西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 雨でがっかり!? 冬の西表島観光 2025年2月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

西表島は昨日も今日もおそらく明日も、雨が降ったりやんだりです。
観光客の方にとってはきっと残念に感じるでしょう…。

◆冬の沖縄って?

沖縄に関するガイドブックやSNS、アクティビティショップのホームページを見ると青い海や空の写真でいっぱいなので、どうしても「晴れ」や中には「常夏」のイメージで石垣島、西表島へ来られる方が多いでしょう。

しかし、現実は…

冬場は曇りや雨の日が多く、北寄りの強い風の影響によって気温20℃でも肌寒く感じます。
たまに晴れると蝶が舞うこともあってTシャツや短パンでもOKですが、そんな日は長続きしません。基本は曇りや雨です。

しゅうさんは温暖な気候の広島で育ったため、移住したての頃はこちらの冬の天気に驚きました。夏の台風にはもっと驚きましたが(笑)

晴れの多い地域で暮らしている方には冬の沖縄旅行での天気の悪さには戸惑い、気持ちも萎えるかもしれません。
せっかくの旅行なのにテンションも下がり気味…。
わざわざ天気の悪い中、外で遊ぼうとは思えないかもしれませんね(泣)

◆雨だけどカヌーできるの?

冬場は「明日は雨の予報だけどツアーできますか?」といったお問い合わせをよくいただきます。
答えは、お客様が疑問を抱く雨の予報であっても、ツアーを開催するにあたり問題のないケースがほとんどです。

もちろんザーザー降りの大雨の日は安全を配慮して中止にすることもあります。しかし、小雨が降ったりやんだりのレベル、川が増水しないレベルの雨ならツアーは少雨決行いたします。

またピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースでは、雨の影響により滝の上へ行くのを取りやめた場合は、その代わりに他のフィールドへご案内する内容に変更して一日ツアーとさせていただきます。

このように多少の天気の悪さでもツアーの安全が保たれる状況であればツアーは開催するということをご承知おきいただければと思います。

◆雨模様のカヌーツアー

本日、午後開催のカヌー体験コースに仲良しのお二人がお越しになりました。
雨が時おり降る予報だったので、無料レンタルの簡易カッパを着てのツアースタートです。

カヌーを漕ぎ出すと川を囲むように生い茂るマングローブの森が風を遮ってくれるのを感じます。

次第に風の音も聞こえなくなり、それまで風でさざ波立っていた水面は次第に鏡のようになります。

風に乗って降る小雨はマンローブの木々が受け止めてくれるためさほど気になりません。

その頃には天気へのネガティブな感情はやわらぎ、雨も西表島の大自然の一部として楽しもうという気持ちになるでしょう。

石垣港を昼前に出発し、ツアー終了後も石垣島へ戻ることができるライトなカヌー体験コースは冬場に人気が上がります。
理由は、天気が悪くても短時間なのでそれなりに楽しめそう!といった感じでしょうか。

◆暑くないから疲れない

夏場の午後から開催するツアーは気温も日差しも尋常ではなく熱中症の危険性も高まるため、こまめな水分補給と帽子の着用、日焼け止めで紫外線対策をバッチリする、などなど、とにかくライトな半日コースでもグングン体力を奪われます。

その反面、北風が吹いて気温も20℃を下回ると西表島で暮らすしゅうさんはとても寒く感じますが、逆に汗もかくこともなく快適にお客様をガイドすることができるので、しゅうさんにとっては実はベストシーズンだったりします(笑)

冬の西表島にがっかり…。と思う皆さん。強制はしませんが無理のない範囲でちょっとだけ雨に濡れちゃいましょう。
人の少ない季節なので、夏ではありえないほど静かなフィールドで非日常を体験できますよ。

「西表島、がっかりだったよー」とならないように風車のスタッフ一同、張り切ってご案内いたしますね!