ピナイサーラの滝『滝上』の魅力について 2024年8月16日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は登山で滝の上を目指すピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースについてのお話です。
◆不動の人気ナンバーワン!
当店イチオシのツアーは、1999年の創業から現在に至る25年間、不動の人気ナンバーワンを誇るピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースです。
沖縄県最大の落差55メートルを誇るピナイサーラの滝の滝上と滝つぼを一日かけて巡る当店一番人気のコースですが、実は、西表島に来てピナイサーラの滝を訪れる多くの人たちは、滝つぼだけをカヌーとトレッキングで往復して滝の上にはほとんど行きません。
滝の上に行かない主な理由は以下のとおりです。
- 午後はシュノーケルツアーや由布島に行く
- 体力に自信がない
- 時間がない
◆なぜ風車は滝の上へ?
落差55メートルもある滝の上に行くにはカヌーから降りて約50分の山登りがあります。
前半の25分は一気に尾根まで上がるので、正直いってキツイです。夏場の南よりの風がほとんど当たらない滝上までのルートは蒸し暑く、熱中症の危険性もあります。
それでも滝の上を目指すのは、やはりそこから眺める絶景が素晴らしすぎるからです。
カヌーを漕いできたヒナイ川、深緑のマングローブの森、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海、遠くに見える鳩間島。
おそらく一度眺めたその風景は一生忘れることはないでしょう。
◆絶景と危険を併せ持つ場所
素晴らし過ぎる絶景を堪能できるピナイサーラの滝上ですが、足元を見れば整備された歩道や高所からの転落防止の安全柵などは一切ありません。
山を登り切った解放感からはしゃいで注意力散漫になってしまうと、転倒や最悪の場合、切り立った崖から転落の危険性があります。
滝の上へ到着したら、まずはガイドによる注意事項の説明があります。歓喜の声を上げる前に一呼吸おいて危険ポイントの確認をお願いいたします。
特に崖の下にある滝つぼを覗く際は、必ず腹ばいの姿勢をとってください。
このような理由により、当店ではピナイサーラの滝上へ行くコースの対象年齢を10歳以上としております。また、強い雨の中では増水の危険性があるのでツアーを中止、もしくは滝つぼだけ行くコースに変更する場合もあります。
開催条件の多いコースですが、それでも25年に渡りピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースを開催し続けるのは、ガイド自身が「また明日も行きたい」と思えるような特別な場所だからなのです。
◆親しみのあるガイドと一日過ごそう!
ガイド付きのツアーに参加されたことのない方にとっては、ツアー当日の朝に港やホテルでガイドと出会った瞬間は緊張されているかもしれません。しかし、その緊張感もごく短い時間で緩んでいきます。
送迎車での移動中、受付時でのツアーの説明やレンタル品のフィッティングなど、ツアーの始まりにスタッフは丁寧なコミュニケーションをとることで話しやすい環境を作っていきます。
ガイド自身も参加者の皆さんがどのようなツアーを望まれているのかを可能な限り読み取ろうとします。
カヌーを漕ぎ始めると、ガイドは参加者の皆さんと適切な距離感を保とうとします。ファミリーならなるべくご家族だけのカヌーツーリングを、カップルやご夫婦なら二人だけのひと時を。
そしてガイドはマングローブの説明をしながら参加者の皆さんが興味のありそうなお話をところどころでします。
滝上までのハードなトレッキングをガイドと息を切らしながら、汗をかきながら、そしておしゃべりをしながら歩くことで、ガイドとゲストのお互いに親近感がわいてきます。
まだ出会って2時間も経っていないのに、親しみがわく。なかなか都会生活では体験できないことです。
→ 風車のガイド紹介
◆ガイドの荷物は12㎏以上
風車の滝上まで行くコースは、滝の上で沖縄そばを調理して食べていただくのが最大の特徴です。
ただでさえ非日常の絶景ポイントでアツアツの沖縄そばを食べる。これは石垣島でも体験できないのではないでしょうか?
