西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <風車ブログ> カテゴリーの記事

 【考察】女はジャングルで強くなる!? 2016年8月18日


【 晴天回復、太陽サンサン一日ツアー! 】

台風になりきれない熱帯低気圧の影響で、雨が降ったりやんだりのさえない天気が続く西表島。
今日も出発直後から雨…。
天気ばかりはどうしようもないので、気を取り直してツアー開始。と思いきや、奇跡のV字回復!
お客様の中に「晴れ男」「晴れ女」が紛れてた(?)ようで、昼前から太陽が顔をのぞかせ急激に晴れてきました。

 

★ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー

晴れたら…当然、暑い! 
とくれば、滝つぼでのクールダウンは必至。まずは火照った身体を滝つぼで冷やしましょう。記念撮影はその後です!

b_160818_06
b_160818_07

やっぱり西表島の夏は眩しい空がよく似合いますね。

 

★マングローブカヌー&キャニオニング体験

さて、こちらのコースでは生き物探しに夢中な皆さん。
カヌーを漕ぐ時は男性が女性をリードしますが、ジャングルに入ると、なぜか女性の方がワイルドです。

b_160818_03
b_160818_04

そして、小中学生にとって西表島は夏休みの自由研究にもってこいの場所です。

b_160818_02

もちろん、大人の夏休みにもうってつけな西表島です。

b_160818_05

 

【 ツアーのお問合せ・予約はネットから 】

ただいま繁忙期につき、朝のツアーから始まり、夕方はお客様をホテルや港でお見送りしてから用具の片付けや明日のツアーの準備。夜は次の日に備えて体を休め早寝となります。

そんな毎日を過ごしているため、十分な電話対応ができずご迷惑をおかけしております。
9月の終わりまでこんな毎日が続きますので、ツアーに関するお問合せ・ご予約はネットよりお願いします。

●ツアーに関するお問合せはこちら
●予約申し込みはこちら

 夏休み真っただ中の西表島です! 2016年8月17日


【 久しぶりのブログ更新です 】

気が付けば8月も下旬になり、夏休みも残り10日ちょっとになりました。この夏も連日、多くの皆さまにツアーへご参加いただき感謝感謝の毎日です。

ツアーに参加されたお客様から「ツアー中の雰囲気がわかるような写真をブログに載せた方が安心できます。」という意見がありました。そこで、閑散期や繁忙期に関わらず定期的にブログ更新することを決意しました。これまでは冬の時間がある時の仕事だと思っていましたが…。

とにかく西表島の魅力をお伝えするべく更新がんばります!

 

★マングローブカヌー&滝あそびいっぱいツアー

元気なちびっ子たちが遊びに来てくれました。全員集合で一番いいポジションで構えているのはガイドの川ちゃん。

b_160817_01

しかも双子ちゃんとくれば、風車の双子ガイド俊&コウタとのコラボは欠かせません!ということで記念に一枚パチリ。

b_160817_02

 

★ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー

雨が降ったり止んだりの一日でしたが、4組の皆さんが仲良く一つのチームにまとまり、ガイドの大介と俊もとても案内しやすかったです。

b_160817_03

本日は風車のツアーにお越しいただきありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。

 感動! 感謝!! 平真小学校マーチングバンドレインボー 2016年2月17日


【 虹色コンサート2016 鑑賞 】

先日、生まれて初めてマーチングバンドのコンサートに行ってきました。
コンサートの主役は沖縄の離島、石垣島にある公立小学校の生徒たち。その名も石垣市立平真(へいしん)小学校 マーチングバンドレインボーです。

b_160217_05

全国大会への出場経験も豊富で、新聞記事ではいつも紹介されていました。とは言うものの、失礼ながら私自身は強い興味を持ったことがありませんでした。

しかし、今回あるきっかけで彼らの演技を生で観る機会ができ、大人1,000円、子供500円の入場料がとても安く思えました!

