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2024年サガリバナカヌーツアーが始まりました! 2024年6月27日
みなさん、こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
いよいよ本日より、今シーズンのサガリバナカヌーツアーが始まりました!
◆得意技は「早すぎる早起き」
深夜2時にアラームをセットしましたが、1時50分には自然に目が覚めるという早起きには自信があるしゅうさんですが、今年最初のツアーということもあり、幻想的な世界がまた見れるのかというワクワクと、たくさん咲いているかな…というドキドキの朝(深夜?)でした。
◆ツアー初日の状況は…
いろんな感情を持ちつつも、夜空に輝く夏の大三角を眺めならがら漕ぎ始めました。
漕ぎ始めて10分もすると、甘~いサガリバナの花の香りが漂ってきました。今年のサガリバナは昨年よりも全盛期が早く訪れるのかもしれません。
明るくなった川にはたくさんのサガリバナの花が落ちていました。
明日以降、まだまだ見頃のピークに向かうのかと思うと楽しみで仕方がありません。
7月10日まで期間限定のコースですが、今年も最高に楽しめそうです。
◆みんな一緒に「いただきまーす♪」
ツアーが終了し、ゲストの皆さまを送り届けたらスタッフ全員で朝ご飯です。
サガリバナツアー開催中は、こんな感じで朝ご飯をいただいてからツアーの片づけ、翌日の準備、午前のカヌー体験コースをこなして一日が終わります。
初夏限定の人気コースですが、なぜか6月29日(土)だけあまり予約が入っていません(涙
ツアー前日の夕方までご予約は可能ですので、皆さまのご参加をお待ちしております。
行ってきたよ!サガリバナ最終下見 2024年6月24日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
梅雨が明けた西表島は毎日快晴!暑い日が続いていますよ。
◆我が家のマンゴー事情
しゅうさん家のマンゴーも日々いい感じに成熟しつつありますが野鳥の襲撃に遭うこともあり、毎日、完熟マンゴーをめぐっての人間 vs 野鳥の知恵比べが続いています。
つい昨日も収穫を翌日に控えた、これまでで最高の出来栄えの実を攻撃されてしまいました。
L(゚□゚)」オーマイガ!!
石垣島のホームセンターで購入した鳥よけネットで木全体を覆い、実には袋掛けしておいたのに、一体どうやってネットの外へ取り出したのでしょうか?
見るも無残な姿で地面に転がるマンゴーを呆然と見つめる人間を、電線にとまったカラスが見下ろしながら「カァ~カァ~♪」と響き渡る声で鳴いていました。まさに勝利の雄叫びです。
悲しいやら悔しいやら…
しかし、腹が立つのと同時にカラスをはじめとする野鳥の賢さには感心させられます。
我が家の愛鳥、セキセイインコのおまめちゃんも人間の2歳児ほどのコミュニケーション能力があり、まさにカワイイの塊です。
(*´ч`*) カワヨ
◆サガリバナの下見に行きました
さて、西表島の夏の風物詩、サガリバナを鑑賞する早朝サガリバナカヌーコースが27日から開催されますが、本日はツアー開催前の最後の下見に行ってきました。
前回の下見ではほとんど咲いていませんでしたが、今回は水面いっぱいにサガリバナの花が漂っていました。
昨年の今頃よりは咲いている気が…今年のサガリバナツアーは期待できそうですね。
今年はガイド4名体制で開催するので、ゲストは最大12名様までお迎えできます。
7月に関してはほぼ満席となりましたが、4名のガイドで昨年以上の小回りを利かせながらゲストの皆さまに楽しんでいただきたいと思います。
乞うご期待!
◆しゅうさんのタイムスケジュール
サガリバナカヌーツアーではゲストのお迎え時間はAM4:00頃です。そのため、スタッフの出勤時間はAM3:30です。
そして私、風車オーナーのしゅうさんの一日を教えてください。というリクエストはありませんが、ここでサガリバナカヌーツアー開催中の生活ぶりを勝手に紹介させていただきます。
<AM>
2:00 起床
ストレッチ、健康チェック、天気予報の確認、メールチェックなど
2:30 一回目の朝食
3:30 ミーティング
3:50 ゲストのお迎え開始
4:00 ツアー開始~終了
8:30 二回目の朝食
9:00 ツアーの片付け
10:00 解散
◆サガリバナカヌーツアー開催期間中は…
午前10時に解散となっていますが、もし午前中のカヌー体験コースのご予約があれば昼までツアーを開催しますよ!