どんぶり、鍋、カセットガス、水、食材、などなど…。
たくさんの荷物を詰め込んだ特大リュックを背負うガイドの姿は、まるでドラゴンボールの悟空とクリリンが亀仙人の修行で重い甲羅を背負って鍛錬をしていた時のようにも見えます(笑)
ガイドにとって思い荷物を背負って山を登るのはとても大変なことであり、そして忘れ物が一つも許されない重要なミッションです。
ライターを忘れた、どんぶりの数を間違えた…。
それだけでも大変なことになるので、出発前にはダブルチェックで荷物を再確認します。
これからもゲストの喜ぶ顔を見たいから、風車では滝の上での現地料理にこだわり続けますよ。
◆ガイドだけじゃないガイドのお仕事
ツアーも無事終了してゲストを笑顔でお見送りした後は、スタッフ総出で大量の道具の片付けやショップの掃除をします。
ガイドは体力的にキツく接客スキルも求められる大変な職業です。それでも続けられるのは「人を笑顔にできる」「人に喜ばれる」これに尽きるのではないでしょうか。
◆ピナイサーラの滝で一日を過ごす
当店のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースに参加すると、西表島の基本的な魅力を体験することができます。そしてこのコースは石垣島からの日帰り観光も可能です。
ピナイサーラの滝に行くコースは他にもたくさんのツアー会社が開催しており、そのほとんどは石垣島を8時台に出発するフェリーに乗って西表島へ渡ります。そうすると、同時刻に大勢の人がツアーをスタートするため、所々で混み合ってしまう状況が生じます。
その点、風車では石垣島を7時台に出発するフェリーに乗っていただくので、混み合う前の静かなフィールドでカヌーやトレッキングが堪能できます。
朝早いのが苦手な方にとっては少しハードルが高いスケジュールですが、前日から西表島にお泊りの方や「得意技は早起きです!」という方には打ってつけのコースですよ!
◆早めのご予約を
ピナイサーラの滝周辺エリアは、2025年春より一日あたり200名までしか立ち入りできない特別な場所になります。そして2024年9月より入域許可の申請窓口がオープンする予定です。
これまで参加者の皆さんは “旅行滞在中に天気が良さそうな日にツアーを予約する” という行動が多かったのですが、希望日ギリギリの予約ではツアー会社に空きがあったとしても入域許可の枠(上限200名)に空きが無い可能性もあります。特に春休み、ゴールデンウイーク、夏休みは要注意です。
飛行機と宿泊の予約が完了したら、ピナイサーラの滝へ行こうと思うのであればツアーもなるべく早めのご予約をお勧めします。
→ ツアーに関するお問い合わせはこちら
◆さらに詳しく
特設のピナイサーラの滝特集ページでは、さらに詳細なツアーの流れを紹介しております。どうぞご覧ください。
~命のバトン~ ヨナグニサン次世代へ! 2024年8月14日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
昨日のツアー中、西表島に住んでいても滅多に見ることのできない、世界最大級の蛾(ガ)であるヨナグニサンに出会いました!
◆貴重な様子を観察
モスラ(なつかしい…)のモデルになったとも言われるヨナグニサン。
今回は、な、なんと交尾中でした!(多分)
しゅうさんが見かけたのはツアーが始まる9時頃とカヌーを終えて戻ってきた12時過ぎ。同じ場所で同じポーズをとっていたので、3時間以上もどのようにしていたのか…謎です。
多くの人が通る場所でしたが、誰も捕獲することなく、あたたかく見守っていたのですね。
◆前回の出会いは10年前
実は今から10年ほど前、夜のドライブ中に空からヨナグニサンが舞い降りてきたことがあり、当時のことを記したブログがあります。
羽化後の成虫は口が退化しているため食事ができず、寿命は長くて一週間ほどと非常に短いそうです。
その一週間の間に交尾をして、次世代へ命を継承するためだけに生きる。そんな儚い生き物のヨナグニサン。
大空を羽ばたく彼らの子孫にお目にかかれる日を心待ちにしたいと思います。
《2024年 夏休み》毎日が滝あそびいっぱい☆ 2024年8月11日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は山の日、気づけば夏休みもあっという間に中盤に入りました。
