西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <風車ブログ> カテゴリーの記事

 《祝》2025年サガリバナツアー開幕! 2025年6月26日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ついに本日より初夏限定のサガリバナカヌーツアーが始まりました!
(-⊡ω⊡)ノノ゙パチパチ☆

★得意技は早起き過ぎる早起き

朝2時(深夜2時?)にアラームをセットし、昨夜は9時前に就寝しました。

いつもは4時すぎに目が覚めるしゅうさんですが、さすがにさらに2時間も早く起きるのは自信がありません。
アラームをセットするのはこのサガリバナツアーを開催する時期だけなので、音量もどのくらいが適当なのか分かりませんが、とりあえず寝ました…zzz

そして早起きが得意なしゅうさんは、いつもどおりアラームが鳴る前に目が覚めました。
時刻は0時45分。せめて2時まで寝たかった(涙)

◆深夜1時に出社

風車のベースに1時過ぎに行き、超、超、早めの朝ごはんを食べ(もはや夜食?)、スタッフが集合する3時半まで外で星空観察をしていました。

3時。
風車グループLINEにスタッフ全員の「おはようございます」メッセージが届き、起床の確認をしました。

3時半。
スタッフ全員で朝礼。そしてお客様をお迎えに出発しました。
今朝は「いま起きました。。」っぽい方はおらず、皆さん、それぞれが星空観察をされていたようです。

4時。
再び満点の星空を見上げると、ダイナミックな天の川と大きな大きなへびつかい座、沈みゆくさそり座とてんびん座が西の空に見えましたよ☆

まさに3日前のブログで紹介した星空そのものです。

夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡

このまま満天の星空を眺め続けるのもいいかも…と思わせるような夜明け前でしたが、本命はサガリバナです。

◆今シーズン初のサガリバナカヌーツアー! 

ツアーフィールドの後良川(シイラガワ)へ到着したら川にカヌーを降ろします。

アカショウビンの声をBGMにカヌーを漕いでいると、いつの間にか夜が明けていました。上流へ進むにつれ川幅は狭くなり、ジャングルの奥地へ入っていきます。

今朝の開花状況ですが、一分咲きといった感じで見頃の全盛期はまだまだ先になりそうです。

ただし本日のカヌーは大潮の満潮の時間帯に重なったので水位が高く、ジャングル奥にある普段は陸地エリアのサガリバナの木も水に浸かり、帰る頃は水面に落ちた花を観賞することができました。

サガリバナはこれから日ごと咲く花の量は増えていきそうです。ご期待くださいね。
そして本日ご参加いただいた皆さん、本当に何か月も前からツアーをご予約いただきありがとうございました。

夜明けへ向かう薄明るい中でのカヌー体験はとても幻想的だったのではないでしょうか?
またいつかご参加くださいね。しゅうさんもあと数年、あわよくば10年はがんばりますよー♪

◆みんなそろって朝ごはん

ツアーが終わり、お楽しみの朝ごはんタイム。

いつもの日中のツアー終了後はもぐもぐタイムで甘いもの中心ですが、サガリバナツアーの期間中だけはしゅうさんの奥さんが朝食の準備をしてくれます。

ごはんは西表島の新米です。西表島ではもう新米が食べられるんですよ。
品種はミルキークィーンという甘くてモチモチっとした食感の美味しいお米です。

今朝は4人で4合ペロリと平らげたことを奥さんに報告したらビックリしてました。明日は5合炊いてくれるそうです(笑)

サガリバナツアーが無事終わった後の朝食は金曜日の夜くらいの安ど感があります。
スタッフのみんなもお疲れ様でした。明日も3時半集合でお願いしますね!

 西表島、もう一つの夏の風物詩「停電」 2025年6月24日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

西表島の夏の風物詩「サガリバナ」。

そのサガリバナツアーは明後日の26日から開催しますが、先日、西表島でサガリバナと並ぶもう一つの夏の風物詩である「停電」がありました。しかも二日続けて…。

◆原因不明

台風でも来ていたら仕方がないのですが、この二日続けての停電の原因はよくわかりませんでした。
両日とも停電の発生した時刻は4時半頃。夕方にかけて電力の消費量が急増したことによるものだったのでしょうか?謎です…。

しゅうさんは以前、西表島での停電についてブログにしたことがあります。
しかし、今回はそのブログに基づいて対応するべきところを少々誤ってしまいました。自分で書いたブログなのに(汗)

◆2023年11月11日のブログでは…

→ 西表島で突然の停電…でも焦らないで!

