西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 しゅうさん帰省できず!原因は台風26号 2025年11月11日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

フィリピンを横断した台風26号は進路を北よりに変え、今度は台湾を横断した後に八重山に接近する予報になっています。つまり石垣島、西表島の周りをぐるっと一周する感じです。

◆まさかの西表島脱出不可能!

そんな台風を尻目に、しゅうさんは今日から一週間、実家のある広島に帰省する予定でした。

昨日はフェリーの最終便が時化(しけ)のため欠航しましたが、八重山観光フェリーの公式サイトでは「11月11日(今日)は西表島上原・鳩間島航路は海上シケのため欠航、その他航路は通常運航予定」と案内されていました。

そうであれば予定通り大原港8:30発のフェリーで石垣島に渡り、その後はバスで石垣空港へ移動。那覇空港経由で広島へ向かうスケジュールで、本日朝7時過ぎに自宅を出ました。

し、しかし!
想定以上に海が荒れたのか、石垣港から大原港へ向かっていたフェリーが、これ以上は進めないとのことで石垣港へ引き返してしまいました。しゅうさんが乗る予定だった船が…

それを知ったのは大原港に到着してから。
土砂降りの中、スーツケースを転がし大原港ターミナルに入ろうとすると、観光客の方が「船、出ないそうですよ」と教えてくれました。

しゅうさんもしゅうさんの奥さんも「ぽかーん」状態。
空いた口がふさがらず、口の中に雨が入ってきました(泣)

◆問題はここから

石垣島へ買い出しに行くくらいなら「また来週でいっか」とあきらめも早いのですが、

「飛行機は?その前に実家に電話!」
「そういえば旅行も行くって…まさか明日?」
「そもそもほんまに船出んの?」
「通常運航じゃないん!?」

などなど、将棋の藤井聡太さんにも勝てるのでは?と錯覚するほど次の一手が頭を駆け巡りました。

とりあえず船会社の窓口へ。

しゅうさん 「ほんとに欠航ですか?」
窓口 「ゴメンね」

5秒で終了。

次に実家へ電話。

しゅうさん 「船が出ん、帰れんわ」
母親 「ほーなん、わかった」

5秒で終了。

ここまで約30秒。

問題はここからです。
キャンペーンで買ったANAのチケット。当日キャンセルになるので「もうドブに捨てるしかないか…」と諦めモードでANAに電話をしてみました。

しゅうさん 「すみません、フェリーが欠航して飛行機に乗れなくなりました。やっぱりアウトですか?」

ANA 「フェリーの欠航証明はとれますか?そのフェリーの乗船予約の記録は提示できますか?」

しゅうさん 「欠航証明はとれますが、乗船券は離島割引カードを使って当日買うので予約はしないんです。」

ANA 「それなら欠航証明と離島割引カードの画像を提出してください。それにより無料で振り替え、もしくは全額払い戻しができます。」

しゅうさん 「あ、ありがとうございます!助かりました!」

というわけで、オペレーターの方に20分ほど手続きしてもらったお陰で、フェリーが運航再開したら振り替えてもらった飛行機で広島へ帰れることになりました。

◆台風シーズンに西表島に宿泊する場合の心構え

ここで皆さまに今回の件での重要ポイントをフィードバックします。

★台風接近時は要注意

台風接近時に西表島に宿泊する場合、チェックアウトの日にフライトがあるのであれば確実にフェリーが運航するのを確認したいところですが、それはできません。

なぜなら、八重山観光フェリーでは公式サイトで「明日は通常運航予定」と発表しながら、当日になっていきなり全便欠航に切り替わりました。
おそらく本日、多くの人が予期せぬ足止めを食らって西表島から出られなくなったと思います。
昨日のうちに今日の欠航の可能性を伝えていたら、その時点で西表島から石垣島へ渡ることができたはずです。

台風接近時、海況を予測するのはとても難しいので、最悪の事態を想像しながら早めに対処しましょう。

★乗船予約をしておきましょう

いざ船が欠航して飛行機に乗れなくなっても、欠航証明書と乗船予約の記録があれば航空会社に簡単に説明できます。
しかし乗船予約をしていないと、欠航した船に本当に乗る予定だったのかの状況説明が大変だと思います。

