西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 ツアー終了後のひとコマ 2014年3月14日


みなさんこんにちは!
本日は風車の裏方のお仕事についてのお話です。

◆ツアー当日の業務について

当店は西表島の大自然をカヌーとトレッキングでご案内するのが仕事ですが、その他の業務も様々あります。その中でもツアー当日の業務について言うと、おおまかに3部構成となってます。

1. ツアーの準備 ~ お客様のお迎え
2. ツアー開催
3. お客様お送り ~ 明日の準備

今日は普段お客様にはお見せすることのないツアー終了後のひとコマについてご紹介します。

ツアーが終わり、お客様を港やホテルへお送りするわけですが、朝から夕方まで一緒にカヌーとトレッキングを楽しむと、それはそれは名残惜しいお別れとなります。
別れ際に「また来ますね!」と言っていただくと「よし!またがんばろう!」と元気復活です。そして、その元気エネルギーで始まるのが3部構成の最終段階「明日の準備」です。

◆とにかく洗う!洗う!洗う!

明日の準備のほとんどを占めるのが、ツアー中に使用した大量のアイテムをすべてきれいに洗うことです。ライフジャケット(PFD)、パドル、レンタルシューズ、リュック、カッパ、ビニールシート、食器、送迎車、などなど…。

使用した物をきれいにすることは、次のお客様を迎えるための準備の始まりでもあります。

暑い夏も寒い冬もひたすらゴシゴシ洗います。

きれいにしたら乾かして明日のお客様に備えます。

◆故障がないかチェック!

汚れたものをきれいにするのは当然として、今日使った物が明日も同じように使えるのかをチェックするのも大切な仕事です。

ツアー中に使用するアイテムのほとんどは、どんなに丁寧に扱っても、使用頻度と強い紫外線、高温多湿の環境、そして潮風などによる悪影響で傷むスピードは半端ではありません。
そのため、特にお客様に使ってもらうレンタル品に関してはより厳しいチェックをしなくてはなりません。

洗いながら干しながら…故障がないかチェックします。

ツアー終了後の片づけに約2時間、そして次の日の段取りに約1時間。計3時間の長丁場ですが、毎日ひたすらこの作業を繰り返します。

◆旅を楽しく安全に演出するパートナー!

ツアー開始前、お客様には申込用紙へ記入していただいたり、無料のレンタル品をお渡しします。

シューズ、リュック、ライフジャケット、コースによってはヘルメット、天気によっては雨カッパなど。その際、もし破損しているアイテムがあったら早目に担当ガイドにお知らせください。

いくらレンタル品が無料だからといって、ボロボロの物をお貸しするわけにはきません。
風車が用意するアイテムはツアー中の安全を守る大切なパートナーです。良いパートナーであることを確認の上ご利用くださいね。

 雨具(カッパ)のレンタルについて 2014年3月6日


みなさん、こんにちは!

当店のカヌーツアーは少雨決行です。
雨天時にレインウェアをお持ちでないお客様には簡易カッパを上下ともお貸ししてます。もちろん無料レンタルで予約の必要もありません。

このカッパ、雨は降っていなくても北風が吹いて寒い日などは防寒着としても役立ちます。必要な方はツアー出発前にガイドへ相談してください。

◆荷物や貴重品はどうするの?

ツアー中に必要のない着替えや旅行かばん、大型のスーツケースなどは当店に置いてツアーへ出かけてください。よく「貴重品はどうするの?」と聞かれますが、風車には貴重品専用ロッカーがありますので、そちらをご利用ください。

防水仕様ではないカメラを持っていく場合は、防水対策を自己責任にて行ってください。

◆雨の西表島…ツアーはこんな感じで進みます

3月某日。小雨の降る中、お天気はちょっと悪くてもとびきりの笑顔でスタートです!

この日は仲良し3人組が2グループご参加。全員がシングル艇(一人乗り)カヌーに挑戦。お年頃も近い女子6名はすぐに打ち解けて雨のジャングルがパッと明るくなります。

ジャングルの中では木々が傘替わりです。雨でしっとり潤ったジャングルを見上げると非日常の風景が広がります。

アカギの大木と記念撮影!

滝つぼ周辺は、高さ55メートルから一気に落ちる滝からの水しぶきで想像以上にヒンヤリ‥。西表島で一番マイナスイオンが溢れるポイントです。体中の活性酸素をやっつけましょう!

冷えた体をわくわくランチで温めましょう。風車特製「八重山そば」は手作り三枚肉が大好評!
現地調理の八重山そばはお手伝い大歓迎です。ガイドと一緒に現地調理するのも楽しいですよ。

美味しく食べて午後もがんばろう!

