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西表島にもやっと秋モードが到来しました 2015年11月25日
みなさん、こんにちは!
ここ竹富町では11月29日に「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票」があります。
◆竹富町ならではの事情
一体どういう事かというと、竹富町の町役場が竹富町内ではなく石垣市にあるという状況が、これまで何十年という長期間にわたり問題となっているのです。よく勘違いされる方もおりますが、竹富町は沖縄県石垣市竹富町ではなく沖縄県八重山郡竹富町です。
私たちが意思表示すべき内容は、 新しい竹富町役場を 石垣島で建て替える or 西表島の大原地区へ移転する かの二者択一です。どんな結果が出るのかわかりませんが、私たち竹富町民が直接関わる重要事項なので、投票には必ず行きたいと思います。
◆秋らしい一日のツアーでした
さて、今月は暖かい気候の続いた西表島ですが、本日は一変して、強い北風が吹く中でのツアー開催となりました。
気温も25℃を下回り、西表島もすっかりというか、やっと秋モードになってきました。
本日のツアーのご参加ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!
11月の西表島ってどんな感じ? 2015年11月2日
みなさん、こんにちは!
ここ最近の西表島は気温が30℃まで上がることもなく、とても過ごしやすい季節となりました。
ところで、みなさん11月の西表島ってどんな感じか知ってますか?
詳しい方は意外に少ないかもしれませんね。
◆夏の終わり、冬のはじまり
11月の西表島は晴れて太陽が顔をのぞかせたとしても、真夏に比べ湿度が低いのでカラッとした陽気となります。北海道の夏といったところでしょうか。
ところが、冬型の気圧配置になれば小雨混じりの冷たい北風が吹いてとても寒いのです。そんな日は雨風をさえぎるウィンドブレーカーが非常に役立ちます。
夏のなごりと冬の始まりを行ったり来たりするので、体調を崩さぬよう服装にはとても気をつかう毎日。それが11月の西表島の天気の特徴です。
◆基本はTシャツ&短パンだけど、北風が吹くと…寒っ!
10月後半から八重山地方は一気に日照時間が短くなります。夏は青い海と青い空のおかげで、外出時には帽子、サングラス、日焼け止めが必須アイテムとなっていました。
しかし、北より季節風が強くなるこれからの季節は、数値で示す気温ほど暖かくは感じないかもしれません。なぜなら、曇り空が多く、そんな日はたいてい強い北風が吹いて体感温度を下げてしまうのです。
この時期、天気予報で気にしなくてはいけないのは「晴れ」か「雨」か「曇り」かはもちろんですが、風が「強い」か「弱い」かも大切です。
ツアー中にカヌーを漕いだりトレッキングしている最中は夏服(Tシャツ&短パン)でちょうど良いのですが、じっと座って休憩していると段々と肌寒く感じます。そんな時、手軽に羽織れる薄手のジャンパー(ウィンドブレーカーやカッパ)が必須アイテムとなります。
◆水着は必要?
ツアー中に滝つぼで泳ぐ方はめっきり減りました。
夏はツアー時間が遅れがちになるくらい、滝つぼで長~く泳ぐ方が多かったのですが、11月に入るとよほど天気の良い日でも「勢い」や「ノリ」がないと滝つぼには入れないでしょう。
ということは、寒中水泳気分でノリノリの方は、ぜひ水着をお持ちくださいね!
◆ツアーの予約は混んでますか?
「ツアーに参加したいけど天気が気になる…。」 「できれば天気の良い日に遊びたい!」
こう思うのは当たり前ですよね。
11月はカヌーやトレッキングを計画される観光客の方はめっきり減るので、ツアーのご予約は3日前でもほぼ対応可能です。週間天気予報をチェックしながら旅行の計画を立ててください。
ただし、閑散期なので風車のスタッフも順次、休暇をいただきます。少人数での営業になりますので、ご希望のツアーコースが開催されない場合もあります。ご了承ください。
西表島で半日観光ツアーをお探しの方、まずはご相談を! 2015年3月13日
みなさん、こんにちは!