風車のガイドたちは日々、ツアーに参加される幼児、小学生の子供たちと遊びまくっています♪
◆夏休み後半、まだ若干の空きあります
観光シーズン真っ盛りの西表島。ブログの更新もなかなか進まず(汗
ということで、最近のツアーの様子を画像で一気に紹介します。これからツアーに参加される方はツアーの雰囲気の参考にしてください。
それから「せっかくの夏休みなんだから、やっぱりどこか遊びに行こうよ!」と今から旅行の計画を立てる方、風車のツアーはまだ若干の空きがございます。
ご希望のコースの空き状況をご確認のうえご予約くださいね。
◆夏の服装の注意事項
基本的に滝つぼで泳げる服装でツアーにご参加ください。
Tシャツ、短パンの方もおられますが、日焼け、擦り傷などを防ぐには短パンの下にスパッツ、Tシャツの上に薄手のパーカーなどの長袖を着ると良いと思います。そして日差しが強いので帽子はあったほうがいいでしょう。サングラスもあればご持参ください。
◆お子様にはマイ水筒をご用意ください
買った時は冷たい飲料水もペットボトルのまま持ち歩くと、高温と強烈な日差しでどんどんぬるくなってしまいます。
朝、ホテルを出発する前、マイ水筒に氷をたくさん入れておきましょう。そうすればペットボトルの中身を水筒に移し替えるだけで冷たいドリンクを一日中持ち歩くことができます。
蒸し暑いジャングルで冷えた水やスポーツドリンクが飲めるのは、大人も子供も安心感につながりますよ。
◆靴のサイズが17センチなのですが…
当店で用意しているレンタルシューズは18~30センチとなります。
お子様の靴のサイズが17もしくは17.5センチの場合は念のため、濡れても汚れてもよいスポーツサンダル、マリンシューズなどをご持参ください。
当店のレンタルシューズはマリンブーツタイプなので、ファスナーを上げると足首がキュッと締まります。
概ね、17センチ位のお子様であっても18センチのシューズで問題なさそうですが、ツアー当日にご持参したシューズと実際に履き比べてみることをお勧めいたします。
◆夏の思い出づくりは風車で!
夏休みシーズンに入ってから当店のガイドはお子様連れのファミリーをメインにご案内しているので、日々、良きお兄ちゃん、お姉ちゃんとなっています。
ツアー中に少しでも心配事があれば気軽にガイドにご相談ください。気さくで親しみやすいガイドたちなので必要以上の気づかいは不要ですよ!
8月の西表島ってどんな感じ? 2024年8月1日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今日から夏本番中の大本番、8月のスタート。西表島は観光業の最盛期です。
8月の沖縄は楽しいに決まってる!
八重山旅行はワクワクでいっぱい!!
ご期待以上に楽しんでいただきたい。そんな想いで8月の西表島に観光で来られる皆さんに注意点をお知らせします。
◆西表島に宿泊するメリット
- 石垣島へ戻る必要がないのでアクティビティツアーの終了時間が気にならない
- 早朝ツアー、ナイトツアーに参加できる
- 朝焼け、夕焼け、星空など「離島の離島」ならではの風景が見られる
夜は町へ繰り出してはしご酒!という方には不向きな西表島ですが、自然と触れ合うことを目的に選択されるのであれば、石垣島からの日帰りではなく、ぜひ西表島にお泊りください。
朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の西表島でしか見られない、感じられない自然体験が溢れていますよ。
◆西表島に宿泊するデメリット
- 朝食のみの宿泊プランだと夕食難民になる可能性がある
- 台風接近時は早めにフェリーが欠航する
夏場は飲食店が非常に混み合います。当日ふらっとお店に入っても予約でいっぱい!というのは日常の光景となりつつあります。
旅行のためのホテル、飛行機、アクティビティツアーの手配と同時に、宿泊先が夕食なしのプランであれば飲食店の予約もしておきましょう。お酒を飲まれる方には送迎付きのお店もありますよ。
沖縄の旧盆(旧暦7月13日~15日)に当たる期間は、特にお休みする飲食店が多いのでお気を付けください。
また、台風に関するキャンセルの取り扱いはホテルによって違うようですが、宿泊に関しても以下のようにならないようにお気をつけください。
