<特産品・海と山の幸> カテゴリーの記事
行ってきたよ!サガリバナ最終下見 2024年6月24日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
梅雨が明けた西表島は毎日快晴!暑い日が続いていますよ。
◆我が家のマンゴー事情
しゅうさん家のマンゴーも日々いい感じに成熟しつつありますが野鳥の襲撃に遭うこともあり、毎日、完熟マンゴーをめぐっての人間 vs 野鳥の知恵比べが続いています。
つい昨日も収穫を翌日に控えた、これまでで最高の出来栄えの実を攻撃されてしまいました。
L(゚□゚)」オーマイガ!!
石垣島のホームセンターで購入した鳥よけネットで木全体を覆い、実には袋掛けしておいたのに、一体どうやってネットの外へ取り出したのでしょうか?
見るも無残な姿で地面に転がるマンゴーを呆然と見つめる人間を、電線にとまったカラスが見下ろしながら「カァ~カァ~♪」と響き渡る声で鳴いていました。まさに勝利の雄叫びです。
悲しいやら悔しいやら…
しかし、腹が立つのと同時にカラスをはじめとする野鳥の賢さには感心させられます。
我が家の愛鳥、セキセイインコのおまめちゃんも人間の2歳児ほどのコミュニケーション能力があり、まさにカワイイの塊です。
(*´ч`*) カワヨ
◆サガリバナの下見に行きました
さて、西表島の夏の風物詩、サガリバナを鑑賞する早朝サガリバナカヌーコースが27日から開催されますが、本日はツアー開催前の最後の下見に行ってきました。
前回の下見ではほとんど咲いていませんでしたが、今回は水面いっぱいにサガリバナの花が漂っていました。
昨年の今頃よりは咲いている気が…今年のサガリバナツアーは期待できそうですね。
今年はガイド4名体制で開催するので、ゲストは最大12名様までお迎えできます。
7月に関してはほぼ満席となりましたが、4名のガイドで昨年以上の小回りを利かせながらゲストの皆さまに楽しんでいただきたいと思います。
乞うご期待!
◆しゅうさんのタイムスケジュール
サガリバナカヌーツアーではゲストのお迎え時間はAM4:00頃です。そのため、スタッフの出勤時間はAM3:30です。
そして私、風車オーナーのしゅうさんの一日を教えてください。というリクエストはありませんが、ここでサガリバナカヌーツアー開催中の生活ぶりを勝手に紹介させていただきます。
<AM>
2:00 起床
ストレッチ、健康チェック、天気予報の確認、メールチェックなど
2:30 一回目の朝食
3:30 ミーティング
3:50 ゲストのお迎え開始
4:00 ツアー開始~終了
8:30 二回目の朝食
9:00 ツアーの片付け
10:00 解散
◆サガリバナカヌーツアー開催期間中は…
午前10時に解散となっていますが、もし午前中のカヌー体験コースのご予約があれば昼までツアーを開催しますよ!
午後は仮眠をとったり、メールの返信などの事務作業をします。
仮眠中は電話対応ができませんので、ご質問などがあればホームページのお問合せフォームからご連絡ください。
そして就寝は夜9時です。
サガリバナカヌーツアーが始まると生活リズムが変わるため、6月26日は全ツアーを中止し臨時休業の予定です。
ツアーにご参加予定の方は前日は飲みすぎ、食べすぎ、夜更かしにお気をつけくださいね。
The 亜熱帯的ミーティング! 2024年6月19日
こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!
当店では、ツアーが終わり、ゲストの皆さまをホテルや港に送迎した後、機材の片付けやベースの清掃、翌日のツアーの準備をします。
そして、それら全てが終了するとスタッフ全員でミーティングをします。
◆ミーティングのお供
風車のミーティングスタイルは、お茶やジュース、チョコやお煎餅などのお菓子をモグモグしながら、ツアー中のヒヤリハットの確認、面白ネタの共有をします。
しかし、ここ最近のミーティングには、な、な、なんと!マンゴーが登場するのです!!