当店で取り扱っているツアーの所要時間は通常6~7時間で、朝から夕方まで一日たっぷり楽しめる内容です。しかし「半日ツアーはありますか?」というお問い合せもたくさんいただきます。
◆半日だけ観光がしたい
当店では基本的に半日観光コースはご用意しておりませんが、可能な限り、ケースバイケースで個別対応させていただいてます。
◆半日観光コースが開催できない時期
ゴールデンウィーク、7~9月、冬休み、春休み、これらの時期は繁忙期にあたるため、基本コース(一日コース)以外の対応は現在のところできない状態です。
それとは逆に、上記以外の時期は閑散期となるため、お客様のご要望に出来る限りお応えしていきたいと思います。
ご自身の旅行計画で西表島観光が可能かどうか、旅行スケジュールに不安やご不明な点などありましたら、どうぞお気軽にお問い合せください。
◆半日コースの例(その1) ~竹富島、小浜島ご宿泊編~
「西表島でカヌーツアーをしたいけど泊まるのは竹富島です。」 「小浜島のリゾートホテルからツアーへ参加したいのですが。」
西表島には泊まらないけど西表島のカヌーは絶対体験してみたい!こんな旅の計画を立てている方も多いと思います。では、西表島観光を楽しんだ後に竹富島や小浜島へ渡るには、何時のフェリーに乗れば間に合うかお話しましょう。
※閑散期のみの場合ですのでご注意ください。
▼ツアー終了後に竹富島へ渡る場合
上原港16:40発や大原港17:00発のフェリーでは、石垣港に到着するのが17:30を過ぎるため竹富島行きの最終フェリーには間に合いません。よって、その一便前のフェリーに乗ってください。
<西表島の西部から>
上原港 14:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 15:25着
↓
石垣港 16:00発 竹富島行き へ乗船
↓
竹富島 16:15着
<西表島の東部から>
大原港 15:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 16:10着
↓
石垣港 16:30発 竹富島行き へ乗船
↓
竹富島 16:45着
▼ツアー終了後に小浜島へ渡る場合
上原港16:40発や大原港17:00発のフェリーでは、石垣港に到着するのが17:30を過ぎるため小浜島行きの最終フェリーには間に合いません。よって、その一便前のフェリーに乗ってください。
<西表島の西部から>
上原港 14:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 15:25着
↓
石垣港 16:00発 小浜島行き へ乗船
↓
小浜島 16:30着
<西表島の東部から>
大原港 15:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 16:10着
↓
石垣港 17:30発 小浜島行き へ乗船
↓
小浜島 18:00着
以上の2つのパターンなら西表島で3~5時間ほどのツアー開催が可能です。
ご検討される方は、日時、人数、ツアー前日と当日の宿泊先ホテル名、希望するツアー時間と内容をお問合せフォームにご記入のうえ送信してください。
大原港14:00発と14:30発の石垣港行きは竹富島を経由するので、有効な旅の計画に一役かってくれそうです。これらのフェリーをご利用されたい場合は、当店まであらかじめご相談ください。
◆半日コースの例(その2) ~午後から観光したい編~
次にご紹介するのは関東圏にお住いの方向けの一例です。
朝一番で羽田を出発して午後には本物のジャングルでカヌー体験。ご宿泊は星野リゾートなんていかがですか?
自宅から西表島まで一気に行く弾丸的なスケジュールです。
羽田06:35発のJTA071便で石垣島へ直行
↓
10:00 石垣空港へ到着。タクシーに乗って石垣港へ移動。
↓
10:45 石垣港へ到着
↓
石垣港11:00発の上原港行きに乗船
↓
11:50 上原港へ到着
上原港が欠航している場合は石垣港11:00発の大原港行きに乗船すると11:40に大原港へ到着します。西表島へ到着後、午後から3~4時間程度のツアー開催が可能です。
午後から開催の半日ツアーにランチはつきません。石垣港でお弁当などを買ってフェリーの中で食べるか、西表島へ到着してから港近くの食堂で昼食をすませてからツアーを開始します。
ご検討される方は、日時、人数、ツアー前日と当日の宿泊先ホテル名、希望するツアー時間と内容をお問合せフォームにご記入のうえ送信してください。
◆半日ツアーの終了時間について
半日ツアーをご検討される方で「ツアーが終わったら西表島に泊まるから終了時間が遅くなってもかまわないよ。」というご意見をよく頂きます。
しかし、当店では午後から開催の半日ツアーでも通常の一日ツアーと同じ16:30頃、遅くても17:00には終了するようにしています。
なぜなら、万が一、ツアー中に事故が発生してしまっても日没までに早急に対応する必要があるためです。安全対策の面からもどうぞご理解お願いします。
◆半日ツアーのまとめ…ほとんど貸切ツアーになります!
当店で半日ツアーが開催できるのは閑散期のみです。
ツアーの開始時間を決めてしまうと、お客様一人ひとりのご要望に沿うことができませんので、ご予約時になるべくお客様の意向をヒアリングさせていただいた上でご希望の時間やツアー内容、料金を決定していきます。
結果的にほとんどのケースが貸切りでのプライベートツアーになりますので、自分らしい旅を作ってみたい方はお気軽にお問い合せください!
ワンポイントアドバイス!西表島アクセスをスムーズに 2015年3月8日
みなさん、こんにちは!
当店ではサガリバナカヌーコース以外の全てのコースが石垣島からの日帰り観光が可能です。
近年、石垣島の宿泊施設が充実してきたので、石垣島を拠点として八重山の離島めぐりを楽しむ観光スタイルが増えています。実際のところ、当店のツアーに参加される半数以上のお客様が石垣島から日帰りでお越しになります。
◆西表島アクセスをスムーズに行う方法、ご存知ですか?
