西表島の思い出…カヌーはもちろんガイドさんも! 2014年8月3日
みなさん、こんにちは!
先日、風車のカヌーツアーに参加されたお客様から「ガイドさんと一緒に写真が撮れなかったのが残念でした!」というご意見をいくつかいただきました。
◆ガイドさんも一緒に…って言われたい!
実際のところ、ガイドはツアー参加者の皆さんが西表島観光を楽しんでいるシーンを撮影するばかりで、もちろん、ツアー中に「自分撮り」することなんてありません。
ましてや、ガイドの方から「私も一緒に写っていいですか?」なんて、ちょっと照れくさくて言いにくいものです…
(*゚-゚*)ポッ
もし、よろしければ皆さんの方から「ガイドさんも一緒にどうぞ!」と声を掛けていただけると助かります!そして嬉しいです!!
◆カヌーツアー写真のプレゼント
風車ではカヌーツアーに参加されたお客様へツアー写真を無料でプレゼントしています。ご希望の方は請求フォームに必要事項をご記入のうえ送信してください。
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西表島観光の思い出を少しでも早くお届けするべく、スタッフ一同、必死に毎日パソコンに向かっております。しかし、繁忙期につき写真の送付まで約10日お待ちいただいております。どうぞご了承のほどよろしくお願いいたします。
西表島観光を最高の思い出に! 2014年8月1日
みなさん、こんにちは!
夏休みに入り連日大好評のマングローブカヌー&滝あそびいっぱいツアーですが、毎日たくさんのファミリーにご参加いただき誠にありがとうございます。
このツアーのコンセプトは “お子様が主役!”
主役のちびっこ達を盛り上げるためにガイドも毎日頑張っておりますが、やはりパパの頑張りがちびっこにとって一番嬉しいようです。
◆ある時はカメラマンとして…
ご家族の思い出を写真やビデオに残すのは、たいていパパの役割です。旅行中の最重要任務といっても過言ではないでしょう。
そこで、カヌーツアー中のカメラやビデオの取り扱いについての注意事項をお伝えします。
パパさん必見ですよ!
お客様から「ビデオカメラを持って行きたいけど防水バックに入れれば大丈夫?」とよく質問されます。
カメラは防水バックにいれたからもう大丈夫!と思いがちですが、カメラを水害によって破損するほとんどのケースは写真を撮るためにバックから出し入れするタイミングです。
慣れないカヌーの上でゴソゴソしているうちに自然とカヌーが漂い始めてマングローブへゆっくり突入…。慌ててパドルを持って軌道修正を試みるけど、その一瞬の隙にカメラを川へボチャン!!
( ゚Д゚;;)
本当に一瞬の出来事ですが、一生の後悔につながりかねない大事件です!
ご家族の大切な思い出を西表島のマングローブの川に沈めないよう、カメラを使用する時はバックから出して再びバックにしまうまで細心の注意を払ってくださいね。
尚、ビデオカメラやデジタルカメラなどを持ってツアーへ行く場合は、お客様による自己管理、自己責任でお願いします。
◆ある時はポーターとして…
ご家族のドリンクやタオルなど、細かい荷物を持ち歩くのもパパの仕事。そして、ジャングルトレッキングは基本的にはお子様が「自力」で歩くことになります。
パパがしてくれる、ちょっとしたサポート…例えば、大きな岩場を乗り越えたり滑りやすいポイントを歩く時、パパの大きな優しい手が差し伸べられるだけでお子様は安心してツアーを楽しむことができます。
たまに子供の目線でジャングルを見上げてください。大人にとっては何てことのない石や植物が、子供の目にはダイナミックな光景に映っているはずですよ!
◆ある時はけん引したり…
4人家族の場合、ママとお兄ちゃん(お姉ちゃん)、パパと弟(妹)という組み合わせでカヌーに乗ってもらうパターンが多いです。しかし、風が強い日はママチームのカヌーは漕いでも漕いでもなかなか前に進まない…なんてことがあるのです。
そんな時、やっぱり頼りになるのはパパ!
