西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 風車ガイドのニュージーランド研修について 2017年1月13日


当社では本年よりニュージーランド(NZ)でのスタッフ研修を開始することとし、今日の昼前に2名のガイドスタッフが西表島を発ちました。

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◆沖縄県で初めての試み

期間は約一ヶ月。ニュージーランド南島のエイベル・タスマン国立公園をフィールドとする現地のツアー会社に受入れをお願いしています。

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◆なぜニュージーランド?

アウトドア大国と呼ばれるNZでは、その土地で暮らす人々が日常の中でアウトドアに慣れ親しむ文化があります。

キャンピングカーを至る所で見かけ、一般家庭のガレージにはマウンテンバイクやシーカヤック、小型のボートが置かれ、それらの遊びは特別なものではなく、あくまで「日常」のようです。

そのような文化的背景で育ち、生活をしているキウイ(ニュージーランド人)相手に行う地元のレジャー産業は、当然のことながらレベルの高い本格的な内容を求められます。

そのような背景があるので、キウイの人たちが非日常を求めるためにお金を支払ってまで参加するツアーには、それなりのリスクを伴うものもあります。
起こりうるリスクに対してどう向きあっているのか、これは研修の主なテーマでもあります。

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◆繁忙期が西表島と逆

当社では閑散期になるとツアーの開催が減少するので、事務作業中心の日々となります。スタッフのモチベーションも下がり気味となり、それが長年の悩みの種となっていました。

しかし、南半球に位置するNZでは西表島が静かになる閑散期の1月~2月が真夏の繁忙期に当たります。

そこに解決のヒントがあったのです!

繁忙期のNZで質の高いサービスを提供している同業者の仕事ぶりを間近に見ることで、刺激を受け、己を見直し、現地で学んだことを西表島に持ち帰るのです。

結果、当社のツアー品質が向上し、それをきっかけに西表島のツアーガイド全体が質の高いものへと変わっていく可能性が大いにあります。実現には長い長い時間が必要ですが、西表島観光の将来に明かりを灯す確信があります。

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◆西表島の素晴らしさも確認

NZの自然は住んでいる人々の誇りであり、地理的なハンデがありながらも北半球の国々から多くの観光客が訪れます。

当社のスタッフも約一ヶ月間の滞在で、NZの自然だけでなく、人、食、文化などの魅力に心を奪われることでしょう。もしかしたら、将来的にはNZに住みたいと思うかもしれません。

ただ、スタッフに一番感じてもらいたいのは、自分たちの暮らしている西表島も高いポテンシャルを秘めた島だということです。そこをNZ滞在中に再確認できれば、帰国後、西表島でのツアーガイドという職業に対しての心構えが変わることでしょう。

◆継続的な研修制度へ

今回の研修は沖縄県の補助事業を活用し、旅費や滞在費の一部を補助金で賄ってもらっています。ただし、補助事業は永遠に続くものではありませんので、今回の取組みが無事、終了すると、成果と課題の検証を行う必要があります。
そして、将来的には、補助金に頼らず当社独自の取組みとして、この研修制度を続けていきたいと考えております。

そのためには当社のもつ様々な課題をクリアしていくことが必須ですが、今回の研修が当社のみならず、快く受入れをしていただいた現地企業、コーディネートをしていただいた方たちにとっても実りある成果をもたらすことができれば、当社は企業努力を惜しむことはありません。

長文になりましたが、最後に、この研修の実施に関して多大なるご協力をいただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。そして2月中旬に研修生が西表島に帰ってくるまで、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

2017年1月13日
合同会社風車 代表 大谷修一

 行ってきます!ニュージーランド!! 2017年1月13日


本日午前11時30分、風車のガイド2名がニュージーランドへ向け西表島を出発しました。これからの一ヶ月間、シーカヤックの本場で世界基準のカヌーツアーを学ぶ予定です。

カヌーを漕ぐ技術はもちろん、ニュージーランドにおける自然保護に関する概念やその対策、世界中から訪れるツーリストの接客などなど…。学ぶべき点は限りなくあり、一ヶ月という短期間ではとうてい習得しきれないことでしょう。

しかし、彼らは若い!
どんな逆境も持ち前の気力と体力で乗り切ってくれることと思います。西表島から直線距離で8900kmも離れた地での彼らの奮闘を親心ながら応援します。

鈴木大介、浅野大、大きくなって帰ってくることを楽しみにしています。チバリヨー!!