午後は仮眠をとったり、メールの返信などの事務作業をします。
仮眠中は電話対応ができませんので、ご質問などがあればホームページのお問合せフォームからご連絡ください。
そして就寝は夜9時です。
サガリバナカヌーツアーが始まると生活リズムが変わるため、6月26日は全ツアーを中止し臨時休業の予定です。
ツアーにご参加予定の方は前日は飲みすぎ、食べすぎ、夜更かしにお気をつけくださいね。
沖縄地方、梅雨明けしました! 2024年6月21日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
昨日の6月20日、沖縄地方の梅雨明けが沖縄気象台から発表されました。
我が家のプルメリアも突き抜けるような青空に向かってたくさんの花を咲かせ、甘い香りを漂わせています♪
◆暑さの質が変わります
今年は平年より1日早く、昨年の2023年より5日早い梅雨明けでした。
しかし、沖縄本島から400㎞以上も南西に離れた西表島では、もう一週間くらい前から梅雨が明けていた感じです。
どんよりした曇り空から一転、青空が広がることで夏を感じられるようになるのですが、それよりも「暑さ」が一皮むけて昇段したようです。
一体どういうことかというと、梅雨明け前までに比べてエアコンが効きにくくなるのです。
これまで冷房の風量は「弱」で十分だったのが、昼間は風量「中」に。そしてエアコンだけでなく扇風機も回さないと暑いのです。
しゅうさん家ではエアコンの使い方で本格的な夏の到来を感じるのです。
◆2024年の梅雨を振り返って
西表島では今年は4月下旬から梅雨空の日が多くなりました。
GWの天候が不安定なのは毎年のことですが、ただ、いくら西表島や石垣島で雨が降り続いても沖縄本島地方が降っていなかったからなのか、沖縄地方の梅雨入りは5月21日でした。
今年の梅雨の特徴は、とにかく強い雨が降り続き、特に沖縄本島中南部では災害級の雨が何度かありました。
◆「夏の風物詩」始まります!
そして梅雨が明けた今、夏の風物詩 “サガリバナ” の季節のはじまりです。風車のサガリバナカヌーツアーは、今年は6月27日から始まります。
夜明け間近の川を漕ぎ進み、目覚めはじめた野鳥のさえずりをBGMに鑑賞するサガリバナ。梅雨真っ最中の本州をちょっと離れて、こんな朝活もしてみませんか?
まだ空きもございますので興味のある方は一度こちらをご覧ください。
ただしサガリバナを観るだけなら上原港近くのスーパー川満の駐車場でもできます。夕食後、ビールでも買い出しに行く時はチェックしてみてくださいね!
《ご注意》真夏のカヌーツアー 2024年6月20日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
先週、沖縄本島では100年に一度クラスの大雨が降ったとか。梅雨明けへ向けての最後の本格的な降水のようです。
春までは水不足、水不足と騒がれていましたが、本日の6月20日現在でダムの貯水率は100%に回復しました!まずは一安心ですね。
→ <沖縄県水道局>ダム貯水率
◆西表島はどうなの?
