西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 1月の西表島、冬の楽しみを見つけよう! 2025年1月6日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

年明け一番の楽しみである箱根駅伝が終わり、あっという間に正月休み、冬休みも過ぎ去りましたね。

ここ西表島は本格的な閑散期に突入し、観光地でありながら島はシーンとしています。
次の賑わいは2月のやまねこマラソン大会でしょうか。

◆暇なのでいろいろ考えてみた

カヌーツアー業者にとって1月は一年で一番と言っていいくらい暇な時期ですが、ガイドにとってはしたい事ができる時期でもあります。

ツアーの予約が入っていない日は臨時休業にすることも多く、そんな日は夏には忙しくて気に留めることのなかった事象に目がいきがちです。

冬至が過ぎ、一日一日と日が長くなっているのを感じたしゅうさんは、暇なので西表島の日の入りについて調べてみました。

  6日 18:11
  7日 18:12
  8日 18:13
  9日 18:13
 10日 18:14
 11日 18:15

1日当たり約1分ですが、日が沈む時間は確実に遅くなっています。

◆冬のお楽しみ

最近はお客様が少ないのでツアー後の片付けもすぐ終わり、空いた時間に自転車トレーニングをしています。実際にはダイエットといったほうが正確ですが(苦笑)

1時間で約15㎞くらい自転車を漕ぐのですが、箱根駅伝のランナーよりも遅いスピードです(汗)

写真は浦内橋からの撮影ですが、この日は風もなく、鏡のような水面に西表島の空がきれいに映っていましたよ。

冬の西表島に宿泊する方は、夕食までのひと時をレンタサイクルで走り回るのも楽しいですよ。
何せこの時期は気温が20℃前後なので、Tシャツ&短パンでサイクリングしても快適なのです。

1時間くらい動いたあとのビールは最高です!
ダイエット成功への道のりは長いですが…

◆一方、日の出は?

日の入りが遅くなる一方、日の出はどうでしょうか?

  6日 7:29
  7日 7:29
  8日 7:30
  9日 7:30
 10日 7:30
 11日 7:30

こちらは3日あたり約1分、遅くなってますね。
観光客の方にはよく驚かれますが、1月の西表島は朝が来るのがとても遅いのです。

◆夜明けまで何する?

朝の遅い西表島。ならば明るくなるのを寝て待つ?
いやいや、それではもったいない!

曇りや雨の多い冬の沖縄ですが、それでもたまには晴れて、早朝に満天の星空を眺めることができますよ。

写真は昨日の朝6時半。
出勤のため自宅を出た際に見えた満点の星空です。

★北斗七星

★さそり座

★火星とふたご座

朝食前にストレッチをしながら、夜明け前の星空観察は最高ですよ☆彡
朝に夕に、冬ならではの楽しみが増える西表島です。

 《2025年の幕開け》新年のごあいさつ 2025年1月1日


みなさま、新年おめでとうございます。
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日より2025年。
新しい年のはじまりですね!

年の初めにあたり、本年の西表島カヌーツアー風車の決意をお伝えいたします。

◆これまで以上にルールを順守

2025年3月よりピナイサーラの滝やサンガラの滝など、一部のエリアでは厳しい立入制限が始まり、一日あたりの入域人数も厳密に管理されます。

フィールド利用の仕組み

案内できるガイドもただ条例に基づく免許を取得しているだけでなく、実技試験、筆記試験などに合格した「登録引率ガイド」である必要があります。

ガイド(観光案内人)免許制度の概要

当店では2023年12月より準備をすすめ、所属する全ガイドがピナイサーラの滝やサンガラの滝を案内できる「登録引率ガイド」に認定されました。

世界自然遺産である西表島の特別なエリアをガイドする責任感をこれまで以上に感じ、これまで以上にフィールドを守る意識を高めていきます。

◆今年も開催!サガリバナツアー

2025年の夏もサガリバナカヌーコースでスタートです。

すでにツアーの受け付けも始まり、リピーターの方を中心に順調にご予約をいただいております。ありがとうございます!

