2025年春《滝つぼ開き》したよー♪ 2025年3月27日
みなさん、こんにちは!
西表島カヌーツアー風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
春休みに入り、西表島はたくさんの観光客が訪れて久しぶりの賑わいをみせています。
3月の八重山ではすでに海開きも終わり、ここ最近は特に気温の高い日が続いています。
観光で来られた方々にとっては「夏を先取り」といった感じですね。
◆春の知らせは滝つぼから♪
とはいえ、3月の西表島は暑い日は暑い、涼しい日は涼しい。いわゆる「三寒四温」がまだ残る季節です。たまたま25℃以上になる暑い日に来られた方は「夏を先取り」ですが、涼しい日は「夏はそこまで来てるような…」となるでしょう。
そして「3月の海はもう泳げるの?」と聞かれたら「泳げる方は泳げますよ」と、とても微妙な回答になってしまいます。しかし、ここ最近は「今日は滝つぼで泳ぎました!」とツアーから帰ったガイドの報告を受けるようになりました。
海より水温が低い滝つぼ遊びを楽しむ方が増えてきたのは、西表島のツアーショップならではの「春の知らせ」ですね。
滝つぼに入れる目安は気温が25℃近くまで上がり、晴れている。そしてトレッキングの直後で身体が熱くなっている時でしょう。
明後日からまた寒の戻りがありそうなので、それまで滝つぼ遊びに興味のある方はぜひチャレンジしてみましょう!
◆滝つぼ遊びの後は?
濡れた服は着たまま再びトレッキングとカヌーで帰路に着きますので、滝つぼから上がった後は乾いたタオルでしっかり身体を拭き、冷えないように乾いた上着をはおりましょう。
石垣島へお戻りの方は当店ベースでシャワーをご利用いただけるので、着替え一式とタオルを忘れずにお持ちくださいね。
【重要】石垣島から西表島のツアーに参加される方 2025年3月26日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
現在、石垣島と周辺離島を結ぶ高速フェリーは、八重山観光フェリー と 安栄(あんえい)観光の2社が運航していますが、先日、2025年4月1日から6月30日のフェリー運航時刻表が発表されました。
◆八重山観光フェリー
現在、当店のツアーに石垣島から参加される方には八重山観光フェリーでご案内していますが、4月以降の石垣港と西表島の上原、大原港を結ぶ航路に関しては特に変更点はありませんでした。
当店でも6月30日まではこれまでと同じタイムスケジュールで石垣島からツアーに参加される方に対応していきたいと思いますので、各ツアーコースの詳細ページにある交通案内で往路、復路の時間をしっかり確認してくださいね。
◆安栄観光
現在、当店のツアーに石垣島から参加される方へ安栄観光でのご案内はしていません。
なぜなら八重山観光フェリーは運航予定を前日に発表しますが、安栄観光は当日の朝6時にならないと発表されないからです。
そして、最近の安栄観光の運航時刻表が分かりづらくなってきたのです。
昨年の春までは4月以降の新しい時刻表は3月中旬には発表されたのですが、昨年の秋からは10月以降の時刻表の発表が遅れ、結局、新しい時刻表が発表されたのは10月19日でした。
そして今回は
- 4月1日~5月11日の時刻表
- 5月12日~6月19日の時刻表
- 6月20日~6月30日の時刻表
これら3つの時刻表が発表され、なかなか複雑になり業務に支障を来す恐れがあります。
ただし、安栄観光は島間航路が充実しているので、離島から離島へのアイランドホッピングも楽しめます。時刻表をじっくりチェックして旅の計画を立ててくださいね。
◆7月以降は?
以前は4月1日~9月30日まで一まとめの時刻表でしたが、ここ最近は7月1日~9月30日の時刻表が6月下旬に発表されるようになりました。
これでは夏休みの計画が立てづらいですよね…。
割り切るしかないのですが、可能なら新しい時刻表が決まった時点ですぐに発表してほしいものです。
◆重ね重ねのお願い!
3日前のブログにも書きましたが、最近は石垣港を朝に出航するフェリーが満席のため乗れない方が発生しています。
コロナ禍以降の人手不足により船便が減少されましたが、観光客は年々、増加傾向にあるのが原因かもしれません。
今年の夏はアクティビティツアーの予約よりも[石垣8時発 上原行き]の乗船券をゲットするほうが難しくなるのでは…と危惧しています。
。。。o(゚^ ゚) ウーン
重ね重ねのお願いとなりますが、風車のツアーを予約完了したら同時に乗船券の事前購入もお済ませください!
