<ツアーの様子> カテゴリーの記事
『夏モード』突入! 西表島カヌーツアー♪ 2025年4月24日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
ほんの少し前まで朝晩は涼しかったのですが、昨夜からはクーラーをつけて寝ています。
季節は春から夏へ確実に向かい、カヌーツアーもすっかり『夏モード』になりました。
ということで、本日は夏モードになって変わったことについてお伝えします!
◆ツアー開始前の準備
- 日焼け止めを念入りに塗る方が増えた
- ツアーに持っていく飲料水が増えた
- 「熱中症」の説明をするようになった
4月上旬に比べて日差しも強くなり、ツアー中に摂取する水分量が明らかに増えてきました。
特にピナイサーラの滝の上まで山登りをする一日コースは、水やスポーツドリンクを1リットル携行してツアーへ出発するのが標準になりました。
◆ツアーの最中
- 川の水温が高くなり滝つぼに入る方が増えた
- ジャングルで暮らす生き物の動きが活発になってきた
当店おすすめのピナイサーラの滝を訪ねるツアーは、カヌーだけでなくトレッキングも楽しめます。
滝の上まで山登りをする一日コースでは、息が切れるだけでなく、汗もかくようになってきました。その分、絶景を目にした瞬間の達成感は計り知れません!
トレッキング後の滝つぼダイブは火照った身体に最高のクールダウンを与えてくれます!
滝つぼ遊びは10月上旬まで楽しめるので、ツアーに参加する方はずぶ濡れOKの服装でお越しください。
尚、ガイドは滝つぼ遊びを強要しませんので、入りたくない方は滝からの涼風とマイナスイオン満載の水しぶきを受けながら休憩してくださいね。
そしてツアー中に見かける動植物は様々ですが、気温が上がるとハブなどの危険生物に遭遇する確率も上がるので、ツアー中はルートを外れずにトレッキングを楽しみましょう。
写真はツアー中に出会ったサキシマスジオにご機嫌のミッキー!
(∩´∀`)∩ ワーイ
大型のヘビなので怖いかもしれませんが、毒を持たず性格もおだやかなので、割と簡単にツーショットが撮れますよ。
気温が上がると人も動物も行動的になるのは同じですね(笑)
◆ツアー終了後
- シャワー室を利用する方が増えた
カヌーを漕いでもジャングルを歩いても汗をかかない季節は終わりました。
当店は5つのシャワー室を完備しています。ツアー終了後は汗を流し、さっぱりしてからお帰りください!
◆滝つぼ遊びのお約束
ここでゲストの皆さまにお願いです。
滝つぼ遊びをされる方は以下の点についてご注意ください。
- 滝つぼに入る際は必ずライフジャケットを着て、レンタルシューズも履いたまま入水してください。水難事故を起こさないための「マスト」事項です。
- 岩の上から滝つぼに飛びこむ際はガイドの指示に従い、決まった場所で「足から」飛び込んでください。頭から飛び込むのは大変危険なので厳禁です。
- スマートフォンをはじめとする機械類は防水性能があったとしても必ず防水対策をしてください。もしも滝つぼに落としてしまうと、あっという間に沈みます。滝つぼの透明度は底まで無いため落とした物を探し出すのは困難です。ツアー当日中に見つからない可能性もあるので、発見が2日後、3日後になっても大丈夫なように、しっかり防水対策をしておきましょう。
《必読》石垣島からツアーに参加される方へ
まもなくGWです。乗船券の事前購入はお済みですか?