パーカッション、チューバ、ユーフォニウム、トランペット、フォルンといった楽器の、各パートのキビキビとした動きと力強い演奏。そしてカラーガードと呼ばれる旗を使った演技が一体となり、一糸乱れぬ演奏演舞となっているのです。

b_160217_02

b_160217_03

「マーチングバンドって何?」レベルの私でしたが、帰る頃には新しい世界を知った感動で気持ちが昂っていました。

彼らの目標は全国大会出場ではありません。「日本一」を常に意識しながら日々の練習を励むチームだそうです。メンバーの中にはなんと一年生もいましたが、堂々と胸を張った演奏は見事なものでした。

b_160217_04

石垣市立平真小学校ホームページ

 

【 石垣島までコンサートへ出掛けた理由 】

今回のコンサートの一週間前、石垣島へ買い出しに出掛けた日に 第62回 八重山地区学校音楽発表会 が開催されていました。西表島の船浦中学校も参加しているというので、軽い気持ちで観に行くことにしました。

娘がお世話になっているピアノ教室の先生も伴奏で参加するというので、娘にとっても恩師の演奏を聴いたり、石垣島の小中学生の頑張りを知る良いチャンスです。

b_160217_06

会場では各学校の演目が終わるたびに目まぐるしく観客の出入りがあり、ほとんどの方が自分の子供が通っている学校以外の合唱は聞いていないようでした。

私たちはというと、我が子が出場するわけでもないし、せっかくなので全ての演目を観ることにしました。

八重山のいたる島から参加した学校の中には、わずか二名の参加で「サンタルチア」を見事歌い上げ、会場から拍手喝采を浴びた波照間小中学校の姿も印象的でした。

 

【 感動! 石垣市立第二中学校吹奏楽 】

そして発表会の最後、石垣市立第二中学校による吹奏楽の演奏に度肝を抜かれてしまいました!

音楽経験皆無の私です。
正直言って音楽の良しあしは分かりませんが「これって本当に中学生? 放課後にちょっと練習するだけでこのレベルにはならんでしょ!」と驚くほどの迫力です。

b_160217_07

演奏が終わると感動のあまり家族全員ボーッとしてしまいました。奥さんと二人で「これが見られてよかった!観ないで帰る人はもったいないよね…」と話しました。

聞くところによると、石垣第二中学校は紅白にも出場したBIGINや夏川りみの母校でもあり、マーチングバンドでは全国屈指の名門校だということがわかりました。

彼らの演奏のおかげでマーチングバンドにも一気に興味が湧いてきたのですが、そんな中、一枚のポスターを発見。それが平真小学校の虹色コンサートのお知らせだったのです。

b_160217_01

「これは来週も石垣島へ行かねばっ!」
西表島の隣、石垣島の小学生がどんなものを見せてくれるのか。我が子にとってもよい勉強になるのではないかと思ったのです。

石垣市立第二中学校ホームページ

 

【 感動しすぎて、びっくりポン! 】

西表島には高校がなく、多くの子は中学校を卒業すると石垣島の高校に進学します。
小学校、中学校と全国的にみると石垣島も西表島も「離島の学校」とひとくくりにされそうですが、西表島で生活をしていると石垣島の学校は「都会の学校」と思えてなりません。

我が子が小学校に通ううちは平真小学校のマーチングバンドレインボーの演奏を可能な限り見せてあげたいです。同じ世代の彼らの凄さは、毎日の努力の積み重ねなんだと知ってくれれば、きっといい刺激になるでしょう。

今回のコンサートでは先生、保護者、OB、OGによる献身的な応援にも感動しました。
石垣市立平真小学校、ほんま、びっくりポンだす!

 【西表島への移住】支援制度をご存知ですか? 2016年2月16日


【 移住支援制度をご存知ですか? 】

先日、竹富町からの広報紙にこんなチラシがはさまれていました。
あなたの移住就職を支える支援金制度のご案内というタイトルで始まる一枚の紙です。

b_160216_01

b_160216_02

なんと、移住就職する方に最大185万円も支給されるらしいです!