(*゚Д゚*) エ..エライコッチャ
桃栗三年柿八年、我が家のマンゴー約十年…
10年以上、何の手入れもしなかった我が家のマンゴーが今年はなぜか豊作なのです!
ちなみに去年の収穫はゼロ。一昨年は小さいの2個だけ(涙
無農薬、無肥料、無手入れ、いわゆる “ほったらかしマンゴー” が、なぜ今年は大ブレイクしたのか? 答えはわかりませんが、これまで隣のグァバの木の方が価値があるな~と思っていたのですが、すっかり立場は逆転です。
◆戦いの日々
完熟したマンゴーは野鳥との奪い合いでもあります。大事に見守っていても人間より一足お先に食べてしまったり、突かれて落下したり。
ですので、ここ最近は夜明けから日没まで4時間ごとの見回り、朝と夕方にマンゴーの収穫をしていますよ。ちなみに、まだ完熟していない青いままの実はサラダにします。
次は来年なのか10年後なのか、いつまたブレイクするか分からないので、今年は落ちた実もくまなく拾い集めています。
傷んだ部分は切り落とし、食べきれない分は冷凍保存。無駄なくありがたくいただきたいと思います。
いつかゲストの皆さまにも食べていただきたいのですが…。そのためにもう2~3本、木を増やそうかな(笑
◆笑顔のミーティングを続けるために
甘く芳醇な香りのマンゴー食べながらも、ツアー中のヒヤリハットは確実に無くしていく必要があります。
良いガイドをして、美味しいものを食べながらのミーティング。これが理想ですね。
そして今日は西表島を代表する特産品、ピーチパインをお友達のカヌーツーリングあたらすさんより差し入れいただきました。ありがとうございます!
6月、7月の西表島はフルーツの最盛期です。暑い暑い夏の始まりを盛り上げてくれる最高の立役者です!
夏本番まであと少し…懇親会でBBQ! 2024年5月29日
こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
先日、夏の本格シーズン突入前に英気を養おう!ということで風車メンバーでBBQ大会を開きました。
◆年に数回のおたのしみ♪
新スタッフ2名(立川、小倉)が入社してもうすぐ3か月。彼らは日々成長し、風車の貴重な戦力となってきています。
ツアーガイドは「経験」がとても重要ですが、では経験の少ないガイドはどうするのか…?
当店では「チームワーク」で経験の浅いガイドにも活躍してもらえるように協力し合います。
というわけで、今回の懇親会もチームワークを強化するのが第一の目的。
誰かと美味しいご飯を食べて栄養補給。エネルギーも絆も充填!
シンプルだけど皆が笑顔になれる幸せな時間ですね。
そして炭火番長の星くん。
回を重ねるごとに炭火の扱いも上達して、すべての食材を調理してくれます。
風車BBQでは欠かせない頼もしい存在です。
風車ではこうして年に数回、懇親会BBQを開催してスタッフ同士の絆を深めています。
◆スペシャルゲスト
そして今回はスペシャルゲストとして地元の小中学校の先生にもお越しいただきました。
若いガイドにとって、地元とはいえまったく違う職種の方とお話できる機会はなかなかありません。このような形で交流することで、ツアー中にお話しするネタを増やすこともできるので嬉しい限りです。
そして、そして!
先生から差し入れしていただいた竹富島産車エビの美味しさにスタッフ一同感激!!
西表島ではお目にかかれない海の幸、車エビ。
最後の一匹は忖度なしのジャンケンで誰の物にするか決めよう!となりましたが、なんと勝ったのは私、しゅうさん。
ここは若いものに譲って…なんてこともなく、ガッツポーズを決めて殻まで美味しくいただきました。
(*´༥` *) モグモグウマウマ
美味しいお肉と車エビを食べながら、ぜい肉だけでなく知識も吸収。とても有意義な夜でしたよ。
◆風車BBQに欠かせないお店
みんな大好きなBBQで欠かせない美味しいお肉。
風車では鹿児島県最南端の与論島にある「すみ火焼肉サム」さんから毎回お取り寄せしています。
こちらのお店、なんといっても店長であるナビさんの人柄の良さが伝わりまくりなのです。会ったことはないですが(笑
まずは、下の写真をよーく見てください。
わかりますか?