ここ最近の連休では、ツアー当日の朝に船に乗ろうとしても満席で乗船券が売り切れてしまうケースが増えています。
GWは一年で一番混み合う時期なので、石垣島からツアーに参加される方は こちら から乗船券の事前購入を必ずお済ませください。
【西表島あるある】70代は西表島で何するの? 2025年4月19日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
本日はいつかのツアー中に交わしたお客様との会話を思い出し、感じたことについて書かせていただきます。
◆いつかのお客様が仰るには…
「何年か前、石垣島から日帰りで西表島の観光ツアーに参加しました。水牛車に乗って由布島へ行ったり、仲間川の遊覧船も乗りました。」
「遊覧船に乗っているとカヌーを漕いでいる人がいて、いつか自分もカヌーに乗ってみたいな…と思い、今回は西表島に宿泊しました。」
「しかしカヌーツアーは山登りとセットになったものが多く、年齢も65歳までというお店ばかりでした。70代の我々はせっかく西表島に来ても何もできないのかと思った時に見つけたのが風車さんのカヌーツアーでした。」
こちらのお客様が見つけてくれたカヌーツアーこそが当店のカヌー体験コースでした。
◆ツアー終了後の感想
カヌー体験コースのツアー中に70代のお客様からよくいただく言葉があります。
- 予想以上にカヌーはのんびり漕ぐね
- 予想以上にマングローブが近くで見れるね
- 予想以上にすごいジャングルだね
- 予想以上に楽しいね
とにかく「予想以上に○○だね」と仰います。そんなに予想値は低かったのでしょうか(笑)
カヌー体験コースではガイドはただカヌーを漕いでお客様を先導するだけでなく、漕ぎながら西表島の自然解説をしたり、島での生活や移住したワケなど、おしゃべりをしながら約3時間のツアーを進行します。
ピナイサーラの滝の上や滝つぼを巡るコースでは、道中、ガイドはたくさんの解説をします。時には坂道を登りながら、下りながらの会話もあります。
ご年配の方にとって足元に注意しながらの会話は大変に感じる方もおられますが、その点、カヌー体験コースはカヌーをのんびり漕ぐことがメインなので心配はありません。
途中、気になる風景があればカヌーを漕ぐ手を休めてじっくり写真撮影してくださいね。
風車のカヌー体験コースは対象年齢を4歳~75歳に設定しています。
実際に70代のゲストからツアー後にいただく感想の多くは「ちょうどいい内容のツアーだったよ」です。
◆行ってきたよ!カヌー体験コース
そして本日も70代のご夫婦とのんびりカヌー体験へ出かけてきました。
当初、ツアー中に撮影した写真をブログでご紹介することにはNGとのことでした。しかし、ツアーが終わった後に…
「今日の写真は自由に使ってください。他の70代の方にも同じ経験をしてもらいたいから!」
というお言葉をいただきました。本当に嬉しいですね。ありがとうございます!
◆より多くの方に西表島の素晴らしさを知ってほしい
4月のこの時期はまだ暑くもなく、雨も降らず、ご満足いただけるツアー日となりましたが、これからは気温が30℃を越える日もあれば雨風の強い日もあります。いろいろな状況下でツアーに潜むリスクも様々あります。
当店では70代の皆さまを漠然と受け入れるだけでなく、ツアーの楽しさと併せてツアーに潜むリスクも説明します。
せっかくの西表島観光。
風車では年齢制限でアクティビティが何も体験できない方を減らす努力を続けて参ります。
◆75歳までの方がご参加可能なコース
現在、当店では以下の3つのコースで参加対象が75歳以下となっております。
- カヌー体験コース
ただシンプルにカヌーを漕ぐだけのツアー - マングローブカヌー&由布島コース
カヌー体験コースと由布島観光がセットになったツアー - サガリバナカヌーコース
西表島の初夏の風物詩「サガリバナ」を鑑賞する早朝ツアー
ツアーに関するお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。
春の西表島で自然観察を満喫♪ 2025年4月9日
みなさん、こんにちは!
ガイドのミッキー(立川)です!
ようやく3月の三寒四温を抜け、朝からTシャツ短パンでも寒くない季節になりました。
そんな過ごしやすい気温の中、ピナイサーラの滝の上と滝つぼへお客様をご案内してきました!
◆ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)コース
春休みも終わり、新年度ということで他のチームも少なくフィールドを独り占めできる場面も!
曇りでしたが、そんな日はカヌーもトレッキングも暑すぎずちょうど良い天気です。
滝の上を目指す道中には立派なサキシマスオウノキや所々で海が見られます。
40〜50分ほど山を登れば滝の上に到着!
わくわくランチは素晴らしい景色をおかずに沖縄そば♪
滝の上では蝶のように綺麗な蛾、サツマニシキも見られました!
滝の上でしばらく休憩をとったあとは下山し滝壺を目指します。滝壺までは20〜30分ほど。コケの綺麗な川沿いを歩きます。
ついに滝つぼに到着!
冷たい水しぶきを浴びながら撮影すると迫力のある一枚が撮れますよ。
今日のお客様はお一人だけ滝つぼで泳がれてましたが、水から上がった後も凍えることなく無事にツアーを終えることができました。
ツアーへのご参加ありがとうございました!
