ジャングルクイズとソウルフード!? 2018年6月26日
こんにちは~
風車のダイちゃんです!
梅雨も明け、西表島に正真正銘の夏がやって来ました♪
今日はピナイサーラの滝上&滝つぼの1日コースにお出かけ。
ピナイサーラの滝は沖縄県で一番の落差(55メートル)を誇る滝として有名です。
年間を通してたくさんの人が訪れますが、滝の上まで山登りで行けるのも人気の理由の一つです!
◆ひょっこり遭遇No.1の生き物は…
トレッキング中は様々な生き物を観察できますが、ひょっこり出会う事の多い生き物といえばトカゲです。ちなみに西表島には5種類のトカゲが生息しています。
(1) サキシマキノボリトカゲ
遭遇率No.1!
愛嬌たっぷりの表情と動きがひょうきんなジャングルの人気者。
(2) イシガキトカゲ
コバルトブルーのしっぽが特徴。写真はサキシマハブに捕食されてしまった瞬間です(涙
(3) キシノウエトカゲ
40センチ近くまで成長する国内最大種のトカゲ。絶滅危惧種で国の天然記念物に指定されています。
ちなみにこのキシノウエトカゲ、子供の頃はしっぽがコバルトブルーでイシガキトカゲにそっくりなんですよ。見分けがつく方はかなりのトカゲ通です。
(4) サキシマカナヘビ
鮮やかな緑と長ーいしっぽが特徴の気品あふれる美しいトカゲさん。
(5) サキシマスベトカゲ
ごめんなさい、写真が見つかりませんでした(汗
その名の通り、すべすべしたウロコで覆われた茶褐色の10センチほどのトカゲです。
私的にはサキシマスベスベトカゲの方が覚えやすいと思うのですが笑
ぜひググってみてください!
◆ダイちゃんのお気に入りはコレ!
ツアーを盛り上げてくれる西表島のトカゲ達ですが、中でも私が一番好きなのはサキシマキノボリトカゲです!
その名前の通り木登りが上手で樹上で暮らしており、背中の色や柄が木にそっくりなんです。
木にくっついて止まっていると、見慣れた私でもスルーしてしまうほど隠れるのが上手です。
でも、見つけてしまった時、本人はまだ気づかれていないと思っているのか(?)ジーっと微動だにせず静止の姿勢を崩しません。
その姿をゲストと一緒に眺めていると「かわいいなぁ~」って思います笑
◆ジャングルクイズ!
ツアー中、木に擬態しているサキシマキノボリトカゲがいたらクイズタイムの始まりです!
「トカゲが隠れているの分かりますか?この辺ですよ~」と少しヒントも出してみます。
こんな形で自然に触れ合っていただけると私も嬉しくなります。
普段は爬虫類が苦手な方でも、西表島なら生き物を観察しながらツアーを楽しめると思います。
◆うちなーランチ&おやつ
約50分の山登りで滝上に到着したら、絶景の見える青空食堂でランチ!
ガイド手作りの八重山そばをお出しするまでゲストの皆さんはしばし休憩。。
お腹いっぱいになったら次は滝つぼを目指します。
来た道を戻ってカヌーを降りたポイントから別ルートを約20分歩きますが、夏のジャングルは暑くて湿度も高いので着ているシャツは絞れるほど汗をかきます。
ピナイサーラの滝の上と下(滝つぼ)に行くこのコースは体力を一番使うハードなスケジュールです。でも、滝つぼでは泳ぐこともできてリフレッシュが最高に気持ち良いのです。
滝つぼで暑さを吹き飛ばした後は、夏バテ解消に良い麦茶とムーチー(鬼餅)でティータイムです。ムーチーとは原料に紅芋を使用したお餅のことで、風車では砂糖控えめの優しい甘さで作っています。
ちなみに沖縄では旧暦の12月8日に健康や長寿を願ってムーチーを食べる習慣があるんですよ!