本来であれば夏の観光シーズンが始まっているので、日中に開催するコースに専念したほうがスタッフの体調管理の面からしても安心ではあります。
しかし、西表島を代表する夏の風物詩であるサガリバナの美しさを、少しでも多くの方に観ていただきたく思い、今年も万全の体制でツアーを開催いたします!

◆創業26年目も前進あるのみ!

昨年に創業25周年を迎えた風車です。
本年も初志貫徹の精神を忘れず、安全で安心していただけるツアーをご提供いたします。

沖縄県公安委員会指定の安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優)への認定はもちろん、ガイドのスキルアップを目指すための研修、自己啓発のための長期休暇など、長く当店でガイドを続けてもらえるための職場づくりもさらに進めて参ります。

風車にとって更なる飛躍を遂げる一年になるよう、スタッフ一同、一日、一日を大切に過ごしていく所存です。
今年の大晦日に「あっという間の一年だったね」と笑顔で語り合えるよう、がんばりますね。

本年も風車をどうぞよろしくお願いいたします。

西表島カヌーツアー風車
代表 大谷修一

 《ごあいさつ》2024年も大変お世話になりました 2024年12月31日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

2024年もいよいよ今日で終わりですね。
いつもながら、あっという間の一年でした。

今年は元気で明るいスタッフ2名が入社し、コロナ禍からの立て直しにようやく取り掛かることができました。
縮小していたサービスも2020年以前に戻すべく日々、試行錯誤を繰り返し、少しずつですが前進できた一年だったと思います。

そして来年、風車は26年目のシーズンに入ります。
西表島には多くの同業者がおり、厳しい経営環境はこれからも続きます。

そのような状況においても、お客様を増やす競争に勝つのではなく、お客様にご満足いただける競争に負けないよう、これからも創業当時の初心を忘れずにスタッフと共に励んで参ります。

2024年もたくさんのお客様との出会いに恵まれた一年でした。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

本年も風車をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

西表島カヌーツアー風車
代表 大谷修一

 ~離島から離島へ~ 行ってきたよ伊平屋島! 2024年12月22日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、竹富町商工会の視察研修で伊平屋島(いへやじま)に行ってきました!

昨年は絶海の孤島「南大東島」でしたが、今年も初めて訪れる沖縄の離島ということで出発までワクワクでした♪
よろしければ前回の南大東島編もご覧ください。

離島から離島へ…行ってきたよ南大東島!

◆伊平屋村ってどこ?

伊平屋島は沖縄本島から北西の方向にあり、沖縄県最北の離島です。

伊平屋村役場

本部半島から北側に約40km。同じくらいの緯度に鹿児島県最南端の与論島があります。

西表島からは直線距離でおよそ500km。つまり簡単に言うと、とても遠い島ということです。

◆どうやって行くの?

西表島から伊平屋島まで移動するため乗り物に乗っている時間は5時間半です。
そこに乗り継ぎの待ち時間も含めると、移動はほぼ一日がかり。
東京の方が近いです(笑)

西表島上原港 → 石垣港(船60分)
石垣港 → 石垣空港(バス30分)
石垣空港 → 那覇空港(飛行機60分)
那覇 → 今帰仁村運天港(タクシー100分)
今帰仁村運天港 → 伊平屋港(船80分)

長い移動を終えフェリーが伊平屋港に到着すると、伊平屋村商工会の皆さまに温かくお迎えしていただきました。
ありがとうございます!

◆第一印象は?

12月の西表島はカヌーツアーに参加される観光客が少ないのが悩みの種でしたが、それでも修学旅行などの団体旅行や、石垣島には海外からのクルーズ船でたくさんの外国人観光客が訪れています。

しかし伊平屋島ではフェリーの乗客のほとんどが仕事関係と島民の方。滞在中に出会った観光客らしき人は5名ほど…。
閑散期ということもあったと思いますが「あまり観光地化されていない島」というのが第一印象でした。

