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~離島から離島へ~ 行ってきたよ伊平屋島! 2024年12月22日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、竹富町商工会の視察研修で伊平屋島(いへやじま)に行ってきました!
昨年は絶海の孤島「南大東島」でしたが、今年も初めて訪れる沖縄の離島ということで出発までワクワクでした♪
よろしければ前回の南大東島編もご覧ください。
◆伊平屋村ってどこ?
伊平屋島は沖縄本島から北西の方向にあり、沖縄県最北の離島です。
→ 伊平屋村役場
本部半島から北側に約40km。同じくらいの緯度に鹿児島県最南端の与論島があります。
西表島からは直線距離でおよそ500km。つまり簡単に言うと、とても遠い島ということです。
◆どうやって行くの?
西表島から伊平屋島まで移動するため乗り物に乗っている時間は5時間半です。
そこに乗り継ぎの待ち時間も含めると、移動はほぼ一日がかり。
東京の方が近いです(笑)
西表島上原港 → 石垣港(船60分)
石垣港 → 石垣空港(バス30分)
石垣空港 → 那覇空港(飛行機60分)
那覇 → 今帰仁村運天港(タクシー100分)
今帰仁村運天港 → 伊平屋港(船80分)
長い移動を終えフェリーが伊平屋港に到着すると、伊平屋村商工会の皆さまに温かくお迎えしていただきました。
ありがとうございます!
◆第一印象は?
12月の西表島はカヌーツアーに参加される観光客が少ないのが悩みの種でしたが、それでも修学旅行などの団体旅行や、石垣島には海外からのクルーズ船でたくさんの外国人観光客が訪れています。
しかし伊平屋島ではフェリーの乗客のほとんどが仕事関係と島民の方。滞在中に出会った観光客らしき人は5名ほど…。
閑散期ということもあったと思いますが「あまり観光地化されていない島」というのが第一印象でした。
しかし伊平屋島観光協会さんのホームページを拝見すると、農業や漁業体験ができる民泊制度があったり、カヌーやダイビング、魚釣りなどのレジャーも楽しめるようです。
→ 伊平屋島観光協会
◆視察&観光
今回、竹富町商工会の視察研修として訪れた場所を紹介いたします。
▼歴史民族資料館
資料館の職員の方の説明を受けながら伊平屋村の歴史、文化などを学びました。
→ 歴史民俗資料館
▼ヤイトハタ、マダイの養殖場
伊平屋島ではもずくの養殖が盛んなようですが、今回は陸上養殖場にも見学に行きました。
沖縄に来られる多くの観光客の胃袋を満たす、大切な施設ですね。
▼伊平屋酒造所
なんと製造した泡盛の七割以上が島内消費だとか。
八重山ではなかなかお目にかかれない泡盛「照島」ですが、やはり一度訪れた島の酒には愛着がわくのでまたいつか飲んでみたいですね。
▼世界塩の探検館ソルトクルーズ
塩づくりをしている社長さんが詳しく説明してくれます。
ずばり「塩オタク」でした(笑)
→ 倶楽部 野甫の塩
▼念頭平松
樹齢300年以上の見事なリュウキュウマツ。国の天然記念物に指定されています。
◆今回の宿泊先
スーパーまで徒歩30秒、ビーチまで徒歩1分と文句なしの立地に建つホテルにしえさんにお世話になりました。
朝6時半に防災無線から流れてくるラジオ体操が目覚ましになるので、寝坊することはありません。美しい朝焼けにも出会えました。
しゅうさん的には島の魚介類をふんだんに味わえる朝食バイキングに感動。写真を撮るのを忘れるほどの美味しさでした(笑)
◆率直な感想
西表島と伊平屋島、どっちがいいかな?
やはり住み慣れた西表島がいいなと思います。
広島出身の移住者であるしゅうさんは、たまたまカヌーやトレッキングツアーのお店を始め、なんとか暮らしているうちに家族を持ち、お店や家を持ち、気づけば25年くらい経ちました。
西表島の自然の恵みを受けながら島を訪れる観光客の皆さんと一緒になって楽しむ。もしこれが伊平屋島だと同じようなことをするのは難しかったでしょう。
しかし、もしも広島からたまたま伊平屋島を訪れ、その流れで住み続いていたらどうなっていたのか…。おそらく、もずくはかなり食べていたと思います(笑)
民俗資料館で説明をしてくださった職員の方、ヤイトハタの養殖場にお勤めの方、そして塩づくりをしている社長さんも元々は島出身ではないとのこと。
長く住むために伊平屋島の自然の恵みと島の人同士のつながりを大切にしながら、しっかりとした暮らしを送っておられました。
◆来年の抱負
沖縄県にはたくさんの島があり、それぞれの島にはその島にしかない魅力もあれば、その島特有の課題もあります。
伊平屋島の状況を見て、西表島で営業している風車の課題もいくつか見えてきましたよ。
あえて一つだけ言うとすれば「情報発信の大切さ」です。
2024年も終わりに近づいてきましたが、これからもっとブログをがんばって沖縄の、西表島の魅力をお伝えできるようにがんばります!
船が出るまでプラネタリウム☆彡 2024年11月23日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
みなさんは石垣港にプラネタリウムがあるのをご存知ですか?