台風が来てるからホテルをキャンセルしたいけどキャンセル料が発生する
↓
キャンセル料を払うのが嫌なのでとりあえず泊まる
↓
台風でどこのツアーも中止になりすることが無くなった
↓
台風が過ぎるまでホテルに缶詰状態
↓
台風が過ぎても船はすぐに動かない
↓
数日後、何もできないままようやく島を出る
◆希望に合ったアクテイビティツアーを見つける難しさ
風車はマングローブカヌーやトレッキング、キャニオニング体験など、いわゆる「アクティビティ業者」です。そして西表島にはなんと120社以上の同業者があり、超レッドオーシャンの業界なのです(汗)
→ <竹富町観光案内人条例>免許事業者(ガイド)一覧
ところが、120社以上もあるので「天気予報を見てから決めよう」「朝の気分で決めよう」などと考えていたら、イメージしたアクティビティ体験ができない可能性があります。
その理由は、まず120社すべてを比較検討するのは不可能に近いです。
しゅうさんは西表島で25年ほどこの業界にいますが、今は知らないお店、知らないガイドが多数います。同業者ですらそんな感じなので、ネットで希望に合ったツアーを探すのはかなりの時間がかかります。
やはりお店選び、ツアー選びは早めに取り掛かる方が良いでしょう。
そして8月は家族旅行のハイシーズンなので、人気のあるお店やツアーはすぐに満員となります。
例えば夏休み中に当店で一番人気のあるマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースは、一人のガイドに対して参加者は7名までとなります。
4人家族のお申込みがあると、別の4人家族が申し込みを希望されても定員オーバーで対応ができないのです。特にグループ旅行で10名前後で参加の場合は2名のガイドが必要になってくるので、直前のご予約はかなり困難になると思われます。
ホテルも飲食店もアクティビィも事前予約が必要ですが、せっかくのサマーバケーションを残念な思いで過ごすことのないよう、早め早めに楽しみながら計画を立てていきましょう!
◆レンタカーの予約もお早目に
当店では8月のツアーの予約が本格的に入り始めるのはGW過ぎからです。アクティビティに関してもそのような状況なので、ホテルの予約もほぼ埋まっている頃だと思われます。
先にも述べたように、ホテル、飛行機、アクティビティツアー、飲食店を予約したら、次はレンタカーも確保しましょう!
西表島のレンタカーは石垣島と比べると台数はかなり少なく、8月はお盆の時期を中心に満車となります。多くの方が2日間や3日間の利用なので、予約が遅れると2日以上借りることが難しくなってきます。
西表島にはタクシーは走っておらず路線バスも日中に数便あるだけで、夕方以降の移動手段はレンタカーしかありません。西表島は県内では沖縄本島に次いで2番目に広い島です。ご旅行中の移動手段としてレンタカーの確保は重要と思われます。
◆突然の停電…まずは落ち着いて!
2024年夏、西表島では停電が度々発生しています。台風の暴風や落雷による影響なら仕方ないと諦めるしかないのですが、なんでもない時に何故かいきなり停電が発生するのです。
特にしゅうさんが「イラッ」としてしまう停電とは…
- 熱帯夜の停電で汗びっしょりで目覚める時
- 入浴中に洗顔してる最中の停電
- 夕食を「いただきまーす!」した瞬間の停電
- 愛鳥のオマメちゃんが放鳥中の停電
最後のオマメちゃん放鳥中の停電に関しては、イラッというよりオマメちゃんがパニックになってしまうので心配でしかたありません。
5分から10分程度の短い停電が頻繁に発生すると、ヤレヤレという気持ちになるのと同時に「なんで??」と疑問になります。電化製品にも悪影響を及ぼすので、電力会社さんはぜひ改善してもらいたいです。
西表島で頻繁に起こる停電については以前もブログにしたためたことがありますが、宿泊中の突然の停電に備えて非常用のライトはわかる位置に置いておきましょう。
そして停電になった場合はライトで足元を照らしながら外に出て、街路灯や周辺の建物も真っ暗になっているかチェックしてください。
台風、落雷以外の停電の場合はしばらくすると復旧することがほとんどですので、焦らずにお待ちくださいね。
→ <ブログ>西表島で突然の停電…でも焦らないで!
