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《看板のないショップ》風車へのアクセス方法 2024年8月29日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
風車のツアーにご参加の場合、集合の仕方は以下の3つとなります。
- 上原港へお迎え(石垣島から来られる場合)
- 西表島のホテルへお迎え(送迎範囲あり)
- レンタカー、徒歩でご来店
その中でも本日はレンタカーでご来店される方向けに、当店へのアクセスについて詳しくお伝えします。
◆大原港、ジャングルホテルパイヌマヤ方面からご来店の場合
<当店までの距離>
・大原港:約35km
・ジャングルホテルパイヌマヤ:約17km
民家や商店もない海沿いの県道215号線を上原港方面へひたすら走ると、海を渡る海中道路が現れます。
左手にある船浦湾の奥にはピナイサーラの滝が見えます。
右手の海の向こうに鳩離島(はとぱなりじま)、さらに奥には鳩間島(はとまじま)が晴れた日には見渡せます。
海中道路を渡り終え、最初に入る集落が「船浦」です。集落内はスピードを出さず、ゆっくり安全運転でお願いします。
右手に見える船浦中学校を過ぎたら右方向に曲がって坂を下ります。
船浦集落を通り終える辺りで「上原港 1km」の案内標識が見えます。
そのまま1キロほど進み、左手にデンサー食堂、右手に上原港の入り口がある場所を通り過ぎます。
左手にスーパー川満があります。
ちなみに、スーパー川満の隣は水曜どうでしょうでおなじみのロビンソンさんのお店、ロビンソン小屋がありますよ。
そのまま緩やかな坂道を上ると右手にランチハウスたまごがあります。
その先の右手に上原駐在所が見えてきますが(わかりにくいかもしれません)、そこまで行かずに手前のY字路を鋭角に右折します。
約30メートル先の左手にある白くて四角い建物、そこが西表島カヌーツアー風車です。
ショップの前には守り神のシーサーが鎮座しております。
スーパー川満の手前から当店までの動画もご覧ください。
当店の駐車場は広々としているので特別な運転技術は必要ありません。安心してご来店くださいね。
◆星野リゾート西表島ホテル、星砂の浜、ホテル星立、西表アイランドホテル方面からご来店の場合
<当店までの距離>
・星野リゾート西表島ホテル:約3.5km
・星砂の浜:約3km
・ホテル星立:約8km
・西表アイランドホテル:約9km
上原小学校の入口にある信号機を越えてしばらく走ります。
右手にガソリンスタンドのENEOSがあります。
その先の緩やかな左カーブが終わると左手に上原駐在所が現れます。
上原駐在所を通り過ぎ、すぐのY字路を左方向へ進みます。
約30メートル先の左手にある白くて四角い建物、そこが西表島カヌーツアー風車です。
ショップの前には守り神のシーサーが鎮座しております。
ガソリンスタンドのENEOSから当店までの動画もご覧ください。
当店の駐車場は広々としているので特別な運転技術は必要ありません。安心してご来店くださいね。
◆当店には看板がありません…なぜ?
風車のベースは2018年に新築移転しました。
ツアー出発前の受付や貴重品のお預かり、ツアー終了後のシャワーや着替えなど、ゲストの皆さまをお迎えするにあたり必要な設備は整ったので、看板は必要ないかな…と思って作りませんでした。
なぜなら2018年当時は周りにほとんど建物がなく「白い建物が風車です」でほぼ通じてきたのです。
ところが、ここ数年で周囲には駐在所をはじめ、いろいろなお店やアパートがあっという間に建ち並びました。しかも、嬉しいことに数年後には診療所も移転してくる予定です。
そして「そろそろ看板が必要だね」と話していた矢先にコロナ禍となり倒産の危機が…!
現在はコロナ禍のダメージから立ち直りつつありますが、なんやかんやで看板設置が後回しの状態になっているのです(涙)
ということで、風車に看板が設置されたら「完全復活したんだなぁ~」と思ってくださいね。
◆看板のないお店に外国人が次々と!