一方、沖縄本島から400kmも離れた西表島では数日前から梅雨明けを予感させる天候が続いています。
そして西表島の夏の始まりは稲刈りの季節でもあります。
石垣島のスーパーに行くと今年の新米が売られていると思いますよ。機会があればチェックしてみてくださいね。
◆そろそろ本題へ…
梅雨も明けたと思われる西表島ですが、これから暑い季節が10月頃まで続くので、カヌーツアー中には気をつけないといけないことがあります。
それは熱中症対策と日焼け対策です。
当店には山歩きのない、とてもライトなカヌー体験のみのコースもありますが、12月~2月頃に比べて6月下旬~10月上旬に参加した方では同じツアー内容でも疲労度は3倍くらい違います。
「カヌー漕ぐ距離、漕ぐスピードは同じなのになぜ?」
答えは日差しの強さのレベルが違うのです。
◆熱中症対策
当店からゲストの皆さまへお伝えしたい熱中症対策は以下のとおりです。
- 石垣島、西表島に来られる1週間くらい前から暑さ対策をしましょう。具体的には入浴をしたり、ウォーキングをして汗をかく習慣をつけましょう。
- ツアー前夜のお酒はほどほどに。そして睡眠はしっかりととりましょう。
- ツアー中は水分補給をこまめにしましょう。アクエリアスなどのスポーツ飲料はがぶ飲みせず、日本酒をチビチビと飲むような感じで飲みましょう。
- 帽子をかぶりましょう。サングラスもあれば目が疲れにくいです。
- 服は速乾性の生地がよいでしょう。
- 出発前の体調に不安があればガイドに伝えましょう。キャンセル料は発生してしまいますが、ツアーに参加しない勇気も大切です。
- ツアーが終了したらシャワーを浴びて、乾いた服に着替えましょう。
◆日焼け対策
日焼けを絶対にしないつもりでも、屋外で遊ぶと少しは焼けてしまいます。
もしも「沖縄に行ってきたよ~」感を出したいのであれば、焼かないつもりなのに焼けちゃった。くらいがちょうどいいです。
日焼けをする気満々だとやけど状態になりますので気をつけましょう。
- なるべく肌を露出しないようにしましょう。
- 日焼け止めは塗り直しを忘れずに。
- カヌーはなるべくマングローブの木陰を漕ぎましょう。休む時もなるべく日が当たらない場所を選びましょう。
◆熱中症ゼロ、焼きすぎゼロ
もしもツアー中に体調の変化(悪化)を感じたら、なるべく早めにガイドにお知らせください。がまんしたままツアーを続行しても体調は回復しませんからね。
この夏、風車のツアーは熱中症ゼロ、日焼けで後悔する人ゼロを目指します。
◆ここでCMです
当店では帽子やタオル、ドリンクの他に“風車オリジナル手ぬぐい”も販売しております。
ピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)コースの風景をあしらった唯一無二のほのぼのデザインです。
帽子を忘れた方は“風車オリジナル手ぬぐい”で帽子をつくってみてはいかがでしょうか?
ちなみに販売価格は660円(税込み)となっております。
((*_ _))ペコリ
→ <祭塾> 手ぬぐい帽子
The 亜熱帯的ミーティング! 2024年6月19日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
当店では、ツアーが終わり、ゲストの皆さまをホテルや港に送迎した後、機材の片付けやベースの清掃、翌日のツアーの準備をします。
そして、それら全てが終了するとスタッフ全員でミーティングをします。
◆ミーティングのお供
風車のミーティングスタイルは、お茶やジュース、チョコやお煎餅などのお菓子をモグモグしながら、ツアー中のヒヤリハットの確認、面白ネタの共有をします。
しかし、ここ最近のミーティングには、な、な、なんと!マンゴーが登場するのです!!
(*゚Д゚*) エ..エライコッチャ
桃栗三年柿八年、我が家のマンゴー約十年…
10年以上、何の手入れもしなかった我が家のマンゴーが今年はなぜか豊作なのです!
ちなみに去年の収穫はゼロ。一昨年は小さいの2個だけ(涙
無農薬、無肥料、無手入れ、いわゆる “ほったらかしマンゴー” が、なぜ今年は大ブレイクしたのか? 答えはわかりませんが、これまで隣のグァバの木の方が価値があるな~と思っていたのですが、すっかり立場は逆転です。
◆戦いの日々
完熟したマンゴーは野鳥との奪い合いでもあります。大事に見守っていても人間より一足お先に食べてしまったり、突かれて落下したり。
ですので、ここ最近は夜明けから日没まで4時間ごとの見回り、朝と夕方にマンゴーの収穫をしていますよ。ちなみに、まだ完熟していない青いままの実はサラダにします。
次は来年なのか10年後なのか、いつまたブレイクするか分からないので、今年は落ちた実もくまなく拾い集めています。
傷んだ部分は切り落とし、食べきれない分は冷凍保存。無駄なくありがたくいただきたいと思います。
いつかゲストの皆さまにも食べていただきたいのですが…。そのためにもう2~3本、木を増やそうかな(笑
◆笑顔のミーティングを続けるために
甘く芳醇な香りのマンゴー食べながらも、ツアー中のヒヤリハットは確実に無くしていく必要があります。
良いガイドをして、美味しいものを食べながらのミーティング。これが理想ですね。
そして今日は西表島を代表する特産品、ピーチパインをお友達のカヌーツーリングあたらすさんより差し入れいただきました。ありがとうございます!
6月、7月の西表島はフルーツの最盛期です。暑い暑い夏の始まりを盛り上げてくれる最高の立役者です!
