<西表島の日常> カテゴリーの記事
脱出成功!台風26号接近の西表島 2025年11月12日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
昨日はフェリーの欠航によって実家のある広島に帰れなくなってしまいました。
しかし、本日は安栄観光の上原航路(石垣港⇔上原港)が「条件付き」ながら終日運航の予定と発表されたので、始発の船で西表島を出発することにしました。
◆始発の船に乗ったけど…
朝食を済ませ、歯をみがき、スーツケースの中身をもう一度チェックして出発準備完了。昨日の朝とまったく同じ…デジャヴ?(笑)
石垣空港を14時30分発の飛行機に乗るので9時30分発の船でも良かったのですが、早目に海を渡らないといつまた欠航するかわからないので8時30分発の船に乗ることにしました。
上原港に着くと昨日から西表島に足止めされていた観光客の方々も大勢いて、船は満席状態で石垣島へ向けて出航しました。
台風の影響で難なく行けるか不安でしたが、風は弱まり海面も穏やか。船はほとんど揺れることなく石垣港に到着しました!
石垣島のヒーロー、具志堅用高さんも笑顔でお出迎え♪
◆石垣空港へ向かうバスは2社
石垣港からはバスで空港へ向かいます。
バス会社は2社ありますが、しゅうさんはいつも空港までノンストップで行けるカリー観光を利用しています。
運賃は片道で大人550円、小人280円です。前払い制なので乗車の際に現金かタッチ決済で支払います。
ホームページから事前に乗車券を買うこともできますが、座席指定の無いバスなのであまりメリットはないかもしれません。
今朝のバスの車内は日本人8割、欧米人2割といった感じで、石垣島もインバウンドで賑わっているようです。
近くの席には外国人に気さくに英語で話しかける日本人のおっさんがいましたが、どうやらその外国人はドイツから来たようで、ドイツネタで盛り上がっていました。
車内は和やかな雰囲気で、隣に座っていたおっさんもしゅうさんに話しかけてきました。
おっさん 「どちらから来られたんですか?」
しゅうさん 「西表島に住んでるんですよ」
おっさん 「えっ、旅行じゃなくて住んでるの?」
しゅうさんはツアーガイドなので島の暮らしを面白おかしく25分も話しました。
そのおっさんは栃木県からお越しとのこと。
風車では栃木に悪い人はいないという固定観念があるので、ついつい話し込んでしまいました。
ちなみにスタッフの星くんも栃木出身です。
◆念願の石垣空港へ到着!
昨日の朝から28時間後、やっと石垣空港に到着しました!
まずはANAの窓口へ向かい、昨日乗る予定だった便に乗れなかった理由を説明して今日の振り替え便の手続きをしてもらいました。
他の窓口でも欠航証明書の話をしていたので、しゅうさん同様、昨日は西表島で足止めになってしまった方かもしれませんね。
時刻は10時45分。
フライトまで4時間近くもあるので、しれっと「すみませんが早い便に変更できませんか?」と聞いてみましたが、やはりダメでした。
バーゲンで買った4,740円の格安チケットですからね(笑)
さて、これから約4時間、しゅうさんは石垣空港でダラダラと過ごします。
西表島の自宅を出たのが午前7時45分、広島の実家に到着するのは午後8時30分。
遠いなぁ。。 ε-(´Д`
しゅうさん帰省できず!原因は台風26号 2025年11月11日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
フィリピンを横断した台風26号は進路を北よりに変え、今度は台湾を横断した後に八重山に接近する予報になっています。つまり石垣島、西表島の周りをぐるっと一周する感じです。
◆まさかの西表島脱出不可能!
そんな台風を尻目に、しゅうさんは今日から一週間、実家のある広島に帰省する予定でした。
昨日はフェリーの最終便が時化(しけ)のため欠航しましたが、八重山観光フェリーの公式サイトでは「11月11日(今日)は西表島上原・鳩間島航路は海上シケのため欠航、その他航路は通常運航予定」と案内されていました。
そうであれば予定通り大原港8:30発のフェリーで石垣島に渡り、その後はバスで石垣空港へ移動。那覇空港経由で広島へ向かうスケジュールで、本日朝7時過ぎに自宅を出ました。
し、しかし!