しゅうさんの場合は西表島の住民ということで、島から出られない状況を簡単に説明することができました。

船会社が安全な運航をしてくれることは本当にありがたいことです。
しかし、今回のように「通常運航」がいきなり「全便欠航」になった事に関しては、今後、風車のツアーに参加されるゲストの皆さんのためにもよく覚えておきたいです。

◆明日はどうなることやら…

急に時間ができてしまったしゅうさんは、今日の出来事を残すためすごい勢いでキーボードを叩いてます。

大原港から自宅に戻る道中、あれやこれや奥さんと議論を交わすうち、あっという間にいつものピナイサーラの滝が見えてきました。

昨夜から今朝にかけて降り続いた大雨で滝は大増水の大迫力。
そんな時だけ現れる幻の滝も、ピナイサーラの滝の両サイドにしっかり登場していました。

いま八重山観光フェリーのホームページを確認すると、明日の大原航路は「1便目(条件付き)運航、以降未定」となってます。

「(条件付き)」とは、今日のように「出航するけど予想より海が荒れてたら石垣港に戻ります」という意味です。

さて、明日しゅうさんは無事に西表島を脱出できるのか!?
乞うご期待です (-⊡ω⊡;)

 いつまで続く?『飲料禁止』 2025年11月10日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

10月の後半、西表島では長雨に悩まされ続けました。
それ以前は連日30℃超えの快適な夏日でしたが、一転しての長雨。
秋モードというより雨季モードに…。

◆結果、大増水に!

特に10月21日と22日は記録的な豪雨となりました。

→ 気象庁 2025年10月 西表島気象データ

24時間以上も降り続いた強い雨によって川が大増水したため、 カヌー置き場のカヌーが流されないように避難作業へ向かいました。

カヌー置き場へ続く普段の木道の様子です。

そしてこちらが避難作業へ向かう際の様子です。
大潮の満潮と重なる時間帯だったこともあり、腰のあたりまで水量が増えていました。
一応、木道を歩いています(汗)

しゅうさんもカヌー組合のガイド仲間と安全を確保しながら避難作業をしました。

◆水道水(生水)の飲料禁止!

こんな状況だったのでツアーは中止の日が続きました。
そして、この時の長雨の影響でしゅうさんの暮らす西表島の上原地区では水道水に濁りが生じてしまいました。

水質検査をしたところ、わずかですがクリプトスポリジウムという原虫が検出されました。
身体に入ると下痢、腹痛、倦怠感、食欲低下、吐気、発熱を発症することがあるそうです。

出典:国立健康危機管理研究機構
クリプトスポリジウム

塩素での消毒が効かないということで、現在、上原地区では水道水をそのまま飲むことを禁止。水は1日あたり1人3リットルの配給制になっています。

ちなみに生活用水としての使用は問題なく、飲料水として使いたい場合は1分以上の煮沸消毒をすればクリプトスポリジウムは死滅するそうです。

ただし水道水をいちいち煮沸するのは大変なので、しゅうさんの奥さんは毎日水をもらいに行ってますよ。

◆台風26号も発生

西表島は台風26号の影響で週明けから雨マークになっています。波も高くなる予報です。
11月に台風の心配をするなんて…。

  • 天気予報
  • 台風情報
  • フェリーの運航状況

これらをしっかりチェックしながらツアー開催の有無を判断していきたいと思います。

激しい雨が降ると、きっとまた水道水は濁るかもしれません。
何も気にせず蛇口をひねることができる日はいつになるのでしょうか…トホホ

 気になる台風26号…そして滝あそび♪ 2025年11月7日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

11月に入り西表島もめっきり涼しくなりました。
ただいまの時刻は午後4時、気温26.5℃。
窓を開けて扇風機を回すととても快適で、日中はエアコンなしでも過ごせるようになりました。

ちなみに北海道の礼文島はなんと0.1℃!
西表島との温度差は26.4℃…日本広しですね。

◆これからの滝つぼあそび

涼しくなった西表島ではアクティビティを爽やかに楽しめる季節に入りましたが、それでもピナイサーラの滝つぼへ向かうトレッキングは身体が熱くなり、じんわり汗もかきます。

その勢いのまま、昨日のゲストは滝つぼあそびを満喫されました!
おそらく日本で今日、滝つぼで泳いだ人は100人もいないのではないでしょうか?(笑)

当店のツアーで滝つぼで泳ぐのは「任意」です。
ピナイサーラの滝を訪れた記念に滝つぼで泳ぐのはよい思い出になりますが、これからの季節、水は冷たいのであまり無理はしないでくださいね。

滝つぼから上がった後も身体はどんどん冷えていくので、乾いたタオルで水気をしっかり拭き取りましょう。

風車のベースへ戻ると温水でシャワーが利用できます。お着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください!

