卒業旅行、社員旅行、グループ旅行の幹事さんへ 2019年3月18日
3月に入り風車では卒業旅行でツアーに参加される学生さんの団体がとても多く、毎日賑やかで元気をたくさんもらっています。
から社会人となる方、大学院に進む方など様々でしょうが、またいつか西表島に遊びにいらしてくださいね。
◆団体旅行で風車が選ばれる3つの理由
さて、大人数での旅行となると幹事さんは大忙しになると思いますが、風車では幹事さんのサポートにも力を入れています。
(1) マメな情報交換
当店では基本的に、日中はベース(お店)が留守になることはありません。
待機スタッフが常駐しているので、ツアー中のガイドがフィールドで電話対応するなんてことはなく、じっくり落ち着いてご相談にのることができます。
ベースでの待機スタッフ常駐に当店がこだわる理由は他にもあります。
もしツアー中に非常事態(ゲストの体調不良、天候の悪化によるツアー内容の変更、など)が起きた場合は、予備ガイドが緊急出動できる体制づくりも備えています。
(2) チーム分け
団体(5名以上)と個人(1~4名位)のゲストはチームを分けてツアーを開催します。
混合ツアーになってしまうと、皆がお互いに気を遣う状況が生まれてしまい、場合によっては楽しみが半減してしまう事態も考えられます。よって、当店ではゲストの人数や年齢層などに配慮したチーム分けを可能な限り行っております。
(3) 修学旅行も対応可能
当店では80名様以上の団体対応実績があり、旅行会社様からの委託で関西圏を中心とした修学旅行の受入れも行ってきました。
人数制限のあるピナイサーラの滝エリアでは1ショップあたり14名のゲストしかご案内できませんが、15名以上でのツアー申し込みをご希望される場合は他ショップと連携してツアーを開催いたします。
その際は風車が責任を持って一元で取りまとめを行いますので、幹事さんが複数のショップとやり取りする面倒はありません。
◆団体旅行に対する風車のこだわり
大人数の団体旅行といっても様々なケースがあります。
三世代ファミリーだと下は幼児から、上はじぃじ、ばぁばといった幅広い年齢層のグループ。
若手と上司に体力差(若手優勢)が生じる社員旅行のグループ。
卒業旅行においても男子と女子では腕力の差がみられます。
団体旅行だからといってゲストの評価が平均的に良ければいい、なんてことは当店は考えておりません。
一番大切なのはゲストのお一人、お一人に満足していただく事で、団体だからといってツアー代金を大幅に値下げすることは当店ではありません。
逆に団体旅行だからこそ、更なる体制の充実を実行しています。
それは、ゲストの一部がツアー途中で体調が悪くなっても、ツアーの進行に大きな影響がでないようにガイドを通常より一名増員してフォローします。そう、これが風車のこだわりの一つであるアシスタントガイドの設置です。
◆幹事さん、まずは風車にお問合せを
修学旅行は一年以上も前から準備が始まり、旅行会社の担当者や学校の先生は事前に西表島に来て現地視察をされます。
しかし、修学旅行以外の多くの団体旅行では事前の下見というのは現実的ではありませんので、当店では可能な限り情報提供をしたいと思います。
西表島では何をしたらいいのか?
夜はどこに食べに行ったらいいのか?
今の時期の服装は?
などなど。
心配事があっても大丈夫です。
私たちと一つ、一つ不安や疑問を解決し、最高の団体旅行(卒業旅行、社員旅行、グループ旅行)にしましょう!
→ お問い合せはこちらまで
風車のレンタルシューズについて(2019年3月現在) 2019年3月14日
風車では、ツアー中に使用する専用シューズを無料でお貸ししてます。サイズは18cm~32cmで予約の必要はありません。
当店までビーチサンダルで来られても大丈夫ですよ。
◆フィッティングに時間をかけます
当店ではゲストをお迎えしたら、そのままフィールドへは直行しません。まずはベース(お店)に集合し、これから始まるツアーに関するブリーフィング(事前説明)をじっくり行います。
受付手続きや持ち物の確認。そして重要なのがシューズのフィッティングです。
カヌーを漕いでいる時もトレッキングをしている時も履き続けるシューズなので、少しでも足への負担を少なくする必要があります。
ツアーの始まりから終わりまでゲストの安全を支えてくれる大切な相棒。
時間を気にせず、ご自分の足にしっくりくる一足をじっくり選んでください。
◆こだわりのフェルト底シューズ
シューズは靴底がフェルト生地になっている沢歩き専用のものです。
ツアー中は川沿いの大変滑りやすい岩場を歩くことが多く、川の中をジャブジャブ歩く時は膝くらいまで水に浸かるので、さらに滑りやすくなり足もとも非常に見えづらくなります。
そんな時、ゴム底だとツルっと滑って転ぶ危険性が高いのであまりお勧めできませんが、フェルト生地なら接地面との摩擦が強くなるので歩きに安定感が生まれます。
基本的にはシーピープル社製のブーツをご利用いただきます。
サイズは18㎝から30㎝までご用意しておりますのが、それ以外のサイズをご希望の方はツアーのご予約時にご相談ください。
◆濡らしてもいいんです、汚してもいいんです!
