西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 < 2020年 7月> の記事

 *2021年* サガリバナカヌーツアー開催決定! 2020年7月29日


【 2020年サガリバナツアーを振り返って 】

今年は6月中旬にサガリバナツアーの開催を発表し、下旬から静かにツアーを開催しました。

普段以上の早起きはやはり大変で、ツアーの後片付けを終えると、まずはひと眠り…といった具合でしたよ。
しかしそれは肉体的な疲れではなく、夜明けと共に始まる幻想的な光景をゲストの皆さまと観賞できた達成感と安堵感からでしょう。

サガリバナツアーに参加いただいた全てのゲストの皆さまの、あまりにも沖縄が好き!西表島が大好き!という気持ちがビンビン伝わってきましたよ。

 

【 日本で唯一、夏の西表島で観る一瞬の光景 】

今年のサガリバナツアーのテーマは“撮影”でした。
花の観賞はもちろんですが、写真撮影や散りゆく姿をじっくり録画できるよう、時間調整に気を配りました。

おかげさまで、ゲストの皆さまにはご納得いただけるまで撮影に時間を費やすことができ、今シーズンのサガリバナツアーの目標が達成できました。


 

【 静けさに包まれたお花見 】

今年はラッキーなことに悪天候によるツアーの中止はありませんでした。ツアーの無い日に早朝から雨…なんて事はありましたが。
そして、今年のサガリバナは7月10日辺りに開花のピークを迎え、ツアーはその後も一週間ほど開催することができました。





2020年夏、当店では古見(こみ)集落にある後良川(しいらがわ)を利用させてもらいました。しかし、コロナ禍の影響でしょうか? お花見の全盛期だというのに、あり得ないくらい訪れる人が少なかったのが印象的でした。



人が少ないので自分たちのペースでゆっくり楽しむことはできましたが、観光を生業とする身としては正直なところ不安感もあります。いったいコロナ禍の影響はいつまで続くのでしょうか…。

 

【 2021年夏、サガリバナツアー開催! 】

とーっても気の早い話ですが、当店では来年もサガリバナツアーの開催を決定しました。善は急げ!です。

▼開催日
前期:2021年6月24日~29日
後期:2021年7月8日~13日
※上記以外の日程は要相談のうえ個別対応となります

▼ツアー代金
9,000円(税込み)
※個別対応ご希望の場合は1~3名様で33,000円(税込み)

これまで当店ではデイツアー(いわゆる日中の一日コース)を主力とし、サガリバナツアーはデイツアーに影響のない範囲での開催でした。しかし、2021年は他のコースに先駆けて先行予約をしていきたいと思います。

 

【 先行予約をする理由 】

サガリバナツアーは、ガイド1名に対して4名様までのゲストをご案内いたします。しかし緊急時に備え、あと1名のガイドがベース(当店)で待機しています。
よって、サガリバナツアーには常に2名のガイドが必要となるため、デイツアーの予約が入り始めるとガイドの確保が困難になるのです。
以上の理由から、先行予約をすることで、来年は開催日数を増やしていきたいと思います。

 

【 こんなに気合いを入れる理由 】

2020年7月現在、当店には5名のガイドが所属しております。
夏の繁忙期は台風が来ないと休めない…。そんな状況が何年も続いていましたが、今年の夏はコロナ禍の影響でゲストが激減しました。
しかしリピーターの方々は、このような状況下においても西表島を訪れてくれるのです。

そんな皆さんはコロナを島に持ち込まないよう、旅行前からコロナ対策をされている方ばかりです。しかも、そのような万全の生活を送られていても、旅行の出発前には「今、西表島に行ってもいいのですか?」と私たちの心配までしてくれています。

そんなリピーターの皆さまがサガリバナ全盛の季節に西表島へ来ても、サガリバナツアーに参加できない、そもそも開催していない。というのが申し訳なく感じたのです。

当店が主力とするデイツアーでもご満足いただけると思いますが、6月下旬から7月上旬までは、日本で唯一、西表島の「奇跡の光景」が観られるサガリバナツアーをご提案することで、より西表島を好きになっていただきたいのです。

 

【 十分な準備をしてから 】

サガリバナが咲いているからといって、ツアーも毎日開催するわけではありません。なぜなら、潮の満ち引きの影響により、サガリバナがどんなにたくさん咲いていたとしても見え方が変わるのです。