◆いしがき島 星ノ海プラネタリウム
石垣島周辺の離島で暮らす住民は、ほとんどの方が定期的に石垣島へ出かけます。
買い出し(サンエー、メイクマン、ダイソー)、眼科、歯医者、図書館、散髪、ミスタードーナッツ、などなど。
その日によって行先は様々ですが、島へ帰る最終の船が出るまでの限られた時間をめいっぱい動きまわります。
しゅうさんも先日、数か月ぶりに石垣島へ行ってきました。
いつもは最終便が出る30分くらい前に石垣港に到着するようにしていますが、その日は一時間半も前に石垣港へ到着しました。
本でも読んで船を待とうかと思っていましたが、石垣港の中にあるプラネタリウムが営業しているのに気づきました。
そして上映スケジュールを確認すると、しゅうさんが乗る最終便の10分前に終わるプログラムがあったので、このプラネタリムに初めて入ってみました。
実は前から一度は行ってみたかったのです。
しかし、火曜と水曜は休館日だそうで、しゅうさんが石垣島に行くのはほとんど水曜日だったのです。今回はたまたま木曜日で、たまたま港に早く到着したのがよかったです。
◆今回、鑑賞したプログラム
《オリジナル番組》
秋の夜空に~エチオピア Royal Family Story 2024
公式サイトによると、以下のような方におすすめのプログラムだと説明されています。
- 生解説を聞きたい
- 秋の星座神話が聞きたい
- 八重山の秋の星空を知りたい
- 八重山の星にまつわる話、文化が知りたい
席に着くと、鑑賞当日の石垣島の夜に見えるであろう星空が映し出されます。
アンドロメダ座やケフェウス座、ペルセウス座のなどのお話から、宵の明星や、木星、土星などの惑星のお話、そして南の島、石垣島だから見える、エリダヌス座のアケルナルやみなみのうお座のフォーマルハウトの生解説がありました。
星に興味のある方は、石垣島滞在中にこちらを鑑賞して実際の夜空を眺めたら、より思い出深い旅になると思いますよ。
◆八重山旅行で星を楽しむ
みなさんは西表島(八重山)で見ることができる星座はいくつあると思いますか?
実は、全部で88個ある星座うち、なんと84個も見ることができるのです。さらに全天で21個ある一等星の、そのすべてが西表島の夜空に輝くのです。
風車ではカヌーツアーのお店の他に宿泊施設もありますが、そちらは「スピカ」といいます。
スピカはおとめ座の一等星です。
しゅうさんの娘がおとめ座なので、おとめ座を構成する星たちの中で一番輝くスピカから命名しました。
西表島が含まれる西表石垣国立公園は日本初の星空保護区に認定された場所でもあります。
石垣島、西表島を訪れる際は海や川だけではなく、ぜひ夜空を見上げることも旅のプランに加えてみてください。
<環境省> 星空を守ろう ~八重山の星空をいつまでも~
◆しゅうさんからアドバイス
ここで西表島旅行で星空も楽しみたい方へしゅうさんから提案があります。
旅行へ出発する前から以下のことを行っておくと、西表島の奥深さを知ることができますよ。
★天体観測アプリをダウンロードしよう
しゅうさんはstarwalk2というアプリを使っています。まずは無料版でOKなので、あらかじめ操作に慣れておきましょう。
★夜空を見上げる習慣をつけよう
今はもう存在しないかもしれない星の輝きに思いを馳せることで、宇宙のロマンを感じることができます。
普段の生活に「星」をプラスするだけで豊かな気持ちになれますよ。天体観測アプリとともに、晴れた日は夜空を見上げてみましょう。
★滞在中の月入り、月出、月齢を調べておこう
月明りの強い夜はさすがの石垣島、西表島でも満天の星空は見えません(泣)
旅行中の夜空が天体観測に向いているか、あらかじめ調べておきましょう。
◆おすすめ書籍
沖縄の星好き人のバイブルといっても過言ではない本について紹介いたします。
四季の星空ガイド『沖縄の美(ちゅ)ら星』
宮地竹史 著
かつて石垣島天文台の所長も務められた経歴をもつ宮地竹史さんによる、沖縄の地域性に観点をおいて記された星空ガイド本です。
沖縄の夜空に輝く多くの星座や星たち、沖縄の人々の生活に深く関わる星の存在など、写真やイラストをふんだんに使って分かりやすく解説されています。
地理的に好条件がそろった沖縄の星空から生まれた、星と共に暮らす沖縄人の文化も垣間見ることができる一冊です。
星にまつわる沖縄民話も集録されているので、お子様の読み聞かせにもお勧めですよ。
◆見上げてごらん夜の星を
11月に入ってから西表島では曇りや雨の日が多く、なかなか星空が見える夜が少なくなりました。しかし、星はタダで見れるので、みなさんも夜はほんの少しでも星空チェックをしてみてください。
感動的な満天の星空を眺めることができたら星空観察にハマるかもしれませんよ★彡
ピナイサーラの滝『滝上』の魅力について 2024年8月16日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日は登山で滝の上を目指すピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースについてのお話です。
◆不動の人気ナンバーワン!
当店イチオシのツアーは、1999年の創業から現在に至る25年間、不動の人気ナンバーワンを誇るピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースです。
沖縄県最大の落差55メートルを誇るピナイサーラの滝の滝上と滝つぼを一日かけて巡る当店一番人気のコースですが、実は、西表島に来てピナイサーラの滝を訪れる多くの人たちは、滝つぼだけをカヌーとトレッキングで往復して滝の上にはほとんど行きません。
滝の上に行かない主な理由は以下のとおりです。
- 午後はシュノーケルツアーや由布島に行く
- 体力に自信がない
- 時間がない
◆なぜ風車は滝の上へ?
