せっかくの西表島、半日観光じゃもったいない! 2014年12月23日
みなさん、こんにちは!
大寒波到来!と連日ニュースになるほど寒い寒い日本列島ですが、ここ西表島も滅多に無いほどの寒さが訪れておりクリスマスムードが盛り上がってきました。
◆年末年始も休まず営業しております
風車ではクリスマスも年末年始も関係なく通常通りカヌーツアーを開催していますが、ありがたいことに多くのご予約をいただいております。
この時期に西表島観光をご検討されている方はツアーの予約空き状況をご確認くださいね。
◆当店人気No.1カヌーツアーといえば…
やっぱり ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー でしょう!
夏の観光シーズンは滝つぼで泳ぐことが楽しみの一つですが、さすがに冬は…。
亜熱帯の島とはいえ冬の滝つぼ遊びはちょっと厳しいものがあります。気合いと根性で挑む方にはもってこいの水温ですが (^-^;
真夏のツアーでは熱中症対策として風車のガイドは毎日2リットル以上の水やスポーツドリンクを飲みます。しかし、うだるような暑さが無い冬は、汗をほとんどかかず毎日が快適なトレッキング日和なのです。
滝上に到着したらこの時期特有の北風がピナイサーラの滝をまき上げ、訪れる人に天然のシャワーを浴びせてくれます。
7~9月の観光シーズンと比べると訪れる人が圧倒的に少ないので、ガイドにとってはちょっと寂しいくらいの静けさですが、その分、のんびりとしたジャングルタイムを体験できますよ。
◆ガイドを独り占め!?
ピナイサーラの滝ツアーは人気があるため、ハイシーズンは6、7名のお客様を一人のガイドでご案内することになります。しかし、年末年始を除いた冬の間はほとんどの日が「貸切りツアー」状態です。
カヌーとは関係のない西表島生活の裏話(?)などなど、ガイドとのゆんたく(おしゃべり)もじっくりお楽しみください!
◆それでも急ぎ足で観光したい派の方には…
一日かけてピナイサーラの滝の魅力をお伝えしたいところですが、アレもコレも観光したい!といったご要望もたくさんありますし、そのお気持ちもよーく分かります!
そんな方には ピナイサーラの滝&由布島ツアー がうってつけです。
午前中はピナイサーラの滝の滝つぼを目指してカヌーとトレッキングで身体を動かし、午後からは由布島の水牛車観光へ出かけます。
水牛車の発着所に到着すると、まずは味のありすぎるオブジェがお出迎えしてくれます。
入園券を購入したら水牛車にゆられて海を渡りましょう。
アウトドアと観光が半日ずつ組み合わされたセットツアーなら、お時間の無い方でも西表島の魅力をお手軽に楽しめます。
石垣島のホテルに宿泊している方も日帰り観光が可能なので、ぜひぜひご検討くださいね!
<よくある質問> 冬の西表島って? 2014年12月18日
みなさん、こんにちは!
北海道では暴風雪、東北、北信越地方では大雪のニュースでもちきりですが、西表島にも寒波は押し寄せています。
◆西表島にも寒波到来!
西表島の今朝の気温は13℃…めちゃくちゃ寒いです。
「えっ!13℃!? あったかいじゃん!」と思うかもしれませんが、大陸からの冷たい北風が強く、体感温度はもっと低いはずです。ちなみに今朝の東京の気温は2℃でした。
◆冬も温暖な西表島
いわゆる「西高東低」の冬型の気圧配置が強まると、西表島は北風が強くなり、空もどんよりと曇ります。体感温度もグッと下がり、ホットカーペットやファンヒーターのスイッチが入ります。
しかし、このような寒波は年に数回しかありません。冬の日の多くは気温が18~23℃の間で推移しており、とても過ごしやすいのです。過ごしやすい反面、いきなり寒波が来ると気温が一気に下がり体調を崩す人が続出!なんてこともありますが…。
◆暖房器具は? 服装は?
