西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 <第5回> 2025年 サガリバナツアー 2025年6月30日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今シーズン5回目のサガリバナツアー

この数日間、西表島には雷注意報が発令され続け、昨日の朝は空全体が雲に覆われて星がほとんど見えませんでした。
しかし、今朝は一変して満天の星空が広がりました☆彡

朝を迎えても晴れ渡る空が気持ちよく、川面はまるで鏡のようでした。

◆ポイント紹介『バニラストーンズ』

昨日のブログでツアーコース内のポイント名を2つ(ファーストサプライズとシャンデリア)紹介しましたが、実は、全部で6つあるんですよ。
本日は残り4つのうちの1つについてのお話です。

カヌーを漕ぎ始めて10分ほど経つと、まだ薄暗い中、甘い香りが漂ってくる場所があります。
その辺りには特徴的な大きな岩があり、ちょうど良い目印になっているため風車では “バニラストーンズ” と名付けました。

ガイドはバニラストーンズ付近の「香りの強さ」を上流のサガリバナがたくさん咲いているかどうかの目安にしていますが、今朝はお客様にも分かるくらい甘い香りがはっきりと漂っていました。

よく見るとカニさんも甘い香りに引き寄せられたのか、落ちた花をハサミでつかもうとしていました(笑)

バニラストーンズで香りの確認がとれるとガイドはとても安心します。

昨日まではそれほど香りが漂っていなかったので不安をかかえながら次の “ファーストサプライズ” に進んで行ったのですが、今朝はワクワクしかありませんでした。

ちなみにガイドはシイラ川を何度も漕いでいるのでどこにどんな岩があるのか共有できるのですが、夜明け前の周りがよく見えない状況でお客様に「あれがバニラストーンズです」と言っても特に刺さらないです(笑)

“バニラストーンズ” はガイドがサガリバナの開花状況を予想する、まさに試金石です。

◆本日の “シャンデリア”

サガリバナツアーのシンボルツリー “シャンデリア” は今朝も花は一つも咲いていませんでしたが、つぼみは確実に大きくなってきました。

本丸というべきシャンデリアの見頃はまだ先になりそうですが、その周りにある二の丸、三の丸の木はもういい感じで咲き始めました。

明日、7月1日は完全休養日とさせていただきますが、明後日の7月2日からはもっとたくさんの花が楽しめそうです。

◆サガリバナツアー開催期間中について

ここでしゅうさんの小ネタ紹介です。

サガリバナツアーの開催が近づくと軽い食事制限を開始します。そしてツアーが始まると夜明け前の早朝運転もあるため、ツアー前日のアルコースは一切禁止です。

6月26日からサガリバナツアーが始まったものの開花状況が「全盛」とは言えず、そのストレスからか6月28日には体重が1キロ減っていました。

しかし、しゅうさんは病気になってもケガをしてもしっかりお腹はすくタイプなので、

AM1:30 軽食
AM8:30 朝食
AM11:30 昼食
PM2:00 間食
PM7:00 夕食

この生活サイクルによって、本日6月30日の時点で元の体重から1.5キロ増えました。結局、サガリバナツアーがスタートして5日間で500グラム増というわけです(笑)

夜中の軽食がないと朝からパワーが出ないし、午後の間食を食べないと「ご褒美」的なものがなくなるし、今はとにかく食べながら次のことを考えます。

明日は完全休養日です。
今夜は久しぶりにビールでも飲みたいですね。

(#-⊡ω⊡#)/▽ カンパーイ♪

 <第4回> 2025年 サガリバナツアー 2025年6月29日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今シーズン4回目のサガリバナツアー

昨日まで満天の星空が続いていたのですが、今朝はあいにくの曇り空。
雨は降っていないものの空全体が曇っていたため、いつもなら5時前から始まる朝焼けが5時半頃になってもうす暗い状態が続きました。

闇カヌー?ナイトカヌー?
鳥たちのさえずりも今朝は20分くらい遅かったような気がします。

◆その名も『ファーストサプライズ』

今朝は天の川どころか夏の大三角も見えない星空でしたが、ツアーの主役「サガリバナ」はこれまでに比べて開花がぐっと増えました!