パパの乗ったカヌーにロープを連結してママチームのカヌーを引っ張ります。
パパの偉大さ逞しさが最高に演出されるシーンです。一家の大黒柱の凄さをウーンと見せつけましょう!
◆だからパパはすごいんだ!
カヌーツアーでは一日を通してパパの奮闘ぶりが際立ちます。会社で働くパパの姿を知らないちびっこや奥さんへアピールするには最高のステージです!
し、しかし…!!
悲しいかな、ちびっこ達はパパの頑張りはほとんど見てくれません。ママなら話は別なんですけどね…(泣
とにかく子供は夢中でカヌーを漕ぎ、滝つぼではいつまでも泳ぎ、ジャングルトレッキングはマイペース。体いっぱい遊んで帰りのカヌーでは寝ちゃう子が続出です。
◆夜のビールは格別です
仕事とは違う心地よい疲労感が残った体に夜のビールが染み渡ります。言うまでもない格別な美味しさに、いつもよりも一杯多めに飲んでしまうかもしれませんね!
ちょっと休憩…そこはどこ? 2014年7月31日
みなさん、こんにちは!
いきなりですが、夏の西表島生活でよく使う単語No.1を知っていますか?
答えは…
何といっても「暑い!」です。おそらく一日30回以上は言ってるような気が…。
屋外に出る時、帽子とサングラスは必須アイテムです。そして私の場合、右のポッケには夢を…じゃなくて、ムヒ。左のポッケには日焼け止めがいつでもスタンバイしております。
◆ちょっと、ひと休み…ふさわしい場所かな?
さて、毎日うだるような暑さの西表島です。今日はカヌーツアーへ参加されるお客様へちょっとしたアドバイスをお伝えしたいと思います。
カヌーに乗る前に行うパドル講習の時、カヌーを止めて他のメンバーを待つ時、トレッキング中の休憩、などなど…。そこには直射日光が当たっていませんか?
そうそう、そんな場所で休憩しても暑さからは解放されないし、疲れた体を休めることもできませんね。
ガイドも休憩するポイントには気を遣い、なるべく風通しのよい木陰を探していますが、もしお客様自身で絶好の日影ポイントを見つけたら移動して休憩してください。
要するに、ツアー中は一日を通して、とにかく木陰を探しましょう!という事です。
▼川岸の日影へ
▼マングローブ林は最高の休憩ポイント
▼清流を見つけたら腰を下ろしてみよう
ちなみに「真っ黒に日焼けしたい!」と思っている方は「なるべく日焼けせんぞ~!」というくらいの気持ちで、ちょっと焼くのがちょうど良いですよ。
気合いを入れて日焼けをすると、必ずやけど状態になってしまいます。夜に救急病院へ…なんてことになったら大変なのでご注意を!!
◆お子さまと一緒にツアーへ参加される場合の注意事項
西表島は気温が35℃以上の猛暑日になるという話は聞いた事はありませんが、30~32℃前後でも日差しの強烈さは最強です。
特に、カヌーを漕いでいる最中は水面からの照り返しも厳しいものです。小さなお子さまは大人に比べて水面から近い位置に顔があります。
日焼け止めをしっかり塗ってあげたり、サングラスを用意してあげるなどして、強い日差しからしっかりガードしてあげてくださいね!
台風12号が発生しました 2014年7月30日
みなさん、こんにちは!
一週間近く前から、台風の卵ともいうべき熱帯低気圧が西表島のはるか南の海上ですくすくと育っていましたが、本日、台風12号となりました。
◆わずか一週間で再度発生
今のところ暴風域をともなう事もなく大きな被害の心配もさほどない台風12号ですが、前回接近した台風10号からわずか一週間しか経っておらず、どうしても「またか…」といった感が否めません。
西表島近海では今日から波が高くなり、船をマングローブ域に移動するなどの台風対策も始まりました。
◆ゲリラ豪雨!!