ところで、西表島へ観光に来られる全ての方にとって重要なのが西表島へのアクセス方法ですね。いままでも石垣島から西表島へのアクセスについては風車のホームページやブログでも何度かご紹介してきました。
とは言っても、初めて訪れる旅先での移動には多少の緊張や苦労が伴うはず。とりわけ西表島へ行くにはフェリーに乗らなくてはいけません。山手線のように次から次へと数分間隔で出航してくれれば綿密な旅の計画は必要ありませんが、フェリーともなるとそういう訳にはいきません。
本日は、西表島行きのフェリーに乗る前の段階である石垣島での交通事情について、フェリー以外にも一歩踏み込んだアドバイスをお伝えしたいと思います。
◆石垣港離島ターミナル
八重山の島々を巡るアイランドホッピングを楽しむのであれば、石垣港離島ターミナルが海の玄関口となります。
一昔前までは、離島行きの船会社や桟橋の集まる屋外エリアを総称して「離島桟橋」と呼んでいましたが、2007年にそれらを集約した石垣港離島ターミナルが新規オープンしました。
そして現在では、離島ターミナルと呼ばれるのが一般的となりました。
◆タクシーをご利用の方
離島ターミナルへ行きたい場合、タクシーの運転手には「港まで」と言えばほとんど通じます。
石垣島には海外からの大型クルーズ船もやって来ますが、それらと与那国島行きのフェリーが停泊する港は別の場所にあります。
利用客が一番多い港は離島ターミナルなので、観光客と思わしき方がタクシーに乗って「港まで」と言えば「どこの港?」と聞き返されることはまず無いでしょう。もしも心配であれば「西表島へ行きたいから港まで」と言ってみるのがよいですよ。
◆レンタカーをご利用の方
離島ターミナルにはコインパーキング(離島第一、離島第二)が併設されています。
料金表は2015年3月1日現在のものとなります。
しかし、夏休み、GW、春休みなどの繁忙期は混み合うので満車になってしまう日もあるようです。
その場合は八島第二駐車場を利用するよう案内されますが、そちらの駐車場は離島ターミナルまで徒歩7分ほどかかるので急いでいる時は注意が必要です。
場所も分かりにくいのでカーナビで確認してください。
ちなみに駐輪場もありますが、観光客の方が使うことはあまり無さそうですね。
沖縄タイム(ウチナータイム)という言葉がありますが、さすがにフェリーを含む公共交通機関は時刻表通りに動くので気を付けましょうね!
◆安栄観光(あんえいかんこう)の窓口へ
離島ターミナルの中にはいくつかのフェリー会社がありますが、当店のツアーに参加されるお客様は安栄観光でフェリーの乗船券をご購入ください。
→ 安栄観光をご利用いただきたい理由
また、旅行中に他の島、例えば竹富島や小浜島にも遊びに行く予定がある方には、通常の乗船券よりもフリーパス(アイランドホッピングパス)の方がお得かもしれません。
→ 安栄観光アイランドホッピングパス
詳しくは安栄観光の窓口でお問合せください。
◆フェリーの座席は三人掛けです
石垣島と離島を行き来するほとんどのフェリーの座席は三人掛けです。
乗客は三人掛けのシートを二人で使ったり、一人旅の方同士が座席を一つ空けて座る傾向がありますので、出航間際の船内は座席が一つずつポツリポツリと空いている状態です。
一人旅なら特に問題はありませんが、お連れ様がいたりご家族での乗船であれば皆がバラバラに座ることになってしまいます。
そうならないためにも、遅くとも出航の10分前にはフェリーが入港する桟橋に並び、フェリーが到着したらすぐに乗り込んで座席を確保しましょう。
◆トランクケースは客室に持ち込まない
船内の客室は座席と座席の間が狭いのでトランクケースなどを足下に置くことはできません。膝の上に置けないような大きなお荷物は乗船する際に船員に荷物の置き場所を尋ねて、しかるべき場所に置くようにしましょう。
◆フェリーは揺れますか?
石垣港と上原港を結ぶ上原航路は北よりの風が吹くと非常に揺れます。
乗り物に弱い方は船酔いしてしまうので、フェリーに乗る前にはあらかじめ酔い止め薬を飲んでおくことをお勧めします。酔い止め薬は離島ターミナル内にあるいくつかの売店でも売っています。
また、船内では比較的揺れの少ない後部座席にお座りください。
ちなみに後部座席というのは船内にある客室の後ろの方という意味で、フェリーに乗り込んですぐの外に面した客室のプラスチックのベンチ席ではありませんよ。
このプラスチックの座席、一見すると潮風を感じながら優雅に航海を楽しめそうな気がしますが、フェリーが動き出すや否や、エンジン音とオイルの臭いがすごく、さらに夏はエアコンもついていないのでメチャクチャ暑くて参ってしまうのでご注意を!
◆余裕をもって鳩間島経由
上原航路は往路、復路、ともに一便ずつ鳩間島を経由します。運航スケジュールは午後なので、特にカヌーツアーなどに参加する予定のない方は鳩間島経由のフェリーに乗れるチャンスがあるかもしれません。
鳩間島の周辺はびっくりするくらい海が青く、晴れた日には嬉しい驚きがありますよ。ちょっと得した気分ですね。それと運行時間も約一時間ありますので、ちょっとお疲れの方には船中で長めのお昼寝ができるのも嬉しいかもしれません。
天気が良く、時間にも余裕のある方は鳩間島経由で西表島へお越しになるのもお勧めですよ。
▼鳩間港から西表島を望む
▼鳩間港の桟橋
◆想像の翼を広げて…気分だけでも西表島!