(*´`*)ノ ヤッター♪

風車ではツアーコース内の特定の場所に独自のポイント名をつけているのですが、サガリバナツアーで一番最初に撮影したくなるポイントを “ファーストサプライズ” と呼称しています。

そのファーストサプライズで、今朝はいい感じでたくさんの花を見ることができました!

ファーストサプライズ、最初の驚き。
なんのひねりもないネーミングですが、実際に最初に歓喜の声が聴ける場所ですよ。

そして今朝はいつもより薄暗いのにもかかわらずサガリバナの*スイッチがすでに入っており、ポトリポトリと落ちるサガリバナをいきなり観ることができました。(*こちら参照)

◆シンボルツリー『シャンデリア』

お次はサガリバナツアーのシンボルツリー “シャンデリア” ですが、今朝はポツンと咲いているくらいでした。

このシャンデリアが開花のピークを迎えると以下のように見ごたえ抜群です。早くその時期を迎えたいですね。

◆刻々と変化するシイラ川

ポイントを一通り見終えて引き返すと、最初のポイント “ファーストサプライズ” には、これまで見られなかったくらいの花が浮かんでいました。

同じ川の往路と復路でも、時間が経つにつれ違う表情を見せてくれる楽しみがサガリバナツアーにはあります。

まだ開花の全盛期とは言えませんが、それでも風車のエース星くんはカヌーから降り、サガリバナとお客様の「映え写真」をがんばって撮ってくれました。

浅い所ではカヌーから降りることもできますが、その際はガイドに一声かけてくださいね。
川底の泥に足が沈むとサンダルがどこかに行ってしまうかもしれないので(汗)

◆明日はもっと良くなるはず!

“ファーストサプライズ” がいい感じになってきたので、今夜は安心して眠れそうです。明日も2時起きがんばりますね!

今朝は0時50分に目が覚めたしゅうさんでした。

 《感謝》うれしいクチコミありがとうございます! 2025年6月29日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいま開催中のサガリバナカヌーコースですが、今シーズン一番乗りでツアーにご参加いただいたお客様より、さっそく嬉しいクチコミが届きましたのでご紹介させていただきます!

◆今年最初の早朝サガリバナカヌーツアーに参加しました!

実は、18年前、私たち夫婦と3人の子どもたちでピナイサーラの滝ツアーに参加した会社が風車さんでした。当時ガイドは、代表の大谷さんお一人でしたが、親切丁寧にガイドしてくれて、子どもたちが大喜びだった思い出があります。

なので、今回、サガリバナカヌーツアーに参加するなら風車さん一択で決まり!早々と予約しました。18年ぶりの大谷さんに会えるのも楽しみでした。

サガリバナツアーは、早朝の暗闇の中、ガイドさんの案内で、後良川をゆっくりカヌーで進みます。少しずつ明るくなるにつれて、バニラのようなあま〜い香りがしてきました。静かな空気の中、花の香りと花の落ちる音が聞こえてとても幻想的でした。

そして、私たちツアー参加者みんな、とても良い気持ちになっていました。それは、風車の4名のガイドさんの親切丁寧なガイドのおかげです!

ガイドのみなさんは、西表島の自然や植物に詳しく、親切丁寧で、私たちを楽しませようという気持ちが伝わってきました。ここにも大谷さんのスピリットが引き継がれているんだなぁと感動しました。

フレンドリーに話しかけてくれたり、ステキな写真を撮ってくれたり、楽しい雰囲気はツアー全体を明るくして、他の参加者の方々とも帰り道には楽しくお話するようになっていました。素晴らしいことですよね!

西表島には何回か来ておりますが、また来たくなるようなツアーでした。大満足です。ありがとうございました。西表島のカヌーツアーなら風車で決まりですね!

これからも連日の早朝サガリバナツアーで、お忙しいことと思います。風車のみなさま、体に気をつけて頑張って下さい。

最後に、18年ぶりの大谷さん、お変わりありませんでしたよ!お互い丸くなったかもしれませんね笑。

来年もお世話になりに行きたいです。そして、送迎してくれた植物や動物に詳しいかわいいお兄さん、ステキな写真をたくさん撮ってくれた優しいお姉さん、明るく楽しく頼りがいのあるガイドしてくれた星さん、またお会いできることを楽しみにしています。
風車応援してまーす!

