西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 小浜島から西表島のツアーに参加できるの? 2019年3月19日


<お知らせ>
コロナ禍の影響により、現在、小浜島ご宿泊者限定コースの開催を休止しております。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

※以下の記事は2019年9月10日に更新しております。

こんにちは!
今日はお隣の島、小浜島から西表島の人気スポット ピナイサーラの滝 を観光する方法をご紹介したいと思います。

気合い度を示す長い長ーいブログとなりました !
!( `ー´)ノ メラメラ~

前置きはいいから小浜島から参加できるツアーを早くみせてっ!という方は、いきなりこちらへワープしてください。

◆小浜島からピナイサーラの滝コースに参加できますか?

かねてより、小浜島にお泊りの方からピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースに参加したいというお問い合わせが多くありました。しかし、アクセス上の問題から十分な対応ができていない現状があります。

ゲストの多くは石垣島のホテルから日帰りでツアーに参加されます。
ツアー当日は西表島の上原港が集合場所となりますが、残念ながら小浜港から上原港行きのフェリーは就航しておらず、一度、石垣港へ渡ってから上原港へ向かわなくてはなりません。

そのためには小浜港を朝7:40に出航する始発便に乗る必要があります。そして上原港到着までの所要時間は、乗り換えのためのロスタイムも含めると、なんと約2時間もかかるのです(汗

◆現状その1:秋と冬編

小浜島から西表島でのピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの参加を考えた場合、ほとんどの方がぶち当たって砕け散るのがスケジュールの問題です。

ツアー終了後、石垣島へ渡る方は基本的には上原港を16:40発の船に乗って西表島を離れます。
石垣港までの所要時間は表向きには40~45分となっていますが、天候や乗客数、使用する船などによって1時間近くかかる日もあります。
そして、石垣港発の小浜港行きの最終便が10月~翌1月は17:15発、2月~3月は17:30発です。

お気づきですよね?

石垣港発の小浜港行きの最終便に乗れるか乗れないか…ギリギリです。
それに、もし上原航路(石垣港⇔上原港)が欠航していたら、西表島のもう一つの港である大原港を17:30に出航する船で石垣港へ渡る事になるので、到底、石垣港から小浜港行きの最終便には間に合いません。

10月~翌1月に関しても同様で、最終便に乗ることができないので小浜島へは帰れないのです(涙

<船の時刻表> 2019年10月~2020年3月

◆現状その2:春と夏編

では、船の便数が増える4月~9月はどうでしょう?

▼4月~6月
石垣港から小浜港行きの最終便は18:00発になるので、上原航路が通常運航していればツアーへのご参加は可能です!
しかし、天候の影響で上原航路が欠航すれば大原航路(石垣港⇔大原港)で石垣島へ戻っていただくので、石垣港の到着が18:15頃になり、小浜島へは帰れなくなります。

▼7月~9月
上原航路が安定する夏休みシーズンですが、その期間はツアーの開始時刻が1時間早くなり、石垣港を7:40発の上原港行きの便に乗っていただく必要があるので、小浜島を始発の便で出発しても間に合わなくなってしまうのです。
ただし マングローブカヌー&滝あそびいっぱいコース に関しては、石垣港を8:30発の便に乗って西表島へお越しいただくので、帰りの上原航路が欠航しないと前日から判断できる場合に限ってご参加可能です。

結論。
現状、小浜島からピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースに参加するのは難しい!

→ <船の時刻表> 2019年4月~2019年9月

◆小浜島に泊まった気分で考えてみた!

小浜島に泊まっている方にとって大きなハードルとなるアクセス問題ですが、フェリーの時刻表とにらめっこしていると気になる点が…。
それは右下にさり気なくある島間航路です。

よーく見ると、小浜港を8:50に出発する船が大原港に到着するのが9:30頃となっています。

「むむむ。。これってもしかして!」

そうです!
このフェリーに乗って何とかピナイサーラの滝に行けないでしょうか!?

◆問題は大原港発着。解決の鍵は無料送迎

ピナイサーラの滝ツアーのスタート地点は上原港から車で約10分の場所にあります。
多くのツアーショップも上原港を起点としたツアーの開催をしているので、これまでは小浜島に宿泊されている方も上原港集合、上原港解散が基本でした。

島の反対側にある大原港は上原港から約40キロ離れており、往復すると2時間近くかかります。離島のガソリン代はびっくりするほど高値で、時間の面から考えても大原港への往復送迎は大変なのです。

しかし、もし、小浜港8:50発の便に対応したピナイサーラの滝ツアーがあればどうでしょう?
答えは、小浜島に泊まっている方にとって大きなメリットが生まれます。始発の便では不可能だった 朝ごはんをゆっくり食べてから出発 ができちゃうのです!
特にリゾートホテルに泊まっている方にとって、これ以上のメリットはないでしょう。

