今年初の「夏日」となりました! 2016年1月2日
みなさん、こんにちは!
ツアーの片づけが終わり、ジョギングで汗を流し、扇風機を回しながらのブログ更新です。
◆ここは南半球!?
冬将軍が活躍してもおかしくない1月ですが、今日の西表島は気温が26℃まで上がり、年明け早々に夏日を記録しました。
少しでも体を動かすと汗ばむ陽気。一日を通してTシャツでOK!
ここはオーストラリアか?!と錯覚してしまうほど温かく、観光で来られた方々にとってはイメージ通りの沖縄旅行となったことでしょう。
◆行ってきたよ!ピナイサーラの滝&由布島ツアー
年末に続いた雨のおかげで、水量豊富なピナイサーラの滝の姿が見られました。
滝上にいる時には久しぶりに日差しが差し込みました。
ピナイサーラの滝をバックに記念撮影といきましょう。
午後からは水牛車で海を渡り由布島観光を楽しみました。
よんな~よんな~(ゆっくりゆっくり)♪
今回は夜のフライトに間に合うように出発時間を早めたツアーも開催いたしました。
当店では可能な限りスケジュール調整をいたしますので、ツアー終了後のアクセスなどで、ご要望があればお申し付け下さいね。
本日もツアーのご参加ありがとうございました!
西表島より謹んで新春のお慶びを申し上げます 2016年1月1日
昨年も全国各地から来られた多くの皆様に当店のツアーへご参加いただき、誠にありがとうございました。
ツアー終了後にいただくお褒めの言葉が、風車スタッフのモチベーション向上につながりました。
しかしながら、サービスの行き届かなかった点もあり、本年の課題として改善に努めたいと思います。
当店が創業した1999年から今年で17年目の営業となります。
これからも、ツアーに参加していただく皆さまに西表島観光をより楽しんで頂けるよう、もちろん安全なツアーを日々開催できるよう、スタッフ一同、身心の鍛錬に励み、ガイド力のさらなる向上を目指していく所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
平成28年 元日 (代表)大谷修一
テードゥン(竹富島)へ行ってきました! 2015年12月3日
みなさん、こんにちは。
いきなりですが「テードゥン」という言葉をご存知ですか?
◆竹富島
この聞き慣れない「テードゥン」とは、八重山諸島のうちの一つである竹富島の方言で「竹富」を表すそうです。
先日、その竹富島へ家族旅行をしてきました。いったい何年ぶりでしょう?
11月も後半だというのにこの日はとても蒸し暑く、沖縄の定番スタイルであるTシャツ&短パンがちょうど良いくらいでした。
実は、竹富島には1998年4月から翌年の10月まで暮らしていたこともあり、今回の旅では懐かしい人達との再会に次ぐ再会でとても有意義な時間を過ごすことができました。
◆賑わいを見せる赤瓦集落
私が暮らしていた当時の1998年は、竹富島の港から集落の入口までしか道路は舗装されていませんでした。しかし、現在では集落を囲むように島をぐるっと一周できる外周道路が整備され、新しい宿やお店もたくさんできていました。
石垣島から船でわずか10分の竹富島では日帰りの観光客が非常に多く、島内はお祭り(?)のような賑わいです。昔は無かった洋風カフェやコテージ風の宿泊施設もたくさん増え、すっかり一新された島内は活気に溢れていました。
驚いたことに、名所である「なごみの塔」の下にはズラリと行列が! そして、ランチをするにも用紙に名前を書いて順番待ち…。
それぞれ30分待つこととなり、まるでディズニーランドのアトラクション並みです。
あまり高くない様に見えますが…
美しい赤瓦集落や西表島が見渡せます。
私たちが暮らす西表島の西部地区では、今の時期は観光客の姿をあまり見かけないので何とも羨ましい限りです。
◆陸だけじゃない、海もきれい!
