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4月の西表島ってどんな感じ? 2019年3月20日
本日、娘が通う西表島の小学校では卒業式が行われました。
別れ、旅立ち、巣立ち…。
ちょっとセンチメンタルな気分になる今日この頃ですが、4月になるとすぐに入学式、新学期、新年度、入社式と、何かとワクワクする季節に突入します。
今日は、その4月に西表島に遊びに来られる皆さんに参考になれば嬉しいな~。と思いつつ、4月の西表島について書いてみたいと思います。
◆ダイナミックすぎる気候!
4月の西表島。皆さんはどんなイメージが浮かびますか?
やはりガイドブックの写真によくある青い海、青い空かもしれませんね。
しかし、実際の4月の西表島はいろいろな季節の顔を見せてくれます。
<4月上旬>
4月10日頃までは冬のように北風が強く、雨も降って気温も20℃前後。曇り空の日も多いのが特徴です。服装も薄手のジャンパーを着ないと肌寒く感じることもあります。
もちろん晴れる日もありますが、そんな時は初夏の陽気で夜明け頃はアカショウビン、日中はイワサキクサゼミ(写真)がよく鳴きます。
潮が引いたらもずく採りに出かけるのも楽しいですね。
そして2月の中旬頃から始まっていたヤエヤマヒメボタルによる乱舞のピークが終わる頃です。
<4月中旬>
西表島に限らず沖縄が一年で一番過ごしやすい時期ではないでしょうか。いわゆる “うりずんの季節” を実感できます。
日中は30℃近くまで上がり、かといって倒れるほどの強烈な日射しではありません。東よりの風も心地よく、ビーチでボーっとしたり、夕暮れ時には釣りをするには最高です。
ちなみに真夏のビーチは暑すぎてパラソルやサングラス、冷たいドリンクがないと長時間くつろぐことは不可能です。
レンタサイクルやレンタルバイクに乗ってブラブラ散策するのも一番快適な季節です。もちろんカヌーツアーも最高です!
日中の服装は夏服でOK。夜は薄手の上着があれば充分でしょう。
夜のお散歩も楽しいですよ。ただしハブも活動的になってきますので、ヘッドライトや懐中電灯をお忘れなく。
<4月下旬(GW前半)>
当店のツアーでもっとも神経を使う一週間が始まります。
4月の中旬は西表島を訪れる人も少なく「なんでこんなに天気がいいのに誰も来てくれないのかねえ~」みたいな話をよくします。
しかし、GWに入ると一転。一年で一番、大勢の観光客の皆さまが集中して島を訪れ、島は一気に賑わいます。
無人売店にはピーチパインが山積みになったり、スーパーのレジに行列ができたり、夕食時はレストランの予約が取れなかったり、車が3台以上もつながって走っていたり。
前年の夏以来の賑わいに活気はでるのですが、空模様はドヨーン。。としてくることが多いのです。
そうです!
沖縄はGW頃が梅雨入りなのです!!
前線の影響で天気が崩れやすいので雨降りのツアーになることもあり、場合によってはGWなのにツアーが完全に中止になることもあります。
GWに沖縄に来られる皆さんは天気予報とにらめっこする事を忘れないでください。
◆4月は夏の準備期間
西表島で暮らしていると4月の過ごし方はとても重要です。
秋から冬にかけては曇り空が多かったので肌はすっかり白くなりますが、うりずんの季節に入ると外で活動的に過ごす機会が増えるので、用心しないと一気に日焼けしてしまいます。
肌へのダメージも考えながら、4月から徐々に日焼けして下地をつくることで、夏の始まりにはきれいな小麦色のお肌に変身します。
これなら夏の西表島でよく見かける「いきなりの日焼けでやけど状態」という失敗はありませんよ。
そして、この時期にもずくを採っておくことで、家庭ではなんとなく安心感が生まれます。
自分で食べる分はもちろんですが、家族や友人に送っても喜ばれるもずくです。
来シーズンまで持たせるためにはバケツ一杯、いや二杯分以上はストックしておきたいですね。
健康的な食材であるはもずくは、酢の物、天ぷら、雑炊などレシピも豊富で、エンゲル係数と血圧もダウンさせてくれます。そして何より春の訪れを皆に知らせてくれて、オフシーズンモードからハイシーズンモードに気持ちスイッチを切り替えてくれるのです。
人も自然も生き生きとするのが4月です。
◆<まとめ>4月の西表島
どうですか?
4月の西表島について何となくイメージが浮かびましたか?
