<西表島の日常> カテゴリーの記事
夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡 2025年6月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
来週から始まるサガリバナツアーに備え、最近は通常より1時間早い4時起き生活をしています。
「明日から4時に起きよう」
そう決めたらアラーム無しでも4時に目が覚める、これは才能といってもいいでしょう。
本当は6時までぐっすり眠りたいのですが、どうしても起きてしまいます(笑)
◆2025年6月23日の「日の出」
東京の日の出はAM4:26、西表島はAM5:57。実に90分も差があります。
東京の空が朝焼けに包まれる頃、西表島はまだ星空です。本州から西表島に来られた皆さんは朝が来るのが遅いのに驚くことでしょう。
しゅうさんはツアーの準備を毎朝5時過ぎから始めますが、それまでの時間は外に出て星空を眺めています。今は新月に向かい、月も日毎に細くなっています。
◆2025年6月23日の「星空」
最近、夜明け前に星空を眺める時は東の空から見ます。今朝はAM4:40から観察を始めました。
まずは地球のお隣さんの金星。その近くには月、はるか右上には土星も見えます。
土星の下にはくじら座のディフダ、そこから右へ視線を移すとみなみのうお座の一等星フォーマルハウト。そのちょっと下につる座のティアキとアルナイル。
そして西の空の低い位置にはいて座がありましたが建物に遮られて撮影できず(涙)
さそり座にいたってはもう沈んでしまいました。
次に夏の大三角を眺めます。
はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル。夏の星空の「主役」ですね。
中央の天の川もとてもきれいで、周囲をぐるっと見渡せばいて座からカシオペヤ座も見ることができました。
カシオペヤ座の近くには北斗七星のミニチュア版のようなこぐま座と、あまり馴染みの無いケフェウス座がはっきり見えます。
ケフェウス座について調べてみると、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王国のケフェウス王を表した星座だそうです。
どんな物語なのか興味がわいてきたので、石垣島の図書館に行ったら調べてみたいと思います。
頭を真上に上げるとペガスス座の四角形が大きく広がっていました。
ペガスス座の右にはうお座、左下にはアンドロメダ座。アンドロメダ座のモデルとなっているアンドロメダ姫の右ひざのすぐそばにはアンドロメダ銀河もうっすら見えました。
「なんでペガサス座って言わないの?」と思いググッてみたら、星座名はラテン語読みをするらしく、ペガサスのラテン語読みが「ペガスス」だそうです。
「聖闘士星矢の聖衣がペガススだったらあんまりカッコよくないなあ…」と思ってしまったしゅうさんです。まぁどうでもいい話ですが(笑)
◆星空観察から始まる一日を
こんな感じで同じ時間帯に同じ場所で星空を数日眺め続けると、あまり星に詳しくないしゅうさんでも頭の中に星の位置が入ってくるのです。
サガリバナツアー開催期間の前半(7月8日頃まで)は月明りがほとんどありません。
皆さんも早起きをした日は夜明け前の星空観察をお楽しみくださいね!
復活!ヤエヤマボタル観賞ツアー .. 。* ゚☆* 2025年3月13日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
♪ほたーるのひーかーり まーどのゆーきー
3月はお別れのシーズンですね。
西表島では中学校を卒業した子供たちは島を、親元を離れて石垣島や沖縄本島、内地(本土)の高校へと進学していきます。
一年前、我が娘も島の方々の温かな激励のもと、心に残る島立ちをさせていただきました。
あれから一年。時が経つのは本当に早いですね。
離島では4月の頭まで多くの別れと出会いのシーンが繰り広げられます。
◆自然界は出会いの季節
西表島では人より一足早く、島の生き物が出会いの季節を迎えています。
それは何かというと、ホタルです。
暖かい日の日没直後は繁殖のために集まったホタルの光がすごいんです!
日本最小といわれるヤエヤマボタルが放つ光は3月から5月頃まで観察できます。
見られる時間帯は日没後の30~40分ほど。
短い時間ですが、暗くなるにつれ森の茂みに広がる小さな光の点滅や、チカチカ光りながらフワリと舞うホタルの姿はとても幻想的です。
そして2025年の春、風車では季節限定、しかも一日の内のわずかな時間しか現れない自然のイルミネーションを観賞するホタルツアーをひっそり復活いたしました!
◆ホタルツアーストーリー
手前味噌ですが、当店のガイドはみんな人あたりが良くて話しやすいタイプです。
これまでカヌーツアー中にホタルの話題になることが何度もあり「そんなにきれいなら観てみたい」「ホタルツアーはしないの?」というお言葉を多くいただきましたが、そのつど「うちは昼間のツアーがメインなので夜は自分の時間を大切にしているんですよ」とお答えしてきました。
が、しかし! 今年は違います!
当店ガイドのミッキー(立川幹人)が「西表島の夜をもっと楽しんでもらいたいなぁ♪」と柔らかな笑顔でやる気満々なのです。
西表島には多くのツアー会社があり、ホタルツアーを開催しているショップもたくさんあります。
お客様にとっては同じようなツアーをどこで予約したらいいか悩むところですが、日中、風車のカヌーツアーに参加された方にとってはショップの雰囲気やガイドの人柄が分かっているので、安心してご参加いただけると思います。
というわけで、今年はホタルツアーを15年ぶりに復活させました。
ガイドはもちろんミッキーです!
