げられました。」というニュースが伝えられてきました。
魚が仮死状態になるほど寒いと、私たち人間にとってもかなり厳しい(寒い)状況です。外出は避け、家にこもり背中を丸めてひたすら暖を取ります。
しかし、今回は数十年に一度という別格の寒波ということもあり、夜明け前に浜辺へ向かいました。剣道でいうところの「寒稽古」のノリです。
後で調べたらその時の気温は10℃だったそうですが、強力な北風がビュンビュンあたる海岸での体感温度は完全に10℃以下です。あっという間に耳がちぎれるほど冷たくなり、指先もかじかんでしまいます。
「これぞ寒波じゃ!」と、寒くて辛いくせに、まんざらでもないのが不思議です。
波打ち際には小さな魚が何匹か打ち上げられていましたが、期待するほどではありません。大きいものはすでに拾われてしまったのでしょうか?
そして、なぜかインスタントのラーメンの袋を発見。バーコードには国番号69とありましたので、どうやら中国から流れ着いたみたいです。
上海のスーパーで買い物を済ませて家に帰る独身サラリーマン → たまたまコケる → 買い物袋からインスタントラーメンが川(おそらく黄浦江)に落ちる → どんどん川を下り海に出る → 東シナ海を漂う → 西表島の浜辺に流れ着く…
そんなことを考えながら再び歩き出したけど、持って帰るほどの魚は見つかりませんでした。
ちなみに右側の白いタキシード姿で左ジャブを決めてる男性を調べてみたら、やはり中国の俳優で胡海泉(フー・ハイチュアン)さんという方でした。
ググってみると、アナウンサーの宮根誠司さんにそっくりだという記事も見つけました。確かに似てますね!
◆1月24日 一日家でのんびり家族と過ごす
悪天候、船の欠航、ツアー中止、そして日曜ということもあり、心置きなく仕事を休むことに決めました。
内地だと休日はイオンタウンに出かけてブラブラ歩き、フードコートで銀だこをつつきながらおしゃべりを楽しんだりするのでしょうが、ここ西表島ではそうもいきません。
船が欠航すれば物流も停止して、島には一切の物資が届きません。スーパーに行く用もなければ、外を出歩くわけでもありません。
海岸を散策した後は暖かい部屋でダラダラしながら、年末年始に撮りだめていたビデオを観て一日が終了。厳寒の寒さ(私にとっては)とは反対に、私自身は心も体も温かい休日を過ごしました。
ただ一つ、奄美大島で雪が降ったというニュースには少々ジェラシーを覚えました。
西表島もこんなに寒いのにぃー!ヽ(`Д´)ノプンプン
◆1月25日 まだまだ続く寒さ
この日も朝一番から魚を探しに浜辺へ出かけました。
なんせ明日からは気温が上昇し、木曜日の最高気温はなんと26℃の予想です。夏日です!
つまり、次にこの「寒波」を体験できるのは何年後?何十年後?いつの日になるかわからないほど遠い未来の話かもしれないのです。
気温8℃。「数十年に一度」というキーワードにときめく私にとっては快感すら覚える寒さです。
そして昨日と同じ海岸を歩いてみると、昨日よりも多くの魚が打ち上げられていました。丸一日以上、つめたーい海で耐えた南国の魚たちでしたが、ついにギブアップしたのでしょう。
しかし、やはりどれもサイズは小さめ。ウミヘビも写真ではわかりづらいですが、体長わずか20センチほどです。
やっぱりダメか~…。
うなだれながら帰ろうとしたその時、今までとは明らかに大きさの異なる、晩御飯には十分なサイズの魚を発見したのです。しかも私の好きなミーバイを!
直前まで小さな魚たちを気の毒に思っていたくせに、一気にテンションアップです!
結局、おかずにできるサイズはこのミーバイ一匹だけでしたが気分は上々。娘が学校から帰ってきたらふんぞり返って自慢しようと思います。
◆まとめ・大寒波を体験して
- 早起き必須!いの一番に海岸を歩く者は果報あり!
- 暖は火で取るべし、エアコンでは限度あり!
- 灯油を切らすことなかれ!
- 南国の雪が見たけりゃ難儀せずこまめに空を見上げるべし!