しかし伊平屋島観光協会さんのホームページを拝見すると、農業や漁業体験ができる民泊制度があったり、カヌーやダイビング、魚釣りなどのレジャーも楽しめるようです。

伊平屋島観光協会

◆視察&観光

今回、竹富町商工会の視察研修として訪れた場所を紹介いたします。

▼歴史民族資料館

資料館の職員の方の説明を受けながら伊平屋村の歴史、文化などを学びました。

歴史民俗資料館

▼ヤイトハタ、マダイの養殖場

伊平屋島ではもずくの養殖が盛んなようですが、今回は陸上養殖場にも見学に行きました。
沖縄に来られる多くの観光客の胃袋を満たす、大切な施設ですね。

伊平屋村漁協養殖所

▼伊平屋酒造所

なんと製造した泡盛の七割以上が島内消費だとか。
八重山ではなかなかお目にかかれない泡盛「照島」ですが、やはり一度訪れた島の酒には愛着がわくのでまたいつか飲んでみたいですね。

株式会社伊平屋酒造所

▼世界塩の探検館ソルトクルーズ

塩づくりをしている社長さんが詳しく説明してくれます。
ずばり「塩オタク」でした(笑)

倶楽部 野甫の塩

▼念頭平松

樹齢300年以上の見事なリュウキュウマツ。国の天然記念物に指定されています。

伊平屋島の念頭平松

◆今回の宿泊先

スーパーまで徒歩30秒、ビーチまで徒歩1分と文句なしの立地に建つホテルにしえさんにお世話になりました。

朝6時半に防災無線から流れてくるラジオ体操が目覚ましになるので、寝坊することはありません。美しい朝焼けにも出会えました。

しゅうさん的には島の魚介類をふんだんに味わえる朝食バイキングに感動。写真を撮るのを忘れるほどの美味しさでした(笑)

<伊平屋島民宿風ホテル>​ホテルにしえ

◆率直な感想

西表島と伊平屋島、どっちがいいかな?
やはり住み慣れた西表島がいいなと思います。

広島出身の移住者であるしゅうさんは、たまたまカヌーやトレッキングツアーのお店を始め、なんとか暮らしているうちに家族を持ち、お店や家を持ち、気づけば25年くらい経ちました。

西表島の自然の恵みを受けながら島を訪れる観光客の皆さんと一緒になって楽しむ。もしこれが伊平屋島だと同じようなことをするのは難しかったでしょう。

しかし、もしも広島からたまたま伊平屋島を訪れ、その流れで住み続いていたらどうなっていたのか…。おそらく、もずくはかなり食べていたと思います(笑)

民俗資料館で説明をしてくださった職員の方、ヤイトハタの養殖場にお勤めの方、そして塩づくりをしている社長さんも元々は島出身ではないとのこと。
長く住むために伊平屋島の自然の恵みと島の人同士のつながりを大切にしながら、しっかりとした暮らしを送っておられました。

◆来年の抱負

沖縄県にはたくさんの島があり、それぞれの島にはその島にしかない魅力もあれば、その島特有の課題もあります。
伊平屋島の状況を見て、西表島で営業している風車の課題もいくつか見えてきましたよ。

あえて一つだけ言うとすれば「情報発信の大切さ」です。
2024年も終わりに近づいてきましたが、これからもっとブログをがんばって沖縄の、西表島の魅力をお伝えできるようにがんばります!

 2025年3月1日以降に開催するツアーについて 2024年12月20日


エコツーリズム推進法に基づく「西表島エコツーリズム推進全体構想」の策定により、2025年3月1日以降に開催されるツアーにおいて「立入制限フィールド(特定自然観光資源)」に立ち入る場合は、事前に「立入申請」を行い竹富町長からの承認が必要となります。

立入制限区域(特定自然観光資源)について

◆当店のツアーで立入申請が必要なコース

下記のコースは立入制限区域でツアーを開催するため事前申請が必要です。
まずはツアーを予約して、その後に竹富町へ立入申請をするという流れになります。

  • ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)
  • マングローブカヌー&由布島
  • マングローブカヌー&滝あそびいっぱい
  • カヌー体験
  • ピナイサーラの滝(滝つぼ)
  • マングローブカヌー&キャニオニング体験
◆立入申請の方法
  1. ツアー参加者ご自身が申請する
  2. ショップが代行して申請する