なんと、お肉に風車ロゴの焼き印が入っているのです!こんなサービス見たことありますか?
そして、美味しいお肉だけでなく「与論島」まで売り込んでくるのがナビさん流。
商品と一緒に直筆のお手紙、ポストカード、与論の塩など、季節によってさまざまですが「与論島」を感じる付録?おまけ?もいただけます。
ナビさん、しゅうさんの頭の中に与論島はいつか「行ってみたい観光地リスト」にしっかり入っていますよ。
いつもありがとうございます!
◆本格シーズンまであと一か月
夏のシーズンは初夏限定のサガリバナカヌーツアーがスタートする6月27日から始まります。まだ一か月も先と思われるかもしれませんが、もうあと一か月しかありません。
6月に入るとツアーは暇ですが、6月27日に向けて生活習慣を変えていく必要があります。
夜型から超朝型へ…。
とにかく早朝3時半にミーティングを行うので、3時には起床しなくてはなりません。
夜明け頃に元気のピークを持っていくためには、6月の中旬以降は夜更かし厳禁。安心安全なツアーを開催するにあたり、そこは控えるべき行動です。
◆5月末もなにかと忙しい
当店のメインフィールドであるピナイサーラのあるヒナイ川エリア。そこでガイドをするための「登録引率ガイド」の講習と試験が5月末から始まります。
風車の新人ガイドももちろん参加します。
本格的な運用は2025年春からの予定とのことですが、世界自然遺産に登録された後の西表島は様々な規制ができており、ガイドになるための基準が少しずつ高くなってきました。
「西表島エコツーリズム推進全体構想」に基づいて当店では適切にガイドを育成し、ルールに従ってツアーも開催していますが、これはあくまでも最低ラインの取り決めです。
現在115業者以上もあると言われている西表島のツアー業界で当店も生き残るため、ガイドの質の向上を常に目指さなくてはなりません。
今回の懇親会で風車の目指すべき方向がスタッフに伝わっていたらいいな…。と思ってるしゅうさんでした。
2020年 大晦日 in 西表島! 2020年12月31日
◆大晦日に寒波到来!
数日前からの寒波到来によって、ここ西表島でも最低気温が10℃近くまで下がって厳しい寒さに見舞われました。一年に数回しかない寒さです。
今日は危うく暖房のきいた部屋でダラダラと一年を締めくくってしまうところでしたが、防寒対策をしっかりして家族で海へ出かけてきましたよ。
なぜなら、海岸沿いには寒さで仮死状態となった魚たちがたくさん打ち上げられるのです。
◆一年の締めくくりは海の幸で
そして、この日一番の収穫となったのが島ダコ。夕飯のおかずには十分すぎるサイズです。
ニンニクとニラと一緒にバター醤油炒めにして、紅白歌合戦のNiziUを見ながら、年越しそばとあわせて美味しくいただきました。
寒波がやってくると海水温が一気に下がるので、普段、温かい海で暮らしている南国の魚にとっては、まさに命をかけた「試練」なんでしょうね。
◆今年一年ありがとうございました
未曾有の事態に見舞われた2020年でしたが、来年もまだまだ辛抱の日々が続くことになりそうです。
しかし、焦ることなく、やがて来る春に備え、風車らしく無理のない丁寧な営業を心掛けて2021年を過ごしていきたいと思います。
社会が混乱する中にあっても当店のカヌーツアーにご参加いただいたゲストの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました。
来年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします。
4月の西表島ってどんな感じ? 2019年3月20日
本日、娘が通う西表島の小学校では卒業式が行われました。
別れ、旅立ち、巣立ち…。
ちょっとセンチメンタルな気分になる今日この頃ですが、4月になるとすぐに入学式、新学期、新年度、入社式と、何かとワクワクする季節に突入します。
今日は、その4月に西表島に遊びに来られる皆さんに参考になれば嬉しいな~。と思いつつ、4月の西表島について書いてみたいと思います。
◆ダイナミックすぎる気候!