◆西表島全体で自然観察
ツアー終了後にお客様をホテルまでお送りする途中、樹上にはカンムリワシが!
特別天然記念物のカンムリワシはツアー中や町中でもしばしば見られます。
すっかり西表島も春めき、山中にはヤエヤマコンロンカが咲いていました。
他にも香りの良いクチナシ、ベゴニアの仲間のコウトウシュウカイドウも見られるようになりました。
滝上や滝つぼの渓流沿いにはヤエヤマスミレ。
絶滅危惧種のヤエヤマヒメウツギも可憐な姿をのぞかせていました。
他にも野生ランのキンギンソウ、香りの良いクチナシ、ベゴニアの仲間のコウトウシュウカイドウなどがツアー中に見れました。
西表島の春のお花を観察した方は是非いまのシーズンにお越しくださいね!
◆本日ご案内のコース
沖縄県一の落差を誇るピナイサーラの滝の “滝上” と “滝つぼ” をじっくり巡る当店人気ナンバー1のコースです。
カヌーとトレッキングで過ごす亜熱帯ジャングルでの一日をぜひ体験してみてください!
貸切りツアーでピナイサーラの滝へLet’s Go! 2025年4月8日
こんにちは!
ガイドのみづきです!
本日は4人家族のみなさんと一緒にピナイサーラの滝つぼまで行ってきました。
◆ピナイサーラの滝(滝つぼ)コース
曇り空が続く天気でしたが、雨も降らず快適な気温でツアー開始!
他のお客様がいなかったので偶然の貸し切り。ラッキー✨️✨️
ライフジャケットにパドルを持って準備万端です。
女性チームはカヌーをグングン漕いでいきます!
2番手のおふたりは苦戦しながらも笑顔でピース✌🏻✨️
広大なマングローブの森の中を漕いでいくと…
今日の目的地、ピナイサーラの滝が見えてきました!
上流に到着。
カヌーから降りてジャングルトレッキングのスタートです!
立派な根っこのサキシマスオウノキと記念撮影。
そこから更に進むとトレッキングも本番!
「登っている感じの写真を撮りますよ」と言うと、みなさん恥ずかしそうにされてました😚
トレッキングも終盤にさしかかり…
ついにピナイサーラの滝つぼへ到着!
まずは大本命の滝つぼで記念にパシャリ♪
まってました!おやつの時間です!
スタッフが心を込めて作ったムーチー(鬼餅👹)をみなさんと一緒にぱくり😋
しっかり休憩したら来た道を帰りましょう。
トレッキングで足を沢山使ったので皆さんお疲れの様子でしたが、帰りのカヌーもスイスイ漕ぎました。
カヌーもトレッキングも無事に終わり、短い時間でしたが楽しんでいただけました。
本日はツアーのご参加ありがとうございました!
◆本日ご案内のコース
人気の「ピナイサーラの滝」の滝つぼを目指す半日コース。
約4時間でカヌー、トレッキング、滝つぼあそびを楽しむスケジュールなのでツアー進行は若干早めです。西表島を象徴するジャングルや名瀑をサクサク訪ねたい方に最適なコースです。
お天気回復!ヤエヤマボタル観賞ツアー .. 。* ゚☆* 2025年4月6日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
3月下旬からほぼ毎日、強い北風が吹いて肌寒く、雨もしとしと降り続いていました。
夕暮れ時に開催しているホタルツアーも春休みだというのに連日の中止。というかご予約がありませんでした(泣)
◆さっそくブログの効果が!
春休みも終わりに近づく頃、やっと暖かい西表島が戻ってきたと同時にホタルツアーについて電話でのお問合せも増えてきました。
「すみません、今夜ホタルツアーありますか?」
「えっ、どうやってツアーのこと知ったのですか!?」と逆に質問してしまいます(笑)
聞くところによると、皆さん3月13日のブログを見てくださったようで感謝感激です。
ということで、ナイトツアー担当のミッキーも本格的に再始動です!
◆ミッキーのナイトツアーが楽しいワケ!