◆ツアーの中止、コース変更について

ツアーは基本的に少雨決行です。しかし、前日までの雨で河川が増水している場合やツアー中に河川が増水する可能性がある場合は、ツアーの中止またはコース変更する場合があります。安全第一ですので、どうぞご了承ください。

◆シャワーでさっぱりしてから帰りましょ♪

風車はシャワー室完備です。汗や泥で汚れてしまった方は、シャワーを浴びてさっぱりしてからお帰りください。

 西表島のレンタルバイク、レンタサイクル事情 2014年3月5日


Category:風車ブログ

みなさん、こんにちは!
本日は当店より大事なお知らせがあります。

◆風車のレンタルバイク、レンタサイクルは終了しました

風車は1999年11月にレンタルバイク、レンタサイクルのお店として創業しましたが、現在、レンタルバイク、レンタサイクル、もちろんレンタカーも一切取り扱っておりません。

今でも、昔の広告や風車を紹介してくれるホームページがあちらこちらに残っており、たまにお問い合わせの電話もあります。しかし、お貸しできるような自転車やバイク、もちろん車もありません。
本当に申し訳ないです…。

そこで、西表島でレンタルバイクができるお店を紹介したいと思います!

◆上原港から徒歩1分、みなとレンタカー

上原港から徒歩1分の場所に「西表港運上原SS」というガソリンスタンドがあります。そのガソリンスタンドがバイクと車をレンタルしてくれます。

レンタル部門の店名は「みなとレンタカー」です。
スタッフの人たちはとても親切でほのぼのとしています。しかもガソリンスタンド併設なので満タン返しも楽だし、上原港から近いのでとても便利です。詳しいことは直接お問合せくださいね。

●みなとレンタカー
TEL 0980-85-6561

◆元レンタルバイク屋として一言!

西表島は交通量が少なく、島民はのんびり運転が基本なので、晴れた日のバイクツーリングは最高です。ただし、転倒には本当に、本当に!注意してください!!

道路に砂が落ちているとザザーッと滑りやすくて危険だし、何でもない所にいきなり窪みがあったりもします。なにより、スピードを出しすぎて転倒すると大けがにつながります。

特に、車の免許は持ってるけどスクーターに乗るのは初めてという人は、いきなりアクセルをふかしすぎて操作不能…そして転倒。というパターンもよくあります。

西表島には小さな診療所しかありません。
最悪、大けがをするとヘリコプターで緊急搬送なんてことにもなりかねませんし、治療にも多くの時間を費やすのは避けたいですよね。楽しい旅の思い出をつくっていただきたいので、運転には気をつけてください。

◆亜熱帯特有のスコールに注意!

西表島は夏の晴れた日でも突然の雨がよくあります。いわゆるスコールです。レンタルバイクを考えている方は、夏でも雨ガッパがあるとよいでしょう。

運転中にスコールに見舞われてずぶ濡れになっても、少し移動すれば普通に晴れて、何事もなかったかのように道路は濡れた形跡すらありません。

石垣島へ戻る時など、自分だけがずぶ濡れのままフェリーに乗るのはちょっと恥ずかしいです。ちなみに濡れた服でフェリーに乗るときは後方にある外の席(プラスチックチェア)に座るのがマナーとなっています。

◆意外に大きい西表島、ガス欠に注意!

西表島は沖縄県では本島に次いで2番目に大きな島です。

東部の豊原集落と西部の白浜集落を結ぶ県道215号線は約53kmあります。道路の端から端までのんびり走ってみたいと思う方も多いと思いますが、くれぐれもガス欠には気を付けてください。

レンタルバイクは満タン状態でスタートすると思いますが、お連れの方と1台ずつレンタルして同じ距離を走ったとしてもアクセルの回し方、体重、バイクの性能によってガソリンの減り方は変わってきます。

もしも上原から大原方面へ行く場合は、念のため帰りは大原港近くのガソリンスタンドで満タンにしておいた方が無難です。途中でガス欠になっても大原港と上原港の間にガソリンスタンドは一軒もありませんし、もちろんJAFも助けにきてくれません。

◆もしも事故を起こしてしまったら…

そんなこと考えたくもありませんが、万が一の場合は駐在所と診療所に速やかに連絡しましょう。

●駐在所
上原駐在所 0980-85-6510
白浜駐在所 0980-85-6110
大原駐在所 0980-85-5110

●ケガ人がいる場合
西部診療所(祖納集落内) 0980-85-6268
東部診療所(大原集落内) 0980-85-5516

亜熱帯の風を肌で感じて走る西表島は最高の気分にさせてくれますが、バイクに乗る時は肌の露出は控え、ヘルメットもしっかりかぶりましょう。
もちろん飲酒運転はダメですよ~!

 3月の西表島ってどんな感じ? 2014年3月3日


みなさん、こんにちは!

ここ西表島では、3月になると晴れた日は気温が25℃前後になります。海ではごく普通に泳ぐ人もちらほら見かけ、外へ外へと遊びたい気分にさせられます。

本土の3月といえば桜の開花予報が話題になり始める頃ですね。しかし、西表島の桜はヒカンザクラという品種で1月に咲いて3月にはすでに青葉の季節を迎えます。

◆日本最南端、八重山の海びらき!

