<知ってますか?> 沖縄病について 2014年7月19日
みなさん、こんにちは!
みなさん沖縄病という病があるのをご存知ですか?
◆沖縄病とは
沖縄を旅した方が感染しやすく、病院へ行っても専門の医者や特効薬はありません。沖縄旅行の最中に感染し、潜伏期間は帰りの飛行機の中と考えられています。
発症の仕方には個人差があり、一週間から一ヶ月ほどかけてジワジワ発症する方もいれば、早い方で帰宅と同時に発症した例もあるそうです。
どうしたら治るのか…。現代の医学をもってしても未だ解明されない難病です。
▼まさに感染中と思われる旅行者
◆主な症状
主な症状として「沖縄のことがもっと知りたくなる」「また沖縄に行きたくなる、というより帰りたくなる」「なんでも沖縄びいきになってしまう」などがあります。
とにかく沖縄のことが頭から離れず、症状が進行すると仕事中も空を見つめ、沖縄のことばかり考え胸が締め付けられます。同じような病気に「恋わずらい」があります。
気づけば、壁にはJTAのポスターもしくはカレンダー、携帯の待ち受け画面は沖縄の風景、砂糖は白から黒になり、箸は赤と黄のツートンカラーを愛用、などなど…。挙げればきりがないほど身の回りが沖縄化するのです。
▼病原体を保有していると思われる感染源-1
▼病原体を保有していると思われる感染源-2
▼病原体を保有していると思われる感染源-3
▼病原体を保有していると思われる感染源-4
▼病原体を保有していると思われる感染源-5
また、天気予報は画面の左上を見てしまうといった症例も報告されています。
沖縄病にかかった方におおよそ共通する点は沖縄旅行のリピーターになることです。そして、最終的には移住してしまう重症患者も多いようです。
沖縄病をさらに分類すると「八重山病」「西表病」など、感染した場所によって病名は異なりますが症状はすべて同じです。
◆沖縄病になったら
もし、あなたが沖縄病になってしまったら、末永く上手に病気と付き合っていきましょう。治療のため一年に何度も沖縄に、しかも離島の西表島まで通い詰める患者さんもいますが、それはかなりの末期症状と考えられます。
▼重症患者のOさん、Sさん
ほとんどの患者さんは普段の仕事や生活があり、なかなか簡単には何度も沖縄まで来ることはできません。では、普段の生活を送りながらどうやって治療すればよいのか…。
簡単にできる治療法としては「沖縄料理店へ行く」「三線(サンシン)教室へ通う」「沖縄出身アーティストの曲を聴く」などが効果的かと思います。
◆沖縄病の処方箋
まずは、最寄りの駅や通勤途中に沖縄料理店があれば行ってみましょう。行けば必ずといっていいほど沖縄ソングや沖縄民謡が流れています。昼は三線教室、夜は居酒屋と2つの顔をもつお店もあります。
そして、気に入ったお店を見つけたら何度か通ってお店のマスター(おそらく沖縄出身者)に話しかけてみましょう。マスターに顔を覚えてもらえた頃には周りの常連さんとも顔馴染みになり、沖縄トークに花を咲かせることができるでしょう。
美味しい沖縄料理を食べながら「私は本島派よ」とか「やっぱ宮古でしょ!」とか「いやいや、八重山が一番だよ」などと話しているうちに「お店」も「お店の人」も、そして「お店に集まる人々」も好きになっていきグングン治癒されます。
◆それでも治らなかったら…
普段の生活に「これでもか!」と限界まで沖縄テイストを取り入れても症状が治まらない方に残された治療は、もはや沖縄移住しかないでしょう。
その最終治療を行うには「今の生活を変える(捨てる)」「周囲への説得」「沖縄での就職活動」など、いくつもの高いハードルをクリアしなければなりません。しかし、劇的な治療効果が期待できると思いますので、沖縄病で真剣にお悩みの方はご参考ください。
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