西表島カヌーツアー風車スタッフブログ

 <風車の思い> カテゴリーの記事

 7月~9月開催のツアーについてお知らせ 2014年7月6日


みなさん、こんにちは!

暑い季節は滝つぼで遊ぶ時間がどうしても長くなるので、風車では7月~9月に開催するほとんどのツアーの開始時刻を一時間ほど早めています。

◆ツアーの所要時間が長くなります

6月末までは石垣島を8時30分に出発する上原港行きの船に乗って西表島へ来てもらっていましたが、7月1日から9月30日の夏季は石垣島を7時40分に出発する上原港行きにご乗船ください。

上原港では風車のスタッフが看板をもってお客様の到着をお待ちしてます!

出発時間が早くなって朝の準備が大変かもしれませんが、その分、滝つぼで遊ぶ時間を多めにとることができます。記念撮影もじっくり時間をかけてポージングできますよ。

また、他のショップに比べて早めにツアーへ出発することで、静寂に包まれたマングローブカヌーや滝つぼ遊びが満喫できるのです。

◆ファミリー向けツアーはこれまで通りの8時30分発上原港行き

7月~9月の大人向けツアーの開始時間は早めの出発になりますが、ファミリー向けプランのマングローブカヌー&滝あそびいっぱいツアーに関しては、これまで通り石垣島を8時30分に出発する上原港行きに乗船していただきます。

小さなお子様が主役のプランですので、このツアーに限っては出発時間を早める事はしていません。だからといって滝つぼで遊ぶ時間が少ないわけでもありません。のんびり進行するツアーなので、カヌーも水遊びもたっぷり楽しめますよ。ご安心くださいね!

◆帰りは何時の船で帰れるの?

通常通りツアーが進行されれば、西表島の上原港を16時40分に出発する船に乗っていただきます。石垣島に到着するのは5時半頃になります。

しかし、お客様のペースによってツアーの進行状況が遅かったり、お帰り前のシャワー室が混み合って帰り支度に時間がかかった場合は、17時10分発の船になる事もたまにあります。その際の石垣島への到着は18時頃になります。

◆遊びたい事いっぱいの八重山の夏ですが…

一年で最も八重山の夏を満喫できるのが7月です。海、山、川、ジャングルといった大自然だけでなく、トロピカルフルーツや島料理、島酒も格別に美味しく、まさに八重山の魅力をすべて楽しめる季節です。

とはいえ、ある程度の注意をもって旅を楽しむことをお勧めします。

  • 日焼け止めを必ず塗ってアウトドアを楽しむ → 怠ると火傷する恐れあり
  • 帽子を必ずかぶる → 熱中症予防
  • サングラスをかける → 日射しの強さにビックリ
  • 喉が渇く前に水分補給をこまめに行う → こちらも熱中症予防
  • お酒の飲みすぎに注意する → 翌日、元気に楽しく遊ぶため
  • 早寝早起きして朝食をしっかり食べる → そして、しっかり出す

最後の2つの項目、楽しい旅行中はちょっと難しいかな?しかし、暴飲暴食や睡眠不足は船酔いの原因にもなるので、石垣島から来られる方は特にご注意くださいね!

◆風車のカヌーツアーへ参加する際の持ち物

カヌーツアーへ参加されるお客様は、帽子、タオル、日焼け止め、お着替え一式(下着も)を必ずお持ちください。あと、お持ちの方はサングラスもあると便利ですよ!

 ホームページをリニューアルいたしました 2014年6月6日


みなさん、こんにちは!
本日は風車より嬉しい報告があります!

このたび風車のホームページを全面リニューアルいたしました。構想から完成まで約1年半かかり、それはそれは長い道のりでした。

◆オフシーズンは勉強、勉強、また勉強!