◆8月でも咲いているサガリバナ
上原港近くにあるロビンソン小屋さんの敷地の片隅には大きなサガリバナの木が生えていて、スーパー川満さんの駐車場から間近に眺めることができます。
8月だと開花の全盛期は終えていますが、まだ少しは咲いている花があるかもしれません。朝や夜にスーパーへ行ったら、ぜひチェックしてみてください。とても良い香りがしますよ。
(下の写真は6月の開花風景です)
◆<まとめ>8月の西表島
とにかく一年で一番、西表島がにぎやかな月が8月です。
海で遊ぶのもよし、川や滝つぼで遊ぶのもよし、星空を眺めるのもよし。何をして過ごしても最高の季節であることは間違いありません。
しかし、日焼けのし過ぎによる火傷やケガ、開放感からのお酒の飲みすぎ、熱中症には十分に気をつけて楽しみましょう。それが8月の西表島を余すところなく満喫するコツですよ!
《完売間近》夏休みの家族旅行のご予約はお早めに! 2024年7月15日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
夏の第一弾、サガリバナカヌーツアーも大好評のうちに終了し、いよいよ夏休みシーズンの到来です!
◆夏休みのご予約状況
「今年の夏は石垣島へ。さて、何をしようかな? せっかくだから世界遺産の西表島にも行ってみるか!」
このようにお考えの皆さん。
夏休みはもう来週から始まりますが、当店の7月、8月のツアーは約70%がご予約済みです。
閑散期は前日や当日予約でも対応できることが多いのですが、夏休みシーズンは2週間以上も前に満席になる日が多く、お断りすることばかりで申し訳ない気持ちでいっぱいです。
◆夏の予約が取りにくい理由
「夏休みは観光でたくさんの人が来られる」
これが一番の理由ですが、その多くは3~5名の家族旅行です。
そして夏休みの家族旅行に一番人気のマングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースは、1ガイドがゲスト7名様までのご案内となっており、2組のご家族を案内するケースが多いです。
1ガイド7名様までのご案内ということは、
- 4人家族のご予約が入ると残りはあと3名様となり、4人家族の受け入れができなくなります。よって、その日は3人家族のご予約を待つことになります。
- 5人家族のご予約が入ると残りはあと2名様のみとなり、3人家族の受け入れもできません。
このように、一番目のご予約内容によって二番目のご予約に条件が生じてしまい、その条件にピタッと当てはまる人数でのご予約しか受けることができなくなってしまうのです。
これが夏休みシーズンのご予約がなかなか取りにくくなってしまう原因の一つです。
◆マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースが人気のワケ
ツアーの内容は、半日コースのピナイサーラの滝(滝つぼ)コースをランチ付きの一日コースとして開催する。というものです。
一番小さなお子様の足に合わせてゆっくり歩き、滝つぼではなるべく長い時間水あそびを楽しむ。
早く行って早く帰ることよりも「滝つぼでいつまでも遊んでいたい」という子供らしい気持ちを可能な限り尊重するツアー進行をしています。
半日コースであれば滝つぼで泳いでさっぱりしたら、さあ帰ろう!という流れになりますが、こちらのコースでは滝つぼで泳いでさっぱりしたらみんなでランチを頂きます。
ちなみにメニューはガイドによる現地調理の「沖縄そば」です。アツアツのできたて料理なら滝つぼで冷えた体もポカポカに温まります。
♪”(o’ч’o) ウマウマ
そして食後にもうひと遊び。
お子さまの「もうかえる~」の一声が出るまで滝つぼあそびを満喫できるのが、マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースが人気のワケなのです。
◆ツアー中に自動販売機はありません
マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースに参加されるのであれば、お子さんが普段使われている水筒を持参されることをお勧めします。お泊りのホテルでたくさんの氷を水筒に入れておけばツアー中も冷たい飲料水が飲めます。
ツアーが始まるAM9:30からPM3:00頃まで自販機などまったくない世界でのアクティビティ体験となりますので、飲み物の準備はしっかりとお願いしますね。あと帽子、お持ちであればサングラスもお忘れなく。
ちなみに当店ではミネラルウォーター、アクエリアス、タオル、帽子、オリジナル手ぬぐいの販売もしております。そちらもどうぞご利用ください。
◆ご予約はすべてWebから
ツアーのご予約は先着順です。
お電話での受け付けは行っておりませんのでホームページよりご予約ください。
今年の夏は世界自然遺産の西表島で過ごしてみませんか?
