西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 2025年春《滝つぼ開き》したよー♪ 2025年3月27日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

春休みに入り、西表島はたくさんの観光客が訪れて久しぶりの賑わいをみせています。

3月の八重山ではすでに海開きも終わり、ここ最近は特に気温の高い日が続いています。
観光で来られた方々にとっては「夏を先取り」といった感じですね。

◆春の知らせは滝つぼから♪

とはいえ、3月の西表島は暑い日は暑い、涼しい日は涼しい。いわゆる「三寒四温」がまだ残る季節です。たまたま25℃以上になる暑い日に来られた方は「夏を先取り」ですが、涼しい日は「夏はそこまで来てるような…」となるでしょう。

そして「3月の海はもう泳げるの?」と聞かれたら「泳げる方は泳げますよ」と、とても微妙な回答になってしまいます。しかし、ここ最近は「今日は滝つぼで泳ぎました!」とツアーから帰ったガイドの報告を受けるようになりました。

海より水温が低い滝つぼ遊びを楽しむ方が増えてきたのは、西表島のツアーショップならではの「春の知らせ」ですね。

滝つぼに入れる目安は気温が25℃近くまで上がり、晴れている。そしてトレッキングの直後で身体が熱くなっている時でしょう。

明後日からまた寒の戻りがありそうなので、それまで滝つぼ遊びに興味のある方はぜひチャレンジしてみましょう!

◆滝つぼ遊びの後は?

濡れた服は着たまま再びトレッキングとカヌーで帰路に着きますので、滝つぼから上がった後は乾いたタオルでしっかり身体を拭き、冷えないように乾いた上着をはおりましょう。

石垣島へお戻りの方は当店ベースでシャワーをご利用いただけるので、着替え一式とタオルを忘れずにお持ちくださいね。

 雨でがっかり!? 冬の西表島観光 2025年2月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

西表島は昨日も今日もおそらく明日も、雨が降ったりやんだりです。
観光客の方にとってはきっと残念に感じるでしょう…。

◆冬の沖縄って?

沖縄に関するガイドブックやSNS、アクティビティショップのホームページを見ると青い海や空の写真でいっぱいなので、どうしても「晴れ」や中には「常夏」のイメージで石垣島、西表島へ来られる方が多いでしょう。

しかし、現実は…

冬場は曇りや雨の日が多く、北寄りの強い風の影響によって気温20℃でも肌寒く感じます。
たまに晴れると蝶が舞うこともあってTシャツや短パンでもOKですが、そんな日は長続きしません。基本は曇りや雨です。

しゅうさんは温暖な気候の広島で育ったため、移住したての頃はこちらの冬の天気に驚きました。夏の台風にはもっと驚きましたが(笑)

晴れの多い地域で暮らしている方には冬の沖縄旅行での天気の悪さには戸惑い、気持ちも萎えるかもしれません。
せっかくの旅行なのにテンションも下がり気味…。
わざわざ天気の悪い中、外で遊ぼうとは思えないかもしれませんね(泣)

◆雨だけどカヌーできるの?

冬場は「明日は雨の予報だけどツアーできますか?」といったお問い合わせをよくいただきます。
答えは、お客様が疑問を抱く雨予報であっても、ツアーを開催するにあたり問題のないケースがほとんどです。

もちろんザーザー降りの大雨の日は安全に配慮して中止にすることもあります。しかし、小雨が降ったりやんだりのレベル、川が増水しないレベルの雨ならツアーは少雨決行いたします。

またピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの場合、雨の影響で滝の上へ行くのを止めた際は、その代わりに他のフィールドへご案内する内容に変更して一日ツアーとさせていただくことがあります。

このように多少の天気の悪さでもツアーの安全が保たれる状況であればツアーは開催することをご承知おきいただければと思います。

◆雨模様のカヌーツアー

本日、午後開催のカヌー体験コースに仲良しのお二人がお越しになりました。
雨が時おり降る予報だったので、無料レンタルの簡易カッパを着てのツアースタートです。

カヌーを漕ぎ出すと川を囲むように生い茂るマングローブが風を遮ってくれるのを感じます。

次第に風の音も小さくなり、それまで風でさざ波立っていた水面は鏡の様になります。

風に乗って降る小雨はマンローブの森が受け止めてくれるためさほど気になりません。

その頃には天気へのネガティブな感情はやわらぎ、雨も西表島の大自然の一部と感じられるようになるでしょう。

石垣港を昼前に出発し、ツアー終了後も石垣島へ戻ることができるライトなカヌー体験コースは冬場に人気が上昇します。
理由は天気が悪くても短時間なのでそれなりに楽しめそう!といった感じでしょうか。