そして大原港からの無料送迎も加われば、上原港へ向かう約1時間のドライブも楽しめます。
道中には小浜島の全景を臨むこともでき、西表島から見る小浜島の姿も思い出の一つになるでしょう。

ツアー開始は石垣島からのゲストより1時間遅くはなりますが、移動の負担は大幅に軽減されます。

◆滝つぼだけなら小浜島から日帰り参加OK

小浜港8:50発の便でツアーに参加できそうな雰囲気ですが、帰りの船も考えなければいけません。先ほどの島間航路を見ると、大原港→小浜港の便は12:30発となっています。

うーむ。。早すぎる!
ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コースの所要時間が約7時間なので、どう考えても無理ですね。しかし、滝上の山登りを省いて滝つぼだけ訪ねるショートコースにアレンジしたら約4時間のツアーになります。

終了は14:00頃になるので、当店でシャワーを浴びて上原港を14:30発の便に乗って石垣島へ渡ることができます。
石垣港に到着後は16:00発の便で小浜島へ帰ることもできますし、最終便まで石垣島をブラブラ楽しむこともできます。

詳しいアクセスは以下のとおりです。

(行き)小浜港   8:50発 → 大原港  9:20着
(帰り)上原港 14:30発 → 石垣港 15:20着
    石垣港 16:00発 → 小浜港 16:30着

そして、上原港航路が欠航した場合の復路は以下になります。

 当店14:20発→車で大原港へ→大原港15:10着
 大原港 15:30発 → 石垣港 16:10着
 石垣港 17時台発 → 小浜港 18:00頃着

◆すべてのきっかけは小浜島リゾート滞在

小浜島から何とかして西表島を観光できないか…。ここ数日、私はそのことばかり考えてきました。なぜかというと、春休みシーズンが始まる先日、家族旅行で小浜島のリゾートホテルはいむるぶしに宿泊したのです。


西表島も小浜島も同じ竹富町ですが、普段は特に用事もないので島民が往来することはほとんどありません。
ちなみに小浜島と西表島は最短で2キロほどしか離れていないのですが、なんせアクセスが悪いので近くて遠いお隣さんの島同士なのです。

写真は小浜島の細崎(くばざき)から眺めた西表島です。泳いでいけるのでは?と思うほどの近さです。


私たちがはいむるぶしでリゾートライフを満喫する一方、もう一つの重要なミッションがありました。それは小浜島における観光事情のリサーチです。

◆小浜島滞在中、何するの?

今回、宿泊したはいむるぶしは東京ドーム8個分以上の広さがあるらしいのですが、そもそも東京ドームがどの位かピンと来ない私には「とにかく自慢したくなるほど広いんだな~」と理解するにとどめました。

コテージタイプのお部屋からは、専用のカートでフロントやレストラン、大浴場、真っ白な砂浜とコバルトブルーの海原が美しいビーチなどへ移動します。
長期連泊されるゲストも多いそうで、頭に浮かんだままのリゾートライフが体験できる素晴らしいホテルです。

しかし、のんびりするために訪れた小浜島ですが、一日ぐらいは他の島でも遊んでみたくなる方も多いようです。
その中でもマングローブに囲まれた川でカヌーを漕いだり、滝へのトレッキングに興味を持った方がピナイサーラの滝ツアーへ参加できないかと思うのです。

ミッション達成のため、美味しい朝ごはんをお腹いっぱい、ひっくり返るほど食べながら考えました。おかわりの最中も考えました。

「朝から完璧なリゾートライフをなるべく減らさず、朝からご馳走の朝食をしっかり食べてからツアーに参加できないか…。西表島でほどよく遊んで、ほどよい時間にホテルに帰り、アダンの森でゆんたく(おしゃべり)したり、アヒルやガチョウに餌をあげたり…。可能な限りリゾートライフを満喫してほしい!」

考えに考えぬいて出した答えは 小浜島宿泊者限定・ピナイサーラの滝つぼツアー の開催です!