今のところホタルツアーのお客様は日中のカヌーツアーに参加された方がほとんどで、ホームページのツアーメニューにも載っていない、いわゆる「裏メニュー」となっていますが、ご興味のある方はお問い合わせフォーム(ページ下の<ご予約方法>を参照)やツアー中に直接ガイドまでご相談ください。
◆こだわり!風車のホタルツアー
暗くなると大勢の人が集まるホタルポイントですが、当店では少し早めの明るいうちに現地へ向かいホタルの出現を待ちます。
なぜなら、まだ明るさが残るうちから日が暮れるまでの間は、お客様とのコミュニケーションを大切にする時間でもあるからです。
よって当店のホタルツアーは「短い時間でさっと行って、さっと帰り、なるべくホタルより夕食を優先したい」という方には不向きなコンセプトです。
ガイドのミッキーと初対面であれば、なおさら顔が見える明るいうちに会えるほうが安心感がありますよね。
ホタルを観賞するだけでなく、夕暮れに赤く染まる空、コウモリやコノハズク、虫やカエルの鳴き声など、ホタルポイントへ向かう道中もミッキーの解説で西表島の「たそがれ」をお楽しみください。
晴れていれば満点の星空も眺めることができますよ。
◆ホタルツアー詳細
先日ツアーにご参加いただいたお客様より、ヤエヤマボタルが美しく乱舞する様子のお写真をご提供いただきました。
夜のジャングルに煌めく自然のイルミネーションが本当に美しいですね。
ありがとうございました!
ここまで鮮明にホタルの光を捉えるのはなかなか難しいかもしれませんが、みなさんも夜の写真撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<開催期間>
2月下旬~5月
*見頃が終えたら終了
<開催時間>
18:30頃~20:30頃(1.5~2時間)
*日没が遅くなると開始時間と終了時間も若干遅くなります。
<参加対象>
8歳~75歳
*暗い場所でも明かり無しで観賞できる方
*ポイントにより暗い道を往復30分ほど歩きます
<ツアー料金>
4,000円/おひとり様
*子供料金なし
*お支払いは現金のみ(おつりのないようご準備ください)
<ツアーの流れ>
ホテルお迎え(18:30~19:00)
↓
移動(車で15分)
↓
ポイントへ移動(山道を徒歩で10~15分)
↓
ホタル観賞(約30分)
↓
暗い道を下山
↓
ホテルお送り解散(20:00~20:30頃)
<重要ルール事項>
ホタル観賞中は照明やスマホの画面など明るくなる物は使用厳禁です。
ホタルツアーは春の西表島の風物詩となっており、特に春休みシーズンは大勢の方が観賞に訪れます。明かりを照らしたりスマホで撮影することにより、他社のツアー参加者に迷惑をかける場合がありますのでご配慮ください。
尚、一眼レフなどでじっくり撮影をされたい方は周囲の方々の観賞を妨げることのない場所でお願いいたします。
西表島のホタルに関する環境省からのお願いも併せてご覧ください。
→ 西表島のホタルたち
<備考>
- ツアーは夕食のお時間と重なるため、ツアー開始前もしくは終了後のどちらに食べるのか決めておくと良いでしょう。
- ツアー終了後はお食事処へお送りして解散することも可能ですが、夕食難民にならないように予め予約しておくことをお勧めします。
- 4月上旬までは暖かい夜もあれば寒い夜もあり、気温が低めで雨風が強い時はホタルがそれほど見られません。悪天候時はガイドの判断で観賞を中止にすることがありますが、その場合のツアー代金は発生しません。
- 日没前後は蚊が多い時間帯です。なるべく肌を露出しない服装をお勧めします。
<ご予約方法>
お問合せフォームに以下の項目をご入力のうえ送信してください。内容を確認後、ミッキーのスケジュールが空いていたらご予約成立となります。
- ツアー参加日
- 参加者人数
- 代表者の携帯電話番号
- 参加者すべての性別、年齢
- お迎えの場所
- お送りの場所
- 夕食について(以下から回答)
1. 未定
2. ツアー前に○時まで△△で夕食
3. ツアー後に○時から△△を予約
◆西表島に泊まる方の特権
夜に開催するホタルツアーは西表島に宿泊される方のみ楽しめる季節限定コースです。
せっかくの春の西表島。夜風が心地よいこの季節に西表島の思い出を一つ増やしてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
衝撃が走りました!! 2025年2月8日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日はドキッとするタイトルのブログです。
(ツアーとはなんの関係もありません)
◆いきなりの衝撃
西表島で暮らしていると定期的に石垣島へ買い出しに行く必要があります。
肉、魚、野菜、乳製品、調味料、お酒、雑貨、などなど。
これらは西表島のスーパーでも購入できますが、離島は店頭に並ぶまでのコスト(送料)がかかるため、必然的に価格は高めになってしまします。
そして島内のスーパーは小規模なので品揃えにも限りがあるため、しゅうさんの場合は月に2回ほど石垣島へ買い出しに出かけます。
そんな暮らしぶりの中、衝撃のニュースが飛び込んできました!
