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雨上がりの絶景!ピナイサーラの滝ツアー 2018年1月21日
夏の終わり、11月から西表島は曇りや雨の日が多く、夏の間にあれだけ日焼けした肌はすっかり元に戻りました。
◆冬の西表島
ツアー日の朝は天気予報とにらめっこが続いていますが、なかなか晴れマークがでてきません。
これは2日前の空です。
◆今日の空
今日も明け方に雨が降ったので、カッパを携行してツアーに出発。
しかし風が生暖かく、日中は薄手のシャツ1枚という服装でも充分でした。
本日ご参加者のお2人は、この半年間で八重山来訪が彼氏さんは2回目、彼女さんは3回目というツワモノ!
ピナイサーラの滝の上に到着したころから急に空が明るくなると雲が流れはじめ、新緑の山々と青い海がはっきりと目に映るようになりました。
この素晴らしい絶景が見られるのはピナイサーラの滝の上からだけ。
今まで数えきれないほど見て来た景色ですが、いつも新鮮な気持にさせられる感動スポットです。
本日もツアーのご参加ありがとうございました。
◆本日ご案内の1日ツアー
ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。
真夏のうだるような暑さのない今の時期なら、爽やかなジャングル登山が楽しめますよ!
行ってきたよ! ユツン三段の滝!! 2017年7月10日
こんにちは!ガイドの星です☆
僕が西表島にやって来てから早や3か月が経ちました。
ツアーやガイド研修で様々な滝、川へ出かける毎日ですが、先日、初めてユツン三段の滝へ行ってきました~!
◆歩く、歩く、歩く!!
ユツンの滝へは山道を約1時間半のトレッキングで向かいます。
山道を1時間半と聞くと「遠いなー」「辛そう…」と感じる方が多いと思いますが、実はそんなことはありません!
他のトレッキングルートに比べると、確かに距離は長いほうですが、道中には様々なトカゲや蝶、植物に出会えることができ、見どころ満載なのがユツントレッキングルートの魅力なのです。
時にはハブも! (ll゚Д゚)ヒィッ
足元には常にご注意を。
ユツンの滝に着くまでには川沿いも歩くので、暑くなったら川に入ってゆっくり休憩なんてこともできますよ。
◆ついに到着、ユツン三段の滝!
1時間半のトレッキングの先には迫力満点のユツンの滝が待っていました!
見上げた空に向かってそびえ立つ、雄大な姿に自然の素晴らしさを改めて実感しました。
ユツンの滝は滝上に登ることもできるんですよ。
滝上からの絶景を目にした瞬間、それまでの疲れが吹っ飛びます!
◆ウ〇チ遭遇でウン気UP!?
今回は頑張ったご褒美(?)にイリオモテヤマネコのウ〇チまで登場 (´∀`;)アハハ
今回は一人で黙々と山道を歩いたので、次は数人で行きたいと思いました。
ユツンの滝へは距離があるので、誰かとおしゃべりしながら行けば楽しさ倍増なはず! というわけで、ぜひ僕と一緒に「ユツンの滝」を目指してくれるゲストをお待ちしてます!
◆おすすめシーズンは10月~3月
亜熱帯の西表島でも10月頃から段々と涼しくなり、夏には暑くて行けなかったジャングルの奥深くへトレッキングするのに最適な季節となります。
真夏の西表島とは一味違った自然体験を満喫したい方にはユツンの滝ジャングルトレッキング&ケイビングコースがお勧めです!
日本一がいっぱいの浦内川で歴史探訪カヌー! 2017年7月4日
こんにちは!ガイドの星です☆
7月に入っていきなり発生した台風3号!
例年に比べて早めの台風襲来に「むむ!?」となった島民も多かったようですが、被害どころか恵みの雨をもたらし、ササッと通り過ぎて行きました。
さて、今日はガイド研修の一環として浦内川へ行ってきました!
◆沖縄県最長!豊富な生態系をもつ浦内川
浦内川は長さ19.4kmと沖縄県最長です。
魚の種類にいたっては日本一多い400種以上が生息しており、西表島が誇る沖縄県を代表する河川なのです。
他にも
- 絶滅危惧種の数が日本一!
- ここだけで発見の魚が日本一!
- 新種の魚が日本一!