◆ツアーの詳細

県下一の落差55メートルを誇るピナイサーラの滝(滝つぼ)をカヌーとトレッキングで目指すショートコースです。

● スケジュール
  8:50 小浜港から大原港行きに乗船
  9:20 大原港に到着
     当店のスタッフがお迎えして
     ベース(お店)まで車で移動します。
10:20 ベースに到着、受付
10:45 [往路] マングローブカヌー(約50分)
11:35 [往路] トレッキング(約25分)
11:55 ピナイサーラの滝つぼに到着、ランチ
12:50 [復路] トレッキング(約25分)
13:15 [復路] マングローブカヌー(約40分)
14:00 ツアー終了
     シャワー後に上原港へお送りします。
14:30 上原港から石垣港行きに乗船
15:20 石垣港に到着
16:00 石垣港から小浜港行きに乗船
16:30 小浜港に到着

● 開催時期
 通年

● ツアー代金(税込)
 GW(4/27~5/6)と7月~9月:15,000円
 上記以外の日:13,000円

● 代金に含まれるもの
 わくわくランチ
 レンタルシューズ
 リュック
 防水バック
 カヌー装備一式

● 代金に含まれないもの
 フェリー代金

● 最小催行人数
 2名様

◆ご予約方法

こちら からお申し込みください。
注意点として、島間航路(小浜港→大原港)を利用する際は予約が必要で、ご乗船の前日18:00まで予約可能です。

安栄観光のホームページからのご予約は5%の割引がありますが、予約手続きの最中にタイムリミットの18:00を過ぎてしまうと予約が完了できないそうです。
ホームページからご予約される場合は、ツアーの参加が決まったら早めのご予約をお願いします。
船に関するご質問は安栄観光まで直接お問い合わせください。

▼安栄観光連絡先
電話番号 → 0980-83-0055
乗船券予約サイト 

◆風車自慢の頼もしいガイドにお任せ!

当店には親しみやすくて頼もしいガイドが在籍しております。
予備ガイドの配置など、小回りのきく機動力が当店の強みの一つでもあることから、今回のツアーを企画することができました。
ただし、ピナイサーラの滝周辺は西表島カヌー組合の自主ルールでゲストの人数制限を定めておりますので、お早目のお問合せ・ご予約をお願いいたします。

風車について(スタッフ紹介)

◆最後に

小浜島に宿泊し「明日は何をしようかな?」とスマホで小浜島の観光情報や周辺の離島へのアクセスを調べている方もいらっしゃるでしょう。
旅行の前にNHKの朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のDVDをすべて見れば小浜島にはまるのは間違いないのですが、忙しい生活の中、それは難しいかと思います。
小浜島から西表島まで足を延ばしてみようかな…とお考えの方、ぜひ当店までご相談くださいね。

→ お問い合せはこちら

 卒業旅行、社員旅行、グループ旅行の幹事さんへ 2019年3月18日


3月に入り風車では卒業旅行でツアーに参加される学生さんの団体がとても多く、毎日賑やかで元気をたくさんもらっています。

から社会人となる方、大学院に進む方など様々でしょうが、またいつか西表島に遊びにいらしてくださいね。

◆団体旅行で風車が選ばれる3つの理由

さて、大人数での旅行となると幹事さんは大忙しになると思いますが、風車では幹事さんのサポートにも力を入れています。

(1) マメな情報交換

当店では基本的に、日中はベース(お店)が留守になることはありません。
待機スタッフが常駐しているので、ツアー中のガイドがフィールドで電話対応するなんてことはなく、じっくり落ち着いてご相談にのることができます。
ベースでの待機スタッフ常駐に当店がこだわる理由は他にもあります。
もしツアー中に非常事態(ゲストの体調不良、天候の悪化によるツアー内容の変更、など)が起きた場合は、予備ガイドが緊急出動できる体制づくりも備えています。

(2) チーム分け

団体(5名以上)と個人(1~4名位)のゲストはチームを分けてツアーを開催します。
混合ツアーになってしまうと、皆がお互いに気を遣う状況が生まれてしまい、場合によっては楽しみが半減してしまう事態も考えられます。よって、当店ではゲストの人数や年齢層などに配慮したチーム分けを可能な限り行っております。

(3) 修学旅行も対応可能

当店では80名様以上の団体対応実績があり、旅行会社様からの委託で関西圏を中心とした修学旅行の受入れも行ってきました。
人数制限のあるピナイサーラの滝エリアでは1ショップあたり14名のゲストしかご案内できませんが、15名以上でのツアー申し込みをご希望される場合は他ショップと連携してツアーを開催いたします。
その際は風車が責任を持って一元で取りまとめを行いますので、幹事さんが複数のショップとやり取りする面倒はありません。

◆団体旅行に対する風車のこだわり

大人数の団体旅行といっても様々なケースがあります。

三世代ファミリーだと下は幼児から、上はじぃじ、ばぁばといった幅広い年齢層のグループ。
若手と上司に体力差(若手優勢)が生じる社員旅行のグループ。
卒業旅行においても男子と女子では腕力の差がみられます。

団体旅行だからといってゲストの評価が平均的に良ければいい、なんてことは当店は考えておりません。
一番大切なのはゲストのお一人、お一人に満足していただく事で、団体だからといってツアー代金を大幅に値下げすることは当店ではありません。

