【亜熱帯植物楽園】由布島(ゆぶじま) 2014年2月20日
みなさん、こんにちは!
今から約20年前、「電気は海を越えてやってくる~」みたいなナレーションをバックに、ゆったりと海を渡る水牛車の映像が流れていたコマーシャルをご存知ですか?
とある電力会社のもので、当時とても人気のあったクイズ番組のCMだったと記憶しています。
その頃、沖縄に行ったことが無かった私は、てっきり熱帯地方にある外国の風景だと思い込んでいました。
でも違ったんですね。あれこそ「由布島」だったんです。当時はそのコマーシャルがきっかけで、本土から大勢の観光客がいらしたそうです。
◆由布島の歴史
みなさんは「由布島」と書いて何と読みますか?
「ゆふじま」や「 ゆふとう」と言われる方が多いのですが、正式には「ゆぶじま」です。
もともとは無人島でしたが、他の島人が西表島で耕作する際、マラリアの感染を防ぐため蚊のいない由布島に住んだのが始まりだそうです。詳しくは由布島のホームページをご覧ください。
◆由布島へ行こう!
由布島へ渡る水牛車乗り場へ到着すると、だれもが目を引く手作り感たっぷりのオブジェがお出迎えしてくれます。
気は優しくて力持ちの水牛さん♪
毎日たくさんの水牛車が海を渡ります。
そして電気も西表島から海を渡り由布島へ届けられます。
今も昔も変わらぬ人気の由布島は、西表島から水牛車に乗って渡ります。そして毎日たくさんの旅行者が観光へ訪れていますが、石垣島からのアクセスは正直なところ不便な面もあります。
◆石垣島から日帰りで観光する場合
おおまかなアクセス方法は、石垣港 → 大原港 → 由布島 となります。
石垣港から大原港へは高速フェリーで約40分、大原港から由布島へは路線バスで約25分、バス代は片道390円です。
以下に2つのタイムプランをご紹介します。旅行計画の参考にしてくださいね。
●プランその1
行 き
〔フェリー〕 石垣港 8:00発 大原港行き → 大原港 8:35着
〔路線バス〕 大原港 8:44発 白浜行き → 水牛車乗り場 9:00着
〔水牛車〕 水牛車乗り場 9:15発 由布島行き → 由布島着
帰 り
〔水牛車〕 由布島 13:30発 水牛車乗り場行き → 水牛車乗り場 13:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 13:53発 豊原行き → 大原港 14:15着
〔フェリー〕 大原港 14:30発 竹富島経由石垣港行き → 石垣港 15:20着
●プランその2
行 き
〔フェリー〕 石垣港 9:40発 大原港行き → 大原港 10:15着
〔路線バス〕 大原港 10:30発 白浜行き → 水牛車乗り場 10:52着
〔水牛車〕 水牛車乗り場 11:15発 由布島行き → 由布島着
帰 り
〔水牛車〕 由布島 16:30発 西表島行き → 水牛車乗り場 16:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 16:50発 豊原行き → 大原港 17:10着
〔フェリー〕 大原港 17:30発 石垣港行き → 石垣港 18:05着
◆交通手段について
●路線バス
石垣島から日帰りで観光する際、路線バスを利用すると一日がかりの旅になってしまいます。できれば、前日か当日のどちらかは西表島に宿泊して、のんびり路線バスの旅というほうが風情があってよいかもしれません。
→ 西表島の路線バス TEL 0980-85-5305
●タクシー
タクシーを利用の場合、都会のように流しのタクシーが何百台も走っているわけではないので、事前予約が必要です。ホームページを見るとわかりますが、基本的には貸し切りの観光タクシーのようですね。
→ やまねこタクシー大原営業所 TEL 0980-85-5303
●レンタカー
というわけで、やはり自由度が高いのはレンタカーかもしれません。繁忙期は早めに予約しないと満車になる事もあるそうです。
→ やまねこレンタカー大原営業所
→ オリックスレンタカー大原店
◆ここでひとつ提案です!
せっかく西表島まで行くんだから、ついでにカヌーやトレッキングさらには滝あそびも楽しみたい!という方は、風車のこちらのコースがうってつけです。石垣島からの日帰り参加に完全対応しており集合と解散は上原港となります。
午前はカヌーでアクティブに遊び、
午後はまったりと水牛車に乗ったり由布島観光を楽しみます。水牛車では牛つかいの三線に合わせ沖縄民謡を歌います。
西表島を代表するアウトドアと観光を一日でお手軽に体験できる大人気コースです。小学1年生から参加可能なので家族旅行の思い出を作りにいらしてください!