<風車の思い> カテゴリーの記事
ペットボトルゴミ削減を目指して竹富町が動いた! 2023年11月20日
カヌーとトレッキングツアーで絶対に忘れてはいけないもの、それは飲料水です。
ツアー中に川の水をそのまま飲むことはオススメできません。レプトスピラ症などにかかる危険性があるからです。
当店でもミネラルウォーターやスポーツ飲料を販売していますが、飲み終わったペットボトルは通常はゴミになります。
◆竹富町でのゴミ処理
ゴミとなったペットボトルは竹富町指定の有料ゴミ袋に入れて、週に一度の回収日(金曜日)に合わせて廃棄しています。さらにツアー業者や飲食店、宿泊施設などは別途でゴミの回収費用も発生するのです。
ところで、皆さんがお住いの地域はゴミ袋の値段はどの位でしょうか?
ここ竹富町では、大サイズ1枚60円、中サイズ1枚40円、小サイズ1枚40円です。
通常、1枚ずつ買うことはなく、10枚一まとめになった状態で販売されているので、使用頻度の高い大サイズは600円と割高感が否めません。
ちなみに、お隣の石垣島では大サイズが1枚25円と竹富町の半分以下です。
ゴミ袋ひとつ比べてみても、ゴミ処理にかかる費用はそれなりに発生しているんだな…ということがご理解いただけるでしょうか。
そんな中、竹富町がウォーターサーバーを上原港と大原港(仲間港)に設置したというニュースが入りました!
◆小学生グッジョブ!
西表島ではMMO Iriomoteという活動があり、意味は「マイボトルで水おかわり!西表島」です。
島内の約40カ所にある協力店にマイボトルを持ち込めば、なんと!無料で給水サービスが受けられるのです。
MMO iriomote では「誰にでも給水サービス」によって『ペットボトル水を買わなくていい・捨てなくていい』島を目指して活動されています。
給水サービスを受けられる店舗は、下のポスターに描かれている“青いマイボトルを持ったイリオモテヤマネコちゃん”のイラストが目印です。
そして今回、さらに西表島の港には無料のウォーターサーバーが設置されたのです!
なんでも地元の小学生の提言を実現させたとのことですよ。
→ ペットボトル削減へ 竹富町(八重山毎日新聞より)
皆さんも飲料水代&ゴミ削減の一環として、西表島に来られる際には、このウォーターサーバーを有効活用されてはいかがでしょうか?
ちなみに、西表島の星野リゾート西表島ホテルにご宿泊の方は無料のボトルが利用できると思いますので、フロントでご確認ください。
◆カヌーツアー中に必要な飲料水
ツアー中に必要な飲料水の量ですが、当店一番人気のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの場合、
▼気温が30℃を超える夏場
男性1.5~2リットル
女性1~1.5リットル
ちなみにメタボ系の私は2.5~3リットルは必要です(笑
▼気温が20℃前後の冬場
男女ともに最低1リットル
ツアーに参加される際は、以上を参考に飲料水をご用意ください。
気温が低い時は500mlも飲まない人もおられると思いますが、ツアー中に飲料水の補充はできないので、余るくらい用意されてもよいと思います。
ペットボトルをマイボトルに。
私自身がもっと積極的に取り組みたいですね。
西表島カヌーツアー風車、25年目の誓い 2023年11月2日
皆さま、こんにちは。
当店は1999年11月1日にオープンしてから、気づけば創業25年目を迎えました。
これまでたくさんの方に応援していただいたことで、コロナ禍という観光業者にとっては最大のピンチもなんとか乗り越えることができました。
とはいえ、元の事業規模に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。まずはこれからも営業を続けること、安心安全なツアーを提供し続けること、これがお世話になった皆さまへの恩返しであると考えます。
◆岡本昭男さんとの出会い
その中で、今回は当店のオープン初期の頃にお世話になった岡本昭男さんについて紹介させていただきます。
当店の初期のHPは代表の大谷が「HPの作り方」みたいな本を参考にしながら作成しました。とてもシンプルな作りで、HPのアドレスを入力しない限り見られないようなものでした。
私自身、ホームページビルダーなどのHP作成ソフトを買う予算もなく、一冊の参考書から得られる知識を最大限活用しながら運用していました。