竹富島周辺の海域はサンゴ礁の美しさでも有名です。
港からわずか5、6分のポイントでもグラスボートが楽しめます。しかも、この日はウミガメにも遭遇することができました!
ですが、あまりの嬉しさに写真を撮り忘れました。ごめんなさい(汗
◆一日の終わりに…
竹富島といえば西桟橋から見る夕日もお勧めです。
日没近くになると西桟橋には三々五々に人が集まり、西表島へ沈む夕日を眺めて一日の終わりを感じるのです。
西桟橋の向こうに遠く見えるのは西表島です。
夏場はもっと西表島寄りに日が沈みます。
◆夜こそ楽しい!? 竹富島
日帰りの観光客が去った後、竹富島の夜は静寂に包まれます。
懐中電灯を片手に、バラス(珊瑚の欠片でできた砂)が敷き詰められた白い道を「ザッ、ザッ…」と音を鳴らしながらのんびり歩きます。
優しく灯るレトロな電柱の明かりを見つめ、遠くから聞こえてくるフクロウの鳴き声を耳にしていると、心がスーッと穏やかになっていくのを感じます。
そのまま島酒を飲みに行ったり、宿へ帰ってゆんたくを楽しむのも良いですね。
ちなみに、私たち一家は懐かしのたるりやさんに寄って一服しました。
テーブルの隙間から現れたヤモリくん。
竹富島のもう一つの顔が見られるのは日が暮れてからです。お時間のある方はぜひ宿泊して気ままな夜をお過ごしくださいね!
冬の楽しみ!西表島で早朝散歩を楽しもう!! 2015年11月30日
みなさん、こんにちは!
繁忙期が過ぎ去り運動量が激減したので、一ヶ月ほど前から、朝6時過ぎに約20分と短い時間ですが小学1年生の娘と散歩を楽しんでいます。
朝ごはんを美味しく食べるため、頭も身体もスッキリさせるための早朝散歩です。
◆朝時間の過ごし方
この一ヶ月で習慣化されてきたのは嬉しいことですが、最近、日ごとに朝が明るくなるのが遅くなっています。6時半を過ぎてもほんのり薄明るくなる程度です。
自宅周辺は外灯がほとんどない道路事情なので、朝とはいえ懐中電灯は欠かせません。それと、小さな子供も一緒なので蛍光色のタスキを体に掛け、行き交う車へ歩行者の存在を知らせるようにしています。
ちなみにタスキは100円ショップで購入した安価な物ですが、しっかり光ってくれるので効果抜群です。
◆早起きは三文の徳
朝日が昇り始めた7時頃、再び上原港へ行ってみました。
岸壁の手前5メートルまで近づいた時、気配を察した魚達が一斉に海面を飛び跳ね、大きな音と水しぶきを上げながら、ものすごい勢いで逃げていきました。
おそらくダツの群れかと思われます。動画が無いのが残念ですが…
一瞬で彼らが去った後、一人ポツンと残された私は「シーン…」という音が聞こえるほどの静寂に包まれ…。朝からニヤッとした瞬間でした。
早起きは三文の徳 とはよく言ったものです。
調べてみると、三文とは現代の貨幣価値では100円ちょっとだそうです。
うんうん、確かに今朝の光景は100円なら払ってもいいなと思えるプチ贅沢だった気がします。
海に囲まれた自然豊かな西表島ならではの、ちょっとした体験を独り占めできるかもしれない早朝散歩。この冬、西表島を訪れるチャンスがあれば是非ともお勧めしたい朝の過ごし方です。
西表島にもやっと秋モードが到来しました 2015年11月25日
みなさん、こんにちは!