◆悲しいお知らせ
2/27よりセルフ梱包へ
4/6 船積み受付終了
4/13 シャトルバスの運行を終了
サンエー
「セルフ梱包? 船積み終了? シャトルバス終了!?」
小さなビラに大きな衝撃の言葉がいくつも書かれており、しゅうさんの小さくてつぶらな瞳はキョロキョロと目まぐるしく動きました。
◆離島民に愛されるサンエー
石垣島には大型スーパーがいくつかありますが、その中でも沖縄本島に本社を置くサンエーが石垣島周辺の離島民に一番人気でしょう。
我が家にとっても、もはやインフラといっても過言ではない存在です。
サンエーが人気の理由は以下のとおりです。
- 石垣港から店舗まで無料のシャトルバスがある
- 購入した商品を無料で船に積んでくれる
- 衣料品や雑貨、おもちゃなども買える
- 銀行のATMがある
- なんといってもマクドナルドがある
サンエー好きなしゅうさんは、2014年にもその胸のうちをブログにしました。
実は現在、サンエー石垣店は建て替え工事の真っ最中で、リニューアルオープンに向けて4月中旬からおよそ二か月間の休業に入るそうです。
ビラに書かれていることも、お店としてはリニューアルオープンを機に「改善」ということなのでしょうね…。
それにしても困った、困った。
。。。o(゚^ ゚)ウーン
◆ありがとう! 無料シャトルバス
石垣港とサンエーを結ぶ無料シャトルバスはかなりありがたいサービスです。
歩くと30分はかかる道のりなので、夏や雨風の強い日はかなり過酷です。
路線バスは便数が少ないし、タクシーだと近距離なのでいい顔をされない事もしばしば…。
最近、竹富町の公用車が空いている時は町民がシェアできる仕組みもできましたが、台数に限りがあるためタイミングよく使えるかはわかりません。
◆ありがとう! 船積み
そして、何よりも一番ありがたいサービスは「船積み」です。
離島住民が石垣島へ買い出しに行く時は、基本的に「買いだめ」です。しゅうさん自身も買い物かご4つ分の買い物は当たり前です。
レジで精算を済ませると、購入した大量の商品は店員さんが箱に詰めて、配送専門の方によって各離島行きの指定した時刻のフェリーに載せてもらえるのです。しかも無料で!
どれだけ大量の買い物をしてもレジを通れば手ぶらで次の目的地に向かうことができ、本当にありがたいです。
もしもこのサービスがなくなると、レンタカーを借りて自分で港まで運んで船に載せなくてはなりません…。
◆サンエーに確認しました
ビラを手に途方に暮れてても仕方がないので、実際に今後どう変わるのか聞いてみたところ、以下の回答をいただきました。
●セルフ梱包について
これまではレジを通せばあとは店員さんと配送の方にすべてお任せ状態でしたが、2月27日からは購入した商品は自分で箱詰めして配送の方に託す。となるそうです。
箱詰めに慣れていない方には店員さんのサポートもあるそうで「箱選びやへの詰め方などは安心して相談してほしい」とおっしゃってました。
●船積みについて
しゅうさんが一番気になったのが「船積みは4/6(日)受付終了」という一文です。
船積みサービスが無くなったらもうサンエーに行くことも無いかな…と思ったからです。
その点については「6月中旬予定のリニューアルオープンのあと一段落したら船積みサービスは再開します」とのことでした。
めちゃくちゃホッとしました!
お店からフェリーに載せるまでお願いできるは本当に助かります。その為であればセルフ梱包なんていくらでもやりますよ!
◆サンエー休業中は?
サンエーの休業中はマックスバリュー、かねひでの利用になるでしょう。
どちらも船積みサービスがあるので不安はありませんが、石垣港からお店までの移動手段を考えなくてはならないので大変と感じる方が増えそうですね。
◆そしてもう一つ大きな問題が…
実はしゅうさんには悩みの種がもう一つあります。
それは何かというとマクドナルド問題です。
サンエーには日本最南端のマクドナルドがあります。
マックでランチを楽しみ石垣島へ出かける離島民も多いのではないでしょうか?
店内を見渡すとご近所さんに合うことも珍しくはありません。
そのマクドナルドがサンエーから撤退し、少し離れた場所に移転するのです。
「少し離れた場所」といっても車ではすぐですが、雨が降ったり暑い日は歩いて行く距離ではないかな…と弱気になっています。
◆不便も楽しんだもの勝ち!
とにかく無料シャトルバスが廃止されると確実に不便になりますが、それも含めて楽しむくらいの余裕がないと離島暮らしはやってられません(笑)
今回は何気ない島の日常のご紹介でしたが、ツアー中はこんな話もしながら山を歩いています。
特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは歩く時間が長いので、ガイドはいろんなことをお話しします。
皆さまもツアーにご参加の際は、ぜひ離島暮らしについていろいろ質問してみてくださいね!