看板のないお店なのに不思議な現象が発生します。それは外国人観光客がわざわざ訪ねて来てくれるのです。
外国人の旅行者は英語の標識のほとんどない西表島でGoogleを巧みに使いこなしています。
お店のドアをコンコンと鳴らして「今からカヌーできますか?」みたいな英語で話しかけてくれるのですが、ツアーは事前の準備が必要なので、いきなりすぐにはできないことが多いのです。そしてカヌーのレンタルもしていません。sorry…
看板を設置するならやはり英語表記!?
世間の皆さんにとってはどうでもいい悩みが増えた今日この頃です。
リニューアル!クーラ川ジャングル探検コース 2024年8月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
夏休みも終盤。
暑い暑い西表島ですが、風車のガイドは全国から来られるファミリーの思い出作りのお手伝いに励む毎日です!
◆大人気コースの裏では不安も…
夏休みの家族旅行に大人気のマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースですが、こちらのツアーはピナイサーラの滝つぼまで約50分のカヌーと1時間弱のトレッキング(それぞれ片道)があるため、初めてのアウトドアアクティビティを体験するご家族や普段あまり運動をしない方にとっては「うちの子、最後までがんばれるかな…」「途中でリタイアしたらどうしよう…」と不安に感じてしまう場合もあるでしょう。
実際、これまでそのような理由でツアーの参加を見送られたゲストも沢山いらっしゃいました。
◆より優しく、よりライトに!
そこで風車は考えました。
さらに優しい内容でカヌー、トレッキング、滝あそびが楽しめるジャングル体験を!
5歳から参加可能な“マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコース”でしたが、遊びのハードルを更に低く設定し、不安要素をなるべく排除。参加対象も4歳に引き下げ、よりライトな内容に見直した丁寧なツアー内容。
その名も『クーラ川ジャングル探検コース』です!
以前、開催していたクーラの滝を目指すコースを、よりちびっこ目線でリニューアルしたカヌー&滝あそびのスーパーライトコースの誕生です。
◆クーラ川ジャングル探検コース
カヌー約20分、川歩き約15分。(片道)
暑い日は滝を浴びたり、滝つぼあそび。
大人ならツアーをスタートして急げばすぐに目的地につくフィールドですが、こちらのコースは時間をかけてゆっくりじっくり前へ進みます。
なぜ?
それは急いで滝に到着するのが目的のコースではないからです。
小さなお子様はゴールのことよりも、いま目の前にある自然に興味を抱きます。
マングローブの根っこの不思議さ、見たことのない木の実、足元に転がる小石、干潟を歩くカニ、ひょうきんな表情のミナミトビハゼ。それこそ川に浮かぶ葉っぱですらワクワクの対象です。
西表島で目的地を目指すツアーとして代表的なものとして、やはり“ピナイサーラの滝”は外せないでしょう。事実、当店イチオシのコースでもあります。
しかし、当店が提供する“クーラ川ジャングル探検コース”は「クーラの滝」という小さな滝がゴールですが、この滝を見に行くことを主な目的とはせず、出発地から滝までのすべてのフィールドを楽しみます。
大人だけなら全行程3時間弱の内容を昼過ぎまで時間をかけてのんびり楽しみます。
とはいえダラダラしたツアーではありません。ガイドが精一杯の自然解説をしながら、お子様が西表島を好きになる第一歩になるようなツアーです。
大人にとっては何でもない光景でも、目線の低いちびっこにとっては大冒険。それこそ探検家になった気分で亜熱帯ジャングルのワクワクをたくさん見つけることでしょう。
◆河口から出発するメリット
出発地点はクーラ川の河口(海)となります。
遠浅の海はどこまでも歩いていけそうです。そして潮が引いていれば干潟が現れます。
潮の干満は毎日変化するので、参加する日の満潮が何時なのか、干潮が何時なのか、調べておくと楽しいですよ。
潮が満ちていたら、カヌーを漕ぐ距離を少し長めに設定することもできます。逆に潮が引いていたら干潟観察を楽しむことができます。
いつ行っても違う雰囲気が楽しめるフィールド。ガイド自身も楽しめる理由の一つです。
◆ママも安心!ライトな内容が「吉」
「ママも安心」ってどういうこと?と思われるかもしれません。
夏休みに大人気の“マングローブカヌー&滝遊びいっぱいコース”と比べるとカヌーを漕ぐ時間は3分の1ほどです。大人だと物足りないかもしれませんが、それは男性一人やカップルで参加された場合の話です。
もしもママ&ちびっこで二人乗りカヌーを漕ぐと、実質、ママは一人で漕ぐことになります。そしてカヌーは風に弱い乗り物なので、その時の風の状況によっては向かい風で前に進まない、なんてこともあります。
しかし、こちらのコースはそもそも短い距離をゆっくり進むので、ママがムキになって漕ぐ必要がありません。むしろ時間に追われることなく家族の写真撮影に夢中になれます。
ママもお子様と同じ気持ちで楽しめる。ママがぐったり疲れることがない。それもこちらのコースの魅力のひとつです。
◆ランチ難民発生中!!