2012年と2013年の9月から12月まで商工会主催のセミナーに参加する機会がありました。そこで、株式会社グリーゼのこみやまたみこ先生との貴重な出会いがあり、完全リニューアルの構想が生まれました。

株式会社グリーゼ

セミナーでは、それはそれは沢山の事を学ばせてもらいましたが、すべてに共通するのは 【誰に】 【何を】 伝えるかということ。
これって一見、当たり前のように思えますが、自分のお店(自分自身)を客観的に見つめることにより、今までの漠然とした仕事ぶりに気づかされたのです。

気づくと同時に、先の見えないトンネルに入り込んだ気持ちになりました。
一体何から手を付けたらよいのか、何のためにこの仕事をしているのか、うちの弱点は何なのか…。数え上げたらキリがありません。ならば目に見える形で整理する必要があるので、すべての課題を解決するための工程表を作成しました。

◆絵に描いた餅にならぬように

ありがたいことに、セミナー最終日にはその工程表に対し「最優秀賞」という評価をいただきました。毎日毎晩、煮詰めに煮詰めて考え抜いた内容だったので俄然やる気が出てきました。

そして、絵に描いた餅にならぬよう、その工程表に書かれた内容通りにひとつずつ実行していきましたが、いざやってみると問題点も浮かび上がってきたのです。それは何かというと…。

◆Works結さんとの出会い

明らかに避けられない問題点。それは、新しいホームページでは伝えたい内容が飛躍的に増え、今までのように風車のスタッフだけでの制作には時間と能力が不足しているということでした。

さて、どうしたものか…時間をかけてでも自分たちで出来る範囲のものを作り上げるか、それとも初めての試みだけど専門業者へ委託するか…。

セミナー仲間のアドバイスも受けながら悩みに悩んだ末、信頼できる方からのご紹介で石垣島のホームページ制作会社の「Works結」さんにお願いすることにしました。

Works結

◆作りものではない “生の声” をお届けしたい!

プロにお願いしてからはリニューアルが一気に現実味を帯び、構想に磨きがかかっていきました。
Works結さんには実際に西表島まで来てもらい、お客様の立場になって風車のツアーに参加していただきました。

今回のリニューアルにあたり、何があってもこれだけは決して妥協できないという理念がありました。それは 作りものではない “生の声” をお届けする という決心です。

ツアーに参加していただいたお客様にアンケートを実施したり、感想ハガキやメールを送っていただいたり、2年以上の歳月をかけたくさんの「生の声」を集めました。

まだ見ぬ西表島に対する想像力を膨らませていただき、風車のホームページに出会った瞬間から旅が始まるサイトにしたい。その想いが形となり、たくさんのお客様やご支援いただいた仲間のおかげで完成した風車のホームページです。

たくさんの方にお時間の許す限りここに滞在していただけたら幸いです。

 育児休暇について 2014年4月24日


みなさん、こんにちは!

唐突ですが、本日は「育児休暇」についてのお話です。

◆手続きに必要なもの

実は先日、風車のスタッフが育児休暇から復帰しました。というわけで、石垣島のハローワークで「育児休業給付金」の申請手続きをしてきました。

<育児休暇取得者 >
母子手帳のコピー(出産日や住所の確認)
本人名義の通帳のコピー(振込先の確認)
印鑑

<事業主(雇い主)>
賃金台帳
出勤簿かタイムカード
会社の印鑑

◆誰が手続きするの?

てっきり育児休暇中のスタッフが自分で手続きするものと思っていましたが、どうやら違っていたようです。

まずは事業主がハローワークへ行き「受給資格確認の手続き」をする必要があります。と同時に支給申請も一緒にできるので、この手続きの為だけにスタッフがわざわざ船に乗って石垣島のハローワーク―へ出向く必要はありませんでした。

◆支給はいつまで?

赤ちゃんが一歳になるまで育児休暇を取得した場合は給付金が出るそうです。場合によっては1歳6ヵ月まで延長も可能だそうです。

たとえば、西表島の保育所は2歳にならないと利用できないので、そのような事情をハローワークに相談すれば延長できるかもしれません。

実際のところ、もらえる金額は以下のように計算します。

休業開始時賃金日額 × 支給日数 × 40%
※ただし当分の間は50%

◆社会保険の優遇措置あり!

育児休業期間中は社会保険(厚生年金、健康保険)の保険料が免除されます。家計の収入が減る期間なので、この優遇措置は非常に助かりますね。

いろいろ調べてみるとハローワークでの給付金手続きも面倒ですが、それ以上に労使間での休業調整の方が大変らしいという印象を受けました。

今回、たまたま育児休業期間がオフシーズンに重なっていたので特に問題はありませんでしたが、これが西表島が一番賑わう夏の繁忙期だったらどうなっていたか…。当社にとって今後の課題です。

 風車は沖縄県公安委員会指定の安全対策優良事業所です 2014年3月19日


みなさん、こんにちは!

