《お知らせ》2026年 サガリバナカヌーツアー 2025年12月8日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
お待たせいたしました!
本日は2026年のサガリバナカヌーコースについてのお知らせです。
◆12月10日 ご予約開始
西表島の初夏の風物詩サガリバナを夜明け前から鑑賞するツアーを2026年も開催いたします!
<開催日>
2026年6月30日~7月12日 ※7月6日を除く
10月頃から「サガリバナツアーの予約はいつからですか?」というお問合せをたくさんいただきましたが、12月10日 午前9時より こちらの風車公式サイトにて予約受付け開始 いたします。
尚、お電話でのご予約は受け付けておりませんのでご注意ください。
◆サガリバナツアーのプレッシャー紹介
半年先のツアーをご予約いただけるのはとてもありがたいことですが、実はプレッシャーとの戦いでもあります。
プレッシャー1『花はたくさん咲くの?』
梅雨明け直後、サガリバナツアーが始まる頃の西表島は夜明け前の雰囲気がとても良いのです。
満点の星空の下にツアーは始まり、朝を迎えながらマングローブの森を漕ぎ進むカヌーはまさに非日常体験です。
開花のピークを迎えていなくても楽しめる内容ですが、それでも何か月も前から予約をいただいている皆さまにとってサガリバナツアーは「旅のメインイベント」になっていることが多く、期待値がとても高いのです。
しかし開花状況については「運」に左右されるコースなので、毎年、開催時期が近づくとドキドキ状態が続くのです。
プレッシャー2『半年後、みんな元気なの?』
このブログを書いている今現在から半年以上先にはじまるサガリバナツアー。
全ての日程でほぼ満席になる大人気コースはスタッフ全員で対応するため、開催期間中はみんな同じペースで数日おきに休養日を設けて体調管理します。
しかし、一番大切なことは半年後も全員元気でいること!
風車のスタッフはしゅうさんとしゅうさんの奥さん以外は若いので体力は有り余っていますが、それでもこれからの半年間にケガや病気をするかもしれません。
特にしゅうさんはギックリ腰に気をつけなくてはいけません(汗)
◆しゅうさんの悩み
これから春休みの観光シーズンまで長い閑散期が続きますが、明日の予約、明後日の予約が入らないのに、サガリバナツアーのお問合せや予約が増えてきます。
うれしいような悲しいような…悩む季節です。
風車は12月、1月、2月も休まず営業しておりますので、サガリバナツアー開催までお店がつぶれないように応援お願いします。m(_ _)m ペコリ
冬場のお客様には夏の西表島にも遊びに来たくなるような小話も披露します。担当ガイドに「夏はどんな感じ?」とか「サガリバナについて教えて!」とお声がけください。
さあ、今年も残りわずかとなってきました。
2026年のサガリバナツアーでは、ダイエットに成功したしゅうさんがLLサイズからLサイズになった新しいシャツと短パンで皆さまをお迎えする予定です。お楽しみに!
【インターンシップ】林くん無事終了! 2025年11月30日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月下旬から始まった林くんのインターン。
6日間の就業体験はあっという間に終了しました!
◆晴れに恵まれた6日間
例年、11月は基本的には強い北風で曇りや雨の日が多いのですが、林くんのインターン期間中は雲一つない晴天の日もあり、充実した日々を過ごせたことと思います。
もし一週間早く西表島に来ていたら台風と大雨でほとんど何もできなかったかもしれないので、しゅうさん自身、ホッとしましたよ。
◆インターン終了!
インターン最終日はささやかな「お疲れさま会」を開催しましたが、やはり一週間近く一緒にカヌーを漕いだりトレッキングをし、ツアーの準備や片付けも体験してもらったので「職場の送別会」のような雰囲気でした。
風車の職場は上下関係の厳しさみたいなものは皆無で和気あいあいとしています。スタッフもみんな裏表のない人柄なので、林くんも居心地が良かったのではないでしょうか。
先輩ガイドの星くん、みずきちゃんともすぐに打ち解けてましたよ。
林くんは明日、西表島を出て帰宅すると、すぐに移動動物園の実習が始まるそうです。
卒業までたくさんのことを学び、経験して社会に出てくださいね。そしてご縁があれば卒業後は西表島に来て風車の仲間になってほしいです。
林くん、インターンお疲れさまでした!