そもそもマングローブの川で遊ぶのに泥汚れから逃れることはできません。
ゲストの皆さまにはシューズをなるべく濡らさないよう、汚さないよう、とても大事に扱っていただいているようです。
しかし、雨の日に水たまりをよけながら歩く都会生活とは違います。西表島の大自然相手のアクティビティーです。
当店はシューズは消耗品だと考えています。
濡らしても、汚しても全く問題はありませんので、泥水をジャンプしてよけたら転倒!なんて事の無いよう、ケガ防止を第一に考えトレッキングをお楽しみください。
◆交換はご遠慮なく
当店では定期的にレンタル品の破損状況のチェックを行っていますが、西表島の強烈な紫外線と年間を通しての高い湿度、そしてマングローブの川に含まれる塩分の影響によって、特にシューズは傷むのが早いのです。
フィッティングの際、実際にシューズを履いて違和感がないか、穴が開いていないか、ソールは剥がれていないか、などなど…。
再度チェックをお願いします。ツアーの出発前であればすぐに交換いたします。
西表島のガイドもホッとひと息 2019年3月12日
ずっと雨や強い北風でツアーの開催もままならない状況の西表島でしたが、本日やっと天気が回復しました!
空模様が安定しているとガイドの気持ちも安定します(笑
今日はツアー終了後のミーティングでガイドたちにメッセージを一言ずつもらいました。ここ数日、どれだけ天気に悩まされたのかわかりますね。
◆何日ぶり?待ちに待った青空と太陽
思わず深呼吸したくなるような澄んだ青空と顔に照り付ける強い日差し。
曇りがちな西表島の冬を過ごしてきた自分にとって、これ以上ないご褒美をもらった気分でした。
そんなベストコンディションの中、今日は ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース に行ってきました。
雲ひとつない青空と心地よい風が吹き抜けていたお陰で、カヌーとトレッキングにはピッタリの一日でした。
滝上までのハードな道のりを頑張って歩いたご褒美には息を呑むような絶景が待っています。
緑が生い茂るマングローブ林、遠くまで広がる青い海。これぞ “The西表島” です。
その日の天気次第で表情を変える滝上からの景色は毎日見ていても飽きることはありません。
気温、湿度とも高い夏より、今こそがカヌーとトレッキングに最適な時期だと思います。
八重山旅行をお考えの皆さま、ぜひ西表島へ。
晴れたら爽やかな初夏の陽気に包まれる今の季節もおすすめですよ!
<ガイド> 星☆
◆夏もいいけど3月もGood!
ここ連日は雨でツアーに行けない様な状態でしたが、本日は雲ひとつないきれいな青空が望めました。
これから天気の良い日が多くなり、過ごしやすい季節になっていきます。
倒れそうなくらい暑い夏も西表島らしくて好きですが、快適に動ける3月の西表島も大好きです。
<ガイド> みわっち
◆卒業旅行に最適な西表島!
本日の西表島は見事な晴天で最高の一日となりました!
ツアーにご参加者のお二人は卒業旅行とのこと。いい思い出はたくさん作れましたか?
今日はカヌー中に潮が満ちて、普段は入ることのできないマングローブの森の奥まで入ることができました。
春から社会人ですね。落ち着いたらまた西表島に遊びにいらしてください!