1. まずは落ち着く

→ これは大丈夫でした。

夕方ということもあり、エアコンが切れるのが辛いくらいで、数分くらいで復旧すると高をくくっていました。

2. 周囲の状況を確認

→ 今回はここを見誤りました。

夜ならば明かりが消えて真っ暗になります。外に出てご近所さんの明かりもチェックすれば停電が我が家だけなのか町全外なのかが分かります。

しかし今回は暑さがピークの夕方の時間帯だったこともあり「エアコンの効いた部屋から出たくないな…」「どうせ数分で復旧するでしょ」みたいな気持ちがあり、20分ほど周囲の状況確認を怠りました。

スタッフ全員でのもぐもぐタイム(一日の終わりのミーティング)が終わる頃の停電だったので早々に解散しましたが、帰宅したスタッフから「こっちは停電した形跡がないし電気も普通に使えますよ」「停電はあったけど今はもう復旧してます」という報告が!

慌てて沖縄電力に電話すると、どうやら西表島の広い範囲の中で一部の家だけで停電が発生していて原因は不明とのことでした。
そうです。その「一部の家」こそ風車でした(泣)

◆停電から3時間後に復旧!

復旧には工事が必要と言われたので、しゅうさんは迷わず発電機を稼働させました!

台風時以外では滅多に動かすことのない発電機ですが、離島暮らしには必需品です。これさえあればエアコンも冷蔵庫もパソコンも、いつも通り問題なく使用できるのです。

涼しい部屋で過ごすしゅうさんとは対照的に、外では作業員の方が暑い中、一生懸命に復旧工事をしてくれています。

そして沖縄電力に通報してから約3時間…無事に復旧しました~ (*´▽`*) パチパチ♪
日曜日の夕方から工事をしてくれた方に感謝、感謝です!

これから夏のシーズンに入り、多くの観光客の皆さんが西表島に宿泊されます。
今回の停電の原因が電力の使い過ぎによるものなのかは分かりませんが、とにかく西表島では何でもない時に停電が起きます。

特に夜の停電はいきなり真っ暗になってビックリしますが、ほとんどが少し待てば復旧します。
しかし、思ったよりも長く停電がつづく場合、灯りのないままで出歩くのはやめましょう。電話で宿の方に状況を尋ねてくださいね。

 夜明け前の星空観察が楽しい季節です☆彡 2025年6月23日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

来週から始まるサガリバナツアーに備え、最近は通常より1時間早い4時起き生活をしています。

「明日から4時に起きよう」

そう決めたらアラーム無しでも4時に目が覚める、これは才能といってもいいでしょう。
本当は6時までぐっすり眠りたいのですが、どうしても起きてしまいます(笑)

◆2025年6月23日の「日の出」

東京の日の出はAM4:26、西表島はAM5:57。実に90分も差があります。

東京の空が朝焼けに包まれる頃、西表島はまだ星空です。本州から西表島に来られた皆さんは朝が来るのが遅いのに驚くことでしょう。

しゅうさんはツアーの準備を毎朝5時過ぎから始めますが、それまでの時間は外に出て星空を眺めています。今は新月に向かい、月も日毎に細くなっています。

◆2025年6月23日の「星空」

最近、夜明け前に星空を眺める時は東の空から見ます。今朝はAM4:40から観察を始めました。

まずは地球のお隣さんの金星。その近くには月、はるか右上には土星も見えます。

土星の下にはくじら座のディフダ、そこから右へ視線を移すとみなみのうお座の一等星フォーマルハウト。そのちょっと下につる座のティアキとアルナイル。

そして西の空の低い位置にはいて座がありましたが建物に遮られて撮影できず(涙)
さそり座にいたってはもう沈んでしまいました。

次に夏の大三角を眺めます。

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル。夏の星空の「主役」ですね。
中央の天の川もとてもきれいで、周囲をぐるっと見渡せばいて座からカシオペヤ座も見ることができました。

カシオペヤ座の近くには北斗七星のミニチュア版のようなこぐま座と、あまり馴染みの無いケフェウス座がはっきり見えます。

ケフェウス座について調べてみると、ギリシャ神話に登場する古代エチオピア王国のケフェウス王を表した星座だそうです。
どんな物語なのか興味がわいてきたので、石垣島の図書館に行ったら調べてみたいと思います。

頭を真上に上げるとペガスス座の四角形が大きく広がっていました。
ペガスス座の右にはうお座、左下にはアンドロメダ座。アンドロメダ座のモデルとなっているアンドロメダ姫の右ひざのすぐそばにはアンドロメダ銀河もうっすら見えました。

「なんでペガサス座って言わないの?」と思いググッてみたら、星座名はラテン語読みをするらしく、ペガサスのラテン語読みが「ペガスス」だそうです。

「聖闘士星矢の聖衣がペガススだったらあんまりカッコよくないなあ…」と思ってしまったしゅうさんです。まぁどうでもいい話ですが(笑)

◆星空観察から始まる一日を

こんな感じで同じ時間帯に同じ場所で星空を数日眺め続けると、あまり星に詳しくないしゅうさんでも頭の中に星の位置が入ってくるのです。

サガリバナツアー開催期間の前半(7月8日頃まで)は月明りがほとんどありません。
皆さんも早起きをした日は夜明け前の星空観察をお楽しみくださいね!

