<学びの時間> カテゴリーの記事
【研修4日目】まだまだ続くロープワーク基礎編 2017年6月25日
本日もロープワークの基礎について一日みっちり研修しました。
◆スキルアップ研修4日目
結び方はもちろん、ロープを使った救助訓練も行い、ハーネスを使用しないツアーでもロープを持参することによって回避できる危機について教えていただきました。
この数日間でわかったことは、
・とにかく毎日ロープに触れること
・頭で考えず体で覚える
・手元を見ずに素早く美しく結べるのが重要
懸垂下降の訓練では、ロープを回収しながら下降できるレベルまで到達するという目標もできました。
【研修3日目】ロープワークさらに基礎編 2017年6月24日
本日も昨日に引き続き、ロープワークの基礎から始まり、ツアー中の安全確保について学びました。
◆スキルアップ研修3日目
危険を回避するためのお客様とガイドの立ち位置など、今まで気づかなかった細かい点も指摘され、スタッフ一同身の引き締まる思いで一日過ごしました。
【研修2日目】ロープワーク基礎編 2017年6月23日
本日の研修テーマは「ロープワーク」
普段なら滝つぼで泳いだり眺めるだけの滝を、今日はロープを使って上から降りてみます。
◆スキルアップ研修2日目
講師のLeeさんからしっかり手ほどきを受け、いざ降下開始。
振り子のように右へ左へ揺れてしまう体をコントロールするのがとても難しく、滝の直撃を受けつつも何とか着地。
◆忍者発見!?
最後はLeeさんによるデモンストレーションです。
準備が完了して降下がはじまると…
なんと!
滝上から4~5歩でストンと着地!!
夕飯を済ませたら、今度は危機管理についての座学です。二重、三重の危機管理体制の必要性について説いていただきました。
【スキルアップ研修・初日】もっと楽しく!もっと安全に! 2017年6月22日
みなさんこんにちは!
本日より5日間、アウトドア・アクティビティの本場ニュージーランドから、キャニオニングのプロガイドであるLee Den Haanさんをお招きしてのスキルアップ研修が始まりました。
◆ニュージーランドからお越しです
現在、Leeさんはニュージランド南島にあるエイベルタスマン国立公園をフィールドとするキャニオニングショップAbel Tasman Canyons 社のオペレーションマネージャーとして活躍中です。
高校時代は日本での留学経験があり、以前は群馬県の水上でもキャニオニングガイドを2年以上勤めていた実績があります。
トータルで5年間の日本生活を経験している親日家のLeeさんです。
そして今回、特に嬉しい事がLeeさんは日本語が堪能!ペラペラなのです!!
◆初日 ~キャニオニング研修~
研修初日の今日は、夏休みには超人気の大見謝川へ行ってきました。
まず初めにLeeさんは亜熱帯の川の温かさに驚いていました。
確かにウェットスーツ無しで一時間以上川に浸かっていられるなんて亜熱帯ならではですね。
Leeさんにとって初めてのフィールドでしたが、しばしの観察の後は細かいアドバイスや注意事項を次々と挙げていき、鋭い観察眼に一同感心させられました。
しかし、それ以上に当社が使用しているフィールドで「Beautiful!」を連呼してくれたのが嬉しかったですね。
◆昼はフィールドで学び、夜は座学で
今回は研修といっても合宿のノリです。
気さくで人懐っこい笑顔が素敵なLeeさんですが、彼の持つ技術、経験、知識は尊敬に値するほどの奥深さがあります。
そして、それらすべてを日本語で伝えてくれるので非常にわかりやすく、貴重な経験をさせていただいています。
◆今回の研修の目的
当社のツアーは天候による中止基準やツアー毎の年齢制限を設けて、ゲストの皆さまが安心して遊べるよう細心の注意を払っています。
しかし、日本よりはるかに安全基準や技術力の高いニュージーランドで、キャニオニング講師としても活躍されているLeeさんに当社のサービスを客観的に見てもらうことにより、より高い精度での安全に配慮したオペレーションマニュアルが仕上がりそうです。
そして、アドベンチャー好きのニュージーランド人ならではの遊び心も吸収して、これまで以上により楽しく遊べるよう進歩させていきたいです。
西表島の強烈な紫外線から目を守ろう! 2017年6月5日
先日、紫外線の影響による眼の疾患についての調査として、金沢医科大学が西表島の西部地区で住民向けの眼科検診を行いました。
◆金沢医科大学による眼科検診
調査地として西表島が選ばれたということは、他地域に比べ紫外線が強いということなのでしょうか。
まずは検診に関する同意書に必要事項を記入し、ヒアリング調査がありました。
・西表島の在住歴
・沖縄県での在住歴
・出身地
・普段はメガネかコンタクトか
・屋外ではサングラスをかけているか
・屋外では帽子をかぶっているか
・などなど…
その後は裸眼と矯正した場合の視力検査をしました。
そして、ここからが本番。
特殊カメラによる瞼裂斑(けいれつはん)の検査を行いましたが、私の検査結果は「極めて良好」と診断されました。ε-(´∀`*)ホッ
●All About 参照:瞼裂斑とは?
