暑い暑い西表島、熱中症にご注意ください! 2014年6月21日
みなさん、こんにちは!
夏休みのご予約も多くなってきた近頃ですが、西表島もいよいよ観光シーズンに突入しました。これから10月頃まで滝つぼで思いっきり泳げます。
一年で最も活気あふれる時期が始まりますが、夏のカヌーツアーでまず気を付けなくてはならないこと…それは熱中症です。
◆「冬」と「夏」、疲れ具合は3倍違います!
ちょっとぉ~、大げさなんだからー!なんて思われるかもしれませんが、同じツアー内容でも夏と冬では、夏の方が疲労度はかなり大きいです。
気温15℃~20℃の冬に涼しい北風が吹く中でのカヌーやトレッキングは快適そのもの。喉を潤すドリンクも一日で500mlのペットボトル一本もあれば十分です。
しかし、夏本番となるこれからの季節は、気温32℃、強い日差しと湿った南風のせいで汗がとまりません。ドリンクも男性なら1.5リットル以上は必要になります。何もしていなくても太陽の下にいるだけで体力を消耗するのが夏なんです!
◆ツアー前日は飲みすぎに注意!
旅行の楽しみの一つに「お酒」があります。特に沖縄には美味しいお酒がたくさんあって、ノミニケーションがとても盛んです。
地酒の「泡盛」や、言わずと知れた「オリオンビール」などなど…。ビール好きの私にとって、蒸し暑い日に飲むオリオンビールは至福のひと時。南国にありがちなライトな味わいがクセになる「県民ビール」です。
ただし、お酒の飲みすぎによる二日酔いと睡眠不足はツアー中のトラブルの原因になるので注意が必要です。場合によっては旅行自体も楽しめなくなる事もありますので、西表島で思いっきり遊び終えるまではビールも泡盛もほどほどにしましょうね。
昼間きっちり遊んで汗をいっぱいかいたら、夜はキンキンに冷えたビールで乾杯しましょう。生涯ベスト3に入る美味しいビールが味わえますよ!
◆服装や持ち物は大丈夫?
ツアーで使用する専用シューズとリュックサックは無料でレンタルしています。ツアーに参加される方は、帽子、タオル、日焼け止めは最低限お持ちください。サングラスもあれば風車のツアーに限らず、日射しの強い八重山旅行では大変重宝しますよ。
服装は転んだり虫刺されのことを考えると長そで、長ズボンが望ましいのですが、もしショートパンツやTシャツで参加される場合は日焼け対策、虫よけ対策もしてください。
厚手の生地や通気性の悪い服だと熱中症の原因になります。薄手で乾きやすいドライ素材のものがよいでしょう。滝つぼで泳げるように水着も着ておいてくださいね。
◆熱中症対策として
お茶などのドリンクをしっかり持ってツアーへ出かけましょう。風車でもミネラルウォーターやスポーツドリンクを販売していますので、ガイドと相談して必要なだけご用意ください。
◆沖縄の黒糖でミネラル補給
風車のガイドは西表島産と波照間島産の黒糖を持ってお客様をご案内しています。一汗かいた後の休憩時間などにお出しするので、水分補給しながらパクッと食べてミネラル補給もしてください。
また、大量に汗をかいてミネラル補給が追いついていないな…と感じた時も、遠慮なくガイドに声を掛けてくださいね!
◆もしも熱中症になったら…
なんだか体調がおかしいな…と感じたら、我慢をせず早めにガイドに伝えてください。その時の状況に応じて、風車本部と連絡をとりながら適切に対処いたします。
かくゆう私も、以前、熱中症になりかけた時がありました。
その時の初期症状は、体がとてもだるく感じて「暑いから水分補給しなくちゃ…」と思い冷たいお茶を飲もうとしたのですが、何故かとても飲みづらく(不味い?)なかなか飲み込めなかったのです。そのうち「軽いめまい」と「指先のしびれ」が起こり、あっという間にバタン、キュ~!でした。
風車のガイドは冷却シート(いわゆる冷えピタ)も携帯しています。こちらも必要であれば遠慮なくガイドに申し出てくださいね。