西表島へ行ってみたいけど旅行の計画が無いなぁ…。
そんな方は、石垣港から約50分、上原港に到着した時の感動をこの写真を眺めて想像してくださいね!
もうすぐ到着…
あ、見えたぞー!
来た、来たっ!
到着! いらっしゃ~い(^^♪
◆番外編 … なつかしの船浦港
以前はとてもにぎやかだった船浦港も、2006年の上原港デンサーターミナル完成を機に旅客船の就航が廃止されました。
当店にも近い船浦港ですが懐かしく思う方も多いことでしょう。何を隠そう、私の西表島初上陸もこの船浦港でした。
現在は我が娘の自転車の練習場になったり釣りや凧揚げを楽しむ人が訪れたりと、島民がのんびり過ごすオアシスの港として第二の人生を送っています。
いかがでしたか?
2015年3月8日現在のところ石垣港離島ターミナルのホームページはありませんので、交通に関する疑問などがありましたら当店まで気軽にお問い合せください。
石垣空港へ到着した瞬間から八重山の旅はスタートしています。目的地へスムーズに移動できれば旅の楽しさも増すこと間違いなしですよ!
【縦走!】 西表島最高峰「古見岳」から「ユツンの滝」へ 2015年3月2日
みなさん、いきなりですが西表島で一番高い山をご存知ですか?
答えは島の東側に位置する古見岳(こみだけ) で標高は469.5メートルあります。
先月、この古見岳を登頂してからユツンの滝へ抜ける縦走ルートへ、風車の精鋭ガイド、沢田と羽生の二名が出かけてきました。二人ともこのルートを歩くのは初めてです。
今日はそんな二人の悪戦苦闘の様子を、先輩ガイドである沢田(写真右)にレポートしてもらいます。
◆いざ、出発!
風車のある船浦集落から大原港方面へ車で走ること約20分。左手に由布島を眺めながら走ると、ほどなくして登山口へ到着します。
身支度を整え、再度持ち物を点検したら車の轍(わだち)が残る道を歩きはじめます。ほどなくすると川に行き当たりました。
先へ進むにはこの川を渡らなければなりませんが、おそらく6時間はかかるであろう本日の山歩きを思うと足を濡らして川を渡る気にはなれません。
なぜなら日頃のガイド経験から、濡れたままの足で歩き続けると皮膚がふやけて足の皮がボロボロになってしまう事を知っているのです。
これから待ち受ける未知の体験を想像しながら、その後も何本もの川を同じように注意深く渡ります。
なるべく濡れないルートを探りながら歩くので方向感覚が鈍りそうですが、たびたび太陽の位置とコンパスを使ってルート確認してみると、ほとんど一直線に歩いている事が分かり安心します。
◆急登開始!
出発してから一時間、そろそろ一息つきたいな…と思っていると、いきなりの急な登りが始まってしまいました。
休憩のタイミングを逃したことを悟りつつ仕方なく急斜面を登って行くと、視界の開けた場所へ出て遠くに小浜島も望めます。一息つくにはこの上ないポイントへ出ました。
短い休憩を終え、再び歩き出すと道が左右に分かれているのが見えます。目的の古見岳へ行くのは左ですが、やはり右も気になります。
時間にも余裕があるので少し覗いてみたら、遠くにうっすら滝の姿が見えました。
初めて見る名も無き滝ですが、このような光景は西表島のジャングルにいくつも存在していることでしょう。
名瀑であるピナイサーラの滝を数えきれないほどガイドしてきた私でしたが、普段の生活では見る事のできない光景がとても新鮮に感じました。寄り道した甲斐がありましたね。
◆藪、藪、藪… ひたすら藪(やぶ)
この日は2月だというのに気温が24℃もありました。ひたすら続く登りがジャブのごとくジワジワ体を攻め続け、久しぶりに汗が噴き出ます。
あー、暑いっ!!
辛抱たまらなくなり、ついに長袖を脱いで半袖になりました。それが悪夢のはじまりだとは露ほども思わず…。
涼しくなった事で調子も上がって足取りも軽くなりました。
長身の私(身長188センチ)をも軽く超える高さの藪を、ひたすらかき分けかき分け歩き続けると…あれ?腕が痒いぞ!?
と思った時にはすでに遅く、おそらくハゼの木の類でしょうか、何らかのカブレる植物に触れていたようです。あれよあれよという間に右腕がドンドン赤くなっていくではありませんか!
渋々もう一度長袖に着替え、暑さ、痒さ、藪のひっかきのトリプル攻撃に耐えながら歩き続けました。今振り返るとこの時が一番つらい思いをしましたね。
◆古見岳山頂
出発から3時間。
そろそろ頂上かな…と思っていると、それまでツル植物に覆われていた周囲がいつの間にか竹藪に変わっていました。そして、さらに進むとどこかで見た記憶が…。
そうだ、トトロだ!
となりのトトロを彷彿とさせる緑のトンネルをくぐったり巨木に出会います。
あ・る・こ~♪ あ・る・こ~♪ わたしは~げんき~♪ なんて歌いたい気分です。
トンネルを抜けると、そこは山頂だった。となるのか!?