◆メガネ歴35年の意外な効果!?
ド近眼の私なので目にはあまり自信がありませんでしたが、ドクターによると「メガネが紫外線をカットしているので裸眼で生活している人よりも紫外線の影響を受けにくい」とのことでした。
また、カヌーツアー中に使用しているコンタクトレンズはジョンソン・エンド・ジョンソン製だと伝えたら、同社の製品は紫外線対策がなされているので、屋外での活動には超オススメだそうです。
私の場合、さらにサングラスをかけ、帽子もかぶっているので紫外線対策としてはカンペキです。
20年近く西表島で生活してきましたが、紫外線による悪影響で眼が傷んでいなかったのは驚きでした。たまたま近眼のせいで使用しているメガネや良質のコンタクトレンズのおかげだったんですね。
◆最後の検査
めでたし、めでたし。
といきたいところですが、最後は瞳孔を広げる目薬をさし、細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう→いわゆる眼科の先生が使っている拡大鏡)での検診がありました。
すると、診ていただいた佐々木教授に「紫外線による目の日焼けはあまり無さそうだが、緑内障の検査は年に一回は受けたほうがいいよ」と言われました。
そもそもメガネやコンタクトレンズは裸眼視力0.03を矯正するためのものであり、そのおかげで紫外線対策にはなっていたが、強度の近眼である私の場合、緑内障発症の危険性が高いとのこと。
正直、ちょっと怖くなってしまい、目は大事にしないといけないな…とあらためて思いました。
◆今回のまとめ
屋外において紫外線対策は肌だけでなく目も重要
効果が高いのはサングラスと帽子、UVカット仕様のコンタクトレンズ
メガネは紫外線対策に有効だが強度の近眼だと緑内障発症のリスクがあるので定期検診が必要
今回の金沢医科大学による眼の検査は、通常なら石垣島の眼科まで出かけて診察代のかかる検査でした。
西表島の住民にとっては一日がかりの事を約一時間で、しかも無料で行ってくれたことは、調査目的とはいえ非常にありがたく思いました。
しかも帰りにはサングラスのお土産までいただきました (^^)v
沖縄旅行へ出かける皆さん、沖縄の太陽は強烈です。サングラスと帽子をお忘れなく沖縄観光を楽しんでください!
OMSB水難救助訓練に参加してきました! 2017年6月2日
こんにちは!ガイドの星です☆
気が付けばもう6月。僕が西表島に来て早や2か月が経ちました。
立派なガイドを目指してトレーニングの毎日ですが、5月29日から31日までの3日間、沖縄県公安委員会認定のOMSB水難救助訓練に参加してきました。
水辺を案内する僕達ガイドにとって、身につけなければいけない救助の知識、技能を、3日間かけてみっちりと勉強させていただきました。
◆救助訓練初日
初日は救助に関する知識をテキストを使いながら学びます。水辺で起こりうる危険や救助方法、自然の怖さなどみっちりと頭に叩き込んでいきます。
2日目は実際に海へ出ての技能訓練でした。様々な種類の泳ぎ方、溺者を抱えての泳ぎ、800メートルの遠泳や25メートルを平行潜水などなど…。
最終日は筆記テストと海洋での技能テストです。
筆記テストでは合格点が定められ、それに達しないと“不合格”という厳しい結果が待ち受けます。
技能テストでは前日の厳しい訓練の成果を発揮し、ほとんどの人が落ち着いて救助にあたっていました。
◆救助訓練を終えて
3日間みっちりと訓練を受け、あとは合格の通知を待つだけです。
星くん☆初めてゲータの滝&鍾乳洞探検へ行く! 2017年5月27日
こんにちは!ガイドの星です☆
今日はガイド研修としてゲータの滝 と 鍾乳洞探検へ、先輩ガイドのだいちゃんと一緒にコース確認に行って来ました!