ただしチラシの裏側を見ると、対象期間が2016年2月20日までとなっています。
締切まで一週間を切っているので今さら参考になる方は少ないと思いますが、地方への移住について情報収集している方にとって、この情報も周知の事実だったのでしょうか?

 

【 竹富町移住応援プロジェクト 】

竹富町への移住を考えている人向けのサイトがあります。
竹富町の各島々からのブログや掲示板を使った売ります・買います情報など、生活に役立つ情報が載っています。

移住希望者には竹富町移住コンシェルジュが住居や仕事探し、移住前の視察などの相談にのってくれるそうです。

下見をするにもなかなか遠くて行きづらい離島ですから、普段の生活を送りながら現地の情報を提供してくれて、移住へ向け全力でサポートしてくれるなんて心強いですよね。竹富町への移住を本気で考えている方にはとても参考になるサイトです。

 

【 西表島への移住事情 】

西表島への移住を思い立ったら、やはりまずは住むところが必要です。

食べる、寝る、これはどこで暮らそうが必要なことですが、西表島に知り合いがいない状態で住居を探すというのはかなりの難題です。不動産屋がないこの島でアパートや一軒家を借りるには、大家さんとの直接交渉になります。

そして、空き部屋のあるアパート自体が少ないので、誰かが部屋を出るといった噂を聞いたら、すぐに大家さんへ相談に行かないと、すぐに他の人が借り手となってしまいます。

住居が先か、仕事が先か…。悩むところですが、西表島は慢性的な住居不足であることを知っておく必要があります。住居を探すのは仕事を探すことよりも難しいのです。

運良く住む部屋が見つかって、金銭的に余裕があればそこから仕事を探せばいいのですが、そのパターンで移住を果たしている方は少ないような気がします。

では、どうやって移住を成功させているかというと、「住み込み」「寮あり」の仕事を探すのが現実的な方法となります。

 

【 当社は“寮完備”です 】

現在、風車では求人募集中です。ありがたいことに多くのお問合せもいただいてます。

当社では採用が決まれば住み込みで仕事が始まります。
寮は一人部屋となり、布団や自炊設備、生活家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機など)も用意してあるので、西表島へ移り住むにあたり大きな出費は特にありません。

もし西表島に移住してツアーガイドを希望するのであれば、ぜひ風車までご連絡ください。不安や疑問があればご相談に乗りますよ!

 【求人情報】西表島で働いてみませんか? 2016年2月8日


【 ツアーガイド募集中! 】

当店ではツアーガイドを大募集しております。詳細についてはこちらをご覧ください。

b_160208_04

b_160208_01

【 転職前、移住前に考えておくべき事 】

現在の仕事を辞め、当社への転職を考えている方にとって「未経験のツアーガイドが自分にはできるのか?」「西表島に移住してちゃんと暮らせるのか?」などなど…。不安だらけだと思います。
そんな時は一人で悩まず、まずは風車までご連絡ください。そして何に悩んでいるのか、詳しくお話を聞かせてください。

思いきって仕事を辞め、都会生活を捨てて西表島へ来たものの「こんなはずじゃなかった…」なんて事にでもなったら残念でなりません。

 

【 西表島カヌーツアー風車でOKですか? 】

当社は小規模なツアー会社なので人と人との距離が近いです。とはいえ、もちろんプライベートな時間と空間は必要なので寮は個室です。
しかし、トイレや台所などは共用スペースになるので、クラブ活動の合宿のような生活だと思っておけば間違いありません。

悩みを相談できる仲間もすぐできるし、将来の目標や夢があれば私たちが可能な限りサポートいたします。

b_160208_02

ただし、最初に確認をしておきたい点があります。

あなたは西表島カヌーツアー風車で働きたいのですか?
それとも西表島で暮らすために当社で働きたいのですか?