やや興奮気味に早足でトンネルを抜けると、あれ?ここ山頂??というくらい狭い場所に三角点とイリオモテヤマネコの像が鎮座しています。
イリオモテヤマネコの像にしばし目を奪われましたが、我に戻って視線をずらすと…。
この日は気温が高かったせいか霞(かす)みがかってはいたものの、疲れと痒みを吹き飛ばすには十分な絶景が広がっていました。
この景色をおかずにランチタイムといきたいところですが、風が強く落ち着いて食べれそうにないので早々に撤収し、次の目的地ユツンの滝へ再び出発です。
◆古見岳からユツンの滝へ
ここからユツンの滝を目指にはシダ植物が生い茂る沢沿いを下りて行きます。
途中、愛らしい白が特徴のナガバイナモリの群生地に出たりカギバアオシャクという蛾の一種に出くわしたりと、目にも楽しい光景に癒されます。
さらに下ると少しルートが分かりずらくなり緊張が走ります。原因は大きな倒木です。
長い年月を経てガジュマルに覆い尽くされた大木は何の木か判別するのが難しい状況でしたが、おそらく台風の影響か寿命によって倒れたのでしょう。
このように原始のままの姿を残すジャングルを歩いていると、登山というよりは冒険、探検という言葉の方が合っているなと強く感じます。
岩の上に目を向けるとイリオモテヤマネコの糞を発見しました。
ヤマネコの視線を意識しながら沢をジャバジャバ歩いて行くと、目の前に展望が開けてついにユツンの滝へ到着しました。
◆お待ちかねのランチタイム & 招かざる客
仕事やプライベートで幾度か来たことのあるユツンの滝ですが、滝上からの絶景とジャングルにそびえ立つ滝そのものの姿は何度見ても圧巻です。
が、しかし!お腹を空かせた男二人は景色よりお昼ごはんの方が重要な「花より団子」の心境。
メニューは単なるインスタントラーメンですが、家で一人さみしくすするラーメンとは比べようもない美味しさだったことは言うまでもないでしょう。
さて、お腹も落ち着いたし、ここは裸足にでもなって食後のコーヒーを楽しもう!と靴を脱いだら…。
ヤツがいました!
ひたすら足に食いついて離れないヒルがいました!
慣れてはいるつもりですが、見ていて気持ちの良いものではありません。ここは早急に退治します。
方法はいたって簡単。
ヒル目がけて消毒液をシュッとひと吹きすると、ポロッと落ちてお終いです。もしくは火を近づければいいのですが、その際は火傷に注意。
焦って手で払ったりすると口だけ残って後で炎症を起こす可能性があるので注意が必要です。
余談ですが、ヒルに噛まれると血がなかなか止まらなくなります。これはヒルの唾液に含まれているヒルジンという成分のせいだそうです。
このヒルジン、海外では医療にも活用されているそうですが、一体どんな治療に使われているのでしょうかね?
◆さて、そろそろ下山です
お腹を満たして美味しいコーヒーも頂いたことで再び力が湧いてきました。
絶景をバックに記念撮影をしてからユツンの滝に別れを告げ、そろそろ山を下りることにします。
ここからは慣れた道なので、いつものペースでゆっくり歩くとしましょう。
斜面を流れ落ちる水を横目にポットホールを避けながら数本の沢を渡ります。ジャングルの様子も徐々に低地特有の植生へと変化していき、アダンの木やモダマのツルがお目見えしてきました。
二人とも旅の終わりが近づいたことを感じてきたせいでしょうか、まだゴールしていないのに「次、どこに行く?」などど話しながら山を歩き続けます。
そして、無事に下山を果たした夜はいつもに増して美味しいお酒と会話で再び盛り上がりました。
以上でレポートは終了しますが、今回のトレッキングルートは一般的な観光ツアーで紹介されることはないと思います。
しかし、沖縄病を発症するほど西表島へ通い詰めた方にはぜひ体験してほしい縦走コースです。
西表島を代表する絶景があなたを待ってます! 2015年2月12日
みなさん、こんにちは!
当店で一番人気の ピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)ツアー はジャングルトレッキングで滝の上を目指しますが、今日は、その「滝うえ」の魅力についてのお話をしたいと思います。
◆えっ? 「滝うえ」って何!?
そもそも「滝の上に行きます。」と言われてもピーンとこない方もいるでしょう。ずばり一言でいうと、こちらのコースはピナイサーラの滝を見に行くだけではないのです!
ピナイサーラの滝の一番高い場所でマングローブの森や川、海、そして遠くに見える鳩間島やバラス島の姿を眺めに行くのです。
そうです、カヌーとトレッキングでジャングル体験を満喫し、心打たれる絶景まで見ることができるのです。西表島に初めて観光に来られた方が期待している魅力がギュッと詰まったツアー内容です。
◆高所恐怖症だけど大丈夫ですか?
もし眺望の良いポイントが狭くて断崖絶壁だったらかなりの危険度を伴いますが、まずはご安心ください。ピナイサーラの滝うえにはある程度の広さがあります。
ただし、絶景ポイントの崖ギリギリの場所(川の水が落ちる場所)に立つことはやめましょう。転落防止の柵など設置されていないので非常に危険です。
川が流れ落ちる先は高さ55メートルの断崖絶壁! 離れた場所から絶景を堪能しましょう。
また、高所恐怖症の方はツアー予約時にスタッフまでご相談ください。
◆滝から下に落ちませんか?