◆台風26号に要注意!

夏気分で滝つぼあそびを楽しんでいる間に、台風26号がフィリピンに向かって進行中です。

今のところ西表島が暴風域に入る予報ではありませんが、明日以降は波が高くなるみたいです。
海でのレジャーは特に気をつけましょう。

 <振り返り>台風18号(ラガサ) 2025年9月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

9月18日にフィリピンの東の海上で発生した台風18号(ラガサ)
「大型で猛烈」な台風に発達しながら、台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡を通過していきました。

◆その頃、西表島では…

台風の中心からかなり離れていたため、西表島では日常生活にほとんど影響がありませんでした。

一昨日から昨日にかけて風が強くなり、時おり叩きつけるような強い雨。
しかし、川が増水するほどの降雨量ではなかったので、マングローブ域を流れる川でのカヌー体験はいつも通り楽しめました。

今回、台風18号の進路がもっと北寄りで石垣島、西表島が暴風域にでも入ろうものなら、とんでもない被害が出ていたかもしれません。

なにしろこのブログを書いている現時点でも勢力は『大型で猛烈、中心気圧915hpa』
こんな台風に直撃されたら…と想像するだけで鳥肌ものです。(((;´・ω・`)) ガクガク

◆フェリーは「条件付き運航」

台風自体は「猛烈」でしたが、西表島では強風域に入ることもなかったので天気は「晴れ時々雨」でした。
が、それでも台風の引き起こすエネルギーで海は荒れ、波浪警報が発令されていました。

その間、石垣港としゅうさんが暮らす地域にある上原港を結ぶ上原航路は欠航しましたが、西表島のもう一つの港である大原港航路は、途中で引き返すかもしれないという条件付き運航となりました。

風車では「船が途中で引き返すかもしれない」「最終便まで出ないかもしれない」という船会社の見解をご説明して、石垣島から日帰りでカヌーツアーに参加する予定だったお客様に限っては、やむを得ずツアーの中止をお知らせしました。

ツアー自体は開催できる天候でしたが、石垣島に帰れなくなったら大変ですからね。こればかりはどうしようもありません…。
とはいえ、結局、船は止まることなく終日運航したみたいです。(´°ᗜ°) ハハッ..

◆台風接近時の対応

風車では台風接近時に翌日のツアーを開催するかの可否は、

  • 気象庁の天気予報
  • フェリーの運航状況

これらの情報を元に総合的に判断します。

お客様へはメール、お電話などでなるべく詳しく説明しますので、当店からの連絡をお待ちくださいね。

◆そして季節は夏から秋へ…

台風が通過した後、滝つぼで泳ぐと少し水が冷たくなったような気がします。
もう7月頃のようにいつまでも、いつまでも滝つぼでプカプカ浮かび続けるのは厳しいかもしれません。

とはいえ、最高気温が30℃を超える日は10月中旬まで続きます。
晴れたら日差しがとても強いので、西表島へ観光に来られる際は武士、タオル、日焼け止めをお忘れなく。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、本日の秋分の日を過ぎると夕暮れが日に日に早くなっていきます。
2025年夏、ラストスパートもスタッフ一同スマイルを絶やさずがんばります!

 夏休みは終わったけど夏はまだ続きます 2025年8月28日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

多忙を極める8月。
ブログの更新もままならず一日があっという間に過ぎ去る毎日です(汗)

◆例年以上に暑くて熱い夏!

今年の夏、西表島では大きな台風が来ることもなく、暑い暑い夏休みシーズンとなりました。
そして沖縄県民の胸を熱くしたのが沖縄尚学高校野球部の甲子園での活躍です!
沖縄県民のみならず、全国の沖縄好き、野球ファンの方々にとっても、今年の高校野球は特に目が離せなかったことと思います。

大の野球好きのしゅうさんが特にしびれたのが仙台育英高校との一戦です。
延長タイブレークでの決着でしたが、両校のエース同士の投げ合いに感動した人は多かったはずです。
それ以降の試合も接戦ばかりで、クーラーの効いた涼しい部屋でテレビ観戦するだけなのにとても疲れてしまいました(笑)

そして強豪、日大三高との決勝。
9回ツーアウトまでハラハラする試合展開でしたが、最後はエース末吉くんの力投で優勝。
全国から参加した3,396チームの頂点に立ちました。

平均身長170センチ。
そのほとんどが県出身の選手たちによる全国制覇は賞賛に値しますよね。
本当におめでとうございます!