落差55メートルもある滝の上に行くにはカヌーから降りて約50分の山登りがあります。
前半の25分は一気に尾根まで上がるので、正直いってキツイです。夏場の南よりの風がほとんど当たらない滝上までのルートは蒸し暑く、熱中症の危険性もあります。
それでも滝の上を目指すのは、やはりそこから眺める絶景が素晴らしすぎるからです。
カヌーを漕いできたヒナイ川、深緑のマングローブの森、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海、遠くに見える鳩間島。
おそらく一度眺めたその風景は一生忘れることはないでしょう。
◆絶景と危険を併せ持つ場所
素晴らし過ぎる絶景を堪能できるピナイサーラの滝上ですが、足元を見れば整備された歩道や高所からの転落防止の安全柵などは一切ありません。
山を登り切った解放感からはしゃいで注意力散漫になってしまうと、転倒や最悪の場合、切り立った崖から転落の危険性があります。
滝の上へ到着したら、まずはガイドによる注意事項の説明があります。歓喜の声を上げる前に一呼吸おいて危険ポイントの確認をお願いいたします。
特に崖の下にある滝つぼを覗く際は、必ず腹ばいの姿勢をとってください。
このような理由により、当店ではピナイサーラの滝上へ行くコースの対象年齢を10歳以上としております。また、強い雨の中では増水の危険性があるのでツアーを中止、もしくは滝つぼだけ行くコースに変更する場合もあります。
開催条件の多いコースですが、それでも25年に渡りピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースを開催し続けるのは、ガイド自身が「また明日も行きたい」と思えるような特別な場所だからなのです。
◆親しみのあるガイドと一日過ごそう!
ガイド付きのツアーに参加されたことのない方にとっては、ツアー当日の朝に港やホテルでガイドと出会った瞬間は緊張されているかもしれません。しかし、その緊張感もごく短い時間で緩んでいきます。
送迎車での移動中、受付時でのツアーの説明やレンタル品のフィッティングなど、ツアーの始まりにスタッフは丁寧なコミュニケーションをとることで話しやすい環境を作っていきます。
ガイド自身も参加者の皆さんがどのようなツアーを望まれているのかを可能な限り読み取ろうとします。
カヌーを漕ぎ始めると、ガイドは参加者の皆さんと適切な距離感を保とうとします。ファミリーならなるべくご家族だけのカヌーツーリングを、カップルやご夫婦なら二人だけのひと時を。
そしてガイドはマングローブの説明をしながら参加者の皆さんが興味のありそうなお話をところどころでします。
滝上までのハードなトレッキングをガイドと息を切らしながら、汗をかきながら、そしておしゃべりをしながら歩くことで、ガイドとゲストのお互いに親近感がわいてきます。
まだ出会って2時間も経っていないのに、親しみがわく。なかなか都会生活では体験できないことです。
→ 風車のガイド紹介
◆ガイドの荷物は12㎏以上
風車の滝上まで行くコースは、滝の上で沖縄そばを調理して食べていただくのが最大の特徴です。
ただでさえ非日常の絶景ポイントでアツアツの沖縄そばを食べる。これは石垣島でも体験できないのではないでしょうか?
どんぶり、鍋、カセットガス、水、食材、などなど…。
たくさんの荷物を詰め込んだ特大リュックを背負うガイドの姿は、まるでドラゴンボールの悟空とクリリンが亀仙人の修行で重い甲羅を背負って鍛錬をしていた時のようにも見えます(笑)
ガイドにとって思い荷物を背負って山を登るのはとても大変なことであり、そして忘れ物が一つも許されない重要なミッションです。
ライターを忘れた、どんぶりの数を間違えた…。
それだけでも大変なことになるので、出発前にはダブルチェックで荷物を再確認します。
これからもゲストの喜ぶ顔を見たいから、風車では滝の上での現地料理にこだわり続けますよ。
◆ガイドだけじゃないガイドのお仕事
ツアーも無事終了してゲストを笑顔でお見送りした後は、スタッフ総出で大量の道具の片付けやショップの掃除をします。
ガイドは体力的にキツく接客スキルも求められる大変な職業です。それでも続けられるのは「人を笑顔にできる」「人に喜ばれる」これに尽きるのではないでしょうか。
◆ピナイサーラの滝で一日を過ごす
当店のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースに参加すると、西表島の基本的な魅力を体験することができます。そしてこのコースは石垣島からの日帰り観光も可能です。
ピナイサーラの滝に行くコースは他にもたくさんのツアー会社が開催しており、そのほとんどは石垣島を8時台に出発するフェリーに乗って西表島へ渡ります。そうすると、同時刻に大勢の人がツアーをスタートするため、所々で混み合ってしまう状況が生じます。
その点、風車では石垣島を7時台に出発するフェリーに乗っていただくので、混み合う前の静かなフィールドでカヌーやトレッキングが堪能できます。
朝早いのが苦手な方にとっては少しハードルが高いスケジュールですが、前日から西表島にお泊りの方や「得意技は早起きです!」という方には打ってつけのコースですよ!
◆早めのご予約を
ピナイサーラの滝周辺エリアは、2025年春より一日あたり200名までしか立ち入りできない特別な場所になります。そして2024年9月より入域許可の申請窓口がオープンする予定です。
これまで参加者の皆さんは “旅行滞在中に天気が良さそうな日にツアーを予約する” という行動が多かったのですが、希望日ギリギリの予約ではツアー会社に空きがあったとしても入域許可の枠(上限200名)に空きが無い可能性もあります。特に春休み、ゴールデンウイーク、夏休みは要注意です。
飛行機と宿泊の予約が完了したら、ピナイサーラの滝へ行こうと思うのであればツアーもなるべく早めのご予約をお勧めします。
→ ツアーに関するお問い合わせはこちら
◆さらに詳しく
特設のピナイサーラの滝特集ページでは、さらに詳細なツアーの流れを紹介しております。どうぞご覧ください。
西表島に宿泊する準備 ~上原地区編~ 2024年1月19日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
西表島には様々な宿泊施設があります。その多くが小規模に運営をしているので、GWや夏休みシーズンは早い時期に予約で埋まっているということはよく聞く話です。
ただ一年のうち繁忙期と言える期間はとても短く、年間を通すと閑散期の方が長いのが現実ではないでしょうか。特に1月、2月は閑散期のピークと言える寂しい季節です。
今日はこの時期に西表島に宿泊を予定されている方に注意点をお知らせします。
◆宿の送迎サービス、ある?ない?