4月の西表島。皆さんはどんなイメージが浮かびますか?
やはりガイドブックの写真によくある青い海、青い空かもしれませんね。
しかし、実際の4月の西表島はいろいろな季節の顔を見せてくれます。
<4月上旬>
4月10日頃までは冬のように北風が強く、雨も降って気温も20℃前後。曇り空の日も多いのが特徴です。服装も薄手のジャンパーを着ないと肌寒く感じることもあります。
もちろん晴れる日もありますが、そんな時は初夏の陽気で夜明け頃はアカショウビン、日中はイワサキクサゼミ(写真)がよく鳴きます。
潮が引いたらもずく採りに出かけるのも楽しいですね。
そして2月の中旬頃から始まっていたヤエヤマヒメボタルによる乱舞のピークが終わる頃です。
<4月中旬>
西表島に限らず沖縄が一年で一番過ごしやすい時期ではないでしょうか。いわゆる “うりずんの季節” を実感できます。
日中は30℃近くまで上がり、かといって倒れるほどの強烈な日射しではありません。東よりの風も心地よく、ビーチでボーっとしたり、夕暮れ時には釣りをするには最高です。
ちなみに真夏のビーチは暑すぎてパラソルやサングラス、冷たいドリンクがないと長時間くつろぐことは不可能です。
レンタサイクルやレンタルバイクに乗ってブラブラ散策するのも一番快適な季節です。もちろんカヌーツアーも最高です!
日中の服装は夏服でOK。夜は薄手の上着があれば充分でしょう。
夜のお散歩も楽しいですよ。ただしハブも活動的になってきますので、ヘッドライトや懐中電灯をお忘れなく。
<4月下旬(GW前半)>
当店のツアーでもっとも神経を使う一週間が始まります。
4月の中旬は西表島を訪れる人も少なく「なんでこんなに天気がいいのに誰も来てくれないのかねえ~」みたいな話をよくします。
しかし、GWに入ると一転。一年で一番、大勢の観光客の皆さまが集中して島を訪れ、島は一気に賑わいます。
無人売店にはピーチパインが山積みになったり、スーパーのレジに行列ができたり、夕食時はレストランの予約が取れなかったり、車が3台以上もつながって走っていたり。
前年の夏以来の賑わいに活気はでるのですが、空模様はドヨーン。。としてくることが多いのです。
そうです!
沖縄はGW頃が梅雨入りなのです!!
前線の影響で天気が崩れやすいので雨降りのツアーになることもあり、場合によってはGWなのにツアーが完全に中止になることもあります。
GWに沖縄に来られる皆さんは天気予報とにらめっこする事を忘れないでください。
◆4月は夏の準備期間
西表島で暮らしていると4月の過ごし方はとても重要です。
秋から冬にかけては曇り空が多かったので肌はすっかり白くなりますが、うりずんの季節に入ると外で活動的に過ごす機会が増えるので、用心しないと一気に日焼けしてしまいます。
肌へのダメージも考えながら、4月から徐々に日焼けして下地をつくることで、夏の始まりにはきれいな小麦色のお肌に変身します。
これなら夏の西表島でよく見かける「いきなりの日焼けでやけど状態」という失敗はありませんよ。
そして、この時期にもずくを採っておくことで、家庭ではなんとなく安心感が生まれます。
自分で食べる分はもちろんですが、家族や友人に送っても喜ばれるもずくです。
来シーズンまで持たせるためにはバケツ一杯、いや二杯分以上はストックしておきたいですね。
健康的な食材であるはもずくは、酢の物、天ぷら、雑炊などレシピも豊富で、エンゲル係数と血圧もダウンさせてくれます。そして何より春の訪れを皆に知らせてくれて、オフシーズンモードからハイシーズンモードに気持ちスイッチを切り替えてくれるのです。
人も自然も生き生きとするのが4月です。
◆<まとめ>4月の西表島
どうですか?