沖縄づくしのランチとおやつで元気を取り戻したら、さあ帰りましょう!
◆また会う日まで!
帰りはお店でシャワーを浴びてスッキリしてから帰ってください。
最後のお仕事、ホテルや港でゲストの皆さんとお別れするのは、いつまで経っても慣れません…。暑くて過酷な(?)ジャングル体験を一日いっしょに過ごしたメンバーですから、お別れはやっぱり寂しい(涙
でも、この西表島で再びお会いできることを願い…また会う日までのサヨナラです!
◆本日ご案内の1日ツアー
ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。
真夏のジャングルで汗だくからの滝つぼクールダウンを楽しみたい方、いらっしゃーい!!
西表島で遊ぶ方へ「レプトスピラ症」について 2018年6月15日
こんにちは!ガイドの星です☆
梅雨真っただ中の西表島ですが気温は30℃を超える日が多く、川遊びも快適に行える季節になりました。
いよいよ多くのお客様にお越しいただく夏休みが迫ってきていますが、西表島を訪れる皆さんに知っておいてほしいことがあります。
それは、山や川に潜む感染症のレプトスピラ症です。
◆レプトスピラ症とは?
初耳の方も多いかと思いますが、西表島に限らず山や川でのアウトドア大好きな方に知っておいてほしいのが「レプトスピラ症」です。
感染者が増える夏を前に、西表島では予防と対策を兼ねて毎年この時期に研修会が開かれます。
身体が資本である僕たちガイドにとって、レプトスピラ症は本当に本当に身近な感染症なので、先日行われた研修会には風車のガイド全員で参加してきました。
シーズン前の良い機会なので、今日は(も?)この感染症について真面目にお伝えしたいと思います。
◆まずは概要
- 見た目からレプト(細い)+スピラ(螺旋)=レプトスピラ
- ネズミなどの野生動物の腎臓に定着
- 保菌動物の尿で汚染された水や土壌から感染
- 湿った土壌の中で数か月は生存
- 発症は初夏から秋にかけて多い
- 国内では年間20~30例の報告
- 沖縄(特に本島北部と八重山)での発症が多い
- 38℃越の発熱、頭痛、筋肉痛、等
- 潜伏期間は3~14日
- 観光客が旅行を終えて沖縄を出てからの発症例もある
2017年の推定感染地域を見ると、沖縄県内において86%(19人)が八重山で感染し、その中の12人が西表島で感染しているというデータが発表されています。
西表島は一年を通して高温多湿な亜熱帯地域であり、山や河川も豊富という地理的条件も感染率を上げる理由になってしまっています。
沖縄以外でも東南アジアや中南米など、やはり気温も湿度も高い地域での感染が多くみられるそうです。
私たちガイドの職場はまさに山や川であり、一番身近な場所にレプトスピラ症が潜んでいるのです。
◆感染すると…症状は?
- 発熱
- 頭痛
- 結膜充血
- 悪寒
まるでインフルエンザのような症状ですが、微熱が一週間ほど続いてから高熱を出す方もいるそうです。
感染者は外での活動を主としているケースがほとんどで、ネイチャーガイド、農家、建設業の方々が感染してしまう傾向にあります。
◆観光で来る人は心配無用?