私個人の話になりますが、寒い日は基本的に厚着で対応します。気温が25℃以下になると、薄手の長そで、長ズボンになり、さらに20℃前後まで気温が下がると靴下をはき、トレーナーを着ます。
そして、もっと気温がさらに下がると、ヒートテックとフリースを着こみ、それでも寒い時は足下に電気ストーブを置きます。
一応、石油ファンヒーターも持っていますが、去年は燃料の灯油タンクが一度だけ空になった程度の寒さでした。ホットカーペットやエアコンの暖房も「エース」や「4番」というよりは、「代打」といったところでしょうか。
長いこと西表島で暮らしていると、めっきり寒さに弱くなり、気温が15℃を下回ると活動が鈍くなります。どうやらこの現象は私個人に限った話ではなく、周りを見渡しても、皆、同じような感覚になるみたいです。
島の生き物も同様、暑い時期は盛んに動き回っていた昆虫や爬虫類が寒くなると、とんと見かけなくなります。
◆冬の帰省で感じること
さて、このような環境に慣れてしまった身体で寒さの「質」がまったく違う東京に行くとどうなると思いますか?
●空気が冷たい
Tシャツ、短パンのまま羽田空港に到着すると、飛行機と空港建物をつなぐ宙に浮いた通路で必要以上に「さむい、さむーい!」と騒いでしまいます。
そんな浮かれた私たち一家を横目に、サッとダウンジャケットを羽織って足早に去っていく方を見ると、そのスマートな振る舞いに「都会」の二文字が頭に浮かびます。
●水が冷たい
西表島では経験できないほどの水の冷たさは本当に辛いものです。手洗いの時など、寒い寒い洗面所でお湯が出るまでの時間は非常に長く感じます。
●静電気が怖い
セーターやフリースを脱ぐ度に逆立つ髪が静電気の強さを物語ります。最近は指先ではなく手の甲を使ってエレベーターのボタンを押すようにしています。
●一日があっという間に終わる
西表島では一年で最も日が短い冬至の頃でも、夕方6時頃まで明るいものです。しかし、東京の日暮れは西表島のそれと比べものにならないほど早く、もたもたしていると、あっという間に一日が終わってしまいます。
以前、3時頃に昼寝をしたことがありますが、目が覚めると窓の外は真っ暗…。感覚的には夜10時といった具合で、飛び起きて時計を見るとまだ5時前でした。
こんな経験を繰り返すうちに、東京での過ごし方は早寝早起きが一番という結論にたどり着きましたよ。
◆観光は? ツアーは?
避寒で来られる観光客が多いのがこの季節の特徴で、毎日たくさんの団体客の方々が西表島に来られます。風車のカヌーツアーもクリスマス、年末、お正月など関係なく、はりきって営業しております。
冬には冬の遊びを楽しみに西表島へどうぞお越しくださいね!
西表島は「世界自然遺産」を目指しています 2014年11月19日
みなさん、こんにちは!
先日、中野集落にあるわいわいホールにて 「西表石垣国立公園の公園計画の変更にかかる説明会」 が開催されました。
◆西表島は国立公園に指定されています
西表石垣国立公園の公園計画の変更にかかる説明会…とても長いタイトルですが、内容は以下のとおりです。
- 組織体制について
- 国立公園について
- 公園計画の変更案について
- 国立公園の保護と利用について
- 国立公園の管理運営について
なんだか難しそうな項目ばかりですが、この説明会での重要ポイントは「公園計画の変更案について」でした。
現在、西表島には国立公園に指定されているエリアがあります。しかし、その指定エリアは西表島のほぼ中央部となるため、正直いって一般の人が気軽に行けるような場所ではないのです。というより、行くにはかなりの準備と装備と体力が必要な場所がほとんどです。
「公園計画の変更案」とは、現状の指定エリアを大幅に見直して(拡張して)、西表島全域を国立公園に指定しようというものなのです。
◆なぜ拡張?
西表島全域を国立公園に指定することにより、島の貴重な自然を保護することが一番の目的です。そして、国立公園としてのルールに則りながら利用もしていくことも大事な要素となっていきます。
「保護」と「利用」のバランスをとりながら自然を保全していく。この流れを環境省が作り、いずれは世界自然遺産への登録が目標となっています。
◆普段の生活に変化はあるの?
