西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

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 “雨” ならではの西表島、実はオススメ! 2016年1月15日


今日こそは絶景ポイントのピナイサーラの滝上に行けると期待したけど、またまた雨の西表島。

◆コース変更して滝つぼ探訪へ行ってきました!

相変わらずピナイサーラの滝も増水気味なので、今日も安全第一で無理をせず“滝つぼ”までのカヌーとトレッキングに変更しました。

◆雨の日のツアーって楽しいの?

せっかく石垣島や西表島まで観光に来たのに「天気が悪くて何もする気にならないよーっ!」なんて方、この時期はけっこう多いかもしれません。

そんな日はレンタカーを借りて、ドライブをして、観光名所をまわって…それはそれでいいのですが、ここ西表島では雨の日だってワイルドに遊べるんですよ!

まず、真っ白な低い雲の帽子をかぶった西表島の山々は、壮大な山水画を見ている気分にさせられます。ジャングルへ一歩足を踏み入れると、雨のおかげで木々は潤い、マングローブの葉っぱから滴り落ちる雨のしずくがキラキラ光ります。

傘をささず、雨に打たれながらのカヌーとトレッキング。

カッパを着ているとはいえ、雨に打たれたまま過ごすなんて都会生活においては非日常の出来事ですよね。

そして、夏にはなかなかお目にかかれない水量豊富な滝の姿は迫力満点!

どうですか?
ちょっと見方を変えるだけで雨の日ならではの発見があり、それこそが旅の醍醐味となるのです。

◆とはいえ、やはり無理は禁物です!

今回は滝上への山登りは断念せざるを得ませんでしたが、またいつかリベンジしてください。雨の西表島は楽しんで頂けたので、次こそは快晴の西表島をご案内したいと思います。

本日もツアーのご参加ありがとうございました!

 石垣島は雨。しかし西表島は… 2016年1月5日


みなさん、こんにちは!
今日は石垣島へ所用で出かけていましたが、朝からずっと雨、雨、雨の一日でした。それもかなりのまとまった雨でした。

◆天気の不思議

激しく叩きつけるように降る雨に「今日のツアーは厳しいかな…」と思い西表島のスタッフへ電話をしましたが、なんと西表島では青空が見えているとのこと。これぞ嬉しい誤算です!

ところが、石垣島での買い出しを終えて夕方に西表島へ戻ると、さきほどまでの石垣島と同じような激しい雨! どうやら今日は雨雲と行動をともにしていたようです。

今日のように石垣島が雨でも西表島が晴れていたり、その逆もよくあります。また、西表島のほとんどの地域が晴れていても、ある場所だけ極地的に雨が降っている。なんてこともあります。

そうなると、ツアーガイドは必然的に天気のことを考える時間が長くなります。一年中、青い空が広がれば天気の心配はいらないのですが…。

◆ようこそ西表島へ!

本日はシンガポールからお越しのお客様とピナイサーラの滝へ出かけてきました。

ここ最近のほどよい雨のおかげで、ピナイサーラの滝も迫力があります。

遠く水平線も見渡せて絶景を堪能しました。

本日もツアーのご参加ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしてます!

 今年初の「夏日」となりました! 2016年1月2日


みなさん、こんにちは!
ツアーの片づけが終わり、ジョギングで汗を流し、扇風機を回しながらのブログ更新です。

◆ここは南半球!?

冬将軍が活躍してもおかしくない1月ですが、今日の西表島は気温が26℃まで上がり、年明け早々に夏日を記録しました。

少しでも体を動かすと汗ばむ陽気。一日を通してTシャツでOK!
ここはオーストラリアか?!と錯覚してしまうほど温かく、観光で来られた方々にとってはイメージ通りの沖縄旅行となったことでしょう。

◆行ってきたよ!ピナイサーラの滝&由布島ツアー

年末に続いた雨のおかげで、水量豊富なピナイサーラの滝の姿が見られました。

滝上にいる時には久しぶりに日差しが差し込みました。

ピナイサーラの滝をバックに記念撮影といきましょう。

午後からは水牛車で海を渡り由布島観光を楽しみました。
よんな~よんな~(ゆっくりゆっくり)♪

今回は夜のフライトに間に合うように出発時間を早めたツアーも開催いたしました。
当店では可能な限りスケジュール調整をいたしますので、ツアー終了後のアクセスなどで、ご要望があればお申し付け下さいね。

本日もツアーのご参加ありがとうございました!

