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 テードゥン(竹富島)へ行ってきました! 2015年12月3日


みなさん、いきなりですが「テードゥン」という言葉をご存知ですか?
この聞き慣れない「テードゥン」とは、八重山諸島のうちの一つである竹富島の方言で「竹富」を表すそうです。

先日、その竹富島へ家族旅行をしてきました。いったい何年ぶりでしょう?
11月も後半だというのにこの日はとても蒸し暑く、沖縄の定番スタイルであるTシャツ&短パンがちょうど良いくらいでした。

実は、竹富島には1998年4月から翌年の10月まで暮らしていたこともあり、今回の旅では懐かしい人達との再会に次ぐ再会でとても有意義な時間を過ごすことができました。

 

【 賑わいを見せる赤瓦集落 】

私が暮らしていた当時の1998年は、竹富島の港から集落の入口までしか道路は舗装されていませんでした。しかし、現在では集落を囲むように島をぐるっと一周できる外周道路が整備され、新しい宿やお店もたくさんできていました。

石垣島から船でわずか10分の竹富島では日帰りの観光客が非常に多く、島内はお祭り(?)のような賑わいです。昔は無かった洋風カフェやコテージ風の宿泊施設もたくさん増え、すっかり一新された島内は活気に溢れていました。

驚いたことに、名所である「なごみの塔」の下にはズラリと行列が! そして、ランチをするにも用紙に名前を書いて順番待ち…。
それぞれ30分待つこととなり、まるでディズニーランドのアトラクション並みです。

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シンボルタワー「なごみの塔」

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あまり高くない様に見えますが…

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美しい赤瓦集落や西表島が見渡せます

私たちが暮らす西表島の西部地区では、今の時期は観光客の姿をあまり見かけないので何とも羨ましい限りです。

 

【 陸だけじゃない、海もきれい! 】

竹富島周辺の海域はサンゴ礁の美しさでも有名です。
港からわずか5、6分のポイントでもグラスボートが楽しめます。しかも、この日はウミガメにも遭遇することができました!
ですが、あまりの嬉しさに写真を撮り忘れました。ごめんなさい(汗

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ファミリーにも大人気!

 

【 一日の終わりに… 】

竹富島といえば西桟橋から見る夕日もお勧めです。
日没近くになると西桟橋には三々五々に人が集まり、西表島へ沈む夕日を眺めて一日の終わりを感じるのです。

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西桟橋の向こうに遠く見える西表島

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夏場はもっと西表島寄りに日が沈みます

 

【 夜こそ楽しい!? 竹富島 】

日帰りの観光客が去った後、竹富島の夜は静寂に包まれます。
懐中電灯を片手に、バラス(珊瑚の欠片でできた砂)が敷き詰められた白い道を「ザッ、ザッ…」と音を鳴らしながらのんびり歩きます。

優しく灯るレトロな電柱の明かりを見つめ、遠くから聞こえてくるフクロウの鳴き声を耳にしていると、心がスーッと穏やかになっていくのを感じます。
そのまま島酒を飲みに行ったり、宿へ帰ってゆんたくを楽しむのも良いですね。

ちなみに、私たち一家は懐かしのたるりやさんに寄って一服しました。

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マンゴーとメロンのハーフ&ハーフかき氷

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テーブルの隙間から現れたヤモリくん

竹富島のもう一つの顔が見られるのは日が暮れてからです。
お時間のある方はぜひ宿泊して気ままな夜をお過ごしくださいね!