説明会に参加した住民が気になったのは「日常生活に何かしらの制限があるのか?」という点です。
国立公園にはその重要度によって区域分けがされており、厳しい制限がある特別保護地区から、第一種特別地域、第二種特別地域、第三種特別地域などあり、人が暮らす集落があるエリアはバッファーゾーンと呼ばれる普通地域に編入される予定だそうです。
大規模な開発を行う際、特別地域では「許可制」なのに対し、普通地域は「届出制」となるそうです。それほど強い効力を持つとはいえないので、これまでの生活と大きな変化はなさそうです。
世界自然遺産への登録を目指し、官民あげての取り組みが進められています。このような場所で暮らすということは貴重な経験となることでしょう。
大自然の恵みに感謝しつつ、もっと西表島について勉強してわが子にもその大切さを伝えられるようになりたいなぁ…。と感じたひと時でした。
●環境省 → 西表石垣国立公園について
風車ではインターンシップを受け入れています 2014年11月7日
みなさん、こんにちは!
風車では専門学校生、大学生の就業体験、いわゆる インターンシップ の受入れを行っております。体験期間は2週間から3か月です。寮完備で費用はもちろん無料。1カ月以上の研修参加者には交通費の補助もあります。
◆なぜ西表島でインターンシップ?
風車のカヌーツアーには全国からたくさんのお客様が参加し、年齢や職業も様々です。毎日いろいろな方との素晴らしい出会いがあります。
一人のガイドが8名前後のお客様と一つのグループになり、マングローブの生い茂る川でカヌーを漕ぎ、亜熱帯ジャングルをトレッキングします。もちろん、ツアー当日の朝に初めて知り合うメンバーでのパーティなので、ツアー開始直後は少々のぎこちなさが生じます。
しかし、ガイドが西表島ならではの暮らしぶりや自然についての話題を何気なく続けるうちに、メンバー同士の心の距離がどんどん縮まっていくのが分かるのです。
風車のガイドは一方的に話すのではなく、お客様お一人、お一人から西表島観光への想い、旅行中の出来事、出身地のお話なども積極的にお聞きするようにしています。つまり西表島という沖縄の離島にいながら、日本全国、時には外国から来られるたくさんの方々とコミュニケーションが取れるチャンスがあるのです。
◆インターンシップ期間中には何をするの?
基本的には現職のツアーガイドのサポートをしていただきます。
朝はツアーの準備や掃除。お客様が来店したら接客も重要な仕事です。そして、カヌーツアーへの同行もしくは内勤作業。ツアー終了後は使用した装備品の片付け、店舗の掃除、翌日のツアーの段取り、などなど…。
初めての接客は緊張するかもしれません。しかし、勇気をもってお声掛けしましょう! 「西表島の、風車のツアー楽しんでもらいたい!」この気持ちがあれば大丈夫です。
◆しっかり働き、しっかり遊ぶ!
学生時代のとても貴重な一時期を西表島で過ごすということは、私たち受入れる側にとっても責任重大です。しかし、その責任は日本の若者が社会へ羽ばたくためのお手伝いと風車は考えます。
風車にとってのインターンシップの位置づけとは、学校を卒業後、春から素晴らしい新社会人になるための「準備運動」期間です。
しっかり働き、しっかり遊ぶ!
メリハリのある西表島生活を送っていただくため、インターンシップ開始前にはしっかりとした計画を学生さんと一緒に考え、着実に実行します。
◆卒業後は…
風車でインターンシップを終了した学生さんは、可能な限り当社に就職してほしい!そんな淡い願いもありますが、実際は西表島での経験を活かして他の地域で働く方が多いと思います。
ただし、同じ釜の飯を食った仲。またいつでも西表島に帰ってきてくださいね。待ってますよ!
風車インターンシップに興味のある方はお気軽にお電話ください!
担当 : 大谷(おおたに)
マリンレジャースタッフ講習会へ行ってきました! 2014年11月2日
みなさん、こんにちは!
沖縄県では、水難事故を防止するため「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例」いわゆる“水上安全条例”が制定されています。
◆安全なツアーを開催するための取り組み
風車のようにカヌーツアーを開催する事業所は警察署と沖縄県の公安員会に事業内容を届け出る必要があるのです。
そして、公安委員会から委託された沖縄マリンレジャーセイフティビューローという団体がマリンレジャー業者を対象とした講習会を年に一度開催します。その名も「マリンレジャースタッフ講習会」。
先日、その講習会が石垣島で開催されたので風車ももちろん参加してきました!
→ 沖縄マリンレジャーセイフティビューロー
(OMSB:通称「おむすび」)
◆何について勉強するの?