そんな中、HPの大幅更新に協力していただいたのが、チョウの写真撮影で西表島を訪れていた岡本昭男さんでした。
◆今からさかのぼること20数年前
閑散期でお客様が少ない2001年の冬場、私は埼玉にあるHondaの自動車工場で期間工として出稼ぎに出ていたのです。
そこには、偶然にも前年に西表島で出会ったチョウ好きの岡本さんがおり、彼はHondaの技術者だったのです。
岡本さん曰く「お店のホームページをキチンと作れば、お客さんはもっと集まると思うよ。」とアドバイスをいただき、その上、ご自身の仕事の合間に当店のサイトを細かく作り変えていただきました。そのお陰もあって、私の知識、技術の範囲を超えたHPが完成したのです。
◆家族同然の交流
岡本さんは週末には私を自宅へ呼んでくれ、夕食をご馳走してくれ、そのまま泊めてくださることもありました。またホンダの寮に戻る時は、イチゴなどいつもお土産を持たせてくれました。
私が出稼ぎで内地に出なくてもいいように、冬場も売り上げが上がるようにと、岡本さんは週末の貴重な時間を私の出稼ぎ期間中ずっと、風車の集客のために費やしてくださったのです。
「HP作りに終わりはないよ。コツコツと修正を続けよう」と。
自動車工場でのライン作業はとてもハードなものでした。
沖縄の離島で時が経つのを忘れるくらいのんびりした生活を送っていた私にとって、50秒ちょっとで一台の自動車が完成するライン作業は、一秒の大切さを知るには十分の仕事です。
しかし、埼玉での厳しい出稼ぎ生活をしていても、埼玉はいい所だと思えるのは岡本さんご夫婦に可愛がってもらったことが大きいです。
私を弟のように面倒を見てくれた岡本さんは昨年末にお亡くなりになりました。
風車のはじまりと成長を温かく見守ってくださった岡本さんには感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
岡本さんが全面協力をしてくださったHPは、その後、さらに島で出会った人たちによって更新されていきます。その更新は私の力でできるレベルではありません。本来なら多額の費用が発生する内容のものです。
それを西表島という沖縄の離島でたまたま出会った方の好意だけで、集客の見込めるHPへと成長していきました。
◆岡本さんの言葉を胸に
現在、風車のHPは石垣島の管理会社にサポートいただきながら、代表の奥さんが日々、更新、修正を行っています。
25年目が始まった今、風車のHPのことだけをお伝えするだけでも誇れるストーリーがあります。
そして当店のこれまでの積み重ねは、成功体験でなく、失敗した多くのこともスタッフにも時間をかけて伝えています。
「これまでの積み重ね」こそが、当店のツアーに参加された方にしか体験できない、当店の強みです。
代表の大谷にはたいした商才があるわけではありませんが、この西表島で、人間味あふれる個性豊かな人々と出会う機会に恵まれてきました。
岡本さんが仰った「HP作りに終わりはないよ。コツコツと修正を続けよう」は、HPに限ったことではありません。これからも、風車のコツコツと地道に歩むスタイルで、ツアーに参加していただいた皆さまとの出会いを大切にしながら営業を続けていきたいと思います。
◆これからも風車をよろしくお願いします
創業記念日の夜にささやかなパーティーをしました。来年の11月1日は星くんの後輩もいるように頑張ります。
今後とも西表島カヌーツアー風車をよろしくお願いいたします。
【求人】当店ガイド募集のお知らせ 2023年4月13日
現在、西表島カヌーツアー風車では一緒に働いてくれるスタッフを募集しております。
◆2023年春、本格的に再始動!
2020年春、突然のコロナ禍において、世の中から人の動きは止まり、沖縄の離島、西表島で観光業を営む当店にとっては試練の日々が続きました。
当店自体が存続できるのかという不安の中でも、これまでの3年間を支えてくださったのは開業から24年の月日の中で出会った多くの人たちでした。
これまでツアーに参加していただいたゲストの皆さま、島の同業者も含めての仲間たち、当店のスタッフ、いろんな人たちからの励ましと応援のおかげで2023年の春を迎えることができました。そして当店はこの2023年春から本格的に再始動をします!
◆真の西表島移住にチャレンジしたい方!