遊べる!学べる!西表野生生物保護センター 2025年1月21日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は西表島の観光スポットとしてオススメの西表野生生物保護センターについて詳しくご紹介いたします。
◆西表野生生物保護センター
まずは西表野生生物保護センター(以下「保護センター」という)のホームページにアクセスしてみると、施設の概要が以下のように紹介されています。
“ 西表野生生物保護センター(IWCC)は、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として整備された施設です。
みなさんにイリオモテヤマネコをはじめとする西表島の自然について知ってもらい、島の野生生物や自然環境保全への理解や関心を深めていただきたいと思っています。”
しゅうさんも何度となく訪れましたが、イリオモテヤマネコのことはもちろん、西表島の豊かな自然をわかりやすく学ぶことができます。
しかも入館料は無料!
西表島では大自然の中でのアクティビティ体験のメニューはたくさんありますが、ここは島内でも数少ない学習施設の一つです。
特に小学生、中学生、もちろん高校生においても西表島で「学ぶ」ことができる場所ですので、ぜひ旅行のスケジュールに取り入れてほしいです。
見学に要する時間は標準で30分から60分くらいでしょうか。
生き物好きの方であれば、じっくり見て90分くらいはあっという間ですよ。
◆イリオモテヤマネコ検定に挑戦!
館内に入ると、まずは入館名簿に氏名などを記載します。
その際、係の方に「イリオモテヤマネコ検定がやりたいです!」と伝えてみましょう。
検定料は無料。
初級、中級、上級と三段階のレベルがありますが、まずは初級からチャレンジします。
問題用紙と鉛筆を受け取ったら検定スタート!
展示物を見学していると自然に答えが見つかるので、ただ漫然と館内を歩き回るよりも問題を読み、答えを探しながらのほうがより深くイリオモテヤマネコを理解できますよ。
全ての問題を解き終えたら係の方に答え合わせをしてもらい、全問正解なら認定証をゲットできます。
お時間のある方は続けて中級、上級を目指すこともできます。
◆レースじゃないよ、ドライブシュミレーション!
館内にはゲームセンターのマリオカートのようなドライブシュミレーションがあります。かなりシンプルですが(笑)
とはいえ、世界のHondaも協力したとのこと。
これはレースゲームではなく、西表島の道路でスピードを出しすぎるとイリオモテヤマネコをはじめとする野生生物にとって、どれほど危険かを教えてくれるものです。
「昼間モード」「夜間モード」とありますが、ぜひ両方とも体験してみてください。暗くて視界が狭くなる夜間モードではハラハラ度がアップしますよ。
少々コツがいりますが、無事故を目指してゆっくりドライブを心がけましょう。
◆ただしアクセスに難あり
2025年1月現在、西表島にタクシーはありません。公共の乗り物と言えば路線バスです。
路線バスで保護センターへ行くには「西表野生生物保護センター」というバス停で降りますが、そこから施設までは徒歩10分。しかも上り坂が続くので夏場はかなり厳しいです。
そしてバス停には屋根がないので雨の日はバスを待つのも一苦労です。
バスは1日4便しかないので、もしもバス旅をするなら綿密に計画を立てておかないととんでもないことになります。
実際問題、保護センターに行くのであればレンタカーが標準でしょう。
◆すべての生き物に優しい運転を
保護センターは車だと上原港から約40分、大原港から約20分の場所にあります。
上原港から行くと、道中、信号は一つもありません。「止まれ」の標識もありません。
そんな道を40分も走り続けることって、なかなか無いですよね。
また、西表島をドライブしていると本土では見かけない標識に気づくと思いますが、どれも人も野生動物も守るためのものです。
よく見ると両車線とも横断歩道のようなレンガ色のラインがありますね。
これは車がこの上を通過すると「ダダダダダ」と音が鳴り、近くにいるかもしれない野生動物に「こっち来たらあぶないよー」と知らせるためのゼブラゾーン(振音舗装)です。
けっこうな振動を感じるので減速効果もあると思います。
→ 沖縄奄美自然環境事務所より
イリオモテヤマネコが出没しがちなエリアには、ジャングルから道路への進入防止シートが張られています。
実際の目撃情報があった場所には注意をうながす移動式の看板が設置されています。
こちらもご覧ください。
イリオモテヤマネコに関する緊急連絡先が貼られた標識もあります。
万が一、イリオモテヤマネコの交通事故を引き起こしてしまった、あるいは事故の瞬間や負傷した個体を目撃した場合は、ぜひヤマネコ緊急ダイヤル(0980-85-5581)までご一報をお願いいたします。
また、保護センターではイリオモテヤマネコ以外の動物やめずらしい植物などの情報も受付けていますよ。
西表島は走っている車の数が少ないのでついスピードを上げがちですが、イリオモテヤマネコ、リュウキュウイノシシ、シロハラクイナなどが急に飛び出すことがよくあります。
特にスピードが出やすい長い下り坂も多いので、飛ばしすぎには注意しましょう。
◆目指せ!永遠の事故0件
2025年1月21日現在、イリオモテヤマネコの無事故継続日数は760日となっています。
この先1000、1500、2000、3000日…と事故のない日が永遠に続くことを願いつつ、しゅうさん自身も安全運転を心がけます。
西表野生生物保護センターはイリオモテヤマネコの保護を目的としてつくられた施設です。
そこをレンタカーで目指すのであれば安全運転でいかなきゃ、ですよね。
◆カヌー+由布島+西表野生生物保護センター!