感染者のほとんどは現地のガイドや農家さんがほとんどですが、過去には観光客の感染も報告されています。
過去に報告された例でいうと、
“八重山で観光(川でのレジャー)をした後、地元(沖縄県外)に戻ると発熱等の症状がでました。しかし、ツアー中にガイドさんからレプトスピラの説明を聞いていたので病院ではすぐに診断がつきました。”
この様に、観光で来られる方の感染も皆無ではありません。
今回の研修は私たちガイドの健康被害対策のためはもちろん、ガイドが仕事をする中で沖縄以外では認知度の低いレプトスピラ症に関する知識を、観光客に普及させるためのものでもあります。
過去の例のように、自宅に帰ってから発症したとしても、お客様自身が「レプトスピラ症かも!?」と感じることで感染症の早期発見、治療が可能になります。
◆感染を予防するための対策
感染経路は汚染された土壌や河川に接触した際、傷ついた皮膚や粘膜から菌が体内に侵入します。
ということは、
- 肌の露出を控えケガをしないようにする
- 皮膚に傷がある場合、体調が悪い場合は川へ入らない
- 素足で長時間、水田や川への入水を控える
- ネズミなど野生動物との素手での接触は避ける
- 川の水はそのまま飲まない
- 川や池で遊んだ後は石けんを使い手洗いやシャワーをする
西表島に観光で来られた方がレプトスピラ症に罹患する確率は極めて低いので過度な心配は無用です。
しかし、一週間の休みを取るために徹夜続きで仕事を終えてきた!とか、病み上がりで体力が落ちている… とか、ケガが治ってないけど川で泳いじゃえ!なんて方は要注意です。
私たちガイドは夏に多くのお客様を万全な状態でお迎えできるよう、これからの季節、体調管理には一層気を付けていきます。
ツアーに参加される皆さんも、特にツアー前日は早めに寝て朝ごはんをしっかり食べ、万全な状態で遊びに来てくださいね!
はじめまして、新人ガイドの三輪大です! 2018年6月4日
はじめまして!
風車に4月より入社した新人の三輪大(みわたかし)です 。
今年の春から風車の一員として西表島へ移住し、あっという間に2ヶ月が過ぎ去りました。
まだまだ新人なので覚えることが多く、また新しい発見もあり、忙しい日々を送っています。
ツアーガイドという職業に安全対策は欠かせません。
西表島カヌー組合に所属するショップでは、ツアーガイドの認定条件の一つとしてOMSB水難救助員講習を受講することが義務付けられており、水辺の事故を起こさない訓練を受ける必要があります。
今日は先日、私が受講したOMSB水難救助員講習について少しだけ書きたいと思います。
ちなみに続けて行われたOMSBシュノーケルインストラクター講習も受けてきたので、そちらも併せて紹介させてもらいます。
◆OMSB
いきなりですが「OMSB」と書いて何と読むかわかりますか?
正式名称は「一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー」と言いますが、略してOMSBと書き、読み方は「おむすび」です。
何とも可愛らしい呼称ですが、ホームページを見てみると、
“この法人は沖縄県の海域及び内水域におけるスポーツ、レクリエーション等(以下「海域レジャー」という。)に伴う事故を防止するため海域レジャー環境の整備、海域レジャー提供業者に対する安全対策の指導及び県民に対する安全意識の啓蒙活動を行うことにより、海域レジャーの健全な振興に寄与することを目的とする。”
などなど、要するに沖縄でのレジャーを安全に楽しんでもらうための基盤づくりに尽力します!といったところでしょうか。
詳しくは OMSBのホームページ をご覧ください。
◆OMSB水難救助員講習会
さて前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
去る5/14、15、17の3日間、OMSB水難救助員の講習会に参加してきました。
●初日 ~水難救助講習~
午前は事故の要因と応急処置についての座学。午後からは心肺蘇生法の実技訓練を行いました。
AEDや訓練用マネキンを使用しての心肺蘇生法は、もしもの時に実効性の強い訓練なので参加者は皆真剣です。
マネキンへの胸骨圧迫は1分間に100回のペースで、5分連続で行います。今回はこれを3回行ったので、終わった後の腕は疲れてパンパンでしたよ。
●2日目 ~技能訓練テスト~
講習2日目は教室を月が浜に移しての技能訓練とテストです。
訓練生自身の安全のため、まずはアップとして海で泳ぎますが、私も含め、普段海で泳ぐことが少ない訓練生の多くにとっては、この午前中のアップだけでも十分きつかったです。
訓練の中では溺れた人を抱えて泳ぐという内容もあり、これもまたきつかった!(泣
テストは25m平行潜水、5m下に潜水、フィンありで400mを9分以内で泳ぐ。といった内容で、私は400mを1度タイムオーバーしてしまいましたが、2度目のチャレンジでギリギリセーフ。
合格しました!