冬場は雨がよく降ります。
雨といってもザーザー降りの雨というよりは1時間に1㎜くらいの弱い雨です。そして、その雨は季節風の強い北よりの風の影響で横から降ってくるイメージです。強い北風は体感温度を下げるので、天気予報で表示される気温ほど暖かく感じないのが西表島の冬の特徴です。
今まさに西表島の上原港周辺の宿泊施設をご予約されている方、港から宿まではどのように向かいますか?
送迎サービスがあれば特に問題はありません。フェリーやバスの到着時刻を伝えておけば問題なくお迎えに来てくれるはずです。
しかし、もし送迎サービスがなかったら…。
上原港から徒歩数分の目的地であっても強い北風と雨の中を歩くと、恐らくずぶ濡れになります。
宿泊予定日の天気予報をチェックした上で、雨に振られそうであれば雨ガッパ、折りたたみ傘などの準備をしておくことをお勧めいたします。
→<気象庁> 石垣島地方の天気予報
→<気象庁> 雨雲レーダー
◆夜道対策
冬場は朝7時でも暗いです。
夜も19時を過ぎると真っ暗になります。
西表島には外灯がほとんど無いので、灯りを持たずに外出すると足元も見えないかもしれません。宿泊先で懐中電灯を貸し出していれば問題ありませんが、足元を確認しないまま夜道を歩くのは危険です。
しゅうさん自身、夜のウォーキングではヘッドライト&懐中電灯の二段構えで夜道対策をしていますよ。そうしなければハブがいても気づけなかったり、カエルやバッタ、カニなどの小さな生き物を踏んでしまう恐れがあるのです。
そして車を運転しているドライバーからも歩行者はよく見えないので、なるべく明るめのライトを用意しておきましょう。
◆お食事
宿泊施設の多くは食事の提供がありません。
一泊二食付きの宿なら問題ありませんが、素泊まりの場合「自炊設備はあるの?」「冷蔵庫の大きさは?」などチェックしておいたほうが良いでしょう。
そして上原港近くのスーパー川満(かわみつ)は朝7時からの営業で、開店直後であっても限られたお弁当やおにぎりしかありません。多くの商品は石垣島から朝の船便で送られ、スーパーの棚に並ぶのは11時前です。
マクドナルドや吉野家など無い島ですので、朝食の準備は西表島に入る前に石垣島で用意しておいたほうが無難です。
夜も食べるところを事前に考え、予約をとり、宿から遠いのであれば送迎サービスの手配もしておくことをおすすめします。ノープランでその日の夜を迎えると、行こうとしてたお店が臨時休業であったり、すでに予約で満席だったりで夕食難民になってしまうのでご注意ください。
お店によってはお支払いが現金のみの場合もあります。上原港周辺には金融機関もATMもありませんので、多少の現金も用意しておくと安心です。
◆洗濯
上原港周辺にコインランドリーはありません。
西表島に連泊をされる方は宿に洗濯機があるのかを確認しておくのがよいでしょう。
そして基本的に湿度の高い気候ですので、外に干してもなかなか乾きません。特に冬場は強い北風に雨が混じることがあるので、風の当たる場所に干すと逆に濡れてしまうこともあります。
西表島の宿を予約する際は、洗濯物はどうするのかも検討しておきましょう。
◆レンタカー
島で暮らしていると車は必須です。
冬場でも晴れればレンタサイクルやレンタルバイクも良いのですが、基本的には広い島内を移動するにはレンタカーがないとどこに行くのも大変です。
現在、西表島にはタクシーは走っておらず、公共の乗り物である路線バスは便数が少ないので島内を移動するにはレンタカーの利用をおすすめします。
→ <西表島交通株式会社> 西表島の路線バス
◆島内観光
西表島は沖縄本島に次いで県内で2番目に広い島です。
上原港周辺から由布島や西表野生生物保護センターへ行く場合、レンタカーがあれば問題ありません。出かける前には由布島の水牛車の出発時刻、西表野生生物保護センターの開館時間をチェックして効率よく観光しましょう。
ただし、レンタカーではなく路線バスの移動に頼ると、一日のほとんどがバスの待ち時間になってしまうのでご注意を。
◆最後に宣伝です!
当店のマングローブカヌー体験&由布島コースは体力に自信のない方向けのツアーです。
一日で西表島の観光名所(カヌー体験、西表野生生物保護センター、由布島水牛車観光)を効率よく巡ることができ、トレッキング(山歩き)のない内容なので三世代ファミリーでもお気軽に参加できます。
「レンタカーは利用しないけど西表島観光を楽にしたい!」
そんなご希望を叶える充実コースとなっております。皆さまのご参加をお待ちしております!