 西表島にもやっと秋モードが到来しました 2015年11月25日


みなさん、こんにちは!

ここ竹富町では11月29日に「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票」があります。

◆竹富町ならではの事情

一体どういう事かというと、竹富町の町役場が竹富町内ではなく石垣市にあるという状況が、これまで何十年という長期間にわたり問題となっているのです。よく勘違いされる方もおりますが、竹富町は沖縄県石垣市竹富町ではなく沖縄県八重山郡竹富町です。

私たちが意思表示すべき内容は、 新しい竹富町役場を 石垣島で建て替える or 西表島の大原地区へ移転する かの二者択一です。どんな結果が出るのかわかりませんが、私たち竹富町民が直接関わる重要事項なので、投票には必ず行きたいと思います。

◆秋らしい一日のツアーでした

さて、今月は暖かい気候の続いた西表島ですが、本日は一変して、強い北風が吹く中でのツアー開催となりました。
気温も25℃を下回り、西表島もすっかりというか、やっと秋モードになってきました。

本日のツアーのご参加ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!

 11月の西表島ってどんな感じ? 2015年11月2日


みなさん、こんにちは!
ここ最近の西表島は気温が30℃まで上がることもなく、とても過ごしやすい季節となりました。

ところで、みなさん11月の西表島ってどんな感じか知ってますか?
詳しい方は意外に少ないかもしれませんね。

◆夏の終わり、冬のはじまり

11月の西表島は晴れて太陽が顔をのぞかせたとしても、真夏に比べ湿度が低いのでカラッとした陽気となります。北海道の夏といったところでしょうか。
ところが、冬型の気圧配置になれば小雨混じりの冷たい北風が吹いてとても寒いのです。そんな日は雨風をさえぎるウィンドブレーカーが非常に役立ちます。

夏のなごりと冬の始まりを行ったり来たりするので、体調を崩さぬよう服装にはとても気をつかう毎日。それが11月の西表島の天気の特徴です。

◆基本はTシャツ&短パンだけど、北風が吹くと…寒っ!

10月後半から八重山地方は一気に日照時間が短くなります。夏は青い海と青い空のおかげで、外出時には帽子、サングラス、日焼け止めが必須アイテムとなっていました。
しかし、北より季節風が強くなるこれからの季節は、数値で示す気温ほど暖かくは感じないかもしれません。なぜなら、曇り空が多く、そんな日はたいてい強い北風が吹いて体感温度を下げてしまうのです。

この時期、天気予報で気にしなくてはいけないのは「晴れ」か「雨」か「曇り」かはもちろんですが、風が「強い」か「弱い」かも大切です。

ツアー中にカヌーを漕いだりトレッキングしている最中は夏服(Tシャツ&短パン)でちょうど良いのですが、じっと座って休憩していると段々と肌寒く感じます。そんな時、手軽に羽織れる薄手のジャンパー(ウィンドブレーカーやカッパ)が必須アイテムとなります。

◆水着は必要?

ツアー中に滝つぼで泳ぐ方はめっきり減りました。
夏はツアー時間が遅れがちになるくらい、滝つぼで長~く泳ぐ方が多かったのですが、11月に入るとよほど天気の良い日でも「勢い」や「ノリ」がないと滝つぼには入れないでしょう。
ということは、寒中水泳気分でノリノリの方は、ぜひ水着をお持ちくださいね!

◆ツアーの予約は混んでますか?

「ツアーに参加したいけど天気が気になる…。」 「できれば天気の良い日に遊びたい!」
こう思うのは当たり前ですよね。

11月はカヌーやトレッキングを計画される観光客の方はめっきり減るので、ツアーのご予約は3日前でもほぼ対応可能です。週間天気予報をチェックしながら旅行の計画を立ててください。

ただし、閑散期なので風車のスタッフも順次、休暇をいただきます。少人数での営業になりますので、ご希望のツアーコースが開催されない場合もあります。ご了承ください。

 西表島の日常をちょっとだけ…台風前の一コマ 2015年7月12日


みなさん、こんにちは!