こちらのコースはツアー終了後、当店のベースに戻るのが12時30分頃。あくまでも目安なので場合によってはもう少し遅くなることもあります。
そして、この時間に終了するコースで懸念されるのがランチ問題です。
西表島には100社以上のアクティビティ業者があり、日々、たくさんの半日ツアーが開催されています。それらのツアーに参加した方々が昼の12時~1時に上原港周辺で解散したらどうなるでしょう?
お昼時、西表島の上原港周辺の飲食店は大変混み合います。特にGW、夏休み、土日はお店の前に長い行列ができることも…。
暑い中、どのくらい待つのかわからないけど並ぶしかない状況。
いわゆるランチ難民の発生です。
ランチ難民を出さないための一つの策として「短時間ツアーの開催」という方法もあります。
ツアー内容を薄くして飲食店が混む前に終わらせる。これも一つの方法ですが、果たしてそれで良いのか疑問です。
以上の理由から、クーラ川ジャングル探検コースではランチの提供をさせていただきます。いくつかある当店のショートコースの中で唯一のランチ付きコースです。
ただでさえ暑い西表島。
私たちは先ほどまで和気あいあいと一緒にカヌーを漕いでいたゲストが、汗を流しながら、日陰を探しながら飲食店を探したり行列に並ぶ姿は見たくありません!
アクティビティが終わり、シャワーをゆっくり浴び、服を着替え、ホッと一息ついたその時にガイドが沖縄そばをお出しします。
ガイドとおしゃべりしながらランチを済ませたら、港やご宿泊先にお送りしてツアーは終了となります。
「急がず焦らず、無理のないツアースケジュールだったな…」と後で思い返すかもしれませんね。
<おまけ>
以前、西表島のランチ事情について記したブログがあります。よろしければご参考までにお読みください。
→ <ブログ> 西表島のランチ事情について
◆午後の予定もお聞かせください
ツアー当日の朝、ガイドは午後の予定をお尋ねします。明確な予定があればお知らせください。
また、お昼ご飯を食べながら「もっと遊びたいね」「由布島も行ってみる?」という話になることもよくありますので、そんな時はぜひガイドにご相談ください。
疲労度、天候、フェリーの時間など、様々なことを考慮しながら午後のプランをご提案します。尚、ご旅行の計画中にすでに「レンタカーで○○へ行く」など決まっていれば、ご予約時に教えていただけると助かります。
当店のスタッフはゲストの皆さんとの出会いを大切にし、限られた時間を精一杯ガイドしたいと考えています。
◆石垣島からの日帰り参加もお気軽に!