これだけは絶対に絶対にあってはならないことです!
ガイドが崖ギリギリまでご案内したり下を覗き込むようお勧めすることはありません。どうしても滝の下を覗き込んでみたい方は、離れた場所からうつ伏せになり、必ず「ほふく前進」で覗き込んでください。その際も、絶対に崖の際まで行かないようにしましょう。
55メートル下にあるのはハート形の滝つぼです♥
◆冬にツアーへ参加するメリットとは?
夏の西表島では毎日のように青い空と青い海を見ることができますが、冬の場合は違います。
冬の西表島は曇りの日が多く、さらに北風も強いので、滝のそばにいると冷たい水しぶきが舞い上がりとても寒く感じます。
真夏のツアーではスポーツドリンクを多めに持ったり、休憩中は黒糖を食べるなどして熱中症を防ぎます。帽子ももちろん必須アイテムです。
さて、冬の場合はどうでしょう?
ジャングルの中は夏と比べると驚くほど気温と湿度が低く、日差しも弱めです。夏と違って暑さでバテることがないので快適なトレッキングが楽しめる。という訳ですね。
◆冬はずっと天気が悪いの?
滝の上に到着した時に曇っていたとしても、わくわくランチを食べている間には一瞬でも晴れ間が覗くかもしれません。その時がシャッターチャンスです。
もしも青い海と空が見られなくても西表島は逃げたりしないので、また次回にリベンジしてくださいね!
そうそう、もちろん冬でもスカッ!と気持ち良く晴れる日はありますよ~(*^^*)
ちなみにピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)ツアーでは、滝つぼへ降りると滝の姿を真正面から見ることができます!
ピナイサーラの滝をカヌーを漕ぎながら遠くから眺め、更には滝の上へ登って滝つぼにも行く。
一つの滝を一日かけてこれほど多角的に満喫できるのはピナイサーラの滝だけです。
もしツアーに関して何かご不明な点などありましたら、予約をする、しないに係わらずお気軽にご相談ください!
●風車お問合せ先
TEL 0980-85-6441 お問合せフォームはこちら
西表島のカヌーツアーって雨でも楽しいの? 2015年2月4日
みなさん、こんにちは!
せっかく西表島まで行くんだから、やっぱりカヌーツアーは外せない!そんな思いで旅行の計画を立てる方は多いと思います。
基本的に当店は毎日営業してますが、この時期は「冬でも営業してますか?」というお問合せをよくいただきます。そして、ほとんどのお客様が一番気にしていること、それは・・・
「ツアー中にイリオモテヤマネコと会えますか?」ではなく、「雨でもツアーは開催するのですか?」です。
◆雨でもヤル気満々派の皆さま
当店は雨でもツアーは開催します。
しかし、前日までの雨量やツアー中に予想される雨量によっては、安全確保のためツアー内容を一部変更する場合があります。
具体的にいうと、ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアーで訪れる滝上の絶景ポイントは断崖絶壁の上にあり、増水時には危険が伴います。
そのような状況が予想される日は滝上には行かず、滝つぼまでのカヌーとトレッキング、そして通常時は行かない別の滝へのトレッキングにご案内して対応させていただきます。
また、雨具の用意がないお客様へは簡易的なカッパを無料でお貸ししてます。
天気は悪いけど、やっぱりカヌー体験してみたい!という行動的なあなた!疑問、質問ありましたらご遠慮なく風車までご連絡くださいね。
◆雨の場合は気持ちが萎える派の皆さま
「天気が悪そうだから、天気予報を見てからツアーに参加するか決めたいのですが…」というお問合せも冬場はたくさんいただきます。
当店では、その日のお客様の予約状況(予約人数)によって対応させていただきますので、兎にも角にも、まずはお電話かお問合せフォームで予約状況を確認してください。
仮予約制度はありませんが、スタッフが天気以外にも当日の服装、準備するものなどを説明しますのでお気軽のご連絡ください。
ちなみに気象庁から発表される天気予報は、午前5時、午前11時、午後5時に更新されます。旅行中のお天気が気になる方は出発前からちょくちょくチエックしてみましょう。
→ <気象庁> 八重山地方の天気予報
◆冬はどんな服装で行けばいいの?
2月某日、気温15℃前後。実際にツアーへ参加されたお客様の服装です。
ポイントは…
- カヌーもトレッキングも同じ服装
- トレッキング中は体温が上昇するのでTシャツ姿でもOK!
- 滝付近は冷たい強風が当たる
- 体はあっという間にクールダウンするので上着での体温調節が大切
皆さんの笑顔のおかげで、本日もツアーを楽しむことができました。ご参加ありがとうございました!
2015年GW(ゴールデンウィーク)のご予約について 2015年1月14日
みなさん、こんにちは!
