<風車の思い> カテゴリーの記事
コロナワクチン3回目接種完了! 2022年3月20日
今日はツアー終了後、私、しゅうさんとスタッフの星くんはコロナワクチンを接種してきました。
そして明日と明後日は副反応が出た場合に備え、臨時休業とさせていただきます。
◆3連休にワクチン接種?
この2年間、当店はコロナ禍の影響でお客様も激減し、将来の不安も解消されることなく日々の生活を「今できることをコツコツと」のスタイルで過ごしてきました。
その中で今年の3月はコロナ第6波が落ち着いたということで、連日、多くの観光客の皆さんが西表島へお越しになっています。そして3月後半の3連休は待ちに待った「稼ぎ時」なのですが、なんとコロナのワクチン接種とスケジュールが重なってしまいました(泣
「集団接種を受けず春休みシーズンが終わって仕事が一段落する閑散期に、あらためて石垣島の病院で個別接種する」という選択肢もありましたが、当店では「たとえ稼ぎ時に休業したとしても可能な限り早く接種しよう!」という決断にいたりました。
◆可能な限りベストなコロナ対策を
今、当店にとって大切なことは「稼ぎ時にしっかり稼ぐ」というスタンスよりも「コロナの第7波を最小限に抑える」ことだと考えています。
全国から観光で来られる不特定多数の人々と接する職業のため、自分が感染を広げる原因になる可能性もあります。
2年前の4月、5月は脆弱な島の医療を守るという名目で西表島のほとんどの事業所が営業自粛をしましたが、脆弱な島の医療は一朝一夕で強固になるものではありません。
ワクチンを接種できるチャンスがあるのなら早めにした方がいい、ただそれだけの気持ちです。
◆臨時休業は2日間です
ガイドのほし君は、1回目も2回目も副反応がなかったみたいで「休みなしでも大丈夫ですよ!」と社長泣かせなことを言ってくれましたが、やはり無理はできません。
そしてワクチンを接種した2日後には元気になる例がほとんどだそうですが、その前日まで高熱が出ていたのに、次の日からガイドとしてゲストの命を預かることもやはり心配。というわけで、当店は接種後、2日間は身体を休める日にします。
◆鳴くまで待とう時鳥
そうこうしているうちに春休みも終わり、稼げる時に稼げないショップになりそうですが、今は辛抱の時かな…と熱っぽい頭で徳川家康になったつもりで自分に言い聞かせています。
ちなみに写真はワクチン接種前の元気なしゅうさんです。明日になれば元気復活の予定ですよ!
それでは、これからも西表島カヌーツアー風車をよろしくお願いします!
ゲストを「集める」ツアーからゲストが「集まる」ツアーへ 2021年5月5日
こちらの記事は2021年5月現在の情報です。
最新の交通案内につきましては、各コースの詳細ページにてご確認ください。
こんにちは。
本日、5月5日こどもの日に梅雨入りとなった西表島です。
朝から蒸し暑いなあ。。そろそろ梅雨入りかな?と思っていた矢先の梅雨入り宣言です。
さて、今日は人気のピナイサーラの滝コースの集合時間について、当店の思いをお伝えしたいと思います!
◆石垣島からの日帰り参加は大変
風車のツアーは基本的に他店より1時間くらい早く集合します。
石垣島から日帰りで来られるゲストは、石垣港を7時30分発の上原港行きのフェリーに乗る必要があります。
ということは、ホテルを出発して石垣港の駐車場にレンタカーを停め、船が出る15分前までに乗船券を購入する。となると、朝5時過ぎには起きなくてはなりません。
ホテルの朝食時間より早く出発するから朝ごはんはコンビニで…。なんら都会生活と変わらない朝かもしれませんね。
朝早いフェリーに乗るのはとても大変だということは重々承知しています。
西表島に来られる観光客は石垣島に泊まりながらの“日帰りツアー”が一般的で、その多くは石垣港を8時30分発のフェリーに乗船するように設定されています。
当店も少し前までは多くのツアーショップと同じく8時30分発の便でツアーを募集していました。石垣島に宿泊しているゲストが、いつもより少し早起きをして朝食をとれば間に合う時間帯。つまり丁度よい出発時間なのです。
しかし、現在は以前より1時間早い出発時間に変更したので、当店のツアーは石垣島からのゲストはめっきり減りました(涙
◆集めるツアーからの脱却
集客をがんばって、より多くのゲストに来てほしい。そのためには石垣島からのゲストの利便性を考えると8時30分発のフェリーが最適だろう。それはおそらく他のツアー店も同じ考えです。
しかし、この小さな西表島に100社前後もあるツアー店が同じ時刻に出発するフェリーを指定したらどうなると思いますか?