10月から翌年4月にかけて石垣港と上原港を結ぶ上原航路は頻繁に欠航しますが、その点についての対応策もバッチリです。
ツアーフィールドは西表島の北東部エリアにあります。最寄りの港は上原港。上原港から車で約15分の場所になります。しかし、この上原港は北よりの風が強いと波浪の影響で船が欠航します。その場合、西表島の玄関口は大原港になります。
クーラ川ジャングル探検コースでは、上原港が欠航した場合は往路のみとなりますが、大原港へお迎えにあがります。大原港でゲストの皆さまをピックアップしたら車で約40分かけて、直接、ツアーの出発地であるクーラ川へ向かいます。
そしてツアー終了後は上原港近くにある当店ベースでシャワー、着替え、ランチを終えて上原港で解散となります。
その後の復路は、上原港から大原港に向けて発車するフェリー会社の臨時バスに乗って大原港へ移動し、石垣港行きの船に乗ってお帰りください。
フェリーの時刻表は基本的に年2回の変更があります。
石垣島から日帰りで観光される皆さんは、ちゃんと石垣島へ戻ることができるのか心配になると思いますが、ご予約時に最新の情報をお知らせしますね!
クーラ川ジャングル探検コースでは、上原航路が欠航しても石垣港を8時30分に出発し、西表島で遊び終えたあと石垣島に戻るのを16時頃になるように設定してあります。
上原航路が欠航しがちな秋冬の季節でも石垣島から日帰りでジャングル探検が楽しめるスケジュールとなっています。
◆ どっちがいいのか悩みます…
ちびっこが参加できるカヌー、トレッキング、滝あそびのコースとして、クーラ川ジャングル探検コース と マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコース のどちらに参加したらいいのか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
もしもそうであれば、当店のツアーと他社のツアーではなく、当店のツアー同士で悩んでいただけること、本当に感謝、感謝です。
どちらのコースにしたら良いのかお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせフォームからご相談くださいね。
その際は以下の点についてお知らせください。
- 参加希望日
- 参加者の年齢と性別
- ツアー前日と当日のご宿泊先
当店のこれまで25年に渡るガイド実績から、予想されるリスクを含め、可能な限りの情報提供をいたします。
基本的にツアーの参加にあたり必要以上の不安を抱えることは好ましいとは言えません。可能な限り、お客様の不安が取り除けるような提案をしたいと思います。
場合によっては当店ではなく、他店のほうが楽しめると判断することもあります。その場合は当店が信用がおけると判断したショップをご紹介いたします。
風車のツアーに参加する。という事だけではなく、ただのお問い合わせのみであっても西表島での観光を楽しんでいただきたい。観光業者として当たり前のことをいたします。
ピナイサーラの滝『滝上』の魅力について 2024年8月16日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は登山で滝の上を目指すピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースについてのお話です。
◆不動の人気ナンバーワン!
当店イチオシのツアーは、1999年の創業から現在に至る25年間、不動の人気ナンバーワンを誇るピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースです。
沖縄県最大の落差55メートルを誇るピナイサーラの滝の滝上と滝つぼを一日かけて巡る当店一番人気のコースですが、実は、西表島に来てピナイサーラの滝を訪れる多くの人たちは、滝つぼだけをカヌーとトレッキングで往復して滝の上にはほとんど行きません。
滝の上に行かない主な理由は以下のとおりです。
- 午後はシュノーケルツアーや由布島に行く
- 体力に自信がない
- 時間がない
◆なぜ風車は滝の上へ?