(/^ー^)/””” パチパチ☆

◆甲子園決勝、現地観戦した羨ましい人たち

しゅうさんには高校生の娘がいます。
卒業後は関西の大学進学も検討しているみたいで、今年の夏休みは奥さんと共に大学のオープンキャンパスへ出かけてきました。

超繁忙期なのでオープンキャンパスが終わるとすぐに沖縄に戻る弾丸ツアーのような日程でしたが、ちょうどその頃、沖縄尚学が山梨学院を破って決勝進出を決めました。

「せっかくだから決勝戦が観たい!」という、これまた野球好きの娘からの要望があり「もしも決勝戦のチケットがゲットできたら滞在延長」という約束でチケットの販売日を迎えました。

決勝戦前日の午前10時。
予想通り、チケット販売サイトはアクセスが殺到してなかなか繋がらず…。
しかしなんと、10時5分に娘が3塁側中段の座席をゲットして滞在延長が決定しました。

娘にとって初の高校野球観戦が甲子園の決勝!
しかも沖縄県代表!
そして同世代!

10分で完売したプラチナチケットを入手できたなんて、本当に羨ましすぎます。

◆もう一つの争奪戦

沖縄尚学高校の決勝進出が決まると、応援のため甲子園を目指す沖縄県民による飛行機のチケット争奪戦が繰り広げられました。

試合に合わせて沖縄を発着する関西路線は軒並み満席。大阪がダメなら神戸、福岡路線で甲子園入りを試みた方も大勢いらしたようですが、そちらも満席。
ならばいったん海外へ出て甲子園へ!といった猛者も現れ、なんと台湾経由の飛行機も満席に…スゴイ(汗)

そして決勝戦のチケットは取れたものの飛行機がどうしても予約できず、泣く泣く観戦を諦めた方もいらしたようです。

試合が終わり、さぁ沖縄に帰ろう!といってもただでさえ夏休みで混み合う沖縄です。
そんな中、大勢の県民が応援に押し寄せたので、帰りの飛行機も大変だったみたいです。

うちの娘も沖縄行きの飛行機が満席だったので、一度、石垣空港まで飛んでから那覇へ帰っていきましたよ(笑)

◆甲子園こぼれ話

奥さんから聞かされた土産話によると、甲子園球場の3塁側は沖縄愛で溢れていたようです。

沖縄尚学じゃないけど沖縄県の高校Tシャツを着た人、オリオンビールのロゴTシャツを着た人、かりゆし風のアロハシャツを着た人、島ぞうりを履いてる人、クバ笠をかぶった人、指笛風の口笛で応援する人、手作りのポーク卵おにぎりを食べる人などなど。

みなさん思い思いの沖縄スタイルで大声援を送っていたのがより一層の感動を生んだそうです。

◆甲子園ロスのしゅうさんです

沖縄尚学高校優勝の余韻に浸っている間に小中学校は新学期が始まったようです。
昭和世代のしゅうさんにとって夏休みは8月31日までだったので、未だになじめません。

そして新学期が始まるということでカヌーツアーに参加されるファミリー層がほとんどいなくなり、なんだか夏の忙しさが一段落した感じです。

なんとなく秋モードがやって来た西表島ですが、甲子園の感動を思い返すたびに胸が熱くなります。完全な甲子園ロスですね。
実際、西表島の暑さも健在なので夏が終わるのはまだまだ先です。

内地のように西表島が40℃近くになることはありませんが、30℃くらい暑さは10月上旬まで続きます。
その頃まで滝つぼ遊びも楽しめるので、9月を過ぎても夏を体感したい方は夏モードの気分で西表島へ遊びに来てくださいね!

 いよいよ梅雨明け!熱中症警戒アラート発令中!! 2025年6月8日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいまエアコンをつけて扇風機は風量「中」にしながらこのブログを書いています。

本日5時、今年3度目の熱中症警戒アラートが発令されました。

そして先ほど沖縄気象台より沖縄地方が梅雨明けしたとの発表がありました!