ここでひとつ提案(宣伝)です!笑
当店のマングローブカヌー&由布島コースは
- お手軽カヌー
- 由布島水牛車観光
- 西表野生生物保護センター見学
これら3つの体験が一日で楽しめる内容です。
西表島ではたくさんのアクティビティツアーがありますが、保護センター見学も含まれたコースは多くはありません。
遊びながら学べるカヌーツアーにご興味のある方は、ぜひ一度あそびにきてくださいね!
あ、由布島についても詳しく紹介したブログがあります。ぜひご覧ください。
《活動報告》西表島カヌー組合の取り組み 2025年1月17日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今年の1月は寒い日が多いですね。
今日の午前8時の気温は15.5℃でした。
「え?15℃もあるの!?」と思われるかもしれませんが『Tシャツ&短パンで過ごせない=寒い』のしゅうさんにとって、15℃は正真正銘、寒い日となるのです。
◆あれから30年が経ちました
本日は阪神淡路大震災の発生から30年。
当時は京都で大学生活を送っていましたが、夜明け前の地震に飛び起きました。
まだインターネットもなく、テレビの情報だけが頼りだったのでなかなか全容がつかめず、朝からオロオロしているだけでした。
風車には関西出身のガイドが2名いますが、どちらも震災後の生まれです。
思えば彼らとは親子ほどの年の差があるので、当時の話をしても昔話をしているような気になります。
あれから30年…あっという間です。
毎年1月17日が近づくと当時を思い出し、辛く悲しい気持ちになられる方は多いと思います。
しかし震災により得られた教訓を忘れず、後世へ伝え続けていくことが大切なのではないかと思います。
◆組合活動に行ってきました
さて、昨日は西表島カヌー組合の取り組みの一つである道路整備をしてきました。
カヌー乗り場までの農道が草や木が伸びると見通しが悪くなり、交通事故の原因にもなるので年に数回、組合員全員で草刈りをするのです。
以前は決められた日に組合員全員が集まって一斉に作業をしていましたが、現在はそれぞれのショップが空いた時間に1時間くらい作業するというルールになりました。
夜のビールが美味しかったのは言うまでもありませんね。
◆組合活動の必要性
西表島カヌー組合に加盟しているショップは40近くあります。多いと思いませんか?
そして、組合に加盟していないショップもあり、それらを合わせると西表島でカヌーやトレッキング関連の業者は、な、なんと今現在123社もあるのです!
1998年から営業しているしゅうさんでさえ、もう全社を把握できなくなりました。
(;-⊡ω⊡) ワカラン (⊡ω⊡-;)
道路整備などは本来する必要のない作業なのかもしれませんが、西表島カヌー組合では「義務」としています。
安心安全なツアーとはフィールドに行くまでの道中も含みます。
また、組合員で整備し続けることで組合員同士の協力関係も生まれ、フィールドで問題が発生した際の助け合いにもつながります。
それが日ごろの組合活動の成果なのかなとも思います。
◆貸し切り!ピナイサーラの滝
正月休みが終わり、ここ最近は大人気のピナイサーラの滝を訪れる方もだいぶ減りました。
貸し切り状態でツアーを開催する日も…
西表島は今のところインバウンドは無縁のようです。
1月の西表島、冬の楽しみを見つけよう! 2025年1月6日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
年明け一番の楽しみである箱根駅伝が終わり、あっという間に正月休み、冬休みも過ぎ去りましたね。
ここ西表島は本格的な閑散期に突入し、観光地でありながら島はシーンとしています。
次の賑わいは2月のやまねこマラソン大会でしょうか。
◆暇なのでいろいろ考えてみた
カヌーツアー業者にとって1月は一年で一番と言っていいくらい暇な時期ですが、ガイドにとってはしたい事ができる時期でもあります。
ツアーの予約が入っていない日は臨時休業にすることも多く、そんな日は夏には忙しくて気に留めることのなかった事象に目がいきがちです。
冬至が過ぎ、一日一日と日が長くなっているのを感じたしゅうさんは、暇なので西表島の日の入りについて調べてみました。
6日 18:11
7日 18:12
8日 18:13
9日 18:13
10日 18:14
11日 18:15
1日当たり約1分ですが、日が沈む時間は確実に遅くなっています。
◆冬のお楽しみ
最近はお客様が少ないのでツアー後の片付けもすぐ終わり、空いた時間に自転車トレーニングをしています。実際にはダイエットといったほうが正確ですが(苦笑)
1時間で約15㎞くらい自転車を漕ぐのですが、箱根駅伝のランナーよりも遅いスピードです(汗)
写真は浦内橋からの撮影ですが、この日は風もなく、鏡のような水面に西表島の空がきれいに映っていましたよ。
冬の西表島に宿泊する方は、夕食までのひと時をレンタサイクルで走り回るのも楽しいですよ。
何せこの時期は気温が20℃前後なので、Tシャツ&短パンでサイクリングしても快適なのです。
1時間くらい動いたあとのビールは最高です!
ダイエット成功への道のりは長いですが…
◆一方、日の出は?
日の入りが遅くなる一方、日の出はどうでしょうか?
6日 7:29
7日 7:29
8日 7:30
9日 7:30
10日 7:30
11日 7:30
こちらは3日あたり約1分、遅くなってますね。
観光客の方にはよく驚かれますが、1月の西表島は朝が来るのがとても遅いのです。
◆夜明けまで何する?