八重山の3月は夏の始まりを告げる「海びらき」が行われ、その日の夜は全国版のニュースで必ず放送されます。

八重山の3市町である石垣市、竹富町、与那国町のいずれかのビーチが毎年順番で海びらきイベントの会場となります。そして、今年の開催地は西表島のトゥドゥマリの浜(月が浜)です。

開催日:2014年3月16日(日)午前9時から
場 所:西表島トゥドゥマリの浜(月ヶ浜)
主 催:八重山ビジターズビューロー

今年は前日の15日に前夜祭があるそうです。内容は未定らしいので、決まったら風車のFBでお知らせしますね。

◆生き物だけじゃない!なぜだか人間もソワソワ…

生き物で目立った変化といえばイワサキクサゼミが鳴きはじめます。人差し指の先ほどの大きさで透明の羽に黄緑色の線が美しい、国内最小の可愛らしいセミです。

そして、日が沈む頃にはヤエヤマボタルが飛び交い、多くの観光客が見物に出かけます。

そして、島の人々がソワソワするのも3月です。みんな「もずく」の様子が気になって仕方ないのです。

ザルやタライを持って海へ繰り出し、話題にするのは「あっちのもずくはまだ若いさ~」とか「こっちのもずくは今がいいさ~」など。一足お先に収穫しようものなら、したり顔で「昨日はこんだけ採れて、あんなで、こんなで…」とやや興奮気味に語るのです。

風車では、採ったもずくは草や貝などのゴミを取り除いて塩漬けした後、親類やお世話になっている方々へ送ります。

何を隠そうこの私も一年で一番燃えるのがもずく採りです。わしづかみでゴッソリ採れるもずくは、簡単に狩猟本能を満たしてくれるので大好きです。

◆夏と冬のチャンプルー性気候

日中の最高気温が25℃位になるとTシャツ、短パン、ビーチサンダルでも快適に過ごせます。夜はそれに薄手のジャンパーを着るのがちょうど良いでしょう。船やホテルでは冷房か効いているところもあります。

しかし、初夏のような日があれば真冬に戻ったかのような日もあるのが3月です。日中の気温が20℃以下で北風ビュービュー。灰色の空からたまに降る弱い雨。
そんな日はフリースを着たり電気ストーブをつけないと風邪をひきそうです。

太陽が沈む時間は日ごとに遅くなり一日が長く感じるようになりますが、天気の移り変わりも激しいので旅行へ出かける前には気象庁の天気予報をチェックしてください。

ちなみに、風車では毎朝ツイッターで西表島の天候や服装について簡単につぶやいています。よかったら参考にしてくださいね。

 黒島牛まつり ~行ってきたよハートアイランド~ 2014年2月28日


みなさん、こんにちは!

ここ西表島を含む竹富町では年間を通じてたくさんの行事やイベントがあります。

◆毎年恒例、2月のビッグイベント!

その中でも風車が選ぶ冬の2大お楽しみイベントといえば、西表島の「やまねこマラソン大会」黒島の「牛まつり」でしょう。どちらも例年2月に開催されるビッグイベントです。

去る2月23日の日曜日、初夏を思わせるような晴天に誘われ西表島から「黒島牛まつり」へ行ってきました!

◆ハートの島は牛の島

黒島は人より牛の方がだんぜん多く、その数なんと人口の10倍近くになるそうです。どこへ行っても牛、牛、牛!モォォ~、牛の惑星に人が迷い込んだようなものです。

島の形がなんとなくハート型なので別名「ハートアイランド」とも呼ばれ、周囲12.6㎞の珊瑚でできた小さな島です。

◆西表島から黒島へ行くには?

西表島に住んでいると黒島へ行く機会はほとんどありません。というわけで「牛まつり」というイベントに乗じ、この日は西表島からも大勢の人が黒島へ出かけます。

通常、西表島から黒島へ行くには石垣島経由でないと行けません。約45分かけていったん石垣島へ渡り、黒島行きの船に乗り換え約30分で到着です。同じ町内しかも隣の島ですが、これはもう旅です。

しかし、この「黒島牛まつり」の日だけは西表島の大原港から黒島行きの直行便が用意されるのです。

◆いってきたよ!黒島牛まつり

「黒島牛まつり」というイベントに乗じ、この日は西表島からも大勢の人が黒島へ出かけます。

当日の朝、私も予約しておいた船のチケットを八重山観光フェリーのカウンターで受け取り、ズラーッと並んだ黒島行きの行列に加わりました。
西表島で生活していると行列に並ぶのは胃がん検診の順番を待つ時だけですが、今回は100%遊ぶためだけの行列なので、みんな笑顔で和気あいあいとした雰囲気でした。

船を待つこと約10分。
臨時の大型フェリーが到着し、いよいよ黒島へ向け予定時刻の9時30分に出発です。ちなみに往復乗船券には、抽選券とお食事引換券も付いて大人2,700円です。
普通なら西表島と黒島を往復すると5,080円もかかってしまうので、かなりお得です。

黒島港に到着すると、いきなり黒毛和牛がお出迎えしてくれました(笑

ここから徒歩3分でイベント会場へ到着。会場入り口には竹富町のゆるキャラ「ピカリャー」が来場者を迎えてくれます。

あれっ?今日のピカリャーいつもより小さい!?と思ったら、なんと離島バージョンだそうです!
いつでもどこでも大人気のピカリャー。周りは記念撮影をしたい人であふれていました。

話はそれますが、ゆるキャラってビミョーに可愛くなかったり不気味な物が多くないですか?(ここだけの話)
でも、このピカリャーに限ってはとっても可愛いと思います。お世辞抜きにキャワイイです!みんなのアイドルピカリャーはこの日もちびっこ達に囲まれ大忙しでした。

◆あれもこれも…目指せ全店制覇!