店では少人数制を謳っていても、大勢のゲストが同じ時間に西表島に到着し、同じ時間に港のトイレを使用し、同じ時間にフィールドへ向かう。そして帰りも同じ時間のフェリーで石垣島へ戻る。
当店もゲストを集めるため、多くの他店と同じように8時30分発のフェリーを指定していました。
なぜなら、フィールドが混んでいても楽しめるのがピナイサーラの滝コースの長所であり、ゲストの満足度が極端に下がるということも無かったからです。
ただし、ひと気の少ない静寂に包まれたフィールドの素晴らしさを知っているガイドとしては、利便性よりもツアー自体の満足度を更に高めることを重要視したい思いが強く、そこを目指すようになりました。
それゆえの“石垣港を7時30分発の上原港行きのフェリーに乗ってください”であり、他店より1時間早い出発となった理由です。
◆コロナ禍により安心なツアーを
コロナ禍において「三密は避けなければならない」と繰り返し言われてきましたが、最近では一つの密でも感染してしまった事例もあるようです。
石垣島に宿泊しているゲストの利便性を重視して満員のフェリーに乗船していただくよりも、朝から大変だけど、その一つ前のフェリーに乗ってもらう。そのことにより密状態を少しでも回避できるのなら、それは安心、安全なツアーに繋げることができます。
現在、旅行に来られる方の一番の心配はやはりコロナウイルスへの感染であるのなら、乗船率の低い時間帯のフェリーに誘導するのもコロナ対策として有効である。と当店は考えます。
ただ、実際問題、ただでさえ2019年当時に比べて西表島への来島者は激減しているので、ゲストをたくさん集めたい気持ちは正直あります。しかし、そこはぐっと耐えています。
◆瓢箪から駒、満足度のより高いツアーへ
では、実際に他店より1時間早く石垣島を出発するとどうなるのか?
当店のゲストが石垣港を7時30分発のフェリーに乗って西表島へ到着したころ、石垣港は一番活気に満ち溢れています。
そして、多くの石垣島からの日帰り観光客の皆さんが8時30分発のフェリーに乗っているころ、当店のゲストは密状態とは無縁のフィールドで、人がほとんどいない静けさを満喫していることでしょう。
他店のゲストとの接触が極限まで減り、ガイドですら非日常だと感じるレベルの人気フィールドでの静寂です。
当店のスタッフは言います。
「もう前みたいには戻れませんよね」
そしてゲストの皆さんも言います。
「早起きして良かった。イメージ以上で最高!」
当店のガイドはゲストは少ないながら、出発時間を早めることで満足度がより高くなることを理解しています。なぜなら同じフィールドを何度も訪れたガイド自身が日々、感動するレベルなのですから。
コロナ禍は観光業に大きなダメージを与えてくれました。まだダメージを与え続けているといったほうが正しいでしょうか。
その中であっても当店はゲストを「集める」ツアーから脱却しました。なぜなら、ゲストが集まりにくい早めのツアーを開催することで、逆にフィールドの静けさが満足度を上げる要因となるからです。
いずれはその満足度の高さが評判となり、結果として当店にゲストが集まると嬉しいです!
なかなか世の中そんなに甘くないか…笑
当店では他店より早いツアー出発を自信をもっておすすめします。
◆西表島にご宿泊の方も安心してください
星野リゾートなど西表島に宿泊されている皆さまにも早い出発でご案内しております。
他店と比較する際、比較するショップに聞いてみてください。
「石垣島から来る参加者がいたら、何時のフェリーに乗ってもらうのですか?」
それが石垣港8時30分発だった場合、当店のゲストが体感するフィールドでの極上の静けさを、特に繁忙期は味わえないかもしれません。
ツアーの集合時間などにご不明な点、ご要望などありましたら当店までお気軽にご連絡ください。
西表島より謹賀新年!! 2021年1月1日
皆さま、明けましておめでとうございます!
2021年も新型コロナウイルスの感染拡大により観光事業者にとっては厳しい一年になりそうですが、そこは前向きな気持ちでがんばって参ります。
昨年末の寒波が海の生き物にとっての「試練」であったように、コロナによる打撃も当店にとっては乗り越えなくてはならない試練です。
ピンチをチャンスに変えることは容易ではありませんが、粘り強く営業を続けていく所存です。
ということで、本年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします!
