西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡 2025年6月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

来週から始まるサガリバナツアーに備え、最近は通常より1時間早い4時起き生活をしています。

「明日から4時に起きよう」

そう決めたらアラーム無しでも4時に目が覚める、これは才能といってもいいでしょう。
本当は6時までぐっすり眠りたいのですが、どうしても起きてしまいます(笑)

◆2025年6月23日の「日の出」

東京の日の出はAM4:26、西表島はAM5:57。実に90分も差があります。

東京の空が朝焼けに包まれる頃、西表島はまだ星空です。本州から西表島に来られた皆さんは朝が来るのが遅いのに驚くことでしょう。

しゅうさんはツアーの準備を毎朝5時過ぎから始めますが、それまでの時間は外に出て星空を眺めています。今は新月に向かい、月も日毎に細くなっています。

◆2025年6月23日の「星空」

最近、夜明け前に星空を眺める時は東の空から見ます。今朝はAM4:40から観察を始めました。

まずは地球のお隣さんの金星。その近くには月、はるか右上には土星も見えます。

土星の下にはくじら座のディフダ、そこから右へ視線を移すとみなみのうお座の一等星フォーマルハウト。そのちょっと下につる座のティアキとアルナイル。

そして西の空の低い位置にはいて座がありましたが建物に遮られて撮影できず(涙)
さそり座にいたってはもう沈んでしまいました。

次に夏の大三角を眺めます。

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル。夏の星空の「主役」ですね。
中央の天の川もとてもきれいで、周囲をぐるっと見渡せばいて座からカシオペヤ座も見ることができました。

カシオペヤ座の近くには北斗七星のミニチュア版のようなこぐま座と、あまり馴染みの無いケフェウス座がはっきり見えます。

ケフェウス座について調べてみると、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王国のケフェウス王を表した星座だそうです。
どんな物語なのか興味がわいてきたので、石垣島の図書館に行ったら調べてみたいと思います。

頭を真上に上げるとペガスス座の四角形が大きく広がっていました。
ペガスス座の右にはうお座、左下にはアンドロメダ座。アンドロメダ座のモデルとなっているアンドロメダ姫の右ひざのすぐそばにはアンドロメダ銀河もうっすら見えました。

「なんでペガサス座って言わないの?」と思いググッてみたら、星座名はラテン語読みをするらしく、ペガサスのラテン語読みが「ペガスス」だそうです。

「聖闘士星矢の聖衣がペガススだったらあんまりカッコよくないなあ…」と思ってしまったしゅうさんです。
まあどうでもいい話ですが(笑)

◆星空観察から始まる一日を

こんな感じで同じ時間帯に同じ場所で星空を数日眺め続けると、あまり星に詳しくないしゅうさんでも頭の中に星の位置が入ってくるのです。

サガリバナツアー開催期間の前半(7月8日頃まで)は月明りがほとんどありません。
皆さんも早起きをした日は夜明け前の星空観察をお楽しみくださいね!