→ 八重山観光フェリー 乗船券購入
◆春から夏の八重山の天気模様
4月になると北風の強い日が減っていき、上原航路の運航率も高くなると思います。
しかし、その後の台風シーズンに入ると上原航路どころか石垣島と周辺の離島を結ぶすべての航路が欠航する日もあるかもしれません。
ご旅行中の天気予報は「晴れ」か「雨」を気にするだけでなく、船に強い影響を与える風の強さや向き、波の高さもチェックしておくことをお勧めいたします。
→ 気象庁 八重山地方の天気予報
風車公式サイトからのご予約をオススメするワケ 2025年3月25日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は風車の公式サイトからのご予約をお勧めする理由についてお話したいと思います。
◆まずは昔話をひとつ…
風車は1999年の創業からしばらくの間は電話での予約受付けが主流でした。ゲストの細かい疑問や質問にお答えし、納得がいくまで対応をし続けるという方法です。
やがて2007年頃にはフリーダイヤルに変更し、さらに気軽に電話をかけてもらう体制にしました。ちなみに番号は「0120-04(わたし)-4959(よく漕ぐ)」でした。
いただくお電話はどんどん増え、スタッフ全員が電話対応のプロみたいでしたよ(笑)
しかし、お相手の声色を確認しながら、きめ細かな電話応対を心がけていましたが、どうしても年に数回はミスがありました。「聞き間違い」です。
ツアー参加日、コース名、人数、フェリーの時間など、どうしても大事なところでミスをしてしまうことがあり、そのミスが発覚するのがツアーの前日や当日であったり、ゲストの皆さまにはご迷惑をお掛けしたこともありました。
そして現在。
さまざまな紆余曲折を経て、風車のツアー予約はオンライン限定となりました。
電話でお問い合わせを受けたとしても、ネット上で文字を確認をしながらの予約の方が圧倒的にミスが減るのです。
ゲストの皆さまにはオンライン予約へのご協力、本当にありがとうございます。
◆公式サイトとツアー販売サイト
当店のツアーは基本的に公式サイトからのご予約をお願いしております。最大の理由は公式サイトに記載してあることが一番最新で正確な情報だからです。
現在、風車ではSNSはしておらず情報発信はすべて公式サイトからになります。
そしてツアーは何種類かありますが、コースごとに当店の「想い」が込められています。
このコースはどんな方におすすめなのか、ツアーの流れはこんな感じ、参加条件、など。
文字だけでなくツアー中の様子を画像で紹介することにより、可能な限り分かりやすく、そして頻繁に更新しています。
公式サイトにじっくり目を通し、当店の想いに共感し、ツアーをお申込みいただく。
この流れはとても重要で、こうすることによってツアー当日に「こんなはずじゃなかった」と違和感を感じるゲストはほとんどいないと思います。
一方、ここ10年ほどの間に公式サイトだけでなく、OTA(オンライントラベル エージェントの略)と呼ばれるツアー販売サイトからのご予約も増えています。
似たようなツアーを一つのサイト内で比較できるのが特徴で、インターネット上の旅行会社といった感じです。
ただし同じ定型のページなので画像数や文字数に制限があり、ショップの雰囲気やガイドの人柄、ツアー自体の内容をより深く知ることは難しいです。
また、風車では公式サイトの更新を最優先にしているためOTAの更新はその後になり、どうしても情報が古くなりがちです。
◆ツアー販売サイトの注意点
アクティビティツアーの販売サイトはびっくりするほどたくさんありますが、そこから予約するのであれば気をつけないといけない点があります。
それは、そのツアーを主催するショップ名がきちんと明記されているかどうかです。
販売サイトはあくまでエージェントです。実際のツアーを開催しているショップを知らずに参加するのって大丈夫ですか?
販売サイトを利用するにあたり、ポイントの活用や割引きサービスなど様々な理由があると思います。しかし、主催するショップの公式サイトやレビューもチェックし、ゲストのニーズに合っているのか確認、納得してからの申し込みをお勧めします。
◆よくある質問が増え続けないわけ
風車の公式サイトには「よくある質問」というメニューがあります。いろんな会社のサイトでもよく見かけますよね。
1999年の創業以来、25年も営業しているのでやはりご質問はたくさん受けてきました。
その長い年月の間、風車では更新の度に「よくある質問」の項目を増やしていくのではなく、ホームページを見ればゲストの疑問が解決するサイト作りを意識してきました。
今でもたまにお問合せフォームから質問が寄せられますが、個別な内容のものが多いです。
一般的なご質問に対する回答はサイト内で完結できるようになったので、電話対応は減り、個別のご質問にできるだけ深くお答えする時間を捻出することができました。
まさしく皆さまに風車の公式サイトまでお越しいただいてるおかげです。
これからもゲストの心に響くサイト作りを目指してがんばり続けます。
西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします!