当店のカヌーツアーも4月中はGWにあたる日以外はほとんど予約が入っていません。
空模様の変わりやすい時期なので、ツアーの2日前、もしくは前日にご予約をされる方が多く「天気を見てから決めたい」というのはごもっともです。
それでもツアーは定員制なので直前の予約では対応できないこがあるかもしれません。
爽やかな初夏の陽気に包まれたジャングル体験に興味がわいたら、当店までいつでもお気軽にご相談くださいね。
→ メールでのお問合せはこちらまで
ジャングルクイズとソウルフード!? 2018年6月26日
こんにちは~
風車のダイちゃんです!
梅雨も明け、西表島に正真正銘の夏がやって来ました♪
今日はピナイサーラの滝上&滝つぼの1日コースにお出かけ。
ピナイサーラの滝は沖縄県で一番の落差(55メートル)を誇る滝として有名です。
年間を通してたくさんの人が訪れますが、滝の上まで山登りで行けるのも人気の理由の一つです!
◆ひょっこり遭遇No.1の生き物は…
トレッキング中は様々な生き物を観察できますが、ひょっこり出会う事の多い生き物といえばトカゲです。ちなみに西表島には5種類のトカゲが生息しています。
(1) サキシマキノボリトカゲ
遭遇率No.1!
愛嬌たっぷりの表情と動きがひょうきんなジャングルの人気者。
(2) イシガキトカゲ
コバルトブルーのしっぽが特徴。写真はサキシマハブに捕食されてしまった瞬間です(涙
(3) キシノウエトカゲ
40センチ近くまで成長する国内最大種のトカゲ。絶滅危惧種で国の天然記念物に指定されています。
ちなみにこのキシノウエトカゲ、子供の頃はしっぽがコバルトブルーでイシガキトカゲにそっくりなんですよ。見分けがつく方はかなりのトカゲ通です。
(4) サキシマカナヘビ
鮮やかな緑と長ーいしっぽが特徴の気品あふれる美しいトカゲさん。
(5) サキシマスベトカゲ
ごめんなさい、写真が見つかりませんでした(汗
その名の通り、すべすべしたウロコで覆われた茶褐色の10センチほどのトカゲです。
私的にはサキシマスベスベトカゲの方が覚えやすいと思うのですが笑
ぜひググってみてください!
◆ダイちゃんのお気に入りはコレ!
ツアーを盛り上げてくれる西表島のトカゲ達ですが、中でも私が一番好きなのはサキシマキノボリトカゲです!
その名前の通り木登りが上手で樹上で暮らしており、背中の色や柄が木にそっくりなんです。
木にくっついて止まっていると、見慣れた私でもスルーしてしまうほど隠れるのが上手です。
でも、見つけてしまった時、本人はまだ気づかれていないと思っているのか(?)ジーっと微動だにせず静止の姿勢を崩しません。
その姿をゲストと一緒に眺めていると「かわいいなぁ~」って思います笑
◆ジャングルクイズ!
ツアー中、木に擬態しているサキシマキノボリトカゲがいたらクイズタイムの始まりです!
「トカゲが隠れているの分かりますか?この辺ですよ~」と少しヒントも出してみます。
こんな形で自然に触れ合っていただけると私も嬉しくなります。
普段は爬虫類が苦手な方でも、西表島なら生き物を観察しながらツアーを楽しめると思います。
◆うちなーランチ&おやつ
約50分の山登りで滝上に到着したら、絶景の見える青空食堂でランチ!
ガイド手作りの八重山そばをお出しするまでゲストの皆さんはしばし休憩。。
お腹いっぱいになったら次は滝つぼを目指します。
来た道を戻ってカヌーを降りたポイントから別ルートを約20分歩きますが、夏のジャングルは暑くて湿度も高いので着ているシャツは絞れるほど汗をかきます。
ピナイサーラの滝の上と下(滝つぼ)に行くこのコースは体力を一番使うハードなスケジュールです。でも、滝つぼでは泳ぐこともできてリフレッシュが最高に気持ち良いのです。
滝つぼで暑さを吹き飛ばした後は、夏バテ解消に良い麦茶とムーチー(鬼餅)でティータイムです。ムーチーとは原料に紅芋を使用したお餅のことで、風車では砂糖控えめの優しい甘さで作っています。
ちなみに沖縄では旧暦の12月8日に健康や長寿を願ってムーチーを食べる習慣があるんですよ!
沖縄づくしのランチとおやつで元気を取り戻したら、さあ帰りましょう!