ここ竹富町では11月29日に「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票」があります。
◆竹富町ならではの事情
一体どういう事かというと、竹富町の町役場が竹富町内ではなく石垣市にあるという状況が、これまで何十年という長期間にわたり問題となっているのです。よく勘違いされる方もおりますが、竹富町は沖縄県石垣市竹富町ではなく沖縄県八重山郡竹富町です。
私たちが意思表示すべき内容は、 新しい竹富町役場を 石垣島で建て替える or 西表島の大原地区へ移転する かの二者択一です。どんな結果が出るのかわかりませんが、私たち竹富町民が直接関わる重要事項なので、投票には必ず行きたいと思います。
◆秋らしい一日のツアーでした
さて、今月は暖かい気候の続いた西表島ですが、本日は一変して、強い北風が吹く中でのツアー開催となりました。
気温も25℃を下回り、西表島もすっかりというか、やっと秋モードになってきました。
本日のツアーのご参加ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!
11月の西表島ってどんな感じ? 2015年11月2日
みなさん、こんにちは!
ここ最近の西表島は気温が30℃まで上がることもなく、とても過ごしやすい季節となりました。
ところで、みなさん11月の西表島ってどんな感じか知ってますか?
詳しい方は意外に少ないかもしれませんね。
◆夏の終わり、冬のはじまり
11月の西表島は晴れて太陽が顔をのぞかせたとしても、真夏に比べ湿度が低いのでカラッとした陽気となります。北海道の夏といったところでしょうか。
ところが、冬型の気圧配置になれば小雨混じりの冷たい北風が吹いてとても寒いのです。そんな日は雨風をさえぎるウィンドブレーカーが非常に役立ちます。
夏のなごりと冬の始まりを行ったり来たりするので、体調を崩さぬよう服装にはとても気をつかう毎日。それが11月の西表島の天気の特徴です。
◆基本はTシャツ&短パンだけど、北風が吹くと…寒っ!
10月後半から八重山地方は一気に日照時間が短くなります。夏は青い海と青い空のおかげで、外出時には帽子、サングラス、日焼け止めが必須アイテムとなっていました。
しかし、北より季節風が強くなるこれからの季節は、数値で示す気温ほど暖かくは感じないかもしれません。なぜなら、曇り空が多く、そんな日はたいてい強い北風が吹いて体感温度を下げてしまうのです。
この時期、天気予報で気にしなくてはいけないのは「晴れ」か「雨」か「曇り」かはもちろんですが、風が「強い」か「弱い」かも大切です。
ツアー中にカヌーを漕いだりトレッキングしている最中は夏服(Tシャツ&短パン)でちょうど良いのですが、じっと座って休憩していると段々と肌寒く感じます。そんな時、手軽に羽織れる薄手のジャンパー(ウィンドブレーカーやカッパ)が必須アイテムとなります。
◆水着は必要?
ツアー中に滝つぼで泳ぐ方はめっきり減りました。
夏はツアー時間が遅れがちになるくらい、滝つぼで長~く泳ぐ方が多かったのですが、11月に入るとよほど天気の良い日でも「勢い」や「ノリ」がないと滝つぼには入れないでしょう。
ということは、寒中水泳気分でノリノリの方は、ぜひ水着をお持ちくださいね!
◆ツアーの予約は混んでますか?
「ツアーに参加したいけど天気が気になる…。」 「できれば天気の良い日に遊びたい!」
こう思うのは当たり前ですよね。
11月はカヌーやトレッキングを計画される観光客の方はめっきり減るので、ツアーのご予約は3日前でもほぼ対応可能です。週間天気予報をチェックしながら旅行の計画を立ててください。
ただし、閑散期なので風車のスタッフも順次、休暇をいただきます。少人数での営業になりますので、ご希望のツアーコースが開催されない場合もあります。ご了承ください。
西表島の日常をちょっとだけ…台風前の一コマ 2015年7月12日
みなさん、こんにちは!