2020年 大晦日 in 西表島! 2020年12月31日
◆大晦日に寒波到来!
数日前からの寒波到来によって、ここ西表島でも最低気温が10℃近くまで下がって厳しい寒さに見舞われました。一年に数回しかない寒さです。
今日は危うく暖房のきいた部屋でダラダラと一年を締めくくってしまうところでしたが、防寒対策をしっかりして家族で海へ出かけてきましたよ。
なぜなら、海岸沿いには寒さで仮死状態となった魚たちがたくさん打ち上げられるのです。
◆一年の締めくくりは海の幸で
そして、この日一番の収穫となったのが島ダコ。夕飯のおかずには十分すぎるサイズです。
ニンニクとニラと一緒にバター醤油炒めにして、紅白歌合戦のNiziUを見ながら、年越しそばとあわせて美味しくいただきました。
寒波がやってくると海水温が一気に下がるので、普段、温かい海で暮らしている南国の魚にとっては、まさに命をかけた「試練」なんでしょうね。
◆今年一年ありがとうございました
未曾有の事態に見舞われた2020年でしたが、来年もまだまだ辛抱の日々が続くことになりそうです。
しかし、焦ることなく、やがて来る春に備え、風車らしく無理のない丁寧な営業を心掛けて2021年を過ごしていきたいと思います。
社会が混乱する中にあっても当店のカヌーツアーにご参加いただいたゲストの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました。
来年も西表島カヌーツアー風車をどうぞよろしくお願いいたします。
送迎に関する風車独自のコロナ対策について 2020年9月3日
9月に入ってもまだまだ夏の日射しが降り注ぐ西表島ですが、真夏とは違う朝晩の涼しさ、明けの夜空にきらめくオリオン座をはじめとする冬の星座など、明らかに季節のうつろいを感じる今日この頃です。
さて、いまだ終息のきざしが見えない新型コロナウイルスですが、当店ではウイルスの感染防止、万が一感染してしまった場合に感染を拡大させないための独自の取組みがあります。
その中でも、本日は送迎についての取組みをご紹介いたします。
◆ツアー中に感染リスクはあるの?
カヌーやトレッキングツアーは屋外でのアクティビィティのため、新型コロナウイルスに感染しやすいと言われる密閉、密集、密接のいわゆる「三密」は起こりにくい環境下です。
しかし、感染リスクが100%無いとは断言はできません。
私たちは感染症対策のプロではないため、常に新型コロナウイルスに対しての正しい知識を学び、公的機関が感染防止対策として有効であると発表したものを実践し続けている状況です。
◆感染防止対策の重点ポイントは“送迎”
屋外でのアクティビィティに三密は起こりにくいと思います。しかし、ツアーを開催するにあたり当店が一番気になっているのは送迎です。ゲストの送り迎えやフィールドに移動するまでの車内では何かしらの対策を施さないと「三密」になってしまいます。
当店では8~10人乗りの車両を使用しています。そのため窓を閉めたまま15分以上走行すると、万が一の場合、濃厚接触者となってしまう可能性もあります。
そのため、当店では送迎時における感染防止対策を以下の通り実行します。
また、対策の効果を生むためにはゲストの皆さまのご協力も欠かせませんので、アルコール消毒やマスクの着用にご協力お願いいたします。
<対策1> 乗車前
当店のスタッフはもちろんのこと、ゲストの皆さまにもマスクの着用は必須となります。そして、手指をアルコール消毒してからご乗車ください。
当店では石垣島の老舗酒造メーカーである請福酒造で生産される請福77をアルコール消毒に使用しております。
泡盛の蔵元がつくるだけあって、通常のアルコール消毒液とは違う泡盛の香りのする消毒液です。
<対策2> 走行中
換気のため窓を開けたまま走行します。
雨天の場合は窓を少しだけ開けるか閉めて、エアコン機能を外気導入にして換気を促します。
<対策3> 西表島内からご参加のゲスト
今年は観光業にとって受難の一年、いえ、この受難が数年続く可能性もあります。
当店も厳しい経営環境にあり、本来なら送迎の範囲を拡大して少しでも多く集客の機会を増やすことを考えたいところですが、送迎時の感染リスクを減らすため、苦渋の決断ですが、送迎の範囲を狭めさせていただきます。
▼送迎が可能なエリア