心配された台風9号でしたが、ここ西表島では大きな被害もなく、恵みの雨と束の間の休息をもたらしてくれた程よい台風でした。

◆恒例の台風対策

恒例の台風対策も今年は6名のスタッフ総出で行ったので短時間で済みました。カヌーが飛ばされないようロープで固定したり、外に置いてある物を一つ残らず屋内へ保管したり、重たい木戸を窓に取り付けたり…。

ところが、人間にとっては重要な台風対策の片付けですが、野性生物にとっては何とも迷惑な場合もあるようです。
数カ月ほど置いたままになっていた板を持ち上げると、その下からサキシマハブが出てきました。気持ち良く昼寝の最中だったのか、迷惑そうにゆっくり茂みへ逃げていきました。

◆風車伝統の…!?

アレもコレもといろいろある台風対策ですが、中でも一番盛り上がるのが新人スタッフによる業務用車両の避難です。

一番風の当たらない場所にある建物の壁ギリギリに一代目のハイエースを駐車し、その隣に10センチ隙間を空けてもう一台のハイエースを停めます。こうすることにより暴風による被害を最小限に防ぐのです。

今回は新人スタッフの浅野と鈴木による駐車でしたが、二人とも非常に落ち着いたハンドルさばきで100点満点の出来を見せてくれました!

この風車伝統のギリギリ駐車を最後に、台風対策は終了となり台風休みに入ります。

◆夜の訪問者

次第に大きくなる雨風の音を聞きながら家族団らんのひと時を過ごしていると、スタッフから連絡が入りました。

「コノハズクを保護しました。飛べないみたいです。」

スタッフが道路にうずくまっていたコノハズクを発見し、車に轢かれては大変だと保護しました。
見る限り目つきもしっかりして元気そうですが、本当に飛んで行く気配は無さそうです。骨折や出血の痕は見られないのでしばらく様子を見ることにしました。

西表島では野鳥が建物の窓に激突して脳震とうを起こしたり、運が悪ければ首の骨を折って死んでしまうことがよくあります。
窓ガラスに映った木や山の景色が本物の自然と区別がつかなく衝突してしまうのです。

しばらくしても飛び立つ様子が無さそうなので、西表野生生物保護センターへ電話連絡して指示を仰ぐことにしました。
すると「近くに親鳥がいるかもしれないので元の場所へ戻すのが良い」との回答をいただいたので、保護した場所の安全な所へそっと置いてあげました。

次の日の朝、昨夜の場所を確認しに行くとコノハズクの姿はありませんでした。きっと親子仲良く西表島のジャングルへ無事かえっていったことでしょうね。

◆西表島を旅行中に傷ついた野生生物に出会ったら…

野生生物の宝庫、西表島。島に暮らす住民に限らず、観光客の皆さんも旅行中は野生生物に出会う機会が多いことでしょう。

西表野生生物保護センターのホームページには、イリオモテヤマネコをはじめとする島内の野生生物に関する情報がたくさん載っています。ご旅行前に一度ご覧になると良い勉強になりますよ。

もし、西表島を訪れてドライブや夜の散歩などの最中にケガや病気で弱っている野生生物を見つけたら、下記までお電話をおかけになって、ぜひ保護活動にご協力ください。

《24時間受付》ヤマネコ緊急ダイヤル
0980-85-5581

西表野生生物保護センターHP

 西表島のカヌーツアーって雨でも楽しいの? 2015年2月4日


みなさん、こんにちは!

せっかく西表島まで行くんだから、やっぱりカヌーツアーは外せない!そんな思いで旅行の計画を立てる方は多いと思います。

基本的に当店は毎日営業してますが、この時期は「冬でも営業してますか?」というお問合せをよくいただきます。そして、ほとんどのお客様が一番気にしていること、それは・・・

「ツアー中にイリオモテヤマネコと会えますか?」ではなく、「雨でもツアーは開催するのですか?」です。

◆雨でもヤル気満々派の皆さま

当店は雨でもツアーは開催します。
しかし、前日までの雨量やツアー中に予想される雨量によっては、安全確保のためツアー内容を一部変更する場合があります。

具体的にいうと、ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアーで訪れる滝上の絶景ポイントは断崖絶壁の上にあり、増水時には危険が伴います。
そのような状況が予想される日は滝上には行かず、滝つぼまでのカヌーとトレッキング、そして通常時は行かない別の滝へのトレッキングにご案内して対応させていただきます。