スタッフ一同、準備万端でみなさまのお越しをお待ちしております。
<最終回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月10日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
本日は2024年ラストのサガリバナカヌーツアーでした。
◆お約束の満点の星空☆彡
本日も満天の星空の下、ツアー開催です!
天の川を眺めながらの出発。あまりにも天の川がはっきり見えるので空を見上げながらずっとカヌーを漕いでいたら首が痛くなりました。
それから朝焼けが始まるとアカショウビンが鳴き始め、サガリバナの香りがどこからともなく漂ってきます。
「たくさん咲いているかな?」
「花はいっぱい浮いてるかな?」
ドキドキしながらサガリバナの群生地へ。おそらくガイド全員、同じ気持ちだったはずです。
昨日はいつもより20分以上も遅く落ち始めていた花が、今朝はなぜだか逆に20分以上も早く落ち始めました。
サガリバナの「落ちるスイッチ」がいつもより早く、そして花の数も全盛、最後の最後に今季最高のサガリバナの鑑賞会になりました。
ヾ(*´∀`*)ノ ヤッター
◆大団円で終わりましょう
「なんで今日が最後なの?明日もすれば?」
ゲストの方にも言われましたが、実際、そう思えるほど見事な咲きっぷりでしたよ(笑)
ただ、本日が終わりで良かったと信じたいです。サガリバナの花のつぼみはまだたくさんあります。明日もたくさんの花を愛でることができるでしょう。
しかし、潮の干満の影響を受けるこのコース。明日からはツアーを開催するにあたりベストな時間帯が少しずつずれていくのです。このような理由からも、本日をもってサガリバナカヌーツアーは終了させていただきます。
2024年、風車のサガリバナカヌーツアーは事故などのトラブルも無く、有終の美を飾り終えることに成功しました。
そして今朝もモーニングシャワーで虹が!
◆2024年サガリバナツアーありがとうございました
朝食の後、ツアーの片付けを終えたスタッフは午前10時すぎに解散しました。
明日は完全休養日。
そして超朝型生活から通常の朝型生活に戻ります。これから始まる夏の本格シーズンを前に、スタッフ全員がとてもよい経験ができました。
日中のツアーでは、まだしばらくはジャングルに落ちているサガリバナの花をたくさん見ることができます。ガイドはサガリバナツアーでの経験談を興奮気味にするかもしれません…お楽しみに!
そしてサガリバナツアーの売上の一部はタイヤ交換に充てさせていただきます。
2024年、風車のサガリバナカヌーツアーは事故などのトラブルも無く、有終の美を飾り終えることに成功しました。
今年の夏も安全第一を心がけ、皆さまにエキサイティングでドラマチックな体験をご提供できるようにスタッフ一同努めて参りたいと思います。
本日も風車のカヌーツアーにご参加いただき誠にありがとうございました。
◆追伸:来シーズンの参考にどうぞ
以前もお伝えした情報を再掲載しておきますね。
来年、2025年こそはツアーに参加してみようかなぁ…と検討されている皆さま、参考までに来シーズンの先取り情報を少しだけお伝えします。
<2025年>
6月28日(土)満潮 8:49
6月29日(日)満潮 9:36
この辺りは潮の干満が好影響です。ツアー開催期間中、前半戦の「推し日」になるのではないでしょうか。
とは言え、まだ一年先のこと。ご予約開始は半年近く先の予定です。
<第11回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月9日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
本日も初夏限定のサガリバナカヌーコースへ行ってきました!