ツアーのご参加ありがとうございました。
<ガイド> ダイちゃん
西表島へのアクセスについて(2019年3月現在) 2019年3月11日
※ご注意※
こちらの記事は2019年3月のものです。最新の情報については以下をご覧ください。
→ 上原港へのアクセス(2024年3月31日まで有効)
◆風車のすべてのツアーコースは石垣島から参加できます
石垣島から西表島を観光するには、まずは石垣港離島ターミナルへ行かなくてはなりません。
当たり前ですが…笑
2008年にリニューアルされた石垣港離島ターミナルですが、リニューアル以前から親しまれていた「離島桟橋(りとうさんばし)」という呼び名を使う方もいれば、最近では「離島ターミナル」と言う方も多いようです。
「離島桟橋が~」なんて言う方がいると、八重山在住歴10年以上はあるな。なんて私的には思います。
2018年4月1日からの5年間は命名権取得の関係で愛称が「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」となったそうですが、“ユーグレナ=離島ターミナル”というイメージは、少なくとも私の身の周りではまったく浸透していない様子です。
もし石垣島でタクシーに乗ったら「離島桟橋まで」とか「港まで」と言えば十分伝わりますよ。
また、レンタカーを石垣島で借りたまま離島めぐりへお出かけになる場合は、離島ターミナルのコインパーキングや少し離れた場所にあるホテルイーストチャイナシー近辺のコインパーキングのご利用をお勧めします。
◆船会社について
ターミナル内には「安栄(あんえい)観光」 と「八重山観光フェリー」 という船会社の乗船券売り場があります。
現在、安栄観光と八重山観光は共同運航をしており、安栄観光の乗船券で八重山観光フェリーの船に、八重山観光フェリーの乗船券で安栄観光の船に交互乗船することができます。
例えて言うならANAの搭乗券でJALの飛行機に乗れますよ。といった感じです。
◆上原港行きの船が欠航した場合
当店のツアーに参加する場合は、基本的には安栄観光で上原港行きの乗船券を購入してください。
しかし、上原港行きの船が欠航してしまった日のアクセスはちょっと複雑なので以下に注意点をご説明しますが、ここで重要なのは「上原(うえはら)」と「大原(おおはら)」をしっかり区別して理解していただくことです。
(1) 当店は上原港近辺にありますが、上原港行きの船は北風が吹くと欠航する場合が多いです。
(2) 上原港行きが欠航したら、上原港から約40キロ離れた大原港行きの船に乗って西表島へ来ていただきます。その際、安栄観光で石垣港~上原港の乗船券を購入した方に限り、安栄観光が走らせる大原港~上原港の臨時バスに乗ることができます。
(3) 臨時バスに乗る際はドライバーに「上原港まで」と伝えて終点の上原港で下車してください。
(4) 当店のスタッフが上原港でお迎えします。
安栄観光の臨時バスは下の写真のようなペイントがされています。
マイクロバスや大型バスなど、車両はその時によって違いますのでご注意ください。
◆「安栄観光で買う」「石垣港~上原港の乗船券を買う」 がポイント
共同運航している八重山観光フェリーで乗船券を購入しても、安栄観光の臨時バスには乗れません。八重山観光フェリーも臨時バスがありますが、予約が必要だったり路線バスを併用している便もあるので、安栄観光の方がシンプルで使い勝手が良いのです。
どうですか?
上原港行きが欠航した際の交通事情、ご理解いただけたでしょうか。
◆乗船券の予約について
ここ最近「船のチケットは予約したほうが良いのですか?」というご質問をよく受けます。
実際に、安栄観光や八重山観光フェリーのホームページから事前に乗船券予約をすると料金が5%割引きになるのでお得です。
しかし、ここで注意が必要なのが「乗船券予約」という言葉です。
通常、私たちがイメージする「乗船券予約」とは「前もって予約したから船の座席は完全に確保済み!」ではないでしょうか。
ところが、以前、当店のゲストが前もって乗船券予約をしたにもかかわらず、予約していた船に乗れなかった事がありました。
なぜこの様な事が起こるのでしょうか?