●3日目 ~技能訓練テスト&筆記テスト~
午前の実技テストは「溺者を浜まで抱えての泳ぎ」と「フィンなし800m同一泳法」でした。
昨日同様にとてもきつい時間でしたが2つとも何とか合格し、午後の筆記テストに備えしばらく休憩。
18時からの筆記テストではあっという間に時間が過ぎ、終了と同時に訓練完了!
あとは合格通知を待つだけ…
◆シュノーケルインストラクター講習会
講習終了の開放感に浸る間もなく、次の日からシュノーケルインストラクター講習が始まりました。この講習は先に記した水難救助員の資格がないと受けることができないのです!
という事は…
OMSB水難救助員講習には無事「合格」しました。イェイ♪
こちらの受講者は私を含め6名で、私以外は他ショップの経営者などベテランばかりで緊張しました(汗
●初日
水難救助員と同じく、初日は座学です。
内容は先日に比べてより詳しく細かい内容で、ここから筆記テストの問題が出題されます。
●2日目、3日目
午前は「シュノーケリング安全マニュアル」を用いてのクラスルームセッションです。
他の講習生をゲストと想定し、説明する事柄を講師に確認、修正してもらいます。
午後は月が浜にてシュノーケル、マスク、フィンの使い方を講師や講習生に見てもらい、修正点を教えてもらいました。
この実技訓練では、自分が気を付けている点とお客様に伝えるべき点が異なり、また、伝わりやすさも考える必要があるなと感じました。
●最終日
午前は筆記テスト、午後は実技テストを行いました。
筆記テストは難なくクリアできましたが、実技テストでは25mの平行潜水、3m潜水(マスクを落とす→装着して海面浮上)、5m潜水(海底のおもりを体に装着して浮上)、フィンなし400m同一泳法、フィンあり800mを泳ぐ、といった盛り沢山の内容でした。
テスト途中に雷雨が来たため一時浜にあがり休んでると、なんと竜巻が発生!
まさか訓練の最中にこんな自然現象に遭遇するなんて、自然に対する意識をさらに高める貴重な体験ができました。
竜巻も雷雨も過ぎ去り試験続行。
この1週間はずっと海で泳ぎっぱなしだったので多少の疲れもありましたが、何とか自分を鼓舞しながらすべての訓練で合格を頂きました!
◆講習を終えて
この週は毎日海に入って泳ぐことの繰り返しでした。プールとは異なり波があるため泳ぎにくく、普段のツアーより倍ほど疲れました。
ただ、しっかり講習を重ねたため一日一日が濃い日々を送ることができ、また、お客様の目線で考えることの重要性を改めて感じることができました。
今後のツアーではお客様の立場になって考え、危険な場所や状況を一早く察知し、ゲストにとって快適な時間を提供できるよう精進していきます。
NACSJ 自然観察指導員講習会を受講しました! 2018年4月25日
こんにちは。ガイドの星です!
4月22~24日の3日間、僕たちガイドのスキルアップ研修として、日本自然保護協会(NACSJ)による、自然観察指導員講習会に参加してきました。
◆自然観察指導員とは?