◆暑くないから疲れない

夏場の午後から開催するツアーは気温も日差しも尋常ではなく熱中症の危険性も高まるため、こまめな水分補給と帽子の着用、日焼け止めで紫外線対策をバッチリする、などなど、とにかくライトな半日コースでもグングン体力を奪われます。

その反面、北風が吹いて気温も20℃を下回るとしゅうさん自身はとても寒く感じます。
しかし、汗をかくこともなく快適にお客様をガイドすることができるので、実はベストシーズンだったりします(笑)

冬の西表島にがっかり…と思う皆さん。強制はしませんが無理のない範囲でちょっとだけ雨に濡れちゃいましょう。
人の少ない季節なので、夏ではありえないほど静かなフィールドで非日常を体験できますよ。

「西表島、がっかりだったよー」とならないよう、風車スタッフ一同、張り切ってご案内いたしますね!

 いってきたよ!ユツンの滝ジャングルハイキング♪ 2025年2月16日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、久しぶりにユツンの滝へ出かけてきました。

実は、このユツンの滝は西表島の秋から冬にかけての影の人気スポット。
蒸し暑い夏には踏み入ることのできなかったジャングルの奥深くにある壮大な滝を目指す、秋冬限定のハイキングコースです。

ユツンの滝ジャングルハイキングコース

◆なぜ秋冬限定?

それはひとえに「ジャングルが涼しいから」です。

西表島は気温が30℃前後になるととにかく蒸し暑く、水分補給をしながらであってもハイキングは過酷そのものです。
しかし、秋冬であればジャングルの中も20℃前後の世界。とにかく心地よく歩くことが楽しめるのです。

一年を通してユツンの滝ツアーを開催しているショップもあるかもしれませんが、風車では熱中症を考慮し、11月から2月までの秋冬限定の開催としております。

◆ガイドの話は尽きません

ユツンの滝ツアーはとにかく歩きます! 休憩を含めて片道約2時間の山登りです!

とはいえ、怖がる必要はありません。
「ゼーゼー」「ハア、ハア」と息を切らせ、2時間ひたすら歩き続け…。
そんな内容ではありません(笑)

歩き、立ち止まり、ひと休み、また歩く。こんな感じで基本的にはのんびりペースです。

たまに修行もしたりして(笑)

珍しい植物や生き物がいたら足を止めてじっくり観察し、写真撮影。とにかく慌てないタイムスケジュールでツアーは進行されます。

ご案内する風車のガイドは自然が好きなのはもちろんですが、人も好きです。
西表島のよもやま話をしながら歩いていると、意外に早く滝へ到着しますよ。

◆ ((マル秘)) ここだけの話

ユツンの滝ジャングルハイキングコースは一人のガイドがご案内する最大人数を8名様までとしております。さらにガイドは1グループのみの対応です。
つまり言い換えると「個別対応」「貸切対応」「プライベートツアー」ということです。

本来であれば商業ツアーということもあって複数組のお客様を募りたい気持ちもあります。
しかし、ツアー参加者の年齢、性別、体力、これまで経験などにより、歩くスピートが皆さんそれぞれ違います。

片道約2時間のハイキングをすべてのお客様に楽しんでいただくためには、どうしても知った顔同士だけで歩いたほうがメンバーのストレスが少ないのです。

そういえばホームページでは個別対応について詳しく触れていませんでした。もっと「プライベートツアーですよ♪」とアピールしたほうがいいですかね(笑)

◆ユツンの滝ってどんな滝?

まず知っていただきたいのが、ユツンの滝は水量が豊富ではありません。

壮大な三段構えの形状なので、ある程度の雨が降った直後は非常に見応えがありますが、当店では川が増水気味であれば雨が降っていなくても安全面を考慮しツアーは中止にすることがあります。

そして、ユツンの滝はピナイサーラの滝と同じように下から滝を見上げるだけでなく、滝上まで登ることができます。
その際のルートは一気に険しくなりますが、ピナイサーラの滝よりも標高が高いので素晴らしい絶景を眺めることができます。

ユツンの滝の上で久しぶりに頂いた沖縄そばは格別でした♪

お腹も心も満たしたら、細心の注意を払いながら滝の下へ降ります。

注意点として、ユツンの滝上に行くルートは勾配が急なだけでなく、ぬかるんだ泥道のため、天候やお客様の体力などをガイドが総合的に判断し、行かない場合もあります。
あらかじめご了承くださいね。

◆どんな服装がいいの?