「今、新しく何かに挑戦してみたい」「新天地で自分の可能性を広げたい」と都会でウズウズしている方はいませんか? 当店では現在、ツアーガイドを募集しています。
ただしここで注意点があります。
「リゾートバイト」で検索されている方でしたらごめんなさい。
当店のゲストは同業者が100社以上あるといわれる西表島で、当店のツアーを厳選し、期待し、最高の満足を得ることを求めています。
その想いに応えるためには、時間をかけてガイド研修をする必要があります。そして県外から移住する方にとっては生活環境の変化にも適応しなければなりません。
「短期間だけ島遊びをメインにちょっとだけ働きたい」という軽い気持ちではなく「気にいったらずっと住みたい、長く働きたい」と本気で思えるのであれば当店が全力でサポートします!
まずは下記の募集要項をご一読ください。
楽しさも困難も一緒に立ち向かえるような、気持ちの強いあなたからのご連絡お待ちしております!
ピナイサーラの滝&由布島コースをリニューアル! 2022年8月8日
こんにちは!
本日は、これまでご愛顧いただいたピナイサーラの滝&由布島コースの内容と名称変更についてお知らせです。
当店ではこれまでカヌーとトレッキングでピナイサーラの滝を目指し、滝つぼで遊び、午後から由布島観光へ出かける ピナイサーラの滝&由布島コース を開催してきましたが、いくつかの課題(問題点)が見つかりました。よって、その課題を解決するためのツアー内容の見直しと名称変更をさせていただくことになりました。
その課題(問題点)とは…
◆課題1 「カヌーをのんびり漕ぎたい!」
みなさんは「カヌー楽しむ」という言葉にどんなイメージをお持ちですか?
競技カヌーのように上半身の筋肉をフル活用し、力強いパドリングで突き進む、スポーツ要素の強いものと思われますか?
当店のゲストのほとんどは西表島でカヌーを漕ぐという体験に、スポーツ的な要素よりも「癒し」を求めておられます。
マングローブの木陰で休む、インスタ用の写真を撮る、ガイドと西表島の自然や島暮らしのお話をする。どちらかというとハードな運動や疲労感は求めていないご様子です。
そして、滝つぼを目指すこと(トレッキング)によって時間が押してしまうこともあり、残念ながらカヌーが単なる移動手段となってしまう状況も目にしてきました。
以上の点から、カヌーの後にトレッキングで滝つぼを目指すよりもカヌーに費やす時間を増やすことがゲストの癒しにつながると感じ、時間に追われずのんびり漕ぐ時間を捻出するためにトレッキングをなくす決断をいたしました。
◆課題2 「ちびっこは滝つぼでいっぱい遊びたい!」
朝から夕方までの限られた時間内でのカヌー、トレッキング、滝つぼ遊び、ランチ、そして由布島観光。
これら全てを詰め込むとお得感があり満足度も高いように思えますが、幼児や小学生のお子様にとっては盛り沢山な内容よりも、一つのアクティビティをじっくり楽しむ方がより満足度が高いということが、これまでいただいたレビューなどにより明らかになりました。
「早くお昼を食べてから滝つぼで遊ぼうね!」
「由布島も行くから早く水からあがって!」
大人からの声掛け。ちびっこにとって嬉しい言葉でしょうか…。
結論として、今までの“ピナイサーラの滝&由布島コース”は「滝つぼでいっぱい遊びたい!」というご要望には向かず、そんな方にはマンローブカヌー&滝遊びいっぱいコースがピッタリです。
◆課題3 「暑さも雨も楽しみたい!」
ツアー前半(午前中)のカヌーとトレッキングはどうしても天候に左右されます。
暑い日はトレッキングによる熱中症が、雨の日は山道のぬかるみによる転倒の危険性が真っ先に考えられます。しかしトレッキングを取り除くことにより、それらのリスクを大幅に減らすことが可能です。
そして一番重要なのはアクティビティが終わった後です。
当店では汗だくになったり雨に濡れたりしても、由布島へ行く前にはシャワーを浴びてさっぱり着替えてから出かけることができるのです。これなら暑い日も雨の日も先の事を気にせず大自然に飛び込めますね。
あれこれ詰め込んだツアー内容だと時間的なゆとりがなくなり、泥汚れ、濡れた服のまま由布島へ…なんてことが。当店のゲストはこの様なスタイルを望んでいない方ばかりです。
◆課題4 「安全運転を心がけたい」
当店のベースから由布島の水牛車乗り場まで車で約35分。由布島へ渡る水牛車は出発時刻がだいたい30分ごとと決まっています。
30分に一本の水牛車に乗り遅れたら大変だと、慌てて運転するわけにはいきません。事故の危険もあるし、なんせ西表島にはイリオモテヤマネコが暮らしているのです。
運転に気持ちのゆとりをもたせるために、アクティビティを詰め込まないようにしました。ゆっくり運転することで、運転中もガイドが島のゆる~いお話をたくさんしてくれるでしょう。
◆新しいコース名
これまでご愛顧いただいた ピナイサーラの滝&由布島コース の内容を刷新し、新名称「マングローブカヌー体験&由布島コース」として皆さまに安全で楽しい癒しのひと時をご提供していきたいと思います。
今後とも西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします。
夏本番を迎える前に… 2022年6月22日
西表島もついに梅雨明け。これから本格的な夏のシーズンが始まります!