【重要】乗船券の事前購入は「必須」です! 2025年3月22日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、ツアーにご予約いただいたゲストからこんなお問い合わせがありました。
「フェリーの乗船券がネットで買えません!満席ですか!?」
なんと、カヌーツアーに参加するにあたり当店が指定した時刻の乗船券がネットで購入できないとのことでした。
◆八重山観光フェリーさんに聞いてみた
しゅうさんも早速、八重山観光フェリーの公式サイトをチェックしてみると、たしかに当店が指定した[八重山観光フェリー 石垣8:00発 上原行き]の乗船券が表示されず購入できない状態でした。
こりゃ大変だ!ということで「乗船券の事前購入ができなければフェリーに乗れないの?」と八重山観光フェリーさんに電話で質問してみたところ、次のような回答をいただきました。
◆八重山観光フェリーの独自ルール
①座席の確保は先着順
事前に乗船券を購入してもその指定した便に乗船できるかはわからない。なぜなら乗船は先着順なので、事前購入をしても出航ギリギリだと座席が確保できない可能性がある。
対策としては出航時刻の15分くらい前から乗船できるので、それよりもっと前の出航時刻の20分前には乗船口に並ぶことをお勧めします。
②事前購入の便指定はあくまで便宜的
八重山観光フェリーの公式サイトで[石垣8:00発 上原行き]の乗船券を購入したくても、その便が表示されなければ大多数の方は「売り切れちゃった!どうしよう…」となりますよね。
しかし!
電話口の方によると「石垣8時発の便が表示されなくても11時発の便を購入し、8時発の便に乗ってください」とのこと。
一瞬、頭が ( ゚д゚)ポカーン.. となりましたが、そういうことだそうです。
飛行機で例えると「ANA089便を予約しても091便に乗っていいよー♪」みたいな感じですかね。とても分かりづらいですが…
◆まとめ
八重山観光フェリーの方が仰った「11時発の乗船券を購入しても8時発に乗れます」というのも、あくまで2025年3月現在のお話です。
日によって使用する船の大きさ(定員数)が違うこともありますし、これから迎える本格的な繁忙期はどうなるの?など、不安が頭をよぎります。
実際、これまでは乗客が多ければ臨時便を出して対応してくれていましたが、最近はそれが無くなって船に乗れない人がチョコチョコ発生しているので…。
せっかくの西表島観光なのに、船に乗れなくてカヌーツアーに参加できなかった!なんてことにならないためにも、やはりツアーの予約を完了したら同時に乗船券の事前購入も確実に済ませることが必須ですね。
立入制限開始!厳しさを増すピナイサーラの滝ツアー 2025年3月16日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
2025年3月1日より風車がメインフィールドとしているピナイサーラの滝で立入制限が始まりました。
はじめは慣れない事務手続き(立入申請)にバタバタしていましたが、2週間が過ぎた今もバタバタは続いています。(-⊡ω⊡;) アセアセ
→ NHKニュース 西表島で利用人数制限
→ 竹富町 利用人数制限の開始について
◆ツアー内容は変わったの?
新しい制度が導入されましたが、ツアーの内容自体は特に大きく変わった点はありません。
ピナイサーラの滝の利用ルールはエコツーリズム推進法に基づいた西表島エコツーリズム推進全体構想に沿っており、その本流は当店が所属している西表島カヌー組合が定めた自主ルールから派生したものでもあります。
西表島カヌー組合に所属するショップはこれまで自主ルールを厳格に守りながらツアーを開催してきたので、新しい制度が始まっても特段の違和感は無く、これまで通り、規則に従った営業を続けてまいります。
西表島に来られる観光客の皆さんもこれまで通り安心してツアーにご参加くださいね。
◆では何が変わったの?『お客様編』
1. フィールドへの立ち入りは一日200名まで
1業者あたり14名のお客様をご案内できますが、全体では一日あたり200名まで(ガイドも含む)となりますので、春休み、GW、夏休みなどの連休は早めのご予約をおすすめいたします。
2. 竹富町へ事前の立入申請が必要
申請手続きは当店が代行します。ご予約フォームに申請に必要な情報をご入力ください。
入力もれがあると申請許可が下りないので正確な情報をお知らせください。また、代行手数料は発生しませんのでご安心ください。
3. 立入承認事務手数料として500円を竹富町へ納入
手数料500円はツアー代金に含まれるため別途お支払いいただく必要はありません。
ただし、立入申請が承認された後の日程変更については新たな立入申請をする必要があり、ツアー直前の場合はキャンセル料が発生しますので、その際の実費はお客様側にてお支払いいただくこととなります。
4. フィールドに立ち入る際は点呼
ツアー開始前にガイドが「点呼」を行います。参加者の代表の方には申請時にお知らせいただいたメールアドレスに点呼メールが届きます。
その際、代表の方には参加人数を入力して送信するだけのシンプルな手続きをしていただきますが、パソコンでしかメールチェックができないと「点呼」ができませんので、ご予約時はお手持ちの携帯電話で確認できるメールアドレスをご登録ください。
◆では何が変わったの?『ショップ編』
1. オンラインで立入申請
ツアーの予約が入ると、しゅうさんは新しくできたアプリ「西表島フィールドエントリーシステム」から立入申請をします。
ご予約時にいただいた情報をコピペするだけですが、間違うととんでもないことになります!
