行ってきました集団接種!! 2014年10月22日
みなさん、こんにちは!
先日、毎年恒例のインフルエンザの予防接種を受けてきました。
◆予防接種、今昔物語
昭和50年代の 小学校は約40人のクラスが各学年5~6、多い学校では7、8クラスもあり、インフルエンザの予防接種といえば学校の体育館で受けていました。
どこかしらの病院から白衣を来た先生が何人も来て、出席番号順に並ばされた子供達は、ベルトコンベアーに載せられたかのように流れ作業で注射をされたものです。
私の名字は大谷(おおたに)なので“ア行”となります。ということは、出席番号は常に5番以内。注射の度にクラスメイトから 「どうだった?痛かった??」と聞かれたものです。
体温が37度以上あると予防接種を受けることはできないので、接種当日の朝は体温を上げるにはどうしたらいいのかを考えたものです。結局は後日、別の場所で受けることになるので、ささやかな抵抗でしかありませんでしたが…。
◆インフルエンザの予防接種に行ってきました!
なんて事をわざわざブログにするには訳があります。
予防接種自体は日本中で受けれるので何の珍しさもないのですが、離島ならではの接種方法があるのです。
大人になると仕事の都合があるので、インフルエンザの予防接種を受けるには職場か病院で受けるようになります。
しかし、西表島には診療所が2か所しかなく人口も2,000人ほどと少ないため、毎年、竹富町役場が予防接種の段取りをとってくれて「集団接種」を行います。集団接種は回数が少ないので、その日に合わせて仕事のスケジュールを調整します。
たかが予防接種といえどできる時にできることをするのが大切です。次のチャンスを待っていたら、いつの話になるかわかりません。
◆空気の美味しい西表島ですが…
カヌーツアーのガイドをしていると、マングローブの生い茂る川やジャングルの中で一日のほとんどを過ごすので、インフルエンザウィルスに接触する機会は少ないと思われます。
しかし、あまりにもキレイな空気の中で生活をしているためか、ちょっとでも石垣島などの都会(人が多い場所)へ行ったりすると、よく体調を崩します。
私事ですが、この15年間で4回はインフルエンザにかかりました…。そのうちの一回は入院までしましたよ。看護師さんには「インフルエンザで入院する方は珍しいですけど…」と言われましたが(^-^;
◆西表島に観光で来られる皆さま
定期船で西表島へ上陸した後は、港のトイレでしっかり手洗い、うがいをしましょう。定期船は東京の電車ほど混み合うことはありませんが、構造上、換気が悪く常にエアコンが作動しています。
日本全国からたくさんの観光客がおいでになる西表島ですので、悪いウィルスがいつ侵入してもおかしくありません!(私が言ってもが言っても説得力ありませんが…)
体調管理を徹底するには、まず第一に自己防衛です。それと旅行中は健康保険証も忘れずにお持ちください。西表島の診療所では保険証のコピーでの診察は受け付けてくれませんのでご注意を!