また、雨具の用意がないお客様へは簡易的なカッパを無料でお貸ししてます。

天気は悪いけど、やっぱりカヌー体験してみたい!という行動的なあなた!疑問、質問ありましたらご遠慮なく風車までご連絡くださいね。

→ 雨具(カッパ)のレンタルについて

◆雨の場合は気持ちが萎える派の皆さま

「天気が悪そうだから、天気予報を見てからツアーに参加するか決めたいのですが…」というお問合せも冬場はたくさんいただきます。

当店では、その日のお客様の予約状況(予約人数)によって対応させていただきますので、兎にも角にも、まずはお電話かお問合せフォームで予約状況を確認してください。
仮予約制度はありませんが、スタッフが天気以外にも当日の服装、準備するものなどを説明しますのでお気軽のご連絡ください。

ちなみに気象庁から発表される天気予報は、午前5時、午前11時、午後5時に更新されます。旅行中のお天気が気になる方は出発前からちょくちょくチエックしてみましょう。

→ <気象庁> 八重山地方の天気予報

◆冬はどんな服装で行けばいいの?

2月某日、気温15℃前後。実際にツアーへ参加されたお客様の服装です。

ポイントは…

  • カヌーもトレッキングも同じ服装
  • トレッキング中は体温が上昇するのでTシャツ姿でもOK!
  • 滝付近は冷たい強風が当たる
  • 体はあっという間にクールダウンするので上着での体温調節が大切

皆さんの笑顔のおかげで、本日もツアーを楽しむことができました。ご参加ありがとうございました!

 風車のカヌーツアーは1月、2月も元気いっぱい営業中! 2015年1月10日


みなさん、こんにちは!

風車は2015年元日より毎日営業していますが、夏の繁忙期と違って1月や2月は西表島観光にカヌー体験をチョイスする方は少ないようです。

ということは、もしもこの時期に西表島でカヌー体験したいなぁ…と考えている方にとっては朗報かもしれません。ひと気の少ない静かなフィールドで、じっくり亜熱帯ジャングルを堪能することができるのです!

◆天気が良ければツアーに参加したいのですが…

天気の崩れやすい冬場は、旅行中の遊びの計画は天気次第で決めたいというご意見をよく耳にします。

風車の場合、繁忙期(GWや夏休みシーズン)は約2カ月前からの予約が必要ですが、オフシーズンの冬場なら混み合うことはほとんどありません。前日に天気予報を確認してからのご予約でもツアーに参加できる可能性が高いので、カヌー体験に興味のある方はご遠慮なく風車までお電話くださいね。

◆冬の西表島は寒いの?

典型的な「西高東低の冬型の気圧配置」の時は、北よりの風が強くなって肌寒い日が続きます。しかし、そのような冬型の気圧配置が緩んで太陽が顔を出せば、1月や2月でも「泳ぎたい!」と思わせるような暖かい(暑い?)日もあります。

実は先週、山梨から西表島へ遊びに来ていた知人は1月6日の午後に海水浴を楽しみましたよ。最高気温は25℃近くまでありました!

◆カヌーツアーはどんな服装がいいの?

冬場は北風が強い日が多いので、ウインドブレーカーなどの風を通しにくい上着を着ておくとよいでしょう。

トレッキング中は体が熱くなるのでTシャツでもOKですが、滝周辺や滝つぼでは冷たい風や水しぶきが当たるので体感温度はグッと下がります。せっかく温まった体もあっという間に冷えてしまいます。

カヌーツアーの最中は、面倒でも上着を着たり脱いだりしながら体温調節を上手に行いましょう。

また、「服は濡れますか?」というご質問もよくありますが、雨が降らなければ大丈夫です。

ただし、カヌーを漕いでいる時にパドルをつたった水滴が腕や膝にしたたり落ちることがあります。それでも全身が濡れるほどということはありませんのでご安心を!

◆上原航路が欠航になる日が多いと聞きましたが、送迎はどうなりますか?

冬場は新北風(ミーニシ)と呼ばれる季節風の影響で上原航路はよく欠航します。しかし、海が荒れる日は多くても人気のピナイサーラの滝へ行くカヌーツアーは、マングローブの森が強い北風をさえぎってくれるため問題なく開催できます。

石垣島から日帰りで西表島を観光する方にとって船の欠航は不安要素の一つになると思います。

でも、ご安心ください。もし上原航路が欠航しても、西表島の南側にある大原港は普段通り運行しています。西表島の山々と小浜島、竹富島が石垣港と大原港を結ぶ航路を北風から守ってくれるのです。

そして、上原航路が欠航した時に限り、船会社が大原港と上原港の間を臨時の送迎バスを走らせてくれるのです。

◆上原航路が欠航している時に大原港経由で上原港へ行く方法

大原港と上原港…。名前が似ているので頭の中で整理しながら読むのがポイントです。

1. 石垣港の安栄観光(あんえいかんこう)の乗船券売場で上原港へ行きたいと伝える

2. 石垣港→上原港の船代を支払う
* ご注意 *
大原港までの料金ではありませんよ!