もし後者であれば、まずはハローワークやネットなどで可能な限りの求人情報を集めてください。もしかしたら当店以外の職場の方があなたの移住生活にマッチしているかもしれません。

逆に当社で働きたいから西表島へ行きたいというあなた、電話連絡の上、手書きの履歴書(写真付き)を送ってください。履歴書が届き次第、こちらからお電話します。

b_160208_03

●風車求人情報 → スタッフ募集のお知らせ

 【大寒波ドキュメント・後半】大寒波の置きみやげ 2016年1月25日


40~50年に一度の寒波の影響は強大で、24日には石垣島とその周辺離島を結ぶフェリーが全便欠航となりました。冬場に全便欠航するなんて記憶にありません。

もちろん風車のツアーも中止です。お客様にとっては残念な結果になりましたが、波浪警報も発令されていたので仕方ないかもしれませんね。

昨日に引き続き、大寒波が到来した西表島の様子をご紹介します。

 

【 1月24日 早朝の浜辺を歩く 】

これまでも寒波が来る度に「寒さのため魚が砂浜に打ち上げられました。」というニュースが伝えられてきました。
魚が仮死状態になるほど寒いと、私たち人間にとってもかなり厳しい(寒い)状況です。外出は避け、家にこもり背中を丸めてひたすら暖を取ります。

しかし、今回は数十年に一度という別格の寒波ということもあり、夜明け前に浜辺へ向かいました。剣道でいうところの「寒稽古」のノリです。

後で調べたらその時の気温は10℃だったそうですが、強力な北風がビュンビュンあたる海岸での体感温度は完全に10℃以下です。あっという間に耳がちぎれるほど冷たくなり、指先もかじかんでしまいます。
「これぞ寒波じゃ!」と、寒くて辛いくせに、まんざらでもないのが不思議です。

b_160125_01

波打ち際には小さな魚が何匹か打ち上げられていましたが、期待するほどではありません。大きいものはすでに拾われてしまったのでしょうか?

そして、なぜかインスタントのラーメンの袋を発見。バーコードには国番号69とありましたので、どうやら中国から流れ着いたみたいです。

b_160125_02

上海のスーパーで買い物を済ませて家に帰る独身サラリーマン → たまたまコケる → 買い物袋からインスタントラーメンが川(おそらく黄浦江)に落ちる → どんどん川を下り海に出る → 東シナ海を漂う → 西表島の浜辺に流れ着く…

そんなことを考えながら再び歩き出したけど、持って帰るほどの魚は見つかりませんでした。

ちなみに右側の白いタキシード姿で左ジャブを決めてる男性を調べてみたら、やはり中国の俳優で胡海泉(フー・ハイチュアン)さんという方でした。
ググってみると、アナウンサーの宮根誠司さんにそっくりだという記事も見つけました。確かに似てますね!

 

【 1月24日 一日家でのんびり家族と過ごす 】

悪天候、船の欠航、ツアー中止、そして日曜ということもあり、心置きなく仕事を休むことに決めました。

内地だと休日はイオンタウンに出かけてブラブラ歩き、フードコートで銀だこをつつきながらおしゃべりを楽しんだりするのでしょうが、ここ西表島ではそうもいきません。
船が欠航すれば物流も停止して、島には一切の物資が届きません。スーパーに行く用もなければ、外を出歩くわけでもありません。

海岸を散策した後は暖かい部屋でダラダラしながら、年末年始に撮りだめていたビデオを観て一日が終了。厳寒の寒さ(私にとっては)とは反対に、私自身は心も体も温かい休日を過ごしました。

ただ一つ、奄美大島で雪が降ったというニュースには少々ジェラシーを覚えました。
西表島もこんなに寒いのにぃー!ヽ(`Д´)ノプンプン

 

【 1月25日 まだまだ続く寒さ 】

この日も朝一番から魚を探しに浜辺へ出かけました。
なんせ明日からは気温が上昇し、木曜日の最高気温はなんと26℃の予想です。夏日です!
つまり、次にこの「寒波」を体験できるのは何年後?何十年後?いつの日になるかわからないほど遠い未来の話かもしれないのです。