逆に団体旅行だからこそ、更なる体制の充実を実行しています。
それは、ゲストの一部がツアー途中で体調が悪くなっても、ツアーの進行に大きな影響がでないようにガイドを通常より一名増員してフォローします。そう、これが風車のこだわりの一つであるアシスタントガイドの設置です。

◆幹事さん、まずは風車にお問合せを

修学旅行は一年以上も前から準備が始まり、旅行会社の担当者や学校の先生は事前に西表島に来て現地視察をされます。
しかし、修学旅行以外の多くの団体旅行では事前の下見というのは現実的ではありませんので、当店では可能な限り情報提供をしたいと思います。

西表島では何をしたらいいのか?
夜はどこに食べに行ったらいいのか?
今の時期の服装は?
などなど。

心配事があっても大丈夫です。
私たちと一つ、一つ不安や疑問を解決し、最高の団体旅行(卒業旅行、社員旅行、グループ旅行)にしましょう!

→ お問い合せはこちらまで

 風車のレンタルシューズについて(2019年3月現在) 2019年3月14日


風車では、ツアー中に使用する専用シューズを無料でお貸ししてます。サイズは18cm~32cmで予約の必要はありません。
当店までビーチサンダルで来られても大丈夫ですよ。

◆フィッティングに時間をかけます

当店ではゲストをお迎えしたら、そのままフィールドへは直行しません。まずはベース(お店)に集合し、これから始まるツアーに関するブリーフィング(事前説明)をじっくり行います。

受付手続きや持ち物の確認。そして重要なのがシューズのフィッティングです。
カヌーを漕いでいる時もトレッキングをしている時も履き続けるシューズなので、少しでも足への負担を少なくする必要があります。

ツアーの始まりから終わりまでゲストの安全を支えてくれる大切な相棒。
時間を気にせず、ご自分の足にしっくりくる一足をじっくり選んでください。

◆こだわりのフェルト底シューズ

シューズは靴底がフェルト生地になっている沢歩き専用のものです。

ツアー中は川沿いの大変滑りやすい岩場を歩くことが多く、川の中をジャブジャブ歩く時は膝くらいまで水に浸かるので、さらに滑りやすくなり足もとも非常に見えづらくなります。
そんな時、ゴム底だとツルっと滑って転ぶ危険性が高いのであまりお勧めできませんが、フェルト生地なら接地面との摩擦が強くなるので歩きに安定感が生まれます。

基本的にはシーピープル社製のブーツをご利用いただきます。
サイズは18㎝から30㎝までご用意しておりますのが、それ以外のサイズをご希望の方はツアーのご予約時にご相談ください。

◆濡らしてもいいんです、汚してもいいんです!

そもそもマングローブの川で遊ぶのに泥汚れから逃れることはできません。
ゲストの皆さまにはシューズをなるべく濡らさないよう、汚さないよう、とても大事に扱っていただいているようです。
しかし、雨の日に水たまりをよけながら歩く都会生活とは違います。西表島の大自然相手のアクティビティーです。

当店はシューズは消耗品だと考えています。
濡らしても、汚しても全く問題はありませんので、泥水をジャンプしてよけたら転倒!なんて事の無いよう、ケガ防止を第一に考えトレッキングをお楽しみください。

◆交換はご遠慮なく

当店では定期的にレンタル品の破損状況のチェックを行っていますが、西表島の強烈な紫外線と年間を通しての高い湿度、そしてマングローブの川に含まれる塩分の影響によって、特にシューズは傷むのが早いのです。
フィッティングの際、実際にシューズを履いて違和感がないか、穴が開いていないか、ソールは剥がれていないか、などなど…。
再度チェックをお願いします。ツアーの出発前であればすぐに交換いたします。

 西表島のガイドもホッとひと息 2019年3月12日


ずっと雨や強い北風でツアーの開催もままならない状況の西表島でしたが、本日やっと天気が回復しました!
空模様が安定しているとガイドの気持ちも安定します(笑

今日はツアー終了後のミーティングでガイドたちにメッセージを一言ずつもらいました。ここ数日、どれだけ天気に悩まされたのかわかりますね。

◆何日ぶり?待ちに待った青空と太陽

思わず深呼吸したくなるような澄んだ青空と顔に照り付ける強い日差し。
曇りがちな西表島の冬を過ごしてきた自分にとって、これ以上ないご褒美をもらった気分でした。
そんなベストコンディションの中、今日は ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース に行ってきました。

雲ひとつない青空と心地よい風が吹き抜けていたお陰で、カヌーとトレッキングにはピッタリの一日でした。

滝上までのハードな道のりを頑張って歩いたご褒美には息を呑むような絶景が待っています。
緑が生い茂るマングローブ林、遠くまで広がる青い海。これぞ “The西表島” です。

その日の天気次第で表情を変える滝上からの景色は毎日見ていても飽きることはありません。
気温、湿度とも高い夏より、今こそがカヌーとトレッキングに最適な時期だと思います。
八重山旅行をお考えの皆さま、ぜひ西表島へ。
晴れたら爽やかな初夏の陽気に包まれる今の季節もおすすめですよ!

