石垣島や西表島に行ってもいいの? 2020年7月12日
未だ終わりの見えないコロナ禍ですが、アメリカでは今もなお感染者が増加しているのにディズニーワールドが再開されたそうです。まさに新型コロナウイルスとの共生を地で行く感じですね。
◆ 西表島の今
一方、西表島では6月下旬から徐々に観光客が戻ってきて島にもにぎわいが出てきました。
特にダイビング業界はリピーターが多いそうで、その方たちが何日も西表島に滞在することでホテルや民宿、ペンション、飲食店が活気づいています。
それに対し、ダイビングに比べてリピート率の低いカヌー業界は静かな毎日となっています。
ジャングルをトレッキングしたり山登りをする観光客も少ないので、今お越しのゲストは、八重山が一番輝く季節にフィールドを独り占めに近い状態でツアーを楽しむことができます。
肝心の当店はというと…ブログをじっくり書く時間があります笑
◆感染症拡大防止対策
さてさて、国は「Go Toキャンペーン」なるもので観光業の我々を救ってくれようと躍起になっているようですが、実際に来られる方には様々な心配があるかと思います。
石垣島や西表島の主要産業は観光なので、観光客にはウエルカムな島です。
しかし、コロナ禍の現在においては離島で大規模なクラスターが発生すると医療体制の崩壊が確実であるため、行政や観光事業所は水際対策を徹底しています。
西表島のある竹富町でも「新しい生活様式」を取り入れた感染拡大防止協力金の給付があり、マスクや消毒薬等の購入代金を補助してくれました。
当店でもそれを活用して協力事業所としての認定を受けました。今後も最新の情報を基に対策を強化し、感染拡大防止に努めてまいります。
◆石垣島や西表島に行ってもいいの?
7月12日 朝9時現在、西表島で観光客を制限しようという動きは見受けられません。
石垣島と離島を結ぶフェリーの中でしっかりマスクをしていただくというマナーを守ってもらえれば、それほど違和感もなく西表島に入ることはできます。
そして、新しい旅のエチケットも意識していただければ大きなトラブルはないと思います。
▼観光庁
新しい旅のエチケット
今年の西表島はとても暑い夏を迎えています。日中のアクティビティは熱中症が心配されますので、水分捕球をしっかり行ってくださいね。
◆しかし、状況は日々変わります
この数日の間に沖縄県においては数名の新型コロナウイルス感染者が発生しました。
8日には石垣島でも71日ぶりとなる感染者が確認され、沖縄本島の米軍基地においてはクラスターによって多数の患者が発生しており、感染拡大が脅威となっています。
幸い石垣島の感染者に濃厚接触者はいないとのことでしたが、これからも観光事業者はコロナウイルスの状況に一喜一憂しながら事業を展開していく必要があります。
そして、この社会情勢に対しては個人や一事業所の努力ではどうすることもできず、やはり石垣市や竹富町といった行政が主導となり、観光事業者が全面的に協力していく体制が必要だと思います。
今は当店も営業自粛中に作成したガイドラインの遵守と強化に努めることしかできませんが、竹富町から観光客に向け再度、来島自粛のお願いが発表されたら、それに従い営業を自粛する予定です。できればそうならないことを祈りますが…。
◆おすすめは石垣市長のTwitter
コロナ禍の真っただ中、情報収集にとても役立ったものの一つとして、中山よしたか石垣市長のTwitterがあります。
日々変わりゆく状況の中、一日に何度も発信されるツイートは竹富町民にとっても当事者意識が感じられる、参考となるものばかりでした。
八重山旅行を計画中の方は、ぜひ中山市長のツイッターをフォローしておくことをおすすめします。
◆それでもお悩み方はご相談ください
「ネットじゃ解決できない…」「どうしても現地の生の声が聞きたい!」という方は、どうぞ当店までお気軽にご相談ください。
私たちが可能な限り具体的な提案をさせていただきたいと思います。
→メールによるご連絡はこちら
<担当> 大谷(おおたに)