【最終章・まとめ編】離島から離島へ…行ってきたよ南大東島! 2023年12月14日
◆南大東島を訪れる前の予習
今回の研修は2泊3日と短期間なので、事前学習として下記の2冊を読んでから出かけました。
●南大東島の自然(ニライ社)
→amazonでの販売
●南大東島の人と自然(南方新社)
→amazonでの販売
◆雨が多い西表島、雨が少ない南大東島
西表島の年間雨量が約2,300㎜に対し、南大東島は約1,600mm。特に今年は夏に襲った台風6号以来、少雨傾向が続いてたそうです。
しかし、今回は雨の中での到着でした。
農家さんはホッとされたことと思いますが、雨続きの西表島から来た私たちにとっては雨雲と一緒に旅をしているような感じでした(笑)
◆南大東島の名物&お土産
ここで南大東島といえば鉄板の特産品をご紹介します。
▼大東そば、大東すし
▼ナワキリ(クロシビカマス)
▼お土産
ラム酒、ラム酒ケーキ、マグロジャーキー、大東ようかん、まぐろみそ、パパイヤの漬物、黒糖わたあめ
◆今回お世話になったホテル
島で一番の客室数を備えるホテルよしざとに宿泊しました。島の中心部に位置するので、徒歩で外食へ出かけることもできて便利でした。
→ ホテルよしざと
最近、オーナーが変わったそうですが、新オーナー、オーナーの弟さん、御父さん、スタッフの方々。みなさんホスピタリティがありとても居心地がよかったです。
食堂が4階なので食事中には島を一望することもできます。
◆大東観光商事の垣花さん
3日間の滞在中、我々一行に快適なアテンドをしていただいた大東観光商事の垣花さんご夫妻。本当にありがとうございました。
南大東島の旅を計画される方は、ぜひ大東観光商事さんにご相談いただければと思います。
◆南大東商工会
今回の研修旅行を強くサポートしてくださった南大東商工会の皆さま。研修資料の作成や感動のお出迎えなど、本当にお世話になりありがとうございました。
機会があれば竹富町にもぜひお越しください。もちろん熱烈大歓迎です!
◆最後に
南大東島の旅はいかがでしたか?
近くて遠い大東諸島。次回はもっと時間に余裕をもって北大東島も訪ねてみたいです。
同じ沖縄県民として共感できる部分もありながら、西表島では感じたことのない独特の価値観に驚かされたり、大変興味深い心に残る思い出がたくさんできました。
南大東村観光協会のホームページには旅の計画に欠かせない情報がすべて掲載されています。みなさんも機会がありましたら、ぜひ絶海の孤島「南大東島」へ足を運んでみませんか?
→ 南大東村観光協会
【第2章・観光編】離島から離島へ…行ってきたよ南大東島! 2023年12月13日
◆観光地としての可能性
南大東島の現在の観光客数は年間おおよそ3,000人で推移しているとのこと。
「1日あたり8人!?」
西表島で観光業を営む私からすると、少なすぎてビックリの数字です。観光客が今以上に増えるには、まずは航空機の大型化もしくは便数の増加がなければ厳しいであろうと思われます。
では、空路ではなく海路ではどうか?
南大東島を訪ねたいと思っている旅好きな方なら、貨客船からクレーンに吊るされたゴンドラに乗って上陸するシーンに憧れを持っていることでしょう。
地元の人にはありふれた光景でも、この上陸シーンは非日常体験に間違いありません。
<写真> 南大東村観光協会 HPより
今回の滞在中、沖縄本島からの定期船の到着がなく見ることができませんでしたが、次回は片道でもいいので海路で島を訪ねてみたいです。
ただし、実際は海路での移動はかなり厳しいとのこと。
那覇から南大東島までの400㎞、約15時間の船旅は気象や海況により変更や延期が多く、いわゆる1泊や2泊の短期滞在を希望する観光客には利用しずらい状況であることも事実です。
空路…2泊以上の旅程
海路…1週間前後の滞在ができる旅程
ということになるのです。
◆南大東島の観光ツアー
2泊程度の短期滞在であれば、今回お世話になった大東観光商事の垣花さんご夫妻のバスツアーで十分楽しめます。
島のことを熟知しているだでなくホスピタリティにあふれているので、なんでも気軽に質問できる雰囲気を作ってくれます。
おそらく滞在中は、主だった観光スポットにも連れて行ってもらえたと思います。そして何より、バス観光なので60代以上でも安心して楽しめますよ。
▼ふるさと文化センター
▼海軍棒プール
▼日の丸山展望台(からの景色)
▼亀池港
▼可倒式風力発電
▼星野洞
▼南大東漁港
▼バリバリ岩
▼大池オヒルギ展望台
▼ラム酒工場
▼コンテナ植物工場
▼気象バルーン打ち上げ見学
◆1週間滞在ならコレがしたい!