◆メンテナンスDay
本日、繁忙期を前にカヌーのメンテナンスを行いました。
安全なツアーを開催するには使用する道具に問題のないことを確認し続けなくてはなりません!
と言ってみたものの、本音は忙しくなる前というより暑くなる前にしたい(汗
夏は昼に近づくにつれ建物や木の周りにできる陰がどんどん小さくなります。強烈な日差しの下では熱中症の危険もあるので、映えないことは百も承知で身体に優しそうな日陰で作業しました。
シーズン始めはサガリバナカヌーツアーからです。
スタッフ一同、準備万端でゲストの皆さまをお待ちしてますよ!
ゲストを「集める」ツアーからゲストが「集まる」ツアーへ 2021年5月5日
こちらの記事は2021年5月現在の情報です。
最新の交通案内につきましては、各コースの詳細ページにてご確認ください。
こんにちは。
本日、5月5日こどもの日に梅雨入りとなった西表島です。
朝から蒸し暑いなあ。。そろそろ梅雨入りかな?と思っていた矢先の梅雨入り宣言です。
さて、今日は人気のピナイサーラの滝コースの集合時間について、当店の思いをお伝えしたいと思います!
◆石垣島からの日帰り参加は大変
風車のツアーは基本的に他店より1時間くらい早く集合します。
石垣島から日帰りで来られるゲストは、石垣港を7時30分発の上原港行きのフェリーに乗る必要があります。
ということは、ホテルを出発して石垣港の駐車場にレンタカーを停め、船が出る15分前までに乗船券を購入する。となると、朝5時過ぎには起きなくてはなりません。
ホテルの朝食時間より早く出発するから朝ごはんはコンビニで…。なんら都会生活と変わらない朝かもしれませんね。
朝早いフェリーに乗るのはとても大変だということは重々承知しています。
西表島に来られる観光客は石垣島に泊まりながらの“日帰りツアー”が一般的で、その多くは石垣港を8時30分発のフェリーに乗船するように設定されています。
当店も少し前までは多くのツアーショップと同じく8時30分発の便でツアーを募集していました。石垣島に宿泊しているゲストが、いつもより少し早起きをして朝食をとれば間に合う時間帯。つまり丁度よい出発時間なのです。
しかし、現在は以前より1時間早い出発時間に変更したので、当店のツアーは石垣島からのゲストはめっきり減りました(涙
◆集めるツアーからの脱却
集客をがんばって、より多くのゲストに来てほしい。そのためには石垣島からのゲストの利便性を考えると8時30分発のフェリーが最適だろう。それはおそらく他のツアー店も同じ考えです。
しかし、この小さな西表島に100社前後もあるツアー店が同じ時刻に出発するフェリーを指定したらどうなると思いますか?