“自然観察からはじまる自然保護”を合言葉に、自然観察を通して自然の魅力を感じてもらうとともに、自然を大切にしようと思う仲間を増やすための担い手のことです。
講習内容は3日間。
野外実習を中心に野外観察をする上で、指導員としての注意点や、どのような視点で自然を観察したら良いのかなど、普段、西表島の大自然の中でガイドをさせていただいている僕たちガイドにとっても、非常に興味深い内容ばかりでした。
内容は決して難しいことばかりではなく、五感を使って感じてもらうというのがほとんどでした。
これは植物や動物に詳しい人、そうでない人、大人から小さなお子様でも実践できるような内容でした。
目で観察したり、触ってみたり、絵を描いたり。
自然観察をするうえで大切なのは、植物や動物の名前や特徴ばかりを覚えるのではなく、まずは五感を使って感じたり、触れ合うことが自然の魅力を感じることの第一歩なのだと、3日間の講習を通して学ぶことができました。
さまざまな視点から自然を見ることによって、自分自身「発見」や「気づき」を多く体感することができました。
◆「発見」や「気づき」を提供するツアーを目指して
雨上がりの絶景!ピナイサーラの滝ツアー 2018年1月21日
夏の終わり、11月から西表島は曇りや雨の日が多く、夏の間にあれだけ日焼けした肌はすっかり元に戻りました。
◆冬の西表島
ツアー日の朝は天気予報とにらめっこが続いていますが、なかなか晴れマークがでてきません。
これは2日前の空です。
◆今日の空
今日も明け方に雨が降ったので、カッパを携行してツアーに出発。
しかし風が生暖かく、日中は薄手のシャツ1枚という服装でも充分でした。
本日ご参加者のお2人は、この半年間で八重山来訪が彼氏さんは2回目、彼女さんは3回目というツワモノ!
ピナイサーラの滝の上に到着したころから急に空が明るくなると雲が流れはじめ、新緑の山々と青い海がはっきりと目に映るようになりました。
この素晴らしい絶景が見られるのはピナイサーラの滝の上からだけ。
今まで数えきれないほど見て来た景色ですが、いつも新鮮な気持にさせられる感動スポットです。
本日もツアーのご参加ありがとうございました。
◆本日ご案内の1日ツアー
ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。
真夏のうだるような暑さのない今の時期なら、爽やかなジャングル登山が楽しめますよ!
マングローブカヌー&由布島ツアーの中止について 2017年8月17日
当社では、長らくカヌーと由布島観光をセットにしたマングローブカヌー&由布島ツアーを開催しておりましたが、この度、こちらのコースの取り扱いを中止することとなりました。
※中止決定以前にご予約いただいたツアーに関しては開催いたします。
◆中止にした理由
これまで、マングローブカヌー&由布島ツアーの終了後にゲストから以下のご意見を寄せられることが多々ありました。
・カヌーをもっとのんびり漕ぎたかった
・滝つぼで遊ぶ時間が短かった
・由布島観光を急いでした
・などなど…
その度に私たちは、このツアーに関して各々のゲストが持つイメージや求めるもの(サービス)の違いを感じてきました。
マングローブカヌーに重きを置く方、滝あそびに重きを置く方、由布島観光に重きを置く方…。
ゲストそれぞれの希望があるのです。
そして、残念ながらガイドがそれら個別のご要望に応えるのは難しいと判断した次第です。
◆それでもカヌーと由布島観光がしたい!
中止にしたとはいえ、せっかく西表島まで来たからには「カヌーも由布島も両方楽しみたい!」というゲストのお気持ちはよく分かります。
そこで、当店では考え抜いた結果、以下のライトな半日ツアーをご用意しました。
由布島観光も楽しみたいゲストが上記のコースに参加するメリットは午前中にツアーが終了することです。
ツアー終了後は上原港へ12:00~12:30頃にお送りしますので、港周辺でランチをしてから路線バスで由布島観光へお出かけください。
◆路線バスで由布島観光へ行く方法
上原港ターミナルの目の前にあるバス停より「豊原行き」の路線バスに乗って「由布水牛車」で降車してください。乗車時間は40分です。
上原港 13:15発 → 由布水牛車 13:55着
※西表島の路線バスについて
◆由布島観光が終わったらどうやって石垣島に帰るの?