会場内のバザーではあちらこちらから美味しそうな匂いがただよい、何を食べようか迷ってしまうほどです。とりあえず乗船券に付いていたお食事引換券で牛汁をゲット。
具だくさん!これだけでおなか一杯になりそうです。

他にも黒島の海岸でとれたアオサという海藻のテンプラや紅芋団子など沖縄らしい食べ物もたくさんありました。
その中でも、ひときわ目を引いたのが牛モモ肉の丸焼き。牛まつりはこうでなくっちゃ!という豪快な光景でした。

◆見逃せないイベントがいっぱい!

10時の開会式を皮切りに、地元小中学校の生徒による演舞や黒島出身の島仲久さんらのライブ、牧草ロール転がし、沖縄角力(沖縄相撲)、人気急上昇中のきいやま商店のライブ、などなど…。

今年は「牛 vs 人」の綱引き大会も復活し、大盛り上がりのままプログラムは進んでいきます。ちなみに綱引きは牛さんの全戦全勝でした。

爆笑の渦!きいやま商店による炎天下のライブ!

ステージのあるメイン会場の他にもミニミニ動物園やこどもステージのあるサブ会場があります。

沖縄独特の相撲である「沖縄角力(おきなわすもう)」も行われ、普段テレビで見る相撲の取り組み方とはまったく違い、柔道とレスリングをミックスした様なスタイルが興味深かったです。

ちびっこ達はスタンプラリーに夢中でした。

◆必見!あなたも和牛オーナーに!?

むむむ??
なんか怪しいキーワードが出てきましたがコレ本当なんです。

実は、もしかしたら和牛オーナーになれるかもしれないお祭りなんです。 乗船券に付いている抽選券は和牛1頭が当たるかもしれない夢の抽選券なんです。牛一頭分の牛肉じゃないですよ~。生きた「牛」そのものが賞品!

キャッチフレーズもズバリ「夢の牛」
スケールの大きなお話ですよね。ちなみに昨年の抽選会で牛を当てたのは、なんと風車のスタッフの奥さんでした!
これには皆ビックリ!!

当時は新聞の一面でも紹介され時の人になりました。しかも当選した牛は妊娠牛で、その後、ほどなくして彼らも子宝にも恵まれ、先日可愛いベイビーが誕生したばかりです。
まさにウン気上昇の一年でした。

◆会場は大盛り上がりの大抽選会へ!

お祭りも終盤にさしかかると、いよいよお待ちかね「夢の牛」大抽選会が行われます。
この抽選会では1等賞品の牛以外にもビールや乗船券、石垣と那覇間の往復航空チケットなどなど。牛のヒレ肉やもも肉をゲットする方もいましたよ。

最後の抽選の前に、1等賞品の黒毛和牛「しげふくちゃん」が堂々と入場すると会場の熱気はピークに!

しげふくちゃんの周りは黒山の人だかりです。

司会者が当選番号を一桁ずつゆっくり読み上げる度に会場にどよめきが走ります。最後の一桁を発表すると、その人だかりの中から勢いよくビシッと腕があがりました!

今年の当選者は八重山をぶらり旅真っ最中の男性でした。

一瞬で時の人となった彼は一斉にカメラのフラッシュを浴び、空港に降り立つブラピさながらの混乱で近づくこともできません。
まさか、旅行で訪れた地で和牛オーナーになるとは夢にも思ってなかったでしょうね。

◆牛が当たったらどうするの?

念願の「東京へでだならぁ~、ゼニっこぁ~ためでぇ~、東京でベコかうだぁ~♪」が実践できます。という訳にもいかないので、ほとんどの方は当選した牛をその場で現金に換えてもらうそうです。

今まで当選した方がその後牛をどうしたのか色々な噂を聞きますが、かつて石垣島の方が当選した時は「みんなで美味しく食べたさぁ~」なんて話もあります。石垣島の某焼肉店の方が言ってたのでリアルすぎます。

◆お祭りに持っていったら便利なもの

なにかとイベントの多い八重山。
何度も参加するうちに、私が必ず持参するようになったイベントアイテムをいきなりですが紹介します。

●レジャーシート
基本中の基本。芝の上に直接座ったり寝転ぶのも楽しいですが、沖縄の芝って硬いと思います。チクチクするのが嫌なので、もし持って行くのを忘れたら楽しさ半減です。