4月の西表島について何となくイメージが浮かびましたか?
当店のカヌーツアーも4月中はGWにあたる日以外はほとんど予約が入っていません。
空模様の変わりやすい時期なので、ツアーの2日前、もしくは前日にご予約をされる方が多く「天気を見てから決めたい」というのはごもっともです。
それでもツアーは定員制なので直前の予約では対応できないこがあるかもしれません。
爽やかな初夏の陽気に包まれたジャングル体験に興味がわいたら、当店までいつでもお気軽にご相談くださいね。
→ メールでのお問合せはこちらまで
7月の西表島ってどんな感じ? 2014年7月1日
みなさん、こんにちは!
一年でもっとも西表島が輝く7月がやってきました!
突き抜けるほど青い夏空、メロンソーダ色に染まる海、生き物が活気づく亜熱帯ジャングル。誰もがプロカメラマン(?)になれるほど最高の景色が広がる季節です。
▼西表島西部の上原港
▼船浦集落から見た景色
▼突き抜ける青空の向うに見える石垣島
▼生命力に溢れるマングローブ
◆パインとマンゴーが旬を迎えます!
目にも鮮やかな西表島の7月ですが、食べておいしいトロピカルフルーツも収穫の時期を迎えます。島内のスーパーや無人売店には、大人気のパインやマンゴがズラリと並びます。
▼毎度お馴染みのカンピラ売店さん
今の時期、観光で西表島へ訪れる方はラッキーですよ!
島内にいくつもある無人売店を見かけたら、何が売られているかチェックしてください。旬のフルーツがビックリ価格(もちろん格安)で販売されているかもしれません。お土産に悩んだら格安ゲットしたフルーツを段ボールにいっぱい詰めて送ってみるのも良いですよ。
▼店内には甘い香りが漂います
▼お買い得!マンゴーの袋詰め
▼ミニマンゴーは味が濃くて大人気!
▼まだまだピーチパインの季節です
トロピカルフルーツではないけど、西表島ではスイカを作っている方もいるんですよ。風車の近所のオバアが育てたスイカはとっても甘くて人気があります。
▼夏と言えばやっぱりスイカ!
フルーツの他に夏野菜もありました。これ何だかわかります
▼我が家の娘も大好きなヘ○マ!
答えは「ヘチマ」です。
小学生の頃、理科の授業でヘチマを栽培しましたよね。当時は大きく育った「実」は干して繊維だけを残し、ヘチマタワシにしたものです。
しかし、沖縄でヘチマと言えば食べるための野菜なんです。
皮をむいたヘチマを1センチ幅にザクザク切ります。切ったものを豚肉、ニンジン、玉ねぎなどと一緒に油で炒めたら、酒、味噌、砂糖を入れて味噌炒めにします。独特の香りと食感がクセになるヘチマの味噌炒めですが、ヘチマの実には柔らかい白い種がたくさん入っていて、それもまたプチプチして美味しいのです。
ちなみに沖縄ではヘチマの味噌炒めのことを、方言で「ナーベラチャンプルー」といいます。沖縄の夏を代表する味の一つです。
◆星空が素晴らしい!
西表島や石垣島へ観光で訪れたら、滞在中の「月の出」と「月の入」の時間をチェックしてみましょう。
→ 西表島の海の天気
月夜も美しいですが、月が沈んだ後の星空がメチャクチャきれいなんです!
都会では絶対に見えない小さな星たちが無数に輝き、その光景はまさに「星屑」です。うまく言えませんが、あまりにも多くの星が見えすぎて夜空全体が星のゴミ箱のように私は感じるのです。←なんてセンスの無い表現… (^-^;
見た事のある方には分かってもらえる…かな?
もし西表島の夜空を見上げて「雲の中に星が見えた!」と思ったら、それは天の川かもしれません。無数の星が瞬く夜空に大きな薄い雲の帯がかかっていたら、それが天の川ですよ。
西表島産の美味しい新米が届きました 2014年6月7日
みなさん、こんにちは!