<ガイド> 星☆


◆夏もいいけど3月もGood!

ここ連日は雨でツアーに行けない様な状態でしたが、本日は雲ひとつないきれいな青空が望めました。
これから天気の良い日が多くなり、過ごしやすい季節になっていきます。
倒れそうなくらい暑い夏も西表島らしくて好きですが、快適に動ける3月の西表島も大好きです。

<ガイド> みわっち

◆卒業旅行に最適な西表島!

本日の西表島は見事な晴天で最高の一日となりました!
ツアーにご参加者のお二人は卒業旅行とのこと。いい思い出はたくさん作れましたか?

今日はカヌー中に潮が満ちて、普段は入ることのできないマングローブの森の奥まで入ることができました。

春から社会人ですね。落ち着いたらまた西表島に遊びにいらしてください!
ツアーのご参加ありがとうございました。

<ガイド> ダイちゃん

 西表島へのアクセスについて(2019年3月現在) 2019年3月11日


※ご注意※
こちらの記事は2019年3月のものです。最新の情報については以下をご覧ください。

上原港へのアクセス(2024年3月31日まで有効)

◆風車のすべてのツアーコースは石垣島から参加できます

石垣島から西表島を観光するには、まずは石垣港離島ターミナルへ行かなくてはなりません。
当たり前ですが…笑

2008年にリニューアルされた石垣港離島ターミナルですが、リニューアル以前から親しまれていた「離島桟橋(りとうさんばし)」という呼び名を使う方もいれば、最近では「離島ターミナル」と言う方も多いようです。
「離島桟橋が~」なんて言う方がいると、八重山在住歴10年以上はあるな。なんて私的には思います。

2018年4月1日からの5年間は命名権取得の関係で愛称が「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」となったそうですが、“ユーグレナ=離島ターミナル”というイメージは、少なくとも私の身の周りではまったく浸透していない様子です。

もし石垣島でタクシーに乗ったら「離島桟橋まで」とか「港まで」と言えば十分伝わりますよ。

また、レンタカーを石垣島で借りたまま離島めぐりへお出かけになる場合は、離島ターミナルのコインパーキングや少し離れた場所にあるホテルイーストチャイナシー近辺のコインパーキングのご利用をお勧めします。

◆船会社について

ターミナル内には「安栄(あんえい)観光」 と「八重山観光フェリー」 という船会社の乗船券売り場があります。

現在、安栄観光と八重山観光は共同運航をしており、安栄観光の乗船券で八重山観光フェリーの船に、八重山観光フェリーの乗船券で安栄観光の船に交互乗船することができます。

例えて言うならANAの搭乗券でJALの飛行機に乗れますよ。といった感じです。

◆上原港行きの船が欠航した場合

当店のツアーに参加する場合は、基本的には安栄観光で上原港行きの乗船券を購入してください。

しかし、上原港行きの船が欠航してしまった日のアクセスはちょっと複雑なので以下に注意点をご説明しますが、ここで重要なのは「上原(うえはら)」と「大原(おおはら)」をしっかり区別して理解していただくことです。

(1) 当店は上原港近辺にありますが、上原港行きの船は北風が吹くと欠航する場合が多いです。

(2) 上原港行きが欠航したら、上原港から約40キロ離れた大原港行きの船に乗って西表島へ来ていただきます。その際、安栄観光で石垣港~上原港の乗船券を購入した方に限り、安栄観光が走らせる大原港~上原港の臨時バスに乗ることができます。

(3) 臨時バスに乗る際はドライバーに「上原港まで」と伝えて終点の上原港で下車してください。

(4) 当店のスタッフが上原港でお迎えします。

安栄観光の臨時バスは下の写真のようなペイントがされています。
マイクロバスや大型バスなど、車両はその時によって違いますのでご注意ください。

◆「安栄観光で買う」「石垣港~上原港の乗船券を買う」 がポイント

共同運航している八重山観光フェリーで乗船券を購入しても、安栄観光の臨時バスには乗れません。八重山観光フェリーも臨時バスがありますが、予約が必要だったり路線バスを併用している便もあるので、安栄観光の方がシンプルで使い勝手が良いのです。

どうですか?
上原港行きが欠航した際の交通事情、ご理解いただけたでしょうか。

◆乗船券の予約について

ここ最近「船のチケットは予約したほうが良いのですか?」というご質問をよく受けます。

実際に、安栄観光や八重山観光フェリーのホームページから事前に乗船券予約をすると料金が5%割引きになるのでお得です。
しかし、ここで注意が必要なのが「乗船券予約」という言葉です。

通常、私たちがイメージする「乗船券予約」とは「前もって予約したから船の座席は完全に確保済み!」ではないでしょうか。
ところが、以前、当店のゲストが前もって乗船券予約をしたにもかかわらず、予約していた船に乗れなかった事がありました。

なぜこの様な事が起こるのでしょうか?

