風車のカヌーツアーに 「ぼっち席」 はありません! 2014年8月15日
【 「ぼっち席」 とは? 】
大学の食堂などで、相席を気にしなくてもいいように向かい側の席との間に顔の高さほどの仕切り板を立てた席を「ぼっち席」というそうです。この「ぼっち席」は増加傾向にあるとか。
→ ぼっち席について (Gigazineより)
【 8月後半から9月は大学生大集合 】
夏休み中、毎日のように元気な笑顔で賑わせてくれた小学生や未就学児のいるファミリーも、8月20日を過ぎる頃になるとカヌーツアーへの参加が少なくなってきます。
その代わりと言ってはなんですが、次に風車を盛り上げてくれるのが大学生です。大学の夏休みは羨ましいほど長いらしいですが、旅行に費やす日数は短めなのがここ数年の特徴です。
カヌーツアーへは4~10人位のグループで参加される学生さんが多いようですが、一人旅でのツアー参加ももちろんOK!大歓迎です!!
【 夏はまだまだ終わらない!大学生おすすめコース 】
お盆が過ぎると本土では秋の気配を少しずつ感じるようになりますが、西表島ではまだまだ暑い日が続きます。
9月中旬までは川の水温も高いので、滝に打たれたり滝つぼへ飛び込んで泳ぐなど、亜熱帯西表島ならではの川遊びが満喫できます。
●大学生おすすめコース → マングローブカヌー&キャニオニング体験ツアー
【 一人でも楽しめるの? 】
風車のカヌーツアーは西表島の大自然に寄り添って行います。仲間とワイワイガヤガヤ騒ぎながら楽しむレジャーとはちょっと違います。
風にそよぐ葉擦れの音や鳥のさえずり、パドルにはじける水の音など、大自然からの語り掛けに意識を集中してください。ガイドも決して大きな声は出しません。
人工物の全くないマングローブに囲まれた川へ漕ぎ出すと、一気に自分自身の世界へと入り込める乗り物がカヌーです。
都会の喧騒に包まれた生活を送っている方が西表島の大自然の中で物思いにふけりながらカヌーを漕ぐ…。それはそれは貴重な体験になることでしょう。
【 わくわくランチにぼっち席はありません! 】
マングローブカヌーやジャングルトレッキングで汗を流した後はガイドがわくわくランチを現地調理します。
風車のカヌーツアーに「ぼっち席」はありません。シートを広げて参加者のみなさんと一緒に食べます。
袖振り合うも多生の縁…。この時ばかりは皆でにぎやかなランチタイムにしましょう。ガイドの小話にもご期待ください!
【 一体感が生まれたら最後はみんなで記念撮影 】
朝、当店に集合した時は初対面の見知らぬ者同士でちょっと緊張し、カヌーを漕いでいる時は自分自身の世界に浸り、ジャングルトレッキングは暑くて暑くて精一杯…。
しかし、ゴールへ到着した達成感を共有したことで、わくわくランチが始まる頃から少しずつ参加者のみなさんに一体感が生まれます。こんな感動体験ができるのも西表島観光の醍醐味ですね。
全国各地から様々な年代、職業の方々が集まる西表島は素晴らしい出会いの島です。風車のカヌーツアーに「ぼっち席」はありませんよ!
西表島でラッコ発見!? 2014年8月14日
【 滝あそびしてみたいけど泳ぐのはちょっと… 】
真夏の西表島観光の目玉といえば、何と言っても「滝あそび」でしょう。
暑くほてった身体をクールダウンしてくれる西表島の川や滝つぼは、最高の癒しを提供してくれます。
風車ではカヌーやトレッキングツアーの最中に滝あそびができる休憩ポイントを用意していますが、中には「泳ぐのはちょっと…」と尻ごみしてしまう方もおられます。
そんな時、風車では「ラッコ泳ぎ」をお勧めします。水に慣れていないちびっ子や泳ぎが得意でない大人でも楽しめる泳ぎ方です。
【 ラッコといえば? 】
みなさんラッコといえばどんな姿を想像しますか?