朝の遅い西表島。ならば明るくなるのを寝て待つ?
いやいや、それではもったいない!
曇りや雨の多い冬の沖縄ですが、それでもたまには晴れて、早朝に満天の星空を眺めることができますよ。
写真は昨日の朝6時半。
出勤のため自宅を出た際に見えた満点の星空です。
★北斗七星
★さそり座
★火星とふたご座
朝食前にストレッチをしながら、夜明け前の星空観察は最高ですよ☆彡
朝に夕に、冬ならではの楽しみが増える西表島です。
2024年11月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由 2024年12月8日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月は修学旅行の受け入れのため事前準備などに追われましたが、事故もなく安全にツアーを終えることができました。
当店では団体旅行の対応もしておりますが、やはりメインは個人旅行です。
では、毎月恒例の「なぜ風車のツアーを選んだのか?」その決め手について11月のご報告です。
◆ツアーの内容について
- 4歳の子でも参加可能、体力に自信がなくても大丈夫そう
- 5歳の子どもでも楽しめるツアーだったので
- やりたいことが全部入ってて現地調理が楽しそうだったからです
- 色々なことが体験できると思ったから
- ピナイ1日ツアーがあったから
- 1日遊べて楽しそうだったから
- 滝うえツアー
- カヌーと水牛車
- 半日のカヌーがあること
- 半日ツアーが予約できたから
- カヌーだけ手軽にできそうだったから
- カヌーがしたかった
- 楽しそう、カヌーも初めて
- ツアーの内容がよかった、トレッキングなしのカヌー
- ツアー内容、値段
- 評価、ツアー内容
- 時間と価格
- 値段とプラン
- 価格など
- 体験時間の長さと料金
- 安い
- 貸切で希望スケジュールで対応してくれた
◆ランチ、おやつについて
- ランチ
- 自然の中でおそばが食べられる
◆送迎について
- 宿への送迎
- 送迎(ホテル星立)
- 送迎サービスがあったら(ジャングルホテルパイヌマヤ)
◆ホームページについて
- HPで事務所でシャワー、ガイドさんの写真、経歴が明記されていて安全性に信頼がおける
- サイトが見やすい&即予約OKだったからです
- HPの写真が楽しそうだった
- ホームページを見て決めた
- ホームページで興味がわいたため
◆予約について
- 予約可能だったから、どうもありがとうございます
- 1人参加OK、年齢(60代後半)
- 1人でも参加OK
◆クチコミについて
- 口コミ
- 知人のすすめ
- Trip Advisor
- 料金と八重山そば、写真、クチコミ
- レビューがよかった
- ネットの口コミ
◆ベース(店舗)について
- 実店舗がある
- 更衣室、シャワーがあったから
- シャワー室
◆その他
- ホテルの方に伺った時に教えて頂き、ホテルの方がいうならまちがいないと思ったので
- 電話対応もよかったので
- 対応良さそう
- 経験、実績
- 安心感
◆11月の特徴
もう閑散期ということもありお客様は少なく、多くのツアーが個別対応での開催となりました。
ゲストが一名様のみという日も8回ほどあり、そんな日はガイドとマンツーマンでお楽しみいただきました。
本音はもっと多くの方に来ていただきたいのですが…。こればっかりは仕方がありませんね(涙)
そして11月は半日プランのピナイサーラの滝(滝つぼ)コースの人気が高かったのですが、実はこれからの涼しい季節は、1日プランのピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースがおすすめです。
なんせ気温が下がってきたので暑さ対策の必要がなく、疲れは7月、8月に比べ50%以上は軽減されます。
人によっては「50%以上」は大げさかもしれませんが、とにかく快適なトレッキングを楽しめますよ。
◆石垣島から参加される方へ
石垣島から参加される方は半日プランのコースでも移動を含めると一日がかりになるので、それならば1日プランのコースに参加したほうがより高い満足度が得られると思います。
ありがたいことに年末年始のご予約を順調にいただいております。
11月は一人旅でのご参加が多かったのですが、年末年始はファミリーでのご予約が増えるのですぐに定員に達します。
西表島での年の瀬、年明けを計画されている方には早めのご予約をお待ちしております。
◆追記
11月はツアーが少なかった分、落雷で壊れた照明を交換したり石垣島へ買い物に出かけてきました。
11月16日の早朝、窓越しに入り込む朝日が赤々としていたので撮影してみました。
11月20日には、上原港近くのロビンソン小屋さんのサガリバナが暖かな陽気に誘われ可憐な花を咲かせてくれました。
閑散期はゲストが減って寂しくはなりますが、その代わりに夏には忙しくてできなかったアレやコレやに目を向ける余裕が生まれ、日々の小さな幸せを感じるしゅうさんなのでした。
《活動報告》西表島カヌー組合・海岸清掃 2024年12月1日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今日から12月。いよいよ師走になりましたね。
現在の西表島は快晴。
気温23.6度、湿度59%とクーラーの必要がない晴天が広がり、さわやかな陽気が心地よい12月の始まりです。
◆行ってきたよ海岸清掃
先日、風車が所属している西表島カヌー組合主催の海岸清掃に行ってきました。
こちらは一年に一度の恒例行事で、西表島カヌー組合に所属する全事業者が参加することになっています。
西表島の海岸には海外からの漂着ゴミが大量に打ち上げられます。
特に冬場の北風が吹き続ける時期は、ピナイサーラの滝のある北側の海岸線には次から次へとゴミが流れ着きます。
道路沿いのカヌーを降ろせる場所から海へ漕ぎ出し、ゴミ拾いエリアに到着したら上陸します。
すると海岸やマングローブの森の中にはたくさんのゴミが落ちています。
ペットボトル、漁具、発泡スチロール、ビン、ポリタンク、電球、などなど…。
皆でひたすら拾います。
漂着ゴミは無数に落ちており、カヌーはあっという間に拾ったゴミで溢れかえります。
最初からゴミの多さはイメージできているので、しゅうさんは二人艇カヌーの後ろにもう一つの二人艇カヌーを連結させて積載量を2倍にしました。
しかし、今年は巨大な発砲スチロールを発見!