すごく慎重に、何度も何度も見直しながら作業します。これによりパソコンに向かう時間が30%くらい増えました(汗)
2. ツアーの開始と終了の報告
ツアーを開始するにあたり、ガイドはピナイサーラの滝が立入制限区域にある特定自然観光資源であることを説明します。
その後、参加者の「点呼」を行い、入口に設置された看板にあるQRコードを読み取って立ち入り開始の記録を残します。ツアーが終わる際も再度QRコードを読み取り立入終了の記録を残します。
こうすることで立入制限フィールドでの行動記録が残ります。
◆豊かな大自然を未来につなぐ
運用が始まったばかりのシステムなので、不具合が多くトライ&エラーの日々です。役場の担当者もかなり忙しい毎日かと思われます。
ガイドもツアーを安全に楽しんでいただくだけでなく、事務手続きが増えたので慣れるまでは大変です。
しかし、竹富町もショップもここは一致団結して、西表島の豊かで貴重な大自然を後世につなげる観光資源として大切に活用していく努力を続けていきたいですね。
復活!ヤエヤマボタル観賞ツアー .. 。* ゚☆* 2025年3月13日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
♪ほたーるのひーかーり まーどのゆーきー
3月はお別れのシーズンですね。
西表島では中学校を卒業した子供たちは島を、親元を離れて石垣島や沖縄本島、内地(本土)の高校へと進学していきます。
一年前、我が娘も島の方々の温かな激励のもと、心に残る島立ちをさせていただきました。
あれから一年。時が経つのは本当に早いですね。
離島では4月の頭まで多くの別れと出会いのシーンが繰り広げられます。
◆自然界は出会いの季節
西表島では人より一足早く、島の生き物が出会いの季節を迎えています。
それは何かというと、ホタルです。
暖かい日の日没直後は繁殖のために集まったホタルの光がすごいんです!
日本最小といわれるヤエヤマボタルが放つ光は3月から5月頃まで観察できます。
見られる時間帯は日没後の30~40分ほど。
短い時間ですが、暗くなるにつれ森の茂みに広がる小さな光の点滅や、チカチカ光りながらフワリと舞うホタルの姿はとても幻想的です。
そして2025年の春、風車では季節限定、しかも一日の内のわずかな時間しか現れない自然のイルミネーションを観賞するホタルツアーをひっそり復活いたしました!
◆ホタルツアーストーリー
手前味噌ですが、当店のガイドはみんな人あたりが良くて話しやすいタイプです。
これまでカヌーツアー中にホタルの話題になることが何度もあり「そんなにきれいなら観てみたい」「ホタルツアーはしないの?」というお言葉を多くいただきましたが、そのつど「うちは昼間のツアーがメインなので夜は自分の時間を大切にしているんですよ」とお答えしてきました。
が、しかし! 今年は違います!
当店ガイドのミッキー(立川幹人)が「西表島の夜をもっと楽しんでもらいたいなぁ♪」と柔らかな笑顔でやる気満々なのです。
西表島には多くのツアー会社があり、ホタルツアーを開催しているショップもたくさんあります。
お客様にとっては同じようなツアーをどこで予約したらいいか悩むところですが、日中、風車のカヌーツアーに参加された方にとってはショップの雰囲気やガイドの人柄が分かっているので、安心してご参加いただけると思います。
というわけで、今年はホタルツアーを15年ぶりに復活させました。
ガイドはもちろんミッキーです!