日中は通常のカヌーツアーで身体を動かしているので夜はのんびりしたいところですが、ミッキーはひと味違います。
天気が悪くてホタルツアーができない日が続く中、それでもミッキーは連日ツアーフィールドへ出かけていました。
寒くて風の強い日はなかなかホタルを見ることができません。
他社のホタルツアーもほとんどが中止でしたが、ミッキーはとにかく夜のフィールドに出かけ、ホタルの観察を続けました。
そして、ただホタルが観察できるフィールドへ行くだけではなく、その道中も楽しむ。それがミッキースタイルです。
すっかり日が暮れると、外灯もない暗闇はそれだけで非日常です。せっかくなので夜の生き物観察も可能な限りお楽しみください。
ミッキーのナイトツアーはホタルの乱舞だけで満足していただくのではなく、夜の西表島に感動していただくツアーなのです。
◆ホタルツアー詳細
<開催期間>
2月下旬~5月
*見頃が終えたら終了
<開催時間>
18:30頃~20:30頃(1.5~2時間)
*日没が遅くなると開始時間と終了時間も若干遅くなります。
<参加対象>
8歳~75歳
*暗い場所でも明かり無しで観賞できる方
*ポイントにより暗い道を往復30分ほど歩きます
<ツアー料金>
4,000円/おひとり様
*子供料金なし
*お支払いは現金のみ(おつりのないようご準備ください)
<ツアーの流れ>
ホテルお迎え(18:30~19:00)
↓
移動(車で15分)
↓
ポイントへ移動(山道を徒歩で10~15分)
↓
ホタル観賞(約30分)
↓
暗い道を下山
↓
ホテルお送り解散(20:00~20:30頃)
<重要ルール事項>
ホタル観賞中は照明やスマホの画面など明るくなる物は使用厳禁です。
ホタルツアーは春の西表島の風物詩となっており、大勢の方が観賞に訪れます。明かりを照らしたりスマホで撮影することにより、他社のツアー参加者に迷惑をかける場合がありますのでご配慮ください。
尚、一眼レフなどでじっくり撮影をされたい方は周囲の方々の観賞を妨げることのない場所でお願いいたします。
西表島のホタルに関する環境省からのお願いも併せてご覧ください。
→ 西表島のホタルたち
<備考>
- ツアーは夕食のお時間と重なるため、ツアー開始前もしくは終了後のどちらに食べるのかを決めておくと良いでしょう。
- ツアー終了後はお食事処へお送りして解散することも可能ですが、夕食難民にならないように予め予約しておくことをお勧めします。
- 4月上旬までは暖かい夜もあれば寒い夜もあり、気温が低めで雨風が強い時はホタルがそれほど見られません。悪天候時はガイドの判断で観賞を中止にすることがありますが、その場合のツアー代金は発生しません。
- 日没前後は蚊が多い時間帯です。なるべく肌を露出しない服装をお勧めします。
<ご予約方法>
お問合せフォームに以下の項目をご入力のうえ送信してください。内容を確認後、ミッキーのスケジュールが空いていたらご予約成立となります。
- ツアー参加日
- 参加者人数
- 代表者の携帯電話番号
- 参加者すべての性別、年齢
- お迎えの場所
- お送りの場所
- 夕食について(以下から回答)
1. 未定
2. ツアー前に○時まで△△で夕食
3. ツアー後に○時から△△を予約
他にご不明な点があればこちらまたは お電話(090-8915-0931)にてお問合せくださいね。
※ツアーにご参加いただいた方よりご提供いただいたホタルの様子
2025年春《滝つぼ開き》したよー♪ 2025年3月27日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
春休みに入り、西表島はたくさんの観光客が訪れて久しぶりの賑わいをみせています。
3月の八重山ではすでに海開きも終わり、ここ最近は特に気温の高い日が続いています。
観光で来られた方々にとっては「夏を先取り」といった感じですね。
◆春の知らせは滝つぼから♪
とはいえ、3月の西表島は暑い日は暑い、涼しい日は涼しい。いわゆる「三寒四温」がまだ残る季節です。たまたま25℃以上になる暑い日に来られた方は「夏を先取り」ですが、涼しい日は「夏はそこまで来てるような…」となるでしょう。
そして「3月の海はもう泳げるの?」と聞かれたら「泳げる方は泳げますよ」と、とても微妙な回答になってしまいます。しかし、ここ最近は「今日は滝つぼで泳ぎました!」とツアーから帰ったガイドの報告を受けるようになりました。
海より水温が低い滝つぼ遊びを楽しむ方が増えてきたのは、西表島のツアーショップならではの「春の知らせ」ですね。
滝つぼに入れる目安は気温が25℃近くまで上がり、晴れている。そしてトレッキングの直後で身体が熱くなっている時でしょう。
明後日からまた寒の戻りがありそうなので、それまで滝つぼ遊びに興味のある方はぜひチャレンジしてみましょう!