- 寒いからといって昼寝をし過ぎることなかれ、一人の夜は寂しかれ(特に小学生)
【大寒波ドキュメント・前半】西表島に雪よ降れ! 2016年1月24日
平成28年1月23日から、西表島、石垣島も稀に見る寒波に見舞われています。
ここ西表島でも、一冬に数回は気温が12℃位にまで下がってストーブが大活躍する日がありますが、今日のテレビやラジオの報道によると、今回の寒波は尋常ではない、全国的にみても40~50年に一度レベルの寒波であると警戒モードで伝えられていました。
沖縄へ移住して17年。
耳たぶがちぎれるほどの寒さを忘れてしまった私にとって、このニュースは心配というより「西表島にも雪が降るかも!?」と内心ワクワクしてしまいました。
◆1月22日 石垣島に宿泊
22日は石垣島での銀行や役所まわり、図書館へ本の返却などの用事を済ませて、そのまま宿泊しました。
次の日にお店の買い出しをして最終の船で西表島へ帰る予定でしたが、寒波の影響で海は大時化。波浪警報も発令され、台風以外で欠航することは無いと言われていた西表島の大原航路がお昼からストップしてしまいました。史上初の出来事です。
そのため、ホテルでの朝食を済ませ急きょ、西表島に帰ることにしました。
買い出しもまだだったので23日も石垣島に泊まろうかと思ったのですが、次の日に石垣島マラソンが開催される関係でどこのホテルも満室状態。
また、経験したことのない大寒波の影響で航路がいつ再開するかもわからないので無理は禁物と判断。残念ですが西表島へ帰ることにしました。
◆1月23日 午前11時
欠航前の最終便である石垣港11時発の大原港行きの船は、すでに時化の影響で出発早々に大揺れです。乗り物に弱い方にとっては「試練」のような状態。これから欠航するのも納得です。
冬場は北風の影響で西表島の北側を目指す上原航路は頻繁に欠航します。かたや大原航路は西表島の山々が北風をさえぎってくれるので、台風以外で欠航することはありません。という今までの常識が覆された日でした。
◆西表島に無事到着!
大原港に到着すると、その船は折り返して石垣島への最終便となります。
港の待合所には西表島での観光を途中で切り上げたと思われる観光客の方たちが大勢船を待っていました。これは台風の接近により急いで島を出ていく夏の光景とまったく同じです。
島の人たちは初めての事に少しテンションが上がっていて、船会社の方も「冬に大原港が欠航するのは初めてだよ。」と言っていました。たしかに私も17年間の西表島生活でこのような記憶はありません。
上原港、大原港、どちらの航路も欠航になると西表島内の交通量は一気に減り、台風前と同じ静けさになりました。とはいえ、台風のケースと明らかに違うのは今が冬ということです。
◆南国の防寒対策
ここで今回の大寒波を迎えるにあたり、我が家が行った最大級の防寒対策をご紹介します。
- ファンヒーターの灯油を満タン(約4リットル)にする
- ホットカーペットを押し入れから出す
- スキー用の靴下を一日中しっかり履く
- 冷たい麦茶を飲まず、熱い緑茶やコーヒーを飲む
と、まぁ、これくらいでしょうか。
台風に関しては、その勢力や進路によって対策のレベルを自在に変えていきますが、まさか防寒対策を考える時が来るとは夢にも思いませんでした。
近くにユニクロがあればダウンジャケットでも買いに行ったのですが…。
◆西表島に雪は降るのか?
テレビのニュースでは「ひょっとしたら沖縄でも雪が降るかも?」とちょっとした騒ぎになりましたね。
気象庁のホームページを覗くと、夜7時頃から気温が10℃を下まわり始めたので「もしかして!?」という気分にさせられました。
我が家には7才になる娘がいますが、雪が見たいあまり30分毎に外へ出て夜空を見上げていました。
しかし残念なことに、気温が10℃近くあったので「みぞれ」になることもなく、冷たい雨のまま23日の夜が過ぎました。
つづきは明日のブログ 【大寒波ドキュメント・後半】 大寒波の置きみやげ をご覧ください!