当店ベースから半径5㎞圏内(地図中の赤枠で囲んだエリア)、車で15分以内のホテルのみを送迎範囲とさせていただきます。星野リゾート西表島ホテルは半径約3kmなので送迎可能です。
▼送迎できないエリア
残念ながら送迎できない主な宿泊施設は以下のとおりです。
ジャングルホテルパイヌマヤ、エコビレッジ西表、竹盛旅館、島時間、ラ・ティーダ西表リゾート、南ぬ風、西表アイランドホテル、海人の家、イルンティフタデムラ、その他の半径5km以上離れている宿泊先
▼送迎できないエリアからツアー参加ご希望の場合
基本的にはレンタカーでご来店ください。
路線バスやタクシーをご利用の場合は、西表島の交通事情をよくお調べになることをお勧めいたします。
●タクシー
事前予約制となっております。詳しくはやまねこタクシーさんへ直接お問い合わせください。
●路線バス
他のゲストの時間調整が可能であれば、西表島交通さんの路線バスに乗って上原港までお越しください。
往復ご利用の場合は一日フリー乗車券がお得で、クレジットカードや電子マネー等のキャッシュレス決済も可能です。
三密対策もバッチリです。日本最南端の路線バスを安心してご利用ください。
→新型コロナウイルスに対しての取組み
例)ラ・ティーダ西表リゾートなど大原港周辺にご宿泊
始発の白浜方面行きの路線バスに乗車
↓
上原港で下車
↓
当店のスタッフがピックアップ
※通常より遅めの行程になりますが、他のゲストの時間調整が可能であれば対応いたします。
<対策4> 石垣島からご参加のゲスト
現在、当店では上原港へのお迎えは混雑時を避けて行っています。理由は以下のとおりです。
▼コロナ禍以前
当店では、石垣島からのフェリーが西表島に到着する前から、上原港でスタッフが看板を持ってゲストの皆さまをお待ちしていました。
フェリーが到着すると大勢の観光客が下船します。そして、そのフェリーが折り返して石垣島へ行くため、乗客たの長蛇の列がすでにできています。
しかもその場にいるのはアクティビティ関連のスタッフだけではなく、レンタカーやホテルのお迎え、見送りの人たちで溢れかえり、かなりの密集、密接な状況が発生していました。
▼コロナ禍以後
現在は、石垣島からのフェリーが西表島に到着する前から上原港でスタッフが待機することを自粛しています。要するにフェリーが上原港に到着しても風車のスタッフはまだいません。
フェリーが上原港に到着しはじめると船内では出口に人が押し寄せ、かなりの「密」が生じます。
当店のゲストの皆さまには感染のリスクを避けるためにも、ソーシャルディスタンスを意識しながらゆっくり下船することをお願いいたします。
そして、港ターミナルでトイレをお済ませの上、建物の出入り口付近でお待ちください。フェリーが到着してから、10分後くらいにスタッフがお迎えにあがります。
上原港の混雑時に当店のスタッフが滞在時間を少なくするための取組みです。
◆新しい生活様式を独自に考える
送迎の範囲を狭める、港へ行く時間を遅らせる、などなど、これまでは考えもしなかった対応を強いられることに心苦しい思いもあります。しかし、当店ではゲストの皆さまやスタッフを感染症のリスクから少しでも守ることができるのであれば、今はそちらを優先したいと考えています。
これまでの常識が変わりつつある状況がいつまで続くのかは分かりませんが、これからも新しい生活様式に則った営業活動を展開してまいりますので、ゲストの皆さまもご協力のほどよろしくお願いいたします。
当店は感染防止対策の徹底を宣言します 2020年8月8日
「当店では新型コロナウイルス感染症の予防ガイドラインを尊守しています。」
この宣言は、沖縄県が事業者による自主的な感染防止対策の宣言を促進する取り組みとして令和2年8月5日より実施しているものです。
以下の「沖縄県感染防止対策徹底宣言ステッカー」を掲示することにより、沖縄県またはその指示を受けた者が施設を訪問し、感染防止対策について直接確認をする場合があるとのことです。
当店は感染症対策のプロ集団ではありませんが、少しでも正しい知識を得、実践し、感染症対策を継続していきたいという想いがあります。
当店のツアーに参加される医療従事者の方で、もし当店の感染症対策において気になることがございましたら、遠慮なくお申し付けください。早急に対応し、改善いたします。