落差55メートルもある滝の上に行くにはカヌーから降りて約50分の山登りがあります。
前半の25分は一気に尾根まで上がるので、正直いってキツイです。夏場の南よりの風がほとんど当たらない滝上までのルートは蒸し暑く、熱中症の危険性もあります。
それでも滝の上を目指すのは、やはりそこから眺める絶景が素晴らしすぎるからです。
カヌーを漕いできたヒナイ川、深緑のマングローブの森、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海、遠くに見える鳩間島。
おそらく一度眺めたその風景は一生忘れることはないでしょう。
◆絶景と危険を併せ持つ場所
素晴らし過ぎる絶景を堪能できるピナイサーラの滝上ですが、足元を見れば整備された歩道や高所からの転落防止の安全柵などは一切ありません。
山を登り切った解放感からはしゃいで注意力散漫になってしまうと、転倒や最悪の場合、切り立った崖から転落の危険性があります。
滝の上へ到着したら、まずはガイドによる注意事項の説明があります。歓喜の声を上げる前に一呼吸おいて危険ポイントの確認をお願いいたします。
特に崖の下にある滝つぼを覗く際は、必ず腹ばいの姿勢をとってください。
このような理由により、当店ではピナイサーラの滝上へ行くコースの対象年齢を10歳以上としております。また、強い雨の中では増水の危険性があるのでツアーを中止、もしくは滝つぼだけ行くコースに変更する場合もあります。
開催条件の多いコースですが、それでも25年に渡りピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースを開催し続けるのは、ガイド自身が「また明日も行きたい」と思えるような特別な場所だからなのです。
◆親しみのあるガイドと一日過ごそう!
ガイド付きのツアーに参加されたことのない方にとっては、ツアー当日の朝に港やホテルでガイドと出会った瞬間は緊張されているかもしれません。しかし、その緊張感もごく短い時間で緩んでいきます。
送迎車での移動中、受付時でのツアーの説明やレンタル品のフィッティングなど、ツアーの始まりにスタッフは丁寧なコミュニケーションをとることで話しやすい環境を作っていきます。
ガイド自身も参加者の皆さんがどのようなツアーを望まれているのかを可能な限り読み取ろうとします。
カヌーを漕ぎ始めると、ガイドは参加者の皆さんと適切な距離感を保とうとします。ファミリーならなるべくご家族だけのカヌーツーリングを、カップルやご夫婦なら二人だけのひと時を。
そしてガイドはマングローブの説明をしながら参加者の皆さんが興味のありそうなお話をところどころでします。
滝上までのハードなトレッキングをガイドと息を切らしながら、汗をかきながら、そしておしゃべりをしながら歩くことで、ガイドとゲストのお互いに親近感がわいてきます。
まだ出会って2時間も経っていないのに、親しみがわく。なかなか都会生活では体験できないことです。
→ 風車のガイド紹介
◆ガイドの荷物は12㎏以上
風車の滝上まで行くコースは、滝の上で沖縄そばを調理して食べていただくのが最大の特徴です。
ただでさえ非日常の絶景ポイントでアツアツの沖縄そばを食べる。これは石垣島でも体験できないのではないでしょうか?
どんぶり、鍋、カセットガス、水、食材、などなど…。
たくさんの荷物を詰め込んだ特大リュックを背負うガイドの姿は、まるでドラゴンボールの悟空とクリリンが亀仙人の修行で重い甲羅を背負って鍛錬をしていた時のようにも見えます(笑)
ガイドにとって思い荷物を背負って山を登るのはとても大変なことであり、そして忘れ物が一つも許されない重要なミッションです。
ライターを忘れた、どんぶりの数を間違えた…。
それだけでも大変なことになるので、出発前にはダブルチェックで荷物を再確認します。
これからもゲストの喜ぶ顔を見たいから、風車では滝の上での現地料理にこだわり続けますよ。
◆ガイドだけじゃないガイドのお仕事
ツアーも無事終了してゲストを笑顔でお見送りした後は、スタッフ総出で大量の道具の片付けやショップの掃除をします。
ガイドは体力的にキツく接客スキルも求められる大変な職業です。それでも続けられるのは「人を笑顔にできる」「人に喜ばれる」これに尽きるのではないでしょうか。
◆ピナイサーラの滝で一日を過ごす
当店のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースに参加すると、西表島の基本的な魅力を体験することができます。そしてこのコースは石垣島からの日帰り観光も可能です。
ピナイサーラの滝に行くコースは他にもたくさんのツアー会社が開催しており、そのほとんどは石垣島を8時台に出発するフェリーに乗って西表島へ渡ります。そうすると、同時刻に大勢の人がツアーをスタートするため、所々で混み合ってしまう状況が生じます。
その点、風車では石垣島を7時台に出発するフェリーに乗っていただくので、混み合う前の静かなフィールドでカヌーやトレッキングが堪能できます。
朝早いのが苦手な方にとっては少しハードルが高いスケジュールですが、前日から西表島にお泊りの方や「得意技は早起きです!」という方には打ってつけのコースですよ!