◆温かいお言葉ありがとうございます

先日はツアーのご参加ありがとうございました。そしてレビューも励みになります。

18年前と比べると私自身の体力はかなり落ちましたが、素晴らしいスタッフ達に恵まれたおかげで、ツアー中の「小回り」「気配り」はかなり進歩しました。

今回のツアーでいただいた評価に甘んじることなく、もっとよいツアーができるようスタッフ一丸で頑張ります!
来年のサガリバナツアーもぜひご参加くださいね。

西表島カヌーツアー風車
大谷修一

 <第3回> 2025年 サガリバナツアー 2025年6月28日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今シーズン3回目のサガリバナツアー

本日も無事終了しました!

◆ツアー中はガイドも写真撮影

まだサガリバナ開花の全盛期を迎えていないシイラ川ですが、それでも夜明けの頃からマングローブの奥地で「ポトリ、ポトリ」と落ちた花が下流へとゆっくり流れ、ツアーに参加された皆さんも写真撮影を楽しんでおられました。

ちなみにサガリバナツアーの最中、ガイドはiPhoneで写真を撮ります。そしてツアーが終わるとその場でAirDropもしくはLINEで画像を差し上げています。

昨年は泳ぎながら撮影することも(笑)

もしもお気に入りの一枚がありましたら思い出として残しておくだけでなく、友人、知人、ご家族に「拡散」もお願いしますね。「西表島の(風車の)サガリバナツアーはいいよ!」と(笑)

さて本日はサガリバナツアーを楽しむコツを3つお伝えします。

<楽しむコツ1> まずは『クンクン』しましょう♪

ツアー開始時は朝焼けが始まるものの、まだ周りがよく見えません。

初めてのカヌー体験でいきなり薄暗い中を漕ぐのは不安な方もいるかもしれません。

「よく見えないなぁ… `; ) コワイ

しかし、ご安心ください。目は次第に慣れるし、少しずつ朝が近づいてきます。そして目でサガリバナの花を探すのではなく、鼻で花の香りを探しましょう。

サガリバナポイントが近づき、うっとりするような甘い香りが確認できたらガイドがお知らせします。カヌーを漕ぐ手を休め、まずはクンクンと香りを楽しみましょう。
どんな香りか分かると「どんどん香りが強くなった」「すぐ近くに咲いてる」と気づけるようになりますよ!

香りの出るブログをだれか開発してくれないでしょうか?

<楽しむコツ2> 葉っぱを覚えましょう♪

サガリバナの「葉っぱ」は他の木に比べサイズが大きめなのです。

葉っぱさえ覚えてしまえば、明るくなると「香り」と「葉っぱ」でサガリバナの木をなんとなく判別できるようになります。

それまではガイドが「ここに咲いてますよー!「こっちにも咲いてますよー!」とお知らせしますが、やがてご自身でサガリバナの花を見つけられるようになるでしょう。

花の香りと葉っぱの形を覚えるだけでガイドが側にいなくても楽しめますよ。

<楽しむコツ3> スイッチの入った木を見つけましょう♪

ツアーの前半、ガイドが「ここに咲いてますよ~」と言うと皆さん集まって順番に撮影されるのですが、次第にあっちこっちに咲いているのに気づくと分散していきます。

枝からぶら下がる花房の撮影が一段落すると、次は川に浮かぶ花を撮影したり思い思いに行動されるのですが、写真を撮りながらスイッチの入った木を探しましょう。

「スイッチ? 何それ?」と思われるかもしれませんが、要は、サガリバナは朝になるとポトリポトリと花を落とし始めるのが特徴です。
ただし全ての木が同時に落ち始めるわけではなく、木によっては夜明け前から、別の木ではツアーが終わる頃に、タイミングは様々です。

「スイッチが入る」の意味は「花を落とし始める」ということです。

ジャングルの奥深く、静かにポトリポトリと花を落とす姿の「儚さ」が感動的なのです。頭上に咲く様子だけでなく、ぜひ水面に落ちる花の瞬間もご覧くださいね。

◆しゅうさんが考えた法則

「動画撮影を始めると花は落ちない」

花が落ちる儚い瞬間を動画に残したくて撮影を始めると、1分経っても2分経っても花は落ちず…。
そんな時、気になってしまうのがスマホの容量。
一度、撮影を止め、要らない動画を削除しているうちにポトリと落ちるサガリバナ。

これも厳しい現実です(涙)

◆本日も満員御礼!