この2つの方法がありますが、当店では「2.」となります。

申請にあたり、ツアー参加者すべての情報が必須となります。ツアーご予約時は以下の項目を必ずご入力ください。
情報に不備があると手続きが完了できません。ご了承お願いいたします。

  • 代表者:名前、年齢、住所、電話番号、メールアドレス
  • 同行者全員:名前、年齢
◆手数料(入域料)

申請には1人あたり500円の手数料(入域料)が発生しますが、そちらに関してはツアー代金に含まれておりますのでご安心ください。

申請手続き(全体フロー図)

*ご注意*
申請手続き完了後に旅行日の変更等により日にちの変更をされる場合は、再度、立入申請を行う必要があります。
その際、新たに発生する1人あたり500円の手数料(入域料)はお客様側にてご負担いただくこととなります。ご了承お願いいたします。

◆人数制限もあります

立入制限フィールドでは一日当たりに入域できる人数に制限があります。

フィールド利用の仕組み

申請は先着順なので、春休み、夏休み、冬休み、GWなどの繁忙期は上限人数に達する可能性があります。

可能な限り早めに申請手続きを完了するため、ご予約の際は正確な情報をお知らせください。

◆人数制限…ピナイサーラの滝は?

当店ではピナイサーラの滝周辺(マーレー川、ヒナイ川)でツアーを開催しておりますが、こちらも立入制限フィールドに指定されているため立入申請が必要となります。

大人気のフィールドですが、1日あたり200名しか訪れることができません。しかもガイドを含めて200名です。
かなり厳しい制限となりますので、早めのご予約をお待ちしてます。

ちなみにピナイサーラの滝を案内できるガイドは特別な試験に合格した者のみです。
こちらについては別のブログで少しずつ報告していきますね。

◆ ご予約後

お客様にご予約をいただいたら可能な限り早く申請手続きを開始しますが、すでに立入人数の上限に達していた場合などは申請許可が下りず、ツアーに参加できないことがあります。
あらかじめご了承ください。

 静かなブーム…午後からカヌー体験! 2024年12月19日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

夏場は賑やかだったピナイサーラの滝周辺エリアも12月に入ると訪れる人はとても少ないです。
当店も開店休業状態です(涙)

◆ズバリ!訪れる人が少ないワケ
  • 西表島に宿泊している人がそもそも少ない
  • 上原航路の欠航が続く
  • スカッと晴れる日が少ない

これらの理由が考えられますが、しゅうさんは「超」がつくほどのプラス思考の持ち主なので、ポジティブ変換しています。

  • 西表島に宿泊している人がそもそも少ない
    → 石垣島からでも日帰りでツアーに参加できるよ!
  • 上原航路の欠航が続く
    → 大原港を経由したら上原港に行けるから問題ないよ!
  • スカッと晴れる日が少ない
    → 雨や曇りでも楽しめる西表島を知ってほしい!
◆12月は多くのお客様が石垣島に宿泊

ここ最近は石垣島から来られるお客様が多いようです。

西表島と比べホテルの数が圧倒的に多いので、閑散期の12月でもたくさんの観光客が宿泊されているんでしょうね。うらやましい限りです。

しかしピナイサーラの滝から近い上原港と石垣港を結ぶ上原航路は、秋冬はほぼ毎日欠航します。

上原航路が問題なく運航されている日は石垣港を8時に出る船に乗っていただくだけで良いのですが、もしも欠航してしまったら以下のアクセス方法で西表島の上原港までお越しください。

1. 石垣港 7:30発 →船→ 大原港 8:20着
2. 大原港 8:30発 →バス→ 上原港 9:20着
3. 上原港で当店のスタッフがお迎え

上原航路が欠航した日にピナイサーラの滝のカヌーツアー(一日コースや午前開催コース)へ参加するには早起きが必須です。
冬の石垣島、西表島は朝の7時になってもまだ暗いので、石垣島からの参加はかなりの気合いが必要ですね。

