西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 西表島に《さかなクン》がやってきたよ!! 2024年6月16日


こんにちは。
西表島風車のしゅうさんです!

昨夜、西表島に魚類学者であり、タレントであり、イラストレーターであり、さらには東京海洋大学客員教授でもあるさかなクンがやって来ました!

「西表島にさかなクンが来る!」ということで講演会場の中野わいわいホールは開始時間7時の30分前から満席。

立ち見の方も大勢いるほど、西表島ではなかなかお目にかかれない盛り上がりとなりました。
あまりの熱気にエアコンの効きも悪くなったような…(汗

◆さかなクンと語ろう!世界有数の生物多様性をほこる西表島・浦内川

今回の企画は、さかなクンが大々的にPRされていたのでたくさんの子供たちも集まっていたのですが、な、なんと、2時間の講演会のほとんどが大人向けのお話。

さかなクンの登場を今か今かと待ちわびるちびっ子たちでしたが、30分を経過した辺りからあちらこちらでシビレを切らしてしまう子続出。

パンフレットの見た目や雰囲気は子供向けかな?と思えるのですが、プログラムの一つ一つは大人向けだったみたいです。

◆とはいえ興味深いお話ばかり!

西表島で一番、沖縄県で一番の大きさを誇る浦内川(うらうちがわ)には、400種類以上の魚がいるとか。

これは日本三大清流の一つ、高知県の四万十川の2倍の種類の魚が生息しているということですが、浦内川にいる400種類上の魚のその多くが絶滅危惧種だそうです。とても貴重な川だということがわかります。

登壇された研究者の方々のお話はとても興味深いものばかりでしたが、たくさんの子供たちの騒ぎ声の中だったので、あまり集中して聴くことができませんでした(涙

できることならYouTubeで公開してもらい、おさらいしたいです…

◆満を持しての登場!

そしていよいよ、さかなクンの登場!となると会場の熱気は一気にヒートアップ。

お決まりの白衣にハコフグちゃん帽子。
テレビに映るそのままのさかなクンがぴょーんっ!と舞台に現れると、会場にいるみんなが笑顔になりました。

さかなクンはあらかじめ大きな紙に魚のイラストを描き、そのイラストを元にクイズを出題。
回答した子の言葉からさらに魚について掘り下げたお話をし、最後はそのイラストにサインをしてプレゼントするという流れでした。

最後の質問コーナーでは、地元の中学生が「この魚は何ですか?」とスマホの動画をさかなクンに見せたところ、さかなクンにも研究者の先生にもわからず、あらためて西表島に生きる魚の奥深さを会場にいた人全員が感じてシンポジウムは終了となりました。

さかなクンは「さかなクンのイラストをゲットした子はきっと魚好きになるんだろうな」と感じさせる優しい語りかけとユニークで精密なイラスト、全身を使っての解説がとても魅力でした。

魚に対する深い深い愛情と知識、即興で描くイラストは会場から感嘆のため息がでるほどお見事でしたよ。

 サガリバナの下見に行ってきました 2024年6月10日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。

昨日は旧暦の5月4日。
豊漁と航海安全を祈願する海神祭が白浜集落で開催され、当店のガイドもメインイベント、ハーリー競漕に参加しました!

そして沖縄ではこのハーリーの終わりとともに梅雨が明けると言われていますが、当店にとっての梅雨明けといえば夏の風物詩でもあるサガリバナカヌーツアーの始まりでもあります。

◆サガリバナカヌーツアーの下見

本日、風車がサガリバナツアーを開催する古見(こみ)集落にある後良(シイラ)川に開花状況の確認もかねてツアーの下見に行ってきました。

後良川は大きな滝があるわけではないのですが、あまり広くない川幅のためマングローブなどの植物が左右から迫りくる臨場感があり、とにかく川の雰囲気が良いのです。

この夏、初めてサガリバナツアーにデビューするガイドの小倉とツアーの流れ、ツアー中の注意事項、タイムスケジュールの確認などなど、しっかりと現場で打ち合わせをしてきました。