想定以上に海が荒れたのか、石垣港から大原港へ向かっていたフェリーが、これ以上は進めないとのことで石垣港へ引き返してしまいました。しゅうさんが乗る予定だった船が…
それを知ったのは大原港に到着してから。
土砂降りの中、スーツケースを転がし大原港ターミナルに入ろうとすると、観光客の方が「船、出ないそうですよ」と教えてくれました。
しゅうさんもしゅうさんの奥さんも「ぽかーん」状態。
空いた口がふさがらず、口の中に雨が入ってきました(泣)
◆問題はここから
石垣島へ買い出しに行くくらいなら「また来週でいっか」とあきらめも早いのですが、
「飛行機は?その前に実家に電話!」
「そういえば旅行も行くって…まさか明日?」
「そもそもほんまに船出んの?」
「通常運航じゃないん!?」
などなど、将棋の藤井聡太さんにも勝てるのでは?と錯覚するほど次の一手が頭を駆け巡りました。
とりあえず船会社の窓口へ。
しゅうさん 「ほんとに欠航ですか?」
窓口 「ゴメンね」
5秒で終了。
次に実家へ電話。
しゅうさん 「船が出ん、帰れんわ」
母親 「ほーなん、わかった」
5秒で終了。
ここまで約30秒。
問題はここからです。
キャンペーンで買ったANAのチケット。当日キャンセルになるので「もうドブに捨てるしかないか…」と諦めモードでANAに電話をしてみました。
しゅうさん 「すみません、フェリーが欠航して飛行機に乗れなくなりました。やっぱりアウトですか?」
ANA 「フェリーの欠航証明はとれますか?そのフェリーの乗船予約の記録は提示できますか?」
しゅうさん 「欠航証明はとれますが、乗船券は離島割引カードを使って当日買うので予約はしないんです。」
ANA 「それなら欠航証明と離島割引カードの画像を提出してください。それにより無料で振り替え、もしくは全額払い戻しができます。」
しゅうさん 「あ、ありがとうございます!助かりました!」
というわけで、オペレーターの方に20分ほど手続きしてもらったお陰で、フェリーが運航再開したら振り替えてもらった飛行機で広島へ帰れることになりました。
◆台風シーズンに西表島に宿泊する場合の心構え
ここで皆さまに今回の件での重要ポイントをフィードバックします。
★台風接近時は要注意
台風接近時に西表島に宿泊する場合、チェックアウトの日にフライトがあるのであれば確実にフェリーが運航するのを確認したいところですが、それはできません。
なぜなら、八重山観光フェリーでは公式サイトで「明日は通常運航予定」と発表しながら、当日になっていきなり全便欠航に切り替わりました。
おそらく本日、多くの人が予期せぬ足止めを食らって西表島から出られなくなったと思います。
昨日のうちに今日の欠航の可能性を伝えていたら、その時点で西表島から石垣島へ渡ることができたはずです。
台風接近時、海況を予測するのはとても難しいので、最悪の事態を想像しながら早めに対処しましょう。
★乗船予約をしておきましょう
いざ船が欠航して飛行機に乗れなくなっても、欠航証明書と乗船予約の記録があれば航空会社に簡単に説明できます。
しかし乗船予約をしていないと、欠航した船に本当に乗る予定だったのかの状況説明が大変だと思います。
しゅうさんの場合は西表島の住民ということで、島から出られない状況を簡単に説明することができました。
船会社が安全な運航をしてくれることは本当にありがたいことです。
しかし、今回のように「通常運航」がいきなり「全便欠航」になった事に関しては、今後、風車のツアーに参加されるゲストの皆さんのためにもよく覚えておきたいです。
◆明日はどうなることやら…
急に時間ができてしまったしゅうさんは、今日の出来事を残すためすごい勢いでキーボードを叩いてます。
大原港から自宅に戻る道中、あれやこれや奥さんと議論を交わすうち、あっという間にいつものピナイサーラの滝が見えてきました。
昨夜から今朝にかけて降り続いた大雨で滝は大増水の大迫力。
そんな時だけ現れる幻の滝も、ピナイサーラの滝の両サイドにしっかり登場していました。
いま八重山観光フェリーのホームページを確認すると、明日の大原航路は「1便目(条件付き)運航、以降未定」となってます。
「(条件付き)」とは、今日のように「出航するけど予想より海が荒れてたら石垣港に戻ります」という意味です。
さて、明日しゅうさんは無事に西表島を脱出できるのか!?
乞うご期待です (-⊡ω⊡;)
いつまで続く?『飲料禁止』 2025年11月10日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
10月の後半、西表島では長雨に悩まされ続けました。
それ以前は連日30℃超えの快適な夏日でしたが、一転しての長雨。
秋モードというより雨季モードに…。
◆結果、大増水に!
特に10月21日と22日は記録的な豪雨となりました。
→ 気象庁 2025年10月 西表島気象データ
24時間以上も降り続いた強い雨によって川が大増水したため、 カヌー置き場のカヌーが流されないように避難作業へ向かいました。
カヌー置き場へ続く普段の木道の様子です。
そしてこちらが避難作業へ向かう際の様子です。
大潮の満潮と重なる時間帯だったこともあり、腰のあたりまで水量が増えていました。
一応、木道を歩いています(汗)
しゅうさんもカヌー組合のガイド仲間と安全を確保しながら避難作業をしました。
◆水道水(生水)の飲料禁止!