●お盆
「え~、お盆持参なの?(笑)」とよく笑われますが、これがあると汁物やドリンクなどを運ぶ際、とても便利で安心です。座る場所が草の上などでは、お皿に葉っぱが入ったり、平らではないのでコップを倒してしまう事があります。ちょっとしたテーブル代わりになって良いですよ。

●日焼け対策グッズ
帽子、タオル、日焼け止め、サングラスなど、冬でも晴れたら強烈な日差しにさらされるので、これらを持参すると良いでしょう。特に今年の牛まつりは晴天だったので、サングラスをしていなかった娘は2~3日、目が充血したままで可哀想なことをしたなと反省してます。

●おしりふき
屋外イベントは水道が遠くにあるケースが多いので、食事の前にちょっと手をきれいにしたい時やたこやきソースがついた時など、サッと拭けると便利です。ウェットティッシュでもよいと思いますが、赤ちゃんのおしりふきの方が安くて枚数も多いので重宝します。うちの娘はとっくにオムツを卒業しましたが、今でもおしりふきは我が家の必須アイテムです。

とまぁ、こんな感じです。特にすごい物があるわけでもありませんが、もし屋外イベントへ遊びに行く機会があったら参考にしてください。

◆結論、ハートアイランドはハートウォーミングな島だった!

帰りの港では牛ヒレ肉を肩にかついで歩く方や、牛モモ肉を重たそうにひきずりながら船に乗る方がいて、牛まつりならではの光景を最後まで楽しみました。

黒島の牛まつりに参加すると八重山で育った牛たちが美味しい肉牛になる訳がわかります。豊かな自然と生産者の方たちの牛への愛情。そんな心温まる一日を過ごしました。

八重山へ来たら最初の夜はやっぱり石垣牛の焼肉が食べたくなるでしょ?石垣牛はインターネット販売もしてるそうですよ。

石垣牛専門店・いしなぎ屋

ちなみに風車は黒島牛まつりの日も通常営業してますよ!

 【おすすめレストラン】キッチンイナバ 2014年2月24日


※こちらの記事は2014年2月時点での情報です。

 

みなさん、こんにちは!

ここ数年、西表島のお食事処は増加傾向にあってバリエーションも豊かになってきました。
以前なら食堂、沖縄そば店、居酒屋など大衆的なお店が多かったように思いますが、現在はレストラン、カフェ、ダイニングバーなど横文字系のオシャレなお店もいくつかあります。

◆西表島の民謡ライブレストラン

その中でも、今日は「キッチンイナバ」をご紹介したいと思います。西表島の西部地区、浦内(うらうち)集落にある風車おすすめのレストランです。

県道沿いに建つコックのオブジェが目印。

建物の外観は上品なペールイエローです。

駐車場はとても広く、お店の入口までスロープになっているので車椅子でも問題なく入店できます。
テラス席も用意されているので、夏は満点の星空を見ながらオリオンビールを飲むのが最高ですね。

◆一人旅、カップル、ファミリー… なんでもござれ!

清潔感のある店内はカウンター席、テーブル席、お座敷があり、一人旅からご家族連れまでくつろげます。
琉球畳を敷き詰めた広いお座敷にはベビーチェアや大人用チェアも用意されています。三世代ファミリーでもくつろげる配慮がうれしいですね。

赤ちゃんや幼児をお連れのファミリーにはお座敷がおすすめです。

我が娘もお世話になったベビーチェア。

ちびっこ達はおこさまランチ、カップルはワイングラス片手に時を満喫、パパとじぃじは島酒で語り合う‥。一人旅から三世代ファミリーまで客層を選ばない、西表島では数少ないお食事処です。

◆キッチンイナバの魅力

まずは、なんといっても料理が美味しい。当たり前のようですがとっても重要です!

メニューを見ると島の素材を使ったものが多く見受けられますが、調理方法はコテコテの沖縄料理ではありません。あえていうなら西表島の素材を使った洋風レストランといったイメージです。

レギュラーメニューの他にも、ボードに書き出された「本日のおすすめ」料理があります。

珍しいところでは、マングローブガニとも呼ばれるノコギリガザミを使った「ガザミパスタ」がおすすめです。西表島でガザミパスタが食べられるのはキッチンイナバだけなんですよ。

ノコギリガザミの濃厚なカニみそはビールにぴったり。大ぶりのツメにぎっしり詰まったカニ肉をほぐしてパスタに混ぜて食べるのが私は大好きです。

先日、私たちが行った時も隣の席の観光客の方がガザミパスタを注文されました。ところが人気メニューのため、その日は売り切れということで大変残念がってました。
島に住む人間としても、ぜひ食べてほしかった!とこちらも残念な気持ちになりました。

他にも西表島のジャングルで育った「イノシシのタタキ」や「イノシシ汁」など、土産話になるメニューが豊富です。ちなみに西表島のイノシシは臭味がなくとても食べやすいのが特徴で、こういった地のものを使ったメニューは旅行で来られた方にとても好評です。