◆滝つぼ遊びの後は?
濡れた服は着たまま再びトレッキングとカヌーで帰路に着きますので、滝つぼから上がった後は乾いたタオルでしっかり身体を拭き、冷えないように乾いた上着をはおりましょう。
石垣島へお戻りの方は当店ベースでシャワーをご利用いただけるので、着替え一式とタオルを忘れずにお持ちくださいね。
立入制限開始!厳しさを増すピナイサーラの滝ツアー 2025年3月16日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
2025年3月1日より風車がメインフィールドとしているピナイサーラの滝で立入制限が始まりました。
はじめは慣れない事務手続き(立入申請)にバタバタしていましたが、2週間が過ぎた今もバタバタは続いています。(-⊡ω⊡;) アセアセ
→ NHKニュース 西表島で利用人数制限
→ 竹富町 利用人数制限の開始について
◆ツアー内容は変わったの?
新しい制度が導入されましたが、ツアーの内容自体は特に大きく変わった点はありません。
ピナイサーラの滝の利用ルールはエコツーリズム推進法に基づいた西表島エコツーリズム推進全体構想に沿っており、その本流は当店が所属している西表島カヌー組合が定めた自主ルールから派生したものでもあります。
西表島カヌー組合に所属するショップはこれまで自主ルールを厳格に守りながらツアーを開催してきたので、新しい制度が始まっても特段の違和感は無く、これまで通り、規則に従った営業を続けてまいります。
西表島に来られる観光客の皆さんもこれまで通り安心してツアーにご参加くださいね。
◆では何が変わったの?『お客様編』
1. フィールドへの立ち入りは一日200名まで
1業者あたり14名のお客様をご案内できますが、全体では一日あたり200名まで(ガイドも含む)となりますので、春休み、GW、夏休みなどの連休は早めのご予約をおすすめいたします。
2. 竹富町へ事前の立入申請が必要
申請手続きは当店が代行します。ご予約フォームに申請に必要な情報をご入力ください。
入力もれがあると申請許可が下りないので正確な情報をお知らせください。また、代行手数料は発生しませんのでご安心ください。
3. 立入承認事務手数料として500円を竹富町へ納入
手数料500円はツアー代金に含まれるため別途お支払いいただく必要はありません。
ただし、立入申請が承認された後の日程変更については新たな立入申請をする必要があり、ツアー直前の場合はキャンセル料が発生しますので、その際の実費はお客様側にてお支払いいただくこととなります。
4. フィールドに立ち入る際は点呼
ツアー開始前にガイドが「点呼」を行います。参加者の代表の方には申請時にお知らせいただいたメールアドレスに点呼メールが届きます。
その際、代表の方には参加人数を入力して送信するだけのシンプルな手続きをしていただきますが、パソコンでしかメールチェックができないと「点呼」ができませんので、ご予約時はお手持ちの携帯電話で確認できるメールアドレスをご登録ください。
◆では何が変わったの?『ショップ編』
1. オンラインで立入申請
ツアーの予約が入ると、しゅうさんは新しくできたアプリ「西表島フィールドエントリーシステム」から立入申請をします。
ご予約時にいただいた情報をコピペするだけですが、間違うととんでもないことになります!