講習内容は大きくわけて2つあります。
- 水難事故の傾向と対策
- AEDを用いた救命救急の訓練
参加者は石垣島や西表島などでカヌーやダイビング、シュノーケルツアーを提供している観光のプロばかりなので、基本的には目新しいことを習うといった雰囲気ではありません。しかし、救命救急の訓練に関してだけは違います。チャンスがあれば何度でも繰り返し練習するのです。
この講習会では水難事故防止のための「再確認」を半日かけてじっくり受講してきました。
◆沖縄県における水難事故の特徴について
講習会では、シュノーケル中の事故が多いということが取り上げられていました。ただし、それら事故のほとんどはシュノーケル業者によってツアーの最中に起きてしまった事故ではなく、個人的にシュノーケルを楽しんでいた方たちによる事故のようです。
とはいえ、マリンレジャーを提供する側として最も気を付けるべき点は、初心者、子供、年配者、経験者などを問わず何があっても安全対策が行えるツアーを提供するという事に尽きると思います。
▼水難事故の傾向
▼水難事故の発生状況
◆察署にも行ってきました!
講習会の直前に八重山署へ行ってきました。悪い事をしたわけじゃないですよ~
(^-^; ネンノタメ..
風車は、水上安全条例に基づき安全対策に対し一定以上の基準を満たしている 安全対策優良事業所 として公安委員会から認定されています。その証である認定証を受け取りに警察署へ行ってきたのです。
年に一度は安全対策に関するチェックを第三者にしてもらうことで、少しでもツアーへの安全性が高まればと思い、毎年更新を続けています。
行ってきました集団接種!! 2014年10月22日
みなさん、こんにちは!
先日、毎年恒例のインフルエンザの予防接種を受けてきました。
◆予防接種、今昔物語
昭和50年代の 小学校は約40人のクラスが各学年5~6、多い学校では7、8クラスもあり、インフルエンザの予防接種といえば学校の体育館で受けていました。
どこかしらの病院から白衣を来た先生が何人も来て、出席番号順に並ばされた子供達は、ベルトコンベアーに載せられたかのように流れ作業で注射をされたものです。
私の名字は大谷(おおたに)なので“ア行”となります。ということは、出席番号は常に5番以内。注射の度にクラスメイトから 「どうだった?痛かった??」と聞かれたものです。
体温が37度以上あると予防接種を受けることはできないので、接種当日の朝は体温を上げるにはどうしたらいいのかを考えたものです。結局は後日、別の場所で受けることになるので、ささやかな抵抗でしかありませんでしたが…。
◆インフルエンザの予防接種に行ってきました!
なんて事をわざわざブログにするには訳があります。
予防接種自体は日本中で受けれるので何の珍しさもないのですが、離島ならではの接種方法があるのです。
大人になると仕事の都合があるので、インフルエンザの予防接種を受けるには職場か病院で受けるようになります。
しかし、西表島には診療所が2か所しかなく人口も2,000人ほどと少ないため、毎年、竹富町役場が予防接種の段取りをとってくれて「集団接種」を行います。集団接種は回数が少ないので、その日に合わせて仕事のスケジュールを調整します。
たかが予防接種といえどできる時にできることをするのが大切です。次のチャンスを待っていたら、いつの話になるかわかりません。
◆空気の美味しい西表島ですが…
カヌーツアーのガイドをしていると、マングローブの生い茂る川やジャングルの中で一日のほとんどを過ごすので、インフルエンザウィルスに接触する機会は少ないと思われます。
しかし、あまりにもキレイな空気の中で生活をしているためか、ちょっとでも石垣島などの都会(人が多い場所)へ行ったりすると、よく体調を崩します。
私事ですが、この15年間で4回はインフルエンザにかかりました…。そのうちの一回は入院までしましたよ。看護師さんには「インフルエンザで入院する方は珍しいですけど…」と言われましたが(^-^;
◆西表島に観光で来られる皆さま
定期船で西表島へ上陸した後は、港のトイレでしっかり手洗い、うがいをしましょう。定期船は東京の電車ほど混み合うことはありませんが、構造上、換気が悪く常にエアコンが作動しています。
日本全国からたくさんの観光客がおいでになる西表島ですので、悪いウィルスがいつ侵入してもおかしくありません!(私が言ってもが言っても説得力ありませんが…)
体調管理を徹底するには、まず第一に自己防衛です。それと旅行中は健康保険証も忘れずにお持ちください。西表島の診療所では保険証のコピーでの診察は受け付けてくれませんのでご注意を!