◆早めのご予約を
ピナイサーラの滝周辺エリアは、2025年春より一日あたり200名までしか立ち入りできない特別な場所になります。そして2024年9月より入域許可の申請窓口がオープンする予定です。
これまで参加者の皆さんは “旅行滞在中に天気が良さそうな日にツアーを予約する” という行動が多かったのですが、希望日ギリギリの予約ではツアー会社に空きがあったとしても入域許可の枠(上限200名)に空きが無い可能性もあります。特に春休み、ゴールデンウイーク、夏休みは要注意です。
飛行機と宿泊の予約が完了したら、ピナイサーラの滝へ行こうと思うのであればツアーもなるべく早めのご予約をお勧めします。
→ ツアーに関するお問い合わせはこちら
◆さらに詳しく
特設のピナイサーラの滝特集ページでは、さらに詳細なツアーの流れを紹介しております。どうぞご覧ください。
~命のバトン~ ヨナグニサン次世代へ! 2024年8月14日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
昨日のツアー中、西表島に住んでいても滅多に見ることのできない、世界最大級の蛾(ガ)であるヨナグニサンに出会いました!
◆貴重な様子を観察
モスラ(なつかしい…)のモデルになったとも言われるヨナグニサン。
今回は、な、なんと交尾中でした!(多分)
しゅうさんが見かけたのはツアーが始まる9時頃とカヌーを終えて戻ってきた12時過ぎ。同じ場所で同じポーズをとっていたので、3時間以上もどのようにしていたのか…謎です。
多くの人が通る場所でしたが、誰も捕獲することなく、あたたかく見守っていたのですね。
◆前回の出会いは10年前
実は今から10年ほど前、夜のドライブ中に空からヨナグニサンが舞い降りてきたことがあり、当時のことを記したブログがあります。
羽化後の成虫は口が退化しているため食事ができず、寿命は長くて一週間ほどと非常に短いそうです。
その一週間の間に交尾をして、次世代へ命を継承するためだけに生きる。そんな儚い生き物のヨナグニサン。
大空を羽ばたく彼らの子孫にお目にかかれる日を心待ちにしたいと思います。
《2024年 夏休み》毎日が滝あそびいっぱい☆ 2024年8月11日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は山の日、気づけば夏休みもあっという間に中盤に入りました。
風車のガイドたちは日々、ツアーに参加される幼児、小学生の子供たちと遊びまくっています♪
◆夏休み後半、まだ若干の空きあります
観光シーズン真っ盛りの西表島。ブログの更新もなかなか進まず(汗
ということで、最近のツアーの様子を画像で一気に紹介します。これからツアーに参加される方はツアーの雰囲気の参考にしてください。
それから「せっかくの夏休みなんだから、やっぱりどこか遊びに行こうよ!」と今から旅行の計画を立てる方、風車のツアーはまだ若干の空きがございます。
ご希望のコースの空き状況をご確認のうえご予約くださいね。
◆夏の服装の注意事項
基本的に滝つぼで泳げる服装でツアーにご参加ください。
Tシャツ、短パンの方もおられますが、日焼け、擦り傷などを防ぐには短パンの下にスパッツ、Tシャツの上に薄手のパーカーなどの長袖を着ると良いと思います。そして日差しが強いので帽子はあったほうがいいでしょう。サングラスもあればご持参ください。
◆お子様にはマイ水筒をご用意ください
買った時は冷たい飲料水もペットボトルのまま持ち歩くと、高温と強烈な日差しでどんどんぬるくなってしまいます。
朝、ホテルを出発する前、マイ水筒に氷をたくさん入れておきましょう。そうすればペットボトルの中身を水筒に移し替えるだけで冷たいドリンクを一日中持ち歩くことができます。
蒸し暑いジャングルで冷えた水やスポーツドリンクが飲めるのは、大人も子供も安心感につながりますよ。
◆靴のサイズが17センチなのですが…
当店で用意しているレンタルシューズは18~30センチとなります。
お子様の靴のサイズが17もしくは17.5センチの場合は念のため、濡れても汚れてもよいスポーツサンダル、マリンシューズなどをご持参ください。
当店のレンタルシューズはマリンブーツタイプなので、ファスナーを上げると足首がキュッと締まります。
概ね、17センチ位のお子様であっても18センチのシューズで問題なさそうですが、ツアー当日にご持参したシューズと実際に履き比べてみることをお勧めいたします。
◆夏の思い出づくりは風車で!