こんな状況だったのでツアーは中止の日が続きました。
そして、この時の長雨の影響でしゅうさんの暮らす西表島の上原地区では水道水に濁りが生じてしまいました。
水質検査をしたところ、わずかですがクリプトスポリジウムという原虫が検出されました。
身体に入ると下痢、腹痛、倦怠感、食欲低下、吐気、発熱を発症することがあるそうです。
出典:国立健康危機管理研究機構
→ クリプトスポリジウム
塩素での消毒が効かないということで、現在、上原地区では水道水をそのまま飲むことを禁止。水は1日あたり1人3リットルの配給制になっています。
ちなみに生活用水としての使用は問題なく、飲料水として使いたい場合は1分以上の煮沸消毒をすればクリプトスポリジウムは死滅するそうです。
ただし水道水をいちいち煮沸するのは大変なので、しゅうさんの奥さんは毎日水をもらいに行ってますよ。
◆台風26号も発生
西表島は台風26号の影響で週明けから雨マークになっています。波も高くなる予報です。
11月に台風の心配をするなんて…。
- 天気予報
- 台風情報
- フェリーの運航状況
これらをしっかりチェックしながらツアー開催の有無を判断していきたいと思います。
激しい雨が降ると、きっとまた水道水は濁るかもしれません。
何も気にせず蛇口をひねることができる日はいつになるのでしょうか…トホホ
【津波防災の日】避難訓練がありました! 2025年11月5日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日11月5日は『津波防災の日』です。
西表島では「沖縄県広域地震津波避難訓練及び緊急地震速報訓練」がありました。
一度では絶対に覚えられない名称ですが、ざっくり言うと避難訓練が実施されました。
→ <内閣府> 津波防災の日
◆午前10時、地震発生!
もう一度言いますが「訓練」です。
午前10時、地震発生
大津波警報が発令
午前10時20分頃、10mの津波予想
このような情報が防災無線で一斉放送されました。
しゅうさんは公民館の役員をしていることもあり、避難場所で訓練に参加した人数をカウントする重要な係でした。
訓練が始まり、避難場所で待機していると数名のオジイ、オバアが歩いてきました。
通常、高台に避難する時は徒歩が原則のようですが、西表島は交通渋滞になるほど人も車も多くないので、自家用車で避難するのもよいとのこと。ちなみに避難場所は高台にある農道です。
車で避難してもよいことをオジイ、オバアに伝えると「これはウォーキングさぁー」とのこと。
訓練と健康づくりを兼ねた徒歩避難でした。
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
竹富町では今後、災害時に備えての食糧等の備蓄倉庫を設置する予定です。
さらに竹富町役場からの伝達事項として、公民館単位で自主防災組織を立ち上げてほしい旨などを住民の方々に伝えて解散となりました。
◆避難訓練を終えて
今日の気づきを備忘録として残しておきます。
- 道路や避難場所に雑草が茂って道の幅が狭くなっている
- 車で避難した後は最終的にどこへ行けばよいのか?(近くの小学校?中学校?)
- 集落の人々の安否確認の方法は?
- 防災用の非常食を実際に食べてみよう
- しゅうさんがオレンジの蛍光色Tシャツを着ていたら300mくらい離れた場所からでもよく見えた
などなど、地域の方々とアイデアを出し合いました。
ちなみにカヌーツアー中に津波警報が発令したらツアーは即中止し、高台へ避難します。
そんな事は起こらないのが一番ですが、万が一に備えて災害時の対応や避難訓練を定期的に行いたいと思います。
『令和7年度 デンサ祭』無事終了しました 2025年10月30日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
去る10月25日、しゅうさんが暮らす上原集落で公民館主催のデンサ祭が開催されました。
◆教訓歌「デンサ節」
風車のある上原集落で古くから伝わる教訓歌「デンサ節」。
その発祥地として行われるお祭りで、無病息災や五穀豊穣、地域の発展を祈願し、伝統舞踊などが披露されます。
ちなみに以下の動画で美しい歌声を披露されているのは、沖縄女性ボーカルユニットネーネーズの 狩俣幸奈(かりまたゆきな)さん。
実はこちらの女性、西表島の出身で幼いころからとても歌が上手でした。
まさに島の宝のような存在。これからの活躍を楽しみにしています!
◆裏方さんのさらに裏方
今年度、しゅうさんは公民館の役員を務めているため、お祭りまで何度も役員会で打ち合わせをしたりと、本業以上にがんばっていました(笑)
とはいえ、表立って大活躍した場面はなく下働きをせっせとするだけ。裏方さんのさらに裏方という立ち位置でした。
デンサ祭は第1部と第2部に分かれていて、第1部は伝統芸能の奉納、第2部は余興やスピーチなどが中心の祝賀会です。
しゅうさんは「閉会の辞」を担当しました。
お祭りの最後を締めくくる重要な役どころですが、約30秒で大役を終えました!