◆今朝もはじまりは星空観察から☆彡
今シーズン11回目のツアーともなると、朝3~4時頃に見られる星座たちもけっこう頭に入ってきましたよ。
いて座、わし座、こと座、はくちょう座、カシオペア座、アンドロメダ座、ペルセウス座、くじら座、みなみのうお座、つる座…。
今年、この時間帯に眺める星空は明日が最後になりますが、数日、見ないだけで忘れてしまう気もしますが(汗
◆昨日の西表島
お休みをいただいた昨日、西表島では午後から強い雨が降り、しかも気温が32.5℃から25.3℃まで7℃以上も下がるという、とてもアクティビティをするにはハードな一日となりました。
▼1時間ごとの気象データ
梅雨明けからまとまった雨に恵まれず、ピナイサーラの滝の水量も減る一方でしたが、一気に復活しましたよ。
雨で気温が下がったせいでしょうか?
深夜2時半、出勤時にいつもはいないセマルハコガメが庭に現れていました。ちなみにこちらのカメさん、我が家では「シロちゃん♪」と呼んでいますよ。
◆本日のサガリバナ
雨の影響かどうかはわかりませんが、今朝のサガリバナは一昨日に比べると花が落ち始めるのがびっくりするくらい遅かったですよ。
いつもならサガリバナポイントに到着するとある程度の数の花が落ちているのですが、今朝は6時を過ぎてもほとんど落ちていませんでした。
咲いている花の数は今シーズン一番多いくらいでしたが、とにかく花が木から落ちないのです。自然って奥深いですね。
◆最高の演出ありました!
落ちるスイッチが入るまで待ち続け、なんとか水面に浮かぶサガリバナを眺めることができましたが、この時に昨日を思い出すような雨が後良(シイラ)川に降り始めました。
ツアー中の雨はなんとなく嫌だなと思う方もおられるかもしれませんが、雨の後にはお楽しみがあります。
そう、虹です!
今朝は雨が降ったりやんだりでしたが、そのたびに虹が現れ、ゲストの皆さんはサガリバナと虹のコラボに癒されていました。
そしてツアーが終了し、車で30分離れた場所にある風車のベースでもまた虹が。
まるで私たちを追いかけて来たような、虹いっぱいの朝でした。
さて、当店のサガリバナカヌーツアーはいよいよ明日がラスト。
最後まで気を抜かず、幻想的な世界をゲストの皆さんと満喫してきますね。
<第10回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月7日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
今朝もまずは満天の星空を眺め、いて座、夏の大三角、カシオペア座、アンドロメダ座、ペルセウス座、くじら座、みなみのうお座、つる座などが確認できました。
天の川も5時頃まで鑑賞することができましたよ!
◆本日の潮汐も絶好調!
昨日と同じように、今朝も満潮のタイミングでのツアー開催でした!
干潮 1:43 潮位 98㎝
満潮 7:37 潮位 198㎝
ジャングルの奥地にあるサガリバナポイントでは、落ちた花たちが満ちた水面に集まり幻想的な世界を鑑賞することができました。
6月下旬から毎日のように幻想的な光景を見続けると、サガリバナワールドの住人になったような気がします。
◆サガリバナの妖精!?
ポタリ、ポタリと散ってゆくサガリバナの花を眺めていると、何やら水面を移動する影が…
ここ最近、美しく幻想的な世界に酔いしれていたしゅうさんには、一瞬、ついにサガリバナの妖精まで現れた!と感激したのですが、よーく見るとガイドの星くんでした(笑
o(・・o )//: スイス~イ ☆
サービス満点の星くんは、今日もサガリバナプールで遊泳&撮影と大活躍でしたよ。
帰り道、空には大きな虹が架かりり、つい口ずさんでしまいました。
に~じが にじが そ~らに~かかあって~♪
(*⊡ω⊡) ¶ *¨*•.¸¸♪
◆いよいよラストスパート!
サガリバナカヌーツアーもあと2回を残すのみ。7月10日が最終日です。
翌日から平常モードの生活に戻るので、深夜2時起きから早朝4時半の起床となります。
4時半起きもたいがい早起きですが、「深夜」ではなく「早朝」の時間帯という気がするだけで、なんかホッとします。
明日は店休日となり、明後日からの2日間でサガリバナカヌーツアーも終わりです。
今シーズン、思い残すことのないようにゲストの皆さんと初夏限定の西表島の奇跡を満喫したいと思います!