本日、勤労感謝の日も休まず営業! 2025年11月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
よくある質問で「冬も営業していますか?」と言われることがあります。
◆はい、一年を通して営業しています!
風車は基本的には年中無休ですが、台風や大雨などの悪天候によってツアーフィールドの危険性が高まる日、お客様が入らなかった日。
このようにツアーをしたいのにできない状況の日はお休みをいただいております。
というわけで本日11月23日は勤労感謝の日で祝日ですが、さわやかな青空のもと気温も27度ちかくまで上がってまさにカヌー日和。
◆今朝の星空☆彡
しゅうさんはいつもどおり早朝4時30分に目覚めて5時前に自宅を出ると、西の空にオリオン座がバッチリ見えました。
仕事前にキレイな星空を観察できるなんて…素敵すぎます。
☆.。.:°(-⊡ω⊡*).。.: °☆
今朝の日の出は7時6分。
6時を過ぎてもまだ星空観察ができるのが西表島の冬の良いところです。
朝、星空を眺めている頃の気温は20℃ちょっとしかなくTシャツでは肌寒かったのですが、午後2時の気温は26.6℃の夏日です。
今は扇風機を回すとちょうどよいくらい。こんな日が続けばいいのに…。
今日はピナイサーラの滝の上から見える絶景も見事だったはずです。
そろそろ一日ツアーに出ているガイドの星くんやインターン生の林くんが帰って来る頃です。
今日のツアーもどんな土産話があるのか楽しみなしゅうさんでした。
【インターンシップ】ようこそ風車へ!就業体験♪ 2025年11月20日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
当店では専門学校生や大学生のインターンシップ、転職などによる就業体験の受け入れを実施しています。
そして本日より、来年の春から西表島でツアーガイドとして働いてみたい専門学校生のインターン実習が始まりました!
◆ようこそ風車へ!
関西からお越しの林くん。柔和で優しい笑顔の好青年です!
昨年、彼の在籍する専門学校が研修旅行で西表島へ来島した際に会社説明会をさせていただき、風車で働くこと、西表島で暮らすことについて1時間近くお話をさせていただきました。
その時のことを覚えてくれていて、今回、風車のインターンシップに参加してくれました。
◆先輩ガイドがお世話します!
今回、林くんのお世話係を務めるのは、彼と同じ専門学校を卒業したみずき先輩。
やはり住み慣れた街から遠く離れた西表島への移住となると不安もあるでしょう。
短い期間ではありますが、自分と同じ境遇の先輩と過ごすことによって、西表島でツアーガイドとして生活する姿を少しでも現実的に感じてもらえればと思います。
◆インターンシップ中に知ってほしいこと
インターン生には社内の雰囲気、仕事内容を知ってもらうだけでなく、西表島で暮らすことの楽しさや大変さの一部も理解してもらえるといいなと思います。
ガイドの仕事は楽しくやりがいもありますが、天気の悪い日もあれば自身の体調が悪い時もあります。
都会では当たり前にあるコンビニやマック、映画館などありません。
診療所では診ることのできない病気にかかってしまったら、フェリーに乗って石垣島まで行く必要があります。
そんな離島生活にあふれる日常の不便を「苦痛」と捉えるのではなく「不便を楽しむ暮らし」に変換できるのか、そこがポイントとなります。西表島生活にはポジティブ思考が必須です。
◆閑散期のいま、インターンはどんな感じ?
お客様の少ない閑散期は少人数制ツアーが多くなるので、先輩ガイドの仕事ぶりをじっくり見学できます。
ツアーの準備や片付けも繁忙期に比べて作業量が少なくなるので、その分、時間をかけて説明を受けることができます。
仕事が終わっても先輩たちはクタクタに疲れているわけではないので、ご飯に誘ってくれるかもしれません(笑)
11月の下旬はさすがに海で泳いだり滝つぼで遊ぶ季節ではないので、その分、お客様や先輩ガイドとたくさんコミュニケーションをとってくださいね。
しかし、林くん!