さて、ここ最近はゲリラ豪雨とでもいいましょうか…突然の大雨が西表島のごくごく限られた地点に局地的に降りました。
雷を伴う激しい雨。気温の高い日が続くこれからの季節は、そんな局地的な大雨にも注意を払う必要があります。
▼午後2~4時に集中的に降水
そんな大雨の中、魚の群れがピョンピョンと飛び跳ねながらカヌーに近づいてきました。そして、大雨によってできたコックピット内の水たまりに飛び込んできたのです!
そのまま捕まえて夕飯のおかずとして塩焼きに…。なんてできるほどのサイズじゃなかったのと、ちょっとパニック状態でかわいそうだったので川へ逃がしてやりました。
あわてんぼうのお魚ちゃん、西表島のジャングルで大きくなれよ~!
台風10号の影響について 2014年7月25日
みなさん、こんにちは!
台風10号が7月22日から23日にかけて西表島の近くを通過していったのをご存知ですか?
◆カラカラ台風
本土へ向かう進路ではなかったので大きなニュースにはなりませんでしたが、その頃に八重山方面への旅行を計画されていた方は、かなり気をもんだことと思います。
幸いにも西表島は暴風域に入らなかったので大きな被害はありませんでしたが、同時に雨もほとんど降っておらず相変わらずの渇水気味です。
カラカラに乾いたジャングルに恵みの雨を降らせてくれることを期待していたのですが、24時間で十数ミリしか降らなかったので、ちょっと残念な台風10号さんでした…。
風車のカヌーツアーは23日は全コース中止となりましたが、昨日からは通常通りの営業となってます。
ただし、ナーラの滝ツアー や アダナデの滝ツアー などの海から出発するツアーに関しては、強い南風、いわゆる台風による吹き返しの風がおさまってから再開します。
◆台風接近時におけるカヌーツアーの取り扱い
ツアー中に暴風域に入る可能性がある場合は全コース中止となります。
ただし、暴風域には入らないけど強風域には入りそうだな…という場合は、石垣島と西表島を結ぶ船の運航状況を参考にしてツアーを開催するか決めます。
船が欠航になりそうな場合は、もちろんツアーは中止になります。
◆船の運行状況について
台風の進路、速度によって運行状況もめまぐるしく変わります。
船会社のホームページに掲載されている運行状況は、朝の時点で「通常運行」となっていても西表島を観光している間に「欠航」となる場合があります。
台風接近時は船会社に電話するなどして、こまめに運航状況の確認をとらないといけません。
→ 安栄観光HP
◆ツアー前日、ツアー当日の宿泊先が石垣島の場合
台風接近時は上原航路が終日運航であることがツアー参加の条件となります。カヌーツアーを楽しんでいる最中に船が欠航して石垣島へ戻れなくなったら大変ですからね!
大荒れの海をカヌーを漕いで石垣島へ…なんてムリムリ~(^-^;
◆ツアー前日、ツアー当日の宿泊先が西表島の場合
暴風警報、大雨・洪水警報などがツアー中に発令されなければツアーの開催が可能な場合もあります。しかし、台風接近時に西表島へ宿泊する場合は、定期船が数日間欠航し続けて足止めを食う場合もあります。
台風接近時に離島巡りを楽しむ方は、どこの島で何日過ごす事になるかわからないので十分な「予備日」が必要です。
◆台風時のツアーのキャンセルは?
台風の影響でカヌーツアーをキャンセルする場合、もちろんキャンセル料は発生しませんのでご安心を。また、どうにもこうにも台風の動きが気になって旅行の準備どころじゃない~!という方は遠慮なく風車までお電話くださいね!
石垣島は都会? 2014年7月21日
みなさん、こんにちは!
八重山を観光で訪れた方に「石垣島が意外に大きな街でビックリした!」とよく言われます。
◆侮るなかれ!日本最南端の国際空港
飛行機は一日数便しかなく、空港にはキヨスクみたいな小さい売店がポツン…。気のよさそうな店員さん(沖縄のおばちゃんが)に「あんた東京ね?」なんて声をかけられ、別れ際にはアメ玉なんかもらってほのぼの。
そんなのんびりムード満載の南の島の空港といったイメージをお持ちの方はきっと多いはず。
しかし!実はそうではないのです!!