先日、関東甲信地方がいよいよ梅雨入りしたニュースを耳にしました。こちら西表島では、すでに稲刈りのシーズンを迎えています。内地ではちょうど田植えが終わる頃でしょうか。
◆つやっつやの新米とどきました!
そして本日、西表島の米農家の方から今年度の新米25キロを届けてもらいました。
実は100キロ注文しているのですが、いっぺんに届けていただいても置き場所がないので少しずつ配達をお願いしているんです。
お米25キロで「少しずつ?」と思うかもしれませんが、これからカヌーツアーの観光シーズンに突入するので、参加者の皆さんにおにぎりを食べていただくと、あっという間に消費してしまうのです。
農家の方に教えてもらいましたが、新米はたっぷり水分を含んでいるので水を少なめに炊くのがいいそうです。3合のお米に対し2合分の水でいいとか。
西表島のきれいな水と空気で育ったお米でつくったおにぎりは最高に美味しいですよ。
ぜひ一度食べに来てくださいね!
▼風車特製おにぎりのお話はこちら
→ 風車特製おにぎり
西表島の天然もずくを求めて! ~収穫編~ 2014年4月16日
みなさん、こんにちは!
春休みの賑わいも過ぎ、4月の西表島はとても静かな毎日です。
◆夏のはじまり、4月の西表島
海びらきの頃に比べると更に気温も上がり、夜はクーラーなしでは寝られない日も増えてきました。これから続く長い長い亜熱帯の夏の始まりです。10月までクーラーには壊れることなく頑張ってもらいます!
今の時期、沖縄は「うりずん」と呼ばれる季節を迎えています。澄み切った青空が広がり、湿度もそれほど高くないのでカラッとした初夏そのもの。間違いなく一年で一番過ごしやすい季節です。
なのに、なのに…。ゴールデンウィーク前だから?観光で来られる方は非常に少なく、もちろん風車も開店休業状態です。
◆でも、いいんです! Welcome 暇!
なぜなら、待ちに待った「もずく」のシーズン到来です!!ということで、今日はスタッフ総出で「もずく採り」に行ってきました。
場所は風車のホームである船浦湾。ちなみにここのもずくは他の場所に比べると成長の時期が少し遅いような気がします。
一か月前に下見へ行ってから、どれほど成長したのか楽しみにしながらカヌーで出発しました。
※一か月前の様子はこちら
どうですか!?
防波堤の裏側に広がる青い海!!
◆もずく採りに一番大事なこと…
カヌーで漕ぐこと約15分でポイントに到着です。この日の干潮はお昼過ぎ。一番暑い時間帯で気温は27℃。水温もおそらく25℃以上あったと思います。
もずく採りにテクニックなどありません。一番大事なのは「マンパワー」です!
解放感あふれる広い海の真ん中で、黙々と淡々と何も考えず、ただひたすらもずくを採る。最高のストレス発散でテンションは上がるばかりです。
ちなみに、もずくは海の中をのぞいたらすぐにわかります。海藻や珊瑚の破片などにくっ付いて、ユラユラ~っと、ゆる~い感じに揺れています。
コレというもずくを掴みとり、砂や水草、紛れ込んでしまったカニなどを取り除いてからザルや洗濯ネットに入れます。
ひとすくいでこの位採れたら上等!
居酒屋ならこれで500円!?
ある程度採ったらしっかり水分を切り大きなタライやバケツに移します。とにかく、食べる時の事を考えながら、採る時点でゴミを取り除くのがポイントです。
◆二番目に大事なこと…
もずく採りを始めてから30分、二番目に大事な「根気」に問題が発生しました!
もずくを採る時の姿勢、いわゆる「中腰」に耐えれなくなってきたのです。「腰が痛くては戦はできぬ」という言葉は聞いたことがありませんが、まさにそんな感じです。
一気に収穫のペースが落ち、さらには徐々に潮が満ちはじめ…。最初ひざ下だった水位は、あれよあれよという間に太ももまで上がってしまいました。
ちびっ子はそろそろカヌーへ避難しましょう。
タライ2杯分が今日の目標でしたが、1杯にも満たず泣く泣く半分で終了…チーン!
