【乗船券について②】~安栄観光編~ 2024年4月25日
安栄観光では石垣島から西表島に移動する際は、
- 石垣港ターミナル内の乗船券売り場(有人)
- オンライン乗船券予約(ネット販売)
- 乗船時のタッチ決済(船の入り口で購入)
以上の3つの方法で乗船券を購入することができます。
◆オンラインによる乗船券予約
あらかじめネットで乗船券の予約と決済をしておくことで、当日はスムーズに乗船することが可能です。
WEB割引きも適用されますが、申込み期限は乗船日の前日18時までとなります。
◆オンライン予約しないとダメ?
安栄観光へ問い合わせたところ、
「オンラインによる乗船券予約は船の全座席ではなく一部分のみなので、GWやお盆休みなどのハイシーズンは早めに予約受付が終了してしまう場合があります。
ただし当日販売の乗船券の方が数が多いので、事前にオンライン予約しないと船に乗れないということはありません。
とは言っても、船の座席数を超える乗客数になってしまい、なおかつ臨時便の用意もできない場合は、次のタイムスケジュールの便になってしまいます。
それらを避けるためには早めに乗船券を購入し、船が出発する桟橋の番号を確認しておくことをお勧めします。」
とのことでした。
◆タッチ決済の導入
船会社の窓口で乗船券を購入しなくても、船の入口でタッチ決済をして乗船できるようになりました。
時短にはとても便利なシステムです。
ところが…(次へつづく)
◆タッチ決済の課題
例えばGWなどの繁忙期、石垣港を8時台に出航する上原行きの船は非常に混み合います。
「オンライン予約が満席だったから船に乗る時にタッチ決済して乗船券を買えばいいよね~」
と思い、桟橋にできた長い行列に並んでいると、前方で満席になってしまい船に乗れない可能性があります。
つまりタッチ決済をするために乗船券を買わずに出航まで待っている人がいる一方、船会社の窓口では当日券がどんどん販売されていきます。
オンラインによる事前の乗船券予約と窓口での当日販売で満席になってしまったら、タッチ決済をするために行列に並んでいても乗れない可能性が…イマイチ微妙なシステムですね(汗
どんな状況が発生しても問題なく西表島へアクセスできるよう、特に繁忙期(GW、7~8月)に関しては早め早めの行動を心がけましょう。
◆上原行きの船が欠航したら
当店のツアーでご利用いただく上原航路(石垣港⇔上原港)は、北風の影響により欠航することが多く、欠航が決まると予約していた内容は自動キャンセルとなります。その際、石垣港から西表島の上原港まで移動する方法は以下のとおりとなります。
- 石垣港にある安栄観光で「西表島の上原港まで行きたい」と伝える
- [上原行きの料金] を支払って [大原行きの乗船券] と [上原港行きのバス券] を受け取る
- [大原行き] に乗船する
- 大原港に到着したら [上原港行きのバス券] を使って安栄観光が運行する上原港行きのバスに乗る
- 上原港で当店スタッフがお迎え
上原航路が運航なのか欠航なのかは、当日の朝6時以降に安栄観光の公式サイトに掲載されます。
◆アクセスで無用なトラブルを避けるには?
- 乗り物に弱い方は旅行前に酔い止め薬を準備する
- 乗船券はなるべくオンラインで事前購入
- 石垣港へレンタカーで行く場合は駐車場から港ターミナルまでの移動時間も考慮し、可能なら前日までに駐車場の場所を確認しておく
- 乗船前にトイレを済ます
- 出航する20分前には桟橋で待機
- 船酔い防止には後方通路側の座席を確保
◆とどのつまり、乗船券はどこで買う?
ここまで乗船券の購入について色々と述べた次第ですが、今のところ安栄観光では当日早めに石垣港ターミナルの窓口で購入されるのが一番無難な感じがします。
窓口であれば質問にも答えてもらえるし、船の乗り場や船名も教えてくれるので何となく安心です。
「オンライン乗船券予約は繁忙期は早めに予約終了することがある。タッチ決済は便利だけど乗船できないリスクがある。」
これが当店の見解です。
◆まとめ
今回は2024年4月25日現在のお話です。
今後、安栄観光のルールがどのように変わっていくのか、正直、私どもには分かりません。先に述べたように、突然ルールが変わることもあり得ます。
時代の流れからするとオンライン乗船予約とタッチ決済だけになっていくのかな?と思ったりもしますが、まだまだ時間はかかりそうです。
重複になりますが、どんな状況が発生しても問題なく西表島へアクセスできるよう、特に繁忙期(GW、7~8月)に関しては早め早めの行動を心がけましょう。
それこそ以前、ブログでも触れた竹富町が新たに導入予定の“訪問税”が加わってくると、船会社の手間がかなり増えることが予想されるので、どのような方向性となるのか注視していきたいと思います。
西表島へお越しになる際には船会社のホームページもご確認のうえ、スムーズなアクセスを心がけましょう。
※八重山観光フェリーの乗船券についてはこちらをご覧ください。