もちろん沖縄料理以外のメニューもいろいろありますよ。

▼豚ヒレカツ定食

▼照り焼きチキンライス&アーサスープ

▼本格ハンバーグのお子さまランチ

▼あとちょっと…に嬉しいおにぎり

◆八重山民謡ライブでゆったり島時間~♪

こちらの魅力はお料理だけではありません。ジャズが流れるモダンな店内は、夜になるとオーナー自ら三線(さんしん)の生演奏をしてくれるライブ会場へと変わります。

実は、こちらのオーナーは西表島では有名な三線の先生であり、お弟子さんも多数おられる八重山民謡の名手なんです。

島時間がゆっくりと流れる店内で島酒をたしなみながら聴く本場の沖縄民謡は、一味も二味もちがいます。

普段なかなか触れる機会のない八重山民謡ですが、ここでは歌の持つ意味や島の歴史についての解説を交えながら演奏してくれます。オーナーの美声に耳を傾けながら島酒を嗜むなんて最高の贅沢ですね。

◆まだまだあるよ、キッチンイナバの魅力!

● 宿泊先への送迎サービス
送迎範囲や時間帯など条件があると思うので、詳しくは直接お問い合わせください。ちなみに星野リゾート・ニラカナイホテルからは徒歩2~3分です。

● 日曜日も休まず営業
えっ?そんなの普通じゃない?と意外に思う方もいるかもしれませんが、八重山では日曜・祝日は休みのお店が多いのです。ですから日曜日も営業しているお店は混みがちなので、早めの予約をお勧めします。

西表島のお食事処は増加傾向にあると冒頭で触れましたが、そうは言っても夏休みやGWの繁忙期には、どこのお店も夕方6時頃から夜8時半頃までは満席状態になることが多いので、あらかじめ予約しておいたほうが無難ですよ。

 

★ 島の民謡ライブレストラン・ キッチンイナバ(食べログ)
TEL 0980-84-8164
営業時間 : Lunch 11:30~15:00 Dinner 18:00~23:30
※月曜定休/HPから予約可能/ライブスケジュールは直接お問合せください。

 【亜熱帯植物楽園】由布島(ゆぶじま) 2014年2月20日


みなさん、こんにちは!

今から約20年前、「電気は海を越えてやってくる~」みたいなナレーションをバックに、ゆったりと海を渡る水牛車の映像が流れていたコマーシャルをご存知ですか?
とある電力会社のもので、当時とても人気のあったクイズ番組のCMだったと記憶しています。

その頃、沖縄に行ったことが無かった私は、てっきり熱帯地方にある外国の風景だと思い込んでいました。
でも違ったんですね。あれこそ「由布島」だったんです。当時はそのコマーシャルがきっかけで、本土から大勢の観光客がいらしたそうです。

◆由布島の歴史

みなさんは「由布島」と書いて何と読みますか?
「ゆふじま」や「 ゆふとう」と言われる方が多いのですが、正式には「ゆぶじま」です。

もともとは無人島でしたが、他の島人が西表島で耕作する際、マラリアの感染を防ぐため蚊のいない由布島に住んだのが始まりだそうです。詳しくは由布島のホームページをご覧ください。

→ 由布島・亜熱帯植物楽園

◆由布島へ行こう!

由布島へ渡る水牛車乗り場へ到着すると、だれもが目を引く手作り感たっぷりのオブジェがお出迎えしてくれます。

気は優しくて力持ちの水牛さん♪

毎日たくさんの水牛車が海を渡ります。
そして電気も西表島から海を渡り由布島へ届けられます。

今も昔も変わらぬ人気の由布島は、西表島から水牛車に乗って渡ります。そして毎日たくさんの旅行者が観光へ訪れていますが、石垣島からのアクセスは正直なところ不便な面もあります。

◆石垣島から日帰りで観光する場合

おおまかなアクセス方法は、石垣港 → 大原港 → 由布島 となります。
石垣港から大原港へは高速フェリーで約40分、大原港から由布島へは路線バスで約25分、バス代は片道390円です。

以下に2つのタイムプランをご紹介します。旅行計画の参考にしてくださいね。

●プランその1

行 き
〔フェリー〕 石垣港 8:00発 大原港行き    → 大原港 8:35着
〔路線バス〕 大原港 8:44発 白浜行き     → 水牛車乗り場 9:00着
〔水牛車〕  水牛車乗り場 9:15発 由布島行き → 由布島着

帰 り
〔水牛車〕  由布島 13:30発 水牛車乗り場行き   → 水牛車乗り場 13:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 13:53発 豊原行き    → 大原港 14:15着
〔フェリー〕 大原港 14:30発 竹富島経由石垣港行き → 石垣港 15:20着

●プランその2

行 き
〔フェリー〕 石垣港 9:40発 大原港行き      → 大原港 10:15着
〔路線バス〕 大原港 10:30発 白浜行き     → 水牛車乗り場 10:52着
〔水牛車〕  水牛車乗り場 11:15発 由布島行き → 由布島着