◆また会う日まで!
帰りはお店でシャワーを浴びてスッキリしてから帰ってください。
最後のお仕事、ホテルや港でゲストの皆さんとお別れするのは、いつまで経っても慣れません…。暑くて過酷な(?)ジャングル体験を一日いっしょに過ごしたメンバーですから、お別れはやっぱり寂しい(涙
でも、この西表島で再びお会いできることを願い…また会う日までのサヨナラです!
◆本日ご案内の1日ツアー
ピナイサーラの滝を一日かけて周る ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー は、滝上からの絶景が一番の見どころです。
真夏のジャングルで汗だくからの滝つぼクールダウンを楽しみたい方、いらっしゃーい!!
行ってきたよ! ユツン三段の滝!! 2017年7月10日
こんにちは!ガイドの星です☆
僕が西表島にやって来てから早や3か月が経ちました。
ツアーやガイド研修で様々な滝、川へ出かける毎日ですが、先日、初めてユツン三段の滝へ行ってきました~!
◆歩く、歩く、歩く!!
ユツンの滝へは山道を約1時間半のトレッキングで向かいます。
山道を1時間半と聞くと「遠いなー」「辛そう…」と感じる方が多いと思いますが、実はそんなことはありません!
他のトレッキングルートに比べると、確かに距離は長いほうですが、道中には様々なトカゲや蝶、植物に出会えることができ、見どころ満載なのがユツントレッキングルートの魅力なのです。
時にはハブも! (ll゚Д゚)ヒィッ
足元には常にご注意を。
ユツンの滝に着くまでには川沿いも歩くので、暑くなったら川に入ってゆっくり休憩なんてこともできますよ。
◆ついに到着、ユツン三段の滝!
1時間半のトレッキングの先には迫力満点のユツンの滝が待っていました!
見上げた空に向かってそびえ立つ、雄大な姿に自然の素晴らしさを改めて実感しました。
ユツンの滝は滝上に登ることもできるんですよ。
滝上からの絶景を目にした瞬間、それまでの疲れが吹っ飛びます!
◆ウ〇チ遭遇でウン気UP!?
今回は頑張ったご褒美(?)にイリオモテヤマネコのウ〇チまで登場 (´∀`;)アハハ
今回は一人で黙々と山道を歩いたので、次は数人で行きたいと思いました。
ユツンの滝へは距離があるので、誰かとおしゃべりしながら行けば楽しさ倍増なはず! というわけで、ぜひ僕と一緒に「ユツンの滝」を目指してくれるゲストをお待ちしてます!
◆おすすめシーズンは10月~3月
亜熱帯の西表島でも10月頃から段々と涼しくなり、夏には暑くて行けなかったジャングルの奥深くへトレッキングするのに最適な季節となります。
真夏の西表島とは一味違った自然体験を満喫したい方にはユツンの滝ジャングルトレッキング&ケイビングコースがお勧めです!
日本一がいっぱいの浦内川で歴史探訪カヌー! 2017年7月4日
こんにちは!ガイドの星です☆
7月に入っていきなり発生した台風3号!
例年に比べて早めの台風襲来に「むむ!?」となった島民も多かったようですが、被害どころか恵みの雨をもたらし、ササッと通り過ぎて行きました。
さて、今日はガイド研修の一環として浦内川へ行ってきました!
◆沖縄県最長!豊富な生態系をもつ浦内川
浦内川は長さ19.4kmと沖縄県最長です。
魚の種類にいたっては日本一多い400種以上が生息しており、西表島が誇る沖縄県を代表する河川なのです。
他にも
- 絶滅危惧種の数が日本一!
- ここだけで発見の魚が日本一!
- 新種の魚が日本一!
- 大きな川魚が住んでる日本一!
など、たくさんの「日本一」であふれる素晴らしい浦内川です。
◆時間の波を超えて…
スタート地点では「これぞ浦内川!」といった雄大な景色が広がります。
遊覧船が通る川でもあるので、邪魔にならぬよう注意しながら漕いでいきます。
迫りくるようなマングローブのトンネルでは、スタート地点とは違った静かな雰囲気に包まれます。
水面に映しだされた木々がとてもきれいですね。
カヌーなら大型船では入れない支流に漕ぎ進むこともできます。
カヌーを進めていくと、かつて西表島で栄えた炭鉱所、宇多良炭鉱が見えてきます。
当時のままの姿を遺した炭鉱跡が歴史を物語っています。
パドルを動かすたびに時間の波を遡る感覚に襲われます。
最後は柵に囲まれ保護されているオヒルギの大木を見ることができました。
カヌーをゆっくり漕ぎ進みながら雄大なマングローブ林を間近で観察し、西表島の歴史に思いを馳せる…。そんな魅力的な歴史探訪に感動したひと時でした。
星くん☆初めてゲータの滝&鍾乳洞探検へ行く! 2017年5月27日
こんにちは!ガイドの星です☆
今日はガイド研修としてゲータの滝 と 鍾乳洞探検へ、先輩ガイドのだいちゃんと一緒にコース確認に行って来ました!