 【救命救急講習会】を受講してきました! 2025年6月17日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

昨日「救命救急講習会」が開催されました。

◆風車のガイド全員で受講

カヌーツアー終了後、片付けや明日の準備を済ませたら休む間もなく風車のガイド全員で参加してきました!

今回の講習会は沖縄県の水上安全条例に基づいての開催です。

まずは沖縄県内における水難事故の状況についての情報共有があり、その後はいつもの「心肺蘇生法」「AEDトレーニング」がみっちり行われました。

実は2週間前も竹富町の案内人条例に基づいた講習会があり、その時も同様に心肺蘇生法とAEDトレーニングを行いました。
今年はたまたま開催時期が重なりましたが、毎年、年に最低2回は同様のトレーニングを受けています。

◆オートショックAED

昨日の講習会では新しいことを知りました。
最近は「オートショックAED」という装置もあるそうです。

オートショックAEDには電気ショックを実施するためのボタン(通称:ショックボタン)が無く、電気ショックの必要性を装置が自動で判断して実施するそうです。
救助者の精神的な負担がかなり減りそうですね。

オートショックAEDには、それを示すラベルが貼られています。

しゅうさんが救助の現場に立ち会うことになり、AEDを使おうとしたらボタンが無い…!
オートショックAEDのことを知らなければ焦りまくりです(汗)

オートショックAEDと一般的なAEDの違い

ほとんどが「お約束」の講習内容ですが、こうして新しい情報にアップデートすることもできるので『重要』であるというのは間違いありません。
繰り返しトレーニングを受けることで、本当にいざという時、訓練通りの行動がとれるようにしておく必要がありますね。

◆AED設置場所

心肺蘇生法やAEDの使い方を知っていても、実際にAEDがどこにあるのか知っておく必要があります。

竹富町のホームページにはAEDの設置場所が一覧で紹介されています。

→ <竹富町> 各AED設置施設一覧

その中の一つ、上原港旅客ターミナルにあるとされるAEDをスタッフのミッキーが確認してきました。

写真を見ても分かるように、ターミナルの中に設置されていました。
これでは急きょAEDが必要になっても、ターミナルが開いている時しか使えません…。

AED設置場所一覧には島内35カ所の施設が掲載されていますが、いざという時、実際に使用できるAEDはどこにあるのか?
この点について、スタッフ全員で再確認しておきますね。

◆ちょっとだけサガリバナ情報

さあ、来週の26日からサガリバナカヌーツアーが始まります。
川満スーパーの駐車場からロビンソン小屋さんのサガリバナを毎日観察していますが、ついに開花しました!

たくさんの蕾も日々、ピンクに色づき、ふっくら成長していきます。
しばらくは可憐な姿と甘い香りに癒されそうです。

そしてしゅうさんはいつも4時30分の起床で大概、早起きですが、サガリバナツアーが始まると2時間早く2時30分の起床となります。

サガリバナツアーの開催中は軽い時差ボケ状態になりますが、体調を万全にし、皆さんのお越しをお待ちしております。

◆ 残りわずか!サガリバナカヌーコース

すでに満員もしくは残り数名の空き状況となりました。特にツアー開催期間の前半は非常に混み合っております。

ツアー参加をご検討中の方はお早めにご予約くださいね。

→ <夜明け前出発> サガリバナカヌーコース

 『サガリバナの様子は?』下見にいってきました! 2025年6月12日


こんにちは。ガイドの星です☆

いよいよ開催が2週間後に迫ったサガリバナカヌーツアー!
快晴となった昨日、フィールドの下見に行ってきました。

◆はじまりは絶景から!

風車のベースから30分のドライブでツアーフィールドの後良川(シイラ川)に到着。

トレーラーからカヌーを降ろします。
最高のカヌー日和なのに誰もいません!
絶景を独り占め♪

いざ出発!
海を背にして河口から上流へ漕ぎ出します。

両脇には西表島を代表するマングローブ林が広がります。ここから約30分、サガリバナスポットを目指して進みます。

◆ツアー本番は暗闇からスタート

熱中症警戒アラートが発令される中、たくさんの汗をかきながらカヌーを漕ぎましたが皆さまはご安心を!
実際のサガリバナツアーは夜が明ける前の早朝からの開催なので、暑さへの心配は無用ですよ。

静かな川を漕ぎ進むと、だんだん川幅が狭くなっていきます。
いよいよサガリバナの木が見えてきました!

