西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 西表島が大好きになる理由、知ってますか? 2015年3月20日


ここ最近、西表島は初夏を思わせる爽やかな暑さが続く毎日です。最高気温27℃という日も少なくなく、海水浴を楽しむ観光客の姿もちらほら見かけます。
昨年の秋は「水不足、水不足」とみんな大騒ぎでしたが、冬の間に蓄えられた雨水でジャングルの木々はイキイキと輝いています。

そんなある日、真夏の様に突き抜ける青空を眺めながら西表島が好きになる理由を考えてみました。

 

【 沖縄好きが南へ、南へ 】

2,000年頃からの沖縄ブームによって沖縄本島を訪れる観光客が年々増えました。

温暖な気候、沖縄独特の料理、伝統芸能などに代表される異文化体験、などなど…。沖縄の魅力に取りつかれた旅行者がまた行きたくなる場所が沖縄です。

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世界遺産・首里城の正殿

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世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)

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沖縄観光に欠かせない美ら海水族館

そして沖縄旅行をリピートするうちに宮古島、さらに南の石垣島へと興味がわいてきます。

 

【 八重山諸島の旅へ 】

石垣島を旅すると必ず耳に、目にするのが八重山諸島を意味する八重山やいまという言葉。

個性を放つ島々から成り立つ八重山諸島。一歩足を踏み入れると更なる沖縄の魅力を発見し、沖縄本島から始まった旅の舞台は八重山へ移ることでしょう。

私たちが暮らす西表島は、沖縄県内では本島に次いで二番目に大きな島です。ということは、八重山諸島では一番大きな島になります。

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ぽっちゃりした北海道(?)のような形の西表島

八重山列島について(Wikipediaより)

また、西表島と聞くとほとんどの方がイリオモテヤマネコをイメージされるでしょう。西表島がどこにあるのか知らなくても「イリオモテヤマネコ」という言葉は知っている、という方も非常に多いと思います。

かく言う私も同じでした。

初めて訪れた石垣島で「八重山」というフレーズに惹きつけられ、せっかくここまで来たのだから、ついでにイリオモテヤマネコの棲む西表島にも行ってみよう。

この「せっかく」と「ついでに」だけで訪れた西表島でしたが、移住を決断するに至るまで多くの時間を要しないほど魅力溢れる島でした。

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近づいたら威嚇されました!ではなく剥製です

 

【 西表島が旅のメインに 】

沖縄好きな旅行者の中にも「せっかく」だから「ついでに」行ってみた西表島に、見事にハマってしまった方が多いようです。西表島のガイドブックを読めば読むほど、写真を見れば見るほど、西表島観光を旅のメインにしたくなる…なぜでしょう?

その理由を考えてみました。

 

<理由1> 石垣島は離島ではない!?

本土で暮らす方にとって石垣島は「沖縄の離島」というイメージでしょう。しかし、八重山の人口のほとんどは石垣島に集中しており、私たちは石垣島の周辺にある島を一般的に「離島」と呼びます。

実際に48,000以上の人が暮らす石垣島は、都会生活とほぼ変わらない生活ができます。マクドナルド、ファミリーマート、大戸屋、ファッションセンターしまむらなどがあり、近いうちに西松屋もオープンする予定です。無いのは牛丼の吉野家ぐらいでしょうか。

当店のお客様も「石垣島が意外に都会でした。」なんてよく言われます。私自身、たまに石垣島へ行く時はすこーしだけ、分かる人には分かる程度のオシャレをして都会モードに切り替えます。

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石垣島のバンナ岳より市街地を望む

 

<理由2> 大自然を満喫!

西表島について興味が湧いてくると、「イリオモテヤマネコ」や「ジャングル」といったボンヤリとしたイメージしかなかったものが、日本最大級のマングローブ、県下一の落差を誇るピナイサーラの滝、サンゴのかけらでできたバラス島、星の形をした砂のある星砂の浜、水牛車で渡る由布島、船でしか行けない陸の孤島・舟浮といった、まさに秘境を感じさせるものへと変わっていきます。

石垣島のような都会とも違う。竹富島のようなのんびりとした島時間の流れる島とも違う。東京や大阪といった都会で暮らす方が離島の素朴な雰囲気を味わい、自然の癒しを求めた時、それらすべての欲求を満たしてくれるのが西表島なのです。

西表島をドライブしていると本土の様な看板がほとんど無いのどかな風景に、ふと気付くはずですよ。

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(例1) 西表島の「のどか」

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(例2) 西表島の「のどか」

 

<理由3> 亜熱帯の川、滝で遊べる!

沖縄と言えば「青い海と空」が連想されますが、西表島のすごいところは「青い海と空」だけではなく「亜熱帯の川と滝」があるのです。

川遊びといえば、流れの速い冷たい水と思われる方が多いのですが、西表島の川はそれとは違います。とにかく水温が高く、ゴールデンウィーク頃から10月上旬まで半年近くも泳げるのです。

海でさえこんなに長く入ることはできないのに、川で半年近くも遊べるというのは日本広しといえど西表島が一番でしょう。ちなみに夏休みは水温が一番高い季節なので、ちびっ子たちは何も言わなければずっと遊び続けますよ。

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水に慣れれば魚の子!?

当店のツアーで川遊びをする時は、ライフジャケットを必ず着用してもらいます。

滝つぼでライフジャケットを着ていれば真面目に泳ぐ必要はありません。力を抜いてプカプカと浮かびながらジャングルの木々で弱められた日差しを受け、ただただリラックスしたひと時を過ごせばよいのです。

頭の中を空っぽにして時を忘れることができる滝つぼや川遊びは非日常の一コマです。

 

<理由4> もちろん海も素晴らしい!

言うまでもない事ですが、西表島は世界屈指の美しい海に囲まれマリンレジャーがメインで西表島を訪れる方もたくさんいます。という訳で、ここで風車おすすめのマリンショップをご紹介したいと思います。

どちらのお店も西表島の海を知り尽くした経験豊かなガイドがプロフェッショナルなご案内をしてくれます。

 

西表島ダイビングベース・ホットマングローブ

ダイビングだけじゃない!アフターダイブの充実もトップクラスの西表島ダイビングショップです。ホスピタリティあふれるオーナーのおもてなしに感動してください!

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西表島・船浮グラスボート観光&シュノーケルツアー ふね家

「ダイビングは無理だけどシュノーケルならできそう!いや、シュノーケルもちょっと…」という方にはこちらのお店がお勧めです。

珊瑚の森が広がる奥西表の海を知り尽くした舟浮出身の島人オーナーによるガイドが好評。初心者向けシュノーケルツアーや舟浮散策、ちびっ子やご年配の方でも安心のグラスボート遊覧も楽しめます。

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一日一組限定のグラスボートチャーターもありますよ!

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【 新しい発見に満ちた西表島 】

一度や二度の旅では知り尽くせない魅力で溢れる西表島、お分かりいただけたでしょうか?

数十年通い続けるヘビーリピーターが多いことも西表島の素晴らしさを証明しています。故郷とは違う、もう一つの自分の居場所を求めに、ぜひ西表島へ遊びに来てください!