ゲストの皆さまが安心してご利用していただけるための努力は惜しみません。
西表島カヌーツアー風車
代表 大谷修一
西表島でのコロナ感染者発生による今後の対応について 2020年8月5日
令和2年8月4日、竹富町より新型コロナウイルス感染症患者が1名確認されたと公式に発表がありました。
→竹富町による発表
現状としては西表島だけでなく竹富町の他の島々、竹富島や小浜島なども緊張感が高まっているのは間違いありません。
昨夜は竹富町長の記者会見がありましたが「特に観光客の来島自粛は今のところは考えていない。今後の状況を見ながら考えていきたい。」と発言されていました。
→竹富町長記者会見
ちなみに令和2年7月31日に沖縄県が再び緊急事態宣言を発表しています。
8月1日から8月15日の期間内、県外からの来県は自粛の要請はしていませんが、慎重な判断を求めています。
→沖縄県緊急事態宣言
◆当店における今後の対応
竹富町独自の緊急事態宣言が発令された場合、速やかに営業自粛に入ります。
今は竹富町もそこまでは考えてはいないかもしれませんが、状況は日々、変化しますので、当店のツアーにご予約頂いておりますゲストの皆さまは竹富町の最新情報の入手をお願いします。
→竹富町公式LINEアカウント
尚、緊急事態宣言が発令されていなくても、当店のスタッフから体調不良者が発生し、PCR検査を受ける必要性がある場合、その時点から陰性の検査結果が出るまでは営業を自粛いたします。
◆ゲストの皆さまへのお願い
当店のツアーに参加予定のゲストの皆さまには、以下の点をお願いしたいと思います。
(1) COCOAの登録
新型コロナウイルス接触確認アプリのCOCOAをダウンロードされていない方は早めの登録をお願いします。
常に14日間は陽性者との接触がないことを確認できる状態で西表島へ来ていただけると嬉しいです。
そして当店のスタッフもCOCOAをダウンロードしたスマートフォンを携行しており、陽性者との接触があった場合、迅速に保健所へ報告をいたします。
→厚生労働省HP
(2) 行政の発表にご注意ください
ゲストの皆さまがお住まい各都道府県、市町村において移動自粛が出ている場合は、可能な限りご旅行をお控えください。
当店ではコロナ対策でのガイドラインを作成しただけでなく、忠実に実行いたします。そして八重山で発生しているコロナに関しても最新の情報を入手し、ガイドラインをさらに強化し、予防に努めてまいります。
*2021年* サガリバナカヌーツアー開催決定! 2020年7月29日
今年は6月中旬にサガリバナツアーの開催を発表し、下旬から静かにツアーを開催しました。
◆2020年サガリバナツアーを振り返って
普段以上の早起きはやはり大変で、ツアーの後片付けを終えると、まずはひと眠り…といった具合でしたよ。
しかしそれは肉体的な疲れではなく、夜明けと共に始まる幻想的な光景をゲストの皆さまと観賞できた達成感と安堵感からでしょう。
サガリバナツアーに参加いただいた全てのゲストの皆さまの、あまりにも沖縄が好き!西表島が大好き!という気持ちがビンビン伝わってきましたよ。
◆日本で唯一、夏の西表島で観る一瞬の光景
今年のサガリバナツアーのテーマは“撮影”でした。
花の観賞はもちろんですが、写真撮影や散りゆく姿をじっくり録画できるよう、時間調整に気を配りました。
おかげさまで、ゲストの皆さまにはご納得いただけるまで撮影に時間を費やすことができ、今シーズンのサガリバナツアーの目標が達成できました。
◆静けさに包まれたお花見
今年はラッキーなことに悪天候によるツアーの中止はありませんでした。ツアーの無い日に早朝から雨…なんて事はありましたが。
そして、今年のサガリバナは7月10日辺りに開花のピークを迎え、ツアーはその後も一週間ほど開催することができました。
2020年夏、当店では古見(こみ)集落にある後良川(しいらがわ)を利用させてもらいました。しかし、コロナ禍の影響でしょうか? お花見の全盛期だというのに、あり得ないくらい訪れる人が少なかったのが印象的でした。
人が少ないので自分たちのペースでゆっくり楽しむことはできましたが、観光を生業とする身としては正直なところ不安感もあります。いったいコロナ禍の影響はいつまで続くのでしょうか…。
◆2021年夏、サガリバナツアー開催!