3. 石垣港から大原港までの乗船券と大原港から上原港のまでのバス券を受け取る
* ご注意 *
大原港から上原港までの臨時の送迎バスに乗るには石垣港でバス券を購入しておく必要があります。大原港に到着してからバス券の入手はできませんよ。

4. 安栄観光の送迎バスに乗車する
* ご注意 *
船が大原港に到着したらバスはすぐに出発してしまうので、下船後は素早くバスへ移動してくださいね!

5. 送迎バスが上原港へ向け出発する

ご理解いただけたでしょうか?

気温、水温とも下がる冬場は滝を浴びたり滝つぼで泳ぐことはできませんが、夏の暑さがない分、快適に、そしてのんびりとカヌーもトレッキングも楽しむことができますよ!

 <よくある質問> 冬の西表島って? 2014年12月18日


みなさん、こんにちは!

北海道では暴風雪、東北、北信越地方では大雪のニュースでもちきりですが、西表島にも寒波は押し寄せています。

◆西表島にも寒波到来!

西表島の今朝の気温は13℃…めちゃくちゃ寒いです。
「えっ!13℃!? あったかいじゃん!」と思うかもしれませんが、大陸からの冷たい北風が強く、体感温度はもっと低いはずです。ちなみに今朝の東京の気温は2℃でした。

◆冬も温暖な西表島

いわゆる「西高東低」の冬型の気圧配置が強まると、西表島は北風が強くなり、空もどんよりと曇ります。体感温度もグッと下がり、ホットカーペットやファンヒーターのスイッチが入ります。

しかし、このような寒波は年に数回しかありません。冬の日の多くは気温が18~23℃の間で推移しており、とても過ごしやすいのです。過ごしやすい反面、いきなり寒波が来ると気温が一気に下がり体調を崩す人が続出!なんてこともありますが…。

◆暖房器具は?  服装は?

私個人の話になりますが、寒い日は基本的に厚着で対応します。気温が25℃以下になると、薄手の長そで、長ズボンになり、さらに20℃前後まで気温が下がると靴下をはき、トレーナーを着ます。
そして、もっと気温がさらに下がると、ヒートテックとフリースを着こみ、それでも寒い時は足下に電気ストーブを置きます。

一応、石油ファンヒーターも持っていますが、去年は燃料の灯油タンクが一度だけ空になった程度の寒さでした。ホットカーペットやエアコンの暖房も「エース」や「4番」というよりは、「代打」といったところでしょうか。

長いこと西表島で暮らしていると、めっきり寒さに弱くなり、気温が15℃を下回ると活動が鈍くなります。どうやらこの現象は私個人に限った話ではなく、周りを見渡しても、皆、同じような感覚になるみたいです。

島の生き物も同様、暑い時期は盛んに動き回っていた昆虫や爬虫類が寒くなると、とんと見かけなくなります。

◆冬の帰省で感じること

さて、このような環境に慣れてしまった身体で寒さの「質」がまったく違う東京に行くとどうなると思いますか?

●空気が冷たい
Tシャツ、短パンのまま羽田空港に到着すると、飛行機と空港建物をつなぐ宙に浮いた通路で必要以上に「さむい、さむーい!」と騒いでしまいます。
そんな浮かれた私たち一家を横目に、サッとダウンジャケットを羽織って足早に去っていく方を見ると、そのスマートな振る舞いに「都会」の二文字が頭に浮かびます。

●水が冷たい
西表島では経験できないほどの水の冷たさは本当に辛いものです。手洗いの時など、寒い寒い洗面所でお湯が出るまでの時間は非常に長く感じます。

●静電気が怖い
セーターやフリースを脱ぐ度に逆立つ髪が静電気の強さを物語ります。最近は指先ではなく手の甲を使ってエレベーターのボタンを押すようにしています。

●一日があっという間に終わる
西表島では一年で最も日が短い冬至の頃でも、夕方6時頃まで明るいものです。しかし、東京の日暮れは西表島のそれと比べものにならないほど早く、もたもたしていると、あっという間に一日が終わってしまいます。

以前、3時頃に昼寝をしたことがありますが、目が覚めると窓の外は真っ暗…。感覚的には夜10時といった具合で、飛び起きて時計を見るとまだ5時前でした。
こんな経験を繰り返すうちに、東京での過ごし方は早寝早起きが一番という結論にたどり着きましたよ。

◆観光は?  ツアーは?