石垣島に昨年完成した新石垣空港は、地方空港の中では全国トップクラスに利用者の多い空港なのです。
→ 全国空港乗降客数一覧
<出典>国土交通省 東京・大阪航空局 空港利用状況概況集計表
◆日本最南端のスタバ
新石垣空港の建物内は白を基調とした、何とも都会的な雰囲気ただよう洗練された空間です。
ロビーにはたくさんの土産屋が立ち並び、八重山の島々から集められた様々な商品が取り揃えられています。そして、なんとスターバックスコーヒーまであるのです!
都会では当たり前のスターバックスですが、新石垣空港への出店が決まった時はマクドナルド進出以来の嬉しいニュースとなりました。
ちなみに石垣島の人口は48,000人を超え(平成26年5月末現在)街中には大きなマンションやアパートがあふれています。
モスバーガーやミスタードーナッツ、大戸屋、TSUTAYAもあり、今年度内にはファミリーマートが10店舗以上の開店を予定しているそうです。個人的には吉野家が来てくれたらもう満足なんですが…。
どうですか?皆さんが思っている以上に都会でしょ!
以前、長野に住む叔母が遊びに来た時は信号がある事に驚いていましたよ。
◆石垣島から西表島への日帰り観光可能
風車のカヌーツアーは石垣島から日帰りで参加できます。朝早くの出発なので往路の船内ではどうしても睡魔に襲われます。
そして、西表島の上原港に到着する頃に起きると、視界に飛び込んでくるあまりの素朴な風景に戸惑うかもしれません。あんなにきれいで感動した石垣島の海より更に青く澄み渡る西表島の海にも、きっと驚くと思いますよ。
「ここが西表島か~」とキョロキョロしながら桟橋を歩いていると、風車のガイドが看板を持ってお客様をお待ちしています。ここからツアーが始まりますよ!
◆ツアー終了後は上原港で解散
西表島の大自然で思いっきり遊んだ後は、西表島内に残る方は宿泊先まで、石垣島へ戻る方は上原港へお送りして解散となります。
いざ船が西表島から離れ始めると、復路も一日遊んだ満足感と疲労感から次第にまぶたが重くなってまた眠ってしまうことでしょう。
そして50分の仮眠後…。石垣港に入港するため船が徐行をはじめます。するとどうでしょう!びっくりするくらい石垣島が都会に感じるのです。
それは西表島で過ごした約8時間が、どれほど人混みや喧騒のない自然豊かな環境であったかを物語っています。亜熱帯ジャングルでのカヌーやトレッキング、滝遊びに癒された証拠ですね。
◆そして旅は終わり…
西表島から石垣島に戻っただけで都会的な雰囲気を味わえますが、石垣島から羽田空港や関西国際委空港に到着すると、今度は一気に現実世界に引き戻されます。
そ、し、て…その時すでに「沖縄病」にかかっている自分がいるかもしれませんよ!
●風車ブログ
→ 沖縄病について
<知ってますか?> 沖縄病について 2014年7月19日
みなさん、こんにちは!
みなさん沖縄病という病があるのをご存知ですか?