どうやら乗船券予約をしていても、実際に船会社のカウンターで乗船券を発行してもらう時点で既に船が満席であれば、乗船を断られてしまうそうです。
つまり
“乗船券予約=座席の確保&座席指定ではない”
という事です。
では、このような悲劇が起きないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
答えは、乗船券予約をするしないに関わらず、とにかく早めに離島ターミナルへ行き、早めに乗船券を購入して、乗船予定の船が出航する桟橋(ターミナル)に早めに移動して並んでおく。
これに尽きるのです。
これらをクリアすることが一番重要で、さらに乗船券予約をしておいて割引価格で購入するのが賢い旅の仕方かな。と思います。詳しくは安栄観光に直接お問合せください。
◆離島めぐりをお考えの方
風車のツアーだけでなく、離島巡り(例えば竹富島や小浜島にも行く)も計画されている方は、フリーパスの方がお得な場合もあります。詳しくは安栄観光に直接お問合せください。
コースを変更してピナイサーラの滝つぼへ! 2019年3月10日
ここ最近は雨、雨、雨…の西表島でしたが、今日はやっと天気が回復。
昨日、一昨日と雨のため中止になったツアーもようやく再開することができました。
◆雨の影響が残ります
とはいえ、降り続いた雨の影響でピナイサーラの滝はかなりの増水。滝上の状況も安易に想像がつき、もちろん行くのは危険と判断。
本日ご予約のツアーは「ピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)コース」でしたが、カヌーとトレッキングで滝つぼのみを目指す内容に変更しました。
◆女の底力と男の意地がぶつかり合う滝つぼタイム
本日ご案内したゲストは一人艇(一人乗り)のカヌーをご利用になりました。
一人艇は通常は男性が漕ぐ方がスピードも出て、女性が後を追うパターンが多いのです。
しかし、本日は女性のお二人がぐいぐいと男性陣を引っ張っていくという、とても頼もしい漕ぎっぷりでした。
そして男性陣も負けてはいません!
まだ冷たさの残る滝つぼで泳ぐという「男の意地」のようなものを見せてくれました。
ちなみに普段なら左にある大きな岩の所までしか滝つぼの水はありませんが、今日はこの様な状況でした。
◆ランチは風車のベースで
通常はフィールドでのランチタイムとなりますが、今日は滝の下も大増水。滝つぼに収まりきらない水がジャンジャン溢れ出て、辺り一帯まさに大洪水です。
滝からの水しぶきも大雨のごとく、1分もしないうちにずぶ濡れです。
体が冷えるのも心配なので、ベースに戻って熱いシャワーで体を温めてからのランチとなりました。
◆春は空模様がきまぐれです
季節の変わり目は雨が多かったり天候の急変に見舞われることもありますが、当店では臨機応変にベースを活用して無理のない安全なツアーを常に心がけております。
南国・西表島とはいえ、まだまだ冷たい雨の降る日もあるでしょう。
午後からは気温も下がって冷え込んだ夜になりましたが、せっかくの旅行で風邪などひかぬよう体調管理には気を付けて西表島を満喫してください!
本日もツアーのご参加ありがとうございました。
念願のリベンジツアー! 2019年3月7日
本日のツアーにご参加のお二人は、以前、夏にも同じコースをお申込みいただいていたとのこと。
しかし、台風の影響でツアーに参加できなかったとか。
天気のこととはいえ、本当に申し訳ないです!
数か月前から旅行の計画をしているのに出発直前に台風が発生して中止…なんてがっかりしますよね。
だけど、本日はリベンジでまた西表島を目指していただいたこと、そして何よりも前回はキャンセルになったけど、今回も当店をお選び頂いたこと、とても嬉しく思います!
◆典型的な冬型の空模様…
しかし、今、日本列島はいわゆる西高東低の冬型の気圧配置。
朝はウグイスも鳴いていましたが、次第に「冬の台風」が近づいてきました。
強い北風、そして時おり降る横殴りの雨。
台風直撃のように屋根が飛ぶほどの風ではないけれど強風に弱いカヌーですので、こんな日は限られたフィールドでしかツアーが開催できません。
と言いますか、こんな日でも自然体験できちゃうのが西表島。
通常コースを短縮して、名瀑ピナイサーラの滝の「滝つぼ」目指していざ出発!
▼向かい風の中でのカヌー
▼雨の影響で滑りやすくなった山道
▼滝からの水しぶき
想像以上にワイルドな一日になったのではないでしょうか?
雨に濡れながらでも笑顔のお二人にガイドも元気をいただいた一日でした。
本日のご来店ありがとうございました。また、ぜひぜひお越しください!