秋冬限定のコースなので、気温が20℃前後であることを前提に服装をご紹介します。

まず、ハイキング中はそれほど寒さを感じることはありません。
しゅうさんなら夏服(薄手の長そでシャツ、スパッツに短パン)の上に、身体が温まるまで上着(カッパの上だけ)を着て歩きます。30分くらいすると身体がポカポカしてくるので、上着を脱いで完全に夏服スタイルになります。

そして滝に到着すると見晴らしが良いため風が強く当たり、休憩中は身体がすぐに冷えてしまいます。そうなったらまた上着を着ます。

ツアー中は脱いだり着たり、その繰り返しです。寒がりな方はもう一枚着たり予備で持ち歩けば充分ではないでしょうか。

シューズは当店が用意するフェルト底のレンタルシューズをご利用ください。川沿いの滑りやすい岩場を歩くにはかなり有効です。

ただし往復で4時間近く歩くので、可能なら旅行前にご自身でフェルト底のシューズを購入し、履きなれたうえでツアーに参加されることをお勧めします。

ちなみにツアー中は川を何度か渡渉するのでひざ下は濡れます。
足の冷えに弱い方は、ネオプレーン素材のソックス、もしくはゴアテックス素材のソックスをご用意するのもよいですが、ほとんどの参加者は当店のレンタルシューズを靴下なしで利用されています。

◆ユツンの滝まとめ

ユツンの滝へはカヌーを使わず、ハイキングだけで川を遡っていきます。

もしもカヌーとトレッキングのどちらも楽しみたいのであれば、やはりピナイサーラの滝を目指すツアーをおすすめしますが、ピナイサーラの滝は体験済みで山登りが好きな方にとってはNext stageとしてユツンの滝は魅力的なフィールドかなと思います。

観光スポットとして今はまだマイナーなユツンの滝ですが、秋冬の閑散期、つまり人口密度の低さはモンゴル、オーストラリア並みかもしれません。

とても静かなフィールドを貸し切り状態でガイドと一緒に楽しめる隠れ場的な滝です。
風車スタッフ一同、皆さんと亜熱帯ジャングルハイキングができるのを楽しみにしています!

ユツンの滝ジャングルハイキングコース

 1月ですがTシャツでした 2025年1月28日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日の1月24日、西表島の最高気温は23.8℃。
北風が強く寒い日が続きましたが、たまに春の陽気に包まれる日もあるのです。

同じ日、北海道の朱鞠内では極寒の-15.2℃を記録。
(((>_<))) ブルブル

寒さに弱いしゅうさんにとって、真冬の一月に八重山で暮らせることは超ラッキーです!

→ <気象庁>全国観測値ランキング

◆春の陽気のなかピナイサーラの滝へ

この日は風もなく上原航路も通常運航。
最高の観光日和にカヌーツアーへお越しいただいたのは、大学時代からのご友人というお二人でした。

まずはTシャツでレッツゴー!

暑くもなく、寒くもなく。
1月としてはかなり珍しいコンディションの中、ほとんど人のいないフィールドでマングローブカヌーを満喫できました。

カヌーを降りてトレッキングでピナイサーラの滝つぼに到着する頃には、ちょっと汗ばむくらいに(汗)
なんども言いたくなりますが「1月」です。

ただし、滝つぼに到着すると冷たい風に乗って飛んでくる滝の水しぶきが身体に当たるので、5分ほど経つと少しずつ身体が冷えてきます。
そんな時は冷え切る前に上着を着れば快適に休憩できます。

この日は滝つぼの主 “オオウナギ” に会えました。一緒に泳ぎたいところですが、さすがにそれは厳しいかな(苦笑)

バラ科のシャリンバイも咲いていました。
本土では初夏に咲くようですが、春の陽気に誘われたのか、この日に限っては西表島は初夏でしたね。

風車お手製のムーチーで当分補給して、ピナイサーラの滝に別れを告げました。

◆冬だけど温かい日のツアーの服装は?