2015年が始まったばかりですが、すでにGWの沖縄旅行を計画している方も大勢いらっしゃると思います。
◆気が早い!なんて言わないで
風車でもGWのご予約をポツリポツリといただいており、4月25日から5月10日までの期間は非常に混み合うことが予想されます。というのも、今年のGWは日の並びが良く、週休二日制の方なら有給を使わなくてもしっかり5連休ありますね。
カレンダーの数字が赤色で続くとそれだけでもニヤニヤしちゃいます。。。( ̄ー ̄)ニヤリ
◆4月25日~5月10日に開催予定のカヌーツアー
この期間中は ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー のみの開催を予定してます。別コースの開催が可能な場合は3月以降にあらためて発表します。
●石垣島から日帰りでツアーへ参加する場合
石垣港8時30分発の上原港行きに乗船してください。風車のスタッフが上原港へお迎えにあがります。ツアーが終了したら上原港16時40分発の石垣港行きでお帰りくください。
ただし、北風の影響で上原航路が欠航になった場合は、大原港17時30分発の船になるので石垣港への到着は18時10分頃になります。ということは…。
ツアー終了後に竹富島や小浜島に宿泊したり、19時30分頃のフライトを予定している方は、上原航路が欠航する可能性を考えるとカヌーツアーへのご参加はできません。非常に残念ですが、どうかご了承ください。
●西表島内の宿からツアーへ参加する場合
上原港から車で10分圏内の宿に限り送迎いたします。地区名で言うと 船浦、上原、中野、住吉、浦内 の各集落となります。その他の地区からツアーへ参加する場合は、レンタカーもしくは路線バスをご利用になって上原港に9時35分に集合してください。ツアー終了後は上原港へ16時頃にお送りします。
→ 路線バス時刻表
尚、GW期間中にレンタカーを利用したい方は早めの予約をお勧めします。石垣島に比べると圧倒的に台数の少ないレンタカーですので、繁忙期は満車になる日が多いようです。
行き当たりばったりの旅もなかなか面白いものですが、沖縄本島に次ぐ大きな島ですので交通手段は事前に確保しておいても損はないですよ。
ちなみに、風車へレンタバイク、レンタカー、レンタサイクルの問い合せをされる方がおりますが、当店はカヌーツアーオンリーのお店です。できることなら力になりたいのですが、レンタカーなどのご用意はありませんので…あしからず_(._.)_
◆GWの西表島はどんな天気?
これって気になる方が多いと思いますが、例年だとGWの頃は八重山地方の梅雨入り時期と重なるため曇りや雨の日が多めです。季節の変わり目によくある集中豪雨に見舞われる日も、GW期間中はあるかもしれません。
強い雨の予想される日はツアーの中止、もしくはツアー内容を一部変更して対応させていただく場合もあります。とにもかくにも安全第一で西表島を楽しんでいただけるようカヌーツアーを開催します。
◆どんな服装で参加すればいいの?
ずばり夏服でOKです。ジャングルトレッキングで体が温まっていれば滝つぼに入っても気もち良く遊べる季節です。もちろん海水浴も問題ないので、GWに八重山へ旅行する方は水着の準備もお忘れなく!
◆秋にもあるよ大型連休!
お楽しみいっぱいのGWですが、なんと今年は6年振りのシルバーウィークもあります。そちらも同じく5連休ですが、人によっては有給など利用して最大9連休!なんてケースもありそうですね。
風車のカヌーツアーは1月、2月も元気いっぱい営業中! 2015年1月10日
みなさん、こんにちは!
風車は2015年元日より毎日営業していますが、夏の繁忙期と違って1月や2月は西表島観光にカヌー体験をチョイスする方は少ないようです。
ということは、もしもこの時期に西表島でカヌー体験したいなぁ…と考えている方にとっては朗報かもしれません。ひと気の少ない静かなフィールドで、じっくり亜熱帯ジャングルを堪能することができるのです!
◆天気が良ければツアーに参加したいのですが…
天気の崩れやすい冬場は、旅行中の遊びの計画は天気次第で決めたいというご意見をよく耳にします。
風車の場合、繁忙期(GWや夏休みシーズン)は約2カ月前からの予約が必要ですが、オフシーズンの冬場なら混み合うことはほとんどありません。前日に天気予報を確認してからのご予約でもツアーに参加できる可能性が高いので、カヌー体験に興味のある方はご遠慮なく風車までお電話くださいね。
◆冬の西表島は寒いの?
典型的な「西高東低の冬型の気圧配置」の時は、北よりの風が強くなって肌寒い日が続きます。しかし、そのような冬型の気圧配置が緩んで太陽が顔を出せば、1月や2月でも「泳ぎたい!」と思わせるような暖かい(暑い?)日もあります。
実は先週、山梨から西表島へ遊びに来ていた知人は1月6日の午後に海水浴を楽しみましたよ。最高気温は25℃近くまでありました!
◆カヌーツアーはどんな服装がいいの?
冬場は北風が強い日が多いので、ウインドブレーカーなどの風を通しにくい上着を着ておくとよいでしょう。
トレッキング中は体が熱くなるのでTシャツでもOKですが、滝周辺や滝つぼでは冷たい風や水しぶきが当たるので体感温度はグッと下がります。せっかく温まった体もあっという間に冷えてしまいます。
カヌーツアーの最中は、面倒でも上着を着たり脱いだりしながら体温調節を上手に行いましょう。
また、「服は濡れますか?」というご質問もよくありますが、雨が降らなければ大丈夫です。
ただし、カヌーを漕いでいる時にパドルをつたった水滴が腕や膝にしたたり落ちることがあります。それでも全身が濡れるほどということはありませんのでご安心を!