◆初☆ゲータの滝!
ゲータの滝への第一歩は、ただ見るだけでは100%見過ごしてしまうスタート地点からジャングルの中へ入ります。
実はわたくし、ゲータの滝へ行くのは初めてなので、この時点でテンションMAX!笑
ゲータの滝へは川沿い、時には川の中に入りながら歩いて進んで行きます。そして奥に進めば進むほど岩が大きくなってきます。
岩だけでなくモダマも大きい…
(だいちゃん、どうしたんですか?)
アカギも大きい…
そして樹上で見かけたキノボリトカゲちゃんも。
そう、何もかもスケールが大きいのです!!
ジャングルにみなぎる生命力に圧倒されつつも足を進めて行くと…
着きました、ゲータの滝!
またまた、でかい!!
私の姿が確認できるでしょうか? 比べてみると大きさがわかります!
その後、普段のツアーでは行かないもう一段上の滝まで登ってみました。
こっちの滝もずっと眺めていられるほどジャングル感たっぷりな景色でした。
◆お次は鍾乳洞へ!
さて、次は鍾乳洞探検のはじまりです。
目的の鍾乳洞は琉球石灰岩が侵食され形成されたそうです。ここもスケールが大きい!
ライトアップされて、歩道がしっかり整備されている鍾乳洞しか知らなかった私にとっては、驚きと興奮でいっぱです!
ライトがなければ前は見えず、足元は水に浸かった状態。頭上には鍾乳石が伸びており、気をつけなければ頭を強打してしまいます。
常に四方八方へ気を配る必要があり、ヘルメットとヘッドランプは必需品です。
振り返ると、外から差す光に鍾乳洞が照らされ、神秘的な姿に感動です。
◆一度でも、何度でも!
ゲータの滝も鍾乳洞も「ここ本当に日本?」と考えてしまうような景色を見せてくれました。
この島に来れば、誰もが冒険家になった気分を味わえるはずです。
西表島にはまだまだたくさんの滝、衝撃的な鍾乳洞があると聞きます。
これから、いくつ制覇できるのか…そんなことを考えるだけでとてもワクワクします!
非日常を味わいたい方、リピーターの方でも何度でもワクワクできるのが西表島です。
ぜひ私と一緒に冒険に出かけ、驚きや衝撃を体感しましょう!\(^O^)/
ニュージーランド研修レポート(2) 2017年1月26日
当社ガイドの鈴木、浅野、両2名がニュージーランドへ旅立ってから2週間が過ぎました。始めの一週間は言葉の壁もあり、周りの状況を把握するのに精いっぱいだったことでしょう。
しかし、ここ最近の彼らの日報や現地でサポートいただいている方からの情報によると、不慣れな環境の中でもコミュニケーションを上手く取り合い、現地スタッフとも馴染んできた様子です。
ツアーにおいては、補助ガイドとしてテキパキと仕事をこなしているようで安心しました。
◆ニュージーランド研修での気づき
今日は、アウトドア先進国ニュージーランドでカヌーツアーを日々体験している彼らから寄せられた「気づき」を少し紹介したいと思います。
★カヌーはいつも余分に用意
破損や急なツアー変更にも対応できるように、カヌーはいつも多めに準備しています。実際、バックルがはまらない時がありましたが、カヌーごと交換していました。
★トランシーバーを活用
スタッフ1名につき1台ずつトランシーバーを所持しており、カヌーを漕いでいる最中でも、大抵どこでも繋がるそうです。ツアー終了後の片付けの際もトランシーバーをうまく使い、完璧な連携が取れているので感心です。
お客様やスタッフの数が桁違いに多いので、トランシーバーが大活躍しています。
★とにかくパワフル!
