西表島の川で楽しく、そして安全に遊ぶために 2014年8月6日
みなさん、こんにちは!
ここ西表島でも本格的な観光シーズンを迎えています。今年の夏は台風の影響もほとんど無く、川遊びが最高に楽しめる暑い暑い毎日となってます。
◆川の水って冷たくないの?
お客様からのお問合せで 「川は冷たくないですか?」 という質問を受けます。
以前、初夏の北海道へ旅行したことがありますが、川に手を入れたらビールが冷やせるほど水が冷たかったのを覚えています。一分もガマンできないほどキンキンに冷たい水でした。
そりゃ冷たいはず!雪解け水ですからね。
北海道ほどではないと思いますが、夏でも本州の川の水温はそれなりに低く長時間泳ぐにはちょっと厳しいかもしれません。
しかし亜熱帯気候の西表島では、観光シーズンである7月~8月の水温は27℃前後もあります。つまり、川で遊んでいても身体の「芯」まで冷やすには本州に比べ相当長い時間がかかります。
◆流れはあるの?
風車のツアーでマングローブカヌーを楽しむ川は海抜0メートル前後です。目線の高さにマングローブの根が見えます。
水は高いところから低いところへ流れますが、海抜0メートルだとどうなると思いますか?
答えは、下流に向かう「流れ」よりも潮の「干満」の影響を受けます。
つまり「上げ潮」の時には川の下流から上流に向かっての緩やかな流れができます。ちなみに「上げ潮」とは潮が満ちる、潮位が上がる、という意味です。
干潮時は底が見えるほど浅くなります。
風車のキャニオニング体験は川の流れがとても緩やかなポイントで楽しむのでご安心くださいね。
◆泳げないけど…
「泳げないけど大丈夫ですか?」 といったご質問もたまに受けます。
風車では、泳ぎが得意な方でも苦手な方でも、すべてのお客様に安全に楽しんでいただけるようライフジャケットは必ず着用していただきます。
そしてカヌーも安定性の高いタイプを使用しているので、よほどのことがない限り「沈(ちん)」(転覆、ひっくり返る)することはありません。
しかし、それでも一年に何名かは沈することがありますが、ライフジャケットを着ているのでプカプカ浮かんでいればガイドがすぐにレスキューいたします。
◆ライフジャケットを着て安全に楽しく遊ぼう!
滝つぼへ飛び込んでプカプカ浮かんだり、滝に打たれたり…。これらの非日常体験はライフジャケット無しでは一気に危険な遊びとなってしまいます。
どんなに泳ぎが上手な方でも、泳いでいる最中に川底に沈んでいる倒木の枝や根っこが足に引っかかったらパニック状態になりますよね。
カヌーツアー中の水遊びはライフジャケットがあってこそ楽しめるものです。
▼ライフジャケットのお陰で楽しめる風景-1
▼ライフジャケットのお陰で楽しめる風景-2
▼ライフジャケットのお陰で楽しめる風景-3
風車のカヌーツアーへ参加されるお客様にはライフジャケットの着用を義務付けておりますので、どうぞご了承くださいね!
なにがなんでも安全第一であそびましょう♪