一人旅だけどカヌー&トレッキング体験したい! 2016年1月20日
全国的に冬型の気候が続いていますが、ここ西表島も数少ない冬の日々を過ごしています。
曇り空に強い北風、そして雨。ピナイサーラの滝の上まで行くツアーは、ここしばらく中止の日が続いていますが、こればかりは仕方がありません。
そんな条件の中でも西表島まで遊びに来てくれるお客様には感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。今日も一人旅の女性二名が風車へ遊びに来てくれました。
◆安心してください! お一人でも大丈夫ですよ!
一人旅だけどアクティブに遊びたい!という方はたくさんいます。実際、風車にも「一人だけど参加できますか?」とお問合せいただきます。
しかし、旅行の計画を立てているうちに「一人でツアーに参加して孤立しないかな?」とか「周りの人について行けなかったらどうしよう…」など、様々な不安を巡らせ尻込みしてしまう方が多いのも事実です。
そんな一人旅でも西表島を満喫できるかお悩みの方はどうぞご安心ください。
ここでは当店のカヌー&トレッキングツアーが女性の一人旅でも楽しめる5つの理由をご紹介します。
- 一人乗りカヌーにチャレンジOK!もし不安ならガイドと一緒に二人乗りをご利用できます。
- カヌーもトレッキングもゆっくりペースです。早い方に合わせる必要はありません。
- そもそも特別な体力、装備は必要ありません。
- 元気の源、当店自慢の「わくわくランチ」は担当ガイドが責任をもって背負って山を登ります。お客様は身軽に行動してください。
- トイレポイントも熟知してます。必要な時は遠慮なくガイドまでお知らせください。(ツアー中は設備としてのトイレはありません)
当店のツアーは一名様から開催します。予約後に他のお客様が集まらないからといってツアーが不催行になることはありませんよ。
◆旅の思い出づくりは友だち作り
当店では、創業以来たくさんの一人旅の方たちにお越しいただきました。
ほとんどの方が緊張の面持ちで来店し、何かしらの不安な気持ちを抱えているようです。
しかし、ひとたびツアーへ出発すれば皆共通の「感動」、「癒し」を体感し、貴重な時間を過ごすうちに仲間意識が芽生えてきます。
そして、休憩時間になればカヌーを漕いでジャングルを歩いてきた行程を振り返り、笑顔で声を掛け合えるようになるのです。
沖縄旅行を終えて家に着く頃には「やっぱり行って良かった!」「一人でも楽しかった!」と心温まるやさしい思い出となるでしょう。
◆体験者の声(クチコミ)をお聞きください!
当店ではツアーに参加されたお客様からの“生の声(クチコミ)”をご紹介しています。
その中には一人旅の方のお声もいくつか頂いてます。どうぞご参考にしてくださいね。
お客様の“生の声(クチコミ)” → 一人旅の方
久しぶりの太陽!青空の西表島をカヌーで満喫! 2016年1月18日
昨日は一日雨降りの西表島でしたが、今日の天気は急回復。久しぶりに雨の心配をしないで太陽の下、洗濯物が外に干せました。(ほんとに久しぶり!)
とはいえ、冷たい北風が強く、気温も下がって肌寒い一日でした。しばらくは日本列島に強烈な寒波がやってくるそうなので、ここ沖縄も厳しい冷え込みが続きそうです。
◆やっぱり西表島には青空が似合うね!
久しぶりに雨ガッパのお世話にならず、青い空に包まれたジャングルへいざ出発です。
カヌーを漕ぐこと約40分。大きなカーブを曲がると目の前にピナイサーラの滝が出現!
昨日は雨の影響でトレッキングは中止でしたが、今日はコンディションばっちりなのでピナイサーラの滝つぼを目指します。
連日の雨のおかげでジャングルの木々は活き活きしています。
ぬかるんだ足下に気を配りながらジャングルを歩くこと約20分。ピナイサーラの滝に到着です!
滝からの豪快な水しぶきに太陽の光が当たり、かわいい虹に出合えました。
帰りも静かな川をゆっくり漕いでカヌーを楽しみました。
◆防寒対策を忘れずに!
今日のように雨が降っていなくても、滝つぼにいると冷たい風と水しぶきが体にかかります。そのまま休憩していると、衣服が濡れて身体がとても冷えてしまいます。
もし撥水性のジャンパーをお持ちでない場合は、ツアー出発前に担当ガイドへお知らせください。風車では簡易カッパをお貸ししています。もちろん無料ですよ!