そう!きっと誰もが思い浮かべる絵は、仰向けで水にプカプカ浮かび、お腹の上にのせた貝を石で割る…あの可愛らしい姿ですよね。
正確には「泳ぐ」というより「浮かぶ」なんですけどね (^-^;
【 ラッコ泳ぎの方法 】
ラッコは自然に浮かぶことができますが、人間の場合はライフジャケットが必要です。では、泳ぎ方の説明をします。スイミングスクールで習う必要はありませんよ。めちゃくちゃシンプルです。
1. ライフジャケットをしっかり身体にフィットさせる
ライフジャケットを着たら脇や腰などにあるベルトを苦しくない程度にしっかり締めてライフジャケットを胴体と密着させます。もしベルトが緩んでいると、水に浮かんだ時にライフジャケットだけが浮き上がり体は沈んでしまいます。
2. ゆっくり水に浸かる
足下に注意しながら滝つぼへ入ります。いくら暑いからといっていきなり飛び込んだり滝つぼへ駈け込むのは絶対NGです。
3. 仰向けになって浮かぶ
水に慣れたら仰向けになって浮かんでみましょう。その際、ライフジャケットが顔の方へ向かって浮かび上がるのを両手で押さえます。
これだけです。簡単でしょ?
仰向けに浮かんでライフジャケットを手で押さえるスタイルが「ラッコ泳ぎ」と言われる所以なんです。
あっ!あと一つ大切な事がありました。
水に浮かんだらリラックスしましょう。頭をからっぽにしてリラックス、リラックス (^-^)
【 水に親しむ 】
もしもお子さんが怖がったり緊張してしまったら、まずはパパかママが水に浮かんでお手本を見せてあげてください。
せっかくの西表島観光。天然の滝つぼで泳ぐ非日常体験は滅多にないことですよね。パパやママのサポートでちびっ子を笑顔にしてあげましょう。
ライフジャケットは泳ぐための浮力体ではなく、頭部を水面に浮かばせるためのものです。うつ伏せになるより仰向けになったほうが楽な構造になっているので、ぜひラッコ泳ぎを試してください。
【 安全であることが絶対条件 】
カヌーを漕いで水面を移動し、ジャングルトレッキングで川を渡り、そして滝つぼへ飛び込む。この様に水に親しむことの大前提としてライフジャケットの着用が絶対条件となります。
そうそう、ゴーグルをつけて滝つぼを覗き込んだら、ジーっとこちらを観察している魚たちに会えるかもしれません。
西表島へ観光に来たら、都会のプールでは味わえない自然体験をお楽しみください!
西表島の川で楽しく、そして安全に遊ぶために 2014年8月6日
【 川の水って冷たくないの? 】
ここ西表島でも本格的な観光シーズンを迎えています。今年の夏は台風の影響もほとんど無く、川遊びが最高に楽しめる暑い暑い毎日となってます。
お客様からのお問合せで 「川は冷たくないですか?」 という質問を受けます。
以前、初夏の北海道へ旅行したことがありますが、川に手を入れたらビールが冷やせるほど水が冷たかったのを覚えています。一分もガマンできないほどキンキンに冷たい水でした。
北海道ほどではないと思いますが、夏でも本州の川の水温はそれなりに低く長時間泳ぐにはちょっと厳しいかもしれません。
しかし亜熱帯気候の西表島では、観光シーズンである7月~8月の水温は27℃前後もあります。つまり、川で遊んでいても身体の「芯」まで冷やすには本州に比べ相当長い時間がかかります。
【 流れはあるの? 】
風車のツアーでマングローブカヌーを楽しむ川は海抜0メートル前後です。
水は高いところから低いところへ流れますが、海抜0メートルだとどうなると思いますか?