すごく慎重に、何度も何度も見直しながら作業します。これによりパソコンに向かう時間が30%くらい増えました(汗)
2. ツアーの開始と終了の報告
ツアーを開始するにあたり、ガイドはピナイサーラの滝が立入制限区域にある特定自然観光資源であることを説明します。
その後、参加者の「点呼」を行い、入口に設置された看板にあるQRコードを読み取って立ち入り開始の記録を残します。ツアーが終わる際も再度QRコードを読み取り立入終了の記録を残します。
こうすることで立入制限フィールドでの行動記録が残ります。
◆豊かな大自然を未来につなぐ
運用が始まったばかりのシステムなので、不具合が多くトライ&エラーの日々です。役場の担当者もかなり忙しい毎日かと思われます。
ガイドもツアーを安全に楽しんでいただくだけでなく、事務手続きが増えたので慣れるまでは大変です。
しかし、竹富町もショップもここは一致団結して、西表島の豊かで貴重な大自然を後世につなげる観光資源として大切に活用していく努力を続けていきたいですね。
復活!ヤエヤマボタル観賞ツアー .. 。* ゚☆* 2025年3月13日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
♪ほたーるのひーかーり まーどのゆーきー
3月はお別れのシーズンですね。
西表島では中学校を卒業した子供たちは島を、親元を離れて石垣島や沖縄本島、内地(本土)の高校へと進学していきます。
一年前、我が娘も島の方々の温かな激励のもと、心に残る島立ちをさせていただきました。
あれから一年。時が経つのは本当に早いですね。
離島では4月の頭まで多くの別れと出会いのシーンが繰り広げられます。
◆自然界は出会いの季節
西表島では人より一足早く、島の生き物が出会いの季節を迎えています。
それは何かというと、ホタルです。
暖かい日の日没直後は繁殖のために集まったホタルの光がすごいんです!
日本最小といわれるヤエヤマボタルが放つ光は3月から5月頃まで観察できます。
見られる時間帯は日没後の30~40分ほど。
短い時間ですが、暗くなるにつれ森の茂みに広がる小さな光の点滅や、チカチカ光りながらフワリと舞うホタルの姿はとても幻想的です。
そして2025年の春、風車では季節限定、しかも一日の内のわずかな時間しか現れない自然のイルミネーションを観賞するホタルツアーをひっそり復活いたしました!
◆ホタルツアーストーリー
手前味噌ですが、当店のガイドはみんな人あたりが良くて話しやすいタイプです。
これまでカヌーツアー中にホタルの話題になることが何度もあり「そんなにきれいなら観てみたい」「ホタルツアーはしないの?」というお言葉を多くいただきましたが、そのつど「うちは昼間のツアーがメインなので夜は自分の時間を大切にしているんですよ」とお答えしてきました。
が、しかし! 今年は違います!
当店ガイドのミッキー(立川幹人)が「西表島の夜をもっと楽しんでもらいたいなぁ♪」と柔らかな笑顔でやる気満々なのです。
西表島には多くのツアー会社があり、ホタルツアーを開催しているショップもたくさんあります。
お客様にとっては同じようなツアーをどこで予約したらいいか悩むところですが、日中、風車のカヌーツアーに参加された方にとってはショップの雰囲気やガイドの人柄が分かっているので、安心してご参加いただけると思います。
というわけで、今年はホタルツアーを15年ぶりに復活させました。
ガイドはもちろんミッキーです!
今のところホタルツアーのお客様は日中のカヌーツアーに参加された方がほとんどで、ホームページのツアーメニューにも載っていない、いわゆる「裏メニュー」となっていますが、ご興味のある方はお問い合わせフォーム(ページ下の<ご予約方法>を参照)やツアー中に直接ガイドまでご相談ください。
◆こだわり!風車のホタルツアー
暗くなると大勢の人が集まるホタルポイントですが、当店では少し早めの明るいうちに現地へ向かいホタルの出現を待ちます。
なぜなら、まだ明るさが残るうちから日が暮れるまでの間は、お客様とのコミュニケーションを大切にする時間でもあるからです。
よって当店のホタルツアーは「短い時間でさっと行って、さっと帰り、なるべくホタルより夕食を優先したい」という方には不向きなコンセプトです。
ガイドのミッキーと初対面であれば、なおさら顔が見える明るいうちに会えるほうが安心感がありますよね。
ホタルを観賞するだけでなく、夕暮れに赤く染まる空、コウモリやコノハズク、虫やカエルの鳴き声など、ホタルポイントへ向かう道中もミッキーの解説で西表島の「たそがれ」をお楽しみください。
晴れていれば満点の星空も眺めることができますよ。
◆ホタルツアー詳細
先日ツアーにご参加いただいたお客様より、ヤエヤマボタルが美しく乱舞する様子のお写真をご提供いただきました。
夜のジャングルに煌めく自然のイルミネーションが本当に美しいですね。
ありがとうございました!