“雨” ならではの西表島、実はオススメ! 2016年1月15日
今日こそは絶景ポイントのピナイサーラの滝上に行けると期待したけど、またまた雨の西表島。
◆コース変更して滝つぼ探訪へ行ってきました!
相変わらずピナイサーラの滝も増水気味なので、今日も安全第一で無理をせず“滝つぼ”までのカヌーとトレッキングに変更しました。
◆雨の日のツアーって楽しいの?
せっかく石垣島や西表島まで観光に来たのに「天気が悪くて何もする気にならないよーっ!」なんて方、この時期はけっこう多いかもしれません。
そんな日はレンタカーを借りて、ドライブをして、観光名所をまわって…それはそれでいいのですが、ここ西表島では雨の日だってワイルドに遊べるんですよ!
まず、真っ白な低い雲の帽子をかぶった西表島の山々は、壮大な山水画を見ている気分にさせられます。ジャングルへ一歩足を踏み入れると、雨のおかげで木々は潤い、マングローブの葉っぱから滴り落ちる雨のしずくがキラキラ光ります。
傘をささず、雨に打たれながらのカヌーとトレッキング。
カッパを着ているとはいえ、雨に打たれたまま過ごすなんて都会生活においては非日常の出来事ですよね。
そして、夏にはなかなかお目にかかれない水量豊富な滝の姿は迫力満点!
どうですか?
ちょっと見方を変えるだけで雨の日ならではの発見があり、それこそが旅の醍醐味となるのです。
◆とはいえ、やはり無理は禁物です!
今回は滝上への山登りは断念せざるを得ませんでしたが、またいつかリベンジしてください。雨の西表島は楽しんで頂けたので、次こそは快晴の西表島をご案内したいと思います。
本日もツアーのご参加ありがとうございました!
寒くたって風車ツアーは元気に開催中! 2016年1月14日
全国的に寒い一日となりましたが、日本の端っこに位置するここ西表島でも暖房が必要なくらいの冷え込みとなりました。しかも、時おり降る雨がとっても冷たい!
しかし、冬の西表島の魅力をお伝えするべく、本日も元気いっぱい西表島のジャングルを探検してきました。
◆雨で潤ったジャングルへ出かけよう!
いつもならピナイサーラの滝上からの絶景が超オススメなのですが、昨日降ったの雨の影響で滝が増水気味に。
無理は禁物ということで、本日は滝の上へは行かず、滝つぼまでのマングローブカヌーとジャングルトレッキングに変更です。
雨で濡れたジャングルは植物たちの息づかいを感じるほどイキイキとしています。
滝つぼ周辺はマイナスイオンで満たされています。ピナイサーラの滝の雄姿をバックに記念撮影。
滝からの水しぶきで体が冷えたら温かい八重山そばでランチタイム。
◆雨の日は冒険家気分で洞窟探検!
滝上を断念した代わりに、午後からは流行りのケイビング体験(洞窟探検)へ行ってきました。
通常のツアーメニューには含まれないポイントですが、雨の日やリピーター様向けの代替えコースとしてたまに訪れます。
本日もツアーのご参加ありがとうございました!
【よくある質問】ガイドさんって冬は何してるの? 2016年1月12日
心も体もオフシーズンの真っ只中の西表島ですが、風車のガイド達は体力づくりに余念のない日々を過ごしてます。なぜなら自分の限界へ挑戦するべく、沖縄各地で開催されるいくつかの陸上大会へ出場する予定なのです。
◆風車ガイドのプチ情報!