◆順調に成長してほしいサガリバナ

早い時期の下見だったので花はまだ確認できませんでしたが、蕾はちらほら…。

ほとんどの木がまだ蕾すらできていない状態でしたが、中には少しだけ大きく育った蕾も確認できました。

毎年、成長速度や蕾の数が違うサガリバナ。

ガイドとしては蕾がたくさん確認できるか、毎年ヒヤヒヤの下見ですが、6月26日から始まるツアー本番までにはなんとか花が確認できそうな様子でした。

何より今年は例年より早い梅雨明けで、すでに真夏の暑さが続く毎日。
ここからはこの強い日差しを浴びて蕾がグングン成長するのではないかと期待しています。

僕たちガイドも皆さまを万全な状態で迎え入れできるよう、徐々に早起き生活にシフトしていこうと思います♪

◆ご予約はお早めに

例年、大人気のサガリバナカヌーコースですが、すでに満員もしくは残り数名の空きとなってしまった日が増えてきました。

西表島の夏の始まりを告げるサガリバナを観賞しながら漕ぐマングローブカヌーは、特別感あふれる体験となること間違いなしです。

全国の花好きのみなさま、西表島でお会いできるのを楽しみにしております!

→ <夜明け前出発> サガリバナカヌーコース

 『3Dセキュア』って何? 2025年6月11日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

最近「予約フォームから予約ができません」というお問合せが増えてきました。

◆いろいろ調べてみたら…

当店ではアソビュー社が提供している「ウラカタ」という予約管理システムを導入しています。

その予約管理システムでは、クレジットカードの不正利用を防ぐため “3Dセキュア2.0” という本人認証サービスを導入したそうです。

当店に限らず、3Dセキュア2.0を導入しているECサイトからクレジットカードで買い物をする際、本人認証に必要な設定が完了していないと決済ができないようです。

◆風車の予約フォームでカード決済ができない場合

ご利用になるクレジットカード会社のホームページで以下の点についてご確認ください。

  • 自分のクレジットカードが3Dセキュア2.0に対応しているか
  • 3Dセキュア2.0での認証サービスを受ける設定が完了しているか

何度試してもお手持ちのクレジットカードで予約が完了できない(決済ができない)方は、ツアー当日に現金でお支払いいただくことも可能です。

その場合は必ず こちら からご連絡をお願いいたします。

◆まめ知識1:西表島でカードは使える?

西表島では多くのお店でクレジットカードが利用できますが、一部の飲食店、果物や野菜を売る無人売店などは現金払いのみとなります。

また、いざ現金が必要となっても西表島には郵便局が東部地区と西部地区にそれぞれ一カ所ずつあるだけで、他の銀行やATMのあるコンビニもありません。

そして現金をお持ちの場合でも、スーパーや飲食店で両替をお願いしても断られるかもしれません。特に西部地区の郵便局は上原港から車で15分もかかるので、西表島ではお店の方も気軽に両替することが難しいのです。

このような事情から、西表島に来られる際はお札と小銭の現金をご用意されることをお勧めします。

◆まめ知識2:電子マネーは?

西表島での電子マネーやQR決済の普及率は、はっきり言って低いです(涙)

ちなみに八重山の住民はEdyをよく使います。
なぜなら八重山に上陸した最初の電子マネーがEdyで、その時、加盟店が一気に石垣島中に広がったからです。

今でもレジで支払をする時は「Edyで」と言う方は多いです。なんせ使い慣れていますからね。

◆まめ知識3:貴重品の落とし物

八重山を旅行していて財布や携帯、イヤホンなどの貴重品を落としてしまう場所は、やはりフェリーの中が多いです。

目的の島に到着したらすぐに下船したい気持ちもわかりますが、まずは座っていた座席の周りと足元をしっかりチェックしてから船を降りてください。

楽しみにしていた島時間の始まりが探し物では悲しいですからね。

 《熱中症対策》ご利用くださいドリンク販売中♪ 2025年6月10日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

本日はツアー当日の朝のちょっとした出来事についてのお話です。

◆朝のお迎えあるある

石垣島からツアーに参加されるゲストが西表島の上原港に到着すると、当店のスタッフが看板を持ってお出迎えいたします。

最初の出会いで交わされる会話が、
 「トイレに行ってきていいですか?」
 「飲み物を買ってきます」
この2つがとても多いです。

フェリーの中でずっとトイレを我慢していた。のどが渇いて仕方がない。という理由であれば「あ、いいですよ~」で問題ありません。

しかし実際は、
 「ツアーの前にトイレしておこう」
 「今のうちに飲み物を買っておこう」
というパターンが多いです。

そしてフェリーから降り立った大勢の人たちが一斉に「同じ行動」をすると、トイレや自販機は大行列!