今年の梅雨明けは「平年より13日早い、昨年より12日早い、1951年の統計開始以降、最も早い(1位の2015年と同順) 」とのことです。

→ <沖縄気象台> 梅雨明けの発表

庭に咲くプルメリアにとっては「ウェルカムですぅ♪」な夏本番がやってきましたが、人間にとっては…あ、暑いです(汗)

◆熱中症についておさらい

暑さでツアーが中止になることはありませんが、日本の夏の暑さは深刻です。熱中症は日頃から個人で対策しなくてはならない時代になりましたね。

これから10月中旬まで、西表島は一番暑い(蒸し暑い)季節を迎えます。

その暑さの中でアクティビティ体験をされる方には西表島に来られる前までに熱中症になりにくい身体づくりをしていただきたいのです。
熱中症について過去のブログも参考にしていただけたら嬉しいです。

《ご注意》真夏のカヌーツアー

《2025年 夏休み》ご予約が入り始めてます!

※要注意※ 熱中症警戒アラート発令中!

◆もしツアー中に熱中症になったら?

暑い日のツアーではガイドが定期的にお客様の体調をチェックしますが、ちょっとした違和感があれば早めにお知らせください。

ちょっとした違和感とは「頭が痛くなってきた」「気持ちが悪く吐き気がする」「息苦しい」「水が飲み込みにくくなった」「視界がチカチカする」などなど。
ガイドは飴や塩分チャージタブレッツ、冷えピタを携行しているのでお配りします。

それでも体調が良くならない場合は、早めに下山することを強くおすすめします。
温度も湿度も高い、風通しの悪いジャングルでは、体調の回復はなかなか難しいので早めに出発地へ戻りましょう。

出発地へ戻ったら以下のように対処します。

  • 水分が摂れる … ホテルへ戻り冷房の効いた部屋で休む
  • 水分が摂れない … 診療所で診察を受ける
◆カヌーツアー前日の過ごし方

夏のご旅行は一生の思い出になりますよね。
風車のカヌーツアーへ参加してくださる皆さまにも、もちろん楽しい思い出をつくっていただきたいです!
そのためには「ツアー前日の過ごし方」が重要と当店では考えます。

ツアーの前日はなるべくアルコールは控え、とにかく睡眠をしっかりとってください。特にダイビングやシュノーケルをされた身体は思いのほか疲れています。

真夏のカヌーとトレッキングは、とにかく身体を動かす疲れ以上に強い日差しの下でのカヌー、蒸し暑いジャングルのトレッキング、このような季節的要因がとても厳しいので、それらをご理解いただいた上でツアーにご参加くださいね。

◆旅のリスクは国内旅行傷害保険でカバー

屋外でのアクティビティツアーでは予期せぬアクシデントが発生するリスクがあることはご承知のとおりと思われます。

例として、ケガ、熱中症、携行品(スマートフォンやカメラなど)の破損や紛失などが挙げられますが、これらのリスクが心配な方はご旅行へ出発する前に国内旅行傷害保険に加入しておくことをおすすめします。

数百円から加入できるものもあり補償内容も様々です。また、国内旅行傷害保険は多くのクレジットカードに付帯されているので、お手持ちのクレジットカードの付帯保険も確認しておくと良いでしょう。

西表島は国内旅行とはいえ川でのカヌーやキャニオニング、未舗装の山道でのトレッキング、海での海水浴やシュノーケルなど、普段し慣れないことをするので、注意をしていても熱中症になったり、いきなり怪我をしてしまうこともあります。

「備えあれば憂いなし」で旅の安心をグレードアップしましょう!

 今年初の《熱中症警戒アラート》発令中! 2025年5月24日


こんにちは!
ガイドのミッキーです!

梅雨入り宣言がなされないまま梅雨明けしたような快晴が続いていた西表島ですが、ついに気象庁から沖縄地方の梅雨入りが発表されました。

沖縄地方が梅雨入り(ウェザーニュースより)

◆熱中症にご注意を!

先日、出勤前に竹富町の公式LINEから一通の通知が…

今年初の熱中症警戒アラートです!