この秋一番の寒い日に滝つぼで泳ぐとは…まさにガイド向き!
一週間という短いインターン期間ですが、朝も昼も夜も、西表島の大自然のすばらしさを満喫してくださいね!
突然の卒業生訪問!うれしい報告も♪ 2025年11月15日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、風車卒業生の 浅野大くん が遊びに来てくれました!
◆たくさんのスタッフに支えられて
11月1日に創業26周年を迎えた西表島カヌーツアー風車ですが、これまで多くのスタッフとの出会いと別れがありました。
西表島で独立したスタッフもいれば内地へ帰っていったスタッフもいます。
風車でガイドとして活躍し、風車を支えてくれたスタッフ達は全国から、いや世界各地からお越しになる様々なゲストと出会い、ツアーガイドとして積み上げた経験は別の仕事に就いても活きるはずです。
風車を離れた後はどんな生き方をしてるのかな?
少し気になるところですが、先日、コロナ禍になる前に風車を去って帰郷した浅野大くん(写真右)が突然、お土産を持って遊びにきてくれました!
◆うれしい訪問と報告!
話を聞けば、地元に戻ったあとはツアーガイドとは別の仕事をしながら、空いた時間は地域の子供たちにカヌーを指導しているとのこと。
ツアーガイドを卒業後、指導者として活躍している彼は明らかに風車にいた時よりも格段に成長していました!
10年以上前、初めて会った時は人見知りだったのに…思わずスカウトしたくなりました(笑)
5年振りに会いに来てくれたということは、彼の人生の1ページに西表島での生活、風車でのガイド経験が肯定的な記憶となってくれたんだろうな…と勝手に思い込み、目頭が熱くなりましたよ(涙)
浅野くん、遠い西表島まで来てくれて本当にありがとう。気が向いたらまた遊びに来てね!
いつでも大歓迎ですよ~ (-⊡ω⊡)v♪
脱出成功!台風26号接近の西表島 2025年11月12日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
昨日はフェリーの欠航によって実家のある広島に帰れなくなってしまいました。
しかし、本日は安栄観光の上原航路(石垣港⇔上原港)が「条件付き」ながら終日運航の予定と発表されたので、始発の船で西表島を出発することにしました。
◆始発の船に乗ったけど…
朝食を済ませ、歯をみがき、スーツケースの中身をもう一度チェックして出発準備完了。昨日の朝とまったく同じ…デジャヴ?(笑)
石垣空港を14時30分発の飛行機に乗るので9時30分発の船でも良かったのですが、早目に海を渡らないといつまた欠航するかわからないので8時30分発の船に乗ることにしました。
上原港に着くと昨日から西表島に足止めされていた観光客の方々も大勢いて、船は満席状態で石垣島へ向けて出航しました。
台風の影響で難なく行けるか不安でしたが、風は弱まり海面も穏やか。船はほとんど揺れることなく石垣港に到着しました!
石垣島のヒーロー、具志堅用高さんも笑顔でお出迎え♪
◆石垣空港へ向かうバスは2社
石垣港からはバスで空港へ向かいます。
バス会社は2社ありますが、しゅうさんはいつも空港までノンストップで行けるカリー観光を利用しています。
運賃は片道で大人550円、小人280円です。前払い制なので乗車の際に現金かタッチ決済で支払います。
ホームページから事前に乗車券を買うこともできますが、座席指定の無いバスなのであまりメリットはないかもしれません。
今朝のバスの車内は日本人8割、欧米人2割といった感じで、石垣島もインバウンドで賑わっているようです。
近くの席には外国人に気さくに英語で話しかける日本人のおっさんがいましたが、どうやらその外国人はドイツから来たようで、ドイツネタで盛り上がっていました。
車内は和やかな雰囲気で、隣に座っていたおっさんもしゅうさんに話しかけてきました。
おっさん 「どちらから来られたんですか?」
しゅうさん 「西表島に住んでるんですよ」
おっさん 「えっ、旅行じゃなくて住んでるの?」
しゅうさんはツアーガイドなので島の暮らしを面白おかしく25分も話しました。
そのおっさんは栃木県からお越しとのこと。
風車では栃木に悪い人はいないという固定観念があるので、ついつい話し込んでしまいました。
ちなみにスタッフの星くんも栃木出身です。
◆念願の石垣空港へ到着!