◆車に載せるまでがもずく採り
タライを載せたまま、のんびりカヌーを漕いで港へ戻ります。港へ着いたら目の前に車があるので載せるのは簡単です。
ちなみに歩いて来た場合は、海から浜辺まで、えっちらおっちら手で運んでから駐車場に置いてある車まで運ばなければなりません。非常に大変な作業でヘトヘトになります。タライ半分のもずくでさえ、大人の男性一人では持てない重さなのです。
重さを量ったら、なんと10キロ以上ありました!
もずく採りは本当に楽しいのですが、採った後の事も考えながら量を調整しないと後で大変な目に遭うのです。
◆もずくの塩漬け
持ち帰ったもずくは長期保存できるよう、早速、塩漬けにします。海で採ったままのもずくを冷凍庫で保存するご家庭もあるそうですが、私の周りでは塩漬け派が多いかもしれません。それを証拠に、この時期、西表島のスーパーでは塩が品薄になることがあります。
塩の分量ですが、人それぞれレシピがあるようで、もずくの分量に対して10%という方もいれば30%という方もいます。その辺は曖昧なので風車でもその年の気分によって適当に処理しています。要するに正解はあってないようなものですね。
◆贈り物に最適!もずくの塩漬けの作り方 ~風車編~
1. 迷うことなく豪快に塩を投入
今回はタライ半分に対し塩3kgを使用しました。
塩の塊をつぶしながら大きく両手でかき混ぜます。冷たくてヌルヌルした感触がなんとも気持ち良いのです。
ほどなくすると、もずくの水分がジワジワと染み出て、取り除けなかった海藻や水草などのゴミが浮き上がってきます。丁寧にゴミを取り除いたらザルへ移します。
2. グルグルしてヌメリを取る
ザルに入ったもずくを手でグルグルかき混ぜます。大の大人が一心不乱にザルをグルグルしている光景は不気味ですが、こうすることで余分なヌメリがどんどん下へ落ちていきます。残ったゴミはさらに取り除きます。
これが最後のゴミ取りなので真剣に行います。
3. ビニール袋に小分けする
グルグルが完了してきれいになったもずくを袋詰めしていきます。一袋に800gほど入れ、なるべく空気を抜いてから口をギュッとしばります。そして、念のためもう一度ビニール袋に入れたら「西表島産天然もずくの塩漬け」の完成です。
そして今回は20袋の塩漬けが完成しました!
直射日光のあたらない場所であれば、常温でも約1年は保存可能といわれている塩漬けもずくですが、なるべく早めに消費するようにしています。やはり生ものですからね。
◆ぜひ春も西表島へお越しください
沖縄といえば夏のイメージですが、春にもこんな楽しみ方があるのをお分かりいただけましたか?
私も移住するまでは「もずく」の事なんて深く考えたことがありませんでした。ましてや全国消費量の99%が沖縄県産だったとは驚きです。
もし、みなさんが春に沖縄を旅行する機会がありましたら、ぜひ「もずく採り」も体験してほしいと思います。
西表島のお米 2014年4月14日
みなさん、こんにちは!
西表島にはたくさんの田んぼがあります。
南国沖縄とはいえ、水をはった田んぼを見るとホッとするのはやはり日本人だからでしょうか。
◆日本一早い田植え
西表島では3月上旬にはすでに田植えが終わります。同じ田んぼで年に二度お米を栽培する「二期作」が主流のようです。
似たような言葉で「二毛作」というのがありますが、二毛作とは同じ場所で年に二度違うものを栽培することです。社会科の復習ですね。
そして、新米が出回るのは7月上旬。7月上旬といえばマンゴーやパインも最盛期を迎え、すでに梅雨も明けた西表島は夏真っ盛りです。
◆風車のおにぎり
当店のツアーランチでお出ししている「おにぎり」は、基本的に西表島産のミルキークィーンという品種のお米と黒紫米(もち米)を使用しています。
どちらも西表島の美味し水と空気で育った貴重なお米です。もし風車のツアーに参加されることがあったら、ぜひご賞味ください!