現在、南大東島にはカヌーツアーを営業しているお店が1社あるそうです。
同業の身として、今回はスケジュールの都合でカヌーツアーに参加できなかったことが一番の心残りでした。次回はぜひ参加させていただきたいものです。
南大東島において、海でのシーカヤックは観光ツアーとして現実的ではありませんが、島内の中心部に多数ある「池」でのカヌー体験はかなりの可能性を秘めていると思います。
西表島では河口部に広がるマングローブ林が、南大東島では海ではなく内陸部の池にあります。そして、その池は水位が下がると塩分濃度が高くなるのです。
島は周囲がぐるっと隆起しており、大きなどんぶりのような地形となっています。そのため、島の周囲に比べて集落や池のある中心部はほとんど風があたらないそうです。しかも雨量も西表島に比べると少なく、天候が理由でカヌーツアーが中止になることも少なそうです。
垣花さんにお話しを聞くと、池でのカヌーに関しては今後、盛んになるには利用のルール(フィールドの利用方法やカヌーの保管)、案内するガイドの条件整備なども必要になってくるかもしれない。とのことでした。
その辺に関しては、西表島には西表島カヌー組合があり、1998年の創立以来、自主ルールを約25年に渡り整備してきた実績もあるので、南大東島でカヌーツアーが盛んになってきたら一度は西表島に視察に来ていただきたいですね。
◆散歩、自転車、星空◎ でも海は要注意△
この島の観光は基本的にレンタカーがないと厳しそうですが、長期滞在の方にはレンタサイクルもいいと思います。サトウキビ畑が広がる風景の中、自転車を走らせたら爽快でしょうね。
とにかく人口が1,400名ほどの島で、昼間に観光ポイントをウロウロしてもほとんど人に会いませんでした。この雰囲気は観光地化が進む八重山、宮古島あたりでは味わえません。
そして今回の滞在中、夜には懇親会があってベロンベロンに酔ってしまいましたが、山に囲まれた西表島と違い広い空が見られるこの島の星空はきっと素晴らしいはず…と想像しながら曇った夜空を見上げました。また、この島にはハブもいないそうです。西表島と違って夜道でも安心して歩けますね。
ただし海に関しては白い砂浜が広がるビーチはなく、フェリーも絶壁に寄せなければなりません。漁港も大波の影響を抑えるため20年以上かけて整備するレベルの海域です。
島の人が周りにいない状況で、うかつに海に入って遊ぶのは絶対にやめましょう!
◆八重山で観光業を営む身として思うこと
石垣島を中心とする八重山諸島では「オーバーツーリズム」という言葉をよく耳にします。
西表島においては入島税の導入が検討され、石垣島から竹富町の島々を訪問するのに2,000円という案も出ています。
2025年春にはピナイサーラの滝周辺エリアにおいて入域料の徴収が開始予定です。併せてフィールドで使う携帯トイレ、バイオトイレも有料化されます。
さらにピナイサーラの滝は1日200人までしか立ち入りができないというかなり厳しい制限があり、「離島の離島」「二次離島」である西表島の観光業の将来は不透明感が漂っています。
◆一方、南大東島の観光業は…
「まだまだこれから」という期待感があります。
そもそも観光資源が豊かにある中においても、島で暮らす人々の中心産業はサトウキビです。沖縄県内でもっとも平均所得の高いエリアにあるため、観光まで手を回す必要がない…という感もあるのでしょうか。
そして西表島と同じく、建築資材の輸送費が高く建築コストが高いため移住者が気軽に家を建てられる環境ではありません。高校へ行くため島を離れた子供たちが、やがて島に戻った時に、今は眠っている「観光」という資源をしっかり活用できたらいいですね。
南大東島というと多くの人は台風情報でよく耳にするなというくらいの認識でしょうが、島の人が本気でインバウンド対応を始めたら、欧米からの長期滞在の観光客が訪れそうなポテンシャルを秘めている島だと感じました。
【第1章・大移動編】離島から離島へ…行ってきたよ南大東島! 2023年12月12日
先日、ありがたい機会をいただき、絶海の孤島「南大東島」を訪ねてきました。
大変充実した貴重な体験をさせていただいた分、記事も膨大となってしまいました。そのため、今回は3部構成で南大東島の旅を報告させていただきます。
◆竹富町商工会・役職員視察研修
風車は竹富町商工会に所属しており、代表のしゅうさんは現在、理事という役職をいただいております。そして今回は役員、職員で南大東島へ2泊3日で視察研修に行ってきました。
南大東島は沖縄本島から東に約400㎞離れた場所に位置し、西表島と同じ沖縄県ですが滅多に行ける場所ではありません。
今回は、南大東村商工会の役員の皆さまとの交流もあるとのことでしたので、リアルな島の様子、特に観光についての現状が知りたく参加することにしました。
◆那覇→北大東島→南大東島
こちらのブログは2023年12月現在の情報です。
残念ながら2024年4月に南大東島と北大東島を結ぶ路線の廃止が発表されました。
→ <産経新聞>日本一短い航空路線廃止へ
往路は那覇空港を離陸したのち、北大東島を経由して南大東島へ向かいます。那覇空港から直行ではないので思った以上に飛行に時間を要しました。
ちなみに曜日によって那覇→南大東島→北大東島となります。
飛行機の座席に座ると、頭上の荷物入れに見覚えのある袋が…
「あ、マック!」
そうです。マクドナルドのテイクアウトです。きっと北大東島か南大東島の住民がお土産に持ち帰るのでしょう。
しゅうさんも石垣島へ行くとマックやケンタッキー、ドミノピザなどを家族のためにお持ち帰りします。これぞ「離島あるある」の微笑ましい光景です。
さて、離陸から約50分。経由地である北大東島の沿岸部が見えてきました。
いったん北大東空港へ着陸します。
約30分の乗り継ぎ時間を費やしたのち、目的地である南大東島へ向けて再フライトです。
いよいよ南大東島が近づいてきました。
さきほど寄った北大東島と同じような緑の風景が広がります。
地面をえぐり取ったような造りが特徴の南大東漁港。
ついに南大東空港へ到着!
空港職員の方が我々の荷物を手で運んできてくれました。これが本当の手荷物カウンター!?
到着ロビーでは熱烈な歓迎!
南大東島商工会の皆さん、ありがとうございます!!
◆9時間かけて県内を移動
西表島の自宅を出発したのが早朝6時30分。
今朝は最寄りの上原港から出る船が悪天候により欠航したので、島の反対側にある大原港まで一時間かけて移動。
その後も、石垣空港と那覇空港での待機や乗り換え、北大東島への経由などを経て、午後3時過ぎようやく南大東島へ降り立つことができました。
自宅を出てから約9時間。同じ沖縄県内ですが、もはや海外旅行レベルの移動です!