気温8℃。「数十年に一度」というキーワードにときめく私にとっては快感すら覚える寒さです。

そして昨日と同じ海岸を歩いてみると、昨日よりも多くの魚が打ち上げられていました。丸一日以上、つめたーい海で耐えた南国の魚たちでしたが、ついにギブアップしたのでしょう。
しかし、やはりどれもサイズは小さめ。ウミヘビも写真ではわかりづらいですが、体長わずか20センチほどです。

b_160125_03

b_160125_04

やっぱりダメか~…。
うなだれながら帰ろうとしたその時、今までとは明らかに大きさの異なる、晩御飯には十分なサイズの魚を発見したのです。しかも私の好きなミーバイを!
直前まで小さな魚たちを気の毒に思っていたくせに、一気にテンションアップです!

b_160125_05

結局、おかずにできるサイズはこのミーバイ一匹だけでしたが気分は上々。娘が学校から帰ってきたらふんぞり返って自慢しようと思います。

 

【 まとめ・大寒波を体験して 】

  • 早起き必須。いの一番に海岸を歩く者は果報あり!
  • 暖は火で取るべし。エアコンでは限度あり!
  • 灯油を切らすことなかれ!
  • 南国の雪が見たけりゃ難儀せずこまめに空を見上げるべし。
  • 寒いからといって昼寝をし過ぎることなかれ。一人の夜は寂しかれ。(特に小学生)

 【大寒波ドキュメント・前半】西表島に雪よ降れ! 2016年1月24日


平成28年1月23日から、西表島、石垣島も稀に見る寒波に見舞われています。

ここ西表島でも、一冬に数回は気温が12℃位にまで下がってストーブが大活躍する日がありますが、今日のテレビやラジオの報道によると、今回の寒波は尋常ではない、全国的にみても40~50年に一度レベルの寒波であると警戒モードで伝えられていました。

沖縄へ移住して17年。
耳たぶがちぎれるほどの寒さを忘れてしまった私にとって、このニュースは心配というより「西表島にも雪が降るかも!?」と内心ワクワクしてしまいました。

 

【 1月22日 石垣島に宿泊 】

22日は石垣島での銀行や役所まわり、図書館へ本の返却などの用事を済ませて、そのまま宿泊しました。

次の日にお店の買い出しをして最終の船で西表島へ帰る予定でしたが、寒波の影響で海は大時化。波浪警報も発令され、台風以外で欠航することは無いと言われていた西表島の大原航路がお昼からストップしてしまいました。史上初の出来事です。
そのため、ホテルでの朝食を済ませ急きょ、西表島に帰ることにしました。

買い出しもまだだったので23日も石垣島に泊まろうかと思ったのですが、次の日に石垣島マラソンが開催される関係でどこのホテルも満室状態。
また、経験したことのない大寒波の影響で航路がいつ再開するかもわからないので無理は禁物と判断。残念ですが西表島へ帰ることにしました。

 

【 1月23日 午前11時 】

欠航前の最終便である石垣港11時発の大原港行きの船は、すでに時化の影響で出発早々に大揺れです。乗り物に弱い方にとっては「試練」のような状態。これから欠航するのも納得です。

冬場は北風の影響で西表島の北側を目指す上原航路は頻繁に欠航します。かたや大原航路は西表島の山々が北風をさえぎってくれるので、台風以外で欠航することはありません。という今までの常識が覆された日でした。

 

【 西表島に無事到着! 】

大原港に到着すると、その船は折り返して石垣島への最終便となります。

港の待合所には西表島での観光を途中で切り上げたと思われる観光客の方たちが大勢船を待っていました。これは台風の接近により急いで島を出ていく夏の光景とまったく同じです。

島の人たちは初めての事に少しテンションが上がっていて、船会社の方も「冬に大原港が欠航するのは初めてだよ。」と言っていました。たしかに私も17年間の西表島生活でこのような記憶はありません。

上原港、大原港、どちらの航路も欠航になると西表島内の交通量は一気に減り、台風前と同じ静けさになりました。とはいえ、台風のケースと明らかに違うのは今が冬ということです。

 