◆サガリバナの状況

現在、蕾は少しずつ大きく成長してきましたが、まだ蕾すらできていないサガリバナの木がほとんどした。

おそらく最盛期は7月に入ってからだと思われますが、当店のサガリバナツアーの開始日である6月27日からはしっかり楽しめるのではないでしょうか。

ちなみに昨年も同時期に下見をしたのですが、昨年に比べ、今年は蕾が多いような気がしたので期待できそうですよ。

◆メインは花の鑑賞だけど…

サガリバナツアーは夜明け前の4時頃から車で40分の移動があります。

お客様はもちろん寝ていても大丈夫なのですが、ドライバーであるガイドはイノシシやヤシガニ、そしてイリオモテヤマネコが道路に飛び出してくるかも!?と野生生物に気を遣いながらの運転になります。

ソワソワ、ドキドキ、そしてビクビク…

ゲストの皆さんもガイドと一緒に夜明けの生き物探しをしてみせんか? これもサガリバナツアーの楽しみ方の一つです。

◆西表島の夜明けも堪能

フィールドへ向かう道すがらトイレ休憩をしますが、そこは外灯も無い真っ暗な場所です。晴れた日は夜空を見上げると満点の星空に大きく架かる天の川がきらめき、星空観察に早変わりです。

カヌーを漕ぎ始める頃には先ほどまでの暗い夜空が濃紺に、そして朝焼けに染まりオレンジ色に変化します。

耳を澄ませばコノハズクの「コホーコホー」というこもった鳴き声から、「キョロロロー」と空に響き渡るリュウキュウアカショウビンの鳴き声に変わっていきます。

◆朝の素晴らしさを伝えたい!

サガリバナカヌーツアーに参加すると「朝っていいかも…」と感じるはずです。
夜はあっという間に明けてしまいます。五感をフルに使ってたくさんの「夜明け」を感じ取ってくださいね。

西表島の朝の素晴らしさを風車スタッフ一同、たくさんの方に知ってほしいと思います。2024年、夏の始まりを皆さまと過ごせることを楽しみにしています!

そうそう、朝を十分に満喫するために前日の夜は早めに寝てくださいねー!

 令和6年ついに梅雨入り宣言! 2024年5月21日


気象庁は本日の5月21日、沖縄地方の梅雨入りを宣言しました。
今年の梅雨入りは平年より11日、昨年に比べ3日遅かったそうです。

◆沖縄地方!?

全国の皆さんにとって「沖縄地方」というと石垣島や西表島を含めた沖縄県全体をイメージするかもしれません。
しかし、西表島に暮らしていると「沖縄地方」というのは「沖縄本島地方」のことかな…と思ってしまいます。

というのも、沖縄県はとてもとても広く、沖縄本島地方と石垣島や西表島のある八重山地方は約400㎞も離れています。それは東京⇔大阪の距離とほぼ同じです。

そして今年はGW前から雨や曇りの日が多く、すでに梅雨を感じながらの日々でした。

毎年のことですが、沖縄本島から距離のあるここ西表島では、気象庁の梅雨入り宣言より2週間ほど前には「もう梅雨だよねー」という会話があちこちから聞こえてくるのです。
ちなみに梅雨入り宣言のあった本日、西表島ではなぜか青空が(笑

◆梅雨を感じる景色

よく降る雨でピナイサーラの滝はいつも増水気味でした。船浦大橋から遠目に見ても水量の多さが分かります。

通常モードのピナイサーラの滝。癒されます。

梅雨の季節に間近で見る増水中のピナイサーラの滝は大迫力です。

蒸し暑くなるとハブの登場も増えます。

※ 苦手な方は閲覧注意 ※

日課の夜のウォーキングでは、季節によって様々な島の生き物たちに出会える楽しみがあります。

しかし、梅雨時の夜道は星空を見上げる余裕などありません!皆無です!!
足元を確実に懐中電灯で照らしながら緊張感をもって前へ進まなくてはなりません。

雨あがりの夜にはハネアリが飛び交い、そのハネアリを食べに道路にはカエルやヤモリ、そしてムカデがウヨウヨと…

緊張からの冷や汗で首筋に張り付くハネアリ、ジグザグに歩かないと踏んでしまうほど出現するカエル、道の真ん中で微動だにしないヤモリ、なぜか一年中突進してくるゴキブリ、そして予測不可能な動きをする特大ムカデ…
(;°-°;))) コ、コワイ

この季節、夜のウォーキングでかく汗はベットリするのです。

<動画> 閲覧注意!ムカデいっぱい
◆梅雨明けはいつ?