答えは、下流に向かう「流れ」よりも潮の「干満」の影響を受けます。
つまり「上げ潮」の時には川の下流から上流に向かっての緩やかな流れができます。ちなみに「上げ潮」とは潮が満ちる、潮位が上がる、という意味です。
風車のキャニオニング体験は川の流れがとても緩やかなポイントで楽しむのでご安心くださいね。
【 泳げないんだけど… 】
「泳げないけど大丈夫ですか?」 といったご質問もたまに受けます。
風車では、泳ぎが得意な方でも苦手な方でも、すべてのお客様に安全に楽しんでいただけるようライフジャケットは必ず着用していただきます。
そしてカヌーも安定性の高いタイプを使用しているので、よほどのことがない限り「沈(ちん)」(転覆、ひっくり返る)することはありません。
しかし、それでも一年に何名かは沈することがありますが、ライフジャケットを着ているのでプカプカ浮かんでいればガイドがすぐにレスキューいたします。
【 ライフジャケットを着て安全に楽しく遊ぼう! 】
滝つぼへ飛び込んでプカプカ浮かんだり、滝に打たれたり…。これらの非日常体験はライフジャケット無しでは一気に危険な遊びとなってしまいます。
どんなに泳ぎが上手な方でも、泳いでいる最中に川底に沈んでいる倒木の枝や根っこが足に引っかかったらパニック状態になりますよね。
カヌーツアー中の水遊びはライフジャケットがあってこそ楽しめるものです。
風車のカヌーツアーへ参加されるお客様にはライフジャケットの着用を義務付けておりますので、どうぞご了承くださいね!
西表島観光のついでに自由研究!? 2014年8月5日
【 夏休みといえば… 】
今年の夏休みもたくさんの仲良しファミリーの皆さんと一緒にカヌーツアーを楽しんでいます。風車のスタッフ全員、ちびっこパワーとスマイルに元気をもらいながら西表島の川へ山へと毎日出かけます。
ところで、皆さんは夏休みといえば何を思い浮かべますか?
私にとっての夏休みとは、海、川、プール、キャンプ、お祭り、花火、かき氷…。食べることや遊ぶことばかり連想してしまいます (^-^;
ちなみに我が家では、今年の夏休みはプールとマンゴージュースにハマってます!
しかーし! 小学生のみんな、頭の片隅にある小さなモヤモヤが日増しに大きくなっていませんか?
そうです… 夏休みの宿題 です!
特に頭を悩ます 自由研究のテーマ は決まりましたか?
【 西表島で思いっきり遊ぶ!それが自由研究? 】
この夏、パパとママから「西表島観光」という最高のプレゼントをもらったお子さまも多いと思います。
マングローブカヌー、ジャングルトレッキング、滝遊びなど、一日を通しての非日常な体験。ちびっこ達にとっては、見るもの聞くものすべてが新しい発見で溢れています。
そんな西表島で発見した 「 何か 」 を自由研究のテーマにしてみてはいかがですか?
夏休み中にレポートにまとめれば、ただ単に西表島で思いっきり遊んだだけでなく、思いっきり勉強したことにもなります。
もしかしたら、パパやママ、私たちガイドにも気づかなかった「西表島のあるある」を教えてくれるかもしれませんよ!
【 ガイドも勉強中です 】
風車のガイドも、ここ西表島でカヌーガイドを続ける限り勉強、勉強の毎日です。もしもカヌーツアーの最中にお客様からの質問でわからないことがあったら、調べて後日お知らせすることもあります。
そして、小学生のみなさんが西表島のことをテーマに取り上げてくれるのなら全面的にサポートしたいと思います!
【 お問合せフォームからどうぞ 】
カヌーツアーに参加する前から自由研究のテーマが決まっている場合は、少しでも協力できる体制をとりたいので事前に内容をお知らせください。
また、自宅に帰ってからテーマが決まったとしても写真など提供できそうなものがあれば可能な限り協力しますよ!