令和6年度レプトスピラ症対策研修会に参加しました 2024年6月18日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
昨夜、数年ぶりに開催されたレプトスピラ症対策研修会に参加してきました。
本日のブログをお読みになる前に、まずは復習として下記のブログをご覧ください。
◆新人ガイドこそ関心をもってほしい
八重山保健所が主催のレプトスピラ症対策研修会にスタッフ全員で参加しました。
先日のさかなクンの講演会と同じ会場で同じ時間。
その日は開演30分前には駐車場もほぼ満車、席を確保できず立見の人も大勢おられましたが、今回の研修会はたったの12人…。
西表島には多くのツアーガイドがいるのですが、皆さん忙しいのでしょうか?
ガイド歴が長い人にとっては実際にレプトスピラ症に罹患した人もいるし、その時の辛さから感染対策を施しながら仕事をしていると思います。
保健所の統計によると、八重山管内でレプトスピラ症に罹患する人の半数がガイド関係者、そのうち21%はガイド歴半年未満の人だそうです。
ちなみにレプトスピラ症に罹患する人の割合は沖縄県が日本全体の32%~71%を占めるそうです。そして沖縄県内においてその35%~92%は八重山が、そしてその半分がガイド関係者。ツアーガイドにとってレプトスピラ症が労災認定されるのももっともですね。
レプトスピラ症に感染すると症状の重さに個人差はあるものの、辛いことに違いはありません。
あえて感染してレプトスピラ症とは何か、身をもって知る必要はまったく無いのですが、研修会や罹患経験者の話などを通して予防対策の知識を深めることはとても大切です。
3月に入社し、ガイドとして初の夏を迎える当店の新人ガイドにとって、今回の研修会参加はとても重要です。
◆ツアー中の呼びかけ
当店のツアーでは、ツアー中に担当ガイドよりレプトスピラ症についての説明があります。その際、特にお伝えしたいことは、
- 身体に傷があるか?
- 河川が濁っていないか?
- 服装は適切か?
レプトスピラ症の感染経路から、以上の点について滝つぼで泳ぐ時は要チェックです。
万が一、西表島のジャングルで遊んだ日から3~14日後に38℃超の発熱、頭痛、筋肉痛などの症状がでたら、医療機関で行動歴(西表島に●月●日頃に行った)、河川や土壌との接触の有無などを医師に伝えましょう。
◆当店ガイドのレプトスピラ症対策
- 予防薬の内服(希望者のみ)
- 毎朝の健康チェック(体温、血圧など)
- ケガをしている時は川で泳がない
- ツアー終了後は清潔な服に着替える
- 講習会に繰り返し参加
それほど難しい対策ではありませんが、確実に続けていきたいと思っています。
特にレプトスピラ症になるメインの季節は夏です。夏は暑くて身体も疲れ気味の日が続きますが、定期的に休みをとりながら今年の夏はレプトスピラ症ゼロに取り組みたいです。
皆さんも流れのない場所に溜まった水や泥に触ったり、ケガをしているのに無理に川で泳がないように気をつけてくださいね。
サガリバナカヌーツアー開始まであと10日! 2024年6月17日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
2024年のサガリバナカヌーツアー開始まであと10日。
西表島は梅雨明け間近です!というより、もう梅雨は明けているのでは?と思う毎日です。
◆まずは準備から
先日、西表島カヌー組合でサガリバナツアーの開始前に前良川(まいら)、後良川(しいら)にあるツアー出発地の駐車場付近の草刈りをしよう。という呼びかけがありました。
風車のサガリバナツアーの開催地は後良川ですので早速出かけてきました。
今年の梅雨は雨がよく降るし、気温も高いし、草や木はぐんぐん成長していますが、しゅうさんとスタッフ小倉の2名で1.5時間くらい作業をしたらかなりスッキリしました。
これで夜明け前の暗い時間にこの場所に来ても歩きやすくなったのではないでしょうか。
ちなみにサガリバナツアーで歩くのは道路から川に降りる階段だけなのでトレッキングシューズは必要ありません。しかし、カヌーに乗る時、降りる時は川に足をつけるので必ず濡れます。濡れてもかまわないサンダルをご用意くださいね。
そしてツアーはまだ空いている日もありますので、夜明け前出発のお花見カヌーに興味のある方は、お早めにお申込みください!