心配された台風9号でしたが、ここ西表島では大きな被害もなく、恵みの雨と束の間の休息をもたらしてくれた程よい台風でした。
◆恒例の台風対策
恒例の台風対策も今年は6名のスタッフ総出で行ったので短時間で済みました。カヌーが飛ばされないようロープで固定したり、外に置いてある物を一つ残らず屋内へ保管したり、重たい木戸を窓に取り付けたり…。
ところが、人間にとっては重要な台風対策の片付けですが、野性生物にとっては何とも迷惑な場合もあるようです。
数カ月ほど置いたままになっていた板を持ち上げると、その下からサキシマハブが出てきました。気持ち良く昼寝の最中だったのか、迷惑そうにゆっくり茂みへ逃げていきました。
◆風車伝統の…!?
アレもコレもといろいろある台風対策ですが、中でも一番盛り上がるのが新人スタッフによる業務用車両の避難です。
一番風の当たらない場所にある建物の壁ギリギリに一代目のハイエースを駐車し、その隣に10センチ隙間を空けてもう一台のハイエースを停めます。こうすることにより暴風による被害を最小限に防ぐのです。
今回は新人スタッフの浅野と鈴木による駐車でしたが、二人とも非常に落ち着いたハンドルさばきで100点満点の出来を見せてくれました!
この風車伝統のギリギリ駐車を最後に、台風対策は終了となり台風休みに入ります。
◆夜の訪問者
次第に大きくなる雨風の音を聞きながら家族団らんのひと時を過ごしていると、スタッフから連絡が入りました。
「コノハズクを保護しました。飛べないみたいです。」
スタッフが道路にうずくまっていたコノハズクを発見し、車に轢かれては大変だと保護しました。
見る限り目つきもしっかりして元気そうですが、本当に飛んで行く気配は無さそうです。骨折や出血の痕は見られないのでしばらく様子を見ることにしました。
西表島では野鳥が建物の窓に激突して脳震とうを起こしたり、運が悪ければ首の骨を折って死んでしまうことがよくあります。
窓ガラスに映った木や山の景色が本物の自然と区別がつかなく衝突してしまうのです。
しばらくしても飛び立つ様子が無さそうなので、西表野生生物保護センターへ電話連絡して指示を仰ぐことにしました。
すると「近くに親鳥がいるかもしれないので元の場所へ戻すのが良い」との回答をいただいたので、保護した場所の安全な所へそっと置いてあげました。
次の日の朝、昨夜の場所を確認しに行くとコノハズクの姿はありませんでした。きっと親子仲良く西表島のジャングルへ無事かえっていったことでしょうね。
◆西表島を旅行中に傷ついた野生生物に出会ったら…
野生生物の宝庫、西表島。島に暮らす住民に限らず、観光客の皆さんも旅行中は野生生物に出会う機会が多いことでしょう。
西表野生生物保護センターのホームページには、イリオモテヤマネコをはじめとする島内の野生生物に関する情報がたくさん載っています。ご旅行前に一度ご覧になると良い勉強になりますよ。
もし、西表島を訪れてドライブや夜の散歩などの最中にケガや病気で弱っている野生生物を見つけたら、下記までお電話をおかけになって、ぜひ保護活動にご協力ください。
《24時間受付》ヤマネコ緊急ダイヤル
0980-85-5581
西表島が大好きになる理由、知ってますか? 2015年3月20日
みなさん、こんにちは!