どうやら乗船券予約をしていても、実際に船会社のカウンターで乗船券を発行してもらう時点で既に船が満席であれば、乗船を断られてしまうそうです。

つまり
“乗船券予約=座席の確保&座席指定ではない”
という事です。

では、このような悲劇が起きないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?

答えは、乗船券予約をするしないに関わらず、とにかく早めに離島ターミナルへ行き、早めに乗船券を購入して、乗船予定の船が出航する桟橋(ターミナル)に早めに移動して並んでおく。
これに尽きるのです。

これらをクリアすることが一番重要で、さらに乗船券予約をしておいて割引価格で購入するのが賢い旅の仕方かな。と思います。詳しくは安栄観光に直接お問合せください。

安栄観光の乗船券予約

◆離島めぐりをお考えの方

風車のツアーだけでなく、離島巡り(例えば竹富島や小浜島にも行く)も計画されている方は、フリーパスの方がお得な場合もあります。詳しくは安栄観光に直接お問合せください。

安栄観光アイランドホッピングパス

 コースを変更してピナイサーラの滝つぼへ! 2019年3月10日


ここ最近は雨、雨、雨…の西表島でしたが、今日はやっと天気が回復。
昨日、一昨日と雨のため中止になったツアーもようやく再開することができました。

◆雨の影響が残ります

とはいえ、降り続いた雨の影響でピナイサーラの滝はかなりの増水。滝上の状況も安易に想像がつき、もちろん行くのは危険と判断。

本日ご予約のツアーは「ピナイサーラの滝(滝うえ&滝つぼ)コース」でしたが、カヌーとトレッキングで滝つぼのみを目指す内容に変更しました。

◆女の底力と男の意地がぶつかり合う滝つぼタイム

本日ご案内したゲストは一人艇(一人乗り)のカヌーをご利用になりました。

一人艇は通常は男性が漕ぐ方がスピードも出て、女性が後を追うパターンが多いのです。
しかし、本日は女性のお二人がぐいぐいと男性陣を引っ張っていくという、とても頼もしい漕ぎっぷりでした。

そして男性陣も負けてはいません!
まだ冷たさの残る滝つぼで泳ぐという「男の意地」のようなものを見せてくれました。

ちなみに普段なら左にある大きな岩の所までしか滝つぼの水はありませんが、今日はこの様な状況でした。

◆ランチは風車のベースで

通常はフィールドでのランチタイムとなりますが、今日は滝の下も大増水。滝つぼに収まりきらない水がジャンジャン溢れ出て、辺り一帯まさに大洪水です。
滝からの水しぶきも大雨のごとく、1分もしないうちにずぶ濡れです。

体が冷えるのも心配なので、ベースに戻って熱いシャワーで体を温めてからのランチとなりました。

◆春は空模様がきまぐれです

季節の変わり目は雨が多かったり天候の急変に見舞われることもありますが、当店では臨機応変にベースを活用して無理のない安全なツアーを常に心がけております。

南国・西表島とはいえ、まだまだ冷たい雨の降る日もあるでしょう。
午後からは気温も下がって冷え込んだ夜になりましたが、せっかくの旅行で風邪などひかぬよう体調管理には気を付けて西表島を満喫してください!

本日もツアーのご参加ありがとうございました。

 念願のリベンジツアー! 2019年3月7日


本日のツアーにご参加のお二人は、以前、夏にも同じコースをお申込みいただいていたとのこと。
しかし、台風の影響でツアーに参加できなかったとか。
天気のこととはいえ、本当に申し訳ないです!

数か月前から旅行の計画をしているのに出発直前に台風が発生して中止…なんてがっかりしますよね。
だけど、本日はリベンジでまた西表島を目指していただいたこと、そして何よりも前回はキャンセルになったけど、今回も当店をお選び頂いたこと、とても嬉しく思います!