◆気合い不要のカヌーツアー

今年の10月頃、上原航路が欠航しがちになった頃から一つの現象があります。
それは何かというと…

リゾートで発展している石垣島には “気合い不要の旅スタイル” で来られる方が多く、そんな方たちが、実は当店の午後から開催するカヌー体験コースに大勢参加されています。

大勢?…いいえ、盛り過ぎました。
“静かなブーム”といったところでしょうか(笑)

◆こんな方にお勧め!午後からカヌー体験
  • 朝はのんびりしたい
  • 午後から軽く身体を動かしたい
  • マングローブが見たい
  • 滝も遠くからでいいので見たい
  • トレッキングはしたくない
  • ツアーのあとは西表島に泊まる

カヌー体験コースはトレッキングのないカヌーだけの内容です。雨が降っても川が増水の危険性がない限りはツアーを開催できます。

必要であれば簡易カッパをお貸ししますし、ツアー終了後は温水シャワーも利用できます。

シューズもご用意するので、必要なものはツアー終了後の着替え一式、タオル、飲み物くらいです。レンタル品はもちろんすべて無料です。

◆アクセス方法:午後のカヌー体験コース

▼上原港行きが 運航 している場合

(往路)
八重山観光フェリー [石垣11:00発 上原行き] にご乗船ください。
上原港には12:00頃に到着します。
当店のスタッフがお迎えにあがります。あらかじめトイレを済ませたうえ、上原港ターミナルの入口付近へ集合してください。

(復路)
八重山観光フェリー [上原16:50発 石垣行き] にご乗船ください。
石垣港には17:50頃に到着します。

▼上原港行きが 欠航 している場合

(往路)
八重山観光フェリー [石垣10:30発 大原行き] にご乗船ください。
しかし、運賃は「上原行き」の料金を支払って [大原行きの乗船券] と [上原港行きのバス券] を受け取ってください。
大原港に到着したら [上原港行きのバス券] を使って八重山観光フェリーの臨時バスに速やかに乗り換え、上原港までお越しください。
上原港には12:20頃に到着しますので、当店のスタッフがお迎えにあがります。

(復路)
八重山観光フェリーの臨時バス [上原港15:30発 大原港行き] にご乗車ください。
大原港に到着したら八重山観光フェリー [大原16:30発 石垣行き] にご乗船ください。
石垣港には17:20頃に到着します。

◆移動は大変かもしれないけど…

上原航路が欠航するとアクセス方法がひと手間増えて複雑そうな気がしますが、大原港⇔上原港の移動は八重山観光フェリーの臨時バスがしっかりサポートしてくれているので安心です。

上原航路欠航時の臨時バス時刻表

ツアー終了後、西表島に宿泊される方はホテルまでお送りします。送迎範囲についてはカヌー体験コースの詳細ページでご確認ください。

カヌー体験コースでカヌーを漕ぐ時間は往路、復路ともに50分ほどです。
上流の折り返し地点では上陸して約10分のジャングル散歩をしながら手足を伸ばします。

全行程が2.5時間ほどの半日コースですが、世界自然遺産たる西表島の豊かな自然を知るには十分な内容です。
ガイドとゆんたく(おしゃべり)しながら、気合い不要ののんびりカヌーをお楽しみくださいね。

 真冬の12月、滝つぼ勇者あらわる!! 2024年12月18日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

現在、12月18日の午後6時。
昨夜から気温が少しずつ下がってきて外の気温は15.4℃です。

◆ま、まさかの… ((゚Д゚ll))ガタガタ

本土と同じように先週から肌寒い日が続いている西表島ですが、そんな中、本日お越しのお客様は超元気!ノリノリでした♪

そ・し・て…
ま、まさかの滝つぼダイブ!!

11月9日のブログで「なんと11月なのに滝つぼで泳ぐゲストが!」と書きましたが、さすがの西表島とはいえ12月は真冬の寒さ。
今日、ウエットスーツなしで滝つぼ遊びを楽しんだ方は日本に何人いたのでしょうか…

本日のMVPは文句なしにこちらのお二人!