ツアーの日、天気が悪そうですが… 2019年3月6日
本日の早朝、ガラス窓を叩く雨音で目覚めてしまうほどの強い雨で一日がスタートしました。
前夜の天気予報では「明日は前線の通過にともない午前中に雨が激しく降る」とのことでしたが、見事に的中です。
今日、予定されていたツアーは「ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース」でしたが、山登りの行程は危険と判断し、内容をアレンジして午前中は由布島の水牛車観光へ出かけ、カヌーは雨が一段落する午後に開催することにしました。
さて、カヌーツアーのガイドが天気予報を気にするのは当然ですが、ゲストも出発前から西表島の天気が気になるのではないでしょうか?
本日のゲストの皆さまも明け方の雷雨にはさぞ心配されたことでしょう。
今日は良い機会なので、雨の日にがっかりしたツアーにならないための当店の取組みをご紹介します。
◆雨の日でも楽しむための3つのポイント
1. 前日に情報提供します
当店ではツアー前日にゲストへ電話やメールでツアーに関する伝達事項の確認をとります。
通常はフェリーの時間、服装や持ち物、コース内容などの確認ですが、悪天候が予想される場合はツアー当日に考えられる状況を可能な限り、様々な場面を想定してお話しします。ツアーの中止が懸念される場合は特に慎重にご説明します。
そうする事によるゲストのメリットとしては、もしツアーが中止になった場合に備え、違うプランを前もって考えておくことができます。
ツアー当日の朝、
お店側 「今日のツアーは中止です」
ゲスト 「エーッ! いきなり言われても…」
これではツラ過ぎますよね(汗
2. ツアー当日の朝もやりとりは続きます
早朝5時、当社のスタッフは最新の天気予報をチェックします。
悪天候の予報であれば、昨夜からの天気の移り変わりや降水量、現在の西表島の状況などを熟慮した上でツアー催行が可能かどうか判断し、ゲストにメールでご連絡します。
もしメールでのやりとりでは不安、不明点などがあれば7時頃から電話で説明いたします。
ここまでやるから風車のツアーは安心して楽しめます。
3. 服が濡れてもノープロブレム!
当店は5つのシャワー室と更衣室、広々とした休憩室を完備しております。
西表島内のカヌーツアー専門店の中でも、ここまで設備が整っているのは風車だけです。
汗だくでツアーが終了しても、熱いシャワーを浴びて乾いた服に着替えれば気分爽快です。
服や体が濡れたまま帰りのフェリーに乗ると風邪をひく原因にもなりますので、ぜひ着替えは一式お持ちください。
風車なら西表島にいるうちに身支度をきれいに整え、石垣島へ着いたらそのままディナーへ出かけることができますよ!
◆小雨程度なら通常開催可能なコース
西表島を代表するピナイサーラの滝と由布島を一日で楽しめる ピナイサーラの滝&由布島ツアー をぜひお楽しみください。
ジャングルクイズとソウルフード!? 2018年6月26日
こんにちは~
風車のダイちゃんです!
梅雨も明け、西表島に正真正銘の夏がやって来ました♪
今日はピナイサーラの滝上&滝つぼの1日コースにお出かけ。
ピナイサーラの滝は沖縄県で一番の落差(55メートル)を誇る滝として有名です。
年間を通してたくさんの人が訪れますが、滝の上まで山登りで行けるのも人気の理由の一つです!
◆ひょっこり遭遇No.1の生き物は…
トレッキング中は様々な生き物を観察できますが、ひょっこり出会う事の多い生き物といえばトカゲです。ちなみに西表島には5種類のトカゲが生息しています。
(1) サキシマキノボリトカゲ
遭遇率No.1!
愛嬌たっぷりの表情と動きがひょうきんなジャングルの人気者。
(2) イシガキトカゲ
コバルトブルーのしっぽが特徴。写真はサキシマハブに捕食されてしまった瞬間です(涙
(3) キシノウエトカゲ
40センチ近くまで成長する国内最大種のトカゲ。絶滅危惧種で国の天然記念物に指定されています。
ちなみにこのキシノウエトカゲ、子供の頃はしっぽがコバルトブルーでイシガキトカゲにそっくりなんですよ。見分けがつく方はかなりのトカゲ通です。
(4) サキシマカナヘビ
鮮やかな緑と長ーいしっぽが特徴の気品あふれる美しいトカゲさん。
(5) サキシマスベトカゲ
ごめんなさい、写真が見つかりませんでした(汗
その名の通り、すべすべしたウロコで覆われた茶褐色の10センチほどのトカゲです。
私的にはサキシマスベスベトカゲの方が覚えやすいと思うのですが笑
ぜひググってみてください!