昨日の朝から28時間後、やっと石垣空港に到着しました!
まずはANAの窓口へ向かい、昨日乗る予定だった便に乗れなかった理由を説明して今日の振り替え便の手続きをしてもらいました。
他の窓口でも欠航証明書の話をしていたので、しゅうさん同様、昨日は西表島で足止めになってしまった方かもしれませんね。
時刻は10時45分。
フライトまで4時間近くもあるので、しれっと「すみませんが早い便に変更できませんか?」と聞いてみましたが、やはりダメでした。
バーゲンで買った4,740円の格安チケットですからね(笑)
さて、これから約4時間、しゅうさんは石垣空港でダラダラと過ごします。
西表島の自宅を出たのが午前7時45分、広島の実家に到着するのは午後8時30分。
遠いなぁ。。 ε-(´Д`
しゅうさん帰省できず!原因は台風26号 2025年11月11日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
フィリピンを横断した台風26号は進路を北よりに変え、今度は台湾を横断した後に八重山に接近する予報になっています。つまり石垣島、西表島の周りをぐるっと一周する感じです。
◆まさかの西表島脱出不可能!
そんな台風を尻目に、しゅうさんは今日から一週間、実家のある広島に帰省する予定でした。
昨日はフェリーの最終便が時化(しけ)のため欠航しましたが、八重山観光フェリーの公式サイトでは「11月11日(今日)は西表島上原・鳩間島航路は海上シケのため欠航、その他航路は通常運航予定」と案内されていました。
そうであれば予定通り大原港8:30発のフェリーで石垣島に渡り、その後はバスで石垣空港へ移動。那覇空港経由で広島へ向かうスケジュールで、本日朝7時過ぎに自宅を出ました。
し、しかし!
想定以上に海が荒れたのか、石垣港から大原港へ向かっていたフェリーが、これ以上は進めないとのことで石垣港へ引き返してしまいました。しゅうさんが乗る予定だった船が…
それを知ったのは大原港に到着してから。
土砂降りの中、スーツケースを転がし大原港ターミナルに入ろうとすると、観光客の方が「船、出ないそうですよ」と教えてくれました。
しゅうさんもしゅうさんの奥さんも「ぽかーん」状態。
空いた口がふさがらず、口の中に雨が入ってきました(泣)
◆問題はここから
石垣島へ買い出しに行くくらいなら「また来週でいっか」とあきらめも早いのですが、
「飛行機は?その前に実家に電話!」
「そういえば旅行も行くって…まさか明日?」
「そもそもほんまに船出んの?」
「通常運航じゃないん!?」
などなど、将棋の藤井聡太さんにも勝てるのでは?と錯覚するほど次の一手が頭を駆け巡りました。
とりあえず船会社の窓口へ。
しゅうさん 「ほんとに欠航ですか?」
窓口 「ゴメンね」
5秒で終了。
次に実家へ電話。
しゅうさん 「船が出ん、帰れんわ」
母親 「ほーなん、わかったわ」
5秒で終了。
ここまで約30秒。
問題はここからです。
キャンペーンで買ったANAのチケット。当日キャンセルになるので「もうドブに捨てるしかないか…」と諦めモードでANAに電話をしてみました。
しゅうさん 「すみません、フェリーが欠航して飛行機に乗れなくなりました。やっぱりアウトですか?」
ANA 「フェリーの欠航証明はとれますか?そのフェリーの乗船予約の記録は提示できますか?」
しゅうさん 「欠航証明はとれますが、乗船券は離島割引カードを使って当日買うので予約はしないんです。」
ANA 「それなら欠航証明と離島割引カードの画像を提出してください。それにより無料で振り替え、もしくは全額払い戻しができます。」
しゅうさん 「あ、ありがとうございます!助かりました!」
というわけで、オペレーターの方に20分ほど手続きしてもらったお陰で、フェリーが運航再開したら振り替えてもらった飛行機で広島へ帰れることになりました。
◆台風シーズンに西表島に宿泊する場合の心構え
ここで皆さまに今回の件での重要ポイントをフィードバックします。
★台風接近時は要注意
台風接近時に西表島に宿泊する場合、チェックアウトの日にフライトがあるのであれば確実にフェリーが運航するのを確認したいところですが、それはできません。
なぜなら、八重山観光フェリーでは公式サイトで「明日は通常運航予定」と発表しながら、当日になっていきなり全便欠航に切り替わりました。
おそらく本日、多くの人が予期せぬ足止めを食らって西表島から出られなくなったと思います。