詳しくは、サガリバナカヌーツアーに対する風車の思いを書かせていただいたこちらのブログも是非ご覧いただければと思います。

当店のゲストには可能な限り、最上の「奇跡の光景」をお届けしたいと思っております。ご予約の前に、まずは十分な打ち合わせをさせてください。

 

【 ご予約までの流れ 】

▼1年前より▼
事前相談、仮予約

お問合せフォームにツアー参加希望日、参加人数、ご要望などを分かる範囲でご記入ください。

だいぶ先のお話なのでボンヤリとしたスケジュールしか立てられないかもしれませんが、その辺は気にする事なく、お気軽にお知らせください。
希望日すら確定していなくても大丈夫ですよ。こちらでお勧めの日なども丁寧に説明いたしますので、旅程を決める際の参考にしてください。

ツアー当日に向けて、可能な限り「予想以上に、想像以上に楽しめた!」とご満足いただけるよう内容を調整したいと思います。
仮予約にあたり費用は一切発生しません。

※ご注意※
すでに予約の入っている日に関しては、最初にご予約されたゲストの意向に沿う内容でツアーを開催いたしますので、2番目以降のお申し込みについては、その点をご了承いただいた方のみのご予約となります。

▼6ヶ月前より▼
正式予約

航空チケットと宿泊先の両方をご予約済みの方は、6ヵ月前より正式なご予約を承ります。

ツアーを予約したら当店のブログをチェック!
FacebookTwitterもフォローして本番までに気分を盛り上げましょう。←ちゃっかり宣伝(笑
サガリバナの開花状況や当店の日常も発信していきます。どうぞご覧ください!

 

【 サガリバナを通して情報交換 】

当店ではゲストとのコミュニケーションを大切にしております。
予約をご検討中の方でも、メールや電話でのやり取りにはなるべく時間をかけて丁寧に行うようにしてます。その際、当店が心がけていることは、

“ゲストにとっての旅行とは自宅を出発してから帰宅まで”

ということです。

小学生の頃、担任の先生から「家に帰るまでが遠足ですよ!」とよく言われたものですが、実はそれがとっても重要なんです。

当店のツアーを楽しんで頂くことはもちろんですが、移動手段、ホテルの滞在、レストランでのお食事、それらすべてを満足していただくために、当店では創業21年の強みを生かしてツアー以外のことでもサポートしたいと考えております。
ご旅行にあたり何かお困りのことがありましたら、当店までお気軽にご相談くださいね。

→メールによるご連絡はこちら
→お電話によるご連絡は 090-8915-0931 まで

<担当> 大谷(おおたに)

 竹富町観光案内人免許の申請が終了しました 2020年7月15日


本日、竹富町観光案内人条例(通称:ガイド条例)に基づく竹富町観光案内人免許の申請を終了しました。

 

【 竹富町観光案内人条例とは? 】

観光客や事業者の増加によって西表島の自然環境負荷が懸念される中、アクティビティ事業者について竹富町が基準を設け、免許制を導入することになりました。それにより、竹富町では2020年4月よりガイド条例が施行されました。

竹富町観光案内人条例

竹富町ガイド条例施行
*八重山毎日新聞より引用

当初4月の申請予定がコロナ禍の影響で延期となり、本日7月15日、無事に申請書を提出することができました。
今後は申請書を通して、当店と当店のガイドが条例に基づく要件に合致しているかどうかの審査会が開かれ、承認されたら免許証が発行されます。

 

【 大切なのは継続すること 】

ここで忘れてはならないのが許証の取得=良いお店、良いガイドの証明ではないということです。あくまで最低限の条件をクリアしているだけの事なのです。

例えるならば、車の運転免許証が取得できたからといって優れたドライバーかというと、それは違いますよね。
まずは若葉マークをつけて、ドキドキしながら公道を走り、スーパーの駐車場では何度も切り返しをしながら駐車します。

優良なドライバーというのは「運行前点検を実施する」「スピードの出しすぎに注意する」「危険を察知、回避しながら運転する」。バスやタクシー、運送会社などのプロドライバーともなると、前日の飲酒制限や労働環境の管理も徹底していることでしょう。

これと同じで、条例に基づくガイドの免許証はありがたく発行していただきますが、重要なのは免許証を所持することではなく、竹富町という日本最南端の小さな町が小規模事業者のために時間と労力をかけてつくった条例の背景や目的を理解し、その理念を達成するための努力を継続することだと思います。