ここ最近、西表島は初夏を思わせる爽やかな暑さが続く毎日です。最高気温27℃という日も少なくなく、海水浴を楽しむ観光客の姿もちらほら見かけます。
昨年の秋は「水不足、水不足」とみんな大騒ぎでしたが、冬の間に蓄えられた雨水でジャングルの木々はイキイキと輝いています。
そんなある日、真夏の様に突き抜ける青空を眺めながら西表島が好きになる理由を考えてみました。
◆沖縄好きが南へ、南へ
2,000年頃からの沖縄ブームによって沖縄本島を訪れる観光客が年々増えました。
温暖な気候、沖縄独特の料理、伝統芸能などに代表される異文化体験、などなど…。沖縄の魅力に取りつかれた旅行者がまた行きたくなる場所が沖縄です。
▼世界遺産・首里城の正殿
▼世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)
▼沖縄観光に欠かせない美ら海水族館
そして沖縄旅行をリピートするうちに宮古島、さらに南の石垣島へと興味がわいてきます。
◆八重山諸島の旅へ
石垣島を旅すると必ず耳に、目にするのが八重山諸島を意味する八重山ややいまという言葉。
個性を放つ島々から成り立つ八重山諸島。一歩足を踏み入れると更なる沖縄の魅力を発見し、沖縄本島から始まった旅の舞台は八重山へ移ることでしょう。
私たちが暮らす西表島は、沖縄県内では本島に次いで二番目に大きな島です。ということは、八重山諸島では一番大きな島になります。
→ 八重山列島について(Wikipediaより)
また、西表島と聞くとほとんどの方がイリオモテヤマネコをイメージされるでしょう。西表島がどこにあるのか知らなくても「イリオモテヤマネコ」という言葉は知っている、という方も非常に多いと思います。
かく言う私も同じでした。
初めて訪れた石垣島で「八重山」というフレーズに惹きつけられ、せっかくここまで来たのだから、ついでにイリオモテヤマネコの棲む西表島にも行ってみよう。
この「せっかく」と「ついでに」だけで訪れた西表島でしたが、移住を決断するに至るまで多くの時間を要しないほど魅力溢れる島でした。
◆西表島が旅のメインに
沖縄好きな旅行者の中にも「せっかく」だから「ついでに」行ってみた西表島に、見事にハマってしまった方が多いようです。西表島のガイドブックを読めば読むほど、写真を見れば見るほど、西表島観光を旅のメインにしたくなる…なぜでしょう?
その理由を考えてみました。
<理由1> 石垣島は離島ではない!?
本土で暮らす方にとって石垣島は「沖縄の離島」というイメージでしょう。しかし、八重山の人口のほとんどは石垣島に集中しており、私たちは石垣島の周辺にある島を一般的に「離島」と呼びます。
実際に48,000以上の人が暮らす石垣島は、都会生活とほぼ変わらない生活ができます。マクドナルド、ファミリーマート、大戸屋、ファッションセンターしまむらなどがあり、近いうちに西松屋もオープンする予定です。無いのは牛丼の吉野家ぐらいでしょうか。
当店のお客様も「石垣島が意外に都会でした。」なんてよく言われます。私自身、たまに石垣島へ行く時はすこーしだけ、分かる人には分かる程度のオシャレをして都会モードに切り替えます。
▼石垣島のバンナ岳より市街地を望む
<理由2> 大自然を満喫!
西表島について興味が湧いてくると、「イリオモテヤマネコ」や「ジャングル」といったボンヤリとしたイメージしかなかったものが、日本最大級のマングローブ、県下一の落差を誇るピナイサーラの滝、サンゴのかけらでできたバラス島、星の形をした砂のある星砂の浜、水牛車で渡る由布島、船でしか行けない陸の孤島・舟浮といった、まさに秘境を感じさせるものへと変わっていきます。
石垣島のような都会とも違う。竹富島のようなのんびりとした島時間の流れる島とも違う。東京や大阪といった都会で暮らす方が離島の素朴な雰囲気を味わい、自然の癒しを求めた時、それらすべての欲求を満たしてくれるのが西表島なのです。
西表島をドライブしていると本土の様な看板がほとんど無いのどかな風景に、ふと気付くはずですよ。
▼西表島の「のどか」①
▼西表島の「のどか」②
<理由3> 亜熱帯の川、滝で遊べる!