沖縄の梅雨明けはユッカヌヒー(沖縄の方言で「4日の日」)と呼ばれる旧暦の5月4日頃だと昔から言われています。

その旧暦の5月4日は海人(うみんちゅ)にとって大切な日でもあり、航海安全と豊漁を祈願するために沖縄各地で伝統行事のハーリーが開催されます。

西表島の白浜地区でも海神祭が行われます。

竹富町のイベント年間カレンダー

2024年の旧暦5月4日は新暦では6月9日。
海神祭のメインイベントであるハーリー競漕においてスタートのドラが鳴るともう梅雨明け間近です。
これまでの経験から実際の梅雨明けは6月20日頃かな…と思います。

◆この季節、どんな服装がいいの?

実際には4月中旬から10月中旬までは夏服で過ごすのが基本なので、Tシャツ&短パンでOKです。ただし、店舗や船ではクーラーがよく効いているので冷えが苦手な方は薄手のパーカーなどがあればよいでしょう。

足元は雨でもへっちゃらのサンダルです。島感を出すならギョサンがよいでしょう。

◆梅雨時の注意点
  • 雨上がりの夜はハブもよく出現します。夜の散歩はスマホの画面だけでは足元ははっきり見えません。懐中電灯を忘れずに。
  • 天気予報以上の雨が降る場合もあります。ツアーに参加せずに川で遊ぶ際は増水に気をつけてください。
  • 逆に晴れる日もあります。その際は日差しも強いので熱中症に注意してください。帽子、サングラス、飲料水は常に持ち歩きましょう。
◆フェリーを利用するとき

西表島の海や川で遊ぶのは少々の雨でも気温が高いので問題なく楽しめます。しかし、石垣島に帰る際には乾いた服に着替えてフェリーに乗船しましょう。

濡れた服装でフェリーに乗るのはマナー違反です。お気をつけください。

当店のツアーに参加したあとフェリーに乗る方は、必ず着替え一式とタオルを忘れずにお持ちください。無料のシャワー室と更衣室がありますので、きれいさっぱりしてからお帰りくださいね。

 満潮時のお楽しみ、マングローブ迷路へ! 2024年4月29日


こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです。
今日はマングローブについてのお話をちょっとします。

◆マングローブって?

みなさんも「マングローブ」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

マングローブとは熱帯、亜熱帯地域の淡水と海水の混ざり合う場所に生育している植物の総称を言いますが、そこは潮の干満の影響を受けます。

干満の時刻は日々変化しますが、カヌーツアー中に満潮を迎える時間帯だった場合は、マングローブの森へ進入できるのです。
ちなみに干潮時は水が引いてマングローブ迷路に入ることはできませんが、そんな時はマングローブの特徴的な根をじっくり観察してみましょう。

マングローブ迷路

勝手に名付けてしまいましたが、満潮時にはマングローブの木と木の間隔が広いポイントに入っていくことができるので、まるで迷路に迷い込んだ気分になるのです。

◆カヌーならではの楽しみ方

晴れて暑い日は日差しを避けて休憩するために、強い雨が降った時は雨宿りに、マングローブ迷路は非日常中の非日常です。
これは遊覧船ではできない、手漕ぎの小さなカヌーだからできる体験です。

決まった道もないので、一度奥まで入り込むと抜け出すのはちょっと大変です。
ですが、タイミングが合えばマングローブの木々が作り上げた天然の迷路にあえて迷い込んでみてはいかがですか?

 12月の西表島ってどんな感じ?寒い or 暖かい? 2023年12月22日


こんばんは! 風車代表のしゅうさんです。

先ほど、西日本から北日本の日本海側では大雪の恐れがあるとニュースで流れていました。

西高東低のいわゆる「冬型の気圧配置」が続いていますが、17時の東京の気温は8.3℃、朝の最低気温は2.1℃だったようです。
一方、西表島の17時の気温は15.3℃、朝の最低気温は14℃でした。気温だけ見れば西表島の冬は暖かそうに思えますよね。

◆冬の真実はこれだ!