- 大きな川魚が住んでる日本一!
など、たくさんの「日本一」であふれる素晴らしい浦内川です。
◆時間の波を超えて…
スタート地点では「これぞ浦内川!」といった雄大な景色が広がります。
遊覧船が通る川でもあるので、邪魔にならぬよう注意しながら漕いでいきます。
迫りくるようなマングローブのトンネルでは、スタート地点とは違った静かな雰囲気に包まれます。
水面に映しだされた木々がとてもきれいですね。
カヌーなら大型船では入れない支流に漕ぎ進むこともできます。
カヌーを進めていくと、かつて西表島で栄えた炭鉱所、宇多良炭鉱が見えてきます。
当時のままの姿を遺した炭鉱跡が歴史を物語っています。
パドルを動かすたびに時間の波を遡る感覚に襲われます。
最後は柵に囲まれ保護されているオヒルギの大木を見ることができました。
カヌーをゆっくり漕ぎ進みながら雄大なマングローブ林を間近で観察し、西表島の歴史に思いを馳せる…。そんな魅力的な歴史探訪に感動したひと時でした。
香港よりアドベンチャーチーム来島! 2017年6月28日
こんにちは!
風車のDaisukeです。
今日は香港からお越しの8名のゲストとマングローブカヌー&キャニオニング体験コースに出発!
◆アドベンチャーチーム参上!
最初は不安そうにしていたカヤックもすぐに慣れて、全員お手の物。
夏の日差しを存分に浴びました!
なんでも石垣島でキャンプをしているそうで、アドベンチャー満点のチームです!
◆午後からキャニオニング体験
ランチの後はフィールドを移動してのキャニオニング体験。聞くところによるとキャニオニングは初体験という香港チーム。
まずは川の上流目指してサウナ状態のジャングルを10分ほど歩きます。
この10分間が猛烈に暑い!笑
上流に到着したら、うむを言わず川へ飛びこみたいけど、ちょっとガマン!
まずはガイドがキャニオニングの仕方について細かくレクチャーします。
レクチャーが終わったら、ゆっくり川に入ります。
待ってましたと言わんばかりのハジける笑顔!
~o(*^▽^*)o~♪
「西表島でキャンプすれば毎日川に入れたとのに…」と後悔している方もいました。笑
最終スポットでは、みんなで輪になってパシャリ!
アドベンチャーの一員になれて、私自身すごく楽しかったです!
改めてキャニオニングというアクティビティはチームワークが大切なんだと感じた一日でした。
また遊びに来てくださいね!
◆本日ご案内のツアー
本日ご案内のコースは、夏に一番人気のマングローブカヌー&キャニオニング体験コースマングローブカヌー&キャニオニング体験コースです。
川遊びには申し分ないコンディションの今の時期は、本格的な夏のシーズン前の静けさの中で、のんびりとジャングル体験が楽しめます。
カヌー、トレッキング、キャニオニング体験のすべてがお勧めですよ!
【研修最終日】スキルアップ研修終了! 2017年6月26日
スキルアップ研修もついに最終日を迎え、今日はこれまでの「まとめ」です。
西表島在住歴の長い女性2名にモニターとなってもらい、講師のLeeさんによるデモンストレーションツアーを開催してもらいました。
基本動作の反復動作の練習を行い、いざフィールドへ出発!
◆デモンストレーションツアー
Leeさんによるデモンストレーションツアーが始まりました。
ニュージーランドの現役ガイドが、しかもオペレーションマネージャークラスの方が大見謝川でガイドをするのは史上初のことでしょう。
Leeさんのガイドは当然のことながら目からウロコの連続です!