真の滝つぼ勇者認定です!
(゚∀゚ノノ”☆ パチパチパチ

◆真冬の滝つぼに入ると決めたら準備すること

当店のガイドは滝つぼ遊びを強要しません。
まずはゲストご自身が「滝つぼに入ってみたい、泳いでみたい」という意思が必要です。冬場は特に強い意志が必要です。

そして、滝つぼに入ると決めたら必ずライフジャケットを着てください。そこは強要させていただきます。

滝つぼから上がった後の準備も必要です。
冷えた身体を拭くためのタオルと保温のための上着(ウインドウブレーカーなど)を、あらかじめリュックから出しておいてください。

◆真冬の滝つぼ勇者になるには…
  1. まずは滝つぼに足をつけ、水の冷たさを脳で理解します。
  2. いける!と思ったら、ゆっくり腰まで入ります。
  3. まだまだいける!と思ったら、首まで浸かってみます。とにかくゆっくりゆっくり、無理は禁物です。
  4. 冷たい水に慣れることができたら両手を伸ばして一かき泳いでみます。気持ちいい!と感じた瞬間を忘れることはないでしょう。
  5. 決して無理をせず、身体の芯まで冷える前に滝つぼから上がります。
  6. ササッと身体を拭いて上着を着ましょう。

ここまで完璧にこなせた方は滝つぼ勇者認定です!

滝つぼ周辺に着替える場所はないので、ある程度タオルで身体を拭いたら濡れたまま帰ります。

風車のベースに到着したら温水シャワーがありますので、下着を含む着替え一式を忘れずにお持ちくださいね。
ツアー後は西表島に宿泊される方はシャワーを浴びずに直接ホテルへお送りすることも可能です。

◆しゅうさんの限界は12月8日

その昔、スタッフがいない頃のしゅうさんは毎日のようにツアーへ出ていました…20年くらい前?

そして「いつまで滝つぼで泳げるかチャレンジ」を独りでしていました。
ピナイサーラの滝に行ったら必ず泳ぐ。お客様が泳がなくてもしゅうさんは泳ぐ。

そんな決意で実験(?)を続けていましたが、ある年の12月8日、滝つぼで泳いだ後に大風邪をひいて己の限界を知ることができました(苦笑)

11月中旬からすでに「厳しいな…」と感じていましたが、やはり厳しいと感じていた頃から無理してたんだな…と思います(反省)

◆真冬でも泳ぎたくなる日があります

全国的に冬型の天気になると、西表島や石垣島でも曇り空で北風の強い日が続きます。しかし、12月でも春のような暖かい日がたまにあります。

昨日がまさにそんな日でした。晴れて気温が23℃を超えると体感温度は25℃以上に感じます。

もしそんな日にたまたまツアーに参加していたら、その時の気分で滝つぼ遊びを楽しむのもアリかもしれませんね。

 海は荒れても心配ご無用!マングローブカヌー♪ 2024年12月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

先日、石垣島からカヌーツアーの参加を検討されているお客様から「上原行きの船が出なくてもカヌーはできますか?」というお問合せをいただきました。

答えはYES!

そこで本日はタイトルにもあるように、海は荒れていてもマングローブカヌーは心配無用なワケについてお話いたします。

◆秋冬の上原航路はほぼ欠航

例年10月から3月頃まで、石垣島の石垣港と西表島の北に位置する上原港を結ぶ上原航路は頻繁に欠航します。理由は天候によるものですが、それは雨ではなく強い北風による波浪です。

そして今日も晴れてはいるけど北よりの風の影響で上原港航路は欠航。
上原港もシーンとしています。

◆上原航路が欠航した日のアクセス方法

上原航路が欠航した日に石垣島からツアーに参加される方のアクセス方法は以下のとおりです。

1. 石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と告げて 大原港行きの乗船券上原港行きのバス券 を購入する。

