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野生生物との出会いが豊富な季節です! 2014年6月9日
◆亜熱帯ジャングルに行こう!
一番人気のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝上)コースでは、マングローブでのカヌー体験はもちろん、ジャングルトレッキングが他のコースに比べて長めに楽しめるのが特徴です。
梅雨明け間近の西表島ですが、暑さはとっくに真夏モードです。ジャングルの中はとりわけ蒸し暑く、まさにサウナ状態。ところが、人間には参ってしまうこの暑さですが、野生の生き物たちにとっては過ごしやすい気候のようです。
◆なにやらジャングルが活気づいてるってホント?
人間界で「今日はムシムシするね~」とか「あっついねぇー!」なんて会話が飛び交う日は、ジャングルに住む生き物たちは特に活発に動き回っていることでしょう。
そして、そんな日にカヌーツアーへ出かけるとたくさんの出会いが生まれます。
◆大自然の一部になってみよう!
カヌーツアーが開始すると、しばらくの間はあまり生き物が見つけれないかもしれません。しかし、徐々に西表島の自然に目が慣れてくると、ひっそり擬態している生き物までわかるようになります。
一見同じように見えるマングローブや砂地をチョコチョコと動き回るカニたちにもいくつかの種類があります。
生き物たちの見分けができるようになったら、あなたも亜熱帯ジャングルの一員になった証拠です。
ジャングルトレッキングで一息つきたくなったら周囲をじっくり観察してみてください。そんなあなたをジーっと見つめるジャングルの住人がきっといるはずですよ。
由布島(ゆふじま) 2014年2月20日
◆電気は海を越えてやってくる~♪
今から約20年前、「電気は海を越えてやってくる~」みたいなナレーションをバックに、ゆったりと海を渡る水牛車の映像が流れていたコマーシャルをご存知ですか?
とある電力会社のもので、当時とても人気のあったクイズ番組のCMだったと記憶しています。
その頃、沖縄に行ったことが無かった私は、てっきり熱帯地方にある外国の風景だと思い込んでいました。
でも違ったんですね。あれこそ「由布島」だったんです。当時はそのコマーシャルがきっかけで、本土から大勢の観光客がいらしたそうです。
みなさんは「由布島」と書いて何と読みますか?
「ゆふじま」や「 ゆふとう」と言われる方が多いのですが、正式には「ゆぶじま」です。
もともとは無人島でしたが、他の島人が西表島で耕作する際、マラリアの感染を防ぐため蚊のいない由布島に住んだのが始まりだそうです。詳しくは由布島のホームページをご覧ください。
→ 由布島・亜熱帯植物楽園
TEL 0980-85-5470
今も昔も変わらぬ人気の由布島は、西表島から水牛車に乗って渡ります。そして毎日たくさんの旅行者が観光へ訪れていますが、石垣島からのアクセスは正直なところ不便な面もあります。
◆石垣島から日帰りで観光する場合
おおまかなアクセス方法は、石垣港 → 大原港 → 由布島 となります。
石垣港から大原港へは高速フェリーで約40分、大原港から由布島へは路線バスで約25分、バス代は片道390円です。
以下に2つのタイムプランをご紹介します。旅行計画の参考にしてくださいね。
●プランその1
行 き
〔フェリー〕 石垣港 8:00発 大原港行き → 大原港 8:35着
〔路線バス〕 大原港 8:44発 白浜行き → 水牛車乗り場 9:00着
〔水牛車〕 水牛車乗り場 9:15発 由布島行き → 由布島着
帰 り
〔水牛車〕 由布島 13:30発 水牛車乗り場行き → 水牛車乗り場 13:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 13:53発 豊原行き → 大原港 14:15着
〔フェリー〕 大原港 14:30発 竹富島経由石垣港行き → 石垣港 15:20着
●プランその2
行 き
〔フェリー〕 石垣港 9:40発 大原港行き → 大原港 10:15着
〔路線バス〕 大原港 10:30発 白浜行き → 水牛車乗り場 10:52着
〔水牛車〕 水牛車乗り場 11:15発 由布島行き → 由布島着
帰 り
〔水牛車〕 由布島 16:30発 西表島行き → 水牛車乗り場 16:40着
〔路線バス〕 水牛車乗り場 16:50発 豊原行き → 大原港 17:10着
〔フェリー〕 大原港 17:30発 石垣港行き → 石垣港 18:05着
◆交通手段について
●路線バス
石垣島から日帰りで観光する際、路線バスを利用すると一日がかりの旅になってしまいます。できれば、前日か当日のどちらかは西表島に宿泊して、のんびり路線バスの旅というほうが風情があってよいかもしれません。
→ 西表島の路線バス TEL 0980-85-5305
●タクシー
タクシーを利用の場合、都会のように流しのタクシーが何百台も走っているわけではないので、事前予約が必要です。ホームページを見るとわかりますが、基本的には貸し切りの観光タクシーのようですね。
→ やまねこタクシー大原営業所 TEL 0980-85-5303
●レンタカー
というわけで、やはり自由度が高いのはレンタカーかもしれません。繁忙期は早めに予約しないと満車になる事もあるそうです。
→ やまねこレンタカー大原営業所 TEL 0980-85-5111
→ オリックスレンタカー大原店 TEL 0980-85-5888
◆ここでひとつ提案です!