東京よりも気温が7℃も高い。これだけで幸せな気分になれそうですが、実際は厳しい寒さです。きっと「冬の西表島ってこんなに寒いの!?」と思われる観光客の方が大勢おられるのではないでしょうか。

寒く感じる要因は大きく分けて2つあります。

一つは、強い北寄りの風です。風速5~6m/sくらいの風。そしてもう一つはどんよりと曇った空、たまに降る弱い雨。

太陽の日差しがない状態で強い北風に当たり続けると体感温度は下がります。風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われているので、現在の体感温度は10℃前後になるのでしょうか。外にいると風邪をひきそうなくらい寒いです。

東京近郊に住んでいると経験したことのないであろう、数日間続く強い北風と鉛色の空、たまに降る雨。青い空と白い砂浜…南国のイメージで来島される方々は恐らくびっくりするでしょう。

◆フェリー(定期船)はどうなるの?

北よりの風が強い日は波浪注意報が発令され、波高が2.5m以上になると高い確率で西表島の上原港航路は欠航します。

西表島の北側にある上原港航路は北風の影響を受けるので、12月はほぼ毎日欠航しているようなイメージです。西表島の南側にある大原港航路は北風の影響が最小限に抑えられるので、冬場でも通常運航が続いています。

つまり12月は台風シーズンではないので、上原港航路が欠航しても大原航路は就航しているので、石垣島から西表島に渡っても帰れなくなるということは、ほぼないと思って大丈夫です。
ちなみに上原港航路が欠航すると、大原港~上原港間はフェリー会社の臨時バスで移動できます。その際の片道は約50分です。

▼石垣島発着のフェリー会社
安栄観光
八重山観光フェリー

◆12月は何をして楽しむの?

西表島のホテルに宿泊している方にオススメなのは、やはりピナイサーラの滝に行くカヌーツアーでしょう。

ピナイサーラの滝に行くために利用する川は北風の影響をもろに受けるエリアが狭く、カヌーも通常通り楽しめます。トレッキングも冬場の気温が20℃を下回ると暑くないので、快適にジャングルを歩くことができます。
夏場は一日がかりのツアーだと1.5リットル以上の飲料水が必要ですが、冬場は0.5~1リットルで十分です。

年間を通して当店人気No.1のピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース。冬こそオススメといっても過言ではありません。

◆川の水は冷たくないの?

“カヌー = 濡れる”というイメージもありますが、当店のツアーはカヌーの乗り降りをする際にガイドがなるべく足元が濡れないようにサポートをしておりますので、ツアー中に濡れることはほとんどありません。

実際、冬の川は冷たいので滝つぼで泳ぐ人はほとんどいません。しかし、ゼロではないんですよ。たまに泳いでいる人もいます。

ツアーが終わった後に熱いシャワーを浴びれますので泳ぎたい方はガイドにお申しつけくださいね。

◆たまに晴れます。たまに風が弱まります。

このブログを書いている今、まさに年に数度の寒波となっているので少しだけネガティブモードになっています。
しかし、実際は冬型の気圧配置が緩み、北風が弱まり、気温も20℃以上になる日もあります。そんな日が数日続くと「海で泳ごうかな?」という気になるかもしれません。

晴れた日は薄着で出歩いても風が心地いい。夜は星がきらめき☆、夜道にハブが出現!

一か月のうち何日かはそんな日もありますが、そのような日に当たった観光客の方はラッキーですよね!

◆<まとめ>12月の西表島

12月の西表島は基本的に強い北風、曇り空、上原港航路は欠航…。なんとなく暗いイメージがしますが、当店は冬場も明るく営業しております。

冬の西表島へお出かけの際は、どうぞ当店のホームページをチェックしてみてね!
٩( ‘ω’ )و ヨロシク♪

 2022年サガリバナカヌーツアー無事終了! 2022年7月12日


こんにちは!
昨日、今シーズンのサガリバナカヌーツアーが無事に終了しました。
今年もたくさのゲストの方々と早朝お花見へ出かけ、贅沢な朝活タイムを過ごすことができました。

まだサガリバナを知らない方、残念ながら今年は諦めた方、いつかきっと…と密かに心に決めている方。
風車では来年もサガリバナツアーを開催する予定です。来シーズンまで心を燃やしつづけ、来たるべき時をお待ちください!