◆沖縄病とは
沖縄を旅した方が感染しやすく、病院へ行っても専門の医者や特効薬はありません。沖縄旅行の最中に感染し、潜伏期間は帰りの飛行機の中と考えられています。
発症の仕方には個人差があり、一週間から一ヶ月ほどかけてジワジワ発症する方もいれば、早い方で帰宅と同時に発症した例もあるそうです。
どうしたら治るのか…。現代の医学をもってしても未だ解明されない難病です。
▼まさに感染中と思われる旅行者
◆主な症状
主な症状として「沖縄のことがもっと知りたくなる」「また沖縄に行きたくなる、というより帰りたくなる」「なんでも沖縄びいきになってしまう」などがあります。
とにかく沖縄のことが頭から離れず、症状が進行すると仕事中も空を見つめ、沖縄のことばかり考え胸が締め付けられます。同じような病気に「恋わずらい」があります。
気づけば、壁にはJTAのポスターもしくはカレンダー、携帯の待ち受け画面は沖縄の風景、砂糖は白から黒になり、箸は赤と黄のツートンカラーを愛用、などなど…。挙げればきりがないほど身の回りが沖縄化するのです。
▼病原体を保有していると思われる感染源-1
▼病原体を保有していると思われる感染源-2
▼病原体を保有していると思われる感染源-3
▼病原体を保有していると思われる感染源-4
▼病原体を保有していると思われる感染源-5
また、天気予報は画面の左上を見てしまうといった症例も報告されています。
沖縄病にかかった方におおよそ共通する点は沖縄旅行のリピーターになることです。そして、最終的には移住してしまう重症患者も多いようです。
沖縄病をさらに分類すると「八重山病」「西表病」など、感染した場所によって病名は異なりますが症状はすべて同じです。
◆沖縄病になったら
もし、あなたが沖縄病になってしまったら、末永く上手に病気と付き合っていきましょう。治療のため一年に何度も沖縄に、しかも離島の西表島まで通い詰める患者さんもいますが、それはかなりの末期症状と考えられます。
▼重症患者のOさん、Sさん
ほとんどの患者さんは普段の仕事や生活があり、なかなか簡単には何度も沖縄まで来ることはできません。では、普段の生活を送りながらどうやって治療すればよいのか…。
簡単にできる治療法としては「沖縄料理店へ行く」「三線(サンシン)教室へ通う」「沖縄出身アーティストの曲を聴く」などが効果的かと思います。
◆沖縄病の処方箋
まずは、最寄りの駅や通勤途中に沖縄料理店があれば行ってみましょう。行けば必ずといっていいほど沖縄ソングや沖縄民謡が流れています。昼は三線教室、夜は居酒屋と2つの顔をもつお店もあります。
そして、気に入ったお店を見つけたら何度か通ってお店のマスター(おそらく沖縄出身者)に話しかけてみましょう。マスターに顔を覚えてもらえた頃には周りの常連さんとも顔馴染みになり、沖縄トークに花を咲かせることができるでしょう。
美味しい沖縄料理を食べながら「私は本島派よ」とか「やっぱ宮古でしょ!」とか「いやいや、八重山が一番だよ」などと話しているうちに「お店」も「お店の人」も、そして「お店に集まる人々」も好きになっていきグングン治癒されます。
◆それでも治らなかったら…
普段の生活に「これでもか!」と限界まで沖縄テイストを取り入れても症状が治まらない方に残された治療は、もはや沖縄移住しかないでしょう。
その最終治療を行うには「今の生活を変える(捨てる)」「周囲への説得」「沖縄での就職活動」など、いくつもの高いハードルをクリアしなければなりません。しかし、劇的な治療効果が期待できると思いますので、沖縄病で真剣にお悩みの方はご参考ください。
▼沖縄移住を助けてくれるサイトを検索しよう!
カヌーツアーの落とし穴…忘れ物にご注意を! 2014年7月16日
みなさん、こんにちは!