連結させたカヌーの後ろに、さらにロープでその発泡スチロールを連結させ、カヌーで引っ張りながら集合場所へ戻りました。
巨大な発泡スチロールは半分が水の中に沈んでおり、そして強い向かい風のおかげでカヌーはなかなか前に進まず、良いトレーニングになりましたよ(苦笑)
その分、夜のビールは美味しかったです(笑)
◆西表島の現実
約40名のメンバーで1時間ちょっとゴミを拾うだけで、とんでもない量が集まります。
これが今の西表島の現実です。捨てる人がなんとかしないとキリがありません。
きれいな海岸は自然にできたものではありません。
西表島カヌー組合に限らず、島の住民によるクリーン活動によって保たれている側面も知ってほしいと思います。
みなさんも西表島に来られた時、砂浜を歩く機会があったらどんなゴミが落ちているのか、どこの国から流れてきたのか、チェックしてみてくださいね。
◆連携力のある西表島カヌー組合
西表島カヌー組合では海岸清掃の他にも合同で救助訓練をしたり、フィールドの整備、組合員が利用する道路の草刈りなどをしています。
ツアー中は挨拶くらいしかできない他社のガイドでも、組合活動を通じて横のつながりができていきます。
この横のつながりが強ければ強いほど、フィールドでの緊急時に組合員同士が迅速に助け合うことができるのです。
西表島にはたくさんのアクティビティ業者がありますが、連携力の強さが西表島カヌー組合所属のショップをおすすめできる大きな理由の一つになっています。
ありがとう!ハイエース10!! 2024年11月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日、悲しいお別れがありました…涙
これまで13年に渡り、西表島を北へ南へ、東へ西へと走り続けてきた当店のハイエースが卒業となりました。
◆風車の影のスタッフたち
風車では所有する車両にすべて愛称を付けています。無くてはならない縁の下の力持ちであり、影のスタッフたちです!
この度、卒業したのは「ハイエース10(じゅう)」。10人乗りのハイエースだから「ハイエース10」。一番の古株です。
ちなみに、その次に仲間入りした10人乗りのハイエースは「ハイエース10N」。「New」の「N」です。
さらにその次は「ハイエースG」。これまでの2台と違って豪華なグランドキャビンタイプなので「G」。
そのまた次は「ハイエースW」。車体が真っ白なので「White」の「W」を取りました(笑)
どれをとっても単純明快な名前です。
まぁ、皆さんにとってはどうでもよい話ですが(笑)
◆こんな子(車)もいました
プライベートのファミリーカーで2004年に購入した、我が家で唯一の新車がありました。
車種はスズキのアルト。愛称はなぜか「モモちゃん」。3歳の時の娘が名付けました。
娘にとっては、夜泣きドライブ、保育所・幼稚園・小学校・習い事の送迎、などなど。
生まれた時からずっと身近にいる存在で、子育ての思い出にはいつもモモちゃんがいました。
そんなモモちゃんも、12年ほど経った頃からハイエース10と同じように車体のあちらこちらがサビて穴が空き、いたる所から雨漏りし始めました。
愛着があったので何度もお金をかけて修理したものの、車体のどこかに溜まった雨水が走るたびにチャプチャプ波打ち、足元はいつも水浸し。最終的にはクーラーもつかなくなり、2019年11月に残念ですが廃車の運びとなりました。
2004年から2019年までの15年間。
いっぱいいっぱい走ってくれて、たくさんの素敵な思い出ができました。
家族同様のモモちゃんとのお別れはとても寂しいものでした。
西表島を旅立つその日、しゅうさんの奥さんと娘は感謝のお手紙をダッシュボードに忍ばせ、貨物船に載せられ遠く離れていくモモちゃんを涙ながらに見送りましたよ。
たかが車、されど車。
いつも一緒に過ごしたモモちゃんとの15年間に感謝です。
◆第3の人生(車生?)のはじまり
話を戻します(笑)
風車にやって来る前のハイエース10は神奈川県を走っていました。
そして縁あって遠く離れた西表島までやって来て、そこから13年、風車でたくさんのゲストの思い出づくりに貢献してくれました。
本日、西表島を旅立ったハイエース10ですが、第3の人生(車生?)はどうやら外国へ輸出されるとのこと。
どこかの国で今後も現役で走り続けるのかと思うと、トヨタ車の高性能さに恐れ入ります。
平成12年5月の初登録から24年。中古車でしたが、とてもとても活躍してくれました。
幾度となく台風の暴風雨を受けたボディはサビだらけ、穴だらけ。
しかし、エンジンはいたって元気です!