由布島観光終了後は、西表島の南側にある大原港から船に乗って石垣島へお帰りください。大原港へは「豊原行き」の路線バスに乗って「大原港」で降車してください。乗車時間は25分です。
尚、降車するバス停は「大原」ではなく「大原港」です。ご注意ください。
由布水牛車 14:55発 → 大原港 15:20着
由布水牛車 16:25発 → 大原港 16:50着
由布水牛車 17:05発 → 大原港 17:30着
※西表島の路線バスについて
◆風車の想い
「初めての西表島旅行。
普段の生活を忘れ、思う存分、自然体験を満喫したい!」
西表島へお越しになるゲストは、そんな願いを抱いている方がほとんどではないでしょうか。
当社では西表島へいらした全てのゲストが、この島で過した時間を思い出すたびに幸せな気持ちになれることを願っております。
「そのために当社がすべきことは?」
「ゲストのニーズに応えるには?」
日々、考えを巡らせながら、私たちなりにできる最善のサービスを目指し営業しております。
午後からの半日コースに対応できる場合もございますので、西表島観光のスケジューリングなど、お悩み事がありましたら風車までお気軽にご相談ください。
→ お問合せフォームはこちら
行ってきたよ! ユツン三段の滝!! 2017年7月10日
こんにちは!ガイドの星です☆
僕が西表島にやって来てから早や3か月が経ちました。
ツアーやガイド研修で様々な滝、川へ出かける毎日ですが、先日、初めてユツン三段の滝へ行ってきました~!
◆歩く、歩く、歩く!!
ユツンの滝へは山道を約1時間半のトレッキングで向かいます。
山道を1時間半と聞くと「遠いなー」「辛そう…」と感じる方が多いと思いますが、実はそんなことはありません!
他のトレッキングルートに比べると、確かに距離は長いほうですが、道中には様々なトカゲや蝶、植物に出会えることができ、見どころ満載なのがユツントレッキングルートの魅力なのです。
時にはハブも! (ll゚Д゚)ヒィッ
足元には常にご注意を。
ユツンの滝に着くまでには川沿いも歩くので、暑くなったら川に入ってゆっくり休憩なんてこともできますよ。
◆ついに到着、ユツン三段の滝!
1時間半のトレッキングの先には迫力満点のユツンの滝が待っていました!
見上げた空に向かってそびえ立つ、雄大な姿に自然の素晴らしさを改めて実感しました。
ユツンの滝は滝上に登ることもできるんですよ。
滝上からの絶景を目にした瞬間、それまでの疲れが吹っ飛びます!
◆ウ〇チ遭遇でウン気UP!?
今回は頑張ったご褒美(?)にイリオモテヤマネコのウ〇チまで登場 (´∀`;)アハハ
今回は一人で黙々と山道を歩いたので、次は数人で行きたいと思いました。
ユツンの滝へは距離があるので、誰かとおしゃべりしながら行けば楽しさ倍増なはず! というわけで、ぜひ僕と一緒に「ユツンの滝」を目指してくれるゲストをお待ちしてます!
◆おすすめシーズンは10月~3月
亜熱帯の西表島でも10月頃から段々と涼しくなり、夏には暑くて行けなかったジャングルの奥深くへトレッキングするのに最適な季節となります。
真夏の西表島とは一味違った自然体験を満喫したい方にはユツンの滝ジャングルトレッキング&ケイビングコースがお勧めです!
日本一がいっぱいの浦内川で歴史探訪カヌー! 2017年7月4日
こんにちは!ガイドの星です☆
7月に入っていきなり発生した台風3号!
例年に比べて早めの台風襲来に「むむ!?」となった島民も多かったようですが、被害どころか恵みの雨をもたらし、ササッと通り過ぎて行きました。
さて、今日はガイド研修の一環として浦内川へ行ってきました!
◆沖縄県最長!豊富な生態系をもつ浦内川
浦内川は長さ19.4kmと沖縄県最長です。
魚の種類にいたっては日本一多い400種以上が生息しており、西表島が誇る沖縄県を代表する河川なのです。
他にも
● 絶滅危惧種の数が日本一!
● ここだけで発見の魚が日本一!