店では少人数制を謳っていても、大勢のゲストが同じ時間に西表島に到着し、同じ時間に港のトイレを使用し、同じ時間にフィールドへ向かう。そして帰りも同じ時間のフェリーで石垣島へ戻る。
当店もゲストを集めるため、多くの他店と同じように8時30分発のフェリーを指定していました。
なぜなら、フィールドが混んでいても楽しめるのがピナイサーラの滝コースの長所であり、ゲストの満足度が極端に下がるということも無かったからです。
ただし、ひと気の少ない静寂に包まれたフィールドの素晴らしさを知っているガイドとしては、利便性よりもツアー自体の満足度を更に高めることを重要視したい思いが強く、そこを目指すようになりました。
それゆえの“石垣港を7時30分発の上原港行きのフェリーに乗ってください”であり、他店より1時間早い出発となった理由です。
◆コロナ禍により安心なツアーを
コロナ禍において「三密は避けなければならない」と繰り返し言われてきましたが、最近では一つの密でも感染してしまった事例もあるようです。
石垣島に宿泊しているゲストの利便性を重視して満員のフェリーに乗船していただくよりも、朝から大変だけど、その一つ前のフェリーに乗ってもらう。そのことにより密状態を少しでも回避できるのなら、それは安心、安全なツアーに繋げることができます。
現在、旅行に来られる方の一番の心配はやはりコロナウイルスへの感染であるのなら、乗船率の低い時間帯のフェリーに誘導するのもコロナ対策として有効である。と当店は考えます。
ただ、実際問題、ただでさえ2019年当時に比べて西表島への来島者は激減しているので、ゲストをたくさん集めたい気持ちは正直あります。しかし、そこはぐっと耐えています。
◆瓢箪から駒、満足度のより高いツアーへ
では、実際に他店より1時間早く石垣島を出発するとどうなるのか?
当店のゲストが石垣港を7時30分発のフェリーに乗って西表島へ到着したころ、石垣港は一番活気に満ち溢れています。
そして、多くの石垣島からの日帰り観光客の皆さんが8時30分発のフェリーに乗っているころ、当店のゲストは密状態とは無縁のフィールドで、人がほとんどいない静けさを満喫していることでしょう。
他店のゲストとの接触が極限まで減り、ガイドですら非日常だと感じるレベルの人気フィールドでの静寂です。
当店のスタッフは言います。
「もう前みたいには戻れませんよね」
そしてゲストの皆さんも言います。
「早起きして良かった。イメージ以上で最高!」
当店のガイドはゲストは少ないながら、出発時間を早めることで満足度がより高くなることを理解しています。なぜなら同じフィールドを何度も訪れたガイド自身が日々、感動するレベルなのですから。
コロナ禍は観光業に大きなダメージを与えてくれました。まだダメージを与え続けているといったほうが正しいでしょうか。
その中であっても当店はゲストを「集める」ツアーから脱却しました。なぜなら、ゲストが集まりにくい早めのツアーを開催することで、逆にフィールドの静けさが満足度を上げる要因となるからです。
いずれはその満足度の高さが評判となり、結果として当店にゲストが集まると嬉しいです!
なかなか世の中そんなに甘くないか…笑
当店では他店より早いツアー出発を自信をもっておすすめします。
◆西表島にご宿泊の方も安心してください
星野リゾートなど西表島に宿泊されている皆さまにも早い出発でご案内しております。
他店と比較する際、比較するショップに聞いてみてください。
「石垣島から来る参加者がいたら、何時のフェリーに乗ってもらうのですか?」
それが石垣港8時30分発だった場合、当店のゲストが体感するフィールドでの極上の静けさを、特に繁忙期は味わえないかもしれません。
ツアーの集合時間などにご不明な点、ご要望などありましたら当店までお気軽にご連絡ください。
西表島より謹賀新年!! 2021年1月1日
皆さま、明けましておめでとうございます!
2021年も新型コロナウイルスの感染拡大により観光事業者にとっては厳しい一年になりそうですが、そこは前向きな気持ちでがんばって参ります。
昨年末の寒波が海の生き物にとっての「試練」であったように、コロナによる打撃も当店にとっては乗り越えなくてはならない試練です。
ピンチをチャンスに変えることは容易ではありませんが、粘り強く営業を続けていく所存です。
ということで、本年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします!
2020年 大晦日 in 西表島! 2020年12月31日
◆大晦日に寒波到来!