しゅうさんは文化的な行事参加は苦手で高校時代の文化祭では「記録にも記憶にも残らないような人」でしたが、今回は30秒だけ足跡を残すことができましたよ(笑)
◆雨続きの西表島でした
今年の10月19日から災害級の雨が降り、デンサ祭もその影響を受けました。
→ 気象庁 2025年10月 西表島気象データ
通常であれば屋外で開催する祭ですが、公民館の施設内での開催に変更されたためいくつかのプログラムが中止になりました。
迫力ある旗頭や綱引きができなかったのは残念でしたが、それでもたくさんの方にお越しいただき、賑やかに一日を終えることができました。
◆公民館活動について
西表島には約15の集落があり、集落ごとの自治会組織を一般的に「公民館」と呼びます。
基本的に集落に住む住民は公民館活動に参加することになるのですが、風車のある上原公民館はどちらかというと「任意参加型」で、公民館に所属していない住民もけっこう多いです。
公民館活動に参加する良い点は、やはり普段の生活で絡みのない人たちとの繋がりができることでしょうか。
住民同士の日常での繋がりにより、お互い無理のない範囲での相互扶助が起こり、生活のしやすさにつながっていきます。
しゅうさんも無理のない範囲になりますが、これからも公民館活動を続けていきたいです。
西表島、もう一つの夏の風物詩「停電」 2025年6月24日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
西表島の夏の風物詩「サガリバナ」。
そのサガリバナツアーは明後日の26日から開催しますが、先日、西表島でサガリバナと並ぶもう一つの夏の風物詩である「停電」がありました。しかも二日続けて…。
◆原因不明
台風でも来ていたら仕方がないのですが、この二日続けての停電の原因はよくわかりませんでした。
両日とも停電の発生した時刻は4時半頃。夕方にかけて電力の消費量が急増したことによるものだったのでしょうか?謎です…。
しゅうさんは以前、西表島での停電についてブログにしたことがあります。
しかし、今回はそのブログに基づいて対応するべきところを少々誤ってしまいました。自分で書いたブログなのに(汗)
◆2023年11月11日のブログでは…
1. まずは落ち着く
→ これは大丈夫でした。
夕方ということもあり、エアコンが切れるのが辛いくらいで、数分くらいで復旧すると高をくくっていました。
2. 周囲の状況を確認
→ 今回はここを見誤りました。
夜ならば明かりが消えて真っ暗になります。外に出てご近所さんの明かりもチェックすれば停電が我が家だけなのか町全外なのかが分かります。
しかし今回は暑さがピークの夕方の時間帯だったこともあり「エアコンの効いた部屋から出たくないな…」「どうせ数分で復旧するでしょ」みたいな気持ちがあり、20分ほど周囲の状況確認を怠りました。
スタッフ全員でのもぐもぐタイム(一日の終わりのミーティング)が終わる頃の停電だったので早々に解散しましたが、帰宅したスタッフから「こっちは停電した形跡がないし電気も普通に使えますよ」「停電はあったけど今はもう復旧してます」という報告が!
慌てて沖縄電力に電話すると、どうやら西表島の広い範囲の中で一部の家だけで停電が発生していて原因は不明とのことでした。
そうです。その「一部の家」こそ風車でした(泣)
◆停電から3時間後に復旧!
復旧には工事が必要と言われたので、しゅうさんは迷わず発電機を稼働させました!
台風時以外では滅多に動かすことのない発電機ですが、離島暮らしには必需品です。これさえあればエアコンも冷蔵庫もパソコンも、いつも通り問題なく使用できるのです。
涼しい部屋で過ごすしゅうさんとは対照的に、外では作業員の方が暑い中、一生懸命に復旧工事をしてくれています。
そして沖縄電力に通報してから約3時間…無事に復旧しました~ (*´▽`*) パチパチ♪
日曜日の夕方から工事をしてくれた方に感謝、感謝です!
これから夏のシーズンに入り、多くの観光客の皆さんが西表島に宿泊されます。
今回の停電の原因が電力の使い過ぎによるものなのかは分かりませんが、とにかく西表島では何でもない時に停電が起きます。
特に夜の停電はいきなり真っ暗になってビックリしますが、ほとんどが少し待てば復旧します。
しかし、思ったよりも長く停電がつづく場合、灯りのないままで出歩くのはやめましょう。電話で宿の方に状況を尋ねてくださいね。
夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡 2025年6月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
来週から始まるサガリバナツアーに備え、最近は通常より1時間早い4時起き生活をしています。
「明日から4時に起きよう」
そう決めたらアラーム無しでも4時に目が覚める、これは才能といってもいいでしょう。
本当は6時までぐっすり眠りたいのですが、どうしても起きてしまいます(笑)
◆2025年6月23日の「日の出」
東京の日の出はAM4:26、西表島はAM5:57。実に90分も差があります。
東京の空が朝焼けに包まれる頃、西表島はまだ星空です。本州から西表島に来られた皆さんは朝が来るのが遅いのに驚くことでしょう。
しゅうさんはツアーの準備を毎朝5時過ぎから始めますが、それまでの時間は外に出て星空を眺めています。今は新月に向かい、月も日毎に細くなっています。
◆2025年6月23日の「星空」
最近、夜明け前に星空を眺める時は東の空から見ます。今朝はAM4:40から観察を始めました。
まずは地球のお隣さんの金星。その近くには月、はるか右上には土星も見えます。
土星の下にはくじら座のディフダ、そこから右へ視線を移すとみなみのうお座の一等星フォーマルハウト。そのちょっと下につる座のティアキとアルナイル。