◆初☆ゲータの滝!
ゲータの滝への第一歩は、ただ見るだけでは100%見過ごしてしまうスタート地点からジャングルの中へ入ります。
実はわたくし、ゲータの滝へ行くのは初めてなので、この時点でテンションMAX!笑
ゲータの滝へは川沿い、時には川の中に入りながら歩いて進んで行きます。そして奥に進めば進むほど岩が大きくなってきます。
岩だけでなくモダマも大きい…
(だいちゃん、どうしたんですか?)
アカギも大きい…
そして樹上で見かけたキノボリトカゲちゃんも。
そう、何もかもスケールが大きいのです!!
ジャングルにみなぎる生命力に圧倒されつつも足を進めて行くと…
着きました、ゲータの滝!
またまた、でかい!!
私の姿が確認できるでしょうか? 比べてみると大きさがわかります!
その後、普段のツアーでは行かないもう一段上の滝まで登ってみました。
こっちの滝もずっと眺めていられるほどジャングル感たっぷりな景色でした。
◆お次は鍾乳洞へ!
さて、次は鍾乳洞探検のはじまりです。
目的の鍾乳洞は琉球石灰岩が侵食され形成されたそうです。ここもスケールが大きい!
ライトアップされて、歩道がしっかり整備されている鍾乳洞しか知らなかった私にとっては、驚きと興奮でいっぱです!
ライトがなければ前は見えず、足元は水に浸かった状態。頭上には鍾乳石が伸びており、気をつけなければ頭を強打してしまいます。
常に四方八方へ気を配る必要があり、ヘルメットとヘッドランプは必需品です。
振り返ると、外から差す光に鍾乳洞が照らされ、神秘的な姿に感動です。
◆一度でも、何度でも!
ゲータの滝も鍾乳洞も「ここ本当に日本?」と考えてしまうような景色を見せてくれました。
この島に来れば、誰もが冒険家になった気分を味わえるはずです。
西表島にはまだまだたくさんの滝、衝撃的な鍾乳洞があると聞きます。
これから、いくつ制覇できるのか…そんなことを考えるだけでとてもワクワクします!
非日常を味わいたい方、リピーターの方でも何度でもワクワクできるのが西表島です。
ぜひ私と一緒に冒険に出かけ、驚きや衝撃を体感しましょう!\(^O^)/
サガリバナが咲き始めた西表島です 2017年5月21日
こんにちは。ガイドのDaisukeです。
本日はクーラ川カヌー&滝コースにゲストをご案内しました。
梅雨空とはいえ、雨にしっとり濡れたジャングルは植物たちが活き活きと緑かがやき、私たち人間に大自然のエネルギーを与えてくれます。
◆どこからともなく甘い香りが…
ツアー開始後、クーラ川上流にカヌーを漕ぎ進めて行くと、ふんわり甘〜い香りがどこからともなく漂ってきました。
今の季節、西表島で甘~い香りを放つ植物といえば…。そうです、正体はサガリバナです。
サガリバナといえば、たった一夜だけ咲き、夜明けとともに散ってしまうなんとも儚い幻の花。
例年の見ごろは6月後半ですが、すでに少しずつ咲き始めています。
◆幸運の使者、サガリバナ
みなさん、サガリバナの花言葉は知ってますか?
私も何だろうと思って調べてみると「幸運が訪れる」だそうです。
たしかに!