 

【 ガイド条例の基本理念 】

ガイド条例の第3条に以下の記載があります。

第3条 観光案内人は、質の高い自然環境教育の重要な担い手でなければならない。

2 観光案内人は、竹富町、とりわけ西表島等の自然環境及びその生態系の保全に向けて、観光案内人どうし並びに行政及び関係機関と連携・協働しなければならない。

3 観光案内人は、竹富町におけるそれぞれの地域集落の慣習等を最大限尊重するとともに、地域集落等が主催する行事・活動等に積極的に参加又は参画する等、地域社会の振興に努めなければならない。

当店ではこの基本理念を尊重し、実践していきたいと思います。具体的には、

  • 当社に所属するガイドは西表島に関する知識を深めるために学び続けます →そして当社もガイドが学べる環境を整えます。
  • 竹富町、環境省、林野庁、駐在所との連携を重視し、また協力を惜しみません →当店は同業者の集まりである西表島カヌー組合に所属し、組合活動にも積極的に参加することによって横の連携を強化し、ツアー中に発生したトラブルに関しては組合員同士が協力しあう体制ができております。
  • 公民館活動へ積極的に参加します →代表の大谷は昨年度はPTAの事業部長を務め、今年度は地元である上原公民館の書記会計を担当しています。PTA活動や公民館活動を通して地域の人とのつながりが深くなり、逆に西表島のことを様々な角度から教えてもらっています。

 

【 観光業のこれから 】

西表島の観光業に関係のない島民の方々が特に重視しているのは、ガイドが公民館活動(自治会活動)へ積極的に参加しているかどうかです。そして当店では地域社会の理解がないと観光業の発展はないと考えております。

当店のツアーに参加していただくゲストの方々が当店のガイドだけでなく、住民の皆さんからも温かく迎えていただけるよう、これからもツアー業務以外の地域活動にも積極的に参加していきたいですね。

 当店は沖縄県公安委員会指定のマル優事業者です 2020年7月14日


【 沖縄県でマリンレジャー業者になるには 】

沖縄県ではカヌーやシーカヤック、SUP、シュノーケル、ダイビング等のマリンレジャー業者は、沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例において、沖縄県警に事業届を提出することになっています。
その条例とは、一般的で言われるところの水上安全条例です。

書式はとても簡単なもので、認可制ではないので警察署の窓口に行けばすぐに受理してもらえ、開業することができるのです。
この参入障壁の低さこそが沖縄県におけるマリンレジャー業者の安易な増加を招き、ここ西表島においても現在、130社超の業者がひしめき合う異常事態となっています。

それだけの数のショップがホームページやフェイスブックなどのSNSを展開しているので、今、このブログを読まれている皆さんには「よくぞ見つけていただきました!」と感謝の気持ちで一杯です。
ちなみに、今日のブログはツアーのショップ選びに迷っている方以外はあまり必要な情報ではありませんのでご注意ください!笑

 

【 安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優事業者)とは 】

水上安全条例の中に、沖縄県の公安委員会が定めた安全対策の基準に適合した業者を安全対策優良海域レジャー提供業者(通称「マル優事業所」)として指定するという条項があります。安全対策優良海域レジャー提供業者は通称『マル優事業者』と呼ばれています。

→ OMSB マル優事業者とは?

指定期間は一年間です。よって、継続してマル優事業所として認定されるためには、毎年一回は公安委員会による審査を受ける必要があります。

 

【 警察官による審査 】

マル優事業者としての審査は公安委員会から委託を受けた警察官が行います。
当店も年に一度、沖縄県の八重山署から警察官が立ち入りで安全対策についての調査が入り、当店の安全対策が基準を満たしているのかを第三者の目でチェックしてもらっています。

おかげさまで当店では平成20年より12年継続してマル優事業者としての認定を受けております。

 

【 当店がマル優事業所である理由 】

私たちが思うことの一つに、ツアーの安全対策に終わりはありません。

マル優事業者に認定されたショップの安全対策は完璧なのか?
答えは「No」です。

仮に認定されたとしても、常にヒヤリハットを検証し、オペレーションを改善し続ける必要があります。
その中で、一年に一度、当店に全くしがらみのない人の目でチェックしていただくというのは、安全に対する意識の向上を生み、対策をより明確にできるという効果があります。