6:50 上原港→大原港 バス
8:10 大原港→石垣港 船
9:00 石垣港→石垣空港 バス
11:40 石垣空港→那覇 JTA *1
13:15 那覇空港→北大東空港 RAC *2
14:45 北大東空港→南大東空港 RAC
15:05 南大東空港着
*1 日本トランスオーシャン航空
*2 琉球エアコミューター
那覇からフェリーで行く場合は大東海運の「だいとう」が運航されています。寝台なので約15時間の船旅も快適に過ごせそうですね。
ちなみに冒頭でも触れたように、大東諸島は沖縄本島から東に約400kmの位置にあります。わかりやすくいうと東京~大阪間とほぼ同じ距離です。
南大東島がどれほど遠くに位置するのか…想像に容易いことでしょう。
<写真> 南大東村役場 HPより
<秋冬限定>キャンペーン中!石垣島から日帰りEnjoy♪ 2023年10月23日
みなさん、こんにちは!
本日は秋冬キャンペーンコースについてのお知らせです。
◆50代、60代の皆さんに静かなブームのマングローブカヌー体験
トレッキングのないカヌーだけのライトなコースは、スポーツをしたい方ではなく癒しを求めている方にもってこいで特に50代、60代の方に人気のある内容です。
当店の一番人気コースはカヌーとトレッキングでピナイサーラの滝に行くツアーですが、マングローブカヌー体験コースはピナイサーラの滝の見える場所までカヌーを漕ぎ、Uターンして戻る内容です。
◆とにかくライトに遊びたい方、大集合!
カヌーをゆっくり漕ぐのもOKなので、後から出発する他社のツアーにどんどん抜かれていくこともあります。キツめのトレッキングがない内容ですが、実はジャングルの中にも軽く入ります。
▼出発地点の駐車場→カヌー乗り場:徒歩5~7分(片道)
カヌー乗り場までのちょっとした移動ですが、実はサガリバナ群落やオキナワアナジャコの巣穴などを観察することができ、雰囲気はプチジャングル探検気分です。
▼カヌー折り返し地点での休憩タイム
ピナイサーラの滝の見えるポイントで一度、カヌーから下船します。そのまま引き返すことも可能ですが、カヌーから降りて背中を伸ばすことで、腰痛対策になります。
そしてその休憩ポイントから約3分歩くと、立派なサキシマスオウノキを観察することができます!
▼歩くのはこれくらいがいいね
ゲストの皆さまの多くから「歩くのはこれくらいがいいね」という一言がでます。
ライトなツアーなので、トレッキングありのコースとツアーに比べると緊張感はほとんどありません。
◆が、しかし…
ここまでライトに楽しめるコース内容をお届けしました。涼しくなるこれからの季節は特に外遊びが心地よいのは確かです。しかし、それと同時に石垣島から日帰りで参加をされる方を阻むもの…それはこの季節特有の「強い北風」です。
◆北風の季節は上原航路は欠航多し
西表島は10月の中旬から北風の強い季節になります。そして西表島の北側にある上原航路は、北風が強いと波が高くなる影響で毎日のように欠航が続き、この状態は4月の上旬頃まで続くのです(涙
上原航路が欠航すると島の南側にある大原港が島のメインの玄関口となり、ピナイサーラの滝、マリユドゥの滝、カンピレーの滝など西表島が誇る名所へ遊びに出かけるには、大原港からフェリー会社の臨時バスを利用して上原港まで来ていただく必要があります。
上原航路の運航状況はフェリー会社のX(旧twitter)やホームページで確認できます。
八重山観光フェリーさんは、前日の夕方に次の日の運行予定を発表してくれます。
(2023年10月現在)
◆必読!石垣島から日帰りでカヌー体験コースをご検討中の方
北風が強くなる季節(10月中旬~4月上旬)にカヌー体験コースの参加を検討されている皆さまが考えないといけないこと、それは石垣港から上原港への運航状況です。
カヌー体験コースは所要時間が約3時間のショートコースですが、上原航路が欠航すると移動時間が大幅に増えます。
▼上原航路が欠航した場合
①石垣港→大原港
フェリー45~50分(往復90~100分)
↓
②大原港→上原港
臨時バス50分(往復100分)
これに、アクセスのための待ち時間などを含めると…半日ツアーに参加するのに実に一日がかりとなるのです!
◆であるならば…!
そこで、当店から提案があります。
一日がかりだけどライトに遊ぶのであればマングローブカヌー&由布島コースに参加されてはいかがでしょうか。
マングローブカヌー体験 と 由布島の水牛車観光を組み合わせた、見どころ満載のライトな一日ツアーです。
◆マングローブカヌー&由布島コース のタイムスケジュール
▼上原航路が欠航した場合
*安栄観光フェリー
石垣港7:10発(大原港行き約50分)
↓
大原港に到着したら上原港へ移動(安栄観光の臨時バス約50分)
↓
上原港に到着したら当店ガイドがお出迎え
↓
マングローブカヌー体験
↓
カヌー体験後は当店でシャワー、着替え、貴重品の返却
↓
由布水牛車乗り場へ移動(送迎車で約30分)
↓
由布島観光(由布島内の飲食店でランチ)
↓
大原港へ移動(送迎車で約20分)
↓
大原港到着後に解散(16:30頃)
↓
大原港17:00発(石垣港行き約50分)
↓
石垣港に到着(17:50頃)
▼上原航路が運航している場合
往路:石垣港7:10発(上原港行き)
復路:上原港16:30発(石垣港行き/石垣港到着は17:30頃)
★☆★ お得情報 ★☆★
当店の新しい取り組みとして2022年7月1日にリニューアルオープンした 西表野生生物保護センター への見学もツアーに含めました。時間は30~50分程度です。
下記の休館日以外は西表野生生物保護センターへもご案内いたします!