夏休みシーズンに入ってから当店のガイドはお子様連れのファミリーをメインにご案内しているので、日々、良きお兄ちゃん、お姉ちゃんとなっています。
ツアー中に少しでも心配事があれば気軽にガイドにご相談ください。気さくで親しみやすいガイドたちなので必要以上の気づかいは不要ですよ!
8月の西表島ってどんな感じ? 2024年8月1日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今日から夏本番中の大本番、8月のスタート。西表島は観光業の最盛期です。
8月の沖縄は楽しいに決まってる!
八重山旅行はワクワクでいっぱい!!
ご期待以上に楽しんでいただきたい。そんな想いで8月の西表島に観光で来られる皆さんに注意点をお知らせします。
◆西表島に宿泊するメリット
- 石垣島へ戻る必要がないのでアクティビティツアーの終了時間が気にならない
- 早朝ツアー、ナイトツアーに参加できる
- 朝焼け、夕焼け、星空など「離島の離島」ならではの風景が見られる
夜は町へ繰り出してはしご酒!という方には不向きな西表島ですが、自然と触れ合うことを目的に選択されるのであれば、石垣島からの日帰りではなく、ぜひ西表島にお泊りください。
朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の西表島でしか見られない、感じられない自然体験が溢れていますよ。
◆西表島に宿泊するデメリット
- 朝食のみの宿泊プランだと夕食難民になる可能性がある
- 台風接近時は早めにフェリーが欠航する
夏場は飲食店が非常に混み合います。当日ふらっとお店に入っても予約でいっぱい!というのは日常の光景となりつつあります。
旅行のためのホテル、飛行機、アクティビティツアーの手配と同時に、宿泊先が夕食なしのプランであれば飲食店の予約もしておきましょう。お酒を飲まれる方には送迎付きのお店もありますよ。
沖縄の旧盆(旧暦7月13日~15日)に当たる期間は、特にお休みする飲食店が多いのでお気を付けください。
また、台風に関するキャンセルの取り扱いはホテルによって違うようですが、宿泊に関しても以下のようにならないようにお気をつけください。
台風が来てるからホテルをキャンセルしたいけどキャンセル料が発生する
↓
キャンセル料を払うのが嫌なのでとりあえず泊まる
↓
台風でどこのツアーも中止になりすることが無くなった
↓
台風が過ぎるまでホテルに缶詰状態
↓
台風が過ぎても船はすぐに動かない
↓
数日後、何もできないままようやく島を出る
◆希望に合ったアクテイビティツアーを見つける難しさ
風車はマングローブカヌーやトレッキング、キャニオニング体験など、いわゆる「アクティビティ業者」です。そして西表島にはなんと120社以上の同業者があり、超レッドオーシャンの業界なのです(汗)
→ <竹富町観光案内人条例>免許事業者(ガイド)一覧
ところが、120社以上もあるので「天気予報を見てから決めよう」「朝の気分で決めよう」などと考えていたら、イメージしたアクティビティ体験ができない可能性があります。
その理由は、まず120社すべてを比較検討するのは不可能に近いです。
しゅうさんは西表島で25年ほどこの業界にいますが、今は知らないお店、知らないガイドが多数います。同業者ですらそんな感じなので、ネットで希望に合ったツアーを探すのはかなりの時間がかかります。
やはりお店選び、ツアー選びは早めに取り掛かる方が良いでしょう。
そして8月は家族旅行のハイシーズンなので、人気のあるお店やツアーはすぐに満員となります。
例えば夏休み中に当店で一番人気のあるマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースは、一人のガイドに対して参加者は7名までとなります。
4人家族のお申込みがあると、別の4人家族が申し込みを希望されても定員オーバーで対応ができないのです。特にグループ旅行で10名前後で参加の場合は2名のガイドが必要になってくるので、直前のご予約はかなり困難になると思われます。
ホテルも飲食店もアクティビィも事前予約が必要ですが、せっかくのサマーバケーションを残念な思いで過ごすことのないよう、早め早めに楽しみながら計画を立てていきましょう!