超早起きが絶対条件のサガリバナツアーですが、本日もたくさんのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。

さて、明日もしゅうさんは2時起きです。
どんなドラマが待っているのか!?
今から楽しみです (-⊡ω⊡)♪

 <第2回> 2025年 サガリバナツアー  2025年6月27日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今シーズン2回目のサガリバナツアー

本日も満点の星空の下、お花見カヌーへ出かけてきました!
今回は風車の頼もしいガイド達へサガリバナツアーについて一言、聞いてみました。

◆みずき(小倉瑞嬉)

去年、初めてのサガリバナツアーをガイドさせてもらい、今年もこの季節がやってきました。

ガイドは2時半起き、お客さま3時起き、いつもと違うライフスタイルを送っています。ですが、眠さを打ち消すぐらい魅力のあるサガリバナと星空を見ながらツアーを楽しみましょう!

◆ミッキー(立川幹人)

今年は開花の遅れたサガリバナですが、ようやく見頃になってきました!
薄明の水面を彩る花を皆様と眺めることを楽しみにしております!

◆ほし☆彡(星崇文)

満点の星空下はじまり、朝焼け、鳥のさえずり、朝日に照らされるマングローブ林と早朝ツアーは見どころが多くあります。
もちろん目的はサガリバナ鑑賞ですが、その他の要素もこのツアーの満足感を高めてくれます。

毎朝ワクワクしながらツアーに出かけています!

◆わずかに空きあります

ご好評いただいておりますサガリバナカヌーコースは7月13日まで開催の初夏限定コースです。

空き状況は残りわずかとなりましたが、日によっては2名、3名様でご予約可能な日が2~3日ほど残っております。

ツアーの参加をご検討中の方はお早めにお問い合わせ、ご予約いただけると幸いです。

夜明け前出発!サガリバナカヌーコース

 《祝》2025年 サガリバナツアー開幕! 2025年6月26日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ついに本日より初夏限定のサガリバナツアーが始まりました!
(-⊡ω⊡)ノノ゙パチパチ☆

★得意技は早起き過ぎる早起き

朝2時(深夜2時?)にアラームをセットし、昨夜は9時前に就寝しました。

いつもは4時すぎに目が覚めるしゅうさんですが、さすがにさらに2時間も早く起きるのは自信がありません。
アラームをセットするのはこのサガリバナツアーを開催する時期だけなので、音量もどのくらいが適当なのか分かりませんが、とりあえず寝ました…zzz

そして早起きが得意なしゅうさんは、いつもどおりアラームが鳴る前に目が覚めました。
時刻は0時45分。せめて2時まで寝たかった(涙)

◆深夜1時に出社

風車のベースに1時過ぎに行き、超、超、早めの朝ごはんを食べ(もはや夜食?)、スタッフが集合する3時半まで外で星空観察をしていました。

3時。
風車グループLINEにスタッフ全員の「おはようございます」メッセージが届き、起床の確認をしました。

3時半。
スタッフ全員で朝礼。そしてお客様をお迎えに出発しました。
今朝は「いま起きました。。」っぽい方はおらず、皆さん、それぞれが星空観察をされていたようです。

4時。
再び満点の星空を見上げると、ダイナミックな天の川と大きな大きなへびつかい座、沈みゆくさそり座とてんびん座が西の空に見えましたよ☆

まさに3日前のブログで紹介した星空そのものです。

夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡

このまま満天の星空を眺め続けるのもいいかも…と思わせるような夜明け前でしたが、本命はサガリバナです。

◆今シーズン初のサガリバナカヌーツアー! 

ツアーフィールドの後良川(シイラガワ)へ到着したら川にカヌーを降ろします。

アカショウビンの声をBGMにカヌーを漕いでいると、いつの間にか夜が明けていました。上流へ進むにつれ川幅は狭くなり、ジャングルの奥地へ入っていきます。

今朝の開花状況ですが、一分咲きといった感じで見頃の全盛期はまだまだ先になりそうです。

ただし本日のカヌーは大潮の満潮の時間帯に重なったので水位が高く、ジャングル奥にある普段は陸地エリアのサガリバナの木も水に浸かり、帰る頃は水面に落ちた花を観賞することができました。

