西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 日本一がいっぱいの浦内川で歴史探訪カヌー! 2017年7月4日


こんにちは!ガイドの星です☆

7月に入っていきなり発生した台風3号!
例年に比べて早めの台風襲来に「むむ!?」となった島民も多かったようですが、被害どころか恵みの雨をもたらし、ササッと通り過ぎて行きました。

さて、今日はガイド研修の一環として浦内川へ行ってきました!

◆沖縄県最長!豊富な生態系をもつ浦内川

浦内川は長さ19.4kmと沖縄県最長です。
魚の種類にいたっては日本一多い400種以上が生息しており、西表島が誇る沖縄県を代表する河川なのです。

他にも

  • 絶滅危惧種の数が日本一!
  • ここだけで発見の魚が日本一!
  •  新種の魚が日本一!
  • 大きな川魚が住んでる日本一!

など、たくさんの「日本一」であふれる素晴らしい浦内川です。

◆時間の波を超えて…

スタート地点では「これぞ浦内川!」といった雄大な景色が広がります。

遊覧船が通る川でもあるので、邪魔にならぬよう注意しながら漕いでいきます。

迫りくるようなマングローブのトンネルでは、スタート地点とは違った静かな雰囲気に包まれます。

水面に映しだされた木々がとてもきれいですね。

カヌーなら大型船では入れない支流に漕ぎ進むこともできます。

カヌーを進めていくと、かつて西表島で栄えた炭鉱所、宇多良炭鉱が見えてきます。

当時のままの姿を遺した炭鉱跡が歴史を物語っています。

パドルを動かすたびに時間の波を遡る感覚に襲われます。

最後は柵に囲まれ保護されているオヒルギの大木を見ることができました。

カヌーをゆっくり漕ぎ進みながら雄大なマングローブ林を間近で観察し、西表島の歴史に思いを馳せる…。そんな魅力的な歴史探訪に感動したひと時でした。