今のところホタルツアーのお客様は日中のカヌーツアーに参加された方がほとんどで、ホームページのツアーメニューにも載っていない、いわゆる「裏メニュー」となっていますが、ご興味のある方はお問い合わせフォーム(ページ下の<ご予約方法>を参照)やツアー中に直接ガイドまでご相談ください。
◆こだわり!風車のホタルツアー
暗くなると大勢の人が集まるホタルポイントですが、当店では少し早めの明るいうちに現地へ向かいホタルの出現を待ちます。
なぜなら、まだ明るさが残るうちから日が暮れるまでの間は、お客様とのコミュニケーションを大切にする時間でもあるからです。
よって当店のホタルツアーは「短い時間でさっと行って、さっと帰り、なるべくホタルより夕食を優先したい」という方には不向きなコンセプトです。
ガイドのミッキーと初対面であれば、なおさら顔が見える明るいうちに会えるほうが安心感がありますよね。
ホタルを観賞するだけでなく、夕暮れに赤く染まる空、コウモリやコノハズク、虫やカエルの鳴き声など、ホタルポイントへ向かう道中もミッキーの解説で西表島の「たそがれ」をお楽しみください。
晴れていれば満点の星空も眺めることができますよ。
◆ホタルツアー詳細
先日ツアーにご参加いただいたお客様より、ヤエヤマボタルが美しく乱舞する様子のお写真をご提供いただきました。
夜のジャングルに煌めく自然のイルミネーションが本当に美しいですね。
ありがとうございました!
ここまで鮮明にホタルの光を捉えるのはなかなか難しいかもしれませんが、みなさんも夜の写真撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<開催期間>
2月下旬~5月
*見頃が終えたら終了
<開催時間>
18:30頃~20:30頃(1.5~2時間)
*日没が遅くなると開始時間と終了時間も若干遅くなります。
<参加対象>
8歳~75歳
*暗い場所でも明かり無しで観賞できる方
*ポイントにより暗い道を往復30分ほど歩きます
<ツアー料金>
4,000円/おひとり様
*子供料金なし
*お支払いは現金のみ(おつりのないようご準備ください)
<ツアーの流れ>
ホテルお迎え(18:30~19:00)
↓
移動(車で15分)
↓
ポイントへ移動(山道を徒歩で10~15分)
↓
ホタル観賞(約30分)
↓
暗い道を下山
↓
ホテルお送り解散(20:00~20:30頃)
<重要ルール事項>
ホタル観賞中は照明やスマホの画面など明るくなる物は使用厳禁です。
ホタルツアーは春の西表島の風物詩となっており、特に春休みシーズンは大勢の方が観賞に訪れます。明かりを照らしたりスマホで撮影することにより、他社のツアー参加者に迷惑をかける場合がありますのでご配慮ください。
尚、一眼レフなどでじっくり撮影をされたい方は周囲の方々の観賞を妨げることのない場所でお願いいたします。
西表島のホタルに関する環境省からのお願いも併せてご覧ください。
→ 西表島のホタルたち
<備考>
- ツアーは夕食のお時間と重なります。ツアー開始前もしくは終了後に食べるのか、あらかじめ決めておくことをお勧めします。
- ツアー終了後は食事処へお送りして解散することも可能です。その際は夕食難民にならないように気をつけてください。
- 4月上旬までは暖かい夜もあれば寒い夜もあり、気温が低めで雨風が強い時はホタルがそれほど見られません。悪天候時はガイドの判断で観賞を中止にすることがありますが、その場合のツアー代金は発生しません。
- 日没前後は蚊が多い時間帯です。なるべく肌を露出しない服装をお勧めします。
<ご予約方法>
お問合せフォームに以下の項目をご入力のうえ送信してください。
- ツアー参加日
- 参加者人数
- 代表者の携帯電話番号
- 参加者すべての性別、年齢
- お迎えの場所
- お送りの場所
- 夕食の場所と時間
◆西表島に泊まる方の特権
夜に開催するホタルツアーは西表島に宿泊される方のみ楽しめる季節限定コースです。
せっかくの春の西表島。夜風が心地よいこの季節に西表島の思い出を一つ増やしてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
<内輪ネタ> カヌー置き場が新しくなりました! 2025年3月6日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
とってもとっても内輪なお話ですが、先日、普段使用しているカヌー置き場の改築工事がありました。
◆良い面もそうでない面もあったりして…
風車のメインツアーはピナイサーラの滝まで行くカヌーとトレッキングです。
このフィールドで25年以上営業していますが、これまでは西表島カヌー組合に加盟しているショップが厳しい自主ルールを守りながらカヌー置き場を管理していたのですが、この度それらを全て撤去し、竹富町が新しく整備してくれました。
これからは置き場の使用料を竹富町に月々支払うことになりますが、破損などが起きた場合は竹富町の予算で修繕してくれるそうです。
ただし、今までに比べ各ショップに割り当てられたスペースが狭くなってしまったため、置けるカヌーの数も減ってしまいました。
◆新しい時代へ
西表島では3月1日から始まった厳しい立入制限に向け、急ピッチで色々なことが変わりました。カヌー置き場だけでなく、立入制限エリアへの入域申請手続きも複雑です。
そしてガイド自身にも制限がかかります。
竹富町の条例に基づいて認定されたガイドの中から、さらなる試験(カヌー実技、トレッキング実技、筆記、面接)に受かった者だけが立入制限フィールド内でのガイド業が許されるのです。
風車は一昨年の12月から準備を進めていたので、2025年3月1日の立入制限スタート日には4名のガイドを揃えることができました。
しかし、これから入社する新人ガイドは認定試験に半年から1年は要するので、それまで立入制限エリアでのガイドはできません。
かなりの時間を要する厳しい制度なんです…
(゚ー゚;A アセアセ
もしもピナイサーラの滝でのガイド業に興味がある方がいたら風車までご連絡ください。しっかりサポートさせていただきます!