風車の問合せフォームから遠慮なくご連絡ください。
●西表島カヌーツアー風車 → お問合せフォーム
西表島の思い出…カヌーはもちろんガイドさんも! 2014年8月3日
【 ガイドさんも一緒に…って言われたい! 】
風車のカヌーツアーに参加されたお客様から「ガイドさんと一緒に写真が撮れなかったのが残念でした!」というご意見をいくつかいただきました。
実際のところ、ガイドはツアー参加者の皆さんが西表島観光を楽しんでいるシーンを撮影するばかりで、もちろん、ツアー中に「自分撮り」することなんてありません。
ましてや、ガイドの方から「私も一緒に写っていいですか?」なんて、ちょっと照れくさくて言いにくいものです… (*゚-゚*)ポッ
もし、よろしければ皆さんの方から「ガイドさんも一緒にどうぞ!」と声を掛けていただけると助かります!そして嬉しいです!!
【 FBにも遊びに来てね! 】
風車ではFB(フェイスブック)を随時更新しています。
ツアーに参加されたお客様だけでなく、西表島に興味がある、西表島を観光してみたい、などなど…。まだ西表島へ来たことのない方でも、どうぞお気軽に遊びに来てください。
カヌーツアーの思い出話や披露したい西表観光のベストショットがありましたら、風車FBのタイムラインへぜひ投稿してください!
ついでに「いいね!」もポチッとしていただけたら嬉しい限りです!
【 カヌーツアー写真のプレゼント 】
風車ではカヌーツアーに参加されたお客様へツアー写真を無料でプレゼントしています。ご希望の方は請求フォームに必要事項をご記入のうえ送信してください。
●カヌーツアー写真無料プレゼント → ご請求フォーム
西表島観光の思い出を少しでも早くお届けするべく、スタッフ一同、必死に毎日パソコンに向かっております。しかし、繁忙期につき写真の送付まで約10日お待ちいただいております。どうぞご了承のほどよろしくお願いいたします。
西表島観光を最高の思い出に! 2014年8月1日
【 パパも思いっきり楽しんで! 】
夏休みに入り連日大好評のマングローブカヌー&滝あそびいっぱいツアーですが、毎日たくさんのファミリーにご参加いただき誠にありがとうございます。
このツアーのコンセプトは “お子様が主役!”
主役のちびっこ達を盛り上げるためにガイドも毎日頑張っておりますが、やはりパパの頑張りがちびっこにとって一番嬉しいようです。
【 ある時はカメラマンとして… 】
ご家族の思い出を写真やビデオに残すのは、たいていパパの役割です。旅行中の最重要任務といっても過言ではないでしょう。
そこで、カヌーツアー中のカメラやビデオの取り扱いについての注意事項をお伝えします。
パパさん必見ですよ!
お客様から「ビデオカメラを持って行きたいけど防水バックに入れれば大丈夫?」とよく質問されます。
カメラは防水バックにいれたからもう大丈夫!と思いがちですが、カメラを水害によって破損するほとんどのケースは写真を撮るためにバックから出し入れするタイミングです。
慣れないカヌーの上でゴソゴソしているうちに自然とカヌーが漂い始めてマングローブへゆっくり突入…。慌ててパドルを持って軌道修正を試みるけど、その一瞬の隙にカメラを川へボチャン!!( ゚Д゚;;)
本当に一瞬の出来事ですが、一生の後悔につながりかねない大事件です!