【 南国の防寒対策 】

ここで今回の大寒波を迎えるにあたり、我が家が行った最大級の防寒対策をご紹介します。

  • ファンヒーターの灯油を満タン(約4リットル)にする
  • ホットカーペットを押し入れから出す
  • スキー用の靴下を一日中しっかり履く
  • 冷たい麦茶を飲まず、熱い緑茶やコーヒーを飲む

と、まぁ、これくらいでしょうか。
台風に関しては、その勢力や進路によって対策のレベルを自在に変えていきますが、まさか防寒対策を考える時が来るとは夢にも思いませんでした。
近くにユニクロがあればダウンジャケットでも買いに行ったのですが…。

 

【 西表島に雪は降るのか? 】

テレビのニュースでは「ひょっとしたら沖縄でも雪が降るかも?」とちょっとした騒ぎになりましたね。
気象庁のホームページを覗くと、夜7時頃から気温が10℃を下まわり始めたので「もしかして!?」という気分にさせられました。

b_160124_01

我が家には7才になる娘がいますが、雪が見たいあまり30分毎に外へ出て夜空を見上げていました。
しかし残念なことに、気温が10℃近くあったので「みぞれ」になることもなく、冷たい雨のまま23日の夜が過ぎました。

つづきは明日のブログ 【大寒波ドキュメント・後半】 大寒波の置きみやげ をご覧ください!

 一人旅だけどカヌー&トレッキング体験したい! 2016年1月20日


全国的に冬型の気候が続いていますが、ここ西表島も数少ない冬の日々を過ごしています。

曇り空に強い北風、そして雨。ピナイサーラの滝の上まで行くツアーは、ここしばらく中止の日が続いていますが、こればかりは仕方がありません。

そんな条件の中でも西表島まで遊びに来てくれるお客様には感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。今日も一人旅の女性二名が風車へ遊びに来てくれました。

b_160120_01

 

【 安心してください! お一人でも大丈夫ですよ! 】

一人旅だけどアクティブに遊びたい!という方はたくさんいます。実際、風車にも「一人だけど参加できますか?」とお問合せいただきます。

しかし、旅行の計画を立てているうちに「一人でツアーに参加して孤立しないかな?」とか「周りの人について行けなかったらどうしよう…」など、様々な不安を巡らせ尻込みしてしまう方が多いのも事実です。

そんな一人旅でも西表島を満喫できるかお悩みの方はどうぞご安心ください。
ここでは当店のカヌー&トレッキングツアーが女性の一人旅でも楽しめる5つの理由をご紹介します。

  • 一人乗りカヌーにチャレンジOK!もし不安ならガイドと一緒に二人乗りをご利用できます。
  • カヌーもトレッキングもゆっくりペースです。早い方に合わせる必要はありません。
  • そもそも特別な体力、装備は必要ありません。
  • 元気の源、当店自慢の「わくわくランチ」は担当ガイドが責任をもって背負って山を登ります。お客様は身軽に行動してください。
  • トイレポイントも熟知してます。必要な時は遠慮なくガイドまでお知らせください。(ツアー中は設備としてのトイレはありません)

当店のツアーは一名様から開催します。予約後に他のお客様が集まらないからといってツアーが不催行になることはありませんよ。

 

【 旅の思い出づくりは友だち作り 】

当店では、創業以来たくさんの一人旅の方たちにお越しいただきました。

ほとんどの方が緊張の面持ちで来店し、何かしらの不安な気持ちを抱えているようです。
しかし、ひとたびツアーへ出発すれば皆共通の「感動」、「癒し」を体感し、貴重な時間を過ごすうちに仲間意識が芽生えてきます。

b_160120_02

そして、休憩時間になればカヌーを漕いでジャングルを歩いてきた行程を振り返り、笑顔で声を掛け合えるようになるのです。

b_160120_03

b_160120_04

沖縄旅行を終えて家に着く頃には「やっぱり行って良かった!」「一人でも楽しかった!」と心温まるやさしい思い出となるでしょう。

 

【 体験者の声(クチコミ)をお聞きください! 】

当店ではツアーに参加されたお客様からの“生の声(クチコミ)”をご紹介しています。
その中には一人旅の方のお声もいくつか頂いてます。どうぞご参考にしてくださいね。

●お客様の“生の声(クチコミ)” → 一人旅の方

 久しぶりの太陽!青空の西表島をカヌーで満喫! 2016年1月18日


昨日は一日雨降りの西表島でしたが、今日の天気は急回復。久しぶりに雨の心配をしないで太陽の下、洗濯物が外に干せました。(ほんとに久しぶり!)