当店の上を行く安全対策を施しているショップがあれば、その情報も教えてもらえます。
そしてそれが目標となり、良いものを取り入れることにより、当店が更に安全度の高いショップになるのではないかと考えております。

 

【 マル優事業者としての責任 】

さて、マル優事業者として認定を受けたら、認定されたショップにも義務が生じてきます。つまり警察官に報告し、チェックしてもらった内容が日常の業務でもその通りに行われていなければなりません。

例えば、当店のゲストにはツアーが始まる前に店舗まで一度来ていただきます。なぜなら、レンタルシューズやヘルメットなどのサイズ合わせ、ブリーフィング(ツアーの事前説明)、トイレ休憩などを行うためです。

店内にはツアーの中止基準や注意事項、緊急時のフローチャートなどが掲示してあり、誰もが見られるようにしてあります。もちろんゲストの皆さまにも見ていただき、疑問点には担当のガイドが答え、納得していただいてからツアーがスタートします。


 

【 お墨付きだけでは問題アリ 】

ありがちな話ですが、石垣島から西表島へ到着したゲストが港で集合し、そのまま立ち話で、もしくはショップの送迎車の中でツアーの受付を行い、その場でレンタルシューズやライフジャケットを身に着けてフィールドへ出発するショップがあります。

この様な流れでツアーを開催するショップは、そもそも優良事業所として認定されることはありません。

本来ならば警察に提出した事業届に記載された店舗で受付作業をする必要がありますが、先に述べたように、お店を開くためには警察署の窓口に書類を提出するだけでOKなので、届け出内容と実務が違っていても事故が起こらない限り特に問題になることはありません。

しかし、マル優事業所は厳しい審査基準をクリアした者だけに与えられているので、届け出内容と違った内容でツアーを開催していた場合、事故やトラブルが起きた場合は大問題になる可能性があります。

そのため、当店では公安委員会からお墨付きをもらうのが目的ではなく、お墨付きをもらった内容を着実に実践することを重視しています。

 

【 ツアー業者の選び方 】

もしも西表島でアクティビティをするとなったら、あなたは何を重視してショップを選びますか?

安心感? 実績? ガイドの人柄? それとも値段の安さですか?

この中で一番簡単な選択方法は値段の安さですね。しかし、安全を求めるのであれば、ぜひ下記のアドバイスを念頭にショップ選びをしてください。

  • 迷ったらまずは「マル優事業所」かどうかをチェックする
  • マル優事業者であっても「ショップで受付をしてからツアーへ出発」という正しい流れで業務を行っているかチェックする
  • トリップアドバイザー等のクチコミサイトをチェックする

ここまで調べれば、ある程度のショップに絞られてくるかと思います。その先はコミュニケーションの印象、条件が合うかどうかで最終決定されるのが良いでしょう。

当店の安全対策への取組みは、当店が存続する限りは強化し続けます。
安全で安心なツアーを求める方、何か心配な点やご不明な点などがありましたらお気軽にご相談ください。

→メールによるご連絡はこちら
→お電話によるご連絡は 090-8915-0931 まで

<担当> 大谷(おおたに)

 石垣島や西表島に行ってもいいの? 2020年7月12日


未だ終わりの見えないコロナ禍ですが、アメリカでは今もなお感染者が増加しているのにディズニーワールドが再開されたそうです。まさに新型コロナウイルスとの共生を地で行く感じですね。

 

【 西表島の今 】

一方、西表島では6月下旬から徐々に観光客が戻ってきて島にもにぎわいが出てきました。
特にダイビング業界はリピーターが多いそうで、その方たちが何日も西表島に滞在することでホテルや民宿、ペンション、飲食店が活気づいています。

それに対し、ダイビングに比べてリピート率の低いカヌー業界は静かな毎日となっています。
ジャングルをトレッキングしたり山登りをする観光客も少ないので、今お越しのゲストは、八重山が一番輝く季節にフィールドを独り占めに近い状態でツアーを楽しむことができます。

肝心の当店はというと…ブログをじっくり書く時間があります笑

 

【 感染症拡大防止対策 】

さてさて、国は「Go Toキャンペーン」なるもので観光業の我々を救ってくれようと躍起になっているようですが、実際に来られる方には様々な心配があるかと思います。

石垣島や西表島の主要産業は観光なので、観光客にはウエルカムな島です。
しかし、コロナ禍の現在においては離島で大規模なクラスターが発生すると医療体制の崩壊が確実であるため、行政や観光事業所は水際対策を徹底しています。