西表島観光、ちょっとお得な情報です 2014年10月5日
みなさん、こんにちは!
西表島観光を楽しむには石垣島から定期船に乗らなければなりません。
石垣島から当社のカヌーツアーへ参加される方も、西表島の上原港に集合となりますので、出発前に石垣港で乗船券を購入してください。
◆ネット予約で得しちゃおう!
出発直前に乗船券売り場でチケットを購入することも可能ですが、平成26年10月3日現在、安栄観光(あんえい)観光では乗船券を 前日の午後6時までにネット予約すると5%の割引きサービス をしてくれるそうです。
●安栄観光 → あんえい船旅キャンペーン
◆周遊券で得しちゃおう!
八重山を旅するならアイランドホピングがお勧めです。石垣島を拠点として西表島、竹富島、小浜島、波照間島などの離島めぐりも楽しみたい方は周遊券を活用しましょう。
●安栄観光 → アイランドホッピングパス
◆住民向け乗船券
西表島をはじめとする離島に「観光」ではなく「住む」のなら回数券がお得です。ほとんどの住民が数十枚綴りの乗船券を購入しています。
また、竹富町の住民になれば「沖縄県離島住民割引運賃カード」というものが役場から発行してもらえます。(申請が必要です)
これは石垣島までの船賃の割引きだけでなく、石垣空港発着の航空券の割引にも利用できます。ただし、最近は格安航空会社(LCC)のおかげで航空運賃が安くなっているので、このカードのメリットは減りつつあります。
●沖縄県 → 沖縄県離島住民割引運賃カード
◆風車のカヌーツアーに参加するには
10月1日から翌年3月31日までに風車のカヌーツアーへ参加される場合の乗船スケジュールは以下のとおりとなります。
往路 石垣港を8時30分に出航する上原港行きにご乗船ください。
復路 上原港を16時40分に出航する石垣港行きでお帰りいただきます。
これからの季節は北風の影響で船が揺れます。船酔いしてしまったらせっかくの旅も台無しです。乗り物に苦手な方は乗船前に以下の対策を強くお勧めします。
- 酔い止めの薬を飲む
- 船中では後ろの座席に座る
- 船に乗ったらすぐ寝る
- スマホをいじらない、本を読まない
他にも前日は早寝をして朝ごはんもしっかり摂るなど心掛けて八重山の旅を楽しみましょう。
秋風が爽やかな西表島です~♪ 2014年10月1日
みなさん、こんにちは!
みんな楽しみにしていた夏休み、観光シーズンもついに終わりました。今年の夏もたくさんのみなさまに風車のカヌーツアーへご参加いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。
◆観光シーズン終了
特に人気の高かった マングローブカヌー&キャニオニング体験ツアー も今年は台風が少なく、9月になっても水温が下がらなかったため、例年より長めの9月29日まで開催することができました。
来シーズンもまた4月以降に開催する予定です。どうぞお楽しみに!
◆10月からのおすすめは?
やはり何といっても ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー です。
これまで暑くて暑くてたまらなかったジャングルトレッキングですが、ここ西表島でも少しずつ涼しさを増してきたので心地よい山歩きが楽しめます。
▼貫禄ある板根が特徴のサキシマスオウノキ
▼山登りのご褒美はこの絶景!
▼火照った体は滝つぼでクールダウン
▼沖縄県一の落差!ピナイサーラの滝
ピナイサーラの滝の滝つぼへは約20分のジャングルトレッキングがあるので、滝つぼへ到着する頃には息があがり体もかなり熱くなっています。その分、滝つぼでのクールダウンが最高の癒しとなるので、他のコースに比べて滝つぼ遊びが楽しめる期間が長めになっています。
10月の西表島のイメージは、気温が30℃近くなっても日差しの強さが一段落しているので、とても気持ちのよい暑さです。おそらく北海道の夏に似ているのでは?と思います。
…あくまでイメージということで (^-^;)
◆由布島観光もセットになった 「ピナイサーラの滝&由布島ツアー」
西表島で人気の観光名所といえば水牛車観光でおなじみの 由布島(ゆぶじま) です。
たまに「ピナイサーラの滝&由布院(ゆふいん)のツアーをお願いします!」と言われる方がおりますが、それは大分県の温泉地ですのでお間違いなく。
ピナイサーラの滝の滝つぼまでのカヌーとトレッキング、そして午後からは由布島の水牛車観光がセットになったこのコースは、2~3泊の短期で八重山旅行に来られている方にとても人気があります。ほどよいアクティビティと観光がセットになったお得感アリのお勧めカヌーツアーです。
◆涼しくなればなるほど楽しめるトレッキングシーズン突入!