そして西の空の低い位置にはいて座がありましたが建物に遮られて撮影できず(涙)
さそり座にいたってはもう沈んでしまいました。
次に夏の大三角を眺めます。
はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル。夏の星空の「主役」ですね。
中央の天の川もとてもきれいで、周囲をぐるっと見渡せばいて座からカシオペヤ座も見ることができました。
カシオペヤ座の近くには北斗七星のミニチュア版のようなこぐま座と、あまり馴染みの無いケフェウス座がはっきり見えます。
ケフェウス座について調べてみると、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王国のケフェウス王を表した星座だそうです。
どんな物語なのか興味がわいてきたので、石垣島の図書館に行ったら調べてみたいと思います。
頭を真上に上げるとペガスス座の四角形が大きく広がっていました。
ペガスス座の右にはうお座、左下にはアンドロメダ座。アンドロメダ座のモデルとなっているアンドロメダ姫の右ひざのすぐそばにはアンドロメダ銀河もうっすら見えました。
「なんでペガサス座って言わないの?」と思いググッてみたら、星座名はラテン語読みをするらしく、ペガサスのラテン語読みが「ペガスス」だそうです。
「聖闘士星矢の聖衣がペガススだったらあんまりカッコよくないなあ…」と思ってしまったしゅうさんです。まぁどうでもいい話ですが(笑)
◆星空観察から始まる一日を
こんな感じで同じ時間帯に同じ場所で星空を数日眺め続けると、あまり星に詳しくないしゅうさんでも頭の中に星の位置が入ってくるのです。
サガリバナツアー開催期間の前半(7月8日頃まで)は月明りがほとんどありません。
皆さんも早起きをした日は夜明け前の星空観察をお楽しみくださいね!
復活!ヤエヤマボタル観賞ツアー .. 。* ゚☆* 2025年3月13日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
♪ほたーるのひーかーり まーどのゆーきー
3月はお別れのシーズンですね。
西表島では中学校を卒業した子供たちは島を、親元を離れて石垣島や沖縄本島、内地(本土)の高校へと進学していきます。
一年前、我が娘も島の方々の温かな激励のもと、心に残る島立ちをさせていただきました。
あれから一年。時が経つのは本当に早いですね。
離島では4月の頭まで多くの別れと出会いのシーンが繰り広げられます。
◆自然界は出会いの季節
西表島では人より一足早く、島の生き物が出会いの季節を迎えています。
それは何かというと、ホタルです。
暖かい日の日没直後は繁殖のために集まったホタルの光がすごいんです!
日本最小といわれるヤエヤマボタルが放つ光は3月から5月頃まで観察できます。
見られる時間帯は日没後の30~40分ほど。
短い時間ですが、暗くなるにつれ森の茂みに広がる小さな光の点滅や、チカチカ光りながらフワリと舞うホタルの姿はとても幻想的です。
そして2025年の春、風車では季節限定、しかも一日の内のわずかな時間しか現れない自然のイルミネーションを観賞するホタルツアーをひっそり復活いたしました!
◆ホタルツアーストーリー
手前味噌ですが、当店のガイドはみんな人あたりが良くて話しやすいタイプです。
これまでカヌーツアー中にホタルの話題になることが何度もあり「そんなにきれいなら観てみたい」「ホタルツアーはしないの?」というお言葉を多くいただきましたが、そのつど「うちは昼間のツアーがメインなので夜は自分の時間を大切にしているんですよ」とお答えしてきました。
が、しかし! 今年は違います!
当店ガイドのミッキー(立川幹人)が「西表島の夜をもっと楽しんでもらいたいなぁ♪」と柔らかな笑顔でやる気満々なのです。
西表島には多くのツアー会社があり、ホタルツアーを開催しているショップもたくさんあります。
お客様にとっては同じようなツアーをどこで予約したらいいか悩むところですが、日中、風車のカヌーツアーに参加された方にとってはショップの雰囲気やガイドの人柄が分かっているので、安心してご参加いただけると思います。
というわけで、今年はホタルツアーを15年ぶりに復活させました。
ガイドはもちろんミッキーです!
今のところホタルツアーのお客様は日中のカヌーツアーに参加された方がほとんどで、ホームページのツアーメニューにも載っていない、いわゆる「裏メニュー」となっていますが、ご興味のある方はお問い合わせフォーム(ページ下の<ご予約方法>を参照)やツアー中に直接ガイドまでご相談ください。
◆こだわり!風車のホタルツアー
暗くなると大勢の人が集まるホタルポイントですが、当店では少し早めの明るいうちに現地へ向かいホタルの出現を待ちます。
なぜなら、まだ明るさが残るうちから日が暮れるまでの間は、お客様とのコミュニケーションを大切にする時間でもあるからです。
よって当店のホタルツアーは「短い時間でさっと行って、さっと帰り、なるべくホタルより夕食を優先したい」という方には不向きなコンセプトです。
ガイドのミッキーと初対面であれば、なおさら顔が見える明るいうちに会えるほうが安心感がありますよね。
ホタルを観賞するだけでなく、夕暮れに赤く染まる空、コウモリやコノハズク、虫やカエルの鳴き声など、ホタルポイントへ向かう道中もミッキーの解説で西表島の「たそがれ」をお楽しみください。
晴れていれば満点の星空も眺めることができますよ。
◆ホタルツアー詳細
先日ツアーにご参加いただいたお客様より、ヤエヤマボタルが美しく乱舞する様子のお写真をご提供いただきました。
夜のジャングルに煌めく自然のイルミネーションが本当に美しいですね。
ありがとうございました!