ご参加いただいたたくさんのゲストの皆さま、本当にありがとうございました。

 ダイビングとセットでサガリバナ! 2022年6月29日


全国的にwithコロナの風潮が高まり、西表島にも連日大勢の観光客の方が遊びにいらしています。石垣島からフェリーが到着すると、港は大きな機材を抱えたダイバーの皆さんであふれます。

コロナウィルスの実態も分からず感染の不安でいっぱいだった頃を思うと、とても嬉しくなる光景です。

◆ダイバーさん必見!ご一読を

当店では6月25日から西表島の夏の風物詩、夜明け前出発のサガリバナカヌーツアーを開催しています。

西表島の素晴らしい海はもちろんですが、この素敵な季節にダイビングだけで過してしまうのはもったいない。。と実は常日頃から感じています。

夜明け前の静寂。青紫から淡いピンク、オレンジ色へと変わりゆく空。

アカショウビンやサンコウチョウの鳴き声。

そして甘い香りが漂わせながら、ぽとりぽとりと落ちていくサガリバナ。

西表島の海とセットでこの奇跡の光景も一度はご覧いただきたいと強く思います!

◆当店のガイドレシオ

当店のサガリバナカヌーツアーのガイドレシオ(ガイドとゲスト数の適正比率)は、ガイド一人あたりゲスト4~5名です。

流れのない川をのんびり漕ぐだけなので、安全面を考慮したとしても7~8名のゲストをご案内することは可能です。しかし安全面だけでなく、満足度を高めるためにはより少人数制にする必要があります。

高価なカメラ機材をお持ちの方は一か所で長く留まり、撮影に時間をかけたいでしょう。
めったいに体験できない西表島の朝の雰囲気は、それは素晴らしいものです。カヌーを漕ぐこと自体に旅の充実感で満たされるゲストもおられます。

当店のサガリバナツアーでは可能な限り少人数制にすることにより、ゲスト同士が気を遣い合うことをなくす取り組みを続けています。

西表島の初夏限定。奇跡の光景を一緒に体験しましょう!

 2月に入り暖かい日が続く西表島です 2021年2月10日


こんにちは!ガイドの星です☆

今年は2月に入ってから、もうすぐ春? 夏? と思えるような暖かい日々が続いております。
本日もピナイサーラの滝ツアーへ行ってきました。
朝から青空が広がり、滝上からの絶景に間違いなし!と張り切ってスタート。

◆どこを見渡しても“映え”確実!

文句のつけようの無い晴天。マングローブカヌーではついつい写真撮影。
こんなに晴れた日はインスタ映えする写真が簡単に撮れるのです!

続いてジャングルトレッキング。まずはピナイサーラの滝上を目指します。
天気が良いとはいえ、夏場に比べ山の中はまだまだ快適。半袖一枚で歩けますが、汗はそれほどかきません。

約40分のトレッキングで滝上に到着です。息を飲むような絶景が広がり、沖に浮かぶバラス島や鳩間島まではっきり確認することができます。

バラス島周辺には船もいくつか出ていました。2月にシュノーケルやダイビングが楽しめる西表島はまさに南国です。

◆ピナイサーラの滝つぼへ

滝上でランチを食べた後は滝つぼへ向かいます。
滝つぼへの道中にも美しい景色に出会えます。川に光が差し込み、神々しい景色。水の流れる音にも癒やされます。

所々休憩をはさみながらゆっくりと歩くこと約1時間。滝つぼに到着です。

間近で見る滝は大迫力。さすがに泳ぐにはまだ水が冷たいので、写真を撮ったりおしゃべりしたり、のんびり休憩タイム。

サキシマカナヘビも日向ぼっこしています。

最後に今日一日を振り返りながら、のんびりカヌーを漕いで帰ります。

◆晴れると初夏の陽気、西表島!

今日は一日中晴天に恵まれ、ツアー後はガイドもゲストもほんのり日焼け顔。
「心地よい疲れが今夜のビールをより楽しみなものにしてくれるね」と嬉しいお言葉もいただけ、最後に笑顔を見せて頂けることがガイドとしての“やりがい”を感じさせてくれる嬉しい瞬間です!