→ 風車のおにぎり
◆鳴り響く爆音!
先日、のどかな田園風景を撮影をしていると、突然「バーン!!!」という銃声が鳴り、一瞬にして緊張感が走りました。娘も驚き半泣きしながら私の元へ駆け寄りました。
よく辺りを見回すと、30メートルほど離れた場所にイノシシやカラスなどから農作物を守るための空砲が設置されていました。
この空砲、山道を歩いている時に遠くからその銃声を聞くことはありましたが、間近で聞いたのは初めてです。獣だけでなく人も逃げ出したくなるほどの威力でした。
実は空砲の写真も撮りたかったのですが、いつまた銃声が発射されるか分からないのでうかつに近寄ることができません。ということで、家に戻ってからネットで調べてみました。
すると、その空砲の正式名称は「爆音機」というそうです。
→ (株)ホクエツ
ただでさえ爆音なのに、さらに「スーパー」が付くなんて一体どれほどの威力なんでしょうね?
ついでに調べてみたら「バードキラー」なる製品も発見しました。
→ タイガー(株)
本当に鳥が死ぬ事はないと思いますが、それほどの爆音という意味なんでしょうね。
どちらもしっかり害獣を撃退してくれる頼もしさがありますね。もし西表島で銃声のような音が聞こえたとしても、おそらく爆音機かと思われますのでご心配なく。
コエンザイムQ10 2014年4月12日
みなさん、こんにちは!
先日、朝日小学生新聞を読んでいると“ツガルさんは「120歳」”という見出しで、横浜の動物園で長生きしている雌のおばあちゃんラクダの記事が載っていました。
そして、その中に興味深いことが書かれていたので今日はそのお話を紹介したいと思います。
▼2014年4月3日付 朝日小学生新聞
◆「みんなの宝」ご長寿ラクダのツガルさん
以下、 朝日小学生新聞より抜粋。
ツガルさんは10年ほど前から前脚の関節炎をわずらい、立ち上がることができません。それでも食欲は旺盛で、バケツ2杯分の野菜、青草、ファンから差し入れの沖縄・西表島産黒糖などをペロリ。
老化防止に役立つとされる成分コエンザイムQ10も混ざっているので、「床ずれがよくなりました。人間の1か月分がラクダの3日分です。」
西表島産の黒糖を差し入れしたツガルおばあちゃんのファンの方、よくぞ数ある黒糖の中で西表島産を選んでくださいました。
おかげで「コエンザイムQ10」という成分にも興味がわきました!
◆コエンザイムQ10とは?
調べてみたところ、コエンザイムQ10とは老化を遅らせたりする効果の他、栄養をエネルギーに変える働きもあるらしく、サプリメントとしても人気があるみたいです。
ただし、そのコエンザイムQ10が黒糖に含まれるという話は正直言って聞いたことがありませんでした。
ネットで調べてみても分からず、ついに記事元の朝日小学生新聞に電話で聞いてみたところ記者さんが丁寧に教えてくれました。
ツガルさんは10年ほど前から前脚の関節炎をわずらい、立ち上がることができません。それでも食欲は旺盛で、バケツ2杯分の野菜、青草、ファンから差し入れの沖縄・西表島産黒糖などをペロリ。
(その中には)老化防止に役立つとされる成分コエンザイムQ10(のサプリ)も混ざっているので、「床ずれがよくなりました。人間の1か月分がラクダの3日分です。」
ということらしいです。
つまり、黒糖にはコエンザイムQ10は含まれていなかったんですね。自分の読解力のなさにがっかりです…
しかし、小学生新聞とはいえ一面に大きく西表島に関係することが紹介されただけで、朝から嬉しい気持ちになりました。誇れる物がいっぱいある西表島ってすごい!と改めて感心しました。