◆ダイちゃんのお気に入りはコレ!
ツアーを盛り上げてくれる西表島のトカゲ達ですが、中でも私が一番好きなのはサキシマキノボリトカゲです!
その名前の通り木登りが上手で樹上で暮らしており、背中の色や柄が木にそっくりなんです。
木にくっついて止まっていると、見慣れた私でもスルーしてしまうほど隠れるのが上手です。
でも、見つけてしまった時、本人はまだ気づかれていないと思っているのか(?)ジーっと微動だにせず静止の姿勢を崩しません。
その姿をゲストと一緒に眺めていると「かわいいなぁ~」って思います笑
◆ジャングルクイズ!
ツアー中、木に擬態しているサキシマキノボリトカゲがいたらクイズタイムの始まりです!
「トカゲが隠れているの分かりますか?この辺ですよ~」と少しヒントも出してみます。
こんな形で自然に触れ合っていただけると私も嬉しくなります。
普段は爬虫類が苦手な方でも、西表島なら生き物を観察しながらツアーを楽しめると思います。
◆うちなーランチ&おやつ
約50分の山登りで滝上に到着したら、絶景の見える青空食堂でランチ!
ガイド手作りの八重山そばをお出しするまでゲストの皆さんはしばし休憩。。
お腹いっぱいになったら次は滝つぼを目指します。
来た道を戻ってカヌーを降りたポイントから別ルートを約20分歩きますが、夏のジャングルは暑くて湿度も高いので着ているシャツは絞れるほど汗をかきます。
ピナイサーラの滝の上と下(滝つぼ)に行くこのコースは体力を一番使うハードなスケジュールです。でも、滝つぼでは泳ぐこともできてリフレッシュが最高に気持ち良いのです。
滝つぼで暑さを吹き飛ばした後は、夏バテ解消に良い麦茶とムーチー(鬼餅)でティータイムです。ムーチーとは原料に紅芋を使用したお餅のことで、風車では砂糖控えめの優しい甘さで作っています。
ちなみに沖縄では旧暦の12月8日に健康や長寿を願ってムーチーを食べる習慣があるんですよ!
沖縄づくしのランチとおやつで元気を取り戻したら、さあ帰りましょう!
◆また会う日まで!
帰りはお店でシャワーを浴びてスッキリしてから帰ってください。
最後のお仕事、ホテルや港でゲストの皆さんとお別れするのは、いつまで経っても慣れません…。暑くて過酷な(?)ジャングル体験を一日いっしょに過ごしたメンバーですから、お別れはやっぱり寂しい(涙
でも、この西表島で再びお会いできることを願い…また会う日までのサヨナラです!
◆本日ご案内の1日ツアー
ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。
真夏のジャングルで汗だくからの滝つぼクールダウンを楽しみたい方、いらっしゃーい!!
西表島で遊ぶ方へ「レプトスピラ症」について 2018年6月15日
こんにちは!ガイドの星です☆
梅雨真っただ中の西表島ですが気温は30℃を超える日が多く、川遊びも快適に行える季節になりました。
いよいよ多くのお客様にお越しいただく夏休みが迫ってきていますが、西表島を訪れる皆さんに知っておいてほしいことがあります。
それは、山や川に潜む感染症のレプトスピラ症です。
◆レプトスピラ症とは?
初耳の方も多いかと思いますが、西表島に限らず山や川でのアウトドア大好きな方に知っておいてほしいのが「レプトスピラ症」です。
感染者が増える夏を前に、西表島では予防と対策を兼ねて毎年この時期に研修会が開かれます。
身体が資本である僕たちガイドにとって、レプトスピラ症は本当に本当に身近な感染症なので、先日行われた研修会には風車のガイド全員で参加してきました。
シーズン前の良い機会なので、今日は(も?)この感染症について真面目にお伝えしたいと思います。
◆まずは概要
- 見た目からレプト(細い)+スピラ(螺旋)=レプトスピラ
- ネズミなどの野生動物の腎臓に定着
- 保菌動物の尿で汚染された水や土壌から感染
- 湿った土壌の中で数か月は生存
- 発症は初夏から秋にかけて多い
- 国内では年間20~30例の報告
- 沖縄(特に本島北部と八重山)での発症が多い
- 38℃越の発熱、頭痛、筋肉痛、等
- 潜伏期間は3~14日
- 観光客が旅行を終えて沖縄を出てからの発症例もある
2017年の推定感染地域を見ると、沖縄県内において86%(19人)が八重山で感染し、その中の12人が西表島で感染しているというデータが発表されています。
西表島は一年を通して高温多湿な亜熱帯地域であり、山や河川も豊富という地理的条件も感染率を上げる理由になってしまっています。
沖縄以外でも東南アジアや中南米など、やはり気温も湿度も高い地域での感染が多くみられるそうです。
私たちガイドの職場はまさに山や川であり、一番身近な場所にレプトスピラ症が潜んでいるのです。
◆感染すると…症状は?
