<風車ブログ> カテゴリーの記事
ライトだけど実は本格的なカヌー体験! 2024年2月25日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
本日はタイトルどおり、ライトなカヌー体験コースに秘められた魅力についてお伝えします!
◆行ってきたよ!カヌー体験コース
当店で一番簡単なカヌー体験コースは、トレッキングのないカヌーを漕ぐだけのとてもライトな内容です。山歩きがないのでカヌーとトレッキングがセットになったコースに比べると、とてもゆっくりツアーを進行することができます。
西表島の川の下流はたくさんのマングローブの木が生えていますが、そのエリアは潮の干満の影響を受けます。
そして本日のツアーは満潮時の開催となりました。
満潮時は潮位が高いためマングローブの木の根は満ちてきた海水に沈み、まるでトンネルのようなマングローブの森にカヌーで入っていくことができます。
◆満潮時だけのお楽しみ
満潮時は普段は入れない川の上流にも行くことができます。とはいうものの、今日はカヌーで入れるギリギリまで攻めたのでUターンが大変でした(^^;
ちなみに夏はカヌーを下りて、川の中で休憩することもあります。川の中で休憩…ライフジャケットを着てプカプカ浮かぶというイメージですね。
ただし、水温の低い冬場はいったん上陸し、背中を伸ばすトレッチなどをします。
そして5分ほどの散歩。ちょっとウロウロするだけの散歩ですが、こんな風景が見えますよ。
◆由布島とのセットコースもあるよ
午前開催のカヌー体験コースは8時過ぎに始まり、11時過ぎには終わります。もし午後からノープランなら、由布島の水牛車観光をセットにしたマングローブカヌー体験&由布島コースもおすすめです。
半日で終わるのもよし、一日かけて島内観光を楽しむのもよし。
体力に自信がない、疲れるのが苦手な方でもぜひチャレンジしてみてくださいね!
<西表島観光> 午後のツアーについて 2024年2月20日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
本日は、西表島における午後からのツアーの現状についてお話したいと思います。
◆午後のツアーは随時開催?
西表島には当店と競合するツアー会社が110社以上ありますが、その多くは朝からのツアーをメインに開催しています。
理由は、ほとんどのゲストが一日ツアーもしくは午前中の半日ツアーを希望されているからです。
特に石垣港を8時台に出港する船が西表島の港に到着する頃には、多くのツアー会社の送迎車が上原港や大原港に集まります。
さきほども述べたように、西表島にはツアー会社が110社以上もあるため、9時台の港は大混雑(特にGWや夏休みシーズン)となるのです。
そして、西表島のアクティビティツアーは、各ショップとも受け入れ人数やツアー開催の可否がフィールドごとに制限されているため、ほとんどが事前の予約が必要です。
→ 西表島フィールド利用の仕組み
→ フィールドについて・利用可能ショップ
朝に思い立ち、いきなり電話で申し込みをしても対応できない場合があります。すでにツアーに出ており電話対応ができない、制限人数をオーバーしてしまう、臨時休業にした、などなど。
◆風車の午後のツアーについて
当店では当日予約も可能な限り受け入れますが、その際は下記のことを事前にご確認ください。
▼今どこにいるのか
最寄りの上原港であれば送迎の範囲内ですが、大原港の場合は車で約50分かかるため当日対応は厳しいです。
▼ツアー終了後は西表島に宿泊 or 石垣島へ戻る
ツアー終了後に上原港近辺にご宿泊なら送迎可能ですが、石垣島へ戻る場合は何時の便に乗船希望なのかを明確にお知らせください。他にゲストがいない場合はツアー内容を短縮し、早めに終了することも可能です。
▼ツアー内容を理解しているか
午後から開催しているのは2つあります。
・カヌー体験コース
・ピナイサーラの滝(滝つぼ)コース
ピナイサーラの滝(滝つぼ)コースの所要時間は約4時間です。しかし、慣れない山道のトレッキングではペースが上がらないことも多く、思った以上に時間がかかることもありますので、行き当たりばったりで参加を決めるのは望ましいことではありません。
特に午後は一番暑い時間帯でもあるため、いきなり何かのツアーに参加しようと思われたのであれば、スポーツ的要素を可能な限り排除したマングローブカヌー体験コースがよいでしょう。
▼午後のツアーは13:30開始が基本ですが…
午前中のツアーが終わって昼休憩に入れるのが12:30頃なので、当日予約だとツアーの準備に時間がかかり開始時刻が若干遅くなる場合もありますことをご了承ください。
午前中にツアーがない場合は午後のツアーの開始時間を早めることが可能です。
◆まとめ
西表島に観光案内所はありません。流しのタクシーもありません。路線バスは一日たった4本です。
港に来ている送迎車は、あらかじめ予約をされた方々を迎えるためのホテルやレンタカー、ツアー会社のものがほとんどです。
「西表島に着いてから考えよう!」
このようなノリが通りにくい西表島です。港で途方に暮れることのないよう、遊びの幅を広げるためにもなるべく前日までのご予約をおすすめします。
「安心」とは?「安全」とは? 2024年2月13日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
本日は、当店が常日頃から自問自答している「安心、安全」についての意義や取組みについてご紹介します。
◆「安心、安全」あるある
「安心、安全な○○をご提供!」
「◇◇さえあれば安心で安全♪」
まるで風景の一部のように日常にあふれる「安心」と「安全」という言葉。皆さんはこの言葉の意味を本質的に捉えるべく場面に遭遇したことがありますか?