帰 り
〔水牛車〕  由布島 16:30発 西表島行き   → 水牛車乗り場 16:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 16:50発 豊原行き → 大原港 17:10着
〔フェリー〕 大原港 17:30発 石垣港行き   → 石垣港 18:05着

◆交通手段について

●路線バス

石垣島から日帰りで観光する際、路線バスを利用すると一日がかりの旅になってしまいます。できれば、前日か当日のどちらかは西表島に宿泊して、のんびり路線バスの旅というほうが風情があってよいかもしれません。
→ 西表島の路線バス    TEL 0980-85-5305

●タクシー

タクシーを利用の場合、都会のように流しのタクシーが何百台も走っているわけではないので、事前予約が必要です。ホームページを見るとわかりますが、基本的には貸し切りの観光タクシーのようですね。
→ やまねこタクシー大原営業所    TEL 0980-85-5303

●レンタカー

というわけで、やはり自由度が高いのはレンタカーかもしれません。繁忙期は早めに予約しないと満車になる事もあるそうです。
→ やまねこレンタカー大原営業所 
→ オリックスレンタカー大原店

◆ここでひとつ提案です!

せっかく西表島まで行くんだから、ついでにカヌーやトレッキングさらには滝あそびも楽しみたい!という方は、風車のこちらのコースがうってつけです。石垣島からの日帰り参加に完全対応しており集合と解散は上原港となります。

午前はカヌーでアクティブに遊び、

午後はまったりと水牛車に乗ったり由布島観光を楽しみます。水牛車では牛つかいの三線に合わせ沖縄民謡を歌います。

西表島を代表するアウトドアと観光を一日でお手軽に体験できる大人気コースです。小学1年生から参加可能なので家族旅行の思い出を作りにいらしてください!

 ピナイサーラの滝上からの絶景! 2014年2月18日


みなさん、こんにちは!

見どころいっぱいの西表島ですが、風車が特におすすめしたい観光スポットは、なんといってもピナイサーラの滝の滝上から望む絶景です!

◆絶対おすすめ、ピナイサーラの滝!

遠く広がる青い海には「鳩間島」やシューノーケルの大人気ポイント「バラス島」。そして無人島の「鳩離島」が一望でき、眼下にはマングローブの生い茂るジャングルを縫うように流れる川が一望できます。
そして何より驚きなのが、ビューポイントには人工物の柵や看板などが一切無く、自然のままの姿を残しているのです。

落差55メートルの滝上に行くには約50分のトレッキング(山登り)をしなければなりませんが、そこからの絶景を見るためなら苦でもありません。
ただし滝上に到着したら注意が必要です。転落防止の柵など設置されていないので転落の危険性があります。崖のギリギリまで近づくことは絶対にお勧めできません。

◆2月中旬のこの日…

本日は真冬にもかかわらず快晴に恵まれ、気温も24℃まで上がり最高のコンディションでした。西表島の冬は北風が強くて曇りの日が多いのでお客様はとてもラッキーでしたね。

滝の上からの景色です。眼下には息をのむ絶景が広がります。

2月でも晴れると強烈な太陽が現れます。
日焼け対策をしないと夜には肌がピリピリ…なんてこともあります。帽子、タオル、日焼け止めは忘れずに。

滝つぼへ降り立つと景色が一変します。一直線に流れ落ちるピナイサーラの滝の姿は神々しくも感じられ、まさに西表島屈指のパワースポットです。

マイナスイオンを含んだ滝からの冷たい風はちょっと肌寒いので、ウインドブレーカーがあると良いですよ。

こちらのコースの魅力は滝だけではありません。板状の根を持つサキシマスオウノキなど、亜熱帯特有の植物や生き物に出会うこともできます。

お客様のテンションが上がれば上がるほどガイドの解説にも熱が入りますよ!

風車ではピナイサーラの滝の滝上に行くコースは小学4年生~50歳代の方を対象にツアーを開催しています。

マングローブカヌー、ジャングルトレッキング、滝上からの絶景、夏は滝つぼでの水遊び、などなど…。一日であなたも西表島の魅力にハマりますよ!

ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース

 風車の三枚肉 2014年2月17日


みなさん、こんにちは!
今日は風車特製わくわくランチでお出ししている沖縄ソバの具「三枚肉」(さんまいにく)についてのお話です。

◆お肉が三枚で三枚肉?