- 発熱
- 頭痛
- 結膜充血
- 悪寒
まるでインフルエンザのような症状ですが、微熱が一週間ほど続いてから高熱を出す方もいるそうです。
感染者は外での活動を主としているケースがほとんどで、ネイチャーガイド、農家、建設業の方々が感染してしまう傾向にあります。
◆観光で来る人は心配無用?
感染者のほとんどは現地のガイドや農家さんがほとんどですが、過去には観光客の感染も報告されています。
過去に報告された例でいうと、
“八重山で観光(川でのレジャー)をした後、地元(沖縄県外)に戻ると発熱等の症状がでました。しかし、ツアー中にガイドさんからレプトスピラの説明を聞いていたので病院ではすぐに診断がつきました。”
この様に、観光で来られる方の感染も皆無ではありません。
今回の研修は私たちガイドの健康被害対策のためはもちろん、ガイドが仕事をする中で沖縄以外では認知度の低いレプトスピラ症に関する知識を、観光客に普及させるためのものでもあります。
過去の例のように、自宅に帰ってから発症したとしても、お客様自身が「レプトスピラ症かも!?」と感じることで感染症の早期発見、治療が可能になります。
◆感染を予防するための対策
感染経路は汚染された土壌や河川に接触した際、傷ついた皮膚や粘膜から菌が体内に侵入します。
ということは、
- 肌の露出を控えケガをしないようにする
- 皮膚に傷がある場合、体調が悪い場合は川へ入らない
- 素足で長時間、水田や川への入水を控える
- ネズミなど野生動物との素手での接触は避ける
- 川の水はそのまま飲まない
- 川や池で遊んだ後は石けんを使い手洗いやシャワーをする
西表島に観光で来られた方がレプトスピラ症に罹患する確率は極めて低いので過度な心配は無用です。
しかし、一週間の休みを取るために徹夜続きで仕事を終えてきた!とか、病み上がりで体力が落ちている… とか、ケガが治ってないけど川で泳いじゃえ!なんて方は要注意です。
私たちガイドは夏に多くのお客様を万全な状態でお迎えできるよう、これからの季節、体調管理には一層気を付けていきます。
ツアーに参加される皆さんも、特にツアー前日は早めに寝て朝ごはんをしっかり食べ、万全な状態で遊びに来てくださいね!
はじめまして、新人ガイドの三輪大です! 2018年6月4日
はじめまして!
風車に4月より入社した新人の三輪大(みわたかし)です 。
今年の春から風車の一員として西表島へ移住し、あっという間に2ヶ月が過ぎ去りました。
まだまだ新人なので覚えることが多く、また新しい発見もあり、忙しい日々を送っています。
ツアーガイドという職業に安全対策は欠かせません。
西表島カヌー組合に所属するショップでは、ツアーガイドの認定条件の一つとしてOMSB水難救助員講習を受講することが義務付けられており、水辺の事故を起こさない訓練を受ける必要があります。
今日は先日、私が受講したOMSB水難救助員講習について少しだけ書きたいと思います。
ちなみに続けて行われたOMSBシュノーケルインストラクター講習も受けてきたので、そちらも併せて紹介させてもらいます。
◆OMSB
いきなりですが「OMSB」と書いて何と読むかわかりますか?