2. 大原港行きの船に乗る。

3. 大原港から船会社の臨時バスで上原港へ移動する。

*注意1
大原港には路線バスや観光バスが多く停車していますが、石垣港で購入したバス券を使って船会社の臨時バスをご利用ください。

*注意2
船会社の臨時バスは大型バスや小型のマイクロバスなど、日時によって変わります。船員の指示に従ったり車体に記されている会社名をご確認ください。

4. 上原港に到着したら当店スタッフがお迎えします。

ちなみに船会社の臨時バスに乗車するには、必ず、石垣港の乗船券売り場で「上原港まで行きたい」と伝え、大原港行きの乗船券と上原港行きのバス券を購入する必要があります。
大原港に到着してからバス券のみの購入はできません。販売所もありません。

上原航路が欠航した日に当店のツアーへ参加する場合は、アクセス方法「1.」を必ず守って上原港までお越しください。

◆北風の影響を受けにくいフィールド

上原港航路が欠航するくらい北風の強い日でも、マングローブカヌーの出発地点のマーレー川、そして上流にピナイサーラの滝のあるヒナイ川は北風の影響を受けるエリアが約100メートルととても短いのが特徴です。

そのエリアさえ漕ぐことができれば、あとはマングローブの森が風をさえぎってくれるのでのんびりとカヌーを楽しむことができます。

石垣島からの移動は大変かもしれませんが、この時期は訪れる人があまりにも少ないのでホント、おすすめですよ!

 西表島で修学旅行を検討される旅行会社さまへ 2024年12月11日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

11月は修学旅行の対応で事前準備などに追われましたが、事故もなく安心にツアーを終えることができました。

そして修学旅行に関してはこれからも可能な限りの対応をしていきたいと思いますが、2025年3月より西表島では厳密な立入制限が始まるため、これまで以上に早めの段取りが必要になってきます。

▼竹富町西表島エコツーリズム推進協議会
フィールド使用の仕組み

もし修学旅行でピナイサーラの滝へ行くことを検討されている旅行会社の担当者さんがこのブログにたどりついたら、ご参考までにどうぞ。

◆まず教えていただきたいこと
  • 体験日時
  • 人数(生徒、先生、添乗員含めた総数)
  • 石垣島から日帰りなのか?西表島に宿泊しているのか?
  • ご宿泊先
◆下見も対応いたします

修学旅行の1年~2年前に下見を希望される場合ももちろん対応させていただきます。

可能な限りご希望に合わせた日程調整をしたうえで現地をご案内しますので、まずは当店までご連絡をお願いいたします。

◆2年前から仮予約

修学旅行の仮予約は2年前から可能です。
1年前になったら再度、内容を確認させていただき、その後に正式なご予約とさせていただきます。

◆当社の業務

ピナイサーラの滝コースの参加者は 1ガイドあたり7名まで、1業者あたり14名まで というルールがあります。

例えば参加者35名のお申込みに対し、当店が対応できるのは2名のガイドを配置して14名まで。残りの21名は他社へガイド3名の協力を得る必要があります。

協力業者に関しては、定期的に救助訓練をしている西表島カヌー組合に所属していることを条件とし、その協力業者の取りまとめを当社が行っていました。

◆ツアー半年前には参加者リストが必要

ここからが重要!
2025年3月1日以降についてのお話です。

2025年3月以降は以下の立入制限のルールが開始されます。

  • ピナイサーラの滝:一日当たり200名まで
  • サンガラの滝:一日当たり100名まで

さらに「ピナイサーラの滝」あるいは「サンガラの滝」を利用するには、立入希望日の半年前から受付が始まる立入り申請が必要です。

そのため修学旅行などの団体は許可申請が可能な半年前には参加者名簿を作成していただき、提出していただく必要があります。

申請は早いもの順です。名簿の提出が遅れて制限数に達した場合はツアーが開催できなくなります。

“半年前には参加者を確定させる”

2025年3月以降、修学旅行にとってはここが一番大きなハードルになると思われます。

修学旅行でピナイサーラの滝、サンガラの滝を検討されている場合、まずは当社(担当:大谷)までお気軽にご相談くださいね。

→ <風車>お問合せフォーム

 雨でも安全にツアーを楽しもう! 2024年12月9日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいま12月9日の午前10半。外は風速5メートルの北風が吹いて気温は約20℃です。
20℃あるとはいえ、スーパーの駐車場で近所の人と立ち話でもしようものなら、15分ほどで体が冷えて「冬がきたなー!」と実感します。

◆典型的な西表島の雨とは?