例えば、旅行先で何かしらの体験型レジャーに参加するためネット検索していると、画面上にあふれる「安心」「安全」の言葉たち…。よくある光景ですね。
しかし、ホームページをいくら読んでも、ただただ「当店なら安心!安全!」と謳うだけのショップだとしたら我が身を預けることができるのでしょうか?
◆風車の考える「安心、安全」
当店では1999年の創業以来、カヌーツアーにとって必要不可欠な「安心、安全」の根拠をゲストの皆さまへ目に見える形でご提案する努力を続けてまいりました。
では、以下に当店のツアーを「安心」してご予約いただき、「安全」にご参加いただけるための取組みを紹介させていただきます。
★ホームページは具体的に
お店選びをする際、ツアー内容を詳しく知りたいのはどなたでも同じかと思います。
「船は? 荷物は? 靴は?」などなど…
当店では長年の経験からゲストが抱く不安や疑問をほぼ想定しているので、各コースのページを詳細にし、そちらをご覧いただくだけで問題解決できるようにしています。
「離島の離島」である西表島へのアクセスもコースによって異なるので、そちらもそれぞれに記載しています。
最近では、上原航路が欠航した際の船会社の対応が時刻表改定の度に変更されがちです。住民にとっても複雑なので、初めて西表島を訪れる方には難解に感じるでしょう。その点についても詳しく説明しているので、疑問が生じたらまずは当店のホームページをご確認ください。
★メールでのやり取りを大切に
数年前まではフリーダイヤル(電話)での問合せや予約をメインにしていましたが、現在は当店の公式サイトからお願いしています。
口頭の場合、どうしても言い間違い、聞き間違いが生じる可能性がありますが、WEBからのお手続きを主とすることによりヒューマンエラーを減らすことができるのです。
ただし、中には「スマホもパソコンも持ってないよ」というゲストもおられますので、そのような場合は今でもお電話でのお問合せもは続行中です。お気軽にご連絡くださいね。
★25年の実績で質の高いガイドを育成
一日の業務が終了すると、どんな状況であれスタッフ全員でミーティングをします。これは創業以来、25年間ずっと欠かさず続けてきたことです。
「ヒヤリハットはなかったか」
「ゲストはイメージ通り、もしくはイメージ以上に楽しめたか」
これらを常にガイド同士で情報共有することで、認識の確認もしくはズレの修正、安定したサービスの提供など、ガイドスキルの向上に繋がるのです。
★個別のケースに対応
割と多く寄せられるお問合せが「年齢制限」についてです。当店のコースにはそれぞれ対象年齢を設けてあります。
あくまでも目安ですが、対象年齢より低い。もしくは高い場合はどうなの?といったご質問がありますが、これに対する完全な答えはありません。しかし、これまでの営業実績から、起こりうるリスクについてなるべく具体的に説明いたします。
同じツアーでも冬の寒い日に雨が降っている場合と夏の暑い日の場合では、心配される要素は変わってきます。
これらをゲストにご理解いただき、不安が取り除けたら対象年齢外でも予約をお受けすることは可能です。
対象年齢外のご参加はケースバイケース。手間と時間はかかりますが安全第一の観点からご了承お願いいたします。
★安全対策優良海域レジャー提供業者
当店は沖縄県公安委員会指定のマル優事業者です。
審査は公安委員会から委託を受けた警察官が行います。当店も年に一度、八重山署から立ち入りでの調査が入り、安全対策が基準を満たしているのかを第三者の目でチェックしてもらっています。
おかげさまで当店では2008年より継続してマル優事業者としての認定を受けております。
詳しくは下記のブログをご覧ください。
→ <ブログ> 当店は沖縄県公安委員会指定のマル優事業者です