◆上原航路が欠航になる日が多いと聞きましたが、送迎はどうなりますか?
冬場は新北風(ミーニシ)と呼ばれる季節風の影響で上原航路はよく欠航します。しかし、海が荒れる日は多くても人気のピナイサーラの滝へ行くカヌーツアーは、マングローブの森が強い北風をさえぎってくれるため問題なく開催できます。
石垣島から日帰りで西表島を観光する方にとって船の欠航は不安要素の一つになると思います。
でも、ご安心ください。もし上原航路が欠航しても、西表島の南側にある大原港は普段通り運行しています。西表島の山々と小浜島、竹富島が石垣港と大原港を結ぶ航路を北風から守ってくれるのです。
そして、上原航路が欠航した時に限り、船会社が大原港と上原港の間を臨時の送迎バスを走らせてくれるのです。
◆上原航路が欠航している時に大原港経由で上原港へ行く方法
大原港と上原港…。名前が似ているので頭の中で整理しながら読むのがポイントです。
1. 石垣港の安栄観光(あんえいかんこう)の乗船券売場で上原港へ行きたいと伝える
2. 石垣港→上原港の船代を支払う
* ご注意 *
大原港までの料金ではありませんよ!
3. 石垣港から大原港までの乗船券と大原港から上原港のまでのバス券を受け取る
* ご注意 *
大原港から上原港までの臨時の送迎バスに乗るには石垣港でバス券を購入しておく必要があります。大原港に到着してからバス券の入手はできませんよ。
4. 安栄観光の送迎バスに乗車する
* ご注意 *
船が大原港に到着したらバスはすぐに出発してしまうので、下船後は素早くバスへ移動してくださいね!
5. 送迎バスが上原港へ向け出発する
ご理解いただけたでしょうか?
気温、水温とも下がる冬場は滝を浴びたり滝つぼで泳ぐことはできませんが、夏の暑さがない分、快適に、そしてのんびりとカヌーもトレッキングも楽しむことができますよ!
せっかくの西表島、半日観光じゃもったいない! 2014年12月23日
みなさん、こんにちは!
大寒波到来!と連日ニュースになるほど寒い寒い日本列島ですが、ここ西表島も滅多に無いほどの寒さが訪れておりクリスマスムードが盛り上がってきました。
◆年末年始も休まず営業しております
風車ではクリスマスも年末年始も関係なく通常通りカヌーツアーを開催していますが、ありがたいことに多くのご予約をいただいております。
この時期に西表島観光をご検討されている方はツアーの予約空き状況をご確認くださいね。
◆当店人気No.1カヌーツアーといえば…
やっぱり ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー でしょう!
夏の観光シーズンは滝つぼで泳ぐことが楽しみの一つですが、さすがに冬は…。
亜熱帯の島とはいえ冬の滝つぼ遊びはちょっと厳しいものがあります。気合いと根性で挑む方にはもってこいの水温ですが (^-^;
真夏のツアーでは熱中症対策として風車のガイドは毎日2リットル以上の水やスポーツドリンクを飲みます。しかし、うだるような暑さが無い冬は、汗をほとんどかかず毎日が快適なトレッキング日和なのです。
滝上に到着したらこの時期特有の北風がピナイサーラの滝をまき上げ、訪れる人に天然のシャワーを浴びせてくれます。
7~9月の観光シーズンと比べると訪れる人が圧倒的に少ないので、ガイドにとってはちょっと寂しいくらいの静けさですが、その分、のんびりとしたジャングルタイムを体験できますよ。
◆ガイドを独り占め!?
ピナイサーラの滝ツアーは人気があるため、ハイシーズンは6、7名のお客様を一人のガイドでご案内することになります。しかし、年末年始を除いた冬の間はほとんどの日が「貸切りツアー」状態です。
カヌーとは関係のない西表島生活の裏話(?)などなど、ガイドとのゆんたく(おしゃべり)もじっくりお楽しみください!
◆それでも急ぎ足で観光したい派の方には…
一日かけてピナイサーラの滝の魅力をお伝えしたいところですが、アレもコレも観光したい!といったご要望もたくさんありますし、そのお気持ちもよーく分かります!
そんな方には ピナイサーラの滝&由布島ツアー がうってつけです。
午前中はピナイサーラの滝の滝つぼを目指してカヌーとトレッキングで身体を動かし、午後からは由布島の水牛車観光へ出かけます。
水牛車の発着所に到着すると、まずは味のありすぎるオブジェがお出迎えしてくれます。
入園券を購入したら水牛車にゆられて海を渡りましょう。
アウトドアと観光が半日ずつ組み合わされたセットツアーなら、お時間の無い方でも西表島の魅力をお手軽に楽しめます。
石垣島のホテルに宿泊している方も日帰り観光が可能なので、ぜひぜひご検討くださいね!