昨日のうちに今日の欠航の可能性を伝えていたら、その時点で西表島から石垣島へ渡ることができたはずです。
台風接近時、海況を予測するのはとても難しいので、最悪の事態を想像しながら早めに対処しましょう。
★乗船予約をしておきましょう
いざ船が欠航して飛行機に乗れなくなっても、欠航証明書と乗船予約の記録があれば航空会社に簡単に説明できます。
しかし乗船予約をしていないと、欠航した船に本当に乗る予定だったのかの状況説明が大変だと思います。
しゅうさんの場合は西表島の住民ということで、島から出られない状況を簡単に説明することができました。
船会社が安全な運航をしてくれることは本当にありがたいことです。
しかし、今回のように「通常運航」がいきなり「全便欠航」になった事に関しては、今後、風車のツアーに参加されるゲストの皆さんのためにもよく覚えておきたいです。
◆明日はどうなることやら…
急に時間ができてしまったしゅうさんは、今日の出来事を残すためすごい勢いでキーボードを叩いてます。
大原港から自宅に戻る道中、あれやこれや奥さんと議論を交わすうち、あっという間にいつものピナイサーラの滝が見えてきました。
昨夜から今朝にかけて降り続いた大雨で滝は大増水の大迫力。
そんな時だけ現れる幻の滝も、ピナイサーラの滝の両サイドにしっかり登場していました。
いま八重山観光フェリーのホームページを確認すると、明日の大原航路は「1便目(条件付き)運航、以降未定」となってます。
「(条件付き)」とは、今日のように「出航するけど予想より海が荒れてたら石垣港に戻ります」という意味です。
さて、明日しゅうさんは無事に西表島を脱出できるのか!?
乞うご期待 (-⊡ω⊡;)
いつまで続く?『飲料禁止』 2025年11月10日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
10月の後半、西表島では長雨に悩まされ続けました。
それ以前は連日30℃超えの快適な夏日でしたが、一転しての長雨。
秋モードというより雨季モードに…。
◆結果、大増水に!
特に10月21日と22日は記録的な豪雨となりました。
→ 気象庁 2025年10月 西表島気象データ
24時間以上も降り続いた強い雨によって川が大増水したため、 カヌー置き場のカヌーが流されないように避難作業へ向かいました。
カヌー置き場へ続く普段の木道の様子です。
そしてこちらが避難作業へ向かう際の様子です。
大潮の満潮と重なる時間帯だったこともあり、腰のあたりまで水量が増えていました。
一応、木道を歩いています(汗)
しゅうさんもカヌー組合のガイド仲間と安全を確保しながら避難作業をしました。
◆水道水(生水)の飲料禁止!
こんな状況だったのでツアーは中止の日が続きました。
そして、この時の長雨の影響でしゅうさんの暮らす西表島の上原地区では水道水に濁りが生じてしまいました。
水質検査をしたところ、わずかですがクリプトスポリジウムという原虫が検出されました。
身体に入ると下痢、腹痛、倦怠感、食欲低下、吐気、発熱を発症することがあるそうです。
出典:国立健康危機管理研究機構
→ クリプトスポリジウム
塩素での消毒が効かないということで、現在、上原地区では水道水をそのまま飲むことを禁止。水は1日あたり1人3リットルの配給制になっています。
ちなみに生活用水としての使用は問題なく、飲料水として使いたい場合は1分以上の煮沸消毒をすればクリプトスポリジウムは死滅するそうです。
ただし水道水をいちいち煮沸するのは大変なので、しゅうさんの奥さんは毎日水をもらいに行ってますよ。
◆台風26号も発生
西表島は台風26号の影響で週明けから雨マークになっています。波も高くなる予報です。
11月に台風の心配をするなんて…。
- 天気予報
- 台風情報
- フェリーの運航状況
これらをしっかりチェックしながらツアー開催の有無を判断していきたいと思います。
激しい雨が降ると、きっとまた水道水は濁るかもしれません。
何も気にせず蛇口をひねることができる日はいつになるのでしょうか…トホホ
気になる台風26号…そして滝あそび♪ 2025年11月7日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
11月に入り西表島もめっきり涼しくなりました。
ただいまの時刻は午後4時、気温26.5℃。
窓を開けて扇風機を回すととても快適で、日中はエアコンなしでも過ごせるようになりました。
ちなみに北海道の礼文島はなんと0.1℃!