● 新種の魚が日本一!
● 大きな川魚が住んでる日本一!
など、たくさんの「日本一」であふれる素晴らしい浦内川です。
◆時間の波を超えて…
スタート地点では「これぞ浦内川!」といった雄大な景色が広がります。
遊覧船が通る川でもあるので、邪魔にならぬよう注意しながら漕いでいきます。
迫りくるようなマングローブのトンネルでは、スタート地点とは違った静かな雰囲気に包まれます。
水面に映しだされた木々がとてもきれいですね。
カヌーなら大型船では入れない支流に漕ぎ進むこともできます。
カヌーを進めていくと、かつて西表島で栄えた炭鉱所、宇多良炭鉱が見えてきます。
当時のままの姿を遺した炭鉱跡が歴史を物語っています。
パドルを動かすたびに時間の波を遡る感覚に襲われます。
最後は柵に囲まれ保護されているオヒルギの大木を見ることができました。
◆カヌーで行く歴史探訪コース
浦内川に自生する雄大なマングローブ林を間近で観察し、西表島の歴史に思いを馳せる…。そんな感動体験ができるのが当店のカヌー体験コースカヌー体験コースです。
カヌーを漕ぐ時間は往復で90分ほどなので、お時間に限りのある方やお手軽にカヌーを楽しみたい方にはぴったりのツアー内容です。
ツアーお申し込みの際は「浦内川でカヌーがしたい!」と一言添えてくださいね!
香港よりアドベンチャーチーム来島! 2017年6月28日
こんにちは!
風車のDaisukeです。
今日は香港からお越しの8名のゲストとマングローブカヌー&キャニオニング体験コースに出発!
◆アドベンチャーチーム参上!
最初は不安そうにしていたカヤックもすぐに慣れて、全員お手の物。
夏の日差しを存分に浴びました!
なんでも石垣島でキャンプをしているそうで、アドベンチャー満点のチームです!
◆午後からキャニオニング体験
ランチの後はフィールドを移動してのキャニオニング体験。聞くところによるとキャニオニングは初体験という香港チーム。
まずは川の上流目指してサウナ状態のジャングルを10分ほど歩きます。
この10分間が猛烈に暑い!笑
上流に到着したら、うむを言わず川へ飛びこみたいけど、ちょっとガマン!
まずはガイドがキャニオニングの仕方について細かくレクチャーします。
レクチャーが終わったら、ゆっくり川に入ります。
待ってましたと言わんばかりのハジける笑顔!
~o(*^▽^*)o~♪
「西表島でキャンプすれば毎日川に入れたとのに…」と後悔している方もいました。笑
最終スポットでは、みんなで輪になってパシャリ!
アドベンチャーの一員になれて、私自身すごく楽しかったです!
改めてキャニオニングというアクティビティはチームワークが大切なんだと感じた一日でした。
また遊びに来てくださいね!
◆本日ご案内のツアー
本日ご案内のコースは、夏に一番人気のマングローブカヌー&キャニオニング体験コースマングローブカヌー&キャニオニング体験コースです。
川遊びには申し分ないコンディションの今の時期は、本格的な夏のシーズン前の静けさの中で、のんびりとジャングル体験が楽しめます。
カヌー、トレッキング、キャニオニング体験のすべてがお勧めですよ!
【 研修最終日】スキルアップ研修終了! 2017年6月26日
スキルアップ研修もついに最終日を迎え、今日はこれまでの「まとめ」です。
西表島在住歴の長い女性2名にモニターとなってもらい、講師のLeeさんによるデモンストレーションツアーを開催してもらいました。
基本動作の反復動作の練習を行い、いざフィールドへ出発!
◆デモンストレーションツアー
Leeさんによるデモンストレーションツアーが始まりました。
ニュージーランドの現役ガイドが、しかもオペレーションマネージャークラスの方が大見謝川でガイドをするのは史上初のことでしょう。
Leeさんのガイドは当然のことながら目からウロコの連続です!