◆意外に知られていない楽しみ
カヌー置き場の話のついでに…
当店のカヌー体験コースやピナイサーラの滝を目指すコースは、駐車場で車を降りてからカヌー置き場まで10分ほど歩きます。
実はそのルートが楽しいのです!
各自パドルを持ってジャングルへの入り口へ向かいます。
木道が現れました。
西表島の大自然で暮らす動植物の群落地へ続きます。
サガリバナをはじめとした亜熱帯植物が鬱蒼と生い茂り、足元の湿地帯ではとぼけた表情が愛らしいミナビトビハゼやオキナワアナジャコが作り上げた「塚」を観察することができます。
初めて西表島を訪れた方にとっては、カヌー置き場までのただの移動も立派な「ジャングル探検」です。
本題のカヌー体験の前に写真撮影したくなりますね。
さらに カヌー体験コース と マングローブカヌー&由布島コース では、カヌーの折り返し地点でいったん上陸して短いお散歩タイムがあります。
その際はサキシマスウオノキ群落の観察もできますよ。お楽しみに!
2025年2月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由 2025年3月2日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月から続く超閑散期も終わりに近づいた今日この頃。
例年にくらべ割とお客様の多い冬となり、なんやかんやで忙しい毎日を過ごしております。
さて、本日は2025年2月版の「西表島カヌーツアー風車に決めた理由」についてのご報告です。
◆ツアーの内容について
- ツアー内容
- 楽しそう
- カヌー、トレッキング両方を体験できること
- カヌー体験がしたかった
- カヌーをしてみたかったので
- 滝上まで行けること
- ピナイサーラ滝上、下でよさそうだったから
- 滝(ピナイサーラの滝)
- 西表のマングローブに行きたかったから
- 昼食ついてるから
- 八重山そばが食べられる
- 1日アクティブに楽しめそうだったから
- 1日かけてじっくり西表島を体験できそうなところ
- 西表野生生物保護センターに行ける(マングローブカヌー&由布島コース)
- 時間帯(午後から開催)
- 時間と場所
- 1人参加OK、半日コース有
- 半日で終わる点
- 価格、滝、案内の丁寧さ
- リーズナブルな価格設定
◆予約について
- 当日の予約受付
- 前日の夜に予約ができた
- 予約のしやすさ
- 1人参加可能だったところ
◆ホームページについて
- HPのブログ
- ホームページがしっかりしていた
- ホームページのわかりやすさ
- ホームページの雰囲気
- 細かいスケジュールがあったため
- Exactly what we wanted + available. (possible to see directly on website)
◆その他
- 口コミ
- 口コミ、親切とかいてあった
- ていねいさ
- 歴史
- しっかりしてそうな感じがした
- 電話対応の良さ、知人の高評価
- しゅうさんにお世話になっているため
- ピンときました
◆2025年2月の傾向
やまねこマラソンの前後を除いて2月は西表島に宿泊される観光客は少なく、多くの方が石垣島からの日帰り観光です。
カヌーツアーのお客様もグッと減る超閑散期なので、前日、当日のお申込みにも可能な限り対応いたしました。
そして今年の2月は全国的に厳しい寒さに見舞われました。
ここ西表島でも気温が低く天気もパッとしない日が続いたので、アクティビティツアーの参加を検討される方は天気予報を入念にチェックしてからご予約されるケースが多かった気がします。
超閑散期はツアーが満員になる日はほとんど無いので「西表島でカヌーしてみたいな…」と思い立ったら、まずは当店までお問い合わせくださいね。
繁忙期には対応できないスケジュールでもお受けできるかもしれませんので。
→ <風車>お問合せフォーム
◆卒業旅行で石垣島、西表島に来られる学生の皆さん
2月、3月は卒業旅行シーズンですね。
学生の一人旅も楽しいものですが、友達数人、10人グループなどの大人数の旅は社会人になるとなかなか出来ない貴重な経験になります。