気温が20℃を超えて日差しがあると夏服でのツアー参加も可能ですが、天候が急変すると強い北風や小雨が降るので、レインコートやウインドウブレーカーなどの上着はあったほうがいいです。

そして、晴れた日でも滝の上や滝つぼでの休憩中は火照った身体が急速にクールダウンされるので寒く感じるでしょう。

体感温度には個人差がありますが、最高気温の予想が18℃以下なら防寒着をご用意されることをお勧めします。

ちなみに冬のしゅうさんは薄手の長そでにレインコートの重ね着でツアーへ出かけますよ。

 1月の西表島、冬の楽しみを見つけよう! 2025年1月6日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

年明け一番の楽しみである箱根駅伝が終わり、あっという間に正月休み、冬休みも過ぎ去りましたね。

ここ西表島は本格的な閑散期に突入し、観光地でありながら島はシーンとしています。
次の賑わいは2月のやまねこマラソン大会でしょうか。

◆暇なのでいろいろ考えてみた

カヌーツアー業者にとって1月は一年で一番と言っていいくらい暇な時期ですが、ガイドにとってはしたい事ができる時期でもあります。

ツアーの予約が入っていない日は臨時休業にすることも多く、そんな日は夏には忙しくて気に留めることのなかった事象に目がいきがちです。

冬至が過ぎ、一日一日と日が長くなっているのを感じたしゅうさんは、暇なので西表島の日の入りについて調べてみました。

  6日 18:11
  7日 18:12
  8日 18:13
  9日 18:13
 10日 18:14
 11日 18:15

1日当たり約1分ですが、日が沈む時間は確実に遅くなっています。

◆冬のお楽しみ

最近はお客様が少ないのでツアー後の片付けもすぐ終わり、空いた時間に自転車トレーニングをしています。実際にはダイエットといったほうが正確ですが(苦笑)

1時間で約15㎞くらい自転車を漕ぐのですが、箱根駅伝のランナーよりも遅いスピードです(汗)

写真は浦内橋からの撮影ですが、この日は風もなく、鏡のような水面に西表島の空がきれいに映っていましたよ。

冬の西表島に宿泊する方は、夕食までのひと時をレンタサイクルで走り回るのも楽しいですよ。
何せこの時期は気温が20℃前後なので、Tシャツ&短パンでサイクリングしても快適なのです。

1時間くらい動いたあとのビールは最高です!
ダイエット成功への道のりは長いですが…

◆一方、日の出は?

日の入りが遅くなる一方、日の出はどうでしょうか?

  6日 7:29
  7日 7:29
  8日 7:30
  9日 7:30
 10日 7:30
 11日 7:30

こちらは3日あたり約1分、遅くなってますね。
観光客の方にはよく驚かれますが、1月の西表島は朝が来るのがとても遅いのです。

◆夜明けまで何する?

朝の遅い西表島。ならば明るくなるのを寝て待つ?
いやいや、それではもったいない!

曇りや雨の多い冬の沖縄ですが、それでもたまには晴れて、早朝に満天の星空を眺めることができますよ。

写真は昨日の朝6時半。
出勤のため自宅を出た際に見えた満点の星空です。

★北斗七星

★さそり座

★火星とふたご座

朝食前にストレッチをしながら、夜明け前の星空観察は最高ですよ☆彡
朝に夕に、冬ならではの楽しみが増える西表島です。

 真冬の12月、滝つぼ勇者あらわる!! 2024年12月18日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

現在、12月18日の午後6時。
昨夜から気温が少しずつ下がってきて外の気温は15.4℃です。

◆ま、まさかの… ((゚Д゚ll))ガタガタ

本土と同じように先週から肌寒い日が続いている西表島ですが、そんな中、本日お越しのお客様は超元気!ノリノリでした♪

そ・し・て…
ま、まさかの滝つぼダイブ!!

11月9日のブログで「なんと11月なのに滝つぼで泳ぐゲストが!」と書きましたが、さすがの西表島とはいえ12月は真冬の寒さ。
今日、ウエットスーツなしで滝つぼ遊びを楽しんだ方は日本に何人いたのでしょうか…

本日のMVPは文句なしにこちらのお二人!