沖縄と言えば「青い海と空」が連想されますが、西表島のすごいところは「青い海と空」だけではなく「亜熱帯の川と滝」があるのです。
川遊びといえば、流れの速い冷たい水と思われる方が多いのですが、西表島の川はそれとは違います。とにかく水温が高く、ゴールデンウィーク頃から10月上旬まで半年近くも泳げるのです。
海でさえこんなに長く入ることはできないのに、川で半年近くも遊べるというのは日本広しといえど西表島が一番でしょう。ちなみに夏休みは水温が一番高い季節なので、ちびっ子たちは何も言わなければずっと遊び続けますよ。
当店のツアーで川遊びをする時は、ライフジャケットを必ず着用してもらいます。
滝つぼでライフジャケットを着ていれば真面目に泳ぐ必要はありません。力を抜いてプカプカと浮かびながらジャングルの木々で弱められた日差しを受け、ただただリラックスしたひと時を過ごせばよいのです。
頭の中を空っぽにして時を忘れることができる滝つぼや川遊びは非日常の一コマです。
<理由4> もちろん海も素晴らしい!
言うまでもない事ですが、西表島は世界屈指の美しい海に囲まれマリンレジャーがメインで西表島を訪れる方もたくさんいます。という訳で、ここで風車おすすめのマリンショップをご紹介したいと思います。
どちらのお店も西表島の海を知り尽くした経験豊かなガイドがプロフェッショナルなご案内をしてくれます。
●西表島ダイビングベース・ホットマングローブ
ダイビングだけじゃない!アフターダイブの充実もトップクラスの西表島ダイビングショップです。ホスピタリティあふれるオーナーのおもてなしに感動してください!
●西表島・船浮グラスボート観光&シュノーケルツアー ふね家
「ダイビングは無理だけどシュノーケルならできそう!いや、シュノーケルもちょっと…」という方にはこちらのお店がお勧めです。
珊瑚の森が広がる奥西表の海を知り尽くした舟浮出身の島人オーナーによるガイドが好評。初心者向けシュノーケルツアーや舟浮散策、ちびっ子やご年配の方でも安心のグラスボート遊覧も楽しめます。
一日一組限定のグラスボートチャーターもありますよ!
◆新しい発見に満ちた西表島
一度や二度の旅では知り尽くせない魅力で溢れる西表島、お分かりいただけたでしょうか?
数十年通い続けるヘビーリピーターが多いことも西表島の素晴らしさを証明しています。故郷とは違う、もう一つの自分の居場所を求めに、ぜひ西表島へ遊びに来てください!
西表島で半日観光ツアーをお探しの方、まずはご相談を! 2015年3月13日
みなさん、こんにちは!
当店で取り扱っているツアーの所要時間は通常6~7時間で、朝から夕方まで一日たっぷり楽しめる内容です。しかし「半日ツアーはありますか?」というお問い合せもたくさんいただきます。
◆半日だけ観光がしたい
当店では基本的に半日観光コースはご用意しておりませんが、可能な限り、ケースバイケースで個別対応させていただいてます。
◆半日観光コースが開催できない時期
ゴールデンウィーク、7~9月、冬休み、春休み、これらの時期は繁忙期にあたるため、基本コース(一日コース)以外の対応は現在のところできない状態です。
それとは逆に、上記以外の時期は閑散期となるため、お客様のご要望に出来る限りお応えしていきたいと思います。
ご自身の旅行計画で西表島観光が可能かどうか、旅行スケジュールに不安やご不明な点などありましたら、どうぞお気軽にお問い合せください。
◆半日コースの例(その1) ~竹富島、小浜島ご宿泊編~
「西表島でカヌーツアーをしたいけど泊まるのは竹富島です。」 「小浜島のリゾートホテルからツアーへ参加したいのですが。」
西表島には泊まらないけど西表島のカヌーは絶対体験してみたい!こんな旅の計画を立てている方も多いと思います。では、西表島観光を楽しんだ後に竹富島や小浜島へ渡るには、何時のフェリーに乗れば間に合うかお話しましょう。
※閑散期のみの場合ですのでご注意ください。
▼ツアー終了後に竹富島へ渡る場合
上原港16:40発や大原港17:00発のフェリーでは、石垣港に到着するのが17:30を過ぎるため竹富島行きの最終フェリーには間に合いません。よって、その一便前のフェリーに乗ってください。