とーっても気の早い話ですが、当店では来年もサガリバナツアーの開催を決定しました。善は急げ!です。
▼開催日
前期:2021年6月24日~29日
後期:2021年7月8日~13日
※上記以外の日程は要相談のうえ個別対応となります
▼ツアー代金
9,000円(税込み)
※個別対応ご希望の場合は1~3名様で33,000円(税込み)
これまで当店ではデイツアー(いわゆる日中の一日コース)を主力とし、サガリバナツアーはデイツアーに影響のない範囲での開催でした。しかし、2021年は他のコースに先駆けて先行予約をしていきたいと思います。
◆先行予約をする理由
サガリバナツアーは、ガイド1名に対して4名様までのゲストをご案内いたします。しかし緊急時に備え、あと1名のガイドがベース(当店)で待機しています。
よって、サガリバナツアーには常に2名のガイドが必要となるため、デイツアーの予約が入り始めるとガイドの確保が困難になるのです。
以上の理由から、先行予約をすることで、来年は開催日数を増やしていきたいと思います。
◆こんなに気合いを入れる理由
2020年7月現在、当店には5名のガイドが所属しております。
夏の繁忙期は台風が来ないと休めない…。そんな状況が何年も続いていましたが、今年の夏はコロナ禍の影響でゲストが激減しました。
しかしリピーターの方々は、このような状況下においても西表島を訪れてくれるのです。
そんな皆さんはコロナを島に持ち込まないよう、旅行前からコロナ対策をされている方ばかりです。しかも、そのような万全の生活を送られていても、旅行の出発前には「今、西表島に行ってもいいのですか?」と私たちの心配までしてくれています。
そんなリピーターの皆さまがサガリバナ全盛の季節に西表島へ来ても、サガリバナツアーに参加できない、そもそも開催していない。というのが申し訳なく感じたのです。
当店が主力とするデイツアーでもご満足いただけると思いますが、6月下旬から7月上旬までは、日本で唯一、西表島の「奇跡の光景」が観られるサガリバナツアーをご提案することで、より西表島を好きになっていただきたいのです。
◆十分な準備をしてから
サガリバナが咲いているからといって、ツアーも毎日開催するわけではありません。なぜなら、潮の満ち引きの影響により、サガリバナがどんなにたくさん咲いていたとしても見え方が変わるのです。
詳しくは、サガリバナカヌーツアーに対する風車の思いを書かせていただいたこちらのブログも是非ご覧いただければと思います。
当店のゲストには可能な限り、最上の「奇跡の光景」をお届けしたいと思っております。ご予約の前に、まずは十分な打ち合わせをさせてください。
◆ご予約までの流れ
▼1年前より▼
事前相談、仮予約
お問合せフォームにツアー参加希望日、参加人数、ご要望などを分かる範囲でご記入ください。
だいぶ先のお話なのでボンヤリとしたスケジュールしか立てられないかもしれませんが、その辺は気にする事なく、お気軽にお知らせください。
希望日すら確定していなくても大丈夫ですよ。こちらでお勧めの日なども丁寧に説明いたしますので、旅程を決める際の参考にしてください。
ツアー当日に向けて、可能な限り「予想以上に、想像以上に楽しめた!」とご満足いただけるよう内容を調整したいと思います。
仮予約にあたり費用は一切発生しません。
※ご注意※
すでに予約の入っている日に関しては、最初にご予約されたゲストの意向に沿う内容でツアーを開催いたしますので、2番目以降のお申し込みについては、その点をご了承いただいた方のみのご予約となります。
▼6ヶ月前より▼
正式予約
航空チケットと宿泊先の両方をご予約済みの方は、6ヵ月前より正式なご予約を承ります。ツアーを予約したら当店のブログをチェック!
◆サガリバナを通して情報交換
当店ではゲストとのコミュニケーションを大切にしております。
予約をご検討中の方でも、メールや電話でのやり取りにはなるべく時間をかけて丁寧に行うようにしてます。その際、当店が心がけていることは、
“ゲストにとっての旅行とは自宅を出発してから帰宅まで”
ということです。
小学生の頃、担任の先生から「家に帰るまでが遠足ですよ!」とよく言われたものですが、実はそれがとっても重要なんです。
当店のツアーを楽しんで頂くことはもちろんですが、移動手段、ホテルの滞在、レストランでのお食事、それらすべてを満足していただくために、当店では創業21年の強みを生かしてツアー以外のことでもサポートしたいと考えております。
ご旅行にあたり何かお困りのことがありましたら、当店までお気軽にご相談くださいね。
→メールによるご連絡はこちら
<担当> 大谷(おおたに)
竹富町観光案内人免許の申請が終了しました 2020年7月15日
本日、竹富町観光案内人条例(通称:ガイド条例)に基づく竹富町観光案内人免許の申請を終了しました。
◆竹富町観光案内人条例とは?