ご家族の大切な思い出を西表島のマングローブの川に沈めないよう、カメラを使用する時はバックから出して再びバックにしまうまで細心の注意を払ってくださいね。
尚、ビデオカメラやデジタルカメラなどを持ってツアーへ行く場合は、お客様による自己管理、自己責任でお願いします。
【 ある時はポーターとして… 】
ご家族のドリンクやタオルなど、細かい荷物を持ち歩くのもパパの仕事。そして、ジャングルトレッキングは基本的にはお子様が「自力」で歩くことになります。
パパがしてくれる、ちょっとしたサポート…例えば、大きな岩場を乗り越えたり滑りやすいポイントを歩く時、パパの大きな優しい手が差し伸べられるだけでお子様は安心してツアーを楽しむことができます。
たまに子供の目線でジャングルを見上げてください。大人にとっては何てことのない石や植物が、子供の目にはダイナミックな光景に映っているはずですよ!
【 ある時はけん引したり… 】
4人家族の場合、ママとお兄ちゃん(お姉ちゃん)、パパと弟(妹)という組み合わせでカヌーに乗ってもらうパターンが多いです。しかし、風が強い日はママチームのカヌーは漕いでも漕いでもなかなか前に進まない…なんてことがあるのです。
そんな時、やっぱり頼りになるのはパパ!
パパの乗ったカヌーにロープを連結してママチームのカヌーを引っ張ります。
パパの偉大さ逞しさが最高に演出されるシーンです。一家の大黒柱の凄さをウーンと見せつけましょう!
【 だからパパはすごいんだ! 】
カヌーツアーでは一日を通してパパの奮闘ぶりが際立ちます。会社で働くパパの姿を知らないちびっこや奥さんへアピールするには最高のステージです!
し、しかし…!!
悲しいかな、ちびっこ達はパパの頑張りはほとんど見てくれません。ママなら話は別なんですけどね…(泣
とにかく子供は夢中でカヌーを漕ぎ、滝つぼではいつまでも泳ぎ、ジャングルトレッキングはマイペース。体いっぱい遊んで帰りのカヌーでは寝ちゃう子が続出です。
【 夜のビールは格別です 】
仕事とは違う心地よい疲労感が残った体に夜のビールが染み渡ります。言うまでもない格別な美味しさに、いつもよりも一杯多めに飲んでしまうかもしれませんね!
ちょっと休憩…そこはどこ? 2014年7月31日
【 夏の西表島生活でよく使う単語No.1は…? 】
何といっても「暑い!」です。おそらく一日30回以上は言ってるような気が…。
屋外に出る時、帽子とサングラスは必須アイテムです。そして私の場合、右のポッケには夢を…じゃなくて、ムヒ。左のポッケには日焼け止めがいつでもスタンバイしております。
【 ちょっと、ひと休み…ふさわしい場所かな? 】
さて、毎日うだるような暑さの西表島です。今日はカヌーツアーへ参加されるお客様へちょっとしたアドバイスをお伝えしたいと思います。
カヌーに乗る前に行うパドル講習の時、カヌーを止めて他のメンバーを待つ時、トレッキング中の休憩、などなど…。そこには直射日光が当たっていませんか?
そうそう、そんな場所で休憩しても暑さからは解放されないし、疲れた体を休めることもできませんね。
ガイドも休憩するポイントには気を遣い、なるべく風通しのよい木陰を探していますが、もしお客様自身で絶好の日影ポイントを見つけたら移動して休憩してください。
要するに、ツアー中は一日を通して、とにかく木陰を探しましょう!という事です。
ちなみに「真っ黒に日焼けしたい!」と思っている方は「なるべく日焼けせんぞ~!」というくらいの気持ちで、ちょっと焼くのがちょうど良いですよ。
気合いを入れて日焼けをすると、必ずやけど状態になってしまいます。夜に救急病院へ…なんてことになったら大変なのでご注意を!!
【 お子さまと一緒にツアーへ参加される場合の注意事項 】
西表島は気温が35℃以上の猛暑日になるという話は聞いた事はありませんが、30~32℃前後でも日差しの強烈さは最強です。
特に、カヌーを漕いでいる最中は水面からの照り返しも厳しいものです。小さなお子さまは大人に比べて水面から近い位置に顔があります。
日焼け止めをしっかり塗ってあげたり、サングラスを用意してあげるなどして、強い日差しからしっかりガードしてあげてくださいね!