西表島のカヌーツアーで大人気のピナイサーラの滝は、1人のガイドがご案内できる最大人数は7名様までというルールがあります。
もしも8名様以上の大人数で参加する場合は2名のガイドが必要となるため、早めのご相談、ご予約をおすすめいたします。
◆超閑散期→普通の閑散期
超閑散期に西表島まで来ていただいた皆さま、本当にありがとうございました。
3月になりましたが、これから夏までは普通の閑散期です(笑)
2月は気温が12℃前後しかない日は暑がりのしゅうさんでもさすがに重ね着3枚でツアーに出ましたが、3月は三寒四温で、初夏のような日もあれば再び真冬のように寒い日もあるでしょう。
西表島を観光する際はどんな服装がいいのか悩んでしまうかもしれませんが、基本的には気温が20℃前後なので着こむ必要はないと思います。
しかし雨が降りやすかったり北風の強い日はまだ続くので、ウインドウブレーカーやレインコートは必須アイテムです。
◆嬉しいニュースもありました!
2月は石垣島のマクドナルドが一時閉店、スーパーの船積みサービス終了など、離島民の日常生活に影響を与えるニュースがあってテンションも下がり気味でした。
しかし!
4月から石垣空港に香港と韓国の仁川(インチョン)からの定期便の就航が決定しました!
観光業にとってはめちゃくちゃ嬉しい吉報です!
⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ ワーイ
もしかすると本土→那覇空港→石垣空港より、本土→香港 or 仁川→石垣空港のルートの方がお得な可能性もあるので、航空会社のキャンペーンは要チェックですよ♪
→ 香港LCC:香港エクスプレス
→ 韓国LCC:ジンエアー
団体様いらっしゃい♪クーラの滝ツアー! 2025年2月26日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、久しぶりにガイドの星くんと一緒にクーラ川ジャングル探検コースへ行ってきました。
◆隠れ家的なフィールド
ガイドブックにもあまり紹介されていないクーラの滝は、クーラ川の上流にあるので「クーラの滝」と呼ばれています。
とても小さな川を遡った先にあるとても小さな滝と滝つぼですが、訪れる人が少ないのでまさに隠れ家的なフィールドです。
◆前日予約でも対応可能
「明日、9人でクーラの滝へ行けますか?」
クーラの滝は1名のガイドがご案内できるお客様は8名までと竹富町のルールに定められています。
予約台帳をチェックすると、しゅうさんと星くんが対応可能なのでご予約を受けることになりました。団体様のツアー参加はとてもありがたいことです。
しかし、風車のベテランガイドの星くんと一応オーナーであるしゅうさんのスケジュールが空いていたなんて…
大学生の春休みシーズンも始まったので、もっと営業をがんばらないといけないですね(反省)
◆クーラの滝ツアーは団体さま向け
団体旅行の場合、窓口となる幹事さんはお店とのやり取りがあるのでツアー内容を把握されていますが、他のメンバーはカヌーやトレッキングに対するイメージや意気込みというか気合いに温度差がある場合があります。
とはいえ、そのような状況でもクーラ川ジャングル探検コースは問題がありません。
なぜなら4歳から楽しめるスーパーライトな半日コースなので、のんびりモードの方でも程よく遊べる、しかもフィールドの雰囲気が抜群に良いのです。
まずは海に浮かべたカヌーに乗り込み、クーラ川の河口を目指して漕ぎ始めます。
メンバーは岩手県よりお越しの仲良し9人組み♪
河口に架かる橋をくぐると一気にジャングル感が押し寄せます。
川幅は広くなく流れも穏やかなので、マングローブを間近に観察できます。
野鳥のさえずりをBGMにゆっくり進みます。
上流に到着したらカヌーを降りて滝を目指します。
川を横切ったり濡れた岩場を歩くので、すべって転ばないように一歩一歩、慎重に進みます。
15分ほど歩くとクーラの滝が見えてきました。
滝も滝つぼもコンパクトですが、小さなお子様や体力に自信がない方、ほどほどに遊べればいいよという方、メンバーみんなで楽しめるツアーを求める方にとっては最適なフィールドです。
暑い日は滝つぼあそびと滝浴びも楽しめます。あ、冬でもチャレンジしたい方はどうぞ!