賑やかな観光地によくある風景ですが、その風景に溶け込んでしまうと他のゲストをお待たせしたり、ツアーに出発する時間がどんどん遅くなってしまうのです(泣)

◆港で買うよりお得です!

風車のベースは上原港から車で2分の場所にあります。

やばい!もれちゃう (゚ー゚; 汗
というほどでなければ、とりあえずベースへ移動しましょう!

ベースには当店のお客様しかいないので(当たり前ですが)、ガイドの説明を受けながら、レンタルシューズのサイズ合わせをしながら、持ち物のチェックをしながら、トイレを済ませたり必要なドリンクを購入することができます。

現在、販売中のドリンクは

  • ミネラルウォーター 150円
  • アクエリアス 180円

この2種類です。

値段に関しては港で購入するより少しだけ安くしています。ドリンク販売で一儲けして城でも建てようか…など考えていないので(笑)

持参されたドリンクがある方も十分な量であるかガイドと相談してください。その日の気温やツアー内容によっては足りない場合があるので、その際はご購入をお願いします。

◆おすすめは水筒

ここでしゅうさんお勧めのドリンク術。

ツアー中のペットボトルドリンクはどんどん生温くなり、ボトルも最終的にはゴミになるので、お勧めは普段使用している水筒です。

保冷効果のある水筒にホテルの朝食会場などで氷や水を入れてツアー中に携帯すれば、いつでも冷えたドリンクが飲めます。

飲みきったら新しいドリンクを補充することでツアー中はずっと冷えたドリンクが飲めます。補充用としても当店のドリンク販売をご利用くださいね。

水分補給の不足による熱中症を防止するためのささやかな販売サービスですので、ガイドと相談しながらご利用くださいね。

◆石垣島からツアーに参加される方へ

風車のゲストであれば、西表島に到着するなりトイレや自販機の行列に並ぶ必要がないことがわかりましたよね?

西表島では本日も熱中症警戒アラートが発令されました。天気予報を見てもこの先ずっと30℃超えの日が続くようです。
暑い中、行列に並ぶ体力をカヌーやトレッキングに使いましょう!

→ <WN> 西表島の天気予報

 いよいよ梅雨明け!熱中症警戒アラート発令中!! 2025年6月8日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

ただいまエアコンをつけて扇風機は風量「中」にしながらこのブログを書いています。

本日5時、今年3度目の熱中症警戒アラートが発令されました。

そして先ほど沖縄気象台より沖縄地方が梅雨明けしたとの発表がありました!

今年の梅雨明けは「平年より13日早い、昨年より12日早い、1951年の統計開始以降、最も早い(1位の2015年と同順) 」とのことです。

→ <沖縄気象台> 梅雨明けの発表

庭に咲くプルメリアにとっては「ウェルカムですぅ♪」な夏本番がやってきましたが、人間にとっては…あ、暑いです(汗)

◆熱中症についておさらい

暑さでツアーが中止になることはありませんが、日本の夏の暑さは深刻です。熱中症は日頃から個人で対策しなくてはならない時代になりましたね。

これから10月中旬まで、西表島は一番暑い(蒸し暑い)季節を迎えます。

その暑さの中でアクティビティ体験をされる方には西表島に来られる前までに熱中症になりにくい身体づくりをしていただきたいのです。
熱中症について過去のブログも参考にしていただけたら嬉しいです。

《ご注意》真夏のカヌーツアー

《2025年 夏休み》ご予約が入り始めてます!

※要注意※ 熱中症警戒アラート発令中!

◆もしツアー中に熱中症になったら?

暑い日のツアーではガイドが定期的にお客様の体調をチェックしますが、ちょっとした違和感があれば早めにお知らせください。

ちょっとした違和感とは「頭が痛くなってきた」「気持ちが悪く吐き気がする」「息苦しい」「水が飲み込みにくくなった」「視界がチカチカする」などなど。
ガイドは飴や塩分チャージタブレッツ、冷えピタを携行しているのでお配りします。

それでも体調が良くならない場合は、早めに下山することを強くおすすめします。
温度も湿度も高い、風通しの悪いジャングルでは、体調の回復はなかなか難しいので早めに出発地へ戻りましょう。

