<第14回> 2025年 サガリバナツアー 2025年7月11日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
今シーズン14回目のサガリバナツアー
今朝は午前1時過ぎに目が覚めたしゅうさんです。
今朝というより深夜ですかね(苦笑)
◆全盛期!なのに疲れが…
本日のサガリバナツアーも無事終了しました。
全盛期というだけあって、花、花、花!に囲まれ大満足でした♪
しかし、いつもより3倍疲れた感じです。
疲労の蓄積?ここぞという時のギックリ腰?冷たいものを飲みすぎて腹痛?
いえいえ、ちょっとした気疲れです…。
◆気疲れの原因は「雨」
八重山地方に停滞していた低気圧の影響により、西表島ではここ数日、不安定な天候が続いていました。
昨夜、就寝前に雨雲レーダーを確認すると、11日(今朝)は午前4:30~6:00頃にツアーフィールドのシイラ川付近を雨雲が通過する予想になっていました。
「明日は雨か…」
夜中も天気が気になりすぎて浅い眠りが続き、午前1時過ぎにはついに起きてしまいました。
(›´-`‹ ) ツライ..
弱い雨、強い雨、激しい雨、通り雨、にわか雨、などなど。
雨にもいろいろな表現がありますが、布団の中のしゅうさんは「強い雨」を心配していました。
出発するタイミングで強い雨が降り続いたらツアーは中止…。
そんなことを考えながらの一日の始まりでした。
◆癒し系の登場
車で移動中、突然のシャッターチャンス!
ヤシガニくんの登場でちょっとだけ重苦しかった雰囲気が和みましたよ。
◆お客様に感謝
シイラ川へ到着。
雨に備えてレインコートを着込み、暗がりの中パドル講習を行います。
いよいよカヌー!
幸いにも小雨程度だった雨も漕ぎ始める頃には一度上がってホッとしました。
ツアー中は2分位のスコールが2回ありました。
しかし大きな問題もなく、なんとか事なきを得ました。
なにより夜明け前の雨に対してもポジティブな気持ちでツアーにご参加いただいた皆さまに本当に感謝、感謝です。
お客様の楽しむご様子にガイドも皆笑顔です。
◆本日のサガリバナ
見どころポイントで花が咲いているのはもう行く前から分かっています。なぜなら今が「全盛期」だから。
しゅうさんが心配していたのは花の多さではなく、ナイスなタイミングで花が水面に落ちる様子をお客様にお見せできるかどうかです。
昨日はあれほど見事に咲いていたのに花がなかなか落ちず、ガイド全員が焦りました(汗)
さて、今朝はというと…
ナイスなタイミングで見事に落ちる “スイッチ” が入ってくれました!ヽ(´▽`)/ バンザーイ
昨日の朝から続いてた不安は杞憂で終わりましたよ。
ちなみに今朝の気温は以下のとおりでした。
AM 4:00 27.2℃
AM 5:00 26.6℃
AM 6:00 26.6℃
落ちるスイッチと気温の関係はあるのか?
それはまだよくわかりません…。
◆本日の振り返り
おそらく本日のサガリバナは今シーズン最高だったのではないでしょうか。
咲き誇る花、水面を漂う花、どちらもこれまでで一番多く感じました。
満月の大潮の満潮時ということもあり、普段は水が引いている陸地エリアも水に浸かり、花房から落ちた花の一つ一つがゆっくりと川へ流れ出ていきます。
甘い香りもいつも以上に強く、いつまでもこの風景を眺めていたい、お客様はもちろん私たちガイドも同じ想いでした。
時が経つのも忘れ、帰らなくてはならないギリギリの時間まで “サガリバナプール” で漂っていましたよ。
この朝の一瞬を眺めることができる幸せ。
サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」だそうです。
今朝は幸福でお腹いっぱいになったしゅうさんでした。
◆明日は?明後日は?
本来はポジティブ思考のしゅうさんですが、皆さんの楽しまれている様子を見ると明日、明後日の心配をするようになりました。
今朝と同じ、いやそれ以上の幻想的な風景が観られるとよいのですが、明日、明後日はどうなるのか…。
それはその時にならないと分かりません。
まだ花の蕾はたくさんあり、しばらくは早朝のサガリバナ鑑賞が楽しめそうですが、果たしていつまでが「全盛」と言えるのでしょうか?
全盛が過ぎ「見納め」まで続けるのも悪くはありません。
朝のあの特別な雰囲気の中では花が少し減ったとしても、初めてサガリバナを鑑賞される方にとっては、おそらくご満足いただけるでしょう。
しかし私たちは「引き際の美学」とまで大そうな事は言えませんが、サガリバナツアーに名残惜しい気持ちのあるうちに、私たちが思う「全盛」のうちに、サガリバナツアーを終了したいと思います。
ガイドがサガリバナツアーに燃え尽きるのではなく「来年、またここでガイドしたい」と後ろ髪を引かれる想いでシーズンを終えるのを「良し」とします。
◆通常ツアーは7月15日から
お待たせしました!
15日からは当店のメインツアーである「ピナイサーラの滝」を訪ねるカヌーとトレッキングツアーが再開します。
サガリバナツアーとは違ってカヌーを漕ぎながら花を観賞することはできませんが、トレッキングルートにはサガリバナ群落があり、7月中はいい感じで落ちた花を観察できそうです。
サガリバナツアーの感動が抜けきらないガイドがサガリバナの魅力を熱く語ってくれると思いますよ(笑)
それがきっかけで2026年のサガリバナツアーに参加したくなるかもしれませんね♪