ここまで鮮明にホタルの光を捉えるのはなかなか難しいかもしれませんが、みなさんも夜の写真撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<開催期間>
2月下旬~5月
*見頃が終えたら終了
<開催時間>
18:30頃~20:30頃(1.5~2時間)
*日没が遅くなると開始時間と終了時間も若干遅くなります。
<参加対象>
8歳~75歳
*暗い場所でも明かり無しで観賞できる方
*ポイントにより暗い道を往復30分ほど歩きます
<ツアー料金>
4,000円/おひとり様
*子供料金なし
*お支払いは現金のみ(おつりのないようご準備ください)
<ツアーの流れ>
ホテルお迎え(18:30~19:00)
↓
移動(車で15分)
↓
ポイントへ移動(山道を徒歩で10~15分)
↓
ホタル観賞(約30分)
↓
暗い道を下山
↓
ホテルお送り解散(20:00~20:30頃)
<重要ルール事項>
ホタル観賞中は照明やスマホの画面など明るくなる物は使用厳禁です。
ホタルツアーは春の西表島の風物詩となっており、特に春休みシーズンは大勢の方が観賞に訪れます。明かりを照らしたりスマホで撮影することにより、他社のツアー参加者に迷惑をかける場合がありますのでご配慮ください。
尚、一眼レフなどでじっくり撮影をされたい方は周囲の方々の観賞を妨げることのない場所でお願いいたします。
西表島のホタルに関する環境省からのお願いも併せてご覧ください。
→ 西表島のホタルたち
<備考>
- ツアーは夕食のお時間と重なるため、ツアー開始前もしくは終了後のどちらに食べるのか決めておくと良いでしょう。
- ツアー終了後はお食事処へお送りして解散することも可能ですが、夕食難民にならないように予め予約しておくことをお勧めします。
- 4月上旬までは暖かい夜もあれば寒い夜もあり、気温が低めで雨風が強い時はホタルがそれほど見られません。悪天候時はガイドの判断で観賞を中止にすることがありますが、その場合のツアー代金は発生しません。
- 日没前後は蚊が多い時間帯です。なるべく肌を露出しない服装をお勧めします。
<ご予約方法>
お問合せフォームに以下の項目をご入力のうえ送信してください。内容を確認後、ミッキーのスケジュールが空いていたらご予約成立となります。
- ツアー参加日
- 参加者人数
- 代表者の携帯電話番号
- 参加者すべての性別、年齢
- お迎えの場所
- お送りの場所
- 夕食について(以下から回答)
1. 未定
2. ツアー前に○時まで△△で夕食
3. ツアー後に○時から△△を予約
◆西表島に泊まる方の特権
夜に開催するホタルツアーは西表島に宿泊される方のみ楽しめる季節限定コースです。
せっかくの春の西表島。夜風が心地よいこの季節に西表島の思い出を一つ増やしてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
衝撃が走りました!! 2025年2月8日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日はドキッとするタイトルのブログです。
(ツアーとはなんの関係もありません)
◆いきなりの衝撃
西表島で暮らしていると定期的に石垣島へ買い出しに行く必要があります。
肉、魚、野菜、乳製品、調味料、お酒、雑貨、などなど。
これらは西表島のスーパーでも購入できますが、離島は店頭に並ぶまでのコスト(送料)がかかるため、必然的に価格は高めになってしまします。
そして島内のスーパーは小規模なので品揃えにも限りがあるため、しゅうさんの場合は月に2回ほど石垣島へ買い出しに出かけます。
そんな暮らしぶりの中、衝撃のニュースが飛び込んできました!