風車のカヌーツアーに参加して楽しい思い出をいっぱい作るはずが、最後の最後にドラマ「ルーズヴェルトゲーム」のような逆転劇に見舞われ、ブルーな気持ちで西表島を去る…。
なんてことがたまにあります。それは何かと言いますと…そうです忘れ物です。
◆カヌーツアー開始前の忘れ物
風車ではカヌーツアーへ出発する前に一度ご来店いただき、レンタルシューズのフィッティングやツアーに関する注意事項の説明など事前準備を行います。
その際、ほとんどのお客様が日焼け止めを塗るのですが、たまに机の上に置き忘れてカヌーツアーへ出発してしまう場合があります。
とても日差しの強い中カヌーを漕いだり滝つぼで遊ぶので、ツアー中は日焼け止めの塗り直しが必要になります。出発前には必ず荷物を確認して日焼け止めを持って出かけましょう。
◆カヌーツアー中の忘れ物
ランチタイムや休憩中にサングラスや帽子を岩の上や木にぶら下げておいたのを忘れて出発…なんて事もたまにあります。
よほど目立つ色や大きさでないと自然に調和してしまい、見ているつもりでも気づかなくなっている可能性があります。なるべく荷物は一か所にまとめ、グループでの参加なら皆で決めた場所に置くようにしましょう。
◆カヌーツアー終了後の忘れ物
風車ではお客様にビーチサンダルをご用意しております。ツアー終了後は用意しておいた水で足を洗ってもらい、乾くまでの間、一時的に利用してもらうためのサンダルです。
実はこのサンダル、石垣島のダイソー(100円ショップ)で購入したのですが、たまに108円のサンダルを履いたまま帰ってしまう方がいます。
お客様が帰った後にポツンと残る新品のサンダル…。そんな光景がたまに見られます。
◆貴重品はロッカーに!それでも…最大のピンチ!!
カヌーツアー出発前にはお客様の貴重品は貴重品専用ロッカーに保管してもらいます。そして、ツアーが終わったらお店へ戻ってシャワーを浴び、帰り支度を整え石垣島やホテルへ帰ります。
この間、ロッカーに保管していた財布や携帯電話の存在をすっかり忘れてしまったら…どんな事になるのか想像がつきますよね。
お客様も私たちもかなり焦ります!(汗
石垣行きの船が出発するまでのタイムリミットもありますし、楽しい思い出が吹っ飛ぶほどバタバタすること間違いなしです。万が一、タオルやドリンクを忘れることがあったとしても、貴重品の忘れ物だけはしないよう十分気を付けましょう!
◆あわてずにお電話ください
慣れないカヌーツアーが終わる頃には疲れもあってか、これまで様々な忘れ物がありました。
シャワー室には水着や時計や高級ブランドの石鹸、机の上にはホテルの部屋やレンタカーの鍵、リュックサックの中には日焼け止め。楽しい思い出を写したカメラを忘れて帰られた方もいました。
もしも「あっ!○○が無い!忘れたかも…」となっても、お店や送迎車に置き忘れたとしたらほぼ100%見つかりますので、慌てずにまずはお電話ください。
それと行き帰りの船中で携帯電話を落とす方も多いのでご注意くださいね。
マングローブカヌー&滝あそびいっぱいツアーについて 2014年7月15日
みなさん、こんにちは!
夏休み期間中に大好評のマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースですが、7月下旬からのご予約が取りにくい状況となっており、大変ご迷惑をおかけしております。
◆どうして人気なの?
このコースは未就学児(4歳以上)から小学3年生くらいのお子様に一番楽しんでもらえるツアー内容となっています。参加される方はファミリー限定とし、通常、ガイド1名につき2組のご家族をご案内しています。
同じ年頃のおともだちも一緒にツアーへ参加している場合が多く、年上のニーニーやネーネーには年下のちびっ子を気遣って面倒をみてくれる優しさが見られます。
また、ちびっ子にはニーニーやネーネーに負けじとカヌーを漕いだりトレッキングを張り切り、ツアー中にたくましく、たのもしくなる成長を見ることができます。
お子さんにとってはただの遊びかもしれませんが、西表島のジャングルで遊ぶ過程で生まれるお子さんの変化は、パパやママだけでなく、私たちガイドにとっても大きな歓びです。