真の滝つぼ勇者認定です!
(゚∀゚ノノ”☆ パチパチパチ

◆真冬の滝つぼに入ると決めたら準備すること

当店のガイドは滝つぼ遊びを強要しません。
まずはゲストご自身が「滝つぼに入ってみたい、泳いでみたい」という意思が必要です。冬場は特に強い意志が必要です。

そして、滝つぼに入ると決めたら必ずライフジャケットを着てください。そこは強要させていただきます。

滝つぼから上がった後の準備も必要です。
冷えた身体を拭くためのタオルと保温のための上着(ウインドウブレーカーなど)を、あらかじめリュックから出しておいてください。

◆真冬の滝つぼ勇者になるには…
  1. まずは滝つぼに足をつけ、水の冷たさを脳で理解します。
  2. いける!と思ったら、ゆっくり腰まで入ります。
  3. まだまだいける!と思ったら、首まで浸かってみます。とにかくゆっくりゆっくり、無理は禁物です。
  4. 冷たい水に慣れることができたら両手を伸ばして一かき泳いでみます。気持ちいい!と感じた瞬間を忘れることはないでしょう。
  5. 決して無理をせず、身体の芯まで冷える前に滝つぼから上がります。
  6. ササッと身体を拭いて上着を着ましょう。

ここまで完璧にこなせた方は滝つぼ勇者認定です!

滝つぼ周辺に着替える場所はないので、ある程度タオルで身体を拭いたら濡れたまま帰ります。

風車のベースに到着したら温水シャワーがありますので、下着を含む着替え一式を忘れずにお持ちくださいね。
ツアー後は西表島に宿泊される方はシャワーを浴びずに直接ホテルへお送りすることも可能です。

◆しゅうさんの限界は12月8日

その昔、スタッフがいない頃のしゅうさんは毎日のようにツアーへ出ていました…20年くらい前?

そして「いつまで滝つぼで泳げるかチャレンジ」を独りでしていました。
ピナイサーラの滝に行ったら必ず泳ぐ。お客様が泳がなくてもしゅうさんは泳ぐ。

そんな決意で実験(?)を続けていましたが、ある年の12月8日、滝つぼで泳いだ後に大風邪をひいて己の限界を知ることができました(苦笑)

11月中旬からすでに「厳しいな…」と感じていましたが、やはり厳しいと感じていた頃から無理してたんだな…と思います(反省)

◆真冬でも泳ぎたくなる日があります

全国的に冬型の天気になると、西表島や石垣島でも曇り空で北風の強い日が続きます。しかし、12月でも春のような暖かい日がたまにあります。

昨日がまさにそんな日でした。晴れて気温が23℃を超えると体感温度は25℃以上に感じます。

もしそんな日にたまたまツアーに参加していたら、その時の気分で滝つぼ遊びを楽しむのもアリかもしれませんね。

 海は荒れても心配ご無用!マングローブカヌー♪ 2024年12月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、石垣島からカヌーツアーの参加を検討されているお客様から「上原行きの船が出なくてもカヌーはできますか?」というお問合せをいただきました。

答えはYES!

そこで本日はタイトルにもあるように、海は荒れていてもマングローブカヌーは心配無用なワケについてお話いたします。

◆秋冬の上原航路はほぼ欠航

例年10月から3月頃まで、石垣島の石垣港と西表島の北に位置する上原港を結ぶ上原航路は頻繁に欠航します。理由は天候によるものですが、それは雨ではなく強い北風による波浪です。

そして今日も晴れてはいるけど北よりの風の影響で上原港航路は欠航。
上原港もシーンとしています。

◆上原航路が欠航した日のアクセス方法

上原航路が欠航した日に石垣島からツアーに参加される方のアクセス方法は以下のとおりです。

1. 石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と告げて 大原港行きの乗船券上原港行きのバス券 を購入する。

2. 大原港行きの船に乗る。

3. 大原港から船会社の臨時バスで上原港へ移動する。

*注意1
大原港には路線バスや観光バスが多く停車していますが、石垣港で購入したバス券を使って船会社の臨時バスをご利用ください。

*注意2
船会社の臨時バスは大型バスや小型のマイクロバスなど、日時によって変わります。船員の指示に従ったり車体に記されている会社名をご確認ください。

4. 上原港に到着したら当店スタッフがお迎えします。

ちなみに船会社の臨時バスに乗車するには、必ず、石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と伝え、大原港行きの乗船券と上原港行きのバス券を購入する必要があります。
大原港に到着してからバス券のみの購入はできません。販売所もありません。