◆現地集合、現地解散について
風車のサガリバナツアーは上原港周辺からパイヌマヤホテルまでが送迎範囲となっております。そしてツアー終了後、ホテルにお送りするのは8:15~8:30頃を予定しております。
西表島に滞在中、レンタカーを利用されている方は現地集合、現地解散という方法もあります。
メリットとしては、ツアー終了後はカヌーや機材の片付けに約20分かかります。レンタカーで来られた方はその待ち時間がないのですぐに解散できて、ホテルにより早く帰って朝食を摂ることができます。
しかし、朝、少しでも早く解散したい方にとっては有効ですが、夜明け前の運転が不安、送迎車の中で寝たい人は当店の送迎サービスをご利用くださいね。
西表島に《さかなクン》がやってきたよ!! 2024年6月16日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
昨夜、西表島に魚類学者であり、タレントであり、イラストレーターであり、さらには東京海洋大学客員教授でもあるさかなクンがやって来ました!
「西表島にさかなクンが来る!」ということで講演会場の中野わいわいホールは開始時間7時の30分前から満席。
立ち見の方も大勢いるほど、西表島ではなかなかお目にかかれない盛り上がりとなりました。
あまりの熱気にエアコンの効きも悪くなったような…(汗
◆さかなクンと語ろう!世界有数の生物多様性をほこる西表島・浦内川
今回の企画は、さかなクンが大々的にPRされていたのでたくさんの子供たちも集まっていたのですが、な、なんと、2時間の講演会のほとんどが大人向けのお話。
さかなクンの登場を今か今かと待ちわびるちびっ子たちでしたが、30分を経過した辺りからあちらこちらでシビレを切らしてしまう子続出。
パンフレットの見た目や雰囲気は子供向けかな?と思えるのですが、プログラムの一つ一つは大人向けだったみたいです。
◆とはいえ興味深いお話ばかり!
西表島で一番、沖縄県で一番の大きさを誇る浦内川(うらうちがわ)には、400種類以上の魚がいるとか。
これは日本三大清流の一つ、高知県の四万十川の2倍の種類の魚が生息しているということですが、浦内川にいる400種類上の魚のその多くが絶滅危惧種だそうです。とても貴重な川だということがわかります。
登壇された研究者の方々のお話はとても興味深いものばかりでしたが、たくさんの子供たちの騒ぎ声の中だったので、あまり集中して聴くことができませんでした(涙
できることならYouTubeで公開してもらい、おさらいしたいです…
◆満を持しての登場!
そしていよいよ、さかなクンの登場!となると会場の熱気は一気にヒートアップ。
お決まりの白衣にハコフグちゃん帽子。
テレビに映るそのままのさかなクンがぴょーんっ!と舞台に現れると、会場にいるみんなが笑顔になりました。
さかなクンはあらかじめ大きな紙に魚のイラストを描き、そのイラストを元にクイズを出題。
回答した子の言葉からさらに魚について掘り下げたお話をし、最後はそのイラストにサインをしてプレゼントするという流れでした。
最後の質問コーナーでは、地元の中学生が「この魚は何ですか?」とスマホの動画をさかなクンに見せたところ、さかなクンにも研究者の先生にもわからず、あらためて西表島に生きる魚の奥深さを会場にいた人全員が感じてシンポジウムは終了となりました。
さかなクンは「さかなクンのイラストをゲットした子はきっと魚好きになるんだろうな」と感じさせる優しい語りかけとユニークで精密なイラスト、全身を使っての解説がとても魅力でした。
魚に対する深い深い愛情と知識、即興で描くイラストは会場から感嘆のため息がでるほどお見事でしたよ。
サガリバナの下見に行ってきました 2024年6月10日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
昨日は旧暦の5月4日。
豊漁と航海安全を祈願する海神祭が白浜集落で開催され、当店のガイドもメインイベント、ハーリー競漕に参加しました!