彼に教えてもらったことは可能な限り風車のツアーに取り入れていくつもりです。
詳しい内容はまだ企業秘密ですが、今シーズンは一部だけご披露しますね (^_−)☆
◆ニュージーランド式ツアー
ニュージーランド式ツアーの特徴は、とにかく説明が丁寧で一つ一つの事柄に根拠を説明します。
「なぜ~をするのか?」
「~をすることで~となる」
その根拠の信ぴょう性をより高めるのが、日頃のトレーニングとフィールドの下調べです。
Leeさんがオペレーションマネージャーとして勤務しているAbel Tasman CANYONSは、彼に言わせるとツアーを開催しているフィールド自体はニュージーランドの他のエリアに比べるとイージー(簡単)なコースだそうです。
しかし、ガイドは日々のトレーニングだけでなくOJTによる教育プログラムも完遂しており、会社での安全対策も国家基準をはるかに超えるレベルで設定し、しかもその基準をさらに見直し続けてより高みを目指しているそうです。
その評価として、Abel Tasman CANYONSで働いているガイドは他のエリアの同業他社から引く手あまただそうです。
風車のガイドもAbel Tasman CANYONSで数日間、研修でお世話になりましたが、現地のツアーフィールドと内容、ガイドの質の高さに圧倒されました。
◆NZプロガイドから見た西表島
体力のある若い欧米人をターゲットとしたツアーのガイドとして活躍しているLeeさんが、西表島のフィールドを見てどう思うか…。
実は来日前まで非常に気になっていました。
研修初日の話に戻りますが、彼が来島して挨拶もそこそこ、さっそく大見謝川へ出掛けて率直な感想を尋ねました。すると、
「この川は素晴らしい、Beautiful! 短い川だけど遊べるポイントがぎっしり詰まっているね。ガイドが頑張ればゲストはもっと楽しめるよ!」
と、嬉しい言葉が聞けました。
◆まとめのまとめ
午後からは、この5日間の研修で教えてもらった知識を風車のツアーに取り入れるまでの行程表を作りました。
・実際に新ツアーを開催するにはどうするか?
・開催できない要因、課題はなにか?
・それらをどのようにクリアしていくか?
「いつでも相談にのるよ。何かあったら連絡してね!」というLeeさんからの励ましの言葉で、出航時刻ギリギリの18時をもって5日間の全過程を修了しました。
◆研修を振り返って思うこと
この5日間、ほぼ全てのツアーを中止にして研修に励んでいたので、ご予約をお断りしたお客様には大変ご迷惑をおかけしました。
しかし、この5日間は当社のスタッフがガイドとしてさらに高みを目指すきっかけになりました。
ガイドを育てるのは素晴らしいフィールドではなく、ガイドと会社、双方の情熱なんだと感じました。
このような研修会を開催できたのは沖縄県産業振興公社の鈴木さんや玉城さんによる親身なサポートあっての事です。
そして、Leeさんの所属するAbel Tasman CANYONS代表のMr. Toine Houtenbos、昨年の秋からコーディネートでお世話になっているリアルニュージーランドの藤井さんによるご協力のおかげで、無事、スキルアップ研修を修了することができました。
風車はたくさんの方々の力強い支えがあって前へ進んでいます。
皆さん、本当にありがとうございます。
帰り際、Leeさんに「来年は1ヵ月くらい西表島にいたいね。」と言ってもらえました。
今回、5日間の研修のためにプラス4日間も移動日があるハードスケジュールにも関わらず、そんな嬉しい言葉が聞けたので、ただの社交辞令ではなく本当にまた来てくれるような気がします。
その時までにはLeeさんが驚くほどスタッフ全員がレベルアップしているよう、トレーニングを続けていきたいと思います!
“ヘルメットを叩いてみれば文明開化の音がする”
これからが新しいスタートです!
Lee san, Thank you so, so much!
See you again!!
【研修4日目】まだまだ続くロープワーク基礎編 2017年6月25日
本日もロープワークの基礎について一日みっちり研修しました。
◆スキルアップ研修4日目
結び方はもちろん、ロープを使った救助訓練も行い、ハーネスを使用しないツアーでもロープを持参することによって回避できる危機について教えていただきました。
この数日間でわかったことは、
・とにかく毎日ロープに触れること
・頭で考えず体で覚える
・手元を見ずに素早く美しく結べるのが重要
懸垂下降の訓練では、ロープを回収しながら下降できるレベルまで到達するという目標もできました。
【研修3日目】ロープワークさらに基礎編 2017年6月24日
本日も昨日に引き続き、ロープワークの基礎から始まり、ツアー中の安全確保について学びました。
◆スキルアップ研修3日目
危険を回避するためのお客様とガイドの立ち位置など、今まで気づかなかった細かい点も指摘され、スタッフ一同身の引き締まる思いで一日過ごしました。
【研修2日目】ロープワーク基礎編 2017年6月23日
本日の研修テーマは「ロープワーク」
普段なら滝つぼで泳いだり眺めるだけの滝を、今日はロープを使って上から降りてみます。
◆スキルアップ研修2日目
講師のLeeさんからしっかり手ほどきを受け、いざ降下開始。
振り子のように右へ左へ揺れてしまう体をコントロールするのがとても難しく、滝の直撃を受けつつも何とか着地。
◆忍者発見!?