台風12号が発生しました。 2014年7月30日
【 一週間ぶりの台風 】
一週間近く前から、台風の卵ともいうべき熱帯低気圧が西表島のはるか南の海上ですくすくと育っていましたが、本日、台風12号となりました。
今のところ暴風域をともなう事もなく大きな被害の心配もさほどない台風12号ですが、前回接近した台風10号からわずか一週間しか経っておらず、どうしても「またか…」といった感が否めません。
西表島近海では今日から波が高くなり、船をマングローブ域に移動するなどの台風対策も始まりました。
【 ゲリラ豪雨!! 】
さて、ここ最近はゲリラ豪雨とでもいいましょうか…突然の大雨が西表島のごくごく限られた地点に局地的に降りました。
雷を伴う激しい雨。気温の高い日が続くこれからの季節は、そんな局地的な大雨にも注意を払う必要があります。
そんな大雨の中、魚の群れがピョンピョンと飛び跳ねながらカヌーに近づいてきました。そして、大雨によってできたコックピット内の水たまりに飛び込んできたのです!
そのまま捕まえて夕飯のおかずとして塩焼きに…。なんてできるほどのサイズじゃなかったので川へ逃がしてやりました。
あわてんぼうのお魚ちゃん、西表島のジャングルで大きくなれよ~!
台風10号の影響について 2014年7月25日
【 カラカラ台風 】
台風10号が7月22日から23日にかけて西表島の近くを通過していったのをご存知ですか?
本土へ向かう進路ではなかったので大きなニュースにはなりませんでしたが、その頃に八重山方面への旅行を計画されていた方は、かなり気をもんだことと思います。
幸いにも西表島は暴風域に入らなかったので大きな被害はありませんでしたが、同時に雨もほとんど降っておらず相変わらずの渇水気味です。
カラカラに乾いたジャングルに恵みの雨を降らせてくれることを期待していたので、ちょっと残念な台風10号さんでした…。
風車のカヌーツアーは23日は全コース中止となりましたが、昨日からは通常通りの営業となってます。
ただし、ナーラの滝ツアー や アダナデの滝ツアー などの海から出発するツアーに関しては、強い南風、いわゆる台風による吹き返しの風がおさまってから再開します。
【 台風接近時におけるカヌーツアーの取り扱い 】
ツアー中に暴風域に入る可能性がある場合は全コース中止となります。
ただし、暴風域には入らないけど強風域には入りそうだな…という場合は、石垣島と西表島を結ぶ船の運航状況を参考にしてツアーを開催するか決めます。
船が欠航になりそうな場合は、もちろんツアーは中止になります。
【 船の運行状況について 】
台風の進路、速度によって運行状況もめまぐるしく変わります。
船会社のホームページに掲載されている運行状況は、朝の時点で「通常運行」となっていても西表島を観光している間に「欠航」となる場合があります。
台風接近時は船会社に電話するなどして、こまめに運航状況の確認をとらないといけません。
→ 安栄観光HP
【 ツアー前日、ツアー当日の宿泊先が石垣島の場合 】
台風接近時は上原航路が終日運航であることがツアー参加の条件となります。カヌーツアーを楽しんでいる最中に船が欠航して石垣島へ戻れなくなったら大変ですからね!
大荒れの海をカヌーを漕いで石垣島へ…なんてムリムリ~(^-^;
【 ツアー前日、ツアー当日の宿泊先が西表島の場合 】
暴風警報、大雨・洪水警報などがツアー中に発令されなければツアーの開催が可能な場合もあります。しかし、台風接近時に西表島へ宿泊する場合は、定期船が数日間欠航し続けて足止めを食う場合もあります。
台風接近時に離島巡りを楽しむ方は、どこの島で何日過ごす事になるかわからないので十分な「予備日」が必要です。
【 台風時のツアーのキャンセルは? 】
台風の影響でカヌーツアーをキャンセルする場合、もちろんキャンセル料は発生しませんのでご安心を。また、どうにもこうにも台風の動きが気になって旅行の準備どころじゃない~!という方は遠慮なく風車までお電話くださいね!