出発地へ戻ったら以下のように対処します。

  • 水分が摂れる … ホテルへ戻り冷房の効いた部屋で休む
  • 水分が摂れない … 診療所で診察を受ける
◆カヌーツアー前日の過ごし方

夏のご旅行は一生の思い出になりますよね。
風車のカヌーツアーへ参加してくださる皆さまにも、もちろん楽しい思い出をつくっていただきたいです!
そのためには「ツアー前日の過ごし方」が重要と当店では考えます。

ツアーの前日はなるべくアルコールは控え、とにかく睡眠をしっかりとってください。特にダイビングやシュノーケルをされた身体は思いのほか疲れています。

真夏のカヌーとトレッキングは、とにかく身体を動かす疲れ以上に強い日差しの下でのカヌー、蒸し暑いジャングルのトレッキング、このような季節的要因がとても厳しいので、それらをご理解いただいた上でツアーにご参加くださいね。

◆旅のリスクは国内旅行傷害保険でカバー

屋外でのアクティビティツアーでは予期せぬアクシデントが発生するリスクがあることはご承知のとおりと思われます。

例として、ケガ、熱中症、携行品(スマートフォンやカメラなど)の破損や紛失などが挙げられますが、これらのリスクが心配な方はご旅行へ出発する前に国内旅行傷害保険に加入しておくことをおすすめします。

数百円から加入できるものもあり補償内容も様々です。また、国内旅行傷害保険は多くのクレジットカードに付帯されているので、お手持ちのクレジットカードの付帯保険も確認しておくと良いでしょう。

西表島は国内旅行とはいえ川でのカヌーやキャニオニング、未舗装の山道でのトレッキング、海での海水浴やシュノーケルなど、普段し慣れないことをするので、注意をしていても熱中症になったり、いきなり怪我をしてしまうこともあります。

「備えあれば憂いなし」で旅の安心をグレードアップしましょう!

 2025年5月版|西表島カヌーツアー風車に決めた理由  2025年6月4日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

早いもので6月に入り一週間が過ぎようとしています。
東京や大阪でもぐつついた天気が続き、週末以降にいよいよ梅雨入り?といった感じですかね。

さて、本日は毎月恒例の「風車に決めた理由」の5月版についてです。

◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースにご参加の方
  • 制限地域に入りたかった
  • Able to go to top and bottom of waterfall.(滝の上と下に行くことができる)
  • ピナイサーラの滝の上に登れるから
  • ピナイサーラの頂上までいけるから
  • 滝の上へ行けること、滝での八重山そば
  • 八重山そばが食べられること
  • クチコミ、昼飯
  • 1日ツアー
  • 自然を感じられると考えた為
  • ピナイサーラへ行ってみたかったので
  • 滝を見たかった
  • ツアー内容と価格
  • 色々体験出来そうだったから
  • 1人で参加可能、口コミ
  • More affordable and read a review that said the tour guide could speak very good English!(手頃な価格でツアーガイドの英語がとても上手だというレビューを読みました!)
◆ピナイサーラの滝(滝つぼ)コースにご参加の方
  • 時間の無駄がない旅程にできるプランだった
  • 時間と料金
  • 半日というところです!
  • Half day option.(半日コースだから)
  • 半日コースがあった為
  • 半日ツアーでカヌーとトレッキングができるので
  • ツアー内容、時間(半日を有効利用できるため)
  • スケジュール、内容
  • 午前中にカヤックをしたかった
  • おそい時間がよかったので(午後コース)
  • 値段、手軽に自然が楽しめそうだったから!
  • 料金、内容、カヌーに興味があったので
  • 1人でも参加可能
  • 手づくりおやつとねだん!
  • ジャングルトレッキング、滝、マングローブ
  • 滝とカヌーの両方を短時間で行ける
  • ピナイサーラのたきが見れること
◆マングローブカヌー&由布島コースにご参加の方
  • マングローブカヌーと由布島ツアーということで息子と義母、家族皆で楽しめるという素敵な体験が可能であることが嬉しく申し込みさせていただきました
  • 3世代で参加できるところです
  • 行きたい場所、やりたい事がすべてありました
◆マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコースにご参加の方
  • 五歳児も参加できて子供中心に考えてくれてそうだから
  • 子供に配慮してくれそうなホームページの内容
  • 写真データ付き、子どものペースで参加できそう
  • 小さい幼児も楽しめる内容のものを選んだ
◆カヌー体験コースにご参加の方
  • 70代なのでカヌーツアーが安心して行けそうでした
  • 70才以上可ということ
  • 時間が短くマングローブカヌーだけだったので
  • ホームページの説明がとてと分かりやすく、カヌーだけ乗りたいというコースが希望とマッチしたから
  • カヌーのみのツアーだったので
◆クチコミについて
  • 口コミが良かったから
  • 1日で魅力的なコースがあり、口コミもよかった
  • レビューが良かったから
  • Many good reviews.(良いレビューがたくさんあります)
  • 口コミの評価件数と、高い評価
  • Googleの口コミ、ネット予約ができたこと
  • アソビューの評価
  • 友達がこのツアーに参加していた
  • 知人からのおすすめ
  • 職場でオススメしてもらったため
  • 宿泊先からお勧めされたので
  • パイヌマヤホテルで勧められました
◆風車公式サイトについて
  • HPがわかりやすかった
  • HP、ネットから選びました
  • とても親切丁寧なホームページの内容も安心感がありました
  • ホームページの内容やブログが詳しく丁寧で安心できたので
  • ツアー内容に関する詳しい説明があったこと
  • ホームページの充実さ
  • ホームページをみて安心して申し込めると思いました
  • 前日にHPで空きがあった
  • 料金設定額やHPによるスタッフ紹介を見て親切さが感じられたので
  • Easy to understand website, very clear.(とてもわかりやすいウェブサイトです)
  • オンラインで予約状況が確認できたから
  • ネットからスムーズに予約ができ、すぐに返信がきて対応に安心できたから
◆その他
  • キャニオニング
  • We are interested in seeing Iriomote’s unique nature.(西表島のユニークな自然を見ることに興味がありました)
  • 過去、利用させてもらったので、安心、信頼がある
  • ガイド本の写真やスタッフの方が良さそうだった
  • 荷物の預かりやシャワーの設備がしっかりしてそうだった
  • ホテルの提携先だったから
  • ガイドのみっきーさんのことを知っていたから
◆2025年5月の傾向