西表島との温度差は26.4℃…日本広しですね。
◆これからの滝つぼあそび
涼しくなった西表島ではアクティビティを爽やかに楽しめる季節に入りましたが、それでもピナイサーラの滝つぼへ向かうトレッキングは身体が熱くなり、じんわり汗もかきます。
その勢いのまま、昨日のゲストは滝つぼあそびを満喫されました!
おそらく日本で今日、滝つぼで泳いだ人は100人もいないのではないでしょうか?(笑)
当店のツアーで滝つぼで泳ぐのは「任意」です。
ピナイサーラの滝を訪れた記念に滝つぼで泳ぐのはよい思い出になりますが、これからの季節、水は冷たいのであまり無理はしないでくださいね。
滝つぼから上がった後も身体はどんどん冷えていくので、乾いたタオルで水気をしっかり拭き取りましょう。
風車のベースへ戻ると温水でシャワーが利用できます。お着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください!
◆台風26号に要注意!
夏気分で滝つぼあそびを楽しんでいる間に、台風26号がフィリピンに向かって進行中です。
今のところ西表島が暴風域に入る予報ではありませんが、明日以降は波が高くなるみたいです。
海でのレジャーは特に気をつけましょう。
【津波防災の日】避難訓練がありました! 2025年11月5日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日11月5日は『津波防災の日』です。
西表島では「沖縄県広域地震津波避難訓練及び緊急地震速報訓練」がありました。
一度では絶対に覚えられない名称ですが、ざっくり言うと避難訓練が実施されました。
→ <内閣府> 津波防災の日
◆午前10時、地震発生!
もう一度言いますが「訓練」です。
午前10時、地震発生
大津波警報が発令
午前10時20分頃、10mの津波予想
このような情報が防災無線で一斉放送されました。
しゅうさんは公民館の役員をしていることもあり、避難場所で訓練に参加した人数をカウントする重要な係でした。
訓練が始まり、避難場所で待機していると数名のオジイ、オバアが歩いてきました。
通常、高台に避難する時は徒歩が原則のようですが、西表島は交通渋滞になるほど人も車も多くないので、自家用車で避難するのもよいとのこと。ちなみに避難場所は高台にある農道です。
車で避難してもよいことをオジイ、オバアに伝えると「これはウォーキングさぁー」とのこと。
訓練と健康づくりを兼ねた徒歩避難でした。
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
竹富町では今後、災害時に備えての食糧等の備蓄倉庫を設置する予定です。
さらに竹富町役場からの伝達事項として、公民館単位で自主防災組織を立ち上げてほしい旨などを住民の方々に伝えて解散となりました。
◆避難訓練を終えて
今日の気づきを備忘録として残しておきます。
- 道路や避難場所に雑草が茂って道の幅が狭くなっている
- 車で避難した後は最終的にどこへ行けばよいのか?(近くの小学校?中学校?)
- 集落の人々の安否確認の方法は?
- 防災用の非常食を実際に食べてみよう
- しゅうさんがオレンジの蛍光色Tシャツを着ていたら300mくらい離れた場所からでもよく見えた
などなど、地域の方々とアイデアを出し合いました。
ちなみにカヌーツアー中に津波警報が発令したらツアーは即中止し、高台へ避難します。
そんな事は起こらないのが一番ですが、万が一に備えて災害時の対応や避難訓練を定期的に行いたいと思います。


















