<西表島の西部から>
上原港 14:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 15:25着
↓
石垣港 16:00発 竹富島行き へ乗船
↓
竹富島 16:15着
<西表島の東部から>
大原港 15:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 16:10着
↓
石垣港 16:30発 竹富島行き へ乗船
↓
竹富島 16:45着
▼ツアー終了後に小浜島へ渡る場合
上原港16:40発や大原港17:00発のフェリーでは、石垣港に到着するのが17:30を過ぎるため小浜島行きの最終フェリーには間に合いません。よって、その一便前のフェリーに乗ってください。
<西表島の西部から>
上原港 14:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 15:25着
↓
石垣港 16:00発 小浜島行き へ乗船
↓
小浜島 16:30着
<西表島の東部から>
大原港 15:30発 石垣港行き へ乗船
↓
石垣港 16:10着
↓
石垣港 17:30発 小浜島行き へ乗船
↓
小浜島 18:00着
以上の2つのパターンなら西表島で3~5時間ほどのツアー開催が可能です。
ご検討される方は、日時、人数、ツアー前日と当日の宿泊先ホテル名、希望するツアー時間と内容をお問合せフォームにご記入のうえ送信してください。
大原港14:00発と14:30発の石垣港行きは竹富島を経由するので、有効な旅の計画に一役かってくれそうです。これらのフェリーをご利用されたい場合は、当店まであらかじめご相談ください。
◆半日コースの例(その2) ~午後から観光したい編~
次にご紹介するのは関東圏にお住いの方向けの一例です。
朝一番で羽田を出発して午後には本物のジャングルでカヌー体験。ご宿泊は星野リゾートなんていかがですか?
自宅から西表島まで一気に行く弾丸的なスケジュールです。
羽田06:35発のJTA071便で石垣島へ直行
↓
10:00 石垣空港へ到着。タクシーに乗って石垣港へ移動。
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10:45 石垣港へ到着
↓
石垣港11:00発の上原港行きに乗船
↓
11:50 上原港へ到着
上原港が欠航している場合は石垣港11:00発の大原港行きに乗船すると11:40に大原港へ到着します。西表島へ到着後、午後から3~4時間程度のツアー開催が可能です。
午後から開催の半日ツアーにランチはつきません。石垣港でお弁当などを買ってフェリーの中で食べるか、西表島へ到着してから港近くの食堂で昼食をすませてからツアーを開始します。
ご検討される方は、日時、人数、ツアー前日と当日の宿泊先ホテル名、希望するツアー時間と内容をお問合せフォームにご記入のうえ送信してください。
◆半日ツアーの終了時間について
半日ツアーをご検討される方で「ツアーが終わったら西表島に泊まるから終了時間が遅くなってもかまわないよ。」というご意見をよく頂きます。
しかし、当店では午後から開催の半日ツアーでも通常の一日ツアーと同じ16:30頃、遅くても17:00には終了するようにしています。
なぜなら、万が一、ツアー中に事故が発生してしまっても日没までに早急に対応する必要があるためです。安全対策の面からもどうぞご理解お願いします。
◆半日ツアーのまとめ…ほとんど貸切ツアーになります!
当店で半日ツアーが開催できるのは閑散期のみです。
ツアーの開始時間を決めてしまうと、お客様一人ひとりのご要望に沿うことができませんので、ご予約時になるべくお客様の意向をヒアリングさせていただいた上でご希望の時間やツアー内容、料金を決定していきます。
結果的にほとんどのケースが貸切りでのプライベートツアーになりますので、自分らしい旅を作ってみたい方はお気軽にお問い合せください!