西表島のある竹富町でも「新しい生活様式」を取り入れた感染拡大防止協力金の給付があり、マスクや消毒薬等の購入代金を補助してくれました。
当店でもそれを活用して協力事業所としての認定を受けました。今後も最新の情報を基に対策を強化し、感染拡大防止に努めてまいります。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策協力事業所

 

【 石垣島や西表島に行ってもいいの? 】

7月12日 朝9時現在、西表島で観光客を制限しようという動きは見受けられません。
石垣島と離島を結ぶフェリーの中でしっかりマスクをしていただくというマナーを守ってもらえれば、それほど違和感もなく西表島に入ることはできます。

▼ご乗船に際してのお願い
安栄観光
八重山観光フェリー

そして、新しい旅のエチケットも意識していただければ大きなトラブルはないと思います。

▼観光庁
新しい旅のエチケット

今年の西表島はとても暑い夏を迎えています。日中のアクティビティは熱中症が心配されますので、水分捕球をしっかり行ってくださいね。

 

【 しかし、状況は日々変わります 】

この数日の間に沖縄県においては数名の新型コロナウイルス感染者が発生しました。
8日には石垣島でも71日ぶりとなる感染者が確認され、沖縄本島の米軍基地においてはクラスターによって多数の患者が発生しており、感染拡大が脅威となっています。

幸い石垣島の感染者に濃厚接触者はいないとのことでしたが、これからも観光事業者はコロナウイルスの状況に一喜一憂しながら事業を展開していく必要があります。
そして、この社会情勢に対しては個人や一事業所の努力ではどうすることもできず、やはり石垣市や竹富町といった行政が主導となり、観光事業者が全面的に協力していく体制が必要だと思います。

今は当店も営業自粛中に作成したガイドラインの遵守と強化に努めることしかできませんが、竹富町から観光客に向け再度、来島自粛のお願いが発表されたら、それに従い営業を自粛する予定です。できればそうならないことを祈りますが…。

 

【 おすすめは石垣市長のTwitter 】

コロナ禍の真っただ中、情報収集にとても役立ったものの一つとして、中山よしたか石垣市長のTwitterがあります。
日々変わりゆく状況の中、一日に何度も発信されるツイートは竹富町民にとっても当事者意識が感じられる、参考となるものばかりでした。

八重山旅行を計画中の方は、ぜひ中山市長のツイッターをフォローしておくことをおすすめします。

中山よしたかTwitter

 

【 それでもお悩み方はご相談ください 】

「ネットじゃ解決できない…」「どうしても現地の生の声が聞きたい!」という方は、どうぞ当店までお気軽にご相談ください。
私たちが可能な限り具体的な提案をさせていただきたいと思います。

→メールによるご連絡はこちら
→お電話によるご連絡は 090-8915-0931 まで

<担当> 大谷(おおたに)

 ちょっと待って!ツアー予約サイトのご利用について 2020年7月11日


突然ですが、皆さんが西表島を観光すると決めたら何から始めますか?
そうです、まずは情報収集です。それが旅行の始まりであり、楽しみの一つでもありますよね。

 

【 西表島のアクティビティ選び 】

西表島はとてもアクティビィが充実した島です。
海ではダイビングやシュノーケル、近年ではSUP(サップ)の人気も盛り上がりを見せています。そして、山ではトレッキングやキャニオニング、マングローブの川ではカヌー、夜になるとナイトツアーも楽しめます。

西表島には遊ぶためのプランが山ほどあり、ツアー業者も年々増えて、最近では130社を超える過密状態です。

その130社を一つ一つチェックするのは至難の業です。
かなりの時間を要するため、ここ数年は様々なジャンルのアクティビティを一つのサイトで調べることができる、いわゆるツアー予約サイトを利用する方が増えています。
当店もいくつかの予約サイトのお世話になっており、集客に役立てています。しかし、当店のツアーは公式ホームぺージからのご予約を強くお勧めいたします。

 

【 なぜ公式サイトからの予約がいいの? 】

答えはとってもシンプルです。

  • 公式サイトなら当店の最新情報がわかる
  • 担当者が常に予約管理をしているのでレスポンスが早い
  • ゲストからのお問い合せには問いに答えるだけでなく、より良い内容の提案ができる
  • ゲストのニーズによっては他社を紹介
  • ツアーを行うショップと直接やりとりをするのでトラブルが起きにくい