まったく興味のない方もおられると思いますが(笑
風車スタッフのこれからの予定をお知らせいたします。
●第14回 石垣島マラソン(1月24日)公式HP
羽生知矢が出場
●第1回 石垣島オーシャンビュートレイル TRAILRUN&WALK(2月6日)公式FB
鈴木大介が出場
●第23回 竹富町やまねこマラソン(2月13日)公式HP
スタッフ全員で出場
●第2回 久米島トライアスロン大会(2月28日)公式HP
羽生知矢が出場
●石垣島トライアスロン2016(4月10日)公式HP
羽生知矢が出場
●第2回 石垣島ウルトラマラソン(5月15日)公式HP
羽生知矢、鈴木大介が出場
夏は毎日カヌーや山登りをしていた彼らですが、ここ最近では夏の繁忙期より体をしぼり、体力増強してきました。日々の走り込みなどトレーニングの成果が確実に出ているようです。
ゴールデンウィーク明けまで様々な大会への参加が予定されています。もし、ご旅行のついでに彼らの姿を見かけることがありましたら、力強いご声援をお願いします!
◆やまねこマラソン大会当日の営業について
2月13日に開催されるやまねこマラソン大会には、スタッフ全員が出場するため臨時休業とさせていただきます。
尚、前後の12日と14日は通常営業しておりますので、ジョガーの皆さんのご参加もお待ちしております。
西表島でのインターンシップを終えて 2016年1月7日
風車では専門学校生や大学生の就業体験、いわゆるインターンシップの受入れを行っております。
本日、長野県農業大学校からインターンシップで来ていた宮城信洋くんが、無事に全日程を終了しました。今後、風車でのインターンを希望される学生の皆さんの参考になるよう、宮城くんに10個の質問をしてみました。
Q1. なぜ風車でインターンシップを希望したのですか?
私の両親が沖縄出身ということもあり、沖縄県内でのインターンを探していました。
色々な情報を目にしているうち、自然豊かな西表島に興味が湧き始め、いつのまにか風車の求人ページにたどりつきました。
Q2. 西表島に来るまで心配なことはありましたか?
体力にそれほど自信があるわけではないので、ガイドの方のアシスタントとして一緒にツアーに参加して迷惑をかけるのではないかと心配していました。
それと、飛行機に一人で乗ったことがないし、東京で電車の乗り換えがうまくできるのかも心配でした。
Q3. 長野から西表島は遠かったですか?
長野からバスで新宿に到着した時はどきどきしました。初めての山手線、初めての満員電車で、かなりテンパっていました。
でも、羽田空港で石垣行きの飛行機に乗り込んだらホッとしました。
Q4. 実際に風車のツアーに参加して何か感じることはありましたか?
ガイドの先輩方が、ツアーに参加されたお客様に「同じ場所でも天気が変われば雰囲気も変わるし、何度同じ場所に行っても飽きることはないですよ。」と言っていましたが、本当にそう思いました。
晴れた日はもちろん快適なカヌーとトレッキングができるのですが、雨の日は、お客様に少しでも楽しんでいただこうと、晴れた日以上にテンションを上げてお客様に話しかけるガイドの先輩方を見て、凄いなと思いました。
特に、港やホテルでお客様をお迎えして、最初の挨拶が一番大事なことだと知りました。
Q5. 西表島にもってきたらよかったものはありますか?
ニット帽を持って来ればよかったです。(笑
実は、西表島で人生初のボウズ頭にしました。ちょっと恥ずかしいので…。
Q6. 風車での寮生活はいかがでしたか?
ガイドの浅野さんがとても親切で優しく、男気がありました。料理を教えてもらったり、一緒に晩御飯を食べに行ったりもしました。岐阜の「鶏(けい)ちゃん」という料理も作っていただきました。
Q7. 今回のインターンシップでどのくらいの費用がかかりましたか?
交通費 約45,000円(長野~西表島の往復)
生活費 30,000円
生活費のうち15,000円くらいはピクチャーブックというお店で、Tシャツ3枚とネックレスを買いました。長野で農業実習をしていた時にピクチャーブックのTシャツを着ている方がいて、その時にデザインがカッコいいなぁと思っていたのです。
→ 西表島図鑑Tシャツ A PICTURE BOOK
Q8. 将来の目標は?
いつかは自分で何か商売をしたいと思います。でも何の商売なのかはまだわかりません。
学生のうちに外国へ行って見聞を広めたいので、英語の勉強もしたいです。外国人のツアー参加者を英語でガイドをしている先輩方を見て、自分も英語の勉強をしようと思いました。それでアマゾンで英語の教本を買いましたよ。
あと文字もキレイに書けるようになりたいです。長野に戻ってユーキャンに申し込むかもしれません。笑
Q9. 風車での3週間の滞在で何か変わりましたか?