◆典型的な冬型の空模様…

しかし、今、日本列島はいわゆる西高東低の冬型の気圧配置。
朝はウグイスも鳴いていましたが、次第に「冬の台風」が近づいてきました。

強い北風、そして時おり降る横殴りの雨。
台風直撃のように屋根が飛ぶほどの風ではないけれど強風に弱いカヌーですので、こんな日は限られたフィールドでしかツアーが開催できません。

と言いますか、こんな日でも自然体験できちゃうのが西表島。
通常コースを短縮して、名瀑ピナイサーラの滝の「滝つぼ」目指していざ出発!

▼向かい風の中でのカヌー

▼雨の影響で滑りやすくなった山道

▼滝からの水しぶき

想像以上にワイルドな一日になったのではないでしょうか?
雨に濡れながらでも笑顔のお二人にガイドも元気をいただいた一日でした。

本日のご来店ありがとうございました。また、ぜひぜひお越しください!

 ツアーの日、天気が悪そうですが… 2019年3月6日


本日の早朝、ガラス窓を叩く雨音で目覚めてしまうほどの強い雨で一日がスタートしました。
前夜の天気予報では「明日は前線の通過にともない午前中に雨が激しく降る」とのことでしたが、見事に的中です。

今日、予定されていたツアーは「ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース」でしたが、山登りの行程は危険と判断し、内容をアレンジして午前中は由布島の水牛車観光へ出かけ、カヌーは雨が一段落する午後に開催することにしました。

さて、カヌーツアーのガイドが天気予報を気にするのは当然ですが、ゲストも出発前から西表島の天気が気になるのではないでしょうか?
本日のゲストの皆さまも明け方の雷雨にはさぞ心配されたことでしょう。

今日は良い機会なので、雨の日にがっかりしたツアーにならないための当店の取組みをご紹介します。

◆雨の日でも楽しむための3つのポイント

1. 前日に情報提供します

当店ではツアー前日にゲストへ電話やメールでツアーに関する伝達事項の確認をとります。
通常はフェリーの時間、服装や持ち物、コース内容などの確認ですが、悪天候が予想される場合はツアー当日に考えられる状況を可能な限り、様々な場面を想定してお話しします。ツアーの中止が懸念される場合は特に慎重にご説明します。

そうする事によるゲストのメリットとしては、もしツアーが中止になった場合に備え、違うプランを前もって考えておくことができます。

ツアー当日の朝、
 お店側 「今日のツアーは中止です」
 ゲスト 「エーッ! いきなり言われても…」

これではツラ過ぎますよね(汗

2. ツアー当日の朝もやりとりは続きます

早朝5時、当社のスタッフは最新の天気予報をチェックします。
悪天候の予報であれば、昨夜からの天気の移り変わりや降水量、現在の西表島の状況などを熟慮した上でツアー催行が可能かどうか判断し、ゲストにメールでご連絡します。
もしメールでのやりとりでは不安、不明点などがあれば7時頃から電話で説明いたします。

ここまでやるから風車のツアーは安心して楽しめます。

3. 服が濡れてもノープロブレム!

当店は5つのシャワー室と更衣室、広々とした休憩室を完備しております。
西表島内のカヌーツアー専門店の中でも、ここまで設備が整っているのは風車だけです。

汗だくでツアーが終了しても、熱いシャワーを浴びて乾いた服に着替えれば気分爽快です。
服や体が濡れたまま帰りのフェリーに乗ると風邪をひく原因にもなりますので、ぜひ着替えは一式お持ちください。
風車なら西表島にいるうちに身支度をきれいに整え、石垣島へ着いたらそのままディナーへ出かけることができますよ!

◆小雨程度なら通常開催可能なコース

西表島を代表するピナイサーラの滝と由布島を一日で楽しめる ピナイサーラの滝&由布島ツアー をぜひお楽しみください。

 ジャングルクイズとソウルフード!? 2018年6月26日


こんにちは~
風車のダイちゃんです!
梅雨も明け、西表島に正真正銘の夏がやって来ました♪

今日はピナイサーラの滝上&滝つぼの1日コースにお出かけ。
ピナイサーラの滝は沖縄県で一番の落差(55メートル)を誇る滝として有名です。
年間を通してたくさんの人が訪れますが、滝の上まで山登りで行けるのも人気の理由の一つです!