いえいえ、そうではありません。沖縄では豚のばら肉のことを「三枚肉」と呼んでいます。正確には皮付きばら肉です。そして軟骨や骨付きばら肉の場合は「ソーキ」と言います。

風車では三枚肉の煮込みをソバの具として使ってます。使用するのは皮なしのばら肉です。
皮付きのほうが沖縄らしいのですが、うっすら毛が生えていたりするのでお客様によっては (×_×;)ムムッ!と感じる方もいらっしゃるので皮なしなんです。

◆風車特製、三枚肉のつくり方

まずは下茹でです。
お肉は1キロの豚バラ肉ブロックを使用します。

大きな寸胴を2つ並べ、たっぷりの水に三枚肉を入れます。1つの寸胴で3キロの三枚肉を仕込みます。

沸騰したらていねいにアクをすくいながら約40分じっくり火を通します。

茹で上がった三枚肉を鍋から取り出し流水できれいに洗います。この時、お肉はアツアツの塊なので火傷に注意が必要です。

きれいに洗ったら10センチ位のブロックにブツブツ切り分けます。実はこの時ちょっとだけ快感です。切り分けておくことにより余分な血を出したり早く冷ますことができます。

次に、煮込み汁となる出汁を作ります。醤油、泡盛、黒糖、水を風車伝統の割合で調合し、圧力鍋の中で混ぜておきます。分量はその時の三枚肉の量によって加減します。

沖縄らしい調味料だと思いませんか?

三枚肉のブロックが冷めたら一口サイズに切り分けます。後に圧力鍋で煮込むのですが、その際に煮崩れしないよう絶妙な大きさに切らなければなりません。

煮崩れを恐れるあまり分厚く切るスタッフもいますが、お客様にとってはラッキーですね。

すべて切り終えたら2台の圧力鍋で一気に煮込みます。鍋に圧がかかりシュッシュッと鳴りだしたら家の外まで美味しそうな香りが漂います。

このあたりでちょうど11時頃。今日のランチは三枚肉たっぷりのソバにしよう!と決めます。

圧力鍋の火を止め、圧が下がり切るまで約15分。いよいよ完成です!

黒糖を使うことにより、まろやかな味わいと美しいあめ色に仕上がった三枚肉たちが「美味しいわよ~♪」と自慢げに輝いてます!と私には思えてなりません。

精一杯つまみ食いを我慢します…

粗熱が取れたら一人前ずつラッピングします。

いかがですか?

ここまで手を掛けなくても市販の三枚肉を使えば楽でいいのに、と思われる方もおられるかと思います。

しかし、遠路はるばる西表島へ遊びにいらして、そのうえ風車を選んでくださったお客様のために、少しでも手間ひまかけたサービスをしたいとの気持ちから自家製三枚肉にこだわり続けています。

現在、この三枚肉のせ沖縄そばを提供しているのは「わくわくランチ」付きのコースのみです。

大自然の中で食べるアツアツの沖縄そば。お口の中でホロリとくずれる柔らか三枚肉はおかげさまで好評いただいてます。

ぜひとも一度ご賞味あれ!

 癒しの滝、サンガラの滝 2014年2月16日


みなさん、西表島に存在する癒しの滝をご存知ですか?

島の北に位置する船浦湾に注ぐ西田川(ニシダガワ)の上流にサンガラの滝と呼ばれる滝があります。

「サンガラ」とは鳩間島の言葉で「傾斜」を意味するそうです。ちなみに鳩間島は西表島の北にある小さな島で「瑠璃の島」とも呼ばれています。

◆西表島の滝なのに鳩間島の言葉?

昔、西表島にマラリアがまん延していた頃、鳩間島の住民が「サバニ」と呼ばれる沖縄伝統の漁船で海を渡り、船浦湾周辺の土地にある田畑を耕しにきていたそうです。
そして、サンガラの滝の上流から木を伐採して運んでいたというお話です。

そんな鳩間島の先人たちの歴史を感じながら滝へアプローチすると感慨深いものがあります。観光する際の物の見方も変わるかもしれませんね。
ちなみに風車のある船浦は鳩間島出身の方が多い集落でもあります。

◆サンガラの滝を訪れるには…

サンガラの滝へは片道約40分のカヌーと約20分のトレッキングで行くことができます。一見お手軽に感じるコースですが以下のような注意点があります。

●カヌー
北風の影響を受けやすい場所を漕ぐので「ミーニシ」と呼ばれる北東の風が強くなる秋以降は、風の弱い日でないと大変なことになります。漕いでも漕いでも前に進まない!みたいな…(汗

また、干潮時は船浦湾が干潟になります。もし、お昼頃が干潮の日はカヌーを引っ張って歩く必要があります。干潟の自然観察ができてそれはそれで楽しいのですが、暑い日はちょっと(いや、かなり…)大変かもしれません。

●トレッキング
長雨が続くと道がぬかるみ、かなり滑りやすくなります。小さなお子さま連れは特に大変です。また、増水時は滝に近づけなくなります。

◆行ってきました、サンガラの滝!

北風も弱まった今日、お客様もおらず「さて、今日は何をしようか?」ということで、普段はあまり行かないサンガラの滝へ出かけてきました。

マングローブの森を静かに漕ぎ進みます。

サンガラの滝に到着。
滝周辺は広くて平たいので解放感があり、大自然との一体感が味わえます。

水の流れに耳を澄ませて…。

滝の裏側にも入れます。

現在、風車ではサンガラの滝コースは扱っておりませんが、リピーターの方のご希望になるべく対応したいと思います。興味のある方はお問合せくださいね。