今日の西表島は晴れ、気温25℃と気持ちの良い「夏日」でした。すでに海開きも終わり、いよいよ一年で一番過ごしやすい「うりずん」の季節へ突入します。これからは海へ山へと出かける方が多くなります。

◆うりずんの風の季節です

大人も子供も楽しい外遊びですが、楽しい一日を楽しく終えるためには「安全」にも気をつけなくてはなりません。

海や川へ入る時はライフジャケットを着て滑りにくいシューズを履く。熱中症予防のため帽子をかぶって水分補給をこまめに行う。
こんなの当たり前と思われるでしょうが、意外にこのような準備を怠ったまま海や川へ入る方が多いのも現実です。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は風車がカヌーツアーを開催するにあたり一番気をつけている「安全対策」について少しお話しします。

沖縄県でカヌーツアーを開催しているお店は、以下の条例に基づき沖縄県警と公安委員会に事業届を提出しなくてはなりません。

現状ではカヌーツアーを提供するお店は「許認可業種」ではありません。ある程度の書類を整えて提出すれば受理され営業が可能になります

◆「マル優」事業所とは

この条例の中で、沖縄県公安委員会が安全対策基準が十分に満たされていると認めた海水浴場、潜水業、 プレジャーボート提供業者及びマリーナ業などの事業者を「安全対策優良海域レジャー提供業者」いわゆる「マル優」事業者として指定します。ちょっと難しいかな?
ちなみにカヌーツアーは「プレジャーボート提供業」に分類されます。

風車も「マル優」事業所としてカヌーツアーを開催してます。
マル優の指定を受けるために平成21年から取り組みを開始し、同年5月29日に「安全対策優良事業者指定通知書」の交付を受けました。それ以降は年に一度の立ち入り審査を経て「マル優」事業所として継続認定されています。

◆風車の「安全」に対するポリシー

ここで風車のツアースタイル、いわゆるポリシーを紹介します。

ツアー当日の朝、ホテルや港へお客様をお迎えに行きます。そして、その後はフィールドへ直行せず、まずは風車のショップへ来ていただきます。
ショップへお連れすることにより、他のお店に比べると出発時間は少し遅めになりますが、ここが風車の「こだわり」なんです!

ショップで腰を据えて一呼吸置くことにより「ツアー中の安全に対する意識づけ」や「ゆとりある準備」を行うことができ、その他にも以下のようなメリットがあります。

  • ショップ内には当日の天気予報、ツアーに関する注意事項や緊急時の連絡体制などを掲示。ご案内する担当ガイドとの情報共有や事前コミュニケーションが図れます。
  • 貴重品を専用ロッカーに保管していただくことにより、フィールドにおける大切な荷物の紛失、盗難を防ぎます。
  • お客様の体調チェックを行います。特に石垣島から来られた方は船酔いしている場合もあるので、少し休憩してから出発します。

尚、ツアー出発前に体調不良を訴えられた方や担当ガイドがツアーへの参加は困難であると判断した方はツアーをキャンセルしていただく場合もありますのでご了承ください。

◆衛星携帯を携帯することも

ガイドは緊急時にショップスタッフと連絡が取れるように携帯電話を携帯しているのですが、西表島のジャングルでは圏外の地域が多いのが実情です。緊急時に素早い連絡が取れないフィールドへ行く場合は、携帯電話の他に衛星携帯も持って行きます。こうする事により、緊急時の連絡体制への死角を無くしています。

◆風車のガイドは「救急法」「水上安全法の講習会」を継続して受講

これらの講習会は期限付きの認定制度なので定期的に受講する必要があります。

◆安全に対する取り組みに終わりなし!