普通に考えたらその通りですよね笑

 

【 予約サイト全盛の時代です 】

数年前から公式サイトではなく、いわゆる「ツアー予約サイト」からのご予約が増えてきました。
なぜでしょう?
答えはきっとこんな感じでしょう。

  • 検索したら上位に出てくる
  • 西表島のアクティビティがたくさん紹介されてる
  • 予約が簡単
  • 前にも利用したことがある
  • ポイントが使える

などなど、他にも理由はあるかもしれません。

たしかにお店選びには便利です。
しかし、ゲストにとって「便利」というメリットがある一方で「どんなお店なの?」「誰がガイドしてくれるの?」などといった疑問や不安が生じませんか?

一見すると、とても綺麗な写真や文章でまとめられた予約サイトですが、似たようなコース名、似たようなツアー内容、似たような注意書き、似たような写真…似たような情報がずらっと並んで、各々のショップのこだわりや雰囲気、実績や安全対策が分かりづらく、ゲストのニーズを本当の意味で満たすショップなのかは分かりません。

西表島を観光する方にお伝えしたいのが、予約サイトを利用するにしても、やはり一度は選んだショップの公式サイトを覗いてみてください。

この島には、西表島が好きで好きでたまらない個性的な人がたくさん住んでいます。そんな人たちが開いたお店の公式サイトを覗くことで、相性の合うショップに出会えることと思います。

 

【 突然ですが…風車の小ネタ披露 】

ここで、ツアー予約サイトには載っていない、当店のちょっとした「いいね!」な小ネタをご紹介します。

<小ネタ1>
「風車のガイドってどんな人?」

ズバリ! みんな人柄が良く、スタッフ全員とても仲良しです。
基本的には「まじめ」でチャラ男、チャラ子は一人もいません。ワイルドな香りも無く、親戚の優しいお兄さん、お姉さんといった感じです。やはり「まじめ」がベースにありますね。
その「まじめ」な性格を活かし、ゲストの気持ちを常に察し、素早い行動を心がけています。
ゲストの皆さまに「楽しんでほしい! 喜んでほしい!」と必死ですが、その必死さを顔に出さない努力家でもあります。

当社の信条は“ガイドの笑顔がゲストの幸せにつながる”です。
まずはガイドから発信される笑顔によってゲストとのコミュニケーションが始まり、その結果が感動、充実、満足のツアーにつながります。

風車のスタッフ紹介


<小ネタ2>

「実際のところ、風車って評判いいの?」

今、コロナ禍の影響で世界規模の混乱が起きています。
日本中に溢れかえっていた外国人観光客の姿も消えました。もちろん、当社も例外ではありません。
しかし、これまで風車流のおもてなしを日本人だけではなく外国人にも続けた結果、かなり大げさですが「世界から高い評価」を得ています笑
コロナ禍がいつ、どんな形で終息するのか私たちには分かりませんが、日本のおもてなし精神が世界の人々に喜ばれる日が再び訪れることを願ってやみません。

風車の口コミ

 

【 今こそ確かな目で 】

風車の「いいね!」を少しだけご紹介しましたが、文字数や写真の枚数が制限された予約サイトでは、こんなちょっとした情報もお伝えできません。

皆さんが西表島のツアーを探す際はいろんなショップを見比べるのは当たり前ですが、ツアー予約サイトだけではなく公式サイトもご覧になってください。
そのショップの経営理念、どんなガイドが働いているのか、柔軟な対応ができるのか、安全対策はどうしてるのか、などなど。
最初で最後になるかもしれないショップでの一日を想像してみてください。

西表島の大自然の素晴らしさは言うまでもありませんが、どのショップがその素晴らしい大自然をゲストの心情に寄り添ったガイドをしてくれるのか、そしてゲストのニーズにカスタマイズしてくれるのか。その辺りの判断に時間をかけてショップ選びをすることをお勧めいたします。

 

【 ご連絡はお気軽に! 】

西表島のアクティビティに関して、または沖縄への旅行自体に不安な点などがありましたら、当店までお気軽にお問合せください。今年は時間にゆとりがある分、いつも以上にじっくりとご相談にのりますよ。

→メールによるご連絡はこちら
→お電話によるご連絡は 090-8915-0931 まで

<担当> 大谷(おおたに)