走行距離168,000km。
これまでの感謝をこめて「ありがとう!ハイエース10!」
今後の活躍を期待します!
✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 アリガトウ
9月の西表島ってどんな感じ? 2024年9月9日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今年の夏休みも本当に暑い暑い毎日でした!
とは言っても、近年は気候変動の影響によって、夏は沖縄よりも内地のほうが高温の日が多くなりましたね。
朝の天気予報やニュースで36度、38度、時には40度超え!なんて言葉を耳にすると、しゅうさんには経験したことのない暑さの中、日常生活を送られている方々は本当に大変だろうな…。としみじみ思います。
◆残~暑は続く~よ、い~つまでも~♪
本日の最高気温の予想は広島と大阪で36℃、名古屋は35℃。まだまだ全国的に厳しい残暑に見舞われていますね。
夏休みも終わり「もう秋ですね…」とセンチメンタルに言いたいところですが、ここ西表島も本日の最高気温は32.4℃でした。
これから沖縄旅行へ出かける方にとって石垣島、西表島の暑さはいつまで続くの?夏は終わっちゃったの?と疑問に思われる方、
「安心してください!暑さは10月上旬まで続きます(笑)」
しかしながら、確実に秋の足音は聞こえてきましたよ。
- 夏休みが終わり、ご家族でのゲストが減った
- 日の出が遅くなった、日の入りが早くなった
- 川の水温が少しずつ下がってきた
- 台風情報が気になりすぎる
◆子供たちは勉強、勉強!ジャングルは大人の雰囲気♪
7月、8月はあれほど子供たちで賑わったフィールドから小学生、中学生はほとんど見かけなくなりました。
2学期が始まり、今頃は勉強に部活に毎日がんばっているのでしょうね。しっかり学んで、遊んで、また来年の夏休みに遊びにきてください!
そして9月に入ると大人だけの旅行、特に女性の一人旅が多く見られるようになりました。自由気ままにノープランで楽しまれているようです。
外国人の旅行者も増えてきましたね。特にヨーロッパからお越しになる方が多いです。
当店のツアー参加者の多さでは1位ドイツ、2位フランス、3位スイスといったところでしょうか。また英語の勉強をしなくてはなりません(汗)
◆川はまだまだ泳げます
7月~8月に比べると水温は若干下がりますが、まだ思い切り遊べます。夏の暑さが残る限り、川遊び、滝あそびを楽しみましょう!
しかし、寒がりの方や長時間、川に入るにはギリギリの季節かもしれません。
◆日が短くなったら朝も夜も楽しめる!
6月~8月は昼間が長くいつまでも外で遊んでいられましたが、これからは少しずつ日の出が遅く、日の入りが早くなってきます。
ここでしゅうさんからの提案です。
昼間が短くなる分、朝と夜を楽しみましょう。まずは散歩がおすすめです!
朝が遅くなり始める9月。西表島では朝6時頃から散歩をすると朝焼けを眺めることができます。そして、もっと早起きをすると東の空に冬の大三角をはっきり見ることもできますよ。
夜は7時を過ぎるとあっという間に暗くなります。もちろん星空はキレイなのですが、ライトは持ち歩きましょう。9月とはいえ夜になるとハブが出現することもあり、それが西表島では「日常」です。
◆本格的な台風シーズン到来
7月~9月は台風シーズンです。
1951年から2023年にかけての西表島への台風の接近数について、気象庁の統計があります。
特に9月の台風は大型化しやすいと言われています。
そして、近年では沖縄近海で生まれた台風の卵(熱帯低気圧)が台風へと成長し、数日後には沖縄へ最接近!ということも多くなりました。
9月に沖縄旅行を計画される方は、飛行機やホテルのご予約と同時に気象情報もこまめにご確認ください。
気象アプリで風の様子を定期的にチェックするのもいいですよ。視覚的に伝わるのでとてもわかりやすいです。
→ <気象サービス> Windy
◆<まとめ> 9月の西表島
9月は朝晩が少し涼しくなり、日中も真夏のうだるような蒸し暑さが一段落して過ごしやすくなります。
フィールドは7月、8月に比べると賑わいが少なくなり、ちょっぴり寂しい気もしますが落ち着きを取り戻した感じになります。
とはいえ、西表島ならではの海の碧さとジャングルの深緑は生き生きと輝き、カヌーやシュノーケルもシーズン真っただ中です。
まだまだ夏の雰囲気に満ち溢れる9月。遅めの夏休みを満喫するには最適な季節ですよ。
◆ご予約はお早めに
風車は複数のツアーを開催しておりますが、受け付けは先着順のため、一つのコースにご予約をいただくと他のコースの受け付けを停止することもあります。
ノープランでも楽しめる9月ですが、できるだけ早めのご予約で第一希望のコースにご参加くださいね!