ここまで鮮明にホタルの光を捉えるのはなかなか難しいかもしれませんが、みなさんも夜の写真撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<開催期間>
2月下旬~5月
*見頃が終えたら終了
<開催時間>
18:30頃~20:30頃(1.5~2時間)
*日没が遅くなると開始時間と終了時間も若干遅くなります。
<参加対象>
8歳~75歳
*暗い場所でも明かり無しで観賞できる方
*ポイントにより暗い道を往復30分ほど歩きます
<ツアー料金>
4,000円/おひとり様
*子供料金なし
*お支払いは現金のみ(おつりのないようご準備ください)
<ツアーの流れ>
ホテルお迎え(18:30~19:00)
↓
移動(車で15分)
↓
ポイントへ移動(山道を徒歩で10~15分)
↓
ホタル観賞(約30分)
↓
暗い道を下山
↓
ホテルお送り解散(20:00~20:30頃)
<重要ルール事項>
ホタル観賞中は照明やスマホの画面など明るくなる物は使用厳禁です。
ホタルツアーは春の西表島の風物詩となっており、特に春休みシーズンは大勢の方が観賞に訪れます。明かりを照らしたりスマホで撮影することにより、他社のツアー参加者に迷惑をかける場合がありますのでご配慮ください。
尚、一眼レフなどでじっくり撮影をされたい方は周囲の方々の観賞を妨げることのない場所でお願いいたします。
西表島のホタルに関する環境省からのお願いも併せてご覧ください。
→ 西表島のホタルたち
<備考>
- ツアーは夕食のお時間と重なるため、ツアー開始前もしくは終了後のどちらに食べるのか決めておくと良いでしょう。
- ツアー終了後はお食事処へお送りして解散することも可能ですが、夕食難民にならないように予め予約しておくことをお勧めします。
- 4月上旬までは暖かい夜もあれば寒い夜もあり、気温が低めで雨風が強い時はホタルがそれほど見られません。悪天候時はガイドの判断で観賞を中止にすることがありますが、その場合のツアー代金は発生しません。
- 日没前後は蚊が多い時間帯です。なるべく肌を露出しない服装をお勧めします。
<ご予約方法>
お問合せフォームに以下の項目をご入力のうえ送信してください。内容を確認後、ミッキーのスケジュールが空いていたらご予約成立となります。
- ツアー参加日
- 参加者人数
- 代表者の携帯電話番号
- 参加者すべての性別、年齢
- お迎えの場所
- お送りの場所
- 夕食について(以下から回答)
1. 未定
2. ツアー前に○時まで△△で夕食
3. ツアー後に○時から△△を予約
◆西表島に泊まる方の特権
夜に開催するホタルツアーは西表島に宿泊される方のみ楽しめる季節限定コースです。
せっかくの春の西表島。夜風が心地よいこの季節に西表島の思い出を一つ増やしてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
<内輪ネタ> カヌー置き場が新しくなりました! 2025年3月6日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
とってもとっても内輪なお話ですが、先日、普段使用しているカヌー置き場の改築工事がありました。
◆良い面もそうでない面もあったりして…
風車のメインツアーはピナイサーラの滝まで行くカヌーとトレッキングです。
このフィールドで25年以上営業していますが、これまでは西表島カヌー組合に加盟しているショップが厳しい自主ルールを守りながらカヌー置き場を管理していたのですが、この度それらを全て撤去し、竹富町が新しく整備してくれました。
これからは置き場の使用料を竹富町に月々支払うことになりますが、破損などが起きた場合は竹富町の予算で修繕してくれるそうです。
ただし、今までに比べ各ショップに割り当てられたスペースが狭くなってしまったため、置けるカヌーの数も減ってしまいました。
◆新しい時代へ
西表島では3月1日から始まった厳しい立入制限に向け、急ピッチで色々なことが変わりました。カヌー置き場だけでなく、立入制限エリアへの入域申請手続きも複雑です。
そしてガイド自身にも制限がかかります。
竹富町の条例に基づいて認定されたガイドの中から、さらなる試験(カヌー実技、トレッキング実技、筆記、面接)に受かった者だけが立入制限フィールド内でのガイド業が許されるのです。
風車は一昨年の12月から準備を進めていたので、2025年3月1日の立入制限スタート日には4名のガイドを揃えることができました。
しかし、これから入社する新人ガイドは認定試験に半年から1年は要するので、それまで立入制限エリアでのガイドはできません。
かなりの時間を要する厳しい制度なんです…
(゚ー゚;A アセアセ
もしもピナイサーラの滝でのガイド業に興味がある方がいたら風車までご連絡ください。しっかりサポートさせていただきます!