GWが終わると「1人でも参加可能」が決め手になったゲストが多くなりました。なぜでしょう?

西表島では春休み、GW、夏休み、冬休みは家族旅行で来られる方が多く、当店もファミリーで楽しめるツアーに人気が集中します。
しかし、その時期が過ぎると西表島は完全なオフシーズンに入り「一人でふらっと来ちゃいました」みたいなゲストが増えてきます。

家族旅行でにぎわったGWも連休が明けると一人旅の割合が増え、その傾向は7月上旬まで続きます。

◆一人旅で直面する問題

自由気ままな一人旅。
オスシーズンは特に飛行機もホテルも余裕があるので「のんびりノープラン」の方も多く、アクティビティも天気を見ながら直前に決めるようです。

しかし…
「一人だし空いてるでしょ♪」
これが意外に思い通りになりません。

ツアー催行は2名様から問題に直面してしまうのです。

ただでさえ観光客の激減するオフシーズなので、閑古鳥の鳴くアクティビティショップはたくさんあります。

それなら一名だって予約を受ければいいのに…。と思われるかもしれませんが、実際に一名様分の売上だけでは赤字になってしまう場合があるので、オフ日にして備品のメンテナンスや休息に充てたり、もしくは「ツアーは2名様から開催します」となるのです。

1名様のご予約であっても立て続けに入ってくる確約があれば状況は変わると思いますが…。

◆風車は1名様から受付、ツアー開催!

アクティビティショップにはそれぞれの営業スタイルがありますが、当店では年間を通して ピナイサーラの滝に行くコースは1名様から受付、1名様でもツアー開催 しております。

  • ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース
  • ピナイサーラの滝(滝つぼ)コース

せっかくのご旅行が “おひとり様” が原因で諦めざるを得ない状況になってしまうのは非常に残念なことです。

西表島で一人旅を楽しまれる方にとって我々ができることは?
そう考えた時、やはりお一人様であってもご予約をお受けし、ツアーを開催すること以外にありません。単純明快ですね!

◆小さなご縁も大切に

しゅうさんは朝の6時前からツアーの準備をします。ゲストが一名様のみの日も。

ツアーのおやつ “ムーチー” を作るのに1時間近くかかるので、得意の早起きを活かして早朝からお菓子づくりをするのです。

そしてスタッフも7時半~8時には出勤し、朝のミーティング、ベースの掃除、ツアーの準備などを済ませてから、一名のゲストをお迎えに行きます。

一名様でのツアー開催の良さは、いつも以上に小回りの利く対応ができ、いつも以上にガイドとお客様がコミュニケーションを取れることにあります。
ゲストにとっても他のショップでツアー参加を断られ、西表島でのアクティビティを諦めかけた矢先の貸し切りツアーは嬉しいですよね!

一名様でのツアー開催は正直、儲け的なものはありません。
しかし、それでもツアーを全力開催することで楽しんでいただいたゲストがレビューやSNSなどで風車を紹介してくださり、それを読んだ多くの方が風車のツアーを選ぶ決め手となる。

このありがたい一名様とのご縁は今後も大切にしたいですね!