沖縄県外ではまだまだ過ごしやすい場所も多い5月ですが、ここ西表島では熱中症対策を促すほどかなり暑いです。気温も連日30度近くになり、すでに夏本番を迎えております。

◆風車の熱中症対策

始まりから終わりまで、しっかりカヌーツアーを楽しんでいただくため、風車では様々な熱中症対策を行っています。

  • ツアー出発前の確認
    ツアーに出る前にお客様の体調チェックや飲料水の確認をします。
    お手持ちの飲料水が足りない場合は当店でお水やアクエリアスをお買い求めください。
  • 糖分や塩分ミネラルの補給
    ツアー出発直後やツアー中に飴や塩分チャージタブレッツをお客様にお配りしています。
    汗で出ていくミネラルを補給するのはもちろん、飴のような糖分も水分の吸収効率を上げてくれます。

その他にもツアー中の休憩時にガイドがお客様へ水分の摂取を促したり、こまめな体調チェックをしたり、熱中症を予防するため十分気をつけながらツアーを進行しております。

◆暑さの先には絶景が待ってる!

夏場のアクティビティは熱中症を警戒しながら行う必要がありますが、西表島では暑さを吹き飛ばしてくれる絶景が望めます。

日ごろから適度な運動をしたりお風呂はシャワーではなく湯船につかるなど、熱中症になりにくい生活習慣を身につけ、西表島にお越しの際は素晴らしい自然体験をお楽しみくださいね!

 2025年、西表島は梅雨入り宣言なき梅雨明け? 2025年5月18日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

一昨日の5月16日、気象庁は九州南部の梅雨入りを宣言したそうです。
「えっ、沖縄は梅雨入りしたっけ?」と思われた方も多いでしょう。しゅうさんも一瞬、頭の中が「???」になりました(汗)

実際、沖縄地方、奄美地方よりも早い梅雨入りは史上初だとか…。

→ <気象庁>梅雨入りと梅雨明け(速報値)

◆沖縄県の地理的特徴

例年、沖縄地方の梅雨入りは5月10日頃ですが、沖縄地方はとてもとても広大です。あらためて地図で確認してみてください。

ここで豆知識!
気象庁では「地方気象情報等で使用する細分地域名」として沖縄地方を以下のように区分けしています。

  • 沖縄本島地方…本島北部、本島中南部、久米島
  • 大東島地方 … 南大東島、北大東島
  • 宮古島地方 … 宮古島市、多良間村
  • 石垣島地方 … 石垣市、竹富町
  • 与那国島地方 … 与那国町
  • 八重山地方 … 石垣島地方、与那国島地方

しゅうさんの暮らす西表島は竹富町なので石垣島地方になりますが、よく見ると石垣島地方が属する「八重山地方」もありますね。

八重山と呼ばれるエリアもこれまた広いので、石垣島から台湾の辺りまでを「八重山地方」、石垣島とその周辺にある離島を「石垣島地方」と使い分けるのでしょうね。

→ <気象庁>全般気象情報などに用いる地域名

◆勝手に「梅雨入り宣言」

先に述べたように沖縄地方の梅雨入りは5月10日頃と言われていますが、西表島では毎年GW頃からぐずついた天気になり、カヌーツアーの開催も天気予報とにらめっこ状態で慎重な判断が求められます。

特に今年はGW前から梅雨っぽい天気が続き、巷では「梅雨入りしてるよね」感がありました。週間天気予報も雨マークが続き「明日のツアーは大丈夫かな?」と心配する日々でした。

→ <石垣島地方気象台>2025年4月30日時点の週間天気予報

気象庁が発表する沖縄地方の梅雨入り宣言は八重山地方に暮らすしゅうさんにとっては遅いというか、体感的に相違があります。

なぜなら沖縄本島から与那国島まで直線距離で500キロ以上あり、東京~岡山間に相当します。そのすべてを「沖縄地方」と一括りにした梅雨入り宣言には無理があると思いませんか?
よって「2025年しゅうさんの勝手に梅雨入り宣言」は4月25日とします!