彼に教えてもらったことは可能な限り風車のツアーに取り入れていくつもりです。
詳しい内容はまだ企業秘密ですが、今シーズンは一部だけご披露しますね (^_−)☆
◆ニュージーランド式ツアー
ニュージーランド式ツアーの特徴は、とにかく説明が丁寧で一つ一つの事柄に根拠を説明します。
「なぜ~をするのか?」
「~をすることで~となる」
その根拠の信ぴょう性をより高めるのが、日頃のトレーニングとフィールドの下調べです。
Leeさんがオペレーションマネージャーとして勤務しているAbel Tasman CANYONSは、彼に言わせるとツアーを開催しているフィールド自体はニュージーランドの他のエリアに比べるとイージー(簡単)なコースだそうです。
しかし、ガイドは日々のトレーニングだけでなくOJTによる教育プログラムも完遂しており、会社での安全対策も国家基準をはるかに超えるレベルで設定し、しかもその基準をさらに見直し続けてより高みを目指しているそうです。
その評価として、Abel Tasman CANYONSで働いているガイドは他のエリアの同業他社から引く手あまただそうです。
風車のガイドもAbel Tasman CANYONSで数日間、研修でお世話になりましたが、現地のツアーフィールドと内容、ガイドの質の高さに圧倒されました。
◆NZプロガイドから見た西表島
体力のある若い欧米人をターゲットとしたツアーのガイドとして活躍しているLeeさんが、西表島のフィールドを見てどう思うか…。
実は来日前まで非常に気になっていました。
研修初日の話に戻りますが、彼が来島して挨拶もそこそこ、さっそく大見謝川へ出掛けて率直な感想を尋ねました。すると、
「この川は素晴らしい、Beautiful! 短い川だけど遊べるポイントがぎっしり詰まっているね。ガイドが頑張ればゲストはもっと楽しめるよ!」
と、嬉しい言葉が聞けました。
◆まとめのまとめ
午後からは、この5日間の研修で教えてもらった知識を風車のツアーに取り入れるまでの行程表を作りました。
・実際に新ツアーを開催するにはどうするか?
・開催できない要因、課題はなにか?
・それらをどのようにクリアしていくか?
「いつでも相談にのるよ。何かあったら連絡してね!」というLeeさんからの励ましの言葉で、出航時刻ギリギリの18時をもって5日間の全過程を修了しました。
◆研修を振り返って思うこと
この5日間、ほぼ全てのツアーを中止にして研修に励んでいたので、ご予約をお断りしたお客様には大変ご迷惑をおかけしました。
しかし、この5日間は当社のスタッフがガイドとしてさらに高みを目指すきっかけになりました。
ガイドを育てるのは素晴らしいフィールドではなく、ガイドと会社、双方の情熱なんだと感じました。
このような研修会を開催できたのは沖縄県産業振興公社の鈴木さんや玉城さんによる親身なサポートあっての事です。
そして、Leeさんの所属するAbel Tasman CANYONS代表のMr. Toine Houtenbos、昨年の秋からコーディネートでお世話になっているリアルニュージーランドの藤井さんによるご協力のおかげで、無事、スキルアップ研修を修了することができました。
風車はたくさんの方々の力強い支えがあって前へ進んでいます。
皆さん、本当にありがとうございます。
帰り際、Leeさんに「来年は1ヵ月くらい西表島にいたいね。」と言ってもらえました。
今回、5日間の研修のためにプラス4日間も移動日があるハードスケジュールにも関わらず、そんな嬉しい言葉が聞けたので、ただの社交辞令ではなく本当にまた来てくれるような気がします。
その時までにはLeeさんが驚くほどスタッフ全員がレベルアップしているよう、トレーニングを続けていきたいと思います!
“ヘルメットを叩いてみれば文明開化の音がする”
これからが新しいスタートです!
Lee san, Thank you so, so much!
See you again!!