サガリバナはこれから日ごと咲く花の量は増えていきそうです。ご期待くださいね。
そして本日ご参加いただいた皆さん、本当に何か月も前からツアーをご予約いただきありがとうございました。

夜明けへ向かう薄明るい中でのカヌー体験はとても幻想的だったのではないでしょうか?
またいつかご参加くださいね。しゅうさんもあと数年、あわよくば10年はがんばりますよー♪

◆みんなそろって朝ごはん

ツアーが終わり、お楽しみの朝ごはんタイム。

いつもの日中のツアー終了後はもぐもぐタイムで甘いもの中心ですが、サガリバナツアーの期間中だけはしゅうさんの奥さんが朝食の準備をしてくれます。

ごはんは西表島の新米です。西表島ではもう新米が食べられるんですよ。
品種はミルキークィーンという甘くてモチモチっとした食感の美味しいお米です。

今朝は4人で4合ペロリと平らげたことを奥さんに報告したらビックリしてました。明日は5合炊いてくれるそうです(笑)

サガリバナツアーが無事終わった後の朝食は金曜日の夜くらいの安ど感があります。
スタッフのみんなもお疲れ様でした。明日も3時半集合でお願いしますね!

 西表島、もう一つの夏の風物詩「停電」 2025年6月24日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

西表島の夏の風物詩「サガリバナ」。

そのサガリバナツアーは明後日の26日から開催しますが、先日、西表島でサガリバナと並ぶもう一つの夏の風物詩である「停電」がありました。しかも二日続けて…。

◆原因不明

台風でも来ていたら仕方がないのですが、この二日続けての停電の原因はよくわかりませんでした。
両日とも停電の発生した時刻は4時半頃。夕方にかけて電力の消費量が急増したことによるものだったのでしょうか?謎です…。

しゅうさんは以前、西表島での停電についてブログにしたことがあります。
しかし、今回はそのブログに基づいて対応するべきところを少々誤ってしまいました。自分で書いたブログなのに(汗)

◆2023年11月11日のブログでは…

→ 西表島で突然の停電…でも焦らないで!

1. まずは落ち着く

→ これは大丈夫でした。

夕方ということもあり、エアコンが切れるのが辛いくらいで、数分くらいで復旧すると高をくくっていました。

2. 周囲の状況を確認

→ 今回はここを見誤りました。

夜ならば明かりが消えて真っ暗になります。外に出てご近所さんの明かりもチェックすれば停電が我が家だけなのか町全外なのかが分かります。

しかし今回は暑さがピークの夕方の時間帯だったこともあり「エアコンの効いた部屋から出たくないな…」「どうせ数分で復旧するでしょ」みたいな気持ちがあり、20分ほど周囲の状況確認を怠りました。

スタッフ全員でのもぐもぐタイム(一日の終わりのミーティング)が終わる頃の停電だったので早々に解散しましたが、帰宅したスタッフから「こっちは停電した形跡がないし電気も普通に使えますよ」「停電はあったけど今はもう復旧してます」という報告が!

慌てて沖縄電力に電話すると、どうやら西表島の広い範囲の中で一部の家だけで停電が発生していて原因は不明とのことでした。
そうです。その「一部の家」こそ風車でした(泣)

◆停電から3時間後に復旧!

復旧には工事が必要と言われたので、しゅうさんは迷わず発電機を稼働させました!

台風時以外では滅多に動かすことのない発電機ですが、離島暮らしには必需品です。これさえあればエアコンも冷蔵庫もパソコンも、いつも通り問題なく使用できるのです。

涼しい部屋で過ごすしゅうさんとは対照的に、外では作業員の方が暑い中、一生懸命に復旧工事をしてくれています。

そして沖縄電力に通報してから約3時間…無事に復旧しました~ (*´▽`*) パチパチ♪
日曜日の夕方から工事をしてくれた方に感謝、感謝です!