上原航路が欠航した日に当店のツアーへ参加する場合は、アクセス方法「1.」を必ず守って上原港までお越しください。

◆北風の影響を受けにくいフィールド

上原港航路が欠航するくらい北風の強い日でも、マングローブカヌーの出発地点のマーレー川、そして上流にピナイサーラの滝のあるヒナイ川は北風の影響を受けるエリアが約100メートルととても短いのが特徴です。

そのエリアさえ漕ぐことができれば、あとはマングローブの森が風をさえぎってくれるのでのんびりとカヌーを楽しむことができます。

石垣島からの移動は大変かもしれませんが、この時期は訪れる人があまりにも少ないのでホント、おすすめですよ!

 雨でも安全にツアーを楽しもう! 2024年12月9日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいま12月9日の午前10半。外は風速5メートルの北風が吹いて気温は約20℃です。
20℃あるとはいえ、スーパーの駐車場で近所の人と立ち話でもしようものなら、15分ほどで体が冷えて「冬がきたなー!」と実感します。

◆典型的な西表島の雨とは?

冬の西表島は雨の多い季節です。
雨の日が続くと気持ちが滅入りそうになりますが、雨といってもいろんな雨がありますよね。

ザーザー、しとしと、ポツポツ、ぱらぱら…

冬の西表島では、北風に乗った弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。
音だけ聞けば「ザーザー」ですが、その正体は強い北風で、実際の雨は「ぱらぱら」タイプといったところでしょうか。

◆雨の日のツアー

断続的に強い雨が降る日は「大雨注意報」または「大雨警報」が発令され、ツアーは中止せざるを得ません。

しかし弱い雨が降ったりやんだりするくらいなら、カヌー体験に関しては問題なく楽しむことができます。
ちなみにカヌーを漕ぎながらマングローブが観察できるポイントは海に近い中流域から下流域なので、川の流れはほとんどありません。

※ここからの写真は天候に不安がない日の様子です

雨の日に心配なのはカヌー体験の後のトレッキングです。特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは川の上流域を目指して山歩きをします。

ピナイサーラの滝の上へ登り詰めたあと、絶景が見渡せるポイントへ移動するには浅い川を渡渉する必要があります。

しかし、降雨によって増水した川は近寄ること自体が非常に危険です。なにせ、流されてしまった場合、その先に待ち受けるのは落差55mのピナイサーラの滝です。

以下の写真のように足元の水量がこれ位の日は素晴らしい景色を眺めることができますが、増水時は立っていられないほどの本格的な川となります。想像しただけでも身震いしますよね。

◆安全に対する取り組み

前日や夜半から雨が降ったりやんだりが続く日の朝、ガイドは出勤前の早朝に必ず滝の状況をチェックしに行き、出勤後の朝のミーティングでスタッフと情報共有をします。

そして朝の時点での滝の状況や天気予報を把握したうえで、ツアー中に予想される事象をツアー開始前にゲストへ説明します。

例として
「これから強い雨が降る可能性があるので、場合によってはツアー内容を変更するかもしれません」
「これから天気が回復していく予報だけど、これまで降った雨のせいで山道はぬかるんでいるので気をつけていきましょう」
などです。

◆滝の上に行く最終チェック

事前に状況を説明したうえでツアーを開始しますが、カヌーの後半でピナイサーラの滝が見えるポイントまで来ると、ガイドはここで最終チェックをします。

「出勤前にチェックした時に比べて水量は増えてないか?」
「今後、強い雨が降りそうにないか?」

総合的に判断して無理がなさそうなら予定どおりカヌーから降りて滝の上へ向かいますが、状況によってはガイドの判断で滝の上へ行くのは中止にして滝つぼへのトレッキングに変更します。

ピナイサーラの滝つぼへ向かうルートは川から離れたエリアを歩くので、ある程度の雨なら問題ありません。
川が増水しない程度なら、雨の日でも楽しめるのがピナイサーラの滝コースの良いところです。