◆ひょっこり遭遇No.1の生き物は…

トレッキング中は様々な生き物を観察できますが、ひょっこり出会う事の多い生き物といえばトカゲです。ちなみに西表島には5種類のトカゲが生息しています。

(1) サキシマキノボリトカゲ
遭遇率No.1!
愛嬌たっぷりの表情と動きがひょうきんなジャングルの人気者。

(2) イシガキトカゲ
コバルトブルーのしっぽが特徴。写真はサキシマハブに捕食されてしまった瞬間です(涙

(3) キシノウエトカゲ
40センチ近くまで成長する国内最大種のトカゲ。絶滅危惧種で国の天然記念物に指定されています。
ちなみにこのキシノウエトカゲ、子供の頃はしっぽがコバルトブルーでイシガキトカゲにそっくりなんですよ。見分けがつく方はかなりのトカゲ通です。

(4) サキシマカナヘビ
鮮やかな緑と長ーいしっぽが特徴の気品あふれる美しいトカゲさん。

(5) サキシマスベトカゲ
ごめんなさい、写真が見つかりませんでした(汗
その名の通り、すべすべしたウロコで覆われた茶褐色の10センチほどのトカゲです。
私的にはサキシマスベスベトカゲの方が覚えやすいと思うのですが笑
ぜひググってみてください!

◆ダイちゃんのお気に入りはコレ!

ツアーを盛り上げてくれる西表島のトカゲ達ですが、中でも私が一番好きなのはサキシマキノボリトカゲです!

その名前の通り木登りが上手で樹上で暮らしており、背中の色や柄が木にそっくりなんです。
木にくっついて止まっていると、見慣れた私でもスルーしてしまうほど隠れるのが上手です。

でも、見つけてしまった時、本人はまだ気づかれていないと思っているのか(?)ジーっと微動だにせず静止の姿勢を崩しません。
その姿をゲストと一緒に眺めていると「かわいいなぁ~」って思います笑

◆ジャングルクイズ!

ツアー中、木に擬態しているサキシマキノボリトカゲがいたらクイズタイムの始まりです!
「トカゲが隠れているの分かりますか?この辺ですよ~」と少しヒントも出してみます。

こんな形で自然に触れ合っていただけると私も嬉しくなります。
普段は爬虫類が苦手な方でも、西表島なら生き物を観察しながらツアーを楽しめると思います。

◆うちなーランチ&おやつ

約50分の山登りで滝上に到着したら、絶景の見える青空食堂でランチ!
ガイド手作りの八重山そばをお出しするまでゲストの皆さんはしばし休憩。。

お腹いっぱいになったら次は滝つぼを目指します。
来た道を戻ってカヌーを降りたポイントから別ルートを約20分歩きますが、夏のジャングルは暑くて湿度も高いので着ているシャツは絞れるほど汗をかきます。

ピナイサーラの滝の上と下(滝つぼ)に行くこのコースは体力を一番使うハードなスケジュールです。でも、滝つぼでは泳ぐこともできてリフレッシュが最高に気持ち良いのです。

滝つぼで暑さを吹き飛ばした後は、夏バテ解消に良い麦茶とムーチー(鬼餅)でティータイムです。ムーチーとは原料に紅芋を使用したお餅のことで、風車では砂糖控えめの優しい甘さで作っています。
ちなみに沖縄では旧暦の12月8日に健康や長寿を願ってムーチーを食べる習慣があるんですよ!

沖縄づくしのランチとおやつで元気を取り戻したら、さあ帰りましょう!

◆また会う日まで!

帰りはお店でシャワーを浴びてスッキリしてから帰ってください。

最後のお仕事、ホテルや港でゲストの皆さんとお別れするのは、いつまで経っても慣れません…。暑くて過酷な(?)ジャングル体験を一日いっしょに過ごしたメンバーですから、お別れはやっぱり寂しい(涙
でも、この西表島で再びお会いできることを願い…また会う日までのサヨナラです!

◆本日ご案内の1日ツアー

ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。

真夏のジャングルで汗だくからの滝つぼクールダウンを楽しみたい方、いらっしゃーい!!

 雨上がりの絶景!ピナイサーラの滝ツアー 2018年1月21日


夏の終わり、11月から西表島は曇りや雨の日が多く、夏の間にあれだけ日焼けした肌はすっかり元に戻りました。

◆冬の西表島

ツアー日の朝は天気予報とにらめっこが続いていますが、なかなか晴れマークがでてきません。

これは2日前の空です。

◆今日の空

今日も明け方に雨が降ったので、カッパを携行してツアーに出発。

しかし風が生暖かく、日中は薄手のシャツ1枚という服装でも充分でした。

本日ご参加者のお2人は、この半年間で八重山来訪が彼氏さんは2回目、彼女さんは3回目というツワモノ!

ピナイサーラの滝の上に到着したころから急に空が明るくなると雲が流れはじめ、新緑の山々と青い海がはっきりと目に映るようになりました。

この素晴らしい絶景が見られるのはピナイサーラの滝の上からだけ。
今まで数えきれないほど見て来た景色ですが、いつも新鮮な気持にさせられる感動スポットです。

本日もツアーのご参加ありがとうございました。

◆本日ご案内の1日ツアー

ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。

真夏のうだるような暑さのない今の時期なら、爽やかなジャングル登山が楽しめますよ!