これから夏のシーズンに入り、多くの観光客の皆さんが西表島に宿泊されます。
今回の停電の原因が電力の使い過ぎによるものなのかは分かりませんが、とにかく西表島では何でもない時に停電が起きます。

特に夜の停電はいきなり真っ暗になってビックリしますが、ほとんどが少し待てば復旧します。
しかし、思ったよりも長く停電がつづく場合、灯りのないままで出歩くのはやめましょう。電話で宿の方に状況を尋ねてくださいね。

 夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡 2025年6月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

来週から始まるサガリバナツアーに備え、最近は通常より1時間早い4時起き生活をしています。

「明日から4時に起きよう」

そう決めたらアラーム無しでも4時に目が覚める、これは才能といってもいいでしょう。
本当は6時までぐっすり眠りたいのですが、どうしても起きてしまいます(笑)

◆2025年6月23日の「日の出」

東京の日の出はAM4:26、西表島はAM5:57。実に90分も差があります。

東京の空が朝焼けに包まれる頃、西表島はまだ星空です。本州から西表島に来られた皆さんは朝が来るのが遅いのに驚くことでしょう。

しゅうさんはツアーの準備を毎朝5時過ぎから始めますが、それまでの時間は外に出て星空を眺めています。今は新月に向かい、月も日毎に細くなっています。

◆2025年6月23日の「星空」

最近、夜明け前に星空を眺める時は東の空から見ます。今朝はAM4:40から観察を始めました。

まずは地球のお隣さんの金星。その近くには月、はるか右上には土星も見えます。

土星の下にはくじら座のディフダ、そこから右へ視線を移すとみなみのうお座の一等星フォーマルハウト。そのちょっと下につる座のティアキとアルナイル。

そして西の空の低い位置にはいて座がありましたが建物に遮られて撮影できず(涙)
さそり座にいたってはもう沈んでしまいました。

次に夏の大三角を眺めます。

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル。夏の星空の「主役」ですね。
中央の天の川もとてもきれいで、周囲をぐるっと見渡せばいて座からカシオペヤ座も見ることができました。

カシオペヤ座の近くには北斗七星のミニチュア版のようなこぐま座と、あまり馴染みの無いケフェウス座がはっきり見えます。

ケフェウス座について調べてみると、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王国のケフェウス王を表した星座だそうです。
どんな物語なのか興味がわいてきたので、石垣島の図書館に行ったら調べてみたいと思います。

頭を真上に上げるとペガスス座の四角形が大きく広がっていました。
ペガスス座の右にはうお座、左下にはアンドロメダ座。アンドロメダ座のモデルとなっているアンドロメダ姫の右ひざのすぐそばにはアンドロメダ銀河もうっすら見えました。

「なんでペガサス座って言わないの?」と思いググッてみたら、星座名はラテン語読みをするらしく、ペガサスのラテン語読みが「ペガスス」だそうです。

「聖闘士星矢の聖衣がペガススだったらあんまりカッコよくないなあ…」と思ってしまったしゅうさんです。まぁどうでもいい話ですが(笑)

◆星空観察から始まる一日を

こんな感じで同じ時間帯に同じ場所で星空を数日眺め続けると、あまり星に詳しくないしゅうさんでも頭の中に星の位置が入ってくるのです。

サガリバナツアー開催期間の前半(7月8日頃まで)は月明りがほとんどありません。
皆さんも早起きをした日は夜明け前の星空観察をお楽しみくださいね!

 【救命救急講習会】を受講してきました! 2025年6月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

昨日「救命救急講習会」が開催されました。

◆風車のガイド全員で受講

カヌーツアー終了後、片付けや明日の準備を済ませたら休む間もなく風車のガイド全員で参加してきました!

今回の講習会は沖縄県の水上安全条例に基づいての開催です。

まずは沖縄県内における水難事故の状況についての情報共有があり、その後はいつもの「心肺蘇生法」「AEDトレーニング」がみっちり行われました。

実は2週間前も竹富町の案内人条例に基づいた講習会があり、その時も同様に心肺蘇生法とAEDトレーニングを行いました。
今年はたまたま開催時期が重なりましたが、毎年、年に最低2回は同様のトレーニングを受けています。

◆オートショックAED

昨日の講習会では新しいことを知りました。
最近は「オートショックAED」という装置もあるそうです。

オートショックAEDには電気ショックを実施するためのボタン(通称:ショックボタン)が無く、電気ショックの必要性を装置が自動で判断して実施するそうです。
救助者の精神的な負担がかなり減りそうですね。

オートショックAEDには、それを示すラベルが貼られています。

しゅうさんが救助の現場に立ち会うことになり、AEDを使おうとしたらボタンが無い…!
オートショックAEDのことを知らなければ焦りまくりです(汗)

