西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <第15回> 2025年 サガリバナツアー 2025年7月12日


みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/

今シーズン15回目のサガリバナツアー

昨日の早朝からあっという間に一日が過ぎ、今朝も(今夜も?)午前1時過ぎには目が覚めました。結局、サガリバナツアー期間中に午前2時にセットしたアラームで起きたのは1、2回だけでした(涙)

アラームが鳴る前に目が覚める。
この芸?特技?のおかげでツアーに当たる時間帯は元気のピークとなりますが、お昼を過ぎると頭がボーッとしてきます。

この生活も今夜がラスト。
明日はいよいよ2025年最後のサガリバナツアーです。

◆全盛期まっただ中!

今朝は「昨日までに最盛期を迎え、盛りが過ぎた「見納め」の時期に入るのでは?」と危惧しながらのツアー出発でした。

しかし、なんと昨日とは違う素晴らしい光景を見ることができました!

シイラ川の上流にあるシンボルツリー “シャンデリア” に到着すると、すでに花が水面に落ち始めていたのです。
昨日よりも30分以上も早い花が落ちる “スイッチ” の作動です。

ちなみに今朝の気温は以下のとおりでした。

AM 4:00 28.1℃
AM 5:00 27.7℃
AM 6:00 27.9℃

昨日の同時刻に比べると1℃ほど高かったようです。

天気も昨日までは厚い雲に覆われ雨を心配しながらのツアー開始でしたが、今朝は月明りが強く、サガリバナは朝が来たと勘違いしたのでしょうか?

気温もそうですが、やはり天気の影響も大きいのかもしれませんね。

◆これぞ『サガリバナプール』

シャンデリア付近は干潮時だと陸地になりますが、今朝の満潮は午前8時22分でした。
満潮に近い時間帯、この辺り一帯はさらに上流から流されてきた花がいつの間にかたくさん集まります。
ここを風車では “サガリバナプール” と呼んでいます。

いつもならツアー終盤に落ち始めた花が徐々に集まってくるサガリバナプールですが、今朝はこのポイントに到着した時点ですでに見応え充分の状態でした。

そしてその後も花は落ち続け、サガリバナプールの水面をどんどん埋め尽くしていきました。

早朝からあの素晴らしい光景を観てしまうと、充実感から一日が終わった感じになってしまいそうです。
しゅうさん自身もすでに燃え尽きてしまいました(笑)

◆明日で終わり

2025年のサガリバナツアーは明日の開催がラストです。
風車では6月26日より2日間の休養日を除いて毎日、シイラ川でサガリバナツアーを開催してきました。

天気の心配はなし、蕾もまだある。
明日は明日で昨日や今朝よりも美しいシーンを眺めることができるか分かりませんが、有終の美を飾りたいですね。

ガイドは月明りがなく、闇夜であったとしてもどこにサガリバナの木があるのかを熟知しています。
そして継続して同じ場所でツアーを開催しているため、前日との比較、1週間前との比較もすることができます。

明日は今年最後のサガリバナツアーですので、シイラ川のサガリバナの花を一つ残らず鑑賞しておきたいです。

◆これからサガリバナツアーに参加した方へ

風車のサガリバナツアーが終わるからといって西表島のサガリバナの季節が終るわけではありません。風車の他にもまだツアーを開催しているショップはあると思います。

また、ショップによってツアーフィールドが違ったり開花状況も異なりますので、この夏、サガリバナツアーに参加してみたい方は「西表島 サガリバナ ツアー」でググってみてくださいね。

さて、午前2時起きは今夜が最後となります。(2時まで眠れたらいいけど…)
7月15日から再開する通常ツアーに向け、体内時計をリセットするための休養日を14日にいただきます。

ガイド全員が「超ウルトラ朝型」から「普通の朝型」に戻し、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

それにしても明日のサガリバナツアーが最後かと思うと名残惜しいなぁ…。

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