観光客や事業者の増加によって西表島の自然環境負荷が懸念される中、アクティビティ事業者について竹富町が基準を設け、免許制を導入することになりました。それにより、竹富町では2020年4月よりガイド条例が施行されました。
→ 竹富町ガイド条例施行
*八重山毎日新聞より引用
当初4月の申請予定がコロナ禍の影響で延期となり、本日7月15日、無事に申請書を提出することができました。
今後は申請書を通して、当店と当店のガイドが条例に基づく要件に合致しているかどうかの審査会が開かれ、承認されたら免許証が発行されます。
◆大切なのは継続すること
ここで忘れてはならないのが『免許証の取得=良いお店、良いガイドの証明ではない』ということです。あくまで最低限の条件をクリアしているだけの事なのです。
例えるならば、車の運転免許証が取得できたからといって優れたドライバーかというと、それは違いますよね。
まずは若葉マークをつけて、ドキドキしながら公道を走り、スーパーの駐車場では何度も切り返しをしながら駐車します。
優良なドライバーというのは「運行前点検を実施する」「スピードの出しすぎに注意する」「危険を察知、回避しながら運転する」。バスやタクシー、運送会社などのプロドライバーともなると、前日の飲酒制限や労働環境の管理も徹底していることでしょう。
これと同じで、条例に基づくガイドの免許証はありがたく発行していただきますが、重要なのは免許証を所持することではなく、竹富町という日本最南端の小さな町が小規模事業者のために時間と労力をかけてつくった条例の背景や目的を理解し、その理念を達成するための努力を継続することだと思います。
◆ガイド条例の基本理念
ガイド条例の第3条に以下の記載があります。
第3条 観光案内人は、質の高い自然環境教育の重要な担い手でなければならない。
2 観光案内人は、竹富町、とりわけ西表島等の自然環境及びその生態系の保全に向けて、観光案内人どうし並びに行政及び関係機関と連携・協働しなければならない。
3 観光案内人は、竹富町におけるそれぞれの地域集落の慣習等を最大限尊重するとともに、地域集落等が主催する行事・活動等に積極的に参加又は参画する等、地域社会の振興に努めなければならない。
当店ではこの基本理念を尊重し、実践していきたいと思います。具体的には、
- 当社に所属するガイドは西表島に関する知識を深めるために学び続けます →そして当社もガイドが学べる環境を整えます。
- 竹富町、環境省、林野庁、駐在所との連携を重視し、また協力を惜しみません →当店は同業者の集まりである西表島カヌー組合に所属し、組合活動にも積極的に参加することによって横の連携を強化し、ツアー中に発生したトラブルに関しては組合員同士が協力しあう体制ができております。
- 公民館活動へ積極的に参加します →代表の大谷は昨年度はPTAの事業部長を務め、今年度は地元である上原公民館の書記会計を担当しています。PTA活動や公民館活動を通して地域の人とのつながりが深くなり、逆に西表島のことを様々な角度から教えてもらっています。
◆観光業のこれから
西表島の観光業に関係のない島民の方々が特に重視しているのは、ガイドが公民館活動(自治会活動)へ積極的に参加しているかどうかです。そして当店では地域社会の理解がないと観光業の発展はないと考えております。
当店のツアーに参加していただくゲストの方々が当店のガイドだけでなく、住民の皆さんからも温かく迎えていただけるよう、これからもツアー業務以外の地域活動にも積極的に参加していきたいですね。
当店は沖縄県公安委員会指定のマル優事業者です 2020年7月14日
沖縄県ではカヌーやシーカヤック、SUP、シュノーケル、ダイビング等のマリンレジャー業者は、沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例において、沖縄県警に事業届を提出することになっています。
その条例とは、一般的で言われるところの水上安全条例です。
◆沖縄県でマリンレジャー業者になるには
事業届に関する書式はとても簡単なもので、認可制ではないので警察署の窓口に行けばすぐに受理してもらえ、開業することができるのです。
この参入障壁の低さこそが沖縄県におけるマリンレジャー業者の安易な増加を招き、ここ西表島においても現在、130社超の業者がひしめき合う異常事態となっています。
それだけの数のショップがホームページやフェイスブックなどのSNSを展開しているので、今、このブログを読まれている皆さんには「よくぞ見つけていただきました!」と感謝の気持ちで一杯です。
ちなみに、今日のブログはツアーのショップ選びに迷っている方以外はあまり必要な情報ではありませんのでご注意ください!笑
◆安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優事業者)とは
水上安全条例の中に、沖縄県の公安委員会が定めた安全対策の基準に適合した業者を安全対策優良海域レジャー提供業者(通称「マル優事業所」)として指定するという条項があります。安全対策優良海域レジャー提供業者は通称『マル優事業者』と呼ばれています。
→ OMSB マル優事業者とは?