そして沖縄ではこのハーリーの終わりとともに梅雨が明けると言われていますが、当店にとっての梅雨明けといえば夏の風物詩でもあるサガリバナカヌーツアーの始まりでもあります。
◆サガリバナカヌーツアーの下見
本日、風車がサガリバナツアーを開催する古見(こみ)集落にある後良(シイラ)川に開花状況の確認もかねてツアーの下見に行ってきました。
後良川は大きな滝があるわけではないのですが、あまり広くない川幅のためマングローブなどの植物が左右から迫りくる臨場感があり、とにかく川の雰囲気が良いのです。
この夏、初めてサガリバナツアーにデビューするガイドの小倉とツアーの流れ、ツアー中の注意事項、タイムスケジュールの確認などなど、しっかりと現場で打ち合わせをしてきました。
◆サガリバナの状況
現在、蕾は少しずつ大きく成長してきましたが、まだ蕾すらできていないサガリバナの木がほとんどした。
おそらく最盛期は7月に入ってからだと思われますが、当店のサガリバナツアーの開始日である6月27日からはしっかり楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに昨年も同時期に下見をしたのですが、昨年に比べ、今年は蕾が多いような気がしたので期待できそうですよ。
◆メインは花の鑑賞だけど…
サガリバナツアーは夜明け前の4時頃から車で40分の移動があります。
お客様はもちろん寝ていても大丈夫なのですが、ドライバーであるガイドはイノシシやヤシガニ、そしてイリオモテヤマネコが道路に飛び出してくるかも!?と野生生物に気を遣いながらの運転になります。
ソワソワ、ドキドキ、そしてビクビク…
ゲストの皆さんもガイドと一緒に夜明けの生き物探しをしてみせんか? これもサガリバナツアーの楽しみ方の一つです。
◆西表島の夜明けも堪能
フィールドへ向かう道すがらトイレ休憩をしますが、そこは外灯も無い真っ暗な場所です。晴れた日は夜空を見上げると満点の星空に大きく架かる天の川がきらめき、星空観察に早変わりです。
カヌーを漕ぎ始める頃には先ほどまでの暗い夜空が濃紺に、そして朝焼けに染まりオレンジ色に変化します。
耳を澄ませばコノハズクの「コホーコホー」というこもった鳴き声から、「キョロロロー」と空に響き渡るリュウキュウアカショウビンの鳴き声に変わっていきます。
◆朝の素晴らしさを伝えたい!
サガリバナカヌーツアーに参加すると「朝っていいかも…」と感じるはずです。
夜はあっという間に明けてしまいます。五感をフルに使ってたくさんの「夜明け」を感じ取ってくださいね。
西表島の朝の素晴らしさを風車スタッフ一同、たくさんの方に知ってほしいと思います。2024年、夏の始まりを皆さまと過ごせることを楽しみにしています!
そうそう、朝を十分に満喫するために前日の夜は早めに寝てくださいねー!
【ルート紹介】ピナイサーラの滝つぼへの道のり 2024年6月8日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
ここ最近、7月~8月の夏休みシーズンのご予約をいただく事が増えてきました。
◆夏休みのご予約事情
夏休みはファミリーでの旅行が中心だからか、一つのご予約が3~5名様の場合が多いです。
ピナイサーラの滝に行くコースは全業者共通のルールとして、ガイド1名に対してお客様は7名様までとなります。
4人家族のご予約が入ると別の4人家族のご予約を受けることができないので、夏休みのご予約はお早目にお願いしますね。
しかし「早く予約して」と言われても、お子様が歩く山道がどんな感じかわからないのは少し不安になりますよね。
というわけで、今回はピナイサーラの滝つぼまでの山道をところどころ動画で撮影してみました。
◆ジャングルトレッキング
この日は前日に降った雨の影響で、ジャングルも水気をたっぷり含んで足元に水の流れができていました。
とても滑りやすくなっているため、一歩一歩、安全を確認しながらピナイサーラの滝の滝つぼへ向かいます。
◆ピナイサーラの滝つぼ
滝つぼに到着! ライフジャケットを着たまま泳ぐことができます。
岩の上からジャーーンプ!といきたいところですが、この日は滝つぼの水量が増してしまったため、いつもジャンプしている岩が水没…笑
ちなみに滝つぼに入ったり泳ぐことをガイドが強制することはありません。足を水に浸けるだけでも気持ちがいいですよ。
◆滝つぼで遊んだあとはどうするの?
滝つぼにプカプカ浮かんで遊ぶのはとても気持ちがいいのですが、問題はその後です。フィールドに更衣室はありません。
もしも木陰で着替えたとしても、その後に下山してカヌーで出発地に戻る頃には再び暑くて汗びっしょりになります。
西表島のジャングルの奥地にある滝つぼで泳いだら、濡れた服のまま山を下り、濡れた服のままカヌーを漕ぎ、濡れた服のまま風車のベースに戻りましょう。
当店はシャワー室完備です。汗を流してさっぱりしたら乾いた服に着替えてお帰りくださいね。