オートショックAEDと一般的なAEDの違い

ほとんどが「お約束」の講習内容ですが、こうして新しい情報にアップデートすることもできるので『重要』であるというのは間違いありません。
繰り返しトレーニングを受けることで、本当にいざという時、訓練通りの行動がとれるようにしておく必要がありますね。

◆AED設置場所

心肺蘇生法やAEDの使い方を知っていても、実際にAEDがどこにあるのか知っておく必要があります。

竹富町のホームページにはAEDの設置場所が一覧で紹介されています。

→ <竹富町> 各AED設置施設一覧

その中の一つ、上原港旅客ターミナルにあるとされるAEDをスタッフのミッキーが確認してきました。

写真を見ても分かるように、ターミナルの中に設置されていました。
これでは急きょAEDが必要になっても、ターミナルが開いている時しか使えません…。

AED設置場所一覧には島内35カ所の施設が掲載されていますが、いざという時、実際に使用できるAEDはどこにあるのか?
この点について、スタッフ全員で再確認しておきますね。

◆ちょっとだけサガリバナ情報

さあ、来週の26日からサガリバナカヌーツアーが始まります。
川満スーパーの駐車場からロビンソン小屋さんのサガリバナを毎日観察していますが、ついに開花しました!

たくさんの蕾も日々、ピンクに色づき、ふっくら成長していきます。
しばらくは可憐な姿と甘い香りに癒されそうです。

そしてしゅうさんはいつも4時30分の起床で大概、早起きですが、サガリバナツアーが始まると2時間早く2時30分の起床となります。

サガリバナツアーの開催中は軽い時差ボケ状態になりますが、体調を万全にし、皆さんのお越しをお待ちしております。

◆ 残りわずか!サガリバナカヌーコース

すでに満員もしくは残り数名の空き状況となりました。特にツアー開催期間の前半は非常に混み合っております。

ツアー参加をご検討中の方はお早めにご予約くださいね。

→ <夜明け前出発> サガリバナカヌーコース

 『サガリバナの様子は?』下見にいってきました! 2025年6月12日


こんにちは。ガイドの星です☆

いよいよ開催が2週間後に迫ったサガリバナカヌーツアー!
快晴となった昨日、フィールドの下見に行ってきました。

◆はじまりは絶景から!

風車のベースから30分のドライブでツアーフィールドの後良川(シイラ川)に到着。

トレーラーからカヌーを降ろします。
最高のカヌー日和なのに誰もいません!
絶景を独り占め♪

いざ出発!
海を背にして河口から上流へ漕ぎ出します。

両脇には西表島を代表するマングローブ林が広がります。ここから約30分、サガリバナスポットを目指して進みます。

◆ツアー本番は暗闇からスタート

熱中症警戒アラートが発令される中、たくさんの汗をかきながらカヌーを漕ぎましたが皆さまはご安心を!
実際のサガリバナツアーは夜が明ける前の早朝からの開催なので、暑さへの心配は無用ですよ。

静かな川を漕ぎ進むと、だんだん川幅が狭くなっていきます。
いよいよサガリバナの木が見えてきました!

◆順調に成長してほしいサガリバナ

早い時期の下見だったので花はまだ確認できませんでしたが、蕾はちらほら…。

ほとんどの木がまだ蕾すらできていない状態でしたが、中には少しだけ大きく育った蕾も確認できました。

毎年、成長速度や蕾の数が違うサガリバナ。

ガイドとしては蕾がたくさん確認できるか、毎年ヒヤヒヤの下見ですが、6月26日から始まるツアー本番までにはなんとか花が確認できそうな様子でした。

何より今年は例年より早い梅雨明けで、すでに真夏の暑さが続く毎日。
ここからはこの強い日差しを浴びて蕾がグングン成長するのではないかと期待しています。

僕たちガイドも皆さまを万全な状態で迎え入れできるよう、徐々に早起き生活にシフトしていこうと思います♪

◆ご予約はお早めに

例年、大人気のサガリバナカヌーコースですが、すでに満員もしくは残り数名の空きとなってしまった日が増えてきました。

西表島の夏の始まりを告げるサガリバナを観賞しながら漕ぐマングローブカヌーは、特別感あふれる体験となること間違いなしです。

全国の花好きのみなさま、西表島でお会いできるのを楽しみにしております!

→ <夜明け前出発> サガリバナカヌーコース

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