数日前からの寒波到来によって、ここ西表島でも最低気温が10℃近くまで下がって厳しい寒さに見舞われました。一年に数回しかない寒さです。
今日は危うく暖房のきいた部屋でダラダラと一年を締めくくってしまうところでしたが、防寒対策をしっかりして家族で海へ出かけてきましたよ。
なぜなら、海岸沿いには寒さで仮死状態となった魚たちがたくさん打ち上げられるのです。
◆一年の締めくくりは海の幸で
そして、この日一番の収穫となったのが島ダコ。夕飯のおかずには十分すぎるサイズです。
ニンニクとニラと一緒にバター醤油炒めにして、紅白歌合戦のNiziUを見ながら、年越しそばとあわせて美味しくいただきました。
寒波がやってくると海水温が一気に下がるので、普段、温かい海で暮らしている南国の魚にとっては、まさに命をかけた「試練」なんでしょうね。
◆今年一年ありがとうございました
未曾有の事態に見舞われた2020年でしたが、来年もまだまだ辛抱の日々が続くことになりそうです。
しかし、焦ることなく、やがて来る春に備え、風車らしく無理のない丁寧な営業を心掛けて2021年を過ごしていきたいと思います。
社会が混乱する中にあっても当店のカヌーツアーにご参加いただいたゲストの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました。
来年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします。
送迎に関する風車独自のコロナ対策について 2020年9月3日
9月に入ってもまだまだ夏の日射しが降り注ぐ西表島ですが、真夏とは違う朝晩の涼しさ、明けの夜空にきらめくオリオン座をはじめとする冬の星座など、明らかに季節のうつろいを感じる今日この頃です。
さて、いまだ終息のきざしが見えない新型コロナウイルスですが、当店ではウイルスの感染防止、万が一感染してしまった場合に感染を拡大させないための独自の取組みがあります。
その中でも、本日は送迎についての取組みをご紹介いたします。
◆ツアー中に感染リスクはあるの?
カヌーやトレッキングツアーは屋外でのアクティビィティのため、新型コロナウイルスに感染しやすいと言われる密閉、密集、密接のいわゆる「三密」は起こりにくい環境下です。
しかし、感染リスクが100%無いとは断言はできません。
私たちは感染症対策のプロではないため、常に新型コロナウイルスに対しての正しい知識を学び、公的機関が感染防止対策として有効であると発表したものを実践し続けている状況です。
◆感染防止対策の重点ポイントは“送迎”
屋外でのアクティビィティに三密は起こりにくいと思います。しかし、ツアーを開催するにあたり当店が一番気になっているのは送迎です。ゲストの送り迎えやフィールドに移動するまでの車内では何かしらの対策を施さないと「三密」になってしまいます。
当店では8~10人乗りの車両を使用しています。そのため窓を閉めたまま15分以上走行すると、万が一の場合、濃厚接触者となってしまう可能性もあります。
そのため、当店では送迎時における感染防止対策を以下の通り実行します。
また、対策の効果を生むためにはゲストの皆さまのご協力も欠かせませんので、アルコール消毒やマスクの着用にご協力お願いいたします。
<対策1> 乗車前
当店のスタッフはもちろんのこと、ゲストの皆さまにもマスクの着用は必須となります。そして、手指をアルコール消毒してからご乗車ください。
当店では石垣島の老舗酒造メーカーである請福酒造で生産される請福77をアルコール消毒に使用しております。
泡盛の蔵元がつくるだけあって、通常のアルコール消毒液とは違う泡盛の香りのする消毒液です。
<対策2> 走行中
換気のため窓を開けたまま走行します。
雨天の場合は窓を少しだけ開けるか閉めて、エアコン機能を外気導入にして換気を促します。
<対策3> 西表島内からご参加のゲスト
今年は観光業にとって受難の一年、いえ、この受難が数年続く可能性もあります。
当店も厳しい経営環境にあり、本来なら送迎の範囲を拡大して少しでも多く集客の機会を増やすことを考えたいところですが、送迎時の感染リスクを減らすため、苦渋の決断ですが、送迎の範囲を狭めさせていただきます。
▼送迎が可能なエリア
