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ピナイサーラの滝上からの絶景! 2014年2月18日
みなさん、こんにちは!
見どころいっぱいの西表島ですが、風車が特におすすめしたい観光スポットは、なんといってもピナイサーラの滝の滝上から望む絶景です!
◆絶対おすすめ、ピナイサーラの滝!
遠く広がる青い海には「鳩間島」やシューノーケルの大人気ポイント「バラス島」。そして無人島の「鳩離島」が一望でき、眼下にはマングローブの生い茂るジャングルを縫うように流れる川が一望できます。
そして何より驚きなのが、ビューポイントには人工物の柵や看板などが一切無く、自然のままの姿を残しているのです。
落差55メートルの滝上に行くには約50分のトレッキング(山登り)をしなければなりませんが、そこからの絶景を見るためなら苦でもありません。
ただし滝上に到着したら注意が必要です。転落防止の柵など設置されていないので転落の危険性があります。崖のギリギリまで近づくことは絶対にお勧めできません。
◆2月中旬のこの日…
本日は真冬にもかかわらず快晴に恵まれ、気温も24℃まで上がり最高のコンディションでした。西表島の冬は北風が強くて曇りの日が多いのでお客様はとてもラッキーでしたね。
滝の上からの景色です。眼下には息をのむ絶景が広がります。
2月でも晴れると強烈な太陽が現れます。
日焼け対策をしないと夜には肌がピリピリ…なんてこともあります。帽子、タオル、日焼け止めは忘れずに。
滝つぼへ降り立つと景色が一変します。一直線に流れ落ちるピナイサーラの滝の姿は神々しくも感じられ、まさに西表島屈指のパワースポットです。
マイナスイオンを含んだ滝からの冷たい風はちょっと肌寒いので、ウインドブレーカーがあると良いですよ。
こちらのコースの魅力は滝だけではありません。板状の根を持つサキシマスオウノキなど、亜熱帯特有の植物や生き物に出会うこともできます。
お客様のテンションが上がれば上がるほどガイドの解説にも熱が入りますよ!
風車ではピナイサーラの滝の滝上に行くコースは小学4年生~50歳代の方を対象にツアーを開催しています。
マングローブカヌー、ジャングルトレッキング、滝上からの絶景、夏は滝つぼでの水遊び、などなど…。一日であなたも西表島の魅力にハマりますよ!
癒しの滝、サンガラの滝 2014年2月16日
みなさん、西表島に存在する癒しの滝をご存知ですか?
島の北に位置する船浦湾に注ぐ西田川(ニシダガワ)の上流にサンガラの滝と呼ばれる滝があります。
「サンガラ」とは鳩間島の言葉で「傾斜」を意味するそうです。ちなみに鳩間島は西表島の北にある小さな島で「瑠璃の島」とも呼ばれています。
◆西表島の滝なのに鳩間島の言葉?
昔、西表島にマラリアがまん延していた頃、鳩間島の住民が「サバニ」と呼ばれる沖縄伝統の漁船で海を渡り、船浦湾周辺の土地にある田畑を耕しにきていたそうです。
そして、サンガラの滝の上流から木を伐採して運んでいたというお話です。
そんな鳩間島の先人たちの歴史を感じながら滝へアプローチすると感慨深いものがあります。観光する際の物の見方も変わるかもしれませんね。
ちなみに風車のある船浦は鳩間島出身の方が多い集落でもあります。
◆サンガラの滝を訪れるには…
サンガラの滝へは片道約40分のカヌーと約20分のトレッキングで行くことができます。一見お手軽に感じるコースですが以下のような注意点があります。
▼カヌー
北風の影響を受けやすい場所を漕ぐので「ミーニシ」と呼ばれる北東の風が強くなる秋以降は、風の弱い日でないと大変なことになります。漕いでも漕いでも前に進まない!みたいな…(汗
また、干潮時は船浦湾が干潟になります。もし、お昼頃が干潮の日はカヌーを引っ張って歩く必要があります。干潟の自然観察ができてそれはそれで楽しいのですが、暑い日はちょっと(いや、かなり…)大変かもしれません。
▼トレッキング
長雨が続くと道がぬかるみ、かなり滑りやすくなります。小さなお子さま連れは特に大変です。また、増水時は滝に近づけなくなります。
◆行ってきました、サンガラの滝!
北風も弱まった今日、お客様もおらず「さて、今日は何をしようか?」ということで、普段はあまり行かないサンガラの滝へ出かけてきました。
マングローブの森を静かに漕ぎ進みます。
サンガラの滝に到着。
滝周辺は広くて平たいので解放感があり、大自然との一体感が味わえます。
水の流れに耳を澄ませて…。
滝の裏側にも入れます。
現在、風車ではサンガラの滝コースは扱っておりませんが、リピーターの方のご希望になるべく対応したいと思います。興味のある方はお問合せくださいね。