◆変化を続ける
1999年の創業以来、「安心、安全の追求」の他に「ツアーの改良」もし続けています。
西表島に温泉があった頃は「アクティビティ&温泉コース」を開催したこともあります。他にもいくつものコースを作ってはヒットせず…。
そんな黒歴史も今では笑い話です(^^;
この数年で特に大きく変わったのが「早めのツアー開始」です。
オーバーツーリズムと言われ続けている西表島ですが、出発時間を早めることで賑わう前の静かなフィールドを堪能。半日コースはお昼前にツアーが終わることで、大混雑する前にランチを済ませることができるのです。
朝活ブームも相まってか、午前中をアクティブに過ごしたい方に特に好評です。「早めのツアー開始」がお店選びの参考となれば幸いです。
◆最後に風車よりお願い
当店のツアーをご予約される際は、完全に不安が取り除けてからにしてくださいね。こちらも可能な限りの説明と提案をいたしますので。
しかし、西表島には現在130社以上ものアクティビティ業者があると言われています。もしかしたら当店では感じてしまう不安を、他所では容易に取り除くことができるかもしれません。
私どものスタンスは「ゲストが安心して楽しめる」と判断した場合は、ライバルであっても信用できるショップを紹介いたします。
これは当店とご縁をいただいた方にできる精一杯の対応だと考えております。
<春休みは西表島> 3月のご予約はお早目に! 2024年2月8日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
全国的に寒い日が続いていますが、西表島でもそれなりの寒波を迎えています。
2月8日午後10時の気温は17.5℃。部屋では暖房を入れて過ごしています。ただ日没の時間は日ごとに遅くなり、春は確実に近づいているようです。
2月は観光シーズンではないため、のんびりした毎日を過ごしています。
しかし、3月はスケジュールがボチボチ埋まり始め、ちょっと忙しくなりそうです。当店のツアーをご検討されている皆さん、お早目のご予約をお願いします。
◆CM撮影協力
3月はある企業のCM撮影をほんの少しですが協力させていただくことになりました。
裏方の人たちをサポートする「裏方の裏方」の役割です笑
本当に良い作品を作っていただきたいので、撮影期間中はなるべく小回りが利くように準備をしておこうと思います。
◆試験、試験、試験!
といっても高校受験でも大学受験でもありません。
今後、特定観光資源に指定されているピナイサーラの滝やニシダ川のサンガラの滝などのエリアに立ち入る際には、竹富町のガイド免許だけでなく、さらに上級資格の登録引率者の資格が必要になります。
この制度はまさにこれから始まる新しい取り組みなので、試験の内容も不明な点が多いのですが、3月はこの資格を取得するための事前講習会に参加する必要があります。
そのため、ツアーを開催できない日が数日ありますことをご了承ください。
→ 立入規制25年3月開始へ(八重山毎日新聞より)
◆卒業旅行シーズン
2月下旬から大学生の卒業旅行シーズンが始まり、3月下旬は春休みでファミリー層の旅行が増えます。
ツアーは先着順で受け付けており、全てのコースは定員制です。3月はグループやファミリーでのご予約が多くなると、1日に2組、もしくは3組ほどしか対応できないことも考えられます。
「天気予報を見て、晴れそうならツアーに行ってみよっか (^^♪」
このノリだと、いざ予約しようと思ってもすでに満員…。何もできずに一日が終わってしまう可能性もあります。
「春休みは西表島!」という方は、飛行機も宿泊もレストランもツアーも早め早めのご予約をオススメします。また、当店のツアーに関してちょっとでも気になる点があればお気軽にお問合せくださいね!