指定期間は一年間です。よって、継続してマル優事業所として認定されるためには、毎年一回は公安委員会による審査を受ける必要があります。
◆警察官による審査
マル優事業者としての審査は公安委員会から委託を受けた警察官が行います。
当店も年に一度、沖縄県の八重山署から警察官が立ち入りで安全対策についての調査が入り、当店の安全対策が基準を満たしているのかを第三者の目でチェックしてもらっています。
おかげさまで当店では平成20年より12年継続してマル優事業者としての認定を受けております。
◆当店がマル優事業所である理由
私たちが思うことの一つに、ツアーの安全対策に終わりはありません。
マル優事業者に認定されたショップの安全対策は完璧なのか?
答えは「No」です。
仮に認定されたとしても、常にヒヤリハットを検証し、オペレーションを改善し続ける必要があります。
その中で、一年に一度、当店に全くしがらみのない人の目でチェックしていただくというのは、安全に対する意識の向上を生み、対策をより明確にできるという効果があります。
当店の上を行く安全対策を施しているショップがあれば、その情報も教えてもらえます。
そしてそれが目標となり、良いものを取り入れることにより、当店が更に安全度の高いショップになるのではないかと考えております。
◆マル優事業者としての責任
さて、マル優事業者として認定を受けたら、認定されたショップにも義務が生じてきます。つまり警察官に報告し、チェックしてもらった内容が日常の業務でもその通りに行われていなければなりません。
例えば、当店のゲストにはツアーが始まる前に店舗まで一度来ていただきます。なぜなら、レンタルシューズやヘルメットなどのサイズ合わせ、ブリーフィング(ツアーの事前説明)、トイレ休憩などを行うためです。
店内にはツアーの中止基準や注意事項、緊急時のフローチャートなどが掲示してあり、誰もが見られるようにしてあります。もちろんゲストの皆さまにも見ていただき、疑問点には担当のガイドが答え、納得していただいてからツアーがスタートします。
◆お墨付きだけでは問題アリ
ありがちな話ですが、石垣島から西表島へ到着したゲストが港で集合し、そのまま立ち話で、もしくはショップの送迎車の中でツアーの受付を行い、その場でレンタルシューズやライフジャケットを身に着けてフィールドへ出発するショップがあります。
この様な流れでツアーを開催するショップは、そもそも優良事業所として認定されることはありません。
本来ならば警察に提出した事業届に記載された店舗で受付作業をする必要がありますが、先に述べたように、お店を開くためには警察署の窓口に書類を提出するだけでOKなので、届け出内容と実務が違っていても事故が起こらない限り特に問題になることはありません。
しかし、マル優事業所は厳しい審査基準をクリアした者だけに与えられているので、届け出内容と違った内容でツアーを開催していた場合、事故やトラブルが起きた場合は大問題になる可能性があります。
そのため、当店では公安委員会からお墨付きをもらうのが目的ではなく、お墨付きをもらった内容を着実に実践することを重視しています。
◆ツアー業者の選び方
もしも西表島でアクティビティをするとなったら、あなたは何を重視してショップを選びますか?
安心感? 実績? ガイドの人柄? それとも値段の安さですか?
この中で一番簡単な選択方法は値段の安さですね。しかし、安全を求めるのであれば、ぜひ下記のアドバイスを念頭にショップ選びをしてください。
- 迷ったらまずは「マル優事業所」かどうかをチェックする
- マル優事業者であっても「ショップで受付をしてからツアーへ出発」という正しい流れで業務を行っているかチェックする
- トリップアドバイザー等のクチコミサイトをチェックする
ここまで調べれば、ある程度のショップに絞られてくるかと思います。その先はコミュニケーションの印象、条件が合うかどうかで最終決定されるのが良いでしょう。
当店の安全対策への取組みは、当店が存続する限りは強化し続けます。
安全で安心なツアーを求める方、何か心配な点やご不明な点などがありましたらお気軽にご相談ください。
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<担当> 大谷(おおたに)