【 3.11 に思う 】 備えあっても憂いあり 2015年3月11日
みなさん、こんにちは。
3月11日の今日、日本のみならず世界のいたる場所から祈りが捧げられたことと思います。今日は朝からテレビでも当時の映像や被災された方々の現在の暮らしぶりなどを伝えていました。
時が経てば記憶も薄らいでゆくのかと思っていましたが、今日のこの日を迎えると全くそのような事は無く、かえって当時の衝撃が今でも鮮明によみがえってきます。
午後2時46分には竹富町の防災無線を使用しての一分間の黙とうが捧げられました。海に囲まれた西表島に暮らす者としても、3.11で得られた教訓を忘れず防災意識を持って生きていきたいと思います。
◆防災グッズが配布されました
先日、竹富町の全世帯に防災グッズが無料配布されました。
竹富町単独自治体施行100周年記念事業の一環だそうですが、防災に関しては備え過ぎるという事はありませんので非常にありがたいですね。
さっそく袋を開けてみると、リュックサック型の持出袋、ラジオ、懐中電灯、笛、予備の乾電池が入っていました。リュックサックはどうやら防炎仕様のようです。広げてみると思ったより大きく、しっかりした作りになっています。
他にも竹富町からのお知らせが入っていました。そこには非常時の緊急連絡先も書かれていたので、捨てずにリュックの中に入れておきます。
しかし、実際に使う事を考えると(そんな事はあってほしくありませんが)これだけの備えでは到底足りないので、後日、アマゾンで家族全員分の非常食やロウソクなどを買い足しました。
すべての防災グッズをリュックに詰め込んでみました。
お、重い…。
これらに加えて家族全員分の着替え一式も入れるつもりなので、あとプラス1キロといったところでしょうか。
そして、竹富町からのお知らせに書かれている最低限必要だと思われる物の例として、印鑑や通帳、毛布にヘルメットなどがあります。個人的にはティシュペーパーやトイレットペーパー、ライターなども必要かと思うので荷物はまだまだ増えそうです。
また、「押入れ等にしまいこまず緊急時にすぐに取り出せる場所に置きましょう」とも書かれていましたが、ここで言う「すぐに取り出せる場所」というのは一体どこでしょうか?
我が家は3人家族なので、とりあえずの避難時にはこの程度で問題なさそうですが、これが5人であったり三世代などの大家族であれば二倍、三倍の備えが必要ですね。
◆西表島で考えられる自然災害
何といっても台風です。
台風の常襲地でもある沖縄で、さらに離島の西表島ともなれば停電、断水、通信の不通などの障害が起こると復旧までに多くの時間を要します。
さらに石垣島から来るフェリーの欠航が続くと食料などの日用品の調達もできなくなります。
しかし、この様な状態になったとしても台風に関して言えば基本的には何とかなります。
なぜなら西表島には毎年のようにいくつかの台風が接近あるいは直撃するので、島民ひとりひとりが訓練ではない実体験による台風対策を行ってきました。私たちは無意識のうちに台風対策のプロになったようですね。
一方、地震や津波となるとどうでしょう…。
台風については西表島から遠く離れたどこかで熱帯低気圧が発生すれば、いつ頃、どの位の強さの台風になるか予想できます。
しかし、突然発生する地震に関しては万全の備えとは程遠い状態です。実際のところ、この防災グッズが配布されるまで避難経路の確認以外は何も準備していませんでした。
◆今後の取り組み
夏の繁忙期、ツアー開催中に巨大地震発生。その後、津波警報が発令されフェリーが欠航!
こんな事態が起きてお客さまが帰宅できなくなったらどうするのか?
いつ起こるかもわからない非常事態を想定しての対策、準備、訓練を風車のスタッフ全員で取り組む必要があります。
備えあっても憂いあり。
人間が自然と闘っても勝てるはずはありません。非常時の備えはいくらやっても完璧ということはなさそうですね。