最後はLeeさんによるデモンストレーションです。
準備が完了して降下がはじまると…
なんと!
滝上から4~5歩でストンと着地!!
夕飯を済ませたら、今度は危機管理についての座学です。二重、三重の危機管理体制の必要性について説いていただきました。
【スキルアップ研修・初日】もっと楽しく!もっと安全に! 2017年6月22日
みなさんこんにちは!
本日より5日間、アウトドア・アクティビティの本場ニュージーランドから、キャニオニングのプロガイドであるLee Den Haanさんをお招きしてのスキルアップ研修が始まりました。
◆ニュージーランドからお越しです
現在、Leeさんはニュージランド南島にあるエイベルタスマン国立公園をフィールドとするキャニオニングショップAbel Tasman Canyons 社のオペレーションマネージャーとして活躍中です。
高校時代は日本での留学経験があり、以前は群馬県の水上でもキャニオニングガイドを2年以上勤めていた実績があります。
トータルで5年間の日本生活を経験している親日家のLeeさんです。
そして今回、特に嬉しい事がLeeさんは日本語が堪能!ペラペラなのです!!
◆初日 ~キャニオニング研修~
研修初日の今日は、夏休みには超人気の大見謝川へ行ってきました。
まず初めにLeeさんは亜熱帯の川の温かさに驚いていました。
確かにウェットスーツ無しで一時間以上川に浸かっていられるなんて亜熱帯ならではですね。
Leeさんにとって初めてのフィールドでしたが、しばしの観察の後は細かいアドバイスや注意事項を次々と挙げていき、鋭い観察眼に一同感心させられました。
しかし、それ以上に当社が使用しているフィールドで「Beautiful!」を連呼してくれたのが嬉しかったですね。
◆昼はフィールドで学び、夜は座学で
今回は研修といっても合宿のノリです。
気さくで人懐っこい笑顔が素敵なLeeさんですが、彼の持つ技術、経験、知識は尊敬に値するほどの奥深さがあります。
そして、それらすべてを日本語で伝えてくれるので非常にわかりやすく、貴重な経験をさせていただいています。
◆今回の研修の目的
当社のツアーは天候による中止基準やツアー毎の年齢制限を設けて、ゲストの皆さまが安心して遊べるよう細心の注意を払っています。
しかし、日本よりはるかに安全基準や技術力の高いニュージーランドで、キャニオニング講師としても活躍されているLeeさんに当社のサービスを客観的に見てもらうことにより、より高い精度での安全に配慮したオペレーションマニュアルが仕上がりそうです。
そして、アドベンチャー好きのニュージーランド人ならではの遊び心も吸収して、これまで以上により楽しく遊べるよう進歩させていきたいです。
晴れ渡る青空!今度こそ本当に梅雨明け!? 2017年6月19日
こんにちは!ガイドの星です☆
梅雨前線が停滞し、ここ最近は曇りがちな西表島ですが、今日は朝起きて外に出たら青空が広がっていました。
久しぶりの青空にテンションMaxです!
(n‘∀‘)η ヤッホー!
◆人気上昇中のクーラの滝へLet’s Go!
今日は最近ジワリジワリと人気上昇の クーラの滝半日コース へ行ってきました。
ツアーのスタートは海が広がる河口から。やっぱり青空は最高です!
きれいな木漏れ日が降りそそぐ中のカヌーは清々しい気分になります。
今日は強い南風が吹いていましたがマングローブに囲まれた川の中は風の影響は受けず、初心者の方でも簡単に漕ぐことができます。
クーラの滝も木漏れ日に照らされ、とってもきれいでした。
◆本日ご案内の半日ツアー
今日は絶好のお天気とお手軽な クーラ川カヌー&滝コース のおかげで、ガイドである私自身もリフレッシュすることができました!
ぜひ皆さんも癒されにきてくださいね。お待ちしてます!