◆ツアー後に予定があればお知らせください
ツアー終了後にダイビングやシュノーケルなどのアクティビティに参加予定の方はあらかじめお知らせください。
当店のサガリバナツアーへ参加することで無理なスケジュールになっていないか、確認させていただきますね。
<第9回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月6日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
今朝は新月。そして満天の星空でした☆彡
◆はじまりは星空観察
午前4時。
ホテルへお迎えに行くと、ゲストの皆さんもあまりにも星空が凄すぎて、自己紹介をする前に星の紹介から始まりました(笑
「あれがはくちょう座、あれがわし座で、あれがこと座です」
カヌーを漕ぎながら夏の大三角を撮影してみました。わかりますかね?
◆夜空も川も絶好のコンディション
本日の潮汐は以下のとおりでした。
満潮 6:48 潮位 198㎝
干潮 13:46 潮位 5㎝
夜が明けた後良(シイラ)川を上流に向けのんびりのんびり漕ぎ進みます。川幅が狭くなると、ジャングル感アップです。
ツアー中は満潮へ向かって水位が上昇し、潮位に恵まれました。
花もたくさん咲いて、川面を漂うたくさんのサガリバナたちを眺めることができました。
水面から近いところから撮影するためゴープロを使って…と言いたいところですが、ガイドの星くんに人間ゴープロになってもらいました。
◆まだまだ楽しめそうなサガリバナ
今朝の時点でも小さなつぼみがまだたくさんありました。
この先、7月下旬までは長くお花見を楽しめそうですが、当店のサガリバナカヌーツアーは7月10日に終了します。
期間を延長すればそれなりに参加者は集まるかもしれませんが、最盛期が続く中で今シーズンを終了するくらいがちょうどいいのかなと思っています。
最盛期が過ぎ、花が減っていく様子をゲストへお見せし続けるのは寂しい気がしますので…。
当店のツアーに参加していただく皆さんにはなるべく同じクオリティで楽しんでいただきたいと思っています。サガリバナの花が咲く数量は自然のことなので日によって増減はありますが、なるべくよい状況の時だけツアーを開催しています。
◆毎日がスキルアップ!
今日で今シーズン9回目のサガリバナツアーでしたが、ツアーの準備、ガイドの連携など、開催期間が限られた中での体制づくり、段取りが目に見えて良くなりました。
ツアー終了後は朝食をとりながらミーティングをし、ヒヤリハットの確認もしています。
ツアーも残すところあと3回。とにかく安全第一を心がけ、ゲストの皆さまの心に残るツアーを開催していきたいです。
本日も夜明け前からのツアーご参加、ありがとうございました。
<第8回> サガリバナカヌーツアー 2024年7月5日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
現在、7月5日の午後8時30分。眠たくて仕方がありません。明日も深夜2時起きです。
このブログを書き終えたら5分以内に寝ます!
(ノ³ω ³ ).。o Zzz..
◆夜空も絶好調 ☆☆彡
今朝も満天の星空の下、カヌーを漕ぎはじめました。マングローブに囲まれた川の上空を大きく跨ぐようにきらめく天の川。非日常すぎる光景に誰もが魅せられます。
今日はその星空の撮影もしたかったのですが、気が付けば朝焼けが始まってしまいました…明日こそは!
◆サガリバナプール現れず
サガリバナの開花状況は本日も良好です。
ただ、本来なら川へ落ちた花たちは南よりの風によって上流に押し戻されるのですが、今朝は風が吹いていなかったため、下流へゆっくりゆっくりと流れていきました。
南風に押し戻された花が水面を覆うことによって現れるサガリバナプール。残念ですが今朝は見られませんでした。
まさに大自然のなせる技なので、こればかりはどうしようもありませんね。
◆風のない日に現れる絶景
風のある日に現れるサガリバナプールですが、逆に、風のない日に現れる光景もあります。
風がなく波の立たない日、マングローブの川は鏡の世界になります。
そしてツアー終了間際に見られる、木漏れ日。
今日もあっという間の朝のひと時でした。
◆おかげ様で満席となりました
今シーズンのサガリバナカヌーコースは全日程が満席となりました!
m(*u᎑u)m 感謝デス
7月10日まであと4回ツアーを開催しますが、引き続き好調の開花具合のまま終わってほしいです。
本日も早朝からツアーにご参加いただきありがとうございました。