◆レンタカーの予約もお早目に
当店では8月のツアーの予約が本格的に入り始めるのはGW過ぎからです。アクティビティに関してもそのような状況なので、ホテルの予約もほぼ埋まっている頃だと思われます。
先にも述べたように、ホテル、飛行機、アクティビティツアー、飲食店を予約したら、次はレンタカーも確保しましょう!
西表島のレンタカーは石垣島と比べると台数はかなり少なく、8月はお盆の時期を中心に満車となります。多くの方が2日間や3日間の利用なので、予約が遅れると2日以上借りることが難しくなってきます。
西表島にはタクシーは走っておらず路線バスも日中に数便あるだけで、夕方以降の移動手段はレンタカーしかありません。西表島は県内では沖縄本島に次いで2番目に広い島です。ご旅行中の移動手段としてレンタカーの確保は重要と思われます。
◆突然の停電…まずは落ち着いて!
2024年夏、西表島では停電が度々発生しています。台風の暴風や落雷による影響なら仕方ないと諦めるしかないのですが、なんでもない時に何故かいきなり停電が発生するのです。
特にしゅうさんが「イラッ」としてしまう停電とは…
- 熱帯夜の停電で汗びっしょりで目覚める時
- 入浴中に洗顔してる最中の停電
- 夕食を「いただきまーす!」した瞬間の停電
- 愛鳥のオマメちゃんが放鳥中の停電
最後のオマメちゃん放鳥中の停電に関しては、イラッというよりオマメちゃんがパニックになってしまうので心配でしかたありません。
5分から10分程度の短い停電が頻繁に発生すると、ヤレヤレという気持ちになるのと同時に「なんで??」と疑問になります。電化製品にも悪影響を及ぼすので、電力会社さんはぜひ改善してもらいたいです。
西表島で頻繁に起こる停電については以前もブログにしたためたことがありますが、宿泊中の突然の停電に備えて非常用のライトはわかる位置に置いておきましょう。
そして停電になった場合はライトで足元を照らしながら外に出て、街路灯や周辺の建物も真っ暗になっているかチェックしてください。
台風、落雷以外の停電の場合はしばらくすると復旧することがほとんどですので、焦らずにお待ちくださいね。
→ <ブログ>西表島で突然の停電…でも焦らないで!
◆8月でも咲いているサガリバナ
上原港近くにあるロビンソン小屋さんの敷地の片隅には大きなサガリバナの木が生えていて、スーパー川満さんの駐車場から間近に眺めることができます。
8月だと開花の全盛期は終えていますが、まだ少しは咲いている花があるかもしれません。朝や夜にスーパーへ行ったら、ぜひチェックしてみてください。とても良い香りがしますよ。
(下の写真は6月の開花風景です)
◆<まとめ>8月の西表島
とにかく一年で一番、西表島がにぎやかな月が8月です。
海で遊ぶのもよし、川や滝つぼで遊ぶのもよし、星空を眺めるのもよし。何をして過ごしても最高の季節であることは間違いありません。
しかし、日焼けのし過ぎによる火傷やケガ、開放感からのお酒の飲みすぎ、熱中症には十分に気をつけて楽しみましょう。それが8月の西表島を余すところなく満喫するコツですよ!