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 雨でも傘を差さずに過ごす一日を 2017年1月8日


こんにちは、ダイスケです。
今日はマングローブカヌー&由布島コースに4名のお客様をご案内しました。

◆マングローブカヌー&由布島コース

天気は曇りのち雨、気温24℃。
ガイド的には肌寒いのですが、お客様にとっては心地よいくらいの天気。本来の西表島の天気に戻ったようです。

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滝つぼではリュウキュウツワブキの花が綺麗に咲いています。低地ではもう花が咲き終わっていることが多いのですが、ピナイサーラの滝からのマイナスイオンの影響(?)で開花が遅いのでしょうか…。

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午後からのガイドは由布島の水牛さんにバトンタッチ。雨が降っても元気いっぱいに働いてくれる西表島観光には欠かせないヒーローです。

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青空は見えなくとも、雨だからこそ見える景色もまた風情があります。西表島へ来たなら、少々の雨なら傘をささずに非日常を味わいましょう。

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本日はツアーにご参加いただき、ありがとうございました。

 きれいなカヌーで一年のスタートを! 2017年1月7日


こんにちは、浅野大ことダイちゃんです。2017年に入って初の投稿です。
今日はお客様が入っていなかったのでスタッフ2名でカヌーの掃除をしてきました。

◆メンテナンスDay

今日の西表島の天気は晴れ。気温25℃。
朝は少し肌寒く感じますが、日が昇るにつれ気温もグングン上昇し、昼間は汗が出るほど暑くて良い天気でした。

カヌー置き場に年中野ざらし状態で置かれているカヌー達。汚れと湿気で苔がびっしり生え、一年の活躍が目に見えますね。

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一つ一つ丁寧にタワシでこすって汚れを落とします。

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見かけ以上に結構力がいるんです(笑

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一生懸命みがいた甲斐もあり、最後は見違えるほど綺麗になりました!

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カヌーも新品のように変身したし、私も心機一転!
今年もがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 ダイスケ、背中で語れるガイドを目指す!の巻き 2017年1月6日


こんにちは、ダイスケです。
2017年が始まり、初のブログ投稿です。みなさん今年もよろしくお願いいたします。

◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース

今日の気温27℃。トレッキングにはちょっと暑いですが、天気に関しては申し分ない空模様です。新しい年明けに最高のスタート日となり、ガイドも半袖半ズボンという真夏のスタイルでカヌーツアーへ行ってきました。

今日のピナイサーラの滝上からの景色は、写真では伝わりきれない美しさです。言葉で表現するなら、まるでウユニ塩湖といったところでしょうか。

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潮が引くとオヒルギの種が力強く成長している様子もうかがえます。冬の間もこんな天気が毎日続いて欲しいです!

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今年の目標は、ガイドとして様々な面でレベルアップしていき、風車に来られるすべてのお客様を「笑顔」にできるように頑張っていきます。

2017年、背中で語れるガイドを目指します!

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 【謹賀新年】今年もよろしくお願いします! 2017年1月1日


南の島より、明けましておめでとうございます!

今年は例年になく暖かい元旦の朝を迎えることができました。一年の安泰を感じさせる、幸先のよい空模様です。
本年も西表島の魅力を世界中の方にご紹介するべく、奮闘の一年となりそうです。

西表島カヌーツアー風車を本年もどうぞよろしくお願いします!