◆悲しいお知らせ
2/27よりセルフ梱包へ
4/6 船積み受付終了
4/13 シャトルバスの運行を終了
サンエー
「セルフ梱包? 船積み終了? シャトルバス終了!?」
小さなビラに大きな衝撃の言葉がいくつも書かれており、しゅうさんの小さくてつぶらな瞳はキョロキョロと目まぐるしく動きました。
◆離島民に愛されるサンエー
石垣島には大型スーパーがいくつかありますが、その中でも沖縄本島に本社を置くサンエーが石垣島周辺の離島民に一番人気でしょう。
我が家にとっても、もはやインフラといっても過言ではない存在です。
サンエーが人気の理由は以下のとおりです。
- 石垣港から店舗まで無料のシャトルバスがある
- 購入した商品を無料で船に積んでくれる
- 衣料品や雑貨、おもちゃなども買える
- 銀行のATMがある
- なんといってもマクドナルドがある
サンエー好きなしゅうさんは、2014年にもその胸のうちをブログにしました。
実は現在、サンエー石垣店は建て替え工事の真っ最中で、リニューアルオープンに向けて4月中旬からおよそ二か月間の休業に入るそうです。
ビラに書かれていることも、お店としてはリニューアルオープンを機に「改善」ということなのでしょうね…。
それにしても困った、困った。
。。。o(゚^ ゚)ウーン
◆ありがとう! 無料シャトルバス
石垣港とサンエーを結ぶ無料シャトルバスはかなりありがたいサービスです。
歩くと30分はかかる道のりなので、夏や雨風の強い日はかなり過酷です。
路線バスは便数が少ないし、タクシーだと近距離なのでいい顔をされない事もしばしば…。
最近、竹富町の公用車が空いている時は町民がシェアできる仕組みもできましたが、台数に限りがあるためタイミングよく使えるかはわかりません。
◆ありがとう! 船積み
そして、何よりも一番ありがたいサービスは「船積み」です。
離島住民が石垣島へ買い出しに行く時は、基本的に「買いだめ」です。しゅうさん自身も買い物かご4つ分の買い物は当たり前です。
レジで精算を済ませると、購入した大量の商品は店員さんが箱に詰めて、配送専門の方によって各離島行きの指定した時刻のフェリーに載せてもらえるのです。しかも無料で!
どれだけ大量の買い物をしてもレジを通れば手ぶらで次の目的地に向かうことができ、本当にありがたいです。
もしもこのサービスがなくなると、レンタカーを借りて自分で港まで運んで船に載せなくてはなりません…。
◆サンエーに確認しました
ビラを手に途方に暮れてても仕方がないので、実際に今後どう変わるのか聞いてみたところ、以下の回答をいただきました。
●セルフ梱包について
これまではレジを通せばあとは店員さんと配送の方にすべてお任せ状態でしたが、2月27日からは購入した商品は自分で箱詰めして配送の方に託す。となるそうです。
箱詰めに慣れていない方には店員さんのサポートもあるそうで「箱選びやへの詰め方などは安心して相談してほしい」とおっしゃってました。
●船積みについて
しゅうさんが一番気になったのが「船積みは4/6(日)受付終了」という一文です。
船積みサービスが無くなったらもうサンエーに行くことも無いかな…と思ったからです。
その点については「6月中旬予定のリニューアルオープンのあと一段落したら船積みサービスは再開します」とのことでした。
めちゃくちゃホッとしました!
お店からフェリーに載せるまでお願いできるは本当に助かります。その為であればセルフ梱包なんていくらでもやりますよ!
◆サンエー休業中は?
サンエーの休業中はマックスバリュー、かねひでの利用になるでしょう。
どちらも船積みサービスがあるので不安はありませんが、石垣港からお店までの移動手段を考えなくてはならないので大変と感じる方が増えそうですね。
◆そしてもう一つ大きな問題が…
実はしゅうさんには悩みの種がもう一つあります。
それは何かというとマクドナルド問題です。
サンエーには日本最南端のマクドナルドがあります。
マックでランチを楽しみ石垣島へ出かける離島民も多いのではないでしょうか?
店内を見渡すとご近所さんに合うことも珍しくはありません。
そのマクドナルドがサンエーから撤退し、少し離れた場所に移転するのです。
「少し離れた場所」といっても車ではすぐですが、雨が降ったり暑い日は歩いて行く距離ではないかな…と弱気になっています。
◆不便も楽しんだもの勝ち!
とにかく無料シャトルバスが廃止されると確実に不便になりますが、それも含めて楽しむくらいの余裕がないと離島暮らしはやってられません(笑)
今回は何気ない島の日常のご紹介でしたが、ツアー中はこんな話もしながら山を歩いています。
特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは歩く時間が長いので、ガイドはいろんなことをお話しします。
皆さまもツアーにご参加の際は、ぜひ離島暮らしについていろいろ質問してみてくださいね!
遊べる!学べる!西表野生生物保護センター 2025年1月21日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は西表島の観光スポットとしてオススメの西表野生生物保護センターについて詳しくご紹介いたします。
◆西表野生生物保護センター
まずは西表野生生物保護センター(以下「保護センター」という)のホームページにアクセスしてみると、施設の概要が以下のように紹介されています。
“ 西表野生生物保護センター(IWCC)は、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として整備された施設です。
みなさんにイリオモテヤマネコをはじめとする西表島の自然について知ってもらい、島の野生生物や自然環境保全への理解や関心を深めていただきたいと思っています。”
しゅうさんも何度となく訪れましたが、イリオモテヤマネコのことはもちろん、西表島の豊かな自然をわかりやすく学ぶことができます。
しかも入館料は無料!
西表島では大自然の中でのアクティビティ体験のメニューはたくさんありますが、ここは島内でも数少ない学習施設の一つです。
特に小学生、中学生、もちろん高校生においても西表島で「学ぶ」ことができる場所ですので、ぜひ旅行のスケジュールに取り入れてほしいです。
見学に要する時間は標準で30分から60分くらいでしょうか。
生き物好きの方であれば、じっくり見て90分くらいはあっという間ですよ。
◆イリオモテヤマネコ検定に挑戦!