とはいえ、冷たい北風が強く、気温も下がって肌寒い一日でした。しばらくは日本列島に強烈な寒波がやってくるそうなので、ここ沖縄も厳しい冷え込みが続きそうです。

 

【 やっぱり西表島には青空が似合うね! 】

久しぶりに雨ガッパのお世話にならず、青い空に包まれたジャングルへいざ出発です。

b_160118_01

カヌーを漕ぐこと約40分。大きなカーブを曲がると目の前にピナイサーラの滝が出現!

b_160118_02

昨日は雨の影響でトレッキングは中止でしたが、今日はコンディションばっちりなのでピナイサーラの滝つぼを目指します。

b_160118_04

連日の雨のおかげでジャングルの木々は活き活きしています。

b_160118_03

ぬかるんだ足下に気を配りながらジャングルを歩くこと約20分。ピナイサーラの滝に到着です!

b_160118_06

滝からの豪快な水しぶきに太陽の光が当たり、かわいい虹に出合えました。

b_160118_05

帰りも静かな川をゆっくり漕いでカヌーを楽しみました。

b_160118_07

 

【 防寒対策を忘れずに! 】

今日のように雨が降っていなくても、滝つぼにいると冷たい風と水しぶきが体にかかります。そのまま休憩していると、衣服が濡れて身体がとても冷えてしまいます。

もし撥水性のジャンパーをお持ちでない場合は、ツアー出発前に担当ガイドへお知らせください。風車では簡易カッパをお貸ししています。もちろん無料ですよ!

 “雨” ならではの西表島、実はオススメ! 2016年1月15日


【 コース変更して滝つぼ探訪へ行ってきました! 】

今日こそは絶景ポイントのピナイサーラの滝上に行けると期待したけど、またまた雨の西表島。
相変わらずピナイサーラの滝も増水気味なので、今日も安全第一で無理をせず“滝つぼ”までのカヌーとトレッキングに変更しました。

b_160115_01

 

【 雨の日のツアーって楽しいの? 】

せっかく石垣島や西表島まで観光に来たのに「天気が悪くて何もする気にならないよーっ!」なんて方、この時期はけっこう多いかもしれません。

そんな日はレンタカーを借りて、ドライブをして、観光名所をまわって…それはそれでいいのですが、ここ西表島では雨の日だってワイルドに遊べるんですよ!

まず、真っ白な低い雲の帽子をかぶった西表島の山々は、壮大な山水画を見ている気分にさせられます。ジャングルへ一歩足を踏み入れると、雨のおかげで木々は潤い、マングローブの葉っぱから滴り落ちる雨のしずくがキラキラ光ります。

傘をささず、雨に打たれながらのカヌーとトレッキング。

b_160115_02

カッパを着ているとはいえ、雨に打たれたまま過ごすなんて都会生活においては非日常の出来事ですよね。

b_160115_04

そして、夏にはなかなかお目にかかれない水量豊富な滝の姿は迫力満点!

b_160115_03

どうですか? ちょっと見方を変えるだけで雨の日ならではの発見があり、それこそが旅の醍醐味となるのです。

 

【 とはいえ、やはり無理は禁物です! 】

今回は滝上への山登りは断念せざるを得ませんでしたが、またいつかリベンジしてください。雨の西表島は楽しんで頂けたので、次こそは快晴の西表島をご案内したいと思います。

b_160115_05

本日もツアーのご参加ありがとうございました!