あの可憐な姿と淡い香水のような甘い香りには、だれもがウットリと幸せな気分にさせられます。
ゲストの方には初夏限定のサガリバナをご覧いただいたので、それだけでも小さな幸せになったかな?なるといいな!と思います。
そして私にも幸運が訪れますように…と切に願っています。どんな幸運かはナイショです。笑
本日もツアーのご参加ありがとうございました。
◆本日ご案内の半日ツアー
2~3時間でマングローブカヌーと滝探訪が楽しめる クーラ川カヌー&滝コース は、お時間のない方にお勧めの半日コースです。
すべてがコンパクトなクーラの滝は、カメラ好きも納得の撮影ポイントです。
雨季の西表島は「もののけの森」? 2017年5月20日
こんにちは。ガイドの星です☆
今日は沖縄付近に梅雨前線が北上し、西表島は朝から雨がシトシト。。。
人間は水に濡れるのが苦手な生き物だと思います。
雨が降るだけで外出するのも億劫になるし、傘や長靴など、雨具もなんだかメンドクサイ…
でも、私は違います!
西表島に来てから初めての雨季を過ごしていますが、本土では感じなかった雨の日の良さを知ったのです!
今日は、そんな梅雨の西表島の魅力についてお話します。
◆雨っていいもんだなぁ~
雨が降るといつもと違った雰囲気を醸し出すジャングル。
今日はどんな景色が見られるのだろうかと、雨降りの朝はちょっとワクワクするのです。
ジャングルへ足を踏み入れた瞬間、その思いが間違いじゃないことを確信します。
いつもとは明るさの違った川。
もののけ姫が出てきそうな潤ったジャングル。
雨粒に当たって振動する葉…
晴れた日には感じることのできないジャングルの湿度や臭い、植物に響く雨音に耳を澄ませると心が洗われていくのが分かります。
雨に打たれて嬉しそうな植物たちを見て、私もパワーをもらった気がします。
雨が降っていても、増水の危険性がない場合はガイドもテンションのギアを一段上げて、はりきってツアーを行います。
「雨の日を狙ってきた」というお客様もいつか来るのではないかと期待しながら、みなさまのご来島をお待ちしております!
雨でも傘を差さずに過ごす一日を 2017年1月8日
こんにちは、ダイスケです。
今日はマングローブカヌー&由布島コースに4名のお客様をご案内しました。
◆マングローブカヌー&由布島コース
天気は曇りのち雨、気温24℃。
ガイド的には肌寒いのですが、お客様にとっては心地よいくらいの天気。本来の西表島の天気に戻ったようです。
滝つぼではリュウキュウツワブキの花が綺麗に咲いています。低地ではもう花が咲き終わっていることが多いのですが、ピナイサーラの滝からのマイナスイオンの影響(?)で開花が遅いのでしょうか…。
午後からのガイドは由布島の水牛さんにバトンタッチ。雨が降っても元気いっぱいに働いてくれる西表島観光には欠かせないヒーローです。
青空は見えなくとも、雨だからこそ見える景色もまた風情があります。西表島へ来たなら、少々の雨なら傘をささずに非日常を味わいましょう。
本日はツアーにご参加いただき、ありがとうございました。
西表島産・天然キクラゲでテンションUP! 2016年9月3日
◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)
こんばんは!ガイド大介です。
今日は久しぶりに「おぉ~♪」となる物を発見しました。
トレッキング中に天然のキクラゲが自生している倒木です。そう、あの中華食材のキクラゲです。
沖縄では「みみぐい」、鹿児島の沖永良部島では「みんぐそ」と呼ばれるそうです。
「みみ」は「耳」?
「ぐい」と「ぐそ」は音の響きがあまり美しくないですが、どんな意味なのでしょうか?
珍しい発見に沖縄本島から来られた皆さんも大喜びでした。
◆マングローブカヌー&キャニオニング体験
今日は私だいちゃんを含め、男だらけのツアー開催となりました!
若さみなぎる4名の男子大学生。
アシスタントの星くんも学生さんということで、アウトドアサークルのノリで勢いのある一日を過ごしました。
8月の終わり頃は水温が下がり、もう9月のキャニオニング体験は厳しいかな…と少し弱気なっていましたが、たった数日で、いい感じの「ぬるさ」に戻って滝遊びの楽しさを再確認しました。
野生動物の世界に思いを馳せる 2016年9月1日
◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー
風車のガイドは夏場は毎日のようにピナイサーラの滝上に行っているので、周囲に少しでも変化があれば気付くことができます。
季節感の乏しい沖縄ですが、植物の様子やジャングルの気配で季節の移り変わりを感じることができます。
今日は鳥の羽がたくさん飛び散っているのを見つけました。最近、イリオモテヤマネコのフンもよく見かけるので、これはイリオオテヤマネコに捕食された跡かもしれませんね。
みんなでわくわくランチを食べながら、人間とは関わりの無いジャングルの中での出来事について想像にふけりました。
by だいちゃん