夏のジャングルトレッキングは暑さとの戦いでした。ツアー中は常にこまめな水分補給をお勧めして熱中症対策をします。しかし、これからの季節は亜熱帯の西表島でも少しずつ日中の最高気温が下がってきますので、汗をかく量が減る分、運動量が少し多めのコースが楽しめますよ。
風車ではカヌーのないトレッキングオンリーの ユツンの滝ジャングルトレッキング&ケービングツアー を秋冬限定で開催しています。川沿いの山道をひたすら歩いて ユツン三段の滝 を目指し、午後からは鍾乳洞探検へ出かけます。
▼片道約2時間…ひたすら歩きます
▼標高250メートルにそびえ立つユツンの滝
▼いろんな表情をもつ西表島
真夏のジャングルでは太刀打ちできないほどの蒸し暑さで開催するのが厳しいツアー内容ですが、10~3月までは快適な山歩きが楽しめるトレッキングツアーです。
◆秋冬も風車のツアーで西表島を楽しもう!
夏場は東京も西表島も同じ服装でOKだったかもしれませんが、10月以降は少しずつギャップが出てくると思います。ツアーをご予約された方は出発前に服装等の心配があればお気軽に風車までご相談くださいね。
●西表島カヌーツアー風車
→ お問い合わせフォーム
風車のカヌーツアーに 「ぼっち席」 はありません! 2014年8月15日
みなさん、こんにちは!
いきなりですが「ぼっち席」を知っていますか?
最近、テレビなどでもチラホラと聞かれる言葉ですが…
◆「ぼっち席」 とは?
大学の食堂などで、相席を気にしなくてもいいように向かい側の席との間に顔の高さほどの仕切り板を立てた席を「ぼっち席」というそうです。この「ぼっち席」は増加傾向にあるとか。
→ ぼっち席について (Gigazineより)
◆8月後半から9月は大学生大集合
夏休み中、毎日のように元気な笑顔で賑わせてくれた小学生や未就学児のいるファミリーも、8月20日を過ぎる頃になるとカヌーツアーへの参加が少なくなってきます。
その代わりと言ってはなんですが、次に風車を盛り上げてくれるのが大学生です。大学の夏休みは羨ましいほど長いらしいですが、旅行に費やす日数は短めなのがここ数年の特徴です。
カヌーツアーへは4~10人位のグループで参加される学生さんが多いようですが、一人旅でのツアー参加ももちろんOK!大歓迎です!!
◆夏はまだまだ終わらない!大学生おすすめコース
お盆が過ぎると本土では秋の気配を少しずつ感じるようになりますが、西表島ではまだまだ暑い日が続きます。
9月中旬までは川の水温も高いので、滝に打たれたり滝つぼへ飛び込んで泳ぐなど、亜熱帯西表島ならではの川遊びが満喫できます。
●大学生おすすめコース
マングローブカヌー&キャニオニング体験ツアー
◆一人でも楽しめるの?
風車のカヌーツアーは西表島の大自然に寄り添って行います。仲間とワイワイガヤガヤ騒ぎながら楽しむレジャーとはちょっと違います。
風にそよぐ葉擦れの音や鳥のさえずり、パドルにはじける水の音など、大自然からの語り掛けに意識を集中してください。ガイドも決して大きな声は出しません。
▼雄大な亜熱帯ジャングルを流れる川
▼緑が鮮やかなズアカアオバト
▼パワースポット “ピナイサーラの滝”
人工物の全くないマングローブに囲まれた川へ漕ぎ出すと、一気に自分自身の世界へと入り込める乗り物がカヌーです。
都会の喧騒に包まれた生活を送っている方が西表島の大自然の中で物思いにふけりながらカヌーを漕ぐ…。それはそれは貴重な体験になることでしょう。
◆わくわくランチにぼっち席はありません!
マングローブカヌーやジャングルトレッキングで汗を流した後はガイドがわくわくランチを現地調理します。
風車のカヌーツアーに「ぼっち席」はありません。シートを広げて参加者のみなさんと一緒に食べます。
袖振り合うも多生の縁…。この時ばかりは皆でにぎやかなランチタイムにしましょう。ガイドの小話にもご期待ください!