正式名称は「一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー」と言いますが、略してOMSBと書き、読み方は「おむすび」です。
何とも可愛らしい呼称ですが、ホームページを見てみると、
“この法人は沖縄県の海域及び内水域におけるスポーツ、レクリエーション等(以下「海域レジャー」という。)に伴う事故を防止するため海域レジャー環境の整備、海域レジャー提供業者に対する安全対策の指導及び県民に対する安全意識の啓蒙活動を行うことにより、海域レジャーの健全な振興に寄与することを目的とする。”
などなど、要するに沖縄でのレジャーを安全に楽しんでもらうための基盤づくりに尽力します!といったところでしょうか。
詳しくは OMSBのホームページ をご覧ください。
◆OMSB水難救助員講習会
さて前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
去る5/14、15、17の3日間、OMSB水難救助員の講習会に参加してきました。
●初日 ~水難救助講習~
午前は事故の要因と応急処置についての座学。午後からは心肺蘇生法の実技訓練を行いました。
AEDや訓練用マネキンを使用しての心肺蘇生法は、もしもの時に実効性の強い訓練なので参加者は皆真剣です。
マネキンへの胸骨圧迫は1分間に100回のペースで、5分連続で行います。今回はこれを3回行ったので、終わった後の腕は疲れてパンパンでしたよ。
●2日目 ~技能訓練テスト~
講習2日目は教室を月が浜に移しての技能訓練とテストです。
訓練生自身の安全のため、まずはアップとして海で泳ぎますが、私も含め、普段海で泳ぐことが少ない訓練生の多くにとっては、この午前中のアップだけでも十分きつかったです。
訓練の中では溺れた人を抱えて泳ぐという内容もあり、これもまたきつかった!(泣
テストは25m平行潜水、5m下に潜水、フィンありで400mを9分以内で泳ぐ。といった内容で、私は400mを1度タイムオーバーしてしまいましたが、2度目のチャレンジでギリギリセーフ。
合格しました!
●3日目 ~技能訓練テスト&筆記テスト~
午前の実技テストは「溺者を浜まで抱えての泳ぎ」と「フィンなし800m同一泳法」でした。
昨日同様にとてもきつい時間でしたが2つとも何とか合格し、午後の筆記テストに備えしばらく休憩。
18時からの筆記テストではあっという間に時間が過ぎ、終了と同時に訓練完了!
あとは合格通知を待つだけ…
◆シュノーケルインストラクター講習会
講習終了の開放感に浸る間もなく、次の日からシュノーケルインストラクター講習が始まりました。この講習は先に記した水難救助員の資格がないと受けることができないのです!
という事は…
OMSB水難救助員講習には無事「合格」しました。イェイ♪
こちらの受講者は私を含め6名で、私以外は他ショップの経営者などベテランばかりで緊張しました(汗
●初日
水難救助員と同じく、初日は座学です。
内容は先日に比べてより詳しく細かい内容で、ここから筆記テストの問題が出題されます。
●2日目、3日目
午前は「シュノーケリング安全マニュアル」を用いてのクラスルームセッションです。
他の講習生をゲストと想定し、説明する事柄を講師に確認、修正してもらいます。
午後は月が浜にてシュノーケル、マスク、フィンの使い方を講師や講習生に見てもらい、修正点を教えてもらいました。
この実技訓練では、自分が気を付けている点とお客様に伝えるべき点が異なり、また、伝わりやすさも考える必要があるなと感じました。
●最終日
午前は筆記テスト、午後は実技テストを行いました。
筆記テストは難なくクリアできましたが、実技テストでは25mの平行潜水、3m潜水(マスクを落とす→装着して海面浮上)、5m潜水(海底のおもりを体に装着して浮上)、フィンなし400m同一泳法、フィンあり800mを泳ぐ、といった盛り沢山の内容でした。
テスト途中に雷雨が来たため一時浜にあがり休んでると、なんと竜巻が発生!
まさか訓練の最中にこんな自然現象に遭遇するなんて、自然に対する意識をさらに高める貴重な体験ができました。
竜巻も雷雨も過ぎ去り試験続行。
この1週間はずっと海で泳ぎっぱなしだったので多少の疲れもありましたが、何とか自分を鼓舞しながらすべての訓練で合格を頂きました!
◆講習を終えて
この週は毎日海に入って泳ぐことの繰り返しでした。プールとは異なり波があるため泳ぎにくく、普段のツアーより倍ほど疲れました。
ただ、しっかり講習を重ねたため一日一日が濃い日々を送ることができ、また、お客様の目線で考えることの重要性を改めて感じることができました。
今後のツアーではお客様の立場になって考え、危険な場所や状況を一早く察知し、ゲストにとって快適な時間を提供できるよう精進していきます。