<休館日>
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館)
・6月23日(慰霊の日)
・年末年始(12月29日~1月3日)
※地域の行事や剥製の燻蒸のため臨時休館日もあります
◆マングローブカヌー&由布島コースを選ぶ理由とは
●疲れないアクティビティ
トレッキングのないマングローブカヌー体験
●ジャングル内をプチ散歩
サキシマスオウノキが見学ができる
●当店でのランチ(八重山そば)
ここ数年よく見る光景となった、ランチタイムに食事処の行列にならんで順番待ちをする必要なし
●水牛車観光
公共のバス、タクシーが少ない西表島。レンタカーがないと簡単に行けない場所にお手軽気分でGo!
●西表野生生物保護センター
遊び、癒しだけでなく「学び」も加えることで世界自然遺産の島での思い出をより深いものに
●上原港が欠航した時は大原港で解散
たった一日で西表島の広い範囲で活動できる
いかがですか?
石垣島から日帰りで西表島の名所を巡ることができ、体力の心配もいらないライトな一日コースは当店自慢のツアー内容となっております。皆さまのご予約をお待ちしております。
詳細・ご予約はこちら
→マングローブカヌー&由布島コース
【星くん★イリオモテヤマネコに遭遇!】の巻 2016年8月26日
みなさん、こんにちは!
シリーズ化しつつある風車のインターン生、栃木Boy星くんのレポートを今日もお送りします。
◆Lucky Boy! イリオモテヤマネコに遭遇
わずか3週間のインターンシップ。その短い期間中に西表島の魅力をたくさん知ってほしいので、今日はマリュドゥの滝とカンピレーの滝への観光に行ってもらいました。
★浦内川のマリュドゥの滝へ行ってきました!
今日は浦内川クルーズ、マリユドゥの滝、カンピレーの滝に行きました。船が動き出して10分くらいの所でイリオモテヤマネコとリュウキュウイノシシを見る事ができました。写真を撮るのを忘れるほど驚いてしまいました(汗
ジャングルの奥にある滝を実際に見て、名前の由来を確認する事ができて良かったです。
いろいろな場所に連れて行ってもらい、日々西表島の知識が少しずつではありますが、身についてきているのでツアーに生かしたいと思います。
星@栃木
◆浦内川ジャングルクルーズ
今日、星くんが体験したのは、浦内川観光さんが提供する浦内川ジャングルクルーズです。
浦内橋近くの遊覧船乗り場から船に乗り、約30分のジャングルクルーズでは、船長さんによる西表島の自然や川の生態系などの興味深いお話が聞けます。
上流の船着き場からは、ジャングルの奥深くにあるマリュドゥの滝とカンピレーの滝を訪ねるトレッキングが魅力です。特別な装備は必要なく、道も歩きやすいので小さなお子さま連れのご家族でも楽しめます。
帰宅するなり興奮気味に「イリオモテヤマネコを見ました!」と報告してくれた星くんですが、船長さんが見つけてくれたそうです。同船していたお客様たちは超ラッキーですね。西表島に来て1週間でイリオモテヤマネコに会えるなんて…星くん、神ってるぞ!!
●浦内川観光 → 浦内川ジャングルクルーズ
【星くん★バラス島初体験!】の巻 2016年8月24日
みなさん、こんにちは!
風車のインターンシップ制度を利用し、ただいま就業体験中の星くん。
本日は異業種体験へ出かけてきました!
◆行ってきたよ、異業種体験!
毎日カヌーのアレコレを勉強してますが、今日はシュノーケルショップ マリンサービスパッソさん のご案内で バラス島・鳩間島シュノーケリング1日ツアー に参加してきました。
◆バラス島・鳩間島 シュノーケリング1日ツアー
西表島の上原港をAM9:30に出発し、サンゴの海に囲まれたバラス島を目指します。バラス島はサンゴの死がいによって形成された真っ白な島です。
空と海の青、バラス島の白。自然が造り上げる美しさに感動☆
約20分のクルージングで島を目指します。
バラス島へ上陸。まずはお決まりのポーズで喜びを表現!
ガイドの小野さんによる説明の後、準備万端でいよいよサンゴの海へLet’s snorkel!
余裕のピースかと思いきや…目がマジです(汗
落ち着いてきたところで辺りを見渡すと…すっ、すごいっっ!!!
カラフルなサンゴ!
ニモ~♪ (´∀`*)キャワユイッ!!
ウミガメさん 休憩中!?
シュノーケル経験ほとんど無しの栃木Boy 星くん。
きれいな魚たちと一緒にサンゴの海の一員になれたようです。よかったね♪
◆星くんから一言
本日、異業種体験をさせてもらうにあたり、以下のことを念頭に置きながらツアーに参加しました。
- 自分がガイドとしてお客様に話ができるような知識を習得する
- 八重山で働くことについて考える
- 純粋にシュノーケルを楽しむ ←ここが一番重要!
バラス島は海流によってできた島であり、台風の影響によって形が変わります。今年は台風が来ないことによってサンゴが白化現象を起こしているそうです。また、鳩間島にも第二次世界大戦による影響があった事などが特に印象に残り、お客様にも伝えたい話だと思います。
インターンという立場ではありますが、ツアー参加者の皆さんといっぱいお話しができるように、時間の許す限り八重山の事を勉強していきたいです。
※写真提供 マリンサービスPASSO