浜辺に置いたタンデム艇(二人乗りカヌー)に、お客様が2名乗り込んだ状態で海まで引っ張ります。私も挑戦しましたが想像以上に重くて断念。見かねたメインガイドが手伝ってくれました(汗
ちなみに、私より体の細い女性ガイドでも海まで引っ張ります。キウイ(ニュージーランド人)ガイドのパワーの源は何でしょう…?
★ゆっくり、じっくり
ツアー開始前や終了後など、とにかくお客様と会話する時間が多いのが特徴です。特に、ランチタイムはどのガイドも最低1時間は時間を費やします。
普段、私たちが西表島で開催するカヌーツアーでは、離島という背景もあって朝と帰りの船の時間が決められています。スケジュール通りにツアーを進行しないと、帰りの船に乗り遅れたり、最悪、飛行機に間に合わない恐れがあるのです。
ルール上ではガイド1人あたり8名のお客様を案内できるそうですが、最大でも6名までに抑えているので、ゆとりあるツアー行程が可能になっているそうです。
ゴールを目指してひたすらカヌーを漕ぐのではなく、自然に関する豊富な知識と経験をもとに、質の高いサービスを提供してくれる感じがひしひしと伝わりました。
時間の経過を楽しませてくれる内容なので、これならお客様の満足度も高いでしょうね。
★トレッキングツアー
エイベル・タスマン国立公園には子供から大人まで、三世代ファミリーでも楽しめるトレッキングコースがあります。歩きやすく整備されたルートにはゴミ一つ落ちていません。ハイヒールでも歩けるようにしてる…なんて話も聞きます。
休憩ポイントや野鳥の解説パネルなどもあり、暑くなったら途中のビーチで泳いでいる方もいましたよ。
●Wilsons Abel Tasman → Cruise & Walk
★備えあれば…
ガイドは大きめの地図を常に持ち歩いていました。もちろんカヤックで海に出る時もです。
この日はカヌーツアーの後にレンタカーで出掛ける方へ、お勧めのドライブコースを丁寧に説明していました。細かいことですが、こんな旅のお手伝いもスマートにできるキウイガイドって、カッコイイですね!
★ニュージーランド研修後半
ニュージーランド研修もいよいよ後半に突入です。これまで培ってきた自分なりのノウハウを発揮し、悔いのないニュージーランドライフを過ごしたいです!
Report by Daisuke and Dai.
ニュージーランド研修レポート(1) 2017年1月17日
当社のスタッフ2名のニュージーランド研修が始まっています。
受入れ先企業のご厚意で毎日のようにフィールドに出させていただき、ツアーゲストの方たちと同じようにニュージーランドの大自然を満喫している様子です。
◆始まりました、ニュージーランド研修!
キウイ(ニュージーランド人)のガイドの方たちは、自分たちの仕事を余すところなく研修生たちに見せてくれています。そのお陰で、日々、充実したニュージーランドライフの実現に感謝の気持ちが絶えません。
◆「気づき」の整理
研修生には一日の終わりに日報の提出を義務付けています。一日を通して感じたことの「気づき」を報告してもらっています。その「気づき」こそがニュージーランド研修の目的であり成果となります。
彼らから報告された「気づき」を西表島に残ったスタッフで管理し、研修終了後、西表島に帰ってきてから一つ一つ検証をします。そのため「気づき」をより具体的に記録するための写真も残すようにしてあります。
◆見て、聞いて、体で覚える
英語力の乏しい研修生たちは、おそらく英語で説明されてもほとんど理解できていないと思われます。この苦い経験は日本に帰ってきてから英語の勉強に向き合えばいいのですが、今はとにかく仕事をこなして段取りを覚えていくしかありません。
今回は丁寧に効率よく、真剣に取り組む。ツアーのガイドは無理だとしても、その他の雑務に関しては日本人らしいクオリティの高い作業をしてほしいです。
◆そして、私も…
昨年の11月に初めてニュージーランドを訪れてから2カ月が経ちましたが、今週末より彼らの様子を確認するため、風車の代表者として、私、大谷も再び現地を訪れます。
前回は研修先を探すのが一番の目的だったため、ほとんど遊ぶことができなかったのですが、今回は、前回の訪問で話を聞いていただいた企業様のツアーにもいくつか参加してきたいと思います。そして現地には4泊の短い旅となりますが、スタッフ以上に「気づき」を見つけて西表島へ帰りたいですね。
風車ガイドのニュージーランド研修について 2017年1月13日
当社では本年よりニュージーランド(NZ)でのスタッフ研修を開始することとし、今日の昼前に2名のガイドスタッフが西表島を発ちました。
◆沖縄県で初めての試み
期間は約一ヶ月。ニュージーランド南島のエイベル・タスマン国立公園をフィールドとする現地のツアー会社に受入れをお願いしています。
◆なぜニュージーランド?