冬の西表島は雨の多い季節です。
雨の日が続くと気持ちが滅入りそうになりますが、雨といってもいろんな雨がありますよね。

ザーザー、しとしと、ポツポツ、ぱらぱら…

冬の西表島では、北風に乗った弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。
音だけ聞けば「ザーザー」ですが、その正体は強い北風で、実際の雨は「ぱらぱら」タイプといったところでしょうか。

◆雨の日のツアー

断続的に強い雨が降る日は「大雨注意報」または「大雨警報」が発令され、ツアーは中止せざるを得ません。

しかし弱い雨が降ったりやんだりするくらいなら、カヌー体験に関しては問題なく楽しむことができます。
ちなみにカヌーを漕ぎながらマングローブが観察できるポイントは海に近い中流域から下流域なので、川の流れはほとんどありません。

※ここからの写真は天候に不安がない日の様子です

雨の日に心配なのはカヌー体験の後のトレッキングです。特にピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースは川の上流域を目指して山歩きをします。

ピナイサーラの滝の上へ登り詰めたあと、絶景が見渡せるポイントへ移動するには浅い川を渡渉する必要があります。

しかし、降雨によって増水した川は近寄ること自体が非常に危険です。なにせ、流されてしまった場合、その先に待ち受けるのは落差55mのピナイサーラの滝です。

以下の写真のように足元の水量がこれ位の日は素晴らしい景色を眺めることができますが、増水時は立っていられないほどの本格的な川となります。想像しただけでも身震いしますよね。

◆安全に対する取り組み

前日や夜半から雨が降ったりやんだりが続く日の朝、ガイドは出勤前の早朝に必ず滝の状況をチェックしに行き、出勤後の朝のミーティングでスタッフと情報共有をします。

そして朝の時点での滝の状況や天気予報を把握したうえで、ツアー中に予想される事象をツアー開始前にゲストへ説明します。

例として
「これから強い雨が降る可能性があるので、場合によってはツアー内容を変更するかもしれません」
「これから天気が回復していく予報だけど、これまで降った雨のせいで山道はぬかるんでいるので気をつけていきましょう」
などです。

◆滝の上に行く最終チェック

事前に状況を説明したうえでツアーを開始しますが、カヌーの後半でピナイサーラの滝が見えるポイントまで来ると、ガイドはここで最終チェックをします。

「出勤前にチェックした時に比べて水量は増えてないか?」
「今後、強い雨が降りそうにないか?」

総合的に判断して無理がなさそうなら予定どおりカヌーから降りて滝の上へ向かいますが、状況によってはガイドの判断で滝の上へ行くのは中止にして滝つぼへのトレッキングに変更します。

ピナイサーラの滝つぼへ向かうルートは川から離れたエリアを歩くので、ある程度の雨なら問題ありません。
川が増水しない程度なら、雨の日でも楽しめるのがピナイサーラの滝コースの良いところです。

◆ピナイサーラの滝の上に行けなかった場合

そんな時でもご安心ください。代替えプランを用意しております。

滝の上に行くのをやめて滝つぼへのトレッキングに変更した場合は、午後から別のポイントへご案内いたします。それがクーラの滝です。

クーラの滝までは約20分の山道を歩きます。
この山道も川から離れたエリアにあるので、雨の日でも安心してトレッキングを楽しめます。
ピナイサーラの滝上から望む絶景はまた次回にお願いしますね。

その代わり、普段は見られない増水気味のピナイサーラの滝。

そしてクーラの滝。

とても迫力があり見ごたえ抜群ですよ。

ちなみにカッパをお持ちでない方には無料でお貸ししますが、それでも雨が降ったり滝からの水しぶきを浴びれば全身が濡れてしまいます。

下着を含む着替え一式とタオルは忘れずにお持ちください。
風車のベースには無料のシャワー室、更衣室があるので、ツアー終了後はさっぱりしてお帰りくださいね。