◆意外に知られていない楽しみ
カヌー置き場の話のついでに…
当店のカヌー体験コースやピナイサーラの滝を目指すコースは、駐車場で車を降りてからカヌー置き場まで10分ほど歩きます。
実はそのルートが楽しいのです!
各自パドルを持ってジャングルへの入り口へ向かいます。
木道が現れました。
西表島の大自然で暮らす動植物の群落地へ続きます。
サガリバナをはじめとした亜熱帯植物が鬱蒼と生い茂り、足元の湿地帯ではとぼけた表情が愛らしいミナビトビハゼやオキナワアナジャコが作り上げた「塚」を観察することができます。
初めて西表島を訪れた方にとっては、カヌー置き場までのただの移動も立派な「ジャングル探検」です。
本題のカヌー体験の前に写真撮影したくなりますね。
さらに カヌー体験コース と マングローブカヌー&由布島コース では、カヌーの折り返し地点でいったん上陸して短いお散歩タイムがあります。
その際はサキシマスウオノキ群落の観察もできますよ。お楽しみに!
団体様いらっしゃい♪クーラの滝ツアー! 2025年2月26日
みなさん、こんにちは!
西表島風車のしゅうさんです (-⊡ω⊡)/
先日、久しぶりにガイドの星くんと一緒にクーラ川ジャングル探検コースへ行ってきました。
◆隠れ家的なフィールド
ガイドブックにもあまり紹介されていないクーラの滝は、クーラ川の上流にあるので「クーラの滝」と呼ばれています。
とても小さな川を遡った先にあるとても小さな滝と滝つぼですが、訪れる人が少ないのでまさに隠れ家的なフィールドです。
◆前日予約でも対応可能
「明日、9人でクーラの滝へ行けますか?」
クーラの滝は1名のガイドがご案内できるお客様は8名までと竹富町のルールに定められています。
予約台帳をチェックすると、しゅうさんと星くんが対応可能なのでご予約を受けることになりました。団体様のツアー参加はとてもありがたいことです。
しかし、風車のベテランガイドの星くんと一応オーナーであるしゅうさんのスケジュールが空いていたなんて…
大学生の春休みシーズンも始まったので、もっと営業をがんばらないといけないですね(反省)
◆クーラの滝ツアーは団体さま向け
団体旅行の場合、窓口となる幹事さんはお店とのやり取りがあるのでツアー内容を把握されていますが、他のメンバーはカヌーやトレッキングに対するイメージや意気込みというか気合いに温度差がある場合があります。
とはいえ、そのような状況でもクーラ川ジャングル探検コースは問題がありません。
なぜなら4歳から楽しめるスーパーライトな半日コースなので、のんびりモードの方でも程よく遊べる、しかもフィールドの雰囲気が抜群に良いのです。
まずは海に浮かべたカヌーに乗り込み、クーラ川の河口を目指して漕ぎ始めます。
メンバーは岩手県よりお越しの仲良し9人組み♪
河口に架かる橋をくぐると一気にジャングル感が押し寄せます。
川幅は広くなく流れも穏やかなので、マングローブを間近に観察できます。
野鳥のさえずりをBGMにゆっくり進みます。
上流に到着したらカヌーを降りて滝を目指します。
川を横切ったり濡れた岩場を歩くので、すべって転ばないように一歩一歩、慎重に進みます。
15分ほど歩くとクーラの滝が見えてきました。
滝も滝つぼもコンパクトですが、小さなお子様や体力に自信がない方、ほどほどに遊べればいいよという方、メンバーみんなで楽しめるツアーを求める方にとっては最適なフィールドです。
暑い日は滝つぼあそびと滝浴びも楽しめます。あ、冬でもチャレンジしたい方はどうぞ!
◆ランチもシャワーも付いてます
ツアーは短時間ですが、こちらはランチ付きのコースです。
アクティビティ終了後は風車のベースに戻って作り立ての沖縄そばをいただきましょう。
カヌーの乗り降りやジャングルを歩く際はひざ下まで水に濡れるので、必要であればシャワーもご利用ください。もちろん無料です。
マングローブのトンネルをくぐりながらジャングルを縫うように流れる川をカヌーで進む。
これぞリゾートホテルでも体験できない大自然の癒しですね。
ツアーのご参加ありがとうございました!