石垣島は都会? 2014年7月21日
【 侮るなかれ!日本最南端の国際空港 】
八重山を観光で訪れた方に「石垣島が意外に大きな街でビックリした!」とよく言われます。
飛行機は一日数便しかなく、空港にはキヨスクみたいな小さい売店がポツン…。気のよさそうな店員さん(沖縄のおばちゃんが)に「あんた東京ね?」なんて声をかけられ、別れ際にはアメ玉なんかもらってほのぼの。
そんなのんびりムード満載の南の島の空港といったイメージをお持ちの方はきっと多いはず。
しかし!実はそうではないのです!!
石垣島に昨年完成した新石垣空港は、地方空港の中では全国トップクラスに利用者の多い空港なのです。
→ 全国空港乗降客数一覧
(出典 : 国土交通省 東京・大阪航空局 空港利用状況概況集計表)
【 日本最南端のスタバ 】
新石垣空港の建物内は白を基調とした、何とも都会的な雰囲気ただよう洗練された空間です。
ロビーにはたくさんの土産屋が立ち並び、八重山の島々から集められた様々な商品が取り揃えられています。そして、なんとスターバックスコーヒーまであるのです!
都会では当たり前のスターバックスですが、新石垣空港への出店が決まった時はマクドナルド進出以来の嬉しいニュースとなりました。
ちなみに石垣島の人口は48,000人を超え(平成26年5月末現在)街中には大きなマンションやアパートがあふれています。
モスバーガーやミスタードーナッツ、大戸屋、TSUTAYAもあり、今年度内にはファミリーマートが10店舗以上の開店を予定しているそうです。個人的には吉野家が来てくれたらもう満足なんですが…。
どうですか?皆さんが思っている以上に都会でしょ!
以前、長野に住む叔母が遊びに来た時は信号がある事に驚いていましたよ。
【 石垣島から西表島への日帰り観光可能 】
風車のカヌーツアーは石垣島から日帰りで参加できます。朝早くの出発なので往路の船内ではどうしても睡魔に襲われます。
そして、西表島の上原港に到着する頃に起きると、視界に飛び込んでくるあまりの素朴な風景に戸惑うかもしれません。あんなにきれいで感動した石垣島の海より更に青く澄み渡る西表島の海にも、きっと驚くと思いますよ。
「ここが西表島か~」とキョロキョロしながら桟橋を歩いていると、風車のガイドが看板を持ってお客様をお待ちしています。ここからツアーが始まりますよ!
【 ツアー終了後は上原港で解散 】
西表島の大自然で思いっきり遊んだ後は、西表島内に残る方は宿泊先まで、石垣島へ戻る方は上原港へお送りして解散となります。
いざ船が西表島から離れ始めると、復路も一日遊んだ満足感と疲労感から次第にまぶたが重くなってまた眠ってしまうことでしょう。
そして50分の仮眠後…。石垣港に入港するため船が徐行をはじめます。するとどうでしょう!びっくりするくらい石垣島が都会に感じるのです。
それは西表島で過ごした約8時間が、どれほど人混みや喧騒のない自然豊かな環境であったかを物語っています。亜熱帯ジャングルでのカヌーやトレッキング、滝遊びに癒された証拠ですね。
【 そして旅は終わり… 】
西表島から石垣島に戻っただけで都会的な雰囲気を味わえますが、石垣島から羽田空港や関西国際委空港に到着すると、今度は一気に現実世界に引き戻されます。
そ、し、て…その時すでに「沖縄病」にかかっている自分がいるかもしれませんよ!
●風車ブログ → 沖縄病について