◆ピナイサーラの滝の上に行けなかった場合

そんな時でもご安心ください。代替えプランを用意しております。

滝の上に行くのをやめて滝つぼへのトレッキングに変更した場合は、午後から別のポイントへご案内いたします。それがクーラの滝です。

クーラの滝までは約20分の山道を歩きます。
この山道も川から離れたエリアにあるので、雨の日でも安心してトレッキングを楽しめます。
ピナイサーラの滝上から望む絶景はまた次回にお願いしますね。

その代わり、普段は見られない増水気味のピナイサーラの滝。

そしてクーラの滝。

とても迫力があり見ごたえ抜群ですよ。

ちなみにカッパをお持ちでない方には無料でお貸ししますが、それでも雨が降ったり滝からの水しぶきを浴びれば全身が濡れてしまいます。

下着を含む着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください。
風車のベースには無料のシャワー室、更衣室があるので、ツアー終了後はさっぱりしてお帰りくださいね。

 大人の冬♪ マングローブカヌー&由布島コース 2024年11月22日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ここ西表島も観光のハイシーズンが過ぎ、落ち着いた毎日となっています。
しゅうさん自身も夏にはできなかった事務仕事や石垣島での用足しなど、粛々と行ってますよ。

さて、本日は静かな冬場に人気のマングローブカヌー&由布島コースについて、その魅力をお伝えしたいと思います。

◆閑散期の家族旅行

7月、8月の家族旅行といえば、ちびっ子が主役の “マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコース” が一番人気でしたが、11月に入って閑散期ともなると、フィールドでは小学生や中学生の姿はほとんど見かけません。きっと学校で勉強にスポーツに励んでいることでしょうね。

ところが、お子さま連れの家族旅行がめっきり減った閑散期に「もう一つの家族旅行」においては “マングローブカヌー&由布島コース” が人気のようです。

「もう一つの家族旅行」とは?

答えは子が親と一緒にする旅行。子と言っても40~50代、親御さまは60代後半~70代の大人の家族旅行です。

◆親を思う子の心

40代、50代の方がご自身の親と一緒にアクティビティツアーを検討する際は、

  • カヌーなんて漕げるかな?
  • いっぱい歩くの?
  • どんな所を歩くのかな?
  • うちの親にはキツイかな?
  • 最後まで無事にいいけるかな?

といった不安、疑問を抱かれることでしょう。ご自身も初めての経験であれば尚更ですよね。
すでに当ホームページで詳細を載せておりますが、あらためてお伝えさせていただきます。

“マングローブカヌー&由布島コース” では、特別な技術を必要とするカヌーやハードなトレッキング(山登り)はありません。

カヌーはピナイサーラの滝を眺めることができるポイントまでのんびり往復します。

歩きに関しては、いわゆる「トレッキング」はありませんが、駐車場からカヌー乗り場までは10分ほど歩いて移動します。

そして、カヌーの折り返し地点では休憩ポイントに上陸して手足を伸ばし、ついでにサキシマスオウノキも見学します。

時間にして約10分。こちらも散歩程度の運動量です。

下は4歳から、上は75歳まで。
幅広い年齢層にご参加いただけるコースなので、とにかく無理のないツアー内容が特徴です。

◆閑散期のメリット

11月から春休み前まで続く閑散期のメリットは、なんといっても暑くないことです。

当店のツアーは年中開催していますが、真夏だと屋外にいるだけで日差しが強く、そして暑さに参ってしまいます。
しかし、今の時期は屋外活動をするにはちょうど良い涼しさなので、あまり疲れることなくアクティビティが楽しめます。

ちなみに、閑散期のしゅうさんは真夏に比べて摂取するドリンクの量が1/3くらいに減るので、とても燃費がよくなります。まぁ、どうでもいい話ですけどね(笑)

◆時間管理をしなくていい

カヌー、由布島、西表野生生物保護センター。
この3つがセットになった “マングローブカヌー&由布島コース” は内容が盛りだくさんなだけあって、スケジュール管理が問われるコースです。

特に多くのゲストは石垣島から日帰り観光で来られるので、そこにはフェリーの時刻管理も含まれます。

しかし心配ご無用!