◆ランチもシャワーも付いてます
ツアーは短時間ですが、こちらはランチ付きのコースです。
アクティビティ終了後は風車のベースに戻って作り立ての沖縄そばをいただきましょう。
カヌーの乗り降りやジャングルを歩く際はひざ下まで水に濡れるので、必要であればシャワーもご利用ください。もちろん無料です。
マングローブのトンネルをくぐりながらジャングルを縫うように流れる川をカヌーで進む。
これぞリゾートホテルでも体験できない大自然の癒しですね。
ツアーのご参加ありがとうございました!
雨でがっかり!? 冬の西表島観光 2025年2月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
西表島は昨日も今日もおそらく明日も、雨が降ったりやんだりです。
観光客の方にとってはきっと残念に感じるでしょう…。
◆冬の沖縄って?
沖縄に関するガイドブックやSNS、アクティビティショップのホームページを見ると青い海や空の写真でいっぱいなので、どうしても「晴れ」や中には「常夏」のイメージで石垣島、西表島へ来られる方が多いでしょう。
しかし、現実は…
冬場は曇りや雨の日が多く、北寄りの強い風の影響によって気温20℃でも肌寒く感じます。
たまに晴れると蝶が舞うこともあってTシャツや短パンでもOKですが、そんな日は長続きしません。基本は曇りや雨です。
しゅうさんは温暖な気候の広島で育ったため、移住したての頃はこちらの冬の天気に驚きました。夏の台風にはもっと驚きましたが(笑)
晴れの多い地域で暮らしている方には冬の沖縄旅行での天気の悪さには戸惑い、気持ちも萎えるかもしれません。
せっかくの旅行なのにテンションも下がり気味…。
わざわざ天気の悪い中、外で遊ぼうとは思えないかもしれませんね(泣)
◆雨だけどカヌーできるの?
冬場は「明日は雨の予報だけどツアーできますか?」といったお問い合わせをよくいただきます。
答えは、お客様が疑問を抱く雨予報であっても、ツアーを開催するにあたり問題のないケースがほとんどです。
もちろんザーザー降りの大雨の日は安全に配慮して中止にすることもあります。しかし、小雨が降ったりやんだりのレベル、川が増水しないレベルの雨ならツアーは少雨決行いたします。
またピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの場合、雨の影響で滝の上へ行くのを止めた際は、その代わりに他のフィールドへご案内する内容に変更して一日ツアーとさせていただくことがあります。
このように多少の天気の悪さでもツアーの安全が保たれる状況であればツアーは開催することをご承知おきいただければと思います。
◆雨模様のカヌーツアー
本日、午後開催のカヌー体験コースに仲良しのお二人がお越しになりました。
雨が時おり降る予報だったので、無料レンタルの簡易カッパを着てのツアースタートです。
カヌーを漕ぎ出すと川を囲むように生い茂るマングローブが風を遮ってくれるのを感じます。
次第に風の音も小さくなり、それまで風でさざ波立っていた水面は鏡の様になります。
風に乗って降る小雨はマンローブの森が受け止めてくれるためさほど気になりません。
その頃には天気へのネガティブな感情はやわらぎ、雨も西表島の大自然の一部と感じられるようになるでしょう。
石垣港を昼前に出発し、ツアー終了後も石垣島へ戻ることができるライトなカヌー体験コースは冬場に人気が上昇します。
理由は天気が悪くても短時間なのでそれなりに楽しめそう!といった感じでしょうか。
◆暑くないから疲れない
夏場の午後から開催するツアーは気温も日差しも尋常ではなく熱中症の危険性も高まるため、こまめな水分補給と帽子の着用、日焼け止めで紫外線対策をバッチリする、などなど、とにかくライトな半日コースでもグングン体力を奪われます。
その反面、北風が吹いて気温も20℃を下回るとしゅうさん自身はとても寒く感じます。
しかし、汗をかくこともなく快適にお客様をガイドすることができるので、実はベストシーズンだったりします(笑)
冬の西表島にがっかり…と思う皆さん。強制はしませんが無理のない範囲でちょっとだけ雨に濡れちゃいましょう。
人の少ない季節なので、夏ではありえないほど静かなフィールドで非日常を体験できますよ。
「西表島、がっかりだったよー」とならないよう、風車スタッフ一同、張り切ってご案内いたしますね!