自分に足りないものというか、今後の課題がわかったような気がします。
例えば、私は人見知りが激しいのですが、知らない人に自分の方から話しかける勇気を持つこととか、自分の思っていることをハキハキと言えるようになること。日本語でもハキハキと言えないのに、英語でも自己主張ができるようになりたいと思ったこと。
それと身体を動かした後はしっかりシャワーを浴びて、しっかり洗濯をしないと汗臭くなること。男の身だしなみをきちんと整えて、かわいい彼女を作って、今度は彼女と西表島に遊びに来たいです。
Q10. 今後、インターンシップを考えている学生の皆さんに一言お願いします。
職場のガイドの皆さんたちとは勤務中だけでなく、寮生活なのでいろんな事を教えてもらえます。(いいことも悪いことも…笑)
全国各地というか、世界各国からツアーに参加される方がおられるので、たくさんの出会いもあります。
自分の殻をちょっとでも破りたいと思っている人にはおすすめです。でも夜型人間の人は難しいかもしれません。皆さん、いつも早寝早起きです。
ありがとうございました。
◆興味のある方はご一報ください!
インターンシップに関するお問合せは下記のお問合せページよりお気軽にご連絡ください。その際、ご希望の期間もあらかじめお知らせください。
尚、現在のところ男子寮のみのご用意となるので募集対象は男性のみです。ご了承ください。
こちらのブログもご参考ください。
石垣島は雨。しかし西表島は… 2016年1月5日
みなさん、こんにちは!
今日は石垣島へ所用で出かけていましたが、朝からずっと雨、雨、雨の一日でした。それもかなりのまとまった雨でした。
◆天気の不思議
激しく叩きつけるように降る雨に「今日のツアーは厳しいかな…」と思い西表島のスタッフへ電話をしましたが、なんと西表島では青空が見えているとのこと。これぞ嬉しい誤算です!
ところが、石垣島での買い出しを終えて夕方に西表島へ戻ると、さきほどまでの石垣島と同じような激しい雨! どうやら今日は雨雲と行動をともにしていたようです。
今日のように石垣島が雨でも西表島が晴れていたり、その逆もよくあります。また、西表島のほとんどの地域が晴れていても、ある場所だけ極地的に雨が降っている。なんてこともあります。
そうなると、ツアーガイドは必然的に天気のことを考える時間が長くなります。一年中、青い空が広がれば天気の心配はいらないのですが…。
◆ようこそ西表島へ!
本日はシンガポールからお越しのお客様とピナイサーラの滝へ出かけてきました。
ここ最近のほどよい雨のおかげで、ピナイサーラの滝も迫力があります。
遠く水平線も見渡せて絶景を堪能しました。
本日もツアーのご参加ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしてます!
2016年お正月の西表島カヌーツアー 2016年1月3日
昨夜から雨が降ったりやんだりの西表島です。
本日は約10年ぶりのリピーター様と ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー に行く予定でしたが、前日からの雨によって川が増水気味に。
滝の水量も増したため、滝の上へ行くのは中止にして滝つぼまでのカヌー&トレッキングです。せっかく楽しみにしていただいていたのに非常に残念です。
◆雨の西表島カヌーツアー
雨の中はりきってスタート!
二人乗りのカヌーは息を合わせないとまっすぐ進みません!(汗
冬休みシーズンとは思えない静けさ。水面に響く水音が心地よいです。
ピナイサーラの滝つぼに到着。今日は水量が豊富なので水しぶきが豪快です!
温かいわくわくランチで腹ごしらえといきましょう。
あいにくの天気でしたが、お二人の笑顔が雨のジャングルに映えて楽しい一日となりました。
また次回来られる時は晴れますように…。ツアーのご参加ありがとうございました。
●本日のコース
ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー
◆春休みのご予約も受け付けております
今回の年末年始は例年になく西表島に観光で来られる方が少なかったような気がします。三が日明けがいきなり月曜日という日の並びの悪さも影響したのでしょうか。
1月3日といえば、まだお正月気分に浸りたいところですが、すでに春休みやGWのお問合せも増えております。どのツアーに参加されるかお悩みの方はお気軽に当店までご相談ください。