本日はお越しいただきありがとうございました。

風が強く肌寒い日の多い八重山の冬ですが、太陽が出ると暖かく過ごしやすい気候になります。
夏場のような照りつけるような強い日差しがないので、マングローブカヌーやトレッキングにはもってこいの季節です。みなさまもぜひこの季節に遊びにきてみてくださいね。

 2020年 大晦日 in 西表島! 2020年12月31日


◆大晦日に寒波到来!

数日前からの寒波到来によって、ここ西表島でも最低気温が10℃近くまで下がって厳しい寒さに見舞われました。一年に数回しかない寒さです。

今日は危うく暖房のきいた部屋でダラダラと一年を締めくくってしまうところでしたが、防寒対策をしっかりして家族で海へ出かけてきましたよ。
なぜなら、海岸沿いには寒さで仮死状態となった魚たちがたくさん打ち上げられるのです。

◆一年の締めくくりは海の幸で

そして、この日一番の収穫となったのが島ダコ。夕飯のおかずには十分すぎるサイズです。

ニンニクとニラと一緒にバター醤油炒めにして、紅白歌合戦のNiziUを見ながら、年越しそばとあわせて美味しくいただきました。

寒波がやってくると海水温が一気に下がるので、普段、温かい海で暮らしている南国の魚にとっては、まさに命をかけた「試練」なんでしょうね。

◆今年一年ありがとうございました

未曾有の事態に見舞われた2020年でしたが、来年もまだまだ辛抱の日々が続くことになりそうです。
しかし、焦ることなく、やがて来る春に備え、風車らしく無理のない丁寧な営業を心掛けて2021年を過ごしていきたいと思います。

社会が混乱する中にあっても当店のカヌーツアーにご参加いただいたゲストの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました。
来年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします。

 *2021年* サガリバナカヌーツアー開催決定! 2020年7月29日


今年は6月中旬にサガリバナツアーの開催を発表し、下旬から静かにツアーを開催しました。

◆2020年サガリバナツアーを振り返って

普段以上の早起きはやはり大変で、ツアーの後片付けを終えると、まずはひと眠り…といった具合でしたよ。
しかしそれは肉体的な疲れではなく、夜明けと共に始まる幻想的な光景をゲストの皆さまと観賞できた達成感と安堵感からでしょう。

サガリバナツアーに参加いただいた全てのゲストの皆さまの、あまりにも沖縄が好き!西表島が大好き!という気持ちがビンビン伝わってきましたよ。

◆日本で唯一、夏の西表島で観る一瞬の光景

今年のサガリバナツアーのテーマは“撮影”でした。
花の観賞はもちろんですが、写真撮影や散りゆく姿をじっくり録画できるよう、時間調整に気を配りました。

おかげさまで、ゲストの皆さまにはご納得いただけるまで撮影に時間を費やすことができ、今シーズンのサガリバナツアーの目標が達成できました。

◆静けさに包まれたお花見

今年はラッキーなことに悪天候によるツアーの中止はありませんでした。ツアーの無い日に早朝から雨…なんて事はありましたが。
そして、今年のサガリバナは7月10日辺りに開花のピークを迎え、ツアーはその後も一週間ほど開催することができました。

2020年夏、当店では古見(こみ)集落にある後良川(しいらがわ)を利用させてもらいました。しかし、コロナ禍の影響でしょうか? お花見の全盛期だというのに、あり得ないくらい訪れる人が少なかったのが印象的でした。

人が少ないので自分たちのペースでゆっくり楽しむことはできましたが、観光を生業とする身としては正直なところ不安感もあります。いったいコロナ禍の影響はいつまで続くのでしょうか…。

◆2021年夏、サガリバナツアー開催!