当店ベースから半径5㎞圏内(地図中の赤枠で囲んだエリア)、車で15分以内のホテルのみを送迎範囲とさせていただきます。星野リゾート西表島ホテルは半径約3kmなので送迎可能です。
▼送迎できないエリア
残念ながら送迎できない主な宿泊施設は以下のとおりです。
ジャングルホテルパイヌマヤ、エコビレッジ西表、竹盛旅館、島時間、ラ・ティーダ西表リゾート、南ぬ風、西表アイランドホテル、海人の家、イルンティフタデムラ、その他の半径5km以上離れている宿泊先
▼送迎できないエリアからツアー参加ご希望の場合
基本的にはレンタカーでご来店ください。
路線バスやタクシーをご利用の場合は、西表島の交通事情をよくお調べになることをお勧めいたします。
●タクシー
事前予約制となっております。詳しくはやまねこタクシーさんへ直接お問い合わせください。
●路線バス
他のゲストの時間調整が可能であれば、西表島交通さんの路線バスに乗って上原港までお越しください。
往復ご利用の場合は一日フリー乗車券がお得で、クレジットカードや電子マネー等のキャッシュレス決済も可能です。
三密対策もバッチリです。日本最南端の路線バスを安心してご利用ください。
→新型コロナウイルスに対しての取組み
例)ラ・ティーダ西表リゾートなど大原港周辺にご宿泊
始発の白浜方面行きの路線バスに乗車
↓
上原港で下車
↓
当店のスタッフがピックアップ
※通常より遅めの行程になりますが、他のゲストの時間調整が可能であれば対応いたします。
<対策4> 石垣島からご参加のゲスト
現在、当店では上原港へのお迎えは混雑時を避けて行っています。理由は以下のとおりです。
▼コロナ禍以前
当店では、石垣島からのフェリーが西表島に到着する前から、上原港でスタッフが看板を持ってゲストの皆さまをお待ちしていました。
フェリーが到着すると大勢の観光客が下船します。そして、そのフェリーが折り返して石垣島へ行くため、乗客たの長蛇の列がすでにできています。
しかもその場にいるのはアクティビティ関連のスタッフだけではなく、レンタカーやホテルのお迎え、見送りの人たちで溢れかえり、かなりの密集、密接な状況が発生していました。
▼コロナ禍以後
現在は、石垣島からのフェリーが西表島に到着する前から上原港でスタッフが待機することを自粛しています。要するにフェリーが上原港に到着しても風車のスタッフはまだいません。
フェリーが上原港に到着しはじめると船内では出口に人が押し寄せ、かなりの「密」が生じます。
当店のゲストの皆さまには感染のリスクを避けるためにも、ソーシャルディスタンスを意識しながらゆっくり下船することをお願いいたします。
そして、港ターミナルでトイレをお済ませの上、建物の出入り口付近でお待ちください。フェリーが到着してから、10分後くらいにスタッフがお迎えにあがります。
上原港の混雑時に当店のスタッフが滞在時間を少なくするための取組みです。
◆新しい生活様式を独自に考える
送迎の範囲を狭める、港へ行く時間を遅らせる、などなど、これまでは考えもしなかった対応を強いられることに心苦しい思いもあります。しかし、当店ではゲストの皆さまやスタッフを感染症のリスクから少しでも守ることができるのであれば、今はそちらを優先したいと考えています。
これまでの常識が変わりつつある状況がいつまで続くのかは分かりませんが、これからも新しい生活様式に則った営業活動を展開してまいりますので、ゲストの皆さまもご協力のほどよろしくお願いいたします。
当店は感染防止対策の徹底を宣言します 2020年8月8日
「当店では新型コロナウイルス感染症の予防ガイドラインを尊守しています。」
この宣言は、沖縄県が事業者による自主的な感染防止対策の宣言を促進する取り組みとして令和2年8月5日より実施しているものです。
以下の「沖縄県感染防止対策徹底宣言ステッカー」を掲示することにより、沖縄県またはその指示を受けた者が施設を訪問し、感染防止対策について直接確認をする場合があるとのことです。
当店は感染症対策のプロ集団ではありませんが、少しでも正しい知識を得、実践し、感染症対策を継続していきたいという想いがあります。
当店のツアーに参加される医療従事者の方で、もし当店の感染症対策において気になることがございましたら、遠慮なくお申し付けください。早急に対応し、改善いたします。
ゲストの皆さまが安心してご利用していただけるための努力は惜しみません。
西表島カヌーツアー風車
代表 大谷修一