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 西表島に「華厳(けごん)の滝」現る!? 2016年9月7日


昨日からの雨で西表島はすっかり潤いを取り戻し、ピナイサーラの滝も水量が豊富でした。

本日のツアーはピナイサーラの滝(滝つぼ)コースの予定でしたが、滝の上まで行くにはちょっと雨が降り過ぎたので、滝つぼだけ訪ねるスケジュールに変更です。

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滝つぼへ到着すると、インターン生の星くんは 「華厳の滝みたい!」と興奮していました。実は、私ことガイド大介も栃木出身なので彼と同感です。

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すっきり晴れ渡る空模様ではありませんでしたが、ここ最近、雨がほとんど降っていなかった西表島にとっては恵みの雨となったようです。

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これからもツアーに影響しない程度の雨が、夜、寝ている間にこっそり降って欲しいものです。
本日はツアーへのご参加ありがとうございました。

 3日連続マングローブカヌー&キャニオニング体験! 2016年9月5日


こんにちは!
3日連続でマングローブカヌー&キャニオニングツアーをご案内しているガイドだいちゃんです。

◆マングローブカヌー&キャニオニング体験

今日のツアーは好天に恵まれ、カヌーを漕いでいる最中も強い日差しが降り注いでいました。スタート早々に足が日に焼けて赤くなっている方もいらっしゃいました。久しぶりに紫外線の強さを実感しましたよ。

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滝つぼへの飛び込みは数えきれないほど経験していますが、今でもワクワクする瞬間の一つです。飛びこむ前のドキドキ感と、しぶきを上げて飛び込んだ瞬間の爽快感がたまりません!

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こちらのツアーは、コースの最後、川の終点に海が待っているのも魅力です。大自然のど真ん中に放り出されたような世界感を味わえます。

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今日は風車のツアーにご参加いただきありがとうございました。また西表島でお会いしましょう!

 盛り付けはフレンチ料理のように美しく… 2016年9月5日


風車のツアーランチは現地調理された八重山そばをお出ししています。
繁忙期は台風休みをのぞいて毎日ツアーが続くので、風車のガイドは来る日も来る日も八重山そばをキャンプのごとく調理します。

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お腹を空かせて「今か今か…」と待ちわびているお客様には、差し出した瞬間のインパクトが重要です!
“盛り付けはフレンチ料理のように美しく” をモットーに、心を込めて作ります(笑)

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大自然に囲まれたジャングルで食べる沖縄料理は一味も二味も違います。

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美味しいランチでエネルギーチャージを完了したら、後半戦のスタートです。

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おかげ様で好評をいただいている風車の八重山そば。一度食べたら癖になること間違いなしですよ!

 パワフルマン&晴れ男でパワフルツアー! 2016年9月4日


◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース

今日はアメリカからお越しのパワフルマンをピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアーへご案内しました。

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トレイルランニングやロッククライミングなどを趣味にしているそうで、今日のカヌーとトレッキングは通常の二倍速でこなされました。

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見るからに屈強なお二人!常日頃から身体を鍛えているのがよく分かります。

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お二人にはピナイサーラの滝コースでは物足りなかったかもしれませんね。次回は秘境ナーラの滝に行きましょう。

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Thank you very much!
by Daisuke

◆マングローブカヌー&キャニオニング体験コース

ツアー開始後、雨がパラパラッ…と降りましたが、メンバーの中に密かに隠れていた晴れ男のおかげで、滝つぼに到着した時にはすっかり晴れました。

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ここ数日の強い日差しのおかげで、川の水もお盆頃の温かさにまで戻り、のんびりと泳ぐことができました。一週間前の修行のような水の冷たさはどこかへいったようです(^^

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ただし、少雨傾向なので川の水量が減ってきて滝もか細くなってきました。今年は八重山地方に台風がやってくる気配がいっこうにありませんので、せめて雨だけでも豊富に降ってほしいところです。

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本日は楽しんでいただけましたか? ツアーへのご参加ありがとうございました。

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by だいちゃん

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