とーっても気の早い話ですが、当店では来年もサガリバナツアーの開催を決定しました。善は急げ!です。

▼開催日
前期:2021年6月24日~29日
後期:2021年7月8日~13日
※上記以外の日程は要相談のうえ個別対応となります

▼ツアー代金
9,000円(税込み)
※個別対応ご希望の場合は1~3名様で33,000円(税込み)

これまで当店ではデイツアー(いわゆる日中の一日コース)を主力とし、サガリバナツアーはデイツアーに影響のない範囲での開催でした。しかし、2021年は他のコースに先駆けて先行予約をしていきたいと思います。

◆先行予約をする理由

サガリバナツアーは、ガイド1名に対して4名様までのゲストをご案内いたします。しかし緊急時に備え、あと1名のガイドがベース(当店)で待機しています。
よって、サガリバナツアーには常に2名のガイドが必要となるため、デイツアーの予約が入り始めるとガイドの確保が困難になるのです。
以上の理由から、先行予約をすることで、来年は開催日数を増やしていきたいと思います。

◆こんなに気合いを入れる理由

2020年7月現在、当店には5名のガイドが所属しております。
夏の繁忙期は台風が来ないと休めない…。そんな状況が何年も続いていましたが、今年の夏はコロナ禍の影響でゲストが激減しました。
しかしリピーターの方々は、このような状況下においても西表島を訪れてくれるのです。

そんな皆さんはコロナを島に持ち込まないよう、旅行前からコロナ対策をされている方ばかりです。しかも、そのような万全の生活を送られていても、旅行の出発前には「今、西表島に行ってもいいのですか?」と私たちの心配までしてくれています。

そんなリピーターの皆さまがサガリバナ全盛の季節に西表島へ来ても、サガリバナツアーに参加できない、そもそも開催していない。というのが申し訳なく感じたのです。

当店が主力とするデイツアーでもご満足いただけると思いますが、6月下旬から7月上旬までは、日本で唯一、西表島の「奇跡の光景」が観られるサガリバナツアーをご提案することで、より西表島を好きになっていただきたいのです。

◆十分な準備をしてから

サガリバナが咲いているからといって、ツアーも毎日開催するわけではありません。なぜなら、潮の満ち引きの影響により、サガリバナがどんなにたくさん咲いていたとしても見え方が変わるのです。

詳しくは、サガリバナカヌーツアーに対する風車の思いを書かせていただいたこちらのブログも是非ご覧いただければと思います。

当店のゲストには可能な限り、最上の「奇跡の光景」をお届けしたいと思っております。ご予約の前に、まずは十分な打ち合わせをさせてください。

◆ご予約までの流れ

▼1年前より▼
事前相談、仮予約

お問合せフォームにツアー参加希望日、参加人数、ご要望などを分かる範囲でご記入ください。

だいぶ先のお話なのでボンヤリとしたスケジュールしか立てられないかもしれませんが、その辺は気にする事なく、お気軽にお知らせください。
希望日すら確定していなくても大丈夫ですよ。こちらでお勧めの日なども丁寧に説明いたしますので、旅程を決める際の参考にしてください。

ツアー当日に向けて、可能な限り「予想以上に、想像以上に楽しめた!」とご満足いただけるよう内容を調整したいと思います。
仮予約にあたり費用は一切発生しません。

※ご注意※
すでに予約の入っている日に関しては、最初にご予約されたゲストの意向に沿う内容でツアーを開催いたしますので、2番目以降のお申し込みについては、その点をご了承いただいた方のみのご予約となります。

▼6ヶ月前より▼
正式予約

航空チケットと宿泊先の両方をご予約済みの方は、6ヵ月前より正式なご予約を承ります。ツアーを予約したら当店のブログをチェック!

◆サガリバナを通して情報交換

当店ではゲストとのコミュニケーションを大切にしております。
予約をご検討中の方でも、メールや電話でのやり取りにはなるべく時間をかけて丁寧に行うようにしてます。その際、当店が心がけていることは、

“ゲストにとっての旅行とは自宅を出発してから帰宅まで”

ということです。

小学生の頃、担任の先生から「家に帰るまでが遠足ですよ!」とよく言われたものですが、実はそれがとっても重要なんです。

当店のツアーを楽しんで頂くことはもちろんですが、移動手段、ホテルの滞在、レストランでのお食事、それらすべてを満足していただくために、当店では創業21年の強みを生かしてツアー以外のことでもサポートしたいと考えております。
ご旅行にあたり何かお困りのことがありましたら、当店までお気軽にご相談くださいね。

→メールによるご連絡はこちら

<担当> 大谷(おおたに)