館内に入ると、まずは入館名簿に氏名などを記載します。
その際、係の方に「イリオモテヤマネコ検定がやりたいです!」と伝えてみましょう。
検定料は無料。
初級、中級、上級と三段階のレベルがありますが、まずは初級からチャレンジします。
問題用紙と鉛筆を受け取ったら検定スタート!
展示物を見学していると自然に答えが見つかるので、ただ漫然と館内を歩き回るよりも問題を読み、答えを探しながらのほうがより深くイリオモテヤマネコを理解できますよ。
全ての問題を解き終えたら係の方に答え合わせをしてもらい、全問正解なら認定証をゲットできます。
お時間のある方は続けて中級、上級を目指すこともできます。
◆レースじゃないよ、ドライブシュミレーション!
館内にはゲームセンターのマリオカートのようなドライブシュミレーションがあります。かなりシンプルですが(笑)
とはいえ、世界のHondaも協力したとのこと。
これはレースゲームではなく、西表島の道路でスピードを出しすぎるとイリオモテヤマネコをはじめとする野生生物にとって、どれほど危険かを教えてくれるものです。
「昼間モード」「夜間モード」とありますが、ぜひ両方とも体験してみてください。暗くて視界が狭くなる夜間モードではハラハラ度がアップしますよ。
少々コツがいりますが、無事故を目指してゆっくりドライブを心がけましょう。
◆ただしアクセスに難あり
2025年1月現在、西表島にタクシーはありません。公共の乗り物と言えば路線バスです。
路線バスで保護センターへ行くには「西表野生生物保護センター」というバス停で降りますが、そこから施設までは徒歩10分。しかも上り坂が続くので夏場はかなり厳しいです。
そしてバス停には屋根がないので雨の日はバスを待つのも一苦労です。
バスは1日4便しかないので、もしもバス旅をするなら綿密に計画を立てておかないととんでもないことになります。
実際問題、保護センターに行くのであればレンタカーが標準でしょう。
◆すべての生き物に優しい運転を
保護センターは車だと上原港から約40分、大原港から約20分の場所にあります。
上原港から行くと、道中、信号は一つもありません。「止まれ」の標識もありません。
そんな道を40分も走り続けることって、なかなか無いですよね。
また、西表島をドライブしていると本土では見かけない標識に気づくと思いますが、どれも人も野生動物も守るためのものです。
よく見ると両車線とも横断歩道のようなレンガ色のラインがありますね。
これは車がこの上を通過すると「ダダダダダ」と音が鳴り、近くにいるかもしれない野生動物に「こっち来たらあぶないよー」と知らせるためのゼブラゾーン(振音舗装)です。
けっこうな振動を感じるので減速効果もあると思います。
→ 沖縄奄美自然環境事務所より
イリオモテヤマネコが出没しがちなエリアには、ジャングルから道路への進入防止シートが張られています。
実際の目撃情報があった場所には注意をうながす移動式の看板が設置されています。
こちらもご覧ください。
イリオモテヤマネコに関する緊急連絡先が貼られた標識もあります。
万が一、イリオモテヤマネコの交通事故を引き起こしてしまった、あるいは事故の瞬間や負傷した個体を目撃した場合は、ぜひヤマネコ緊急ダイヤル(0980-85-5581)までご一報をお願いいたします。
また、保護センターではイリオモテヤマネコ以外の動物やめずらしい植物などの情報も受付けていますよ。
西表島は走っている車の数が少ないのでついスピードを上げがちですが、イリオモテヤマネコ、リュウキュウイノシシ、シロハラクイナなどが急に飛び出すことがよくあります。
特にスピードが出やすい長い下り坂も多いので、飛ばしすぎには注意しましょう。
◆目指せ!永遠の事故0件
2025年1月21日現在、イリオモテヤマネコの無事故継続日数は760日となっています。
この先1000、1500、2000、3000日…と事故のない日が永遠に続くことを願いつつ、しゅうさん自身も安全運転を心がけます。
西表野生生物保護センターはイリオモテヤマネコの保護を目的としてつくられた施設です。
そこをレンタカーで目指すのであれば安全運転でいかなきゃ、ですよね。
◆カヌー+由布島+西表野生生物保護センター!
ここでひとつ提案(宣伝)です!笑
当店のマングローブカヌー&由布島コースは
- お手軽カヌー
- 由布島水牛車観光
- 西表野生生物保護センター見学
これら3つの体験が一日で楽しめる内容です。
西表島ではたくさんのアクティビティツアーがありますが、保護センター見学も含まれたコースは多くはありません。
遊びながら学べるカヌーツアーにご興味のある方は、ぜひ一度あそびにきてくださいね!
あ、由布島についても詳しく紹介したブログがあります。ぜひご覧ください。






































