アウトドア大国と呼ばれるNZでは、その土地で暮らす人々が日常の中でアウトドアに慣れ親しむ文化があります。
キャンピングカーを至る所で見かけ、一般家庭のガレージにはマウンテンバイクやシーカヤック、小型のボートが置かれ、それらの遊びは特別なものではなく、あくまで「日常」のようです。
そのような文化的背景で育ち、生活をしているキウイ(ニュージーランド人)相手に行う地元のレジャー産業は、当然のことながらレベルの高い本格的な内容を求められます。
そのような背景があるので、キウイの人たちが非日常を求めるためにお金を支払ってまで参加するツアーには、それなりのリスクを伴うものもあります。
起こりうるリスクに対してどう向きあっているのか、これは研修の主なテーマでもあります。
◆繁忙期が西表島と逆
当社では閑散期になるとツアーの開催が減少するので、事務作業中心の日々となります。スタッフのモチベーションも下がり気味となり、それが長年の悩みの種となっていました。
しかし、南半球に位置するNZでは西表島が静かになる閑散期の1月~2月が真夏の繁忙期に当たります。
そこに解決のヒントがあったのです!
繁忙期のNZで質の高いサービスを提供している同業者の仕事ぶりを間近に見ることで、刺激を受け、己を見直し、現地で学んだことを西表島に持ち帰るのです。
結果、当社のツアー品質が向上し、それをきっかけに西表島のツアーガイド全体が質の高いものへと変わっていく可能性が大いにあります。実現には長い長い時間が必要ですが、西表島観光の将来に明かりを灯す確信があります。
◆西表島の素晴らしさも確認
NZの自然は住んでいる人々の誇りであり、地理的なハンデがありながらも北半球の国々から多くの観光客が訪れます。
当社のスタッフも約一ヶ月間の滞在で、NZの自然だけでなく、人、食、文化などの魅力に心を奪われることでしょう。もしかしたら、将来的にはNZに住みたいと思うかもしれません。
ただ、スタッフに一番感じてもらいたいのは、自分たちの暮らしている西表島も高いポテンシャルを秘めた島だということです。そこをNZ滞在中に再確認できれば、帰国後、西表島でのツアーガイドという職業に対しての心構えが変わることでしょう。
◆継続的な研修制度へ
今回の研修は沖縄県の補助事業を活用し、旅費や滞在費の一部を補助金で賄ってもらっています。ただし、補助事業は永遠に続くものではありませんので、今回の取組みが無事、終了すると、成果と課題の検証を行う必要があります。
そして、将来的には、補助金に頼らず当社独自の取組みとして、この研修制度を続けていきたいと考えております。
そのためには当社のもつ様々な課題をクリアしていくことが必須ですが、今回の研修が当社のみならず、快く受入れをしていただいた現地企業、コーディネートをしていただいた方たちにとっても実りある成果をもたらすことができれば、当社は企業努力を惜しむことはありません。
長文になりましたが、最後に、この研修の実施に関して多大なるご協力をいただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。そして2月中旬に研修生が西表島に帰ってくるまで、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
2017年1月13日
合同会社風車 代表 大谷修一