◆6月26日開始!サガリバナツアー

ここ最近は天気もイマイチでツアーの予約がなかなか入りにくい日が続いていますが、梅雨明けから始まるサガリバナツアーに向けて準備は着々とすすめています。

昨年までとの大きな違いは、二人乗りカヌーを一つ増やした(購入した)ことです。

これは「より多くのゲストに参加していただきたい」というよりは「ガイドと一緒に乗れる機会を増やしたい」という想いからです。

サガリバナツアーで使用するカヌーは二人乗りタイプのものです。
しかし、お一人でツアーに参加される方、そして60代から70代の女性の参加が多く、夜明け前の暗闇に包まれた川を初対面の方と一緒にカヌーを漕ぐことに不安を感じる方がいらっしゃいました。

そのため、今年からガイドと一緒にカヌーに乗れる確約オプション(料金3,000円)をご用意いたしました。
有料ではありますが、ガイドの説明を間近に聞けたり、行きたい方向へスムーズに移動できたり、写真撮影に集中できたり、良いことづくめです。

カヌーを漕ぐことや初対面の方を気遣うことに頭も体もいっぱいになりそうな状態を避けたい方は、ぜひこちらのオプションをご検討ください。なんせお花見カヌーですからね!

◆2025年もAllガイドで対応!

今年のサガリバナツアーも昨年同様、全ガイド4名体制でご案内します。

ツアー当日のゲストの組み合わせによりお一人となってしまった方は基本的にガイドと一緒のカヌーに乗っていただきます。
しかし、例外としてカヌー経験者で一人乗りを強くご希望される方にはカヌーの空き状況により対応可能な場合もあります。その際は当店までご相談くださいね。

お問い合わせフォーム

あ、ちなみに西表島で最も手軽に、最も見物されているロビンソン小屋さんのサガリバナ。
昨日の様子では小さな蕾をつけた花房がいくつか垂れ下がっていました。

中にはほころんだ蕾から雄しべが顔をのぞかせているものもあり、開花が近いことを教えてくれましたよ。

これからはシイラ川のサガリバナの開花状況もブログで報告していきますね。お楽しみに!

 それって本当?「クーラの滝は○○○…」 2025年5月29日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今日は数日前にもご紹介したクーラ川の上流にある「クーラの滝」についてのお話です。

◆いつの間に…?

“クーラの滝には「幸運を呼ぶ」という意味があり、地元の人もその利益を求めて訪れる神聖な場所である”

このような情報がネットにありますが、本当なのでしょうか?

というのも、西表島に暮らして25年以上になるしゅうさんですが、そのような話は聞いたことがありません。また、地元のおじい、おばあが何かしらのご利益にあずかるためにクーラの滝へ通う姿も見たことがありません。

いつの間にこのような信仰めいた情報が生まれたのか…謎です。

◆古き良き時代は今…

しゅうさんが西表島に移住する際にとてもお世話になった老舗の民宿「あけぼの館」では、食堂に「もだまの滝」と題されたクーラの滝の写真が飾ってありました。今もあるのでしょうか…?

あけぼの館は古くからの常連さんに根強い人気の宿です。
何十年も前に、たくさんのモダマがクーラ川の周辺に自生している光景を見て、常連のどなたかが「もだまの滝」と名付けたのでしょう。

モダマはマメ科の植物です。
らせん状の頑丈なツルをジャングルに縦横無尽に伸ばします。

大自然のブランコは子供たちにも人気でした。

長さ50~100センチにもなる大きなサヤを実らせ、サヤの中には直径5センチほどの豆が、多い物では10個ほど入っています。

サヤは乾燥するとわさび色からきつね色に変化し、そのままの姿で観賞用に飾られることがあります。
また、豆は艶のある栗色になります。とても固く、厚みのある丸い形をしているのでキーホルダーやアクセサリーに加工されることが多いです。

ただクーラ川沿いにいっぱいあったモダマも誰かが伐採したのか、乱獲による影響なのか、その姿を見ることはほとんど無くなりました。
モダマの大きなサヤがあちらこちらで実る豊かな光景が消えてしまったことは、とても残念でなりません。

◆クーラは「小浦」

クーラは漢字では「小浦」と書くようです。

八重山民謡の「鳩間節」にも登場する小浦(クーラ)一帯は、鳩間島の人たちが船で通いながら水田を作っていたそうです。

→ <琉球村>100 OKI SONG『鳩間節』

「小浦」自体の由来までは分かりませんでしたが、島のおじい、おばあと話す機会があればいろいろ質問してみます。その際、本当に「幸運を呼ぶパワースポット」的なお話も聞けたらいいですね。

過去の記事