◆勝手に「梅雨明け宣言」

GWはなんとかツアーを開催することができましたが、問題はGWが終わって一段楽した頃です。

「これぞ梅雨!」を思わせる雨が数日続き、5月9日の深夜から10日の午後にかけては約12時間にもわたる断続的な雷雨に見舞われ、停電も数回ありました。
西表島の南側にある大原では5月10日の総雨量が180mmに達し、夜のNHKニュースでも取り上げられたそうです。

ピナイサーラの滝も大増水しました。

しかしこれでも梅雨入り宣言はされず、その後は12日からは安定した天気が続いています。

沖縄地方を飛び越えて梅雨入り宣言された九州南部地方にかかる梅雨前線が、今後、八重山地方まで南下することはあるのでしょうか?
ここ一週間は暑さのレベルも上がり、日焼けの心配、熱中症への警戒をしながらツアーを開催する日々です。
とはいえ、西表島の本気が体験できる素晴らしい光景が広がります♪

以上のことから「2025年しゅうさんの勝手に梅雨明け宣言」は5月12日とします!

◆梅雨明けを知らせる伝統行事

今年の5月30日は旧暦でいうところの5月4日(ユッカヌヒー)。沖縄県の各地でハーリー(爬竜)が開催されます。

西表島の白浜集落でも航海安全と豊漁を祈願しての海神祭(かいじんさい)でハーリーがあり、去年に引き続き風車のスタッフも参加するそうです。レギュラーになれるかな?(笑)

「ハーリーの鉦(かね)が鳴ると梅雨が明ける」と沖縄では言われています。

勝手に梅雨明け宣言したしゅうさんですが、ダムのない西表島で「雨」は貴重な水資源です。本当にこのまま雨の降らない日がずっと続くと、今年の夏の水不足は避けられません。
今から節水モードに気持ちを切り替えていく必要がありそうですね。

 西表島のGWってどんな感じ? 2025年5月5日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

梅雨入り宣言間近の西表島では、今朝もアカショウビンが一日の始まりを知らせてくれました。

本日55日はこどもの日。待ちに待ったGWも始まってしまえばあっという間に後半戦ですね。

観光業にとってGWはとても大切な期間です。
5月の売上の多くがGWの連休に集中し、その連休が終わると本当の意味で当店も長い長いGWが始まります(涙)

◆西表島のGWは一日遅く、一日早い

GWが始まると、テレビのニュースで東京駅の新幹線ホーム、羽田や成田空港、日本各地の観光名所などのにぎわいが報道されます。

「いよいよだな… ( ̄▽ ̄)ニヤリ」とこれから始まるであろう盛況ぶりに期待してしまうしゅうさんですが、羽田空港を飛び立った皆さんが西表島に到着するのは夕方。カヌーツアーが混み合うのはその翌日からになります。

そして残念なことに55日(今日)には島を離れる人が増え、6日(明日)の午前中には「今年のGWも終わったね…」モードになります。

明日の夜のニュースではまた東京駅、羽田空港、成田空港のにぎわいが報じられると思いますが、一日がかりで来られて、一日がかりで帰られる西表島のGWは実質2日、短いといっても過言ではないでしょう。

GWにイベントはあるの?

西表島ではありませんが、GW期間中の最大イベントといえば、お隣の鳩間島(はとまじま)で開催される「鳩間島音楽祭」でしょう♪
島の人口の10倍くらいの観客が訪れる、年に一度のビックイベントです。

私たちは一年で一番忙しい時期なので誰も行けませんが、もしも行かれた方がいれば鳩間島が一望できるピナイサーラの滝の上で土産話を聞かせてくださいね!

他にも竹富町では年間を通して様々なイベントが開催されます。詳しくは竹富町観光協会のインスタグラムをチェックしてみてください。

→ Instagram 竹富町観光協会

◆週間予報は雨続き

沖縄地方の平年の梅雨入りは510日頃、梅雨明けは620日頃だそうです。
しかし沖縄県はとても広いため、沖縄本島を基準に発表される梅雨入り、梅雨明け宣言は西表島にはあまり当てはまらず、今年は4月下旬から梅雨っぽい天気が続いています。

週間天気予報でも雨や曇りマークがズラッとならんでますね(汗)
毎年、GW期間中のどこかでツアーが中止になるレベルの大雨となりますが、今年はなんとか天気がもちました。GW終了の明日まで持ちこたえてほしいです。

梅雨明けまですっきりしない空模様が多くなりますが、雨で潤んだジャングルは生き生きとした生命力に満ち、蒸し暑さの中で飛び込む滝つぼあそびは爽快です。

雨には雨の魅力あふれる西表島もぜひお楽しみくださいね!

◆ハブに注意!!