石垣島から来られる方は船に乗って西表島の上原港、上原行きが欠航した日は大原港経由で上原港までお越しいただくだけでOKです。
西表島にいる方は約束の時間に宿泊先へお迎えに上がります。

風車のスタッフと合流してから帰りの船が出る大原港または宿泊先まで、すべて当方でご案内させていただきます。
ゲストの皆さまはツアーを楽しむことだけを考えて、来た時よりも西表島を知ってお帰りくださいね。

  • フェリーの発着時刻
  • 風車から水牛車乗り場までの移動
  • 由布島へ渡る水牛車の発着時刻
  • 由布島から西表野生生物保護センターまでの移動
  • 西表野生生物保護センターから大原港または宿泊先への移動

これらをガイドは頭に入れて、効率の良いタイムスケジュールに配慮しながらツアーを進行しています。

時間を気にすることなく西表島の観光を楽しむことができるのも “マングローブカヌー&由布島コース” のメリットです。

◆ご両親とツアーに参加される方へ

60代後半から70代のご両親、特にお母さんのカヌー体験が心配な場合は当店までご相談ください。
早めのご予約であればガイドと一緒に乗ることも可能です。びっくりするくらい楽ですよ!

大人になっても家族仲良く一つのことを楽しめる。
そんな素敵なご家族にお会いできるのを風車スタッフ一同、心待ちにしております。

→ ツアーに関するお問合せはこちら

 『わくわくランチ』をピナイサーラの滝上で♪ 2024年11月19日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

台風24号の影響がおさまったかなと思いきや、今度は冬型の天気にガラッと変わりました。

現在、11月19日の午前10時ですが、冷たく強い北風の影響で気温は23.6℃。11月後半に入り、やっとクーラーをつけずに過ごせるようになりました。

とはいえ湿度は80%台もあり、部屋はジメジメしています。エアコンを除湿モードで運転しないと部屋にカビが生えそうです。

◆寒い日に温まるお話

スカッ!と晴れる日が少なくなってきた西表島ですがツアーは毎日開催しています。
これからの季節、冷たい北風の吹く中ツアーへ出かけることも多くなりますが、そんな日に嬉しいのが温かいランチ。

そこで本日はピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの絶景ポイントで提供している『わくわくランチ』についてご紹介いたします!

◆行けば行くほど味わい深い場所

ピナイサーラの滝上に行くにはカヌーを50分ほど漕いだあと、山登りも約50分あります。

ひたすら登った先にある滝の上で見られる絶景は、数えきれないほどそこを訪れたガイドにとっても飽きることはありません。

晴れた日もあれば雨や曇りの日もあります。
雨上がりで水量の多い日もあれば、夏場には渇水気味になって水量が寂しい時もあります。

とにかく一日として同じ状況の日はなく、行けば行くほど違う姿を見せてくれる。
そんな奥深い経験をさせてくれるのがピナイサーラの滝の魅力なのです。

◆ガイドお手製『わくわくランチ』

ピナイサーラの滝の上でガイドは当店自慢のわくわくランチ『沖縄そば』を調理します。

ガイドは最大7名のゲストをご案内しているので、ガイド本人を含めて8名分の沖縄そばを準備することもあります。

家庭でも8人分のソバを作ることはなかなかないですよね。

自宅のキッチンではなく、ここはジャングル。
まさにアウトドアクッキングでガイドが手際よくお昼の準備をするシーンもツアー中の見どころですよ。お楽しみに!

ゲストによるお手伝いも大歓迎です!
ガイドとともにアウトドアクッキングを楽しみたい方は気軽に申し出てくださいね。

滝上からの絶景を眺めながら、出来立てアツアツの沖縄そばがいただけるのはピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースだけです。

八重山旅行のハイライト、素敵な思い出になること間違いなしですよ。

◆小ネタを一つ

風車ではツアー中に必要な荷物に忘れ物がないかダブルチェックをしています。

基本的に早朝6時にはしゅうさんが荷物を一通り揃え、担当ガイドは出社後にその荷物をチェックしながらリュックにパッキングしていきます。

滝の上に到着してから「あれ?お箸がない!」「しまった!ライター忘れた!」なんてことが起きないための対策です。

ランチの後は食材が無くなりリュックが一気に軽くなります。そしてガイドはここから更に元気になります!
島暮らしの小話がふんだんに出てくると思いますので、話に耳を傾けながらゆっくり下山しましょう。

ここ最近は年末年始のご予約もいただくようになりました。この時期は家族旅行が多いため、ツアーも満席になる日が多いです。

冬休みシーズンを西表島で過ごす計画のある方は、早めのご予約をお勧めいたします。
また、風車のツアーに関するお問合せは こちら からお願いいたします。

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