せっかく西表島まで行くんだから、ついでにカヌーやトレッキングさらには滝あそびも楽しみたい!という方は、風車の「ピナイサーラの滝&由布島コース」がうってつけです。石垣島からの日帰り参加に完全対応しており集合と解散は上原港となります。
午前はカヌーとトレッキングでピナイサーラの滝を目指してアクティブに遊び、午後はまったりと水牛車で由布島観光へ出かけます。
西表島を代表するアウトドアと観光を一日でお手軽に体験できる大人気コースです。小学1年生から参加可能なので家族旅行の思い出を作りにいらしてください!
詳しくはこちら→ ピナイサーラの滝&由布島コース
ピナイサーラの滝上からの絶景! 2014年2月18日
◆絶対おすすめ、ピナイサーラの滝!
見どころいっぱいの西表島ですが、風車が特におすすめしたい観光スポットは、なんといってもピナイサーラの滝の滝上から望む絶景です!
遠く広がる青い海には「鳩間島」やシューノーケルの大人気ポイント「バラス島」。そして無人島の「鳩離島」が一望でき、眼下にはマングローブの生い茂るジャングルを縫うように流れる川が一望できます。
そして何より驚きなのが、ビューポイントには人工物の柵や看板などが一切無く、自然のままの姿を残しているのです。
落差55メートルの滝上に行くには約50分のトレッキング(山登り)をしなければなりませんが、そこからの絶景を見るためなら苦でもありません。
ただし滝上に到着したら注意が必要です。転落防止の柵など設置されていないので転落の危険性があります。崖のギリギリまで近づくことは絶対にお勧めできません。
◆2月中旬のこの日…
真冬にもかかわらず快晴に恵まれ、気温も24℃まで上がり最高のコンディションでした。西表島の冬は北風が強くて曇りの日が多いのでお客様はとてもラッキーでしたね。
2月でも晴れれば強烈な太陽が現れます。日焼け対策をしないと夜には肌がピリピリ‥なんてこともあります。帽子、タオル、日焼け止めは忘れずに!
滝つぼへ降り立つと景色が一変します。一直線に流れ落ちるピナイサーラの滝の姿は神々しくも感じられ、まさに西表島屈指のパワースポットです。
マイナスイオンを含んだ滝からの冷たい風はちょっと肌寒いので、ウインドブレーカーがあると良いですよ。
こちらのコースの魅力は滝だけではありません。亜熱帯特有の植物や生き物に出会うこともできます。お客様のテンションが上がれば上がるほどガイドの解説にも熱が入ります。
風車ではピナイサーラの滝の滝上に行くコースは小学4年生~50歳代の方を対象にツアーを開催しています。マングローブカヌー、ジャングルトレッキング、滝上からの絶景、夏は滝つぼでの水遊び、などなど…。一日であなたも西表島の魅力にハマりますよ!
詳細はこちら→ ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース
サンガラの滝 2014年2月16日
◆癒しの滝、サンガラの滝
西表島の船浦湾に注ぐ西田川(ニシダガワ)の上流に「サンガラの滝」があります。「サンガラ」とは鳩間島の言葉で「傾斜」を意味するそうです。
ちなみに鳩間島は西表島の北にある小さな島で「瑠璃の島」とも呼ばれています。
◆なぜ西表島の滝なのに鳩間島の言葉が使われるの?
昔、西表島にマラリアがまん延していた頃、鳩間島の住民が「サバニ」と呼ばれる沖縄伝統の漁船で海を渡り、船浦湾周辺の土地へ田畑を耕しにきていたそうです。
そして、サンガラの滝の上流から木を伐採して運んでいたというお話です。
そんな鳩間島の先人たちの歴史を感じながら滝へアプローチすると感慨深いものがあります。観光する際の物の見方も変わるかもしれませんね。
ちなみに風車のある船浦は鳩間島出身の方が多い集落でもあります。
◆サンガラの滝を訪れるには…
サンガラの滝へは片道約40分のカヌーと約20分のトレッキングで行くことができます。一見お手軽に感じるコースですが以下のような注意点があります。
●カヌー
北風の影響を受けやすい場所を漕ぐので「ミーニシ」と呼ばれる北東の風が強くなる秋以降は、風の弱い日でないと大変なことになります。漕いでも漕いでも前に進まない!みたいな…(汗
また、干潮時は船浦湾が干潟になります。もし、お昼頃が干潮の日はカヌーを引っ張って歩く必要があります。干潟の自然観察ができてそれはそれで楽しいのですが、暑い日はちょっと(いや、かなり…)大変かもしれません。
●トレッキング
長雨が続くと道がぬかるみ、かなり滑りやすくなります。小さなお子さま連れは特に大変です。また、増水時は滝に近づけなくなります。
◆行ってきました、サンガラの滝!
北風も弱まった今日、お客様もおらず「さて、今日は何をしようか?」ということで、普段はあまり行かないサンガラの滝へ出かけてきました。
現在、風車ではサンガラの滝コースは扱っておりませんが、リピーターの方のご希望になるべく対応したいと思います。興味のある方はお問合せくださいね。