ガイドは一日の終わりに日報を記入し、その日の出来事や問題点にちて情報共有します。お客様からいただいたご意見も、毎日の朝礼と終礼で取り上げ、改善できる点から取り組んでいます。

 ツアー終了後のひとコマ 2014年3月14日


みなさんこんにちは!
本日は風車の裏方のお仕事についてのお話です。

◆ツアー当日の業務について

当店は西表島の大自然をカヌーとトレッキングでご案内するのが仕事ですが、その他の業務も様々あります。その中でもツアー当日の業務について言うと、おおまかに3部構成となってます。

1. ツアーの準備 ~ お客様のお迎え
2. ツアー開催
3. お客様お送り ~ 明日の準備

今日は普段お客様にはお見せすることのないツアー終了後のひとコマについてご紹介します。

ツアーが終わり、お客様を港やホテルへお送りするわけですが、朝から夕方まで一緒にカヌーとトレッキングを楽しむと、それはそれは名残惜しいお別れとなります。
別れ際に「また来ますね!」と言っていただくと「よし!またがんばろう!」と元気復活です。そして、その元気エネルギーで始まるのが3部構成の最終段階「明日の準備」です。

◆とにかく洗う!洗う!洗う!

明日の準備のほとんどを占めるのが、ツアー中に使用した大量のアイテムをすべてきれいに洗うことです。ライフジャケット(PFD)、パドル、レンタルシューズ、リュック、カッパ、ビニールシート、食器、送迎車、などなど…。

使用した物をきれいにすることは、次のお客様を迎えるための準備の始まりでもあります。

暑い夏も寒い冬もひたすらゴシゴシ洗います。

きれいにしたら乾かして明日のお客様に備えます。

◆故障がないかチェック!

汚れたものをきれいにするのは当然として、今日使った物が明日も同じように使えるのかをチェックするのも大切な仕事です。

ツアー中に使用するアイテムのほとんどは、どんなに丁寧に扱っても、使用頻度と強い紫外線、高温多湿の環境、そして潮風などによる悪影響で傷むスピードは半端ではありません。
そのため、特にお客様に使ってもらうレンタル品に関してはより厳しいチェックをしなくてはなりません。

洗いながら干しながら…故障がないかチェックします。

ツアー終了後の片づけに約2時間、そして次の日の段取りに約1時間。計3時間の長丁場ですが、毎日ひたすらこの作業を繰り返します。

◆旅を楽しく安全に演出するパートナー!

ツアー開始前、お客様には申込用紙へ記入していただいたり、無料のレンタル品をお渡しします。

シューズ、リュック、ライフジャケット、コースによってはヘルメット、天気によっては雨カッパなど。その際、もし破損しているアイテムがあったら早目に担当ガイドにお知らせください。

いくらレンタル品が無料だからといって、ボロボロの物をお貸しするわけにはきません。
風車が用意するアイテムはツアー中の安全を守る大切なパートナーです。良いパートナーであることを確認の上ご利用くださいね。

 大好評! 風車のおにぎり 2014年1月5日


※2019年よりおにぎりの提供は中止しております。

◆風車特製おにぎりのヒ・ミ・ツ!

風車のツアーに参加されたお客様から 「おにぎりが美味しかったよ~!」とお褒めの言葉をたくさんいただきます。スタッフ一同その一言が元気の源なのです!

◆風車厳選こだわりの具!

風車のおにぎりはガイド自らが心をこめて握ります。このおにぎりを作るため、繁忙期は朝6時前から準備にとりかかります。

お米は可能な限り西表島で収穫されたものを農家の方から直接仕入れています。
白米に黒紫米(こくしまい)を少し混ぜ、もちもちした食感が食欲をそそります。もちろん黒紫米も西表島産を使用。季節によって使用する塩の量を調節し、お客様の体調管理にも努めています。
ほどよい塩加減のおにぎりを食べることでツアー後半もばてずに楽しめます。

梅干しは紀州産のはちみつ漬けを厳選し、種は一つずつ取り除いて握ります。少し甘味のある梅干しなのでお子様にも好評です。

◆お客様の口に入るまで慎重に運びます

ツアー中はランチポイントまでガイドがおにぎりを運びます。心を込めて握ったおにぎりが崩れないよう、カヌーを漕いでいる時も山を登っている時も慎重に運びます。

おにぎりを作るには多少の時間と手間がかかります。しかし、お客様にガイド手作りのものを提供したいので今日も炊き立てのご飯をひたすら握ります。

ちなみに「ピナイサーラの滝&由布島」コースに代表されるような、ランチが「軽食」となっているコースのおにぎりの中身は「梅干し」と「油みそ」です。「油みそ」のお話はまた次の機会に…。