◆夏休み期間中にもっとツアーを楽しむコツ
●石垣島から日帰りでツアーにご参加の方
ツアー当日の朝はご宿泊先から石垣港へは出来るだけ早く行き、早めに船のチケットを買い、早めに乗船しましょう。
船の座席は三人掛けです。出航ギリギリに乗船すると座席は離れた場所に1つずつしか空いていない場合が多く、ご家族がバラバラに座らなければなりません。
船のチケットを購入する際、目的の船が何番の桟橋へ入るかあらかじめ調べておきましょう。船が桟橋へ入る前から並んで乗船すれば、みんな一緒の(近くの)席に座れます。石垣島を出発する瞬間から楽しい家族旅行が始まりますよ。
●着替えは一枚多く持ってツアーへ参加
通常、滝つぼで泳いだ後はタオルで軽く体を拭いて、その後も同じ服装でツアー終了まで過ごします。しかし、体の小さなちびっ子は暑くなるのも早いけど冷えるのもとても早いです。
滝つぼで遊んだ後は乾いた服に着替え、濡れた服による「冷え」を防止ししょう。せっかくの家族旅行なのに風邪をひかせたら可哀想ですもんね。
●お子さま用サングラスも持参
強い日差しを防ぐための帽子は必須アイテムですが、サングラスがあれば尚よろしいかと思います。
西表島の日差しは予想以上に強く、水面からの照り返しもとても厳しいのです。大人よりも目線が下にあるちびっ子の目はとてもとても疲れやすくなります。
以前、私たち夫婦だけサングラスをかけて娘は裸眼のまま一日カヌーを楽しんだことがあります。夕方、お店に戻ってから娘の顔を覗き込むと、目が真っ赤に充血して、これは可哀想な事をしたな…と強く反省したことがあります。
大事な目の負担を少なくする意味でもお子さま専用のサングラスがあればぜひご持参くださいね。
◆パパもママも楽しんで!
お子さまの楽しむ姿が見たくてこのツアーに参加されるご家族が多いと思いますが、滝つぼでの水遊びはパパもママも童心に返って子供のように遊んでください。
特に、お子さまよりより先にパパやママが水に入り、水温や深さがご自分の子供にとって大丈夫かな?とチェックしてみてください。
そして、パパやママが率先して滝つぼに飛び込むと、後に続くお子さんも頑張って飛び込む勇気が湧いてきます。
最初はためらうかもしれませんが、パパとママが楽しそうに遊ぶ様子を見ると安心感が生まれ、未就学児のちびっ子でもチャレンジ精神が湧き上がってくるのです。
最初のうちは、おそるおそる滝つぼに入っていたちびっ子達ですが、しばらく経つと…
パパ) そろそろ上がるよ~
ちびっ子) やだっ!もっとあそぶのぉー!!
といったイヤイヤ状態になります。
成長を感じられる幸せの瞬間ですが、唇が紫色になる前にはイヤイヤでも水から上がってもらいましょうね。
◆写真を撮ります、送ります
風車では、ご家族でカヌー漕いでいる時や滝つぼで遊んでいる姿をガイドが写真撮影しています。撮った写真は後日メールで送りますので楽しみにお待ちくださいね。
西表島での思い出を来年の年賀状にぜひぜひご利用ください!
西表島、夏の風物詩 2014年7月14日
みなさん、こんにちは!
今の季節、カヌーを漕いでいると川にはたくさんのサガリバナが浮かんでる光景を目にします。うっすら漂う甘い残り香がツアーに参加されたお客様や私たちガイドの心をなごませてくれます。
◆夏の夜に咲いて朝に散るサガリバナ
夜に咲いて朝には散ってしまうサガリバナ。そんな儚い姿を見ていると、鴨長明ではありませんが無常観に浸ってしまいます。
サガリバナは一夜限りの美しい花ですが、西表島には一日限りの花もあります。それが夏の朝に咲く “オオハマボウ” です。
夏空に映える淡い黄色のペーパーフラワーの様な可愛らしい姿が特徴です。
川面に浮かぶ白とピンクのサガリバナと川岸に生える黄色のオオハマボウの花を眺めながらカヌーを漕ぐ…そんなツアーが楽しめるのは西表島でも真夏の朝ならではです。
そしてツアーが終盤にさしかかる夕方頃、朝には黄色だったオオハマボウの花がオレンジ色に変わり、また川に浮かんでいます。なんとも風情のある花たちの演出ですね。
ちなみに沖縄ではオオハマボウのことを “ゆうな” と呼んでいます。淡い黄色の花びらが可憐なこの花は、秋篠宮佳子さまの「お印」にも使われているそうです。