最近、ツアーガイドのLINEグループにハブの目撃情報がよく投稿されるようになりました。
ピナイサーラの滝へ行くツアーは多くのショップが開催しているため、ツアー中にハブを見つけたら情報共有してくれるのです。

基本的には踏まない限り咬まれることはないので過度の心配は無用ですが、問題は夜です。

ホテルから出て夜道を散歩する際は懐中電灯で足元を照らしましょう。そうしないと暗くて足元にいるハブに気が付きません。
月明りなどに頼らず、確実にライトで足元を確認しながら歩いてくださいね。

↓毎度おなじみのイラストですが「西表島の夜道あるある」です。

<沖縄県より> ハブ咬症注意報

◆GW過ぎても旅行シーズンまっしぐら!

GWが終わると西表島はびっくりするくらい静かな島に戻りますが、本格的な夏に向けて島は輝きを増します。

ホテルの宿泊料金もガクッと下がる傾向にあるので、GWにあえて旅行をされなかった皆さん、ぜひ遊びにいらしてくださいね。

 『夏モード』突入! 西表島カヌーツアー♪ 2025年4月24日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ほんの少し前まで朝晩は涼しかったのですが、昨夜からはクーラーをつけて寝ています。
季節は春から夏へ確実に向かい、カヌーツアーもすっかり『夏モード』になりました。

ということで、本日は夏モードになって変わったことについてお伝えします!

◆ツアー開始前の準備
  • 日焼け止めを念入りに塗る方が増えた
  • ツアーに持っていく飲料水が増えた
  • 「熱中症」の説明をするようになった

4月上旬に比べて日差しも強くなり、ツアー中に摂取する水分量が明らかに増えてきました。

特にピナイサーラの滝の上まで山登りをする一日コースは、水やスポーツドリンクを1リットル携行してツアーへ出発するのが標準になりました。

◆ツアーの最中
  • 川の水温が高くなり滝つぼに入る方が増えた
  • ジャングルで暮らす生き物の動きが活発になってきた

当店おすすめのピナイサーラの滝を訪ねるツアーは、カヌーだけでなくトレッキングも楽しめます。

滝の上まで山登りをする一日コースでは、息が切れるだけでなく、汗もかくようになってきました。その分、絶景を目にした瞬間の達成感は計り知れません!

トレッキング後の滝つぼダイブは火照った身体に最高のクールダウンを与えてくれます!

滝つぼ遊びは10月上旬まで楽しめるので、ツアーに参加する方はずぶ濡れOKの服装でお越しください。

尚、ガイドは滝つぼ遊びを強要しませんので、入りたくない方は滝からの涼風とマイナスイオン満載の水しぶきを受けながら休憩してくださいね。

そしてツアー中に見かける動植物は様々ですが、気温が上がるとハブなどの危険生物に遭遇する確率も上がるので、ツアー中はルートを外れずにトレッキングを楽しみましょう。

写真はツアー中に出会ったサキシマスジオにご機嫌のミッキー!
(´)∩ ワーイ

大型のヘビなので怖いかもしれませんが、毒を持たず性格もおだやかなので、割と簡単にツーショットが撮れますよ。

気温が上がると人も動物も行動的になるのは同じですね(笑)

◆ツアー終了後
  • シャワー室を利用する方が増えた

カヌーを漕いでもジャングルを歩いても汗をかかない季節は終わりました。

当店は5つのシャワー室を完備しています。ツアー終了後は汗を流し、さっぱりしてからお帰りください!

◆滝つぼ遊びのお約束

ここでゲストの皆さまにお願いです。
滝つぼ遊びをされる方は以下の点についてご注意ください。

  • 滝つぼに入る際は必ずライフジャケットを着て、レンタルシューズも履いたまま入水してください。水難事故を起こさないための「マスト」事項です。
  • 岩の上から滝つぼに飛びこむ際はガイドの指示に従い、決まった場所で「足から」飛び込んでください。頭から飛び込むのは大変危険なので厳禁です。
  • スマートフォンをはじめとする機械類は防水性能があったとしても必ず防水対策をしてください。もしも滝つぼに落としてしまうと、あっという間に沈みます。滝つぼの透明度は底まで無いため落とした物を探し出すのは困難です。ツアー当日中に見つからない可能性もあるので、発見が2日後、3日後になっても大丈夫なように、しっかり防水対策をしておきましょう。
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