◆一体感が生まれたら最後はみんなで記念撮影
朝、当店に集合した時は初対面の見知らぬ者同士でちょっと緊張し、カヌーを漕いでいる時は自分自身の世界に浸り、ジャングルトレッキングは暑くて暑くて精一杯…。
しかし、ゴールへ到着した達成感を共有したことで、わくわくランチが始まる頃から少しずつ参加者のみなさんに一体感が生まれます。こんな感動体験ができるのも西表島観光の醍醐味ですね。
全国各地から様々な年代、職業の方々が集まる西表島は素晴らしい出会いの島です。風車のカヌーツアーに「ぼっち席」はありませんよ!
西表島でラッコ発見!? 2014年8月14日
みなさん、こんにちは!
本日は、夏、真っ盛りの西表島で一番クールな遊び方についてご紹介いたします!
◆滝あそびしてみたいけど泳ぐのはちょっと…
真夏の西表島観光の目玉といえば、何と言っても「滝あそび」でしょう。
暑くほてった身体をクールダウンしてくれる西表島の川や滝つぼは、最高の癒しを提供してくれます。
風車ではカヌーやトレッキングツアーの最中に滝あそびができる休憩ポイントを用意していますが、中には「泳ぐのはちょっと…」と尻ごみしてしまう方もおられます。
そんな時、風車では「ラッコ泳ぎ」をお勧めします。水に慣れていないちびっ子や泳ぎが得意でない大人でも楽しめる泳ぎ方です。
◆ラッコといえば?
みなさんラッコといえばどんな姿を想像しますか?
そう!きっと誰もが思い浮かべる絵は、仰向けで水にプカプカ浮かび、お腹の上にのせた貝を石で割る…あの可愛らしい姿ですよね。
正確には「泳ぐ」というより「浮かぶ」なんですけどね (^-^;
◆ラッコ泳ぎの方法
ラッコは自然に浮かぶことができますが、人間の場合はライフジャケットが必要です。では、泳ぎ方の説明をします。スイミングスクールで習う必要はありませんよ。めちゃくちゃシンプルです。
1. ライフジャケットをしっかり身体にフィットさせる
ライフジャケットを着たら脇や腰などにあるベルトを苦しくない程度にしっかり締めてライフジャケットを胴体と密着させます。もしベルトが緩んでいると、水に浮かんだ時にライフジャケットだけが浮き上がり体は沈んでしまいます。
2. ゆっくり水に浸かる
足下に注意しながら滝つぼへ入ります。いくら暑いからといっていきなり飛び込んだり滝つぼへ駈け込むのは絶対NGです。
3. 仰向けになって浮かぶ
水に慣れたら仰向けになって浮かんでみましょう。その際、ライフジャケットが顔の方へ向かって浮かび上がるのを両手で押さえます。
これだけです。簡単でしょ?
仰向けに浮かんでライフジャケットを手で押さえるスタイルが「ラッコ泳ぎ」と言われる所以なんです。
あっ!あと一つ大切な事がありました。
水に浮かんだらリラックスしましょう。頭をからっぽにしてリラックス、リラックス (^-^)
◆水に親しむ
もしもお子さんが怖がったり緊張してしまったら、まずはパパかママが水に浮かんでお手本を見せてあげてください。
せっかくの西表島観光。天然の滝つぼで泳ぐ非日常体験は滅多にないことですよね。パパやママのサポートでちびっ子を笑顔にしてあげましょう。
ライフジャケットは泳ぐための浮力体ではなく、頭部を水面に浮かばせるためのものです。うつ伏せになるより仰向けになったほうが楽な構造になっているので、ぜひラッコ泳ぎを試してください
◆安全であることが絶対条件
カヌーを漕いで水面を移動し、ジャングルトレッキングで川を渡り、そして滝つぼへ飛び込む。この様に水に親しむことの大前提としてライフジャケットの着用が絶対条件となります。
そうそう、ゴーグルをつけて滝つぼを覗き込んだら、ジーっとこちらを観察している魚たちに会えるかもしれません。
西表島へ観光に来たら、都会のプールでは味わえない自然体験をお楽しみください!
「まってるよ~♪」by 毎度おなじみユゴイくん