避寒で来られる観光客が多いのがこの季節の特徴で、毎日たくさんの団体客の方々が西表島に来られます。風車のカヌーツアーもクリスマス、年末、お正月など関係なく、はりきって営業しております。

冬には冬の遊びを楽しみに西表島へどうぞお越しくださいね!

 秋風が爽やかな西表島です~♪ 2014年10月1日


みなさん、こんにちは!

みんな楽しみにしていた夏休み、観光シーズンもついに終わりました。今年の夏もたくさんのみなさまに風車のカヌーツアーへご参加いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。

◆観光シーズン終了

特に人気の高かった マングローブカヌー&キャニオニング体験ツアー も今年は台風が少なく、9月になっても水温が下がらなかったため、例年より長めの9月29日まで開催することができました。
来シーズンもまた4月以降に開催する予定です。どうぞお楽しみに!

◆10月からのおすすめは?

やはり何といっても ピナイサーラの滝(滝つぼ&滝うえ)ツアー です。
これまで暑くて暑くてたまらなかったジャングルトレッキングですが、ここ西表島でも少しずつ涼しさを増してきたので心地よい山歩きが楽しめます。

▼貫禄ある板根が特徴のサキシマスオウノキ

▼山登りのご褒美はこの絶景!

▼火照った体は滝つぼでクールダウン

▼沖縄県一の落差!ピナイサーラの滝

ピナイサーラの滝の滝つぼへは約20分のジャングルトレッキングがあるので、滝つぼへ到着する頃には息があがり体もかなり熱くなっています。その分、滝つぼでのクールダウンが最高の癒しとなるので、他のコースに比べて滝つぼ遊びが楽しめる期間が長めになっています。

10月の西表島のイメージは、気温が30℃近くなっても日差しの強さが一段落しているので、とても気持ちのよい暑さです。おそらく北海道の夏に似ているのでは?と思います。
…あくまでイメージということで (^-^;)

◆由布島観光もセットになった 「ピナイサーラの滝&由布島ツアー」

西表島で人気の観光名所といえば水牛車観光でおなじみの 由布島(ゆぶじま) です。
たまに「ピナイサーラの滝&由布院(ゆふいん)のツアーをお願いします!」と言われる方がおりますが、それは大分県の温泉地ですのでお間違いなく。

ピナイサーラの滝の滝つぼまでのカヌーとトレッキング、そして午後からは由布島の水牛車観光がセットになったこのコースは、2~3泊の短期で八重山旅行に来られている方にとても人気があります。ほどよいアクティビティと観光がセットになったお得感アリのお勧めカヌーツアーです。

亜熱帯植物楽園|由布島

◆涼しくなればなるほど楽しめるトレッキングシーズン突入!

夏のジャングルトレッキングは暑さとの戦いでした。ツアー中は常にこまめな水分補給をお勧めして熱中症対策をします。しかし、これからの季節は亜熱帯の西表島でも少しずつ日中の最高気温が下がってきますので、汗をかく量が減る分、運動量が少し多めのコースが楽しめますよ。

風車ではカヌーのないトレッキングオンリーの ユツンの滝ジャングルトレッキング&ケービングツアー を秋冬限定で開催しています。川沿いの山道をひたすら歩いて ユツン三段の滝 を目指し、午後からは鍾乳洞探検へ出かけます。

▼片道約2時間…ひたすら歩きます

▼標高250メートルにそびえ立つユツンの滝

▼いろんな表情をもつ西表島

真夏のジャングルでは太刀打ちできないほどの蒸し暑さで開催するのが厳しいツアー内容ですが、10~3月までは快適な山歩きが楽しめるトレッキングツアーです。

◆秋冬も風車のツアーで西表島を楽しもう!

夏場は東京も西表島も同じ服装でOKだったかもしれませんが、10月以降は少しずつギャップが出てくると思います。ツアーをご予約